JP2008002525A - 油圧式オートテンショナ - Google Patents

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克典 峰野
Goro Nakao
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Abstract

【課題】ベルトの急激な弛みを吸収することができ、しかもベルトの微小な張力変動に対する応答性に優れる油圧式オートテンショナを提供する。
【解決手段】チェックバルブ18を、環状のバルブシート19と、そのバルブシート19と接離可能に設けられ、球状のシート面を有する半球状の弁体20と、その弁体20を間に挟んでバルブシート19に対向して設けられたリテーナ21とで構成し、そのリテーナ21に、弁体20をバルブシート19に向けて付勢する爪23を一体に形成する。
【選択図】図3

Description

この発明は、オルタネータ等の自動車補機を駆動するベルトの張力保持に用いられる油圧式オートテンショナに関するものである。
自動車の補機、たとえばオルタネータやカーエアコンやウォータポンプなどは、その回転軸がエンジンのクランクシャフトにベルトで連結されており、そのベルトを介してエンジンで駆動される。このベルトの張力を適正範囲に保つために、一般に、支点軸を中心として揺動可能に設けたプーリアームと、そのプーリアームに回転可能に取り付けたテンションプーリと、そのテンションプーリをベルトに押さえ付ける方向にプーリアームを付勢する油圧式オートテンショナとからなる張力調整装置が使用される。
この張力調整装置に組み込む油圧式オートテンショナとして、スリーブを挿入して固定したシリンダに作動油を溜め、スリーブに摺動可能に挿入したプランジャでシリンダ内を圧力室とリザーバ室に区画し、そのプランジャと一体に移動するロッドを圧力室の容積が拡大する方向にリターンスプリングで付勢したものが知られている(特許文献1、2)。このオートテンショナは、リターンスプリングの付勢力がベルトの張力とつり合う位置までロッドが移動することにより、ベルトの張力変動を吸収し、ベルトの張力を適正範囲に保つ。
また、圧力室とリザーバ室は、絞りを形成する第1通路を介して連通しており、圧力室の容積が縮小する方向にロッドが移動すると、圧力室内の作動油が第1通路を通ってリザーバ室に流れる。このとき、第1通路を流れる作動油の流量が制限されるので、ロッドがゆっくりと移動し、ベルトの張力を安定した状態に保つ。
さらに、圧力室とリザーバ室は、リザーバ室側から圧力室側への作動油の流れのみを許容するボールチェックバルブを設けた第2通路を介して連通しており、圧力室の容積が拡大する方向にロッドが移動すると、そのボールチェックバルブを通じてリザーバ室側から圧力室側に作動油が流れる。そのため、圧力室の容積が拡大する方向にロッドが速やかに移動し、ベルトの弛みを迅速に吸収する。
特開平10−19099号公報 特開平10−306860号公報
しかし、ボールを弁体とするボールチェックバルブは、ボール径を大きくしてバルブの流量を増やすと、ボールの慣性が大きくなってバルブの応答性が低下し、一方、ボール径を小さくしてバルブの応答性を高めると、バルブの流路面積が狭くなってバルブの流量が不足する。そのため、このボールチェックバルブを用いた従来の油圧式オートテンショナは、ベルトの急激な弛みを吸収させるためにボール径を大きくすると、ベルトの微小な張力変動に対する応答性が低下し、一方、ベルトの微小な張力変動に対する応答性を高めるためにボール径を小さくすると、ベルトの急激な弛みを吸収できなくなるという問題があった。
この発明が解決しようとする課題は、ベルトの急激な弛みを吸収することができ、しかもベルトの微小な張力変動に対する応答性に優れる油圧式オートテンショナを提供することである。
上記の課題を解決するために、スリーブを内部に固定したシリンダに作動油を溜め、前記スリーブに摺動可能に挿入したプランジャで前記シリンダ内を圧力室とリザーバ室に区画し、絞りを形成する第1通路を介して前記圧力室と前記リザーバ室を連通させ、前記リザーバ室側から前記圧力室側への作動油の流れのみを許容するチェックバルブを設けた第2通路を介して前記圧力室と前記リザーバ室を連通させ、前記プランジャと一体に移動するロッドを設け、そのロッドを前記圧力室の容積が拡大する方向に付勢するリターンスプリングを設けた油圧式オートテンショナにおいて、前記チェックバルブを、環状のバルブシートと、そのバルブシートと接離可能に設けられ、球状のシート面を有する半球状の弁体と、その弁体を間に挟んで前記バルブシートに対向して設けられたリテーナとで構成し、そのリテーナに、前記弁体を前記バルブシートに向けて付勢する爪を一体に形成した。
この油圧式オートテンショナは、前記弁体の前記シート面の反対側に凹部を形成すると好ましいものとなる。
この発明の油圧式オートテンショナは、チェックバルブの弁体が半球状なので弁体の慣性が小さく、弁体の径を大きくしてバルブの流路面積を広くしたときにも、バルブの応答性が高い。そのため、ベルトの微小な張力変動に対する応答性を確保しつつ、ベルトの急激な弛みを吸収することが可能である。
また、リテーナに形成された爪が弁体をバルブシートに向けて付勢するので、チェックバルブの閉じる速度が速く、ベルトの緊張を吸収するときに、より迅速に第2通路を閉じて、ベルトを安定した状態に保つことができる。
また、弁体をバルブシートに向けて付勢する爪をリテーナと一体に形成したので、弁体をバルブシートに向けて付勢するスプリングをリテーナとは別個に設ける場合よりも、部品点数が少なく経済的であり、また、チェックバルブの大きさを抑えてオートテンショナの長さを短くすることができる。
さらに、前記弁体が、前記シート面の反対側に凹部を有するものは、弁体の慣性が小さいのでチェックバルブの応答性がより高く、ベルトの微小な張力変動に対する応答性により優れる。
図1に、自動車補機を駆動するベルト1の張力調整装置を示す。この張力調整装置は、ベルト1に接触するテンションプーリ2と、テンションプーリ2を回転可能に支持するプーリアーム3を有し、プーリアーム3は、支点軸4を中心として揺動可能に支持されている。プーリアーム3には、この発明の第1実施形態の油圧式オートテンショナ5が接続され、その油圧式オートテンショナ5がプーリアーム3を付勢し、テンションプーリ2をベルト1に押さえ付けている。
図2に示すように、油圧式オートテンショナ5は、スリーブ6を挿入して固定したシリンダ7を有し、シリンダ7の内部には作動油が溜められている。一方、スリーブ6には、プランジャ8が摺動可能に挿入され、このプランジャ8によってシリンダ7内が圧力室9とリザーバ室10に区画されている。また、プランジャ8には、プランジャ8から上方に延びるロッド11が接続され、ロッド11とプランジャ8が一体に移動するようになっている。ロッド11の上端には、ばね座12が取り付けられている。
シリンダ7の上部には、ロッド11をスライド自在に貫通させるとともにシリンダ7内に作動油を密封するオイルシール13と、オイルシール13の抜けを防止する止め輪14が取り付けられている。また、シリンダ7の外周にはフランジ部15が形成され、フランジ部15とばね座12の間には、圧力室9の容積を拡大させる方向にロッド11を付勢するリターンスプリング16が組み込まれている。
圧力室9とリザーバ室10は、スリーブ6とプランジャ8の摺動面間に形成されるリーク隙間17を介して連通している。このリーク隙間17は微小であり、リーク隙間17を流れる作動油の流量は制限される。
スリーブ6の下端にはチェックバルブ18が圧入されている。このチェックバルブ18は、図3、図4に示すように、環状のバルブシート19と、球状のシート面を有する半球状の弁体20と、弁体20を間に挟んでバルブシート19に対向するリテーナ21とからなる。リテーナ21には、作動油を通過させる開口22が周方向に間隔をおいて形成され、開口22の内側には、弁体20をバルブシート19に向けて付勢する爪23がリテーナ21と一体に形成されている。
このチェックバルブ18は、弁体20をバルブシート19から離反させる方向の作動油の流れは許容するが、弁体20をバルブシート19に押さえ付ける方向の作動油の流れは禁止する。
図2に示すように、シリンダ7の内周には、スリーブ6の上端の位置からシリンダ7の内底に至る連通溝24が形成され、シリンダ7の内底には、連通溝24からスリーブ6の下端のチェックバルブ18に至る連通溝25が形成されている。連通溝24、25は、シリンダ7にスリーブ6を挿入した状態で、圧力室9とリザーバ室10を連通させる通路26を形成する。
つぎに、この油圧式オートテンショナ5の動作例を説明する。
補機の負荷が変動してベルト1の張力が大きくなると、その張力がプーリアーム3を介して油圧式オートテンショナ5に伝達し、圧力室9の圧力が高まる。圧力室9の圧力がリザーバ室10の圧力よりも高くなると、圧力室9内の作動油がリーク隙間17を通ってリザーバ室10に流れる。このとき、チェックバルブ18が閉じているので作動油は通路26を流れない。こうして作動油がリーク隙間17を流れることによりプランジャ8が移動し、ベルト1の張力とリターンスプリング16の付勢力とがつり合う位置までテンションプーリ2が移動する。このとき、リーク隙間17を流れる作動油の流量が制限されているので、テンションプーリ2はゆっくりと移動し、ベルト1を安定した状態に保ちながらその緊張を吸収する。
一方、補機の負荷が変動してベルト1の張力が小さくなると、リターンスプリング16の付勢力によって圧力室9の圧力が低くなる。圧力室9の圧力がリザーバ室10の圧力よりも低くなるとチェックバルブ18が開き、リザーバ室10内の作動油が通路26を通って圧力室9に流れる。この作動油の流れによりプランジャ8が移動し、ベルト1の張力とリターンスプリング16の付勢力とがつり合う位置までテンションプーリ2が移動する。そのため、テンションプーリ2は速やかに移動し、ベルト1の弛みを迅速に吸収する。
この油圧式オートテンショナ5は、チェックバルブ18の弁体20が半球状なので弁体20の慣性が小さく、弁体20の径を大きくしてチェックバルブ18の流路面積を広くしたときにも、圧力室9の圧力の変動に対してチェックバルブ18が敏感に作動する。そのため、ベルト1の微小な張力変動に対する応答性を確保しつつ、ベルト1の急激な弛みを吸収することが可能である。
また、爪23が弁体20をバルブシート19に向けて付勢するので、チェックバルブ18の閉じる速度が速い。そのため、プランジャ8の移動方向が、圧力室9の容積が拡大する方向から圧力室9の容積が縮小する方向に切り替わってベルト1の緊張を吸収するときに、チェックバルブ18が迅速に通路26を閉じ、ベルト1を安定した状態に保つことができる。
また、弁体20をバルブシート19に向けて付勢する爪23をリテーナ21と一体に形成したので、弁体20をバルブシート19に向けて付勢するスプリングをリテーナ21とは別個に設ける場合よりも、部品点数が少なく経済的である。また、弁体20とリテーナ21の間にリテーナ21とは別個のスプリングを組み込む場合よりも、チェックバルブ18の大きさを抑えて油圧式オートテンショナ5の長さを短くすることができる。
また、チェックバルブ18の弁体20が半球状なので、弁体20の径を大きくしてチェックバルブ18の流路面積を広くしたときにも、チェックバルブ18の厚さが小さい。そのため、圧力室9の容積が最小となるストロークエンドにおいて圧力室9の下端のチェックバルブ18にプランジャ8が干渉しにくく、油圧式オートテンショナ5の全長を抑えることができる。
チェックバルブ18の弁体20は、セラミックスまたは樹脂で形成すると好ましい。このようにすると、スチールで形成した場合よりも弁体20の慣性が小さくなるので、圧力室9の圧力の変動に対してチェックバルブ18が敏感に作動し、ベルト1の微小な張力変動に対する油圧式オートテンショナ5の応答性を向上させることができる。
また、チェックバルブ18の弁体20は、図3に示すように、金属板のプレス成形や樹脂の射出成形によって、球状のシート面の反対側に凹部27を有する形状としてもよい。このようにすると、弁体20の慣性をより小さくすることができるとともに、油圧式オートテンショナ5の製造コストを抑えることができる。
上記実施形態では、圧力室9とリザーバ室10の間で絞りを形成する通路としてリーク隙間17を用いているが、絞りを形成する通路は他の方式で設けてもよい。たとえば、プランジャに貫通孔を形成して圧力室とリザーバ室を連通させ、その貫通孔にオリフィス絞りやチョーク絞りを取り付けてもよい。
図5に、この発明の第2実施形態の油圧式オートテンショナ30を示す。この油圧式オートテンショナ30は、第1実施形態と同様、シリンダ31内に固定されたスリーブ32に、プランジャ33が摺動可能に挿入され、そのプランジャ33によってシリンダ31内が圧力室34とリザーバ室35に区画されている。圧力室34とリザーバ室35は、スリーブ32とプランジャ33の摺動面間に形成されるリーク隙間36を介して連通している。
また、図6に示すように、プランジャ33には上下に貫通する貫通孔37が形成され、その貫通孔37にロッド38の下端が挿入されている。貫通孔37の内周には上下方向に延びる連通溝39が形成され、これにより、貫通孔37に挿入されたロッド38とプランジャ33の間に、圧力室34とリザーバ室35を連通する通路40が形成されている。また、圧力室34に組み込まれたスプリング41がプランジャ33をロッド38に押さえ付けているので、ロッド38はプランジャ33と一体に移動する。
プランジャ33の下端にはチェックバルブ42が設けられている。このチェックバルブ42は、球状のシート面を有する半球状の弁体43と、弁体43を間に挟んでプランジャと対向するリテーナ44とを有し、プランジャ33は、弁体43が接離するバルブシートとして機能する。リテーナ44には、図7に示すように、作動油を通過させる開口45が周方向に間隔をおいて形成され、開口45の内側には、弁体43をプランジャ33に向けて付勢する爪46がリテーナ44と一体に形成されている。
このチェックバルブ42は、弁体43をプランジャ33から離反させる方向の作動油の流れは許容するが、弁体43をプランジャ33に押さえ付ける方向の作動油の流れは禁止する。
ロッド38の上端には、ばね座47が取り付けられ、シリンダ31の外周に形成されたフランジ部48とばね座47の間には、圧力室34の容積を拡大させる方向にロッド38を付勢するリターンスプリング49が組み込まれている。
この油圧式オートテンショナ30も、第1実施形態と同様に動作する。すなわち、ベルトの張力が大きくなって、圧力室34の圧力がリザーバ室35の圧力よりも高くなると、圧力室34内の作動油がリーク隙間36を通ってリザーバ室35に流れ、プランジャ33が移動する。このとき、リーク隙間36を流れる作動油の流量が制限されているので、テンションプーリはゆっくりと移動し、ベルトを安定した状態に保ちながらその緊張を吸収する。
一方、ベルトの張力が小さくなって、圧力室34の圧力がリザーバ室35の圧力よりも低くなると、チェックバルブ42が開き、リザーバ室35内の作動油が通路40を通って圧力室34に流れる。この作動油の流れによりプランジャ33が移動し、ベルトの張力とリターンスプリング49の付勢力とがつり合う位置までテンションプーリが移動する。そのため、テンションプーリは速やかに移動し、ベルトの弛みを迅速に吸収する。
この油圧式オートテンショナ30は、第1実施形態と同様に、チェックバルブ42の弁体43が半球状なので弁体43の慣性が小さく、弁体43の径を大きくしてチェックバルブ42の流路面積を広くしたときにも、圧力室34の圧力の変動に対してチェックバルブ42が敏感に作動する。そのため、ベルトの微小な張力変動に対する応答性を確保しつつ、ベルトの急激な弛みを吸収することが可能である。
また、爪46が弁体43をプランジャ33に向けて付勢するので、チェックバルブ42の閉じる速度が速い。そのため、プランジャ33の移動方向が、圧力室34の容積が拡大する方向から圧力室34の容積が縮小する方向に切り替わってベルトの緊張を吸収するときに、チェックバルブ42が迅速に通路40を閉じ、ベルトを安定した状態に保つことができる。
また、弁体43をプランジャ33に向けて付勢する爪46をリテーナ44と一体に形成したので、弁体43をプランジャ33に向けて付勢するスプリングをリテーナ44とは別個に設ける場合よりも、部品点数が少なく経済的であり、また、弁体43とリテーナ44の間にリテーナ44とは別個のスプリングを組み込む場合よりも、チェックバルブ42の大きさを抑えて油圧式オートテンショナ30の長さを短くすることができる。
また、チェックバルブ42の弁体43が半球状なので、弁体43の径を大きくしてチェックバルブ42の流路面積を広くしたときにも、チェックバルブ42の厚さが小さい。そのため、圧力室34の容積が最小となるストロークエンドにおいてプランジャ33の下端のチェックバルブ42が圧力室34の内底面に干渉しにくく、油圧式オートテンショナ30の全長を抑えることができる。
また、チェックバルブ42の弁体43は、図6に示すように、金属板のプレス成形や樹脂の射出成形によって、球状のシート面の反対側に凹部50を有する形状とすると好ましい。このようにすると、弁体43の慣性をより小さくすることができるとともに、油圧式オートテンショナ30の製造コストを抑えることができる。
この発明の第1実施形態の油圧式オートテンショナを組み込んだ張力調整装置を示す正面図 図1の油圧式オートテンショナの断面図 図2の油圧式オートテンショナのチェックバルブ近傍の拡大断面図 図3のIV−IV線に沿った断面図 この発明の第2実施形態の油圧式オートテンショナを示す断面図 図5の油圧式オートテンショナのチェックバルブ近傍の拡大断面図 図6のVII−VII線に沿った断面図
符号の説明
5 油圧式オートテンショナ
6 スリーブ
7 シリンダ
8 プランジャ
9 圧力室
10 リザーバ室
11 ロッド
16 リターンスプリング
17 リーク隙間
18 チェックバルブ
19 バルブシート
20 弁体
21 リテーナ
23 爪
26 通路
27 凹部
30 油圧式オートテンショナ
31 シリンダ
32 スリーブ
33 プランジャ
34 圧力室
35 リザーバ室
36 リーク隙間
38 ロッド
40 通路
42 チェックバルブ
43 弁体
44 リテーナ
46 爪
49 リターンスプリング
50 凹部

Claims (2)

  1. スリーブ(6)を内部に固定したシリンダ(7)に作動油を溜め、前記スリーブ(6)に摺動可能に挿入したプランジャ(8)で前記シリンダ(7)内を圧力室(9)とリザーバ室(10)に区画し、絞りを形成する第1通路(17)を介して前記圧力室(9)と前記リザーバ室(10)を連通させ、前記リザーバ室側から前記圧力室側への作動油の流れのみを許容するチェックバルブ(18)を設けた第2通路(26)を介して前記圧力室(9)と前記リザーバ室(10)を連通させ、前記プランジャ(8)と一体に移動するロッド(11)を設け、そのロッド(11)を前記圧力室(9)の容積が拡大する方向に付勢するリターンスプリング(16)を設けた油圧式オートテンショナにおいて、前記チェックバルブ(18)を、環状のバルブシート(19)と、そのバルブシート(19)と接離可能に設けられ、球状のシート面を有する半球状の弁体(20)と、その弁体(20)を間に挟んで前記バルブシート(19)に対向して設けられたリテーナ(21)とで構成し、そのリテーナ(21)に、前記弁体(20)を前記バルブシート(19)に向けて付勢する爪(23)を一体に形成したことを特徴とする油圧式オートテンショナ。
  2. 前記弁体(20)が、前記シート面の反対側に凹部(27)を有する請求項1に記載の油圧式オートテンショナ。
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