JP2010106989A - チェーンテンショナ - Google Patents

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司郎 後藤
Koichi Onimaru
好一 鬼丸
Yoshiaki Ryono
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Abstract

【課題】プランジャとシリンダの摺動面積を確保することができ、かつ、シリンダ外部の飛沫オイルを効率的にシリンダ内部に導入することが可能なチェーンテンショナを提供する。
【解決手段】シリンダ9内にプランジャ10を軸方向に摺動可能に挿入し、プランジャ10の内周の雌ねじ12にねじ係合する雄ねじ13を外周に有するスクリュロッド14を設け、そのスクリュロッド14のプランジャ10からの突出端をシリンダ9内に設けたロッドシート15で支持し、プランジャ10をシリンダ9から突出する方向に付勢するリターンスプリング16を設け、シリンダ9の外周に、シリンダ9外部の飛沫オイルをシリンダ9内部に導入するオイル導入孔18を設けたチェーンテンショナ1において、オイル導入孔18のシリンダ9外部側の端部に、シリンダ9外部の飛沫オイルを受け入れて貯留するオイル貯留凹部19を設ける。
【選択図】図2

Description

この発明は、自動車エンジンのカムシャフトを駆動するタイミングチェーンの張力保持に用いられるチェーンテンショナに関する。
自動車のエンジンは、一般に、クランクシャフトの回転をタイミングチェーンを介してカムシャフトに伝達し、そのカムシャフトの回転により燃焼室のバルブの開閉を行なう。ここで、チェーンの張力を適正範囲に保つために、支点軸を中心として揺動可能に設けたチェーンガイドと、そのチェーンガイドを介してチェーンを押圧するチェーンテンショナとからなる張力調整装置が多く用いられる。
この張力調整装置に組み込まれるチェーンテンショナとして、一端が開口した有底筒状のシリンダ内にプランジャを軸方向に摺動可能に挿入し、そのプランジャをシリンダ内への挿入端が開口する有底筒状に形成し、前記プランジャの内周に形成した雌ねじにねじ係合する雄ねじを外周に有するスクリュロッドを設け、そのスクリュロッドの前記プランジャからの突出端を前記シリンダ内に設けたロッドシートで支持し、前記プランジャをシリンダから突出する方向に付勢するリターンスプリングを設け、前記プランジャのシリンダからの突出端でチェーンガイドを押圧するようにしたものが知られている(特許文献1)。
このチェーンテンショナは、エンジン作動中にチェーンの張力が大きくなると、そのチェーンの張力によって、プランジャがシリンダ内に押し込まれる方向(以下、「押し込み方向」という)に移動し、チェーンの緊張を吸収する。このとき、スクリュロッドは、チェーンの振動により、雌ねじと雄ねじの隙間の範囲内で前進と後退を繰り返しながら、プランジャに対して回転する。
一方、エンジン作動中にチェーンの張力が小さくなると、リターンスプリングの付勢力によって、プランジャがシリンダから突出する方向(以下、「突出方向」という)に移動し、チェーンの弛みを吸収する。
また、エンジン停止時は、カムの停止位置によってチェーンの力が大きくなっても、チェーンが振動しないので、プランジャの雌ねじがスクリュロッドの雄ねじで受け止められ、プランジャの位置が固定される。そのため、エンジンを再始動するときに、チェーンの弛みを生じにくく、円滑なエンジン始動が可能である。
特開2007−32603号公報
ところで、上記のチェーンテンショナは、プランジャとシリンダの摺動部分と、プランジャとスクリュロッドのねじ係合部分とを潤滑するため、シリンダ外部の飛沫オイルをシリンダ内部に導入するオイル導入孔をシリンダ外周に設けている。
シリンダ外周のオイル導入孔は、特許文献1に示すように長穴形状としてその開口面積を大きくすると、エンジン内部で回転するチェーンから飛散した飛沫オイルをより多く導入することができるが、その反面、プランジャとシリンダの摺動面積が小さくなるので、プランジャの姿勢が傾きやすくなり、プランジャとシリンダの摺動面が摩耗しやすくなるという問題が生じる。
そこで、プランジャとシリンダの摺動面の摩耗を抑制するために、オイル導入孔の開口面積を小さくすると、シリンダ外部の飛沫オイルがオイル導入孔に入りにくくなるので、シリンダ内部の潤滑が不足するおそれがある。
この発明が解決しようとする課題は、プランジャとシリンダの摺動面積を確保することができ、かつ、シリンダ外部の飛沫オイルを効率的にシリンダ内部に導入することが可能なチェーンテンショナを提供することである。
上記の課題を解決するため、前記オイル導入孔のシリンダ外部側の端部に、シリンダ外部の飛沫オイルを受け入れて貯留するオイル貯留凹部を設けた。このようにすると、オイル導入孔の開口面積が小さい場合にも、オイル貯留凹部のシリンダ外部への開口面積を大きく設定することにより、シリンダ外部の飛沫オイルを効率的にシリンダ内部に導入することができる。
前記オイル貯留凹部は、例えば、前記シリンダの外周を軸方向に延びるV溝形状とし、そのV溝の底が前記オイル導入孔に向かって次第に低くなるように傾斜して形成することができる。このようにすると、シリンダの軸方向長さに応じてオイル貯留凹部の長さを設定することができるので、オイル貯留凹部をテーパ穴形状とした場合よりも、オイル貯留凹部のシリンダ外部への開口面積を大きくすることができる。
前記シリンダの内周のプランジャとの摺動部分を軸方向に延びるオイル排出溝を設け、そのオイル排出溝を通ってシリンダ内部のオイルを排出するようにすると好ましい。このようにすると、スーツやコンタミ等の異物がオイルに混入した場合にも、その異物がオイル排出溝を通ってオイルと共に排出されるので、プランジャとシリンダの摺動面間に異物が滞留しにくく、プランジャとシリンダの摺動部分が摩耗しにくい。
前記ロッドシートは、前記シリンダ内で軸方向に移動可能とし、そのロッドシートの外周に形成したガイド突起を、前記シリンダの内周を軸方向に延びるガイド溝に係合させてロッドシートを回り止めし、そのロッドシートを、ロッドシートとシリンダの底との間に組み込んだ弾性部材で支持すると好ましい。このようにすると、プランジャは、弾性部材が圧縮することによって、プランジャ内周の雌ねじとスクリュロッド外周の雄ねじの隙間の範囲以上に押し込み方向に移動することが可能となるので、燃焼サイクル中のクランクシャフトの回転力の変動が大きい場合やエンジンが共振した場合にも、チェーンの張力が過大となりにくい。
前記オイル排出溝と前記ガイド溝は一連とすると、オイル排出溝とガイド溝とを1回の溝加工で形成することができるので、加工コストを低減することが可能となる。
前記弾性部材は、前記シリンダの内周に嵌合するOリングを使用すると、低コストである。この場合、前記ロッドシートに貫通孔を形成すると、その貫通孔を通過するオイルでOリングを潤滑することができ、Oリングの摩耗を防止することができる。Oリングの硬度はHs70以上に設定すると、Oリングが共振してチェーンの張力が不安定になるのを防止することができる。Oリングはフッ素ゴムからなるものを使用すると、耐久性を確保することができる。
また、前記弾性部材としては、上述したOリングのほか、前記ロッドシートに形成した凹部に嵌合する平板状のゴム部材や、前記シリンダの底に形成した凹部に嵌合する平板状のゴム部材を使用することができる。このように、平板状のゴム部材を使用すると、省スペースで十分な弾性係数を得ることができるので、チェーンテンショナがコンパクトとなる。
この発明のチェーンテンショナは、オイル導入孔の開口面積が小さい場合にも、オイル貯留凹部のシリンダ外部への開口面積を大きく設定することにより、シリンダ外部の飛沫オイルを効率的にシリンダ内部に導入することができる。そのため、プランジャとシリンダの摺動面積を確保することができ、また、シリンダ外部の飛沫オイルを効率的にシリンダ内部に導入することが可能である。
図1に、この発明の実施形態のチェーンテンショナ1を組み込んだチェーン伝導装置を示す。このチェーン伝導装置は、エンジンのクランクシャフト2に固定されたスプロケット3と、カムシャフト4に固定されたスプロケット5とがチェーン6を介して連結されており、そのチェーン6がクランクシャフト2の回転をカムシャフト4に伝達し、そのカムシャフト4の回転により燃焼室のバルブ(図示せず)の開閉を行なう。
チェーン6には、支点軸7を中心として揺動可能に支持されたチェーンガイド8が接触しており、チェーンテンショナ1は、そのチェーンガイド8を介してチェーン6を押圧している。
図2に示すように、チェーンテンショナ1は、一端が開口した有底筒状のシリンダ9と、シリンダ9内に軸方向に摺動可能に挿入されたプランジャ10とを有する。シリンダ9は、ボルト11でエンジンブロック(図示せず)に固定されている。
プランジャ10は、シリンダ9内への挿入端が開口する有底筒状に形成されており、その内周に雌ねじ12が形成されている。プランジャ10内には、雌ねじ12にねじ係合する雄ねじ13を外周に有するスクリュロッド14が組み込まれている。スクリュロッド14は、一端がプランジャ10から突出しており、その突出端が、シリンダ9内に設けたロッドシート15で支持されている。
雄ねじ13と雌ねじ12は、プランジャ10をシリンダ9内に押し込む方向の荷重が負荷されたときに圧力を受ける圧力側フランクのフランク角が、遊び側フランクのフランク角よりも大きい鋸歯状に形成されている。
プランジャ10とスクリュロッド14の間には、リターンスプリング16が組み込まれている。リターンスプリング16は、一端がスクリュロッド14で支持され、他端がスプリングシート17を介してプランジャ10を押圧しており、その押圧によって、プランジャ10をシリンダ9から突出する方向に付勢している。プランジャ10は、シリンダ9からの突出端がチェーンガイド8に当接し、そのチェーンガイド8を介してチェーン6を押圧している。
シリンダ9の外周には、エンジン内部で回転するチェーン6から飛散した飛沫オイルをシリンダ9内部に導入するオイル導入孔18が設けられている。オイル導入孔18は、シリンダ9の外周を上下に貫通する丸穴形状となっている。オイル導入孔18のシリンダ9内部側の端部は、シリンダ9内周のプランジャ10との摺動部分を避けて開口している。
オイル導入孔18のシリンダ9外部側の端部には、シリンダ9外部の飛沫オイルを受け入れて貯留するオイル貯留凹部19が設けられている。オイル貯留凹部19は、シリンダ9の外周を軸方向に延びるV溝形状となっている。このV溝は、その底がオイル導入孔18に向かって次第に低くなるように傾斜して形成されており、オイル導入孔18の位置で行き止まりとなっている。
オイル貯留凹部19からオイル導入孔18を通ってシリンダ9内部に入ったオイルは、プランジャ10とシリンダ9の摺動部分と、プランジャ10とスクリュロッド14のねじ係合部分とを潤滑する。
シリンダ9の内周のプランジャ10との摺動部分には、図2、図3に示すように、軸方向に延びるオイル排出溝20が設けられており、そのオイル排出溝20を通ってシリンダ9内部のオイルをシリンダ9の開口端から排出するようになっている。
ロッドシート15は、シリンダ9内を軸方向に移動可能に設けられている。また、ロッドシート15の外周に形成されたガイド突起21が、シリンダ9の内周を軸方向に延びるガイド溝22に係合しており、その係合によって、ロッドシート15が回り止めされている。ガイド溝22は、オイル排出溝20と周方向位置が一致しており、オイル排出溝20と一連に形成されている。
ロッドシート15は、ロッドシート15とシリンダ9の底との間に組み込まれたOリング23で支持されている。Oリング23は、シリンダ9の内周に嵌合しており、その嵌合によってシリンダ9と同軸に保持されている。また、Oリング23の硬度はHs70以上に設定されている。Oリング23はフッ素ゴムからなる。
次に、このチェーンテンショナ1の動作例を説明する。
エンジン作動中にチェーン6の張力が大きくなると、そのチェーン6の張力によって、プランジャ10が押し込み方向に移動し、チェーン6の緊張を吸収する。このとき、スクリュロッド14は、チェーン6の振動により、雌ねじ12と雄ねじ13の隙間の範囲内で前進と後退を繰り返しながら、プランジャ10に対して回転する。
ここで、燃焼サイクル中のクランクシャフト2の回転力の変動が大きい場合や、エンジンが共振した場合に、チェーン6の張力が急激に大きくなることがあるが、このときは、Oリング23が圧縮することによってプランジャ10が押し込み方向に移動し、チェーン6の張力過大を防止する。
一方、エンジン作動中にチェーン6の張力が小さくなると、リターンスプリング16の付勢力によって、プランジャ10が突出方向に移動し、チェーン6の弛みを吸収する。
エンジン停止時に、カムシャフト4に接続したカム(図示せず)の停止位置によってチェーン6の張力が大きくなる場合があるが、この場合、チェーン6が振動しないので、プランジャ10の雌ねじ12がスクリュロッド14の雄ねじ13で受け止められ、プランジャ10の位置が固定される。そのため、エンジンを再始動するときに、チェーン6の弛みを生じにくく、円滑なエンジン始動が可能である。
このチェーンテンショナ1は、オイル導入孔18の開口面積が小さい場合にも、オイル貯留凹部19のシリンダ9外部への開口面積を大きく設定することにより、シリンダ9外部の飛沫オイルを効率的にシリンダ9内部に導入することができる。そのため、プランジャ10とシリンダ9の摺動面積を確保することができ、また、シリンダ9外部の飛沫オイルを効率的にシリンダ9内部に導入することが可能である。
また、このチェーンテンショナ1は、オイル貯留凹部19が、シリンダ9の外周を軸方向に延びるV溝形状なので、シリンダ9の軸方向長さに応じてオイル貯留凹部19の長さを設定することができる。そのため、オイル貯留凹部19をテーパ穴形状とした場合よりも、オイル貯留凹部19のシリンダ9外部への開口面積を大きく設定することが可能である。
また、このチェーンテンショナ1は、シリンダ9の内周にオイル排出溝20を設けているので、スーツやコンタミ等の異物が飛沫オイルに混入した場合にも、その異物がオイル排出溝20を通ってオイルと共に排出される。そのため、プランジャ10とシリンダ9の摺動面間に異物が滞留しにくく、プランジャ10とシリンダ9の摺動部分が摩耗しにくい。
また、このチェーンテンショナ1は、オイル排出溝20とガイド溝22とが一連なので、オイル排出溝20とガイド溝22とを1回の溝加工で形成することができ、低コストである。
ロッドシート15は、図4(a)に示すように貫通孔24を形成すると、その貫通孔24を通過するオイルでOリング23を潤滑することができ、Oリング23の摩耗を防止することができる。
上記実施形態に示すように、ロッドシート15を支持する弾性部材としてOリング23を使用すると低コストであるが、図4(b)に示すように、ロッドシート15に形成した凹部25に嵌合する平板状のゴム部材26を使用してもよい。このようにすると、省スペースで十分な弾性係数を得ることができるので、チェーンテンショナ1がコンパクトとなる。同様に、シリンダ9の底に形成した凹部に嵌合する平板状のゴム部材を使用してもよい。
この発明の実施形態のチェーンテンショナを組み込んだチェーン伝導装置を示す正面図 図1のチェーンテンショナ近傍の拡大断面図 図2のIII−III線に沿った拡大断面図 (a)は、図2に示すロッドシートに貫通孔を形成した変形例を示す図、(b)は、図2に示すOリングを平板状のゴム部材に置き換えた変形性を示す図
符号の説明
1 チェーンテンショナ
9 シリンダ
10 プランジャ
12 雌ねじ
13 雄ねじ
14 スクリュロッド
15 ロッドシート
16 リターンスプリング
18 オイル導入孔
19 オイル貯留凹部
20 オイル排出溝
21 ガイド突起
22 ガイド溝
23 Oリング
24 貫通孔
25 凹部
26 ゴム部材

Claims (11)

  1. 一端が開口した有底筒状のシリンダ(9)内にプランジャ(10)を軸方向に摺動可能に挿入し、そのプランジャ(10)をシリンダ(9)内への挿入端が開口する有底筒状に形成し、前記プランジャ(10)の内周に形成した雌ねじ(12)にねじ係合する雄ねじ(13)を外周に有するスクリュロッド(14)を設け、そのスクリュロッド(14)の前記プランジャ(10)からの突出端を前記シリンダ(9)内に設けたロッドシート(15)で支持し、前記プランジャ(10)をシリンダ(9)から突出する方向に付勢するリターンスプリング(16)を設け、前記シリンダ(9)の外周に、シリンダ(9)外部の飛沫オイルをシリンダ(9)内部に導入するオイル導入孔(18)を設けたチェーンテンショナにおいて、
    前記オイル導入孔(18)のシリンダ(9)外部側の端部に、シリンダ(9)外部の飛沫オイルを受け入れて貯留するオイル貯留凹部(19)を設けたことを特徴とするチェーンテンショナ。
  2. 前記オイル貯留凹部(19)が、前記シリンダ(9)の外周を軸方向に延びるV溝形状であり、そのV溝の底が前記オイル導入孔(18)に向かって次第に低くなるように傾斜して形成された請求項1に記載のチェーンテンショナ。
  3. 前記シリンダ(9)の内周のプランジャ(10)との摺動部分を軸方向に延びるオイル排出溝(20)を設け、そのオイル排出溝(20)を通ってシリンダ(9)内部のオイルを排出するようにした請求項1または2に記載のチェーンテンショナ。
  4. 前記ロッドシート(15)を前記シリンダ(9)内で軸方向に移動可能とし、そのロッドシート(15)の外周に形成したガイド突起(21)を、前記シリンダ(9)の内周を軸方向に延びるガイド溝(22)に係合させてロッドシート(15)を回り止めし、そのロッドシート(15)を、ロッドシート(15)とシリンダ(9)の底との間に組み込んだ弾性部材(23)で支持した請求項3に記載のチェーンテンショナ。
  5. 前記オイル排出溝(20)と前記ガイド溝(22)とが一連である請求項4に記載のチェーンテンショナ。
  6. 前記弾性部材として、前記シリンダ(9)の内周に嵌合するOリング(23)を使用した請求項4または5に記載のチェーンテンショナ。
  7. 前記ロッドシート(15)に貫通孔(24)を形成した請求項6に記載のチェーンテンショナ。
  8. 前記Oリング(23)の硬度をHs70以上に設定した請求項6または7に記載のチェーンテンショナ。
  9. 前記Oリング(23)がフッ素ゴムからなる請求項6から8のいずれかに記載のチェーンテンショナ。
  10. 前記弾性部材として、前記ロッドシート(15)に形成した凹部(25)に嵌合する平板状のゴム部材(26)を使用した請求項4または5に記載のチェーンテンショナ。
  11. 前記弾性部材として、前記シリンダ(9)の底に形成した凹部に嵌合する平板状のゴム部材を使用した請求項4または5に記載のチェーンテンショナ。
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