JP4806301B2 - チェーンテンショナ - Google Patents

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Description

この発明は、主として、カム軸を駆動するチェーンや歯付きベルトの張力を一定に保持するチェーンテンショナに関するものである。
一般に、クランク軸の端部に取付けられたスプロケットとカム軸の端部に取付けられたスプロケット間にチェーンをかけ渡したカム軸駆動用のチェーン伝動装置においては、チェーンの弛み側に揺動可能なチェーンガイドを接触し、そのチェーンガイドにチェーンテンショナの調整力を負荷してチェーンの張力を一定に保つようにしている。
上記チェーン伝動装置に採用されるチェーンテンショナとして、特許文献1に記載されたものが従来から知られている。このチェーンテンショナにおいては、ボディ内にロッドを先端に有するナット部材をスライド自在に挿入し、そのナット部材の内周に形成された鋸歯状の雌ねじにボルト部材の外周に形成された鋸歯状の雄ねじをねじ係合し、上記ナット部材をボディの内部に組込まれたリターンスプリングによって外方への突出性を付与し、チェーンからチェーンガイドを介してナット部材のロッドに負荷される押込み力を鋸歯状ねじの圧力側フランクで受けてナット部材の後退動を阻止し、上記押込み力がリターンスプリングの押圧力より大きい場合に、その押込み力とリターンスプリングのばね力とが釣り合う位置までナット部材を回転させつつ後退動させてチェーンの張力を一定に保つようにしている。
また、チェーンに弛みが生じた場合に、リターンスプリングの押圧力により、ナット部材を回転させつつ前進動させてチェーンの弛みを吸収するようにしている。
実開昭64−41755号公報
ところで、従来のチェーンテンショナにおいては、上記のように、ナット部材の先端のロッドに押込み力が負荷された際、その押込み力を雄ねじと雌ねじの圧力側フランクで受けてナット部材の後退動を阻止する構成であるため、圧力側フランクの接触部に作用する摩擦抵抗は大きく、その摩擦抵抗はナット部材の回転抵抗となってナット部材をスムーズに後退動させることができない。
このため、カム軸の回転によるトルク変動等によってチェーンの張力が急激に大きくなると、そのチェーンの張力変化をスムーズに吸収することができず、チェーンが過張力になってチェーンの耐久性を低下させることになり、その耐久性の低下を抑制するうえにおいて改善すべき点が残されている。
また、チェーンテンショナにおいては、揺動可能に支持されたチェーンガイドにナット部材に設けられたロッドの先端を当接させる組付けであり、その組付け誤差等により、上記当接部にずれが生じると、ロッドを介してナット部材に回転力が負荷される。
また、チェーンガイドは揺動自在の支持であり、そのチェーンガイドの揺動によってチェーンの振動を吸収するため、チェーンガイドに先端ロッドが当接されたナット部材には、そのナット部材を傾斜させる方向の回転モーメントが負荷され、その回転モーメントは雌ねじと雄ねじのねじ係合部に直接作用することになる。
ここで、ナット部材に回転力が負荷されると、ナット部材は回転しつつ軸方向に移動することになり、チェーンの緊張時には、チェーンの振動を抑制する抵抗力が減少し、鋸歯状ねじの作動特性を有効に発揮させることができず、チェーンの張力を一定に保持することができなくなる。
また、ナット部材に負荷される回転モーメントが鋸歯状ねじに直接作用すると、鋸歯状ねじ部に噛み込みが生じてナット部材が動かなくなるという不都合を発生する可能性がある。
この発明は、鋸歯状ねじによってチェーンの張力を一定に保つようにしたチェーンテンショナにおいて、負荷の変動によってチェーンの張力が急激に大きくなった場合でも、その張力変化をスムーズに吸収することができるようにすることを第1の課題としている。
また、この発明においては、揺動可能なチェーンガイドとの当接によって回転力や回転モーメントが負荷されても、その回転力や回転モーメントが鋸歯状ねじ部に作用されないようにして常に安定した動作が得られるようにすることを第2の課題としている。
上記第1の課題を解決するために、第1の発明においては、一端が開口するシリンダ室が形成されたハウジングと、そのハウジングのシリンダ室内に組込まれたナット部材と、そのナット部材の内周の雌ねじにねじ係合される雄ねじを後端部の外周に有するロッド部材と、そのロッド部材に外方向への突出性を付与するリターンスプリングとから成り、前記ロッド部材の雄ねじとナット部材の雌ねじを、ロッド部材に負荷される押込み力を受ける圧力側フランクのフランク角が遊び側フランクのフランク角より大きい鋸歯状ねじとし、前記シリンダ室の内周にはナット部材のシリンダ室の開口端に向けての移動量を制限するストッパを設け、前記ナット部材の後端とシリンダ室の閉塞端面間に、ナット部材からの押込み力の負荷により弾性変形する弾性部材を組込んだ構成を採用している。
ここで、弾性部材は、ゴムから成るものであってもよく、あるいは、スプリングから成るものであってもよい。
また、第2の課題を解決するために、第2の発明においては、上記第1の発明にかかるチェーンテンショナのロッド部材を、軸方向に移動可能とされて先端部がシリンダ室の外部に位置するプッシュロッドと、雄ねじを外周に有し、前記リターンスプリングによりプッシュロッドに向けて付勢されるアジャストスクリュとに分割した構成を採用している。
第2の発明に係るチェーンテンショナにおいて、プッシュロッドのシリンダ室内に位置する後端部にシリンダ室の内径面に沿ってスライド可能なスライド部材を設け、前記シリンダ室の開口部にプッシュロッドをスライド自在に支持するガイド部材を設けると、揺動可能なチェーンガイドからプッシュロッドに回転モーメントが負荷された場合、その回転モーメントをスライド部材とシリンダ室の嵌合面およびガイド部材とプッシュロッドの嵌合面の2箇所で受けることができるため、チェーンの張力変化に応じてプッシュロッドを軸方向にスムーズに移動させることができ、応答性に優れたチェーンテンショナを得ることができる。
また、第2の発明に係るチェーンテンショナにおいて、プッシュロッドの後端面とアジャストスクリュの先端面におけるいずれか一方を球面とすると、プッシュロッドからアジャストスクリュへの回転力の伝達をより確実に防止することができる。
第1の発明においては、カム軸の回転等による負荷の変動によってチェーンの張力が急激に大きくなり、そのチェーンからチェーンガイドを介してロッド部材に押込み力が負荷されると、その押込み力は雄ねじと雌ねじのねじ係合部からナット部材に伝達され、そのナット部材から弾性部材に負荷されて、弾性部材が圧縮変形し、ロッド部材が後退する。その後退動によってチェーンの張力変化が吸収されることになり、チェーンが過張力になるのを防止することができ、チェーンの耐久性の低下を抑制することができる。
第2の発明のように、チェーンに調整力を負荷するロッド部材をプッシュロッドとアジャストスクリュとに分割したことにより、チェーンガイドからプッシュロッドに回転力や回転モーメントが負荷されても、これらの回転力や回転モーメントがアジャストスクリュに伝達されることはなく、チェーンの緊張時に、チェーンの振動を抑制する抵抗力が減少したり、鋸歯状ねじ部に噛み込みが生じる等の不都合の発生を防止し、チェーンの張力を常に一定に保持することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、カム軸駆動用チェーンの張力調整装置を示す。図示のように、クランク軸1の端部に取付けられたスプロケット2と、カム軸3の端部に取付けられたスプロケット4間にはチェーン5がかけ渡され、そのチェーン5の弛み側にチェーンガイド6が設けられている。
チェーンガイド6は、その下端部に設けられた軸7を中心として揺動可能とされている。このチェーンガイド6はチェーンテンショナ10から負荷される調整力によりチェーン5に押し付けられている。
図2に示すように、チェーンテンショナ10はハウジング11を有し、そのハウジング11には一端が開口するシリンダ室12が形成されている。
シリンダ室12内にはナット部材13が組込まれ、そのナット部材13の内周に形成された雌ねじ14にロッド部材15の後端部外周に設けられた雄ねじ16がねじ係合している。
ここで、ロッド部材15は、プッシュロッド15aと、雄ねじ16を外周に有するアジャストスクリュ15bとに分割されている。プッシュロッド15aは、シリンダ室12の開口部を密封するオイルシール等のシール部材17をスライド自在に貫通して先端部がシリンダ室12の外部に位置し、上記シリンダ室12内に位置する後端部にはシリンダ室12の内径面に沿ってスライド可能なスライド部材18が設けられている。
一方、シリンダ室12の開口部には、上記シール部材17からシリンダ室12の開口端側にリング状のガイド部材19が設けられ、そのガイド部材19の内径面によってプッシュロッド15aがスライド自在に支持されている。
アジャストスクリュ15bの雄ねじ16とナット部材13の雌ねじ14のねじ係合部およびスライド部材18とシリンダ室12の摺動面間は、シリンダ室12内に封入された潤滑油によって潤滑される。
図3に示すように、アジャストスクリュ15bには、その後端面で開口するスプリング収容凹部20が形成され、そのスプリング収容凹部20の閉塞端面とシリンダ室12の閉塞端面間にリターンスプリング21と、スプリングシート22が組込まれている。
リターンスプリング21は、アジャストスクリュ15bをプッシュロッド15aに向けて付勢しており、その付勢によってアジャストスクリュ15bの平坦な先端面がプッシュロッド15aの後端に形成された球面23に点接触している。
なお、プッシュロッド15aの後端を平坦面とし、アジャストスクリュ15bの先端に球面を形成してもよい。
スプリングシート22は、リターンスプリング21の端部内に挿入された軸部22aの端部に頭部22bを設けた構成とされ、上記頭部22bの表面は球面22cとされ、その球面22cがスプリング収容凹部20の閉塞端面に点接触している。
ナット部材13の内周に形成された雌ねじ14とアジャストスクリュ15bの外周に形成された雄ねじ16のねじ山は、アジャストスクリュ15bが押し込まれた際の押込み力を受ける圧力側フランク24のフランク角が遊び側フランク25のフランク角より大きい鋸歯状とされ、その鋸歯状ねじ山にリターンスプリング21の押圧力によってアジャストスクリュ15bが回転しつつ軸方向に移動するリード角が設けられている。
図2に示すように、シリンダ室12の内径面には、ストッパとしての止め輪26が取付けられ、一方、ナット部材13の先端部外周には上記止め輪26と軸方向で対向する肩部27が形成され、上記止め輪26に対する肩部27の当接によって、ナット部材13はシリンダ室12の開口端に向けて移動するのが防止される。
ナット部材13の後端とシリンダ室12の閉塞端面間には弾性部材28が組込まれ、その弾性部材28はナット部材13の肩部27が止め輪26に当接する方向に向けてナット部材13を付勢している。
ここで、弾性部材28は、ゴム等の弾性体から成るものであってもよく、あるいは、図4に示すように、スプリングからなるものであってもよい。
実施の形態で示すチェーンの張力調整装置は上記の構造から成り、エンジンの駆動状態において、カム軸3の回転によるトルク変動等によりチェーン5が振動し、そのチェーン5の弛み側チェーンに弛みが生じると、リターンスプリング21の押圧力によりアジャストスクリュ15bが回転しつつプッシュロッド15aに向けて移動して、プッシュロッド15aの後端を押圧する。その押圧によりプッシュロッド15aが外方に移動してチェーンガイド6を押圧し、チェーン5の弛みが吸収される。
ここで、アジャストスクリュ15bをプッシュロッド15aに向けて付勢するリターンスプリング21は、頭部22bが球面22cとされたスプリングシート22を介してアジャストスクリュ15bを押圧しているため、アジャストスクリュ15bの回転抵抗は極めて小さい。
このため、アジャストスクリュ15bは回転を阻害されることは少なくスムーズに回転して軸方向に移動することになり、チェーン5の弛みは直ちに吸収されることになる。
一方、チェーン5の弛み側チェーンの張力が増大し、そのチェーン5からチェーンガイド6を介してプッシュロッド15aに押込み力が負荷されると、上記押込み力はアジャストスクリュ15bにも負荷される。このため、ナット部材13の雌ねじ14とアジャストスクリュ15bの雄ねじ16の圧力側フランク24が互に密着し、その密着する圧力側フランク24によって上記押込み力が受けられる。
上記押込み力がリターンスプリング21の押圧力より強い場合、互に密着する圧力側フランク24の接触面で滑りが生じ、アジャストスクリュ15bは上記押込み力とリターンスプリング21の押圧力とが釣り合う位置までゆっくりと回転しつつ後退してチェーン5の張力を一定に保持する。
上記のように、アジャストスクリュ15bは、プッシュロッド15aに負荷される押込み力がリターンスプリング21の押圧力より強い場合にゆっくりと回転するため、大きな負荷変動が発生してチェーン5の張力が急激に高くなると、アジャストスクリュウ15bの回転による後退動のみではチェーン5の張力変化を直ちに吸収することができなくなる。
ここで、チェーン5の張力が急激に高くなると、そのチェーン5からプッシュロッド15aに負荷される押込み力は、プッシュロッド15aからアジャストスクリュ15bに伝達され、そのアジャストスクリュ15bの雄ねじ16とナット部材13の雌ねじ14の圧力側フランク24の接触部からナット部材13に伝達されるため、図3に示すように、弾性部材28に押圧力が負荷されて圧縮変形し、ナット部材13、アジャストスクリュ15bおよびプッシュロッド15aのそれぞれが後退する。その後退動によってチェーン5の張力変化が吸収されることになる。
このため、チェーン5が過張力になるようなことはなく、チェーン5の耐久性の低下を抑制することができる。
ところで、チェーンテンショナ10の調整力が負荷されるチェーンガイド6は軸7を中心として揺動自在に支持されているため、チェーンガイド6からプッシュロッド15aに押込み力が負荷されるとき、プッシュロッド15aに傾きを生じさせるような回転モーメントが負荷される。
このとき、プッシュロッド15aの後端部に設けられたスライド部材18はシリンダ室12の内径面に沿ってスライド自在とされ、また、シリンダ室12の開口部に設けられたガイド部材19はプッシュロッド15aをスライド自在に支持しているため、プッシュロッド15aに負荷される回転モーメントは、シリンダ室12とスライド部材18の嵌合面およびプッシュロッド15aとガイド部材19の嵌合面の2箇所で支持されることになる。
このため、チェーン5の張力変化に応じてプッシュロッド15aを軸方向にスムーズに移動させることができると共に、アジャストスクリュ15bに回転モーメントが負荷されることはなく、雌ねじ14と雄ねじ16のねじ係合部に噛み込みが生じるという不都合の発生はない。
チェーンテンショナ10の組付け時、その取付け誤差等により、プッシュロッド15aの先端面中心に対する偏心位置がチェーンガイド6に当接する組付けとされる場合がある。
このとき、チェーンガイド6の揺動によってプッシュロッド15aにその軸心を中心とする回転力が負荷されることになるが、そのプッシュロッド15aとアジャストスクリュ15bは同軸上の配置であって、アジャストスクリュ15bの先端の平坦面にプッシュロッド15aの後端に形成された球面23が点接触しているため、アジャストスクリュ15bに上記回転力が負荷されることはない。
このため、アジャストスクリュ15bが回転して軸方向に移動するという不都合の発生はなく、チェーン5の緊張時に、チェーン5の振動を抑制する鋸歯状ねじ部での摩擦抵抗力の減少を防止し、鋸歯状ねじの作動特性を有効に発揮させることができる。
図3では、アジャストスクリュ15bのスプリング収容凹部20の閉塞端面とリターンスプリング21の端部間に組込まれたスプリングシート22として、軸部22aの端部に頭部22bを設け、その頭部22bの表面を球面22cとしたものを用いたが、スプリングシート22はこれに限定されるものではない。
図5は、スプリングシート22の他の例を示す。この例で示すスプリングシート22は、冷間圧延鋼板(SPCC)のプレス成形品からなり、リターンスプリング21の端部に嵌合されるキャップ部22dの閉塞端板に球形突部22eを設けた構成とされている。
また、スプリングシート22は、摩擦係数を小さくするコーティングや表面処理が施されてアジャストスクリュ15bとの接触部の摩擦抵抗の低減化が図られている。
上記のようなスプリングシート22を採用することにより、リターンスプリング21の径方向の位置や胴曲がりを規制することができると共に、アジャストスクリュ15bとリターンスプリング21の接触を避けることができるため、アジャストスクリュ15bの回転抵抗の低減化を図ることができる。
また、プレス成形によって簡単に形成することができるため、コストの安いスプリングシート22を提供することができる。
この発明に係るチェーンテンショナを採用したチェーンの張力調整装置の概略図 この発明に係るチェーンテンショナの縦断正面図 アジャストスクリュの組込み部を拡大して示す断面図 弾性部材の他の例を示す断面図 スプリングシートの他の例を示す断面図
符号の説明
11 ハウジング
12 シリンダ室
13 ナット部材
14 雌ねじ
15 ロッド部材
15a プッシュロッド
15b アジャストスクリュ
16 雄ねじ
18 スライド部材
19 ガイド部材
21 リターンスプリング
24 圧力側フランク
25 遊び側フランク
26 止め輪(ストッパ)
28 弾性部材

Claims (6)

  1. 一端が開口するシリンダ室が形成されたハウジングと、そのハウジングのシリンダ室内に組込まれたナット部材と、そのナット部材の内周の雌ねじにねじ係合される雄ねじを後端部の外周に有するロッド部材と、そのロッド部材に外方向への突出性を付与するリターンスプリングとから成り、前記ロッド部材の雄ねじとナット部材の雌ねじを、ロッド部材に負荷される押込み力を受ける圧力側フランクのフランク角が遊び側フランクのフランク角より大きい鋸歯状ねじとし、前記シリンダ室の内周にはナット部材のシリンダ室の開口端に向けての移動量を制限するストッパを設け、前記ナット部材の後端とシリンダ室の閉塞端面間に、ナット部材からの押込み力の負荷により弾性変形する弾性部材を組込んだチェーンテンショナ。
  2. 前記ロッド部材を、軸方向に移動可能とされて先端部がシリンダ室の外部に位置するプッシュロッドと、雄ねじを外周に有し、前記リターンスプリングによりプッシュロッドに向けて付勢されるアジャストスクリュとに分割した請求項1に記載のチェーンテンショナ。
  3. 前記弾性部材が、ゴムから成る請求項1又は2に記載のチェーンテンショナ。
  4. 前記弾性部材が、スプリングから成る請求項1又は2に記載のチェーンテンショナ。
  5. 前記プッシュロッドのシリンダ室内に位置する後端部にシリンダ室の内径面に沿ってスライド可能なスライド部材を設け、前記シリンダ室の開口部にプッシュロッドをスライド自在に支持するガイド部材を設けた請求項2乃至4のいずれかに記載のチェーンテンショナ。
  6. 前記プッシュロッドの後端面とアジャストスクリュの先端面におけるいずれか一方を球面とした請求項2乃至5のいずれかに記載のチェーンテンショナ。
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