JP6160211B2 - 伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明の一態様は、伝送装置に関し、例示的に、伝送経路を制御する技術に関する。
パケット通信方式を用いたネットワークは、経路制御装置とパケット通信装置とを備える。パケット通信装置は、各パケットの宛先切替えを行なうスイッチ部と信号転送部とを有する。経路制御装置は、各パケットの送信元から送信先までのエンドツーエンドの経路を経路計算部によって決定する。
経路制御装置は、経路計算部による経路計算結果に基づき、ネットワークに複数存在するパケット通信装置のスイッチ部や信号転送部の切替え制御の設定等を行なう。このような技術をオープンフローと呼ぶ。
経路制御に関する技術として、下記の特許文献1及び2に示す技術が提案されている。
特開2012−49674号公報 特開2004−129054号公報
パケット通信装置や光伝送装置等の伝送装置におけるスイッチ部や信号転送部には、異なる複数の入力ポートが同一の出力ポートへ接続されるような接続設定情報が設定される可能性がある。この時、もし誤って、前記の接続設定情報に相当するパスが伝送装置へ入力された場合、パスのブロッキングが発生する。ブロッキングが発生すると、通信障害(電話における呼損)となる。
本発明の目的の1つは、通信障害の発生をできるだけ回避できるようにすることにある。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の一つとして位置付けることができる。
伝送装置の一態様は、複数の入力ポートと複数の出力ポートとを有するスイッチ部であって前記複数の入力ポートと前記複数の出力ポートとの間の内部の信号経路を切り替えるスイッチ部と、前記スイッチ部における前記信号経路の接続設定情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段における前記接続設定情報に従って前記スイッチ部の前記信号経路を制御する制御部と、を備え、前記接続設定情報は、信号が入力される前記入力ポートの識別情報に対応していずれの出力ポートへ前記信号を出力するかを前記信号の宛先毎に規定した第一の接続設定情報と、当該出力ポートとは異なる代替の出力ポートへ前記信号を出力することを前記宛先毎にリンクして規定した第二の接続設定情報と、を含み、前記制御部は、前記出力ポートに他の信号が接続済みである場合に、前記第二の接続設定情報に基づき前記スイッチ部の信号経路を制御する。
通信障害の発生をできるだけ回避することが可能である。
回線通信方式や光通信方式へオープンフロー技術による運用管理方式を適用したネットワークの一例を示す図である。 図1に例示する光伝送装置のハードウェア構成例を示す図である。 図1に例示する光伝送装置の機能的な構成例を示すブロック図である。 図1に例示する光伝送装置の機能的な構成例を示すブロック図である。 図1に例示する光伝送装置の機能的な構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る光伝送装置の構成例を示すブロック図である。 図6に例示する光伝送装置におけるスイッチ・転送部に対する接続設定方法の第一の手順例を示すフローチャートである。 図6に例示する光伝送装置におけるスイッチ・転送部に対する接続設定方法の第二の手順例を示すフローチャートである。 本実施形態に係るネットワークトポロジーの一例を示す図である。 (A)及び(B)は図6に例示する光伝送装置の第一及び第二の記憶部における情報の一例を示す図である。 本実施形態に係るネットワークトポロジーの一例を示す図である。 (A)及び(B)は図11に例示するネットワークトポロジーに対応した第一及び第二の記憶部における情報の一例を示す図である。 本実施形態に係るネットワークトポロジーの一例を示す図である。 (A)及び(B)は図13に例示するネットワークトポロジーに対応した第一及び第二の記憶部における情報の一例を示す図である。 本実施形態に係るネットワークトポロジーの一例を示す図である。 (A)及び(B)は図15に例示するネットワークトポロジーに対応した第一及び第二の記憶部における情報の一例を示す図である。 ノードディスジョイント経路を説明するためのネットワークトポロジー図である。 リンクディスジョイント経路を説明するためのネットワークトポロジー図である。 当該ノードから宛先ノードまでの経路が最短の経路を説明するためのネットワークトポロジー図である。 当該ノードから宛先ノードまでの経路がn番目に短い経路を説明するためのネットワークトポロジー図である。 図6に例示する光伝送装置における接続設定情報の再計算を説明すべくネットワークトポロジーの一例を示す図である。 (A)及び(B)は図21に例示するネットワークトポロジーに対応した第一及び第二の記憶部における情報の一例を示す図である。 図6に例示する光伝送装置における接続設定情報の再計算を説明すべくネットワークトポロジーの一例を示す図である。 (A)及び(B)は図23に例示するネットワークトポロジーに対応した第一及び第二の記憶部における情報の一例を示す図である。 図6に例示する光伝送装置に回線通信方式を適用した場合の光伝送装置の構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。なお、以下の実施形態で用いる図面において、同一符号を付した部分は、特に断らない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
図1は、回線通信方式や光通信方式へオープンフロー技術による運用管理方式を適用したネットワークの一例を示す図である。回線通信方式の一例としては、SONET(Synchronous Optical Network)、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)、OTN(Optical Transport Network)等が挙げられる。光通信方式の一例としては、WDM(Wavelength Division Multiplexing)が挙げられる。
オープンフロー技術に関する文献として下記の参考文献1がある。また、下記の参考文献2では、オープンフロー技術による経路制御をパケット通信技術からSONET、SDH、OTN、WDM等の回線通信方式や光通信方式への拡張が提案されている。
参考文献1:N. McKeown, T. Anderson, H. Balakrishnan, G. Parulkar, L. Peterson, J. Rexford, S. Shenker, and J. Turner. OpenFlow: enabling innovation in campus networks, ACM SIGCOMM Computer Communication Review, 38(2):69-74, April 2008.
参考文献2:Saurav Das, Guru Parulkar, Nick McKeown, Unifying Packet and Circuit Switched Networks, Below IP Networking workshop in conjunction with Globecom'09, Hawaii, November 2009.
図1に示すネットワークは、例示的に、ネットワーク運用管理システム(NMS:Network Management System)10と、経路制御装置20と、光伝送装置(以下「光ノード」あるいは単に「ノード」と称することがある。)30と、を備える。
NMS10は、ネットワーク全体の運用管理を集中的に行なう。
経路制御装置20は、ネットワークを伝送される信号の経路制御を行なう。なお、NMS10及び経路制御装置20は、ノード30に対する上位装置の一例である。
ノード30は、経路制御装置20からの指示に従い、信号の宛先切替えや転送を行なう。
経路制御装置20は、例示的に、信号経路の計算を行なう経路計算部21と、前記計算の結果による経路となるようにノード30に対する制御を行なう経路設定部22と、を有する。
ノード30は、例示的に、スイッチ・転送部32、記憶部34、及び、制御部31を備える。
スイッチ・転送部32は、信号の宛先切替えや信号の転送を行なう。
記憶部34は、経路制御装置20からの経路に対応する制御を行なうための情報を保持する。当該情報には、フローテーブル等が含まれる。
制御部31は、NMS10からの制御情報に従って装置の制御やモニタ等を行なう。
なお、ここでのノード30は、SONET、SDH、OTN及びWDM等のうち単独または複数の方式に対応する装置である。
図2は、ノード30のハードウェア構成例を示す図である。図2に示すノード30は、例示的に、制御部31の一例として、入力部311、出力部312、演算処理部313、補助記憶部314、制御信号入力部315、制御信号出力部316、メモリ部317、及び、システムバス318を備える。
入力部311、出力部312、補助記憶部314、制御信号入力部315、制御信号出力部316、及び、メモリ部317は、演算処理部313による制御下でシステムバス318を介して相互に通信可能である。なお、メモリ部317及び/又は補助記憶部314は、既述の記憶部34に相当する。
入力部311は、例えば、上位装置(例えばNMS10)からの指示や命令等の制御信号を受信する。
出力部312は、NMS10に対して指示や命令等の制御信号を送信する。
演算処理部313は、制御部31の動作を統括的に制御する。演算処理部313は、CPUやDSP等を用いて実現される。
メモリ部317は、制御部31の動作(演算処理部313の演算処理)に用いられる情報を記憶する。当該情報には、スイッチ・転送部32に対する設定情報の一例であるフローテーブル等が含まれる。
補助記憶部314は、メモリ部317に対して補助的な記憶領域を提供する。
制御信号入力部315は、スイッチ・転送部32(後述の制御信号インタフェース320)からの制御信号を受信する。
制御信号出力部316は、スイッチ・転送部32(制御信号インタフェース320)に対して既述の設定情報等を含む制御信号を送信する。
また、ノード30は、スイッチ・転送部32の一例として、WDM信号部32A及び回線信号部32Bを備える。なお、WDM信号部32A及び回線信号部32Bの双方を備える必要はなく、必要に応じて一方のみを備えてもよい。
WDM信号部32A及び回線信号部32Bは、光送受信機321を通じて互いに信号の送受信が可能である。例えば、WDM信号部32Aの光スイッチ部325を経由する光信号を光送受信機321にて電気信号に変換して回線信号部32Bの回線スイッチ部333に入力することができる。また、回線信号部32Bの回線スイッチ部333を経由する信号を光信号に変換してWDM信号部32Aの光スイッチ部325に入力することができる。
スイッチ・転送部32のWDM信号部32Aは、例示的に、光信号増幅部322、光波長分波部323、モニタ324、光スイッチ部325、光波長合波部326及び光信号増幅部327を備える。
光信号増幅部322は、入力WDM光を所定の光レベルに増幅する。
光波長分波部323は、入力WDM光を波長(チャネル)毎に分波する。
モニタ324は、光波長分波部323で分波された波長毎の光をモニタして、入力波長や光スイッチ部325への入力ポート番号等を含む情報(モニタ結果)を取得する。入力ポートの数は、例示的に、光波長分波部323への入力WDM光の本数に対応する(例えば図3参照)。モニタ結果は、制御信号インタフェース320を通じて制御部31の演算処理部313に与えられる。
光スイッチ部(Optical switch fabric)325は、各波長の光信号の方路(宛先)切替えを行なう。すなわち、光スイッチ部325は、光波長分波部323で分波された波長毎に入力光をいずれかの出力ポートに切り替えて出力する。出力ポートの数は、例示的に、光波長合波部326の出力数に対応する(例えば図3参照)。
光波長合波部326は、光スイッチ部325の出力を複数波長ずつのグループで波長合波してWDM光を出力する。
光信号増幅部327は、光波長合波部326の出力(WDM光)を所定の光レベルに増幅する。
一方、スイッチ・転送部32の回線信号部32Bは、例示的に、クライアント信号インタフェース331、モニタ332、回線スイッチ部333、クライアント信号インタフェース334、回線信号多重部335、及び、回線信号分離部336を備える。
クライアント信号インタフェース331は、Ethernet(登録商標)やIP(Internet Protocol)等のクライアント信号をSONET、SDH、OTN等の回線通信方式における信号(回線信号)として規定されている所定のフォーマット変換等を施した上で、回線信号を回線スイッチ部333へ入力する。回線通信方式における回線(チャネル)は、例示的に、パスに割り当てられた時分割多重(TDM)のチャネルに相当するタイムスロット(TS)に相当する。
モニタ332は、回線通信方式のパス、及び、パスに割り当てられた時分割多重のチャネルに相当するタイムスロット(TS)等の情報をモニタする。モニタ結果は、制御信号インタフェース320を通じて制御部31の演算処理部313に与えられる。
回線スイッチ部333は、クライアント信号インタフェース331からの入力信号をチャネル単位でいずれかの出力ポートに切り替えて出力する。
クライアント信号インタフェース334は、回線スイッチ部333からの出力信号に所定の信号フォーマット変換等を行なってクライアント側へ出力する。
回線信号多重部335は、回線スイッチ部333を経由する複数の信号を多重して光送受信機321へ出力する。
回線信号分離部336は、光送受信機321から入力される信号を回線単位に分離して回線スイッチ部333に出力する。
光送受信機321は、回線信号多重部335から入力される回線信号を光信号に光電変換する一方、光スイッチ部325から入力される光信号を電気信号である回線信号に電光変換する。
制御信号インタフェース320は、制御部31の制御信号入力部315及び制御信号出力部316とのインタフェースをとって、制御部31との間で制御信号を送受信する。制御信号には、光スイッチ部325及び回線スイッチ部333の一方又は双方に対する設定情報等が含まれる。
次に、図3は、ノード30の機能的な構成例を示すブロック図である。図3に示すノード30は、非限定的な一例として、WDMを適用したノードである。
スイッチ・転送部32は、例示的に、n本の入力ポート(図2において、In port #1、…、In port #n)と、n本の出力ポート(図2、Out port #1、…、Out port #n)と、を備える。
制御部31は、機能的に、比較部31a及び処理部31bを備える。比較部31a及び処理部31bは、演算処理部313がメモリ部317や補助記憶部314から情報を読み取って動作することによって実現される機能の一例である。
比較部31aは、スイッチ・転送部32のモニタ324のモニタ結果と記憶部34に記憶された情報とを比較する。
処理部31bは、比較部31aの結果に応じて光スイッチ部325の制御を行なう。
記憶部34には、フローテーブル341が記憶される。フローテーブル341には、例示的に、入力ポート情報(In port)、入力側の光信号の波長情報(In λ)、入力側の仮想ポート情報(表中Virtual port)、入力側のタイムスロット情報(In TDM & TS)、出力ポート情報(表中 Out port)、出力側の光信号の波長情報(Out λ)、出力側の仮想ポート情報(Virtual port)、出力側のタイムスロット情報(Out TDM & TS)、及び、信号種別情報(Signal Type)等が含まれる。
なお、これらの情報要素に関して記述した参考文献3及び4を下記に示す。
参考文献3:Saurav Das, et.al., “Packet and Circuit Network Convergence with OpenFlow”, OTuG1, OFC/NFOEC2010.
参考文献4:Saurav Das, et.al., “Experimental demonstration of OpenFlow control of packet and circuit switches”, OTuG2, OFC/NFOEC2010.
ここで、In TDM & TS及びOut TDM & TSは、回線通信方式(SONET、SDH、OTN等)のパスおよびパスに割り当てられた時分割多重のチャネルに相当するタイムスロット(TS)を示す情報である。
フローテーブル341の情報により、信号種別(Signal Type)で識別される信号が{In port,In λ,Virtual port,In TDM & TS}の属性の入力ポートから入力され、当該信号は{Out port, Out λ, Virtual port, Out TDM & TS}の属性の出力ポートから出力される、という信号の入出力関係が示されることになる。
なお、図3に示すフローテーブル341において、“*”はワイルドカードを表し、任意値をとることを示す。本例では、WDM信号を対象としているため、{In Port, In λ,Out port,Out λ,Signal Type}以外の属性{Virtual port,In TDM & TS,Virtual port,Out TDM & TS}の属性には、任意値であることを示すワイルドカード“*”が設定されている。
入力ポート(In port #i(i=1…n))から入力したWDM信号は、各ポートに接続された光波長分波部323において光波長パスである各波長の光信号へ分離される。
各波長の光信号の一部が分岐されてモニタ324へ入力され、入力された信号の属性がモニタされる。本例ではWDM信号を対象としているので、{In port,In λ,Virtual port,In TDM & TS}のうち、{In port,In λ}の2つの属性がモニタされる。その後、各波長の光信号は光スイッチ部325へ入力される。
ここで、制御部31の比較部31aにおいて、記憶部34に記憶されたフローテーブル341における{In port,In λ}の情報と、モニタ324のモニタ結果によって得た{In port,In λ}の情報とが一致するエントリを取得する。
当該エントリの{In port,In λ}及び{Out port,Out λ}の情報に従って、光スイッチ部325の入力ポートと出力ポートとの接続設定が行なわれる。図3には、4つの光パスに対する接続例を示している。別言すると、フローテーブル341は、光スイッチ部325の接続設定情報の一例である。
光スイッチ部325から出力された各波長の光信号は光波長合波部326により波長多重されてWDM信号として出力ポート(Out port #i)から出力される。
ここで、上述した4つの光パスに対する接続設定情報の記録方式には、下記の2通りの例がある。
(方式1)光パス接続要求に合わせたオンデマンド設定方式
NMS10からの光パス設定・接続要求に従い、NMS10又は経路制御装置20において各光パスの経路が設計される。当該光パスに対する光スイッチ部325の接続設定情報は、経路制御装置20の経路設定部22(図1参照)を介して各光伝送装置30の記憶部34へ記録される。また、NMS10からの光パス接続解除要求に従い、光パスに対する光スイッチ部325の接続設定情報は、経路制御装置20の経路設定部22を介して各光伝送装置30の記憶部34から削除される。
(方式2)光パスの事前予測を考慮した事前設定方式
NMS10又は経路制御装置20において、予め設定が予想される少なくとも1つ以上の光パスの経路の設計を行なう。当該光パスに対する光スイッチ部325の接続設定情報は、経路制御装置20の経路設定部22を介して各光伝送装置30の記憶部34へ記録される。また、NMS10から事前予測に基づいた光パスの設定の削除要求があった場合、光パスに対する光スイッチ部325の接続設定情報は、経路制御装置20の経路設定部22を介して各光伝送装置30の記憶部34から削除される。
上記の方式1の場合、光パスの接続要求時に光パスの経路設計を行ない、光スイッチ部325の接続設定情報を光伝送装置30の記憶部34へ記憶するため、現状の光パスの接続状態を認識した上で新規の光パスの経路および設定が可能となる。従って、光パスのブロッキングを前記の設計時に回避可能である。
一方、方式2の場合、事前予測に基づく光パスの設計を行ない、光スイッチ部325の接続設定情報を各光伝送装置30の記憶部34へ事前に記録しておく。もし、光パスの時間貸しの様なサービスを想定して、前記の光パス設計および光スイッチ部325の接続設定情報を事前に設定した場合、光スイッチ部325において異なる複数の入力ポートが同一の出力ポートへ接続される様な接続設定情報が事前に設定される可能性がある。この時、もし誤って、前記の接続設定情報に相当する光パスが光伝送装置30へ入力された場合、光パスのブロッキングが発生してしまう。
その例を図3および図4に示す。図4では図3に示した例に対して、追加で2つの光パスに対応する光スイッチ部325の接続設定情報が記録されている。
この時、{In port,In λ={#1,ik}及び{#n,ik}という異なる2入力が{Out port,Out λ}={#n,ok}という1つの出力へ接続され、また、{In port、In λ}={#1,i2}及び{#n,i2}という異なる2入力が{Out port,Out λ}={#1,o2}という1つの出力へ接続される光スイッチ部の接続設定情報が記録されている。
図3および図4では、入力{In port,In λ}={#1,ik}が出力{Out port,Out λ}={#n,ok}へ、入力{In port,In λ}={#n,i2}が出力{Out port,Out λ}={#1,o2}へ接続されている状態を示している。
上記の状態から、更に新規で2つの波長パスに該当する光信号が入力された場合を図5に示している。ここでは、新規に入力{In port,In λ}={#1,i2}及び入力{In port,In λ}={#1,ik}より光信号が入力している。
この時、それぞれの新規の入力に対応した出力先を光伝送装置30の記憶部34及び前記入力信号のモニタ結果との比較によって検索した場合、入力{In port,In λ}={#1,i2}の出力先である出力{Out port,Out λ}={#1,o2}には既に入力{In port,In λ}={#n,i2}からの光信号が接続されている。また、入力{In port,In λ}={#n,ik}の出力先である出力{Out port,Out λ}={#n,ok}には既に入力{In port,In λ}={#1,ik}からの光信号が接続されている。そのため、光信号の衝突が発生したブロッキング状態となる。
このようなブロッキングが発生すると、通信障害(電話における呼損)となる。そこで、本実施形態では、このような通信障害の発生をできる限り回避できるようにする。
図6は、本実施形態に係る光ノード30の構成例を示すブロック図である。図6に例示する光ノード30は、例示的に、WDMを適用したノードである。図6に例示する光ノード30は、図3〜図5に例示した構成に比して、記憶部34を第一の記憶部とした場合に第二の記憶部35を追加的に備え、また、制御部31に、セレクタ31cが追加的に備える点が異なる。
第一の記憶部34は、経路制御装置20から与えられる情報を記憶し、第二の記憶部35は、第一の記憶部34と同様に経路制御装置20からの情報を保持する。ただし、第二の記憶部35に記憶される情報は、第一の記憶部34に記憶される情報とは異なる。
第一の記憶部34には、例示的に、第一のフローテーブル341が記憶され、第二の記憶部35には、例示的に、第二のフローテーブル351が記憶される。なお、第一の記憶部34は、メモリの第一の記憶領域であり、第二の記憶部35は、当該メモリの第二の記憶領域であることとしてもよい。別言すると、各フローテーブル341及び351は、同じメモリの異なる記憶領域に記憶されるようにしてもよい。
第一のフローテーブル341には、入力ポート情報{In port}、入力側の光信号の波長情報(In λ)、入力側の仮想ポート情報(Virtual port)、入力側のタイムスロット情報(In TDM & TS)、出力ポート情報(Out port)、出力側の光信号の波長情報(表中、Out λ)、出力側の仮想ポート情報(Virtual port)、出力側のタイムスロット情報(Out TDM & TS)及び信号種別(Signal Type)の情報に加えて、パスの宛先ノード情報(Dest. Node)が含まれる。
第二のフローテーブル351には、パスの宛先ノード(Destination node)に対する出力ポートを設定するための光スイッチ部325の接続設定情報が設定される。例示的に、第二のフローテーブル351には、パスの宛先ノード情報(Dest. Node)、出力ポート情報(Out port)、出力側の光信号の波長情報(Out λ)、出力側の仮想ポート情報(Virtual port)、出力側のタイムスロット情報(Out TDM & TS)及び信号種別(Signal Type)が含まれる。
別言すると、第一及び第二のフローテーブル341及び351は、パスの宛先ノード(Destination node)情報によりリンクされている。宛先ノード毎のエントリとすることで、パス毎のエントリとする場合よりも必要となる設定情報量を削減できる。
制御部31のセレクタ31cは、パスの障害が発生した場合に、参照する記憶部を第一の記憶部34から第二の記憶部35に切り替える。すなわち、制御部31は、第一の記憶部34のフローテーブル341に従って光スイッチ部325を設定し、パス(光パスまたは回線パス)のブロッキングが発生した場合には、第二の記憶部35のフローテーブル351に従って光スイッチ部325を設定する。なお、セレクタ31cも、比較部31a及び処理部31bと同様に、演算処理部313(図2参照)がメモリ部317や補助記憶部314から情報を読み取って動作することによって実現される機能の一例である。
次に、図7に、図6に例示した光ノード30におけるスイッチ・転送部32に対する接続設定方法の第一の手順例を示す。
光ノード30において、制御部31は、入力信号をモニタし、当該入力信号が既に当該ノード30を通過済の信号か否かを判定する(処理P11)。
入力信号が光ノード30を既に通過済みの場合(処理P11でYesの場合)、制御部31は、障害状態として障害通知を例えば経路制御装置20(NMS10でもよい)に対して行なう(処理P17)。
入力信号が光ノード30を未通過の場合(処理P11でNoの場合)、制御部31は、入力信号のモニタを行ない、比較部31aにより入力信号の出力先を第一の記憶部34(フローテーブル341)において検索する(処理P12)。
次に、制御部31は、出力先に他の信号が既に接続されているか否かをフローテーブル341に基づいて判定する(処理P13)。
出力先に他の信号が接続されていない場合(処理P13でNoの場合)、制御部31は、第一の記憶部34(フローテーブル341)から抽出した接続設定情報に従ってスイッチ・転送部32に対する接続設定を行なう(処理P16)。
一方、出力先に他の信号が接続されていた場合(処理P13でYesの場合)、別言すると、パスの出力ポートに衝突(競合)が生じる場合には、制御部31は、セレクタ31cを第一の記憶部34から第二の記憶部35へ切り替える。そして、制御部31は、第二の記憶部35(フローテーブル351)において入力信号の宛先ノード情報に対応する出力先を検索する(処理P14)。
次に、制御部31は、フローテーブル351における出力先に他の信号が既設定済か、あるいは、入力方路へのループバック接続であるかを確認する(処理P15)。
確認の結果、他の信号が既に設定済みの場合、あるいは、入力方路へのループバック接続である場合(処理P16でYesの場合)、制御部31は、障害状態として障害通知を例えば経路制御装置20(NMS10でもよい)に対して行なう(処理P17)。
一方、他の信号が未設定の場合で、かつ、入力方路へのループバック接続でない場合(処理P16でNoの場合)、制御部31は、第二の記憶部35の接続設定情報(フローテーブル351)に従ってスイッチ・転送部32に対する接続設定を行なう(処理P16)。
次に、図8に、図6に例示した光ノード30におけるスイッチ・転送部32に対する接続設定方法の第二の手順例を示す。図8において、処理P28以外の処理P21〜P27は、それぞれ、図7により上述した処理P11〜P17と同様である。
処理P27による経路制御装置20への障害通知の後、処理P28において、経路制御装置20は、経路計算部21によって経路(代替経路)を再設計し、経路設定部22により、各光ノード30の制御部31に対して経路の再設定を行なう。詳細については、図21〜図24を用いて後述する。
次に、図9〜図16を用いてネットワーク観点での動作例を説明する。
図9には7つの光ノード(ノードa,b,c,d,e,f,g)を含むネットワークの一例を示している。各ノード30の入出力部に与えた記号p#nは、入出力ポートの識別情報を表しており、#は整数値、nはノード名を表す。
また、図10(A)、図12(A)、図14(A)及び図16(A)には、各ノード30それぞれの第一の記憶部34において全ノードの第一の記憶部34の宛先ノード情報(Destination node)に対する出力ポート(Out Port)の情報が記憶された様子を例示している。各行のCurrent nodeに示す情報が各ノード30の第一の記憶部34に記憶されている。
例えば、図9及び図10(A)において、ノードaに着目すると、宛先ノードb,e,fへの出力ポートはp1a、宛先ノードcへの出力ポートはp3a、宛先ノードd,gへの出力ポートはp2aであることがそれぞれ表されている。
また、図10(B)、図12(B)、図14(B)及び図16(B)には、各ノード30それぞれの第二の記憶部35において全ノード30の第二の記憶部35の宛先ノード情報(Destination node)に対する出力ポート(Out Port)の情報が記憶された様子を例示している。各行のCurrent nodeに示す情報が各ノード30の第二の記憶部35に記憶されている。
例えば、図9及び図10(B)において、ノードaに着目すると、宛先ノードb,c,e,fへの出力ポートはp2a、宛先ノードdへの出力ポートはp1a、宛先ノードgへの出力ポートはp3dであることがそれぞれ表されている。
ここで、本例では、既設パスとして波長λ1を用いて、ノードaから入力し、ノードdを経由してノードgへ出力されるパス(a−d−g:波長λ1)が設定されているものとする。この状態において、新設パスとして波長λ1を用いてノードcより入力し、ノードaを経由してノードdへ出力される新設パス(c−a−d:波長λ1)を設定する場合を考える。
この場合、新設パスは、第一の記憶部34のフローテーブル341に従ってノードcから入力され、ノードcのポートp1cへ出力されてノードaへ接続される。次に、ノードaにおいて宛先ノードdへの第一の記憶部34のフローテーブル341に従うとノードaのポートp2aへ出力してノードdへ接続する設定となる。
しかし、ポートp2aは既設パスに占有されているので設定できない(図9,図10(A)及び図12(A)参照)。すなわち、新設パスのa−d区間で既設パスと衝突が生じる。
そこで、図11及び図12(B)に示す通り、ノードaでは、第二の記憶部35のフローテーブル351における宛先ノードdへの値を参照する。すなわち、新規パスの宛先はノードdなので、図12(B)のフローテーブル351において、Current node=a,Destination node=dのエントリを調べる。
その結果、ポートp1aが得られるので、ノードaは、波長λ1の新設パスの出力をノードaのポートp1aに接続してノードbへ接続する設定をスイッチ・転送部32へ適用する。
続いて、ノードbでは第一の記憶部34(図14(A)参照)の宛先ノードdへの値を参照する。エントリが存在した場合(記憶部34におけるCurrent node=b,Destination node=dの組合せが存在した場合)は、そのポート(p1b)へ入力信号を出力する設定を実施する。しかし、ポートp1bは、ノードaの出力ポートであるため、信号がノードaへ戻ってしまう設定になる(図13参照)。
そこで、ノードbは、第二の記憶部35(図14(B)参照)の宛先ノードdへの値を参照する。すなわち、ノードbは、第二の記憶部35(フローテーブル351)において、Current node=b,Destination node=dの組合せを調査する。これにより、ポートp2bが得られるので、ノードbは、スイッチ・転送部32に対して、入力ポートp1bの信号を出力ポートp2bへ接続する設定を適用する。これにより、波長λ1の信号はノードeへ接続される。
次に、図15及び図16(A)に示すとおり、ノードeでは、第一の記憶部34の宛先ノードdへの値を参照し、エントリが存在した場合(Current node=e,Destination node=bの組合せが存在した場合)、該当ポート(p2e)を得る。これにより、ノードeは、宛先ノードd宛の入力信号をノードeのポートp2eへ出力する接続設定を実施する。その結果、波長λ1の信号は宛先ノードdへ接続され、パス設定が成功する。
以上のように、本実施形態によれば、記憶部34及び35の情報に従って任意の入力ポートからの入力信号を出力ポートへ接続する際、既に出力ポートが利用されている場合であっても、ブロッキングの発生をできる限り回避することができる。したがって、入力信号を所望の宛先ノード30まで接続可能とし、通信障害(電話における呼損)の発生頻度を抑えることができる。
また、上述した実施形態によれば、事前に接続設定情報を記憶した第一の記憶部34及び第二の記憶部35の切り替えにより、パスの設定を実施するので、ブロッキングの発生を高速に回避することが可能とである。
さらに、第二の記憶部35の情報には各パスの宛先ノード(Destination node)に対する出力ポートを設定する情報を記憶するため、パス毎の出力ポートを設定する場合と比較して、第二の記憶部35の大規模化を回避することが可能である。
(記憶部35に記憶する情報の拡張)
(ノードディスジョイント)
第二の記憶部35には、第一の記憶部34を設定する際に設計したパスに対して、ノードディスジョイント(node disjoint)を満たすパスを設計し、そのパスの設定を実現する接続設定情報を記憶しておくことができる。
ノードディスジョイントの経路の一例を図17に示す。図17には、ノードa−g間のパスをノードディスジョイントで設定した場合を例示している。
ノードディスジョイントでは、始点(source)−終点(destination)間の異なる2つ以上の経路がリンクおよびノードを共有しない経路を設定する。経路ag−1及び経路ag−2は、始点ノード及び終点ノードは共有するが、その途中の経路ではリンク及びノード共に共有していない。
ここで、制御部31は、経路ag−1に対応した設定を第一の記憶部34に記憶し、経路ag−2に対応した設定を第二の記憶部35に記憶する。
(リンクディスジョイント)
また、第二の記憶部35には、第一の記憶部34を設定する際に設計したパスに対して、リンクディスジョイント(link disjoint)を満たすパスを設計し、そのパスの設定を実現する接続設定情報を記憶しておくようにしてもよい。
リンクディスジョイントの経路の一例を図18に示す。図18には、ノードa−g間のパスをリンクディスジョイントで設定した場合を例示している。
リンクディスジョイントでは、始点(source)−終点(destination)間の異なる2つ以上の経路がリンクを共有しない経路を設定する。この場合、ノードは共有してもリンクは共有しない経路を設定する。
例えば図18において、経路ag−1と経路ag−3とは、経路途中でノードcは共有するが、リンクは共有しない。
ここで、第二の記憶部35には、経路ag−1に対応した設定を第一の記憶部34に記憶し、経路ag−3に対応した設定を記憶する。
(最短パス)
第二の記憶部35には、各ノード30から宛先ノード(Destination node)に対して最短となるパスを設計し、そのパスの設定を実現する接続設定情報を記憶しておくことができる。
或るノードから宛先ノードまでの経路が最短となるパスの一例を図19に示す。図19において、ノードaに着目し、宛先ノードがノードa以外の全ノードb,c,d,e,f,gの場合を想定する。また、ノード30間のリンクコストが図19に例示する値である場合を想定する。
この場合に、ノード30間の最短経路は、経由するノード数とリンクコストの合計値とによって決まる。経由するノード数が同じ経路が複数存在する場合、リンクコストの合計値の小さい経路が最短経路に選ばれる。また、リンクコストの合計値が同じ経路が複数存在する場合、経由するノード数の少ない経路が最短経路に選ばれる。
図19の例では、ノードaと宛先ノードbとの間の最短経路は経路abであり、ノードaと宛先ノードcとの間の最短経路は経路acであり、ノードaと宛先ノードdとの間の最短経路は経路adである。
同様に、ノードaと宛先ノードeとの間の最短経路は経路aeであり、ノードaと宛先ノードfとの間の最短経路は経路afであり、ノードaと宛先ノードgとの間の最短経路は経路agである。
ここで、第二の記憶部35には、経路{ab,ac,ad,ae,af,ag}に対応した設定を記憶する。
(n番目に伝送距離が短い経路)
第二の記憶部35には、各ノードから宛先ノードに対してn番目に伝送距離が短いパスを設計し、そのパスの設定を実現する接続設定情報を記憶するようにしてもよい。
或るノードから宛先ノードまでの経路がn番目に短い場合の一例を図20に示す。図20において、ノードaに着目し、宛先ノードがノードa以外の全ノードb,c,d,e,f,gの場合を想定する。なお、リンクコストについては図19により既述のとおりである。
この場合に、ノードaと宛先ノードbとの間の経路がn番目(nは2以上の整数で、例えばn=2)に短い経路は、ノードcを経由する経路(a−c−b)ab2であり、ノードaとノードcとの間のn番目に短い経路は、ノードbを経由する経路(a−b−c)ac2である。
また、ノードaとノードdとの間のn番目に短い経路は、ノードbを経由する経路(a−b−d)ad2であり、ノードaとノードeとの間のn番目に短い経路は、ノードdを経由する経路(a−d−e)ae2である。
さらに、ノードaとノードfとの間のn番目に短い経路は、ノードc及びノードeを経由する経路(a−c−e−f)af2であり、ノードaとノードgとの間のn番目に短い経路は、ノードdを経由する経路(a−d−g)ag2である。
なお、図20において、点線で示す経路は、n=1の最短の場合の経路を示している。
ここで、第二の記憶部35には、経路{ab2,ac2,ad2,ae2,af2,ag2}に対応した設定を記憶する。
(障害通知が発生した場合の代替経路の再設計)
次に、図21〜図24を用いて、図8の処理P28で説明した障害通知が発生した場合の代替経路の再設計について説明する。
図21に例示するように、既設パスの一例として、ノードaとノードgとの間にノードdを経由する波長λ1のパス(a−d−g)が設定されているとする。また、他の既設パスの一例として、ノードbとノードeとの間に波長λ1のパス(a−e)が設定されているとする。
かかる2つのパスa−d−g及びa−eが既設の状態で、ノードcとノードdとの間にノードaを経由する波長λ1のパス(c−a−d)を新設する場合を想定する。この場合、既設パスa−d−g及びb−eが設定済みであるため、第一の記憶部34及び第二の記憶部35のそれぞれにおいて接続設定情報の衝突が生じる。
すなわち、ノードaから宛先ノードdへの出力ポートはp2aであるが、図22(A)に例示するように、当該出力ポートp2aは第一の記憶部34において既設パスa−d−gの設定ために使用済みである(衝突発生)。
そこで、ノードaは、図22(B)に例示する第二の記憶部35においてノードaから宛先ノードdへの値を参照して、代替の出力ポートp1aを得る。当該出力ポートp1aは、ノードbへの出力ポートである(図21参照)。
ノードbは、第一の記憶部34においてノードbから宛先ノードdへの値を参照して、出力ポートp1bを得る。しかし、当該出力ポートp1bは、新設パスがノードaにループバックしてしまう設定であるため、ノードbは、第二の記憶部35においてノードbから宛先ノードdへの値を参照して、代替パスとしてノードeへの出力ポートp2bを得る。
しかし、当該出力ポートp2bは、図22(A)に例示する第一の記憶部34においてパスa−eの設定のために使用済みであるため、ノードbは、図22(B)に例示する第二の記憶部35においてノードbから宛先ノードdへの値を参照する。
ここで、ノードbから宛先ノードdへの出力ポートp2bは、図21の例では唯一であるため、図22に例示する第二の記憶部35においても当該出力ポートp2bは、既設パスa−eの設定のために使用済みである。
そこで、経路制御装置20(図1参照)は、経路計算部21により、新設パスc−a−dに対する各ノード30における第一の記憶部34及び第二の記憶部35の接続設定情報を再計算し、経路設定部22により、各ノード30の当該接続設定情報を更新する。
例えば、経路計算部21は、図21に例示したネットワークトポロジーにおいて、既設パスa−d−g及び既設パスc−a−dが存在する条件下で、ノードc−d間の新設パスの経路を探索する。これにより、例えば図23に示すように、パスc−g−f−e−dが発見される。
経路設定部22は、図24(A)に例示するように、発見された当該パスc−g−f−e−dに対応する、各ノード30の第一の記憶部34の出力ポート情報を更新する。すなわち、ノードc,g,e及びdにおいて、それぞれ、宛先ノードをノードdとする出力ポートとして、ノードgへの出力ポートp2c、ノードfへの出力ポートp3g、ノードeへの出力ポートp1f、及び、ノードdへの出力ポートp2eがそれぞれ設定される。図22(A)と図24(B)とを比較すれば分かるように、ノードcでは宛先ノードdについての出力ポートがp1cからp2cに更新され、ノードgでは宛先ノードdについての出力ポートがp2gからp3gに更新されている。
また、当該更新に応じて第二の記憶部35における接続設定情報も例えば図24(B)に例示するように併せて更新される。なお、図24(B)には、図23の例では、全ノードからノードdへの代替ルートが無いため、n/a(not applicable)が設定された様子を示している。
なお、上述した実施形態では、ノード30にWDMを適用した場合を例として説明したが、ノード30に回線通信方式を適用した場合についても上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
図25に、回線通信方式を適用したノード30の構成例を示す。図25に例示するノード30は、図6に例示した構成に比して、パスに割り当てられた時分割多重のチャネルに相当するタイムスロット(TS)の情報が第一及び第二の記憶部34及び35の情報要素として設定される点が異なる。
また、スイッチ・転送部32が、例示的に、モニタ332、回線スイッチ部(TDM switch fabric)333、信号分離部337、及び、信号多重部338を備える点が異なる。なお、モニタ332及び回線スイッチ部333の機能は、図2により既述のとおりである。
信号分離部337は、時分割多重された入力クライアント信号をTS毎に分離して回線スイッチ部333に入力する。
信号多重部338は、回線スイッチ部333でTS単位に出力ポートが切り替えられたクライアント信号を出力ポート単位に時分割多重して出力する。
このような構成においても、既述の実施形態と同様に、回線信号(TS)の衝突発生を抑制することができるので、通信障害(電話における呼損)の発生をできる限り回避することができる。
(付記)
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の入力ポートと複数の出力ポートとの間の信号経路を切り替えるスイッチ部と、
前記スイッチ部における前記信号経路の接続設定情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段における前記接続設定情報に従って前記スイッチ部の前記信号経路を制御する制御部と、を備え、
前記接続設定情報は、前記入力ポートに入力される信号の識別情報に対応していずれの出力ポートへ前記信号を出力するかを規定した第一の接続設定情報と、当該出力ポートとは異なる代替の出力ポートへ前記信号を出力することを規定した第二の接続設定情報と、を含み、
前記制御部は、前記出力ポートに他の信号が接続済みである場合に、前記第二の接続設定情報に基づき前記スイッチ部の信号経路を制御する、
伝送装置。
(付記2)
前記第一及び第二の接続設定情報は、前記信号の当該伝送装置に対する宛先装置毎に規定される、付記1に記載の伝送装置。
(付記3)
前記記憶手段は、第一及び第二の記憶部又は記憶領域を備え、
前記第一の接続設定情報は、前記第一の記憶部又は記憶領域に記憶され、
前記第二の接続設定情報は、前記第二の記憶部又は記憶領域に記憶される、付記1又は2に記載の伝送装置。
(付記4)
前記第一及び第二の接続設定情報は、ノードディスジョイントで設計した経路に対する情報である、付記1〜3のいずれか1項に記載の伝送装置。
(付記5)
前記第一及び第二の接続設定情報は、リンクディスジョイントで設計した経路に対する情報である、付記1〜3のいずれか1項に記載の伝送装置。
(付記6)
前記第二の接続設定情報は、当該伝送装置から宛先装置に対して最短となる経路を設計したときの、当該経路に対応する情報である、付記1〜3のいずれか1項に記載の伝送装置。
(付記7)
前記第二の接続設定情報は、当該伝送装置から宛先装置に対してn番目(nは2以上の整数)に短い経路を設計したときの、当該経路に対応する情報である、付記1〜3のいずれか1項に記載の伝送装置。
(付記8)
前記制御部は、
前記第二の接続設定情報に基づく前記信号経路の制御の結果が、前記信号がループバックする設定結果となる場合に、上位装置に対して障害を通知する、付記1〜7のいずれか1項に記載の伝送装置。
(付記9)
前記制御部は、
前記第一の接続設定情報に基づく前記信号経路の制御時に、前記入力ポートに入力される信号が既に当該伝送装置を通過済みの信号であるか否かを判定し、
通過済みの信号である場合に、上位装置に対して障害を通知する、付記1〜8のいずれか1項に記載の伝送装置。
(付記10)
前記制御部は、
前記障害を通知した後、前記上位装置からの設定に従って前記第一及び第二の接続設定情報を更新する、付記8又は9に記載の伝送装置。
(付記11)
前記スイッチ部は、光信号が入力される光スイッチ部である、付記1〜10のいずれか1項に記載の伝送装置。
(付記12)
前記スイッチ部は、回線信号が入力される回線スイッチ部である、付記1〜10のいずれか1項に記載の伝送装置。
10 ネットワーク運用管理システム(NMS)
20 経路制御装置
21 経路計算部
22 経路設定部
30 光伝送装置
31 制御部
311 入力部
312 出力部
313 演算処理部
314 補助記憶部
315 制御信号入力部
316 制御信号出力部
317 メモリ部
318 システムバス
32 スイッチ・転送部
32A WDM信号部
32B 回線信号部
320 制御信号インタフェース
321 光送受信機
322,327 光信号増幅部
323 光波長分波部
324,332 モニタ
325 光スイッチ部
326 光波長合波部
331,334 クライアント信号インタフェース
333 回線スイッチ部
335 回線信号多重部
336 回線信号分離部
337 信号分離部
338 信号多重部
34 記憶部(第一の記憶部)
341 フローテーブル
35 記憶部(第二の記憶部)
351 フローテーブル

Claims (10)

  1. 複数の入力ポートと複数の出力ポートとを有するスイッチ部であって前記複数の入力ポートと前記複数の出力ポートとの間の内部の信号経路を切り替えるスイッチ部と、
    前記スイッチ部における前記信号経路の接続設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段における前記接続設定情報に従って前記スイッチ部の前記信号経路を制御する制御部と、を備え、
    前記接続設定情報は、信号が入力される前記入力ポートの識別情報に対応していずれの出力ポートへ前記信号を出力するかを前記信号の宛先毎に規定した第一の接続設定情報と、当該出力ポートとは異なる代替の出力ポートへ前記信号を出力することを前記宛先毎にリンクして規定した第二の接続設定情報と、を含み、
    前記制御部は、前記出力ポートに他の信号が接続済みである場合に、前記第二の接続設定情報に基づき前記スイッチ部の信号経路を制御する、
    伝送装置。
  2. 前記第一及び第二の接続設定情報は、前記信号の当該伝送装置に対する宛先装置毎に規定される、請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記記憶手段は、第一及び第二の記憶部又は記憶領域を備え、
    前記第一の接続設定情報は、前記第一の記憶部又は記憶領域に記憶され、
    前記第二の接続設定情報は、前記第二の記憶部又は記憶領域に記憶される、請求項1又は2に記載の伝送装置。
  4. 前記第一及び第二の接続設定情報は、ノードディスジョイントで設計した経路に対する情報である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の伝送装置。
  5. 前記第一及び第二の接続設定情報は、リンクディスジョイントで設計した経路に対する情報である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の伝送装置。
  6. 前記第二の接続設定情報は、当該伝送装置から宛先装置に対して最短となる経路を設計したときの、当該経路に対応する情報である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の伝送装置。
  7. 前記第二の接続設定情報は、当該伝送装置から宛先装置に対してn番目(nは2以上の整数)に短い経路を設計したときの、当該経路に対応する情報である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の伝送装置。
  8. 前記制御部は、
    前記第二の接続設定情報に基づく前記信号経路の制御の結果が、前記信号がループバックする設定結果となる場合に、上位装置に対して障害を通知する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の伝送装置。
  9. 前記制御部は、
    前記第一の接続設定情報に基づく前記信号経路の制御時に、前記入力ポートに入力される信号が既に当該伝送装置を通過済みの信号であるか否かを判定し、
    通過済みの信号である場合に、上位装置に対して障害を通知する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の伝送装置。
  10. 前記制御部は、
    前記障害を通知した後、前記上位装置からの設定に従って前記第一及び第二の接続設定情報を更新する、請求項8又は9に記載の伝送装置。
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