JP2008014340A - 油圧式オートテンショナ - Google Patents

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克典 峰野
Goro Nakao
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Abstract

【課題】圧力室内のプランジャスプリングを不要として油圧式オートテンショナの長さを抑える。
【解決手段】スリーブ6を挿入したシリンダ7に作動油を溜め、スリーブ6に摺動可能に挿入したプランジャ8でシリンダ7内を圧力室9とリザーバ室10に区画し、リーク隙間22を介して圧力室9とリザーバ室10を連通させ、リザーバ室側から圧力室側への作動油の流れのみを許容するチェックバルブ24を設けた通路26を介して圧力室9とリザーバ室10を連通させ、プランジャ8と一体に移動するロッド11とリターンスプリング15を設け、シリンダ7内にロッド11をスライド可能に支持するウエアリング17を設け、ウエアリング17に載せたオイルシール18でシリンダ7内に作動油を密封し、オイルシール18をシリンダ7の内周に係止する穴用止め輪20で抜け止めし、スリーブ6とウエアリング17の間に設けた筒状のスペーサ16をスリーブ6に載せる。
【選択図】図2

Description

この発明は、オルタネータ等の自動車補機を駆動するベルトの張力保持に用いられる油圧式オートテンショナに関するものである。
自動車の補機、たとえばオルタネータやカーエアコンやウォータポンプなどは、その回転軸がエンジンのクランクシャフトにベルトで連結されており、そのベルトを介してエンジンで駆動される。このベルトの張力を適正範囲に保つために、一般に、支点軸を中心として揺動可能に設けたプーリアームと、そのプーリアームに回転可能に取り付けたテンションプーリと、そのテンションプーリをベルトに押さえ付ける方向にプーリアームを付勢する油圧式オートテンショナとからなる張力調整装置が使用される。
この張力調整装置に組み込む油圧式オートテンショナとして、スリーブを挿入したシリンダに作動油を溜め、スリーブに摺動可能に挿入したプランジャでシリンダ内を圧力室とリザーバ室に区画し、そのプランジャと一体に移動するロッドを圧力室の容積が拡大する方向にリターンスプリングで付勢したものが知られている(特許文献1、2)。このオートテンショナは、リターンスプリングの付勢力がベルトの張力とつりあう位置までロッドが移動することにより、ベルトの張力変動を吸収し、ベルトの張力を適正範囲に保つ。
また、圧力室とリザーバ室は、絞りを形成する第1通路を介して連通しており、圧力室の容積が縮小する方向にロッドが移動すると、圧力室内の作動油が第1通路を通ってリザーバ室に流れる。このとき、第1通路を流れる作動油の流量が制限されるので、ロッドがゆっくりと移動し、ベルトの張力を安定した状態に保つ。
さらに、圧力室とリザーバ室は、リザーバ室側から圧力室側への作動油の流れのみを許容するチェックバルブを設けた第2通路を介して連通しており、圧力室の容積が拡大する方向にロッドが移動すると、そのチェックバルブを通じてリザーバ室側から圧力室側に作動油が流れる。そのため、圧力室の容積が拡大する方向にはロッドが速やかに移動し、ベルトの弛みを迅速に吸収する。
この油圧式オートテンショナは、スリーブをシリンダから抜け止めするために、圧力室内に組み込んだプランジャスプリングでスリーブを付勢し、その付勢力によってスリーブをシリンダの底に押さえ付けるようにしている。
特開平10−19099号公報 特開平10−306860号公報
しかし、スリーブをシリンダから抜け止めするために圧力室内にプランジャスプリングを組み込むと、圧力室の容積が最小となるストロークエンドにおいてプランジャスプリングを収容する空間を圧力室内に確保する必要があるので、オートテンショナの長さが長くなる。そこで、オートテンショナの長さを短縮化するため、スリーブを挿入した状態でシリンダの内周をかしめてスリーブを固定すると、プランジャスプリングは不要となるが、シリンダの内周をかしめたときに異物が生じ、その異物によって第1通路(絞り)の目詰まり等のトラブルが生じるおそれがある。
この発明は、圧力室内のプランジャスプリングを不要として油圧式オートテンショナの長さを抑えることを課題とする。
上記の課題を解決するために、スリーブを挿入したシリンダに作動油を溜め、前記スリーブに摺動可能に挿入したプランジャで前記シリンダ内を圧力室とリザーバ室に区画し、絞りを形成する第1通路を介して前記圧力室と前記リザーバ室を連通させ、前記リザーバ室側から前記圧力室側への作動油の流れのみを許容するチェックバルブを設けた第2通路を介して前記圧力室と前記リザーバ室を連通させ、前記プランジャと一体に移動するロッドを設け、そのロッドを前記圧力室の容積が拡大する方向に付勢するリターンスプリングを設け、前記シリンダ内に前記ロッドを軸方向にスライド可能に支持するウエアリングを設け、そのウエアリングに載せた環状のオイルシールで前記シリンダ内に作動油を密封し、そのオイルシールを前記シリンダの内周に係止する止め輪でシリンダから抜け止めした油圧式オートテンショナにおいて、前記スリーブと前記ウエアリングの間に設けた筒状のスペーサを前記スリーブに載せ、そのスペーサに前記ウエアリングを載せた。
この発明の油圧式オートテンショナは、スリーブにスペーサ、ウエアリング、オイルシールを順に載せ、一番上に載せたオイルシールを止め輪で抜け止めすることによって一番下のスリーブを抜け止めする。そのため、圧力室内に、スリーブを抜け止めするためのプランジャスプリングを組み込む必要がなく、油圧式オートテンショナの長さを抑えることができる。
図1に、自動車補機を駆動するベルト1の張力調整装置を示す。この張力調整装置は、ベルト1に接触するテンションプーリ2と、テンションプーリ2を回転可能に支持するプーリアーム3とを有し、プーリアーム3は、支点軸4を中心として揺動可能に支持されている。プーリアーム3には、この発明の第1実施形態の油圧式オートテンショナ5が接続され、油圧式オートテンショナ5がプーリアーム3を付勢してテンションプーリ2をベルト1に押さえ付けている。
図2に示すように、油圧式オートテンショナ5は、スリーブ6を挿入したシリンダ7を有し、シリンダ7の内部には作動油が溜められている。スリーブ6には、プランジャ8が摺動可能に挿入され、このプランジャ8によってシリンダ7内が圧力室9とリザーバ室10に区画されている。
また、シリンダ7内にはロッド11が挿入され、ロッド11の下端部11Aが、プランジャ8のリザーバ室10側の端面に形成された有底穴12に圧入されている。ロッド11の上端部11Bにはばね座13が固定され、ばね座13と、シリンダ7の外周に形成されたフランジ14の間には、圧力室9の容積を拡大させる方向にロッド11を付勢するリターンスプリング15が組み込まれている。
スリーブ6には、シリンダ7内に設けられた筒状のスペーサ16、ウエアリング17、オイルシール18が順に載せられている。スペーサ16は、図3、図4に示すように、内周側に切り起こされたフランジ19でスリーブ6を押さえ付けて、スリーブ6の上方への移動を規制している。ウエアリング17は、ロッド11を軸方向にスライド可能に支持し、ロッド11の振れを防止している。また、オイルシール18は、ロッド11を軸方向にスライド可能に貫通させ、シリンダ7内に作動油を密封している。
オイルシール18は、シリンダ7の内周に係止する穴用止め輪20で上方への移動を規制され、この規制により、スリーブ6、スペーサ16、ウエアリング17、オイルシール18がシリンダ7から抜け止めされている。ロッド11は、ロッド11の外周に装着された止め輪21でウエアリング17から抜け止めされている。
圧力室9とリザーバ室10は、スリーブ6とプランジャ8の摺動面間に形成されるリーク隙間22を介して連通している。このリーク隙間22は微小であり、リーク隙間22を流れる作動油の流量は制限される。
図3、図5に示すように、シリンダ7の内周には、スリーブ6の上端の位置からシリンダ7の内底に至る連通溝23が形成され、シリンダ7の内底には、連通溝23から、スリーブ6の下端に圧入されたチェックバルブ24の位置に至る連通溝25が形成されている。連通溝23,25は、シリンダ7にスリーブ6を挿入した状態で、圧力室9とリザーバ室10を連通させる通路26を形成する。
チェックバルブ24は、図6に示すように、環状のバルブシート27と、球状のシート面を有する半球状の弁体28と、弁体28を間に挟んでバルブシート27に対向するリテーナ29とからなる。リテーナ29には、作動油を通過させる開口30と、弁体28をバルブシート27に向けて付勢する爪31が形成されている。このチェックバルブ24は、弁体28をバルブシート27から離反させる方向の作動油の流れは許容するが、弁体28をバルブシート27に押さえ付ける方向の作動油の流れは禁止する。
つぎに、この油圧式オートテンショナ5の動作例を説明する。
補機の負荷が変動してベルト1の張力が大きくなると、その張力がプーリアーム3を介して油圧式オートテンショナ5に伝達し、圧力室9の圧力が高まる。圧力室9の圧力がリザーバ室10の圧力よりも高くなると、圧力室9内の作動油がリーク隙間22を通ってリザーバ室10に流れる。このとき、チェックバルブ24が閉じているので作動油は通路26を流れない。こうして作動油がリーク隙間22を流れることによりプランジャ8とロッド11が一体に下方へ移動し、ベルト1の張力とリターンスプリング15の付勢力とがつり合う位置までテンションプーリ2が移動する。このとき、リーク隙間22を流れる作動油の流量が制限されているので、テンションプーリ2はゆっくりと移動し、ベルト1を安定した状態に保ちながらその緊張を吸収する。
一方、補機の負荷が変動してベルト1の張力が小さくなると、リターンスプリング15の付勢力によって圧力室9の圧力が低くなる。圧力室9の圧力がリザーバ室10の圧力よりも低くなるとチェックバルブ24が開き、リザーバ室10内の作動油が通路26を通って圧力室9に流れる。この作動油の流れによりプランジャ8とロッド11が一体に上方へ移動し、ベルト1の張力とリターンスプリング15の付勢力とがつり合う位置までテンションプーリ2が移動する。そのため、テンションプーリ2は速やかに移動し、ベルト1の弛みを迅速に吸収する。
この油圧式オートテンショナ5は、スリーブ6にスペーサ16、ウエアリング17、オイルシール18を順に載せ、一番上に載せたオイルシール18を穴用止め輪20で抜け止めすることによって一番下のスリーブ6を抜け止めする。そのため、圧力室9内に、スリーブ6を抜け止めするためのプランジャスプリングを組み込む必要がなく、油圧式オートテンショナ5の長さを抑えることができる。
また、シリンダ7の内周をかしめてスリーブ6をシリンダ7内に固定する場合と比べて、かしめによる異物の発生がないので、油圧式オートテンショナ5の動作の信頼性が高い。また、かしめる工程が不要なので、油圧式オートテンショナ5の組み立ての作業性に優れる。
上記実施形態では、圧力室9とリザーバ室10の間で絞りを形成する通路としてリーク隙間22を用いているが、絞りを形成する通路は他の方式で設けてもよい。たとえば、プランジャ8に貫通孔を形成して圧力室9とリザーバ室10を連通させ、その貫通孔にオリフィス絞りやチョーク絞りを設けてもよい。
スリーブ6を下方に押さえ付けるフランジ19は、図3、図4に示すように、スペーサ16のフランジ19間に形成される下向きの突起32が連通溝23の位置に対応するように形成すると好ましい。このようにすると、連通溝23の上端の位置とフランジ19の位置がずれるので、通路26への作動油の流れが円滑となり、油圧式オートテンショナ5の応答性に優れる。
図7に、この発明の第2実施形態の油圧式オートテンショナ40を示す。この油圧式オートテンショナ40は、第1実施形態と同様、シリンダ41内に挿入されたスリーブ42に、プランジャ43が摺動可能に挿入され、そのプランジャ43によってシリンダ41内が圧力室44とリザーバ室45に区画されている。圧力室44とリザーバ室45は、スリーブ42とプランジャ43の摺動面間に形成されるリーク隙間46を介して連通している。
シリンダ41内にはロッド47が挿入され、ロッド47の下端部47Aが、プランジャ43に形成された貫通孔48にスライド可能に挿入されている。プランジャ43には、図8に示すように、圧力室44とリザーバ室45を連通させる通路49が形成されており、ロッド47の下端部47Aには、プランジャ43の上端面に対向するリング状のバルブシート50が固定されている。また、ロッド47の下端部47Aには、プランジャ43のロッド47に対する下方への移動範囲を規制する止め輪51が取り付けられている。
ここで、プランジャ43とバルブシート50は、リザーバ室45側から圧力室44側への作動油の流れのみを許容するチェックバルブ52を構成する。すなわち、圧力室44の圧力がリザーバ室45の圧力よりも高くなると、プランジャ43がロッド47に対して上方に移動してプランジャ43の上端面がバルブシート50に接触し、通路49が塞がれる。一方、圧力室44の圧力がリザーバ室45の圧力よりも低くなると、プランジャ43がロッド47に対して下方に移動し、プランジャ43の上端面がバルブシート50から離反して通路49が開き、通路49を通じてリザーバ室45側から圧力室44側に作動油が流れる。
ロッド47の上端部47Bには、ばね座53が取り付けられ、シリンダ41の外周に形成されたフランジ54とばね座53の間には、圧力室44の容積を拡大させる方向にロッド47を付勢するリターンスプリング55が組み込まれている。
スリーブ42には、第1実施形態と同様、シリンダ41内に設けられた筒状のスペーサ56、ウエアリング57、オイルシール58が順に載せられている。スペーサ56は、図8に示すように、下端に形成された内向きフランジ59でスリーブ42を押さえ付けて、スリーブ42の上方への移動を規制している。また、オイルシール58は、図7に示すように、シリンダ41の内周に係止する穴用止め輪60で上方への移動を規制され、この規制により、スリーブ42、スペーサ56、ウエアリング57、オイルシール58がシリンダ41から抜け止めされている。
この油圧式オートテンショナ40も、第1実施形態と同様に動作する。すなわち、ベルトの張力が大きくなって、圧力室44の圧力がリザーバ室45の圧力よりも高くなると、チェックバルブ52が閉じ、圧力室44内の作動油がリーク隙間46を通ってリザーバ室45に流れ、プランジャ43とロッド47が一体に下方へ移動する。このとき、リーク隙間46を流れる作動油の流量が制限されているので、テンションプーリはゆっくりと移動し、ベルトを安定した状態に保ちながらその緊張を吸収する。
一方、ベルトの張力が小さくなって、圧力室44の圧力がリザーバ室45の圧力よりも低くなると、チェックバルブ52が開き、リザーバ室45内の作動油が通路49を通って圧力室44に流れる。この作動油の流れによりプランジャ43とロッド47が一体に上方へ移動し、ベルトの張力とリターンスプリング55の付勢力とがつり合う位置までテンションプーリが移動する。そのため、テンションプーリは速やかに移動し、ベルトの弛みを迅速に吸収する。
この油圧式オートテンショナ40は、第1実施形態と同様に、スリーブ42にスペーサ56、ウエアリング57、オイルシール58を順に載せ、一番上に載せたオイルシール58を止め輪60で抜け止めすることによって一番下のスリーブ42を抜け止めする。そのため、圧力室44内に、スリーブ42を抜け止めするためのプランジャスプリングを組み込む必要がなく、油圧式オートテンショナ40の長さを抑えることができる。
また、シリンダ41の内周をかしめてスリーブ42をシリンダ41内に固定する場合と比べて、かしめによる異物の発生がないので、油圧式オートテンショナ40の動作の信頼性が高い。また、かしめる工程が不要なので、油圧式オートテンショナ40の組み立ての作業性に優れる。
この発明の第1実施形態の油圧式オートテンショナを組み込んだ張力調整装置を示す正面図 図1の油圧式オートテンショナの断面図 図2の油圧式オートテンショナのスリーブの上部近傍の拡大断面図 図3のIV−IV線に沿った断面図 図3のV−V線に沿った断面図 図2の油圧式オートテンショナのチェックバルブ近傍の拡大断面図 この発明の第2実施形態の油圧式オートテンショナを示す断面図 図7の油圧式オートテンショナのスリーブの上部近傍の拡大断面図
符号の説明
5 油圧式オートテンショナ
6 スリーブ
7 シリンダ
8 プランジャ
9 圧力室
10 リザーバ室
11 ロッド
15 リターンスプリング
16 スペーサ
17 ウエアリング
18 オイルシール
20 穴用止め輪
22 リーク隙間
24 チェックバルブ
26 通路
40 油圧式オートテンショナ
41 シリンダ
42 スリーブ
43 プランジャ
44 圧力室
45 リザーバ室
46 リーク隙間
47 ロッド
49 通路
52 チェックバルブ
55 リターンスプリング
56 スペーサ
57 ウエアリング
58 オイルシール
60 穴用止め輪

Claims (1)

  1. スリーブ(6)を挿入したシリンダ(7)に作動油を溜め、前記スリーブ(6)に摺動可能に挿入したプランジャ(8)で前記シリンダ(7)内を圧力室(9)とリザーバ室(10)に区画し、絞りを形成する第1通路(22)を介して前記圧力室(9)と前記リザーバ室(10)を連通させ、前記リザーバ室側から前記圧力室側への作動油の流れのみを許容するチェックバルブ(24)を設けた第2通路(26)を介して前記圧力室(9)と前記リザーバ室(10)を連通させ、前記プランジャ(8)と一体に移動するロッド(11)を設け、そのロッド(11)を前記圧力室(9)の容積が拡大する方向に付勢するリターンスプリング(15)を設け、前記シリンダ(7)内に前記ロッド(11)を軸方向にスライド可能に支持するウエアリング(17)を設け、そのウエアリング(17)に載せた環状のオイルシール(18)で前記シリンダ(7)内に作動油を密封し、そのオイルシール(18)を前記シリンダ(7)の内周に係止する止め輪(20)でシリンダ(7)から抜け止めした油圧式オートテンショナにおいて、前記スリーブ(6)と前記ウエアリング(17)の間に設けた筒状のスペーサ(16)を前記スリーブ(6)に載せ、そのスペーサ(16)に前記ウエアリング(17)を載せたことを特徴とする油圧式オートテンショナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105443493A (zh) * 2015-12-23 2016-03-30 上海华岛液压设备制造有限公司 带自动补偿装置的多级液压缸

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