JP2011141006A - 油圧式オートテンショナ - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの停止時に、ベルトからの押込み力によってプッシュロッドが押し込まれるのを防止した油圧式オートテンショナを提供する。
【解決手段】シリンダ11の上部開口をシール部材14の組込みにより密閉し、シール部材をスライド自在に貫通するプッシュロッド16にリターンスプリング18の押圧力を付加する。シリンダのシール部材より上側位置にナット部材30を組み込み、ナット部材の内周に形成された雌ねじ32にスクリュロッド33の外周に形成された雄ねじ34をねじ係合する。雌ねじと雄ねじを、スクリュロッドに負荷される押込み力を受ける圧力側フランクが遊び側フランクのフランク角より大きい鋸歯状ねじとし、鋸歯状ねじのねじ係合部間に軸方向のねじ隙間を設け、ベルトからスクリュロッドに押込み力が負荷された際に、雌ねじと雄ねじの圧力側フランクを互いに接触させ、その接触部に作用する摩擦抵抗によりスクリュロッドをロックする。
【選択図】図2

Description

この発明は、カム軸駆動用のチェーン伝動装置におけるチェーンやカム軸駆動用ベルト伝動装置におけるタイミングベルトの張力を一定に保持する油圧式オートテンショナに関する。
自動車の内燃機関に組込まれたカム軸駆動用のチェーン伝動装置においては、機関運転時の機関本体の熱膨張による軸間距離の変化や経年変化によるチェーンの伸びによって、そのチェーンの張力が変化する。
また、カム軸駆動用のベルト伝動装置においても、熱膨張による軸間距離の変化や経年変化によってタイミングベルト(以下、単にベルトという)に伸び生じて、そのベルトの張力が変化する。
このため、上記のようなチェーン伝動装置やベルト伝動装置においては、チェーンやベルトに油圧式オートテンショナの調整力を付与して、チェーンやベルトの張力を一定に保持し、バタツキによる異音の発生や歯飛びを防止するようにしている。
上記油圧式オートテンショナとして、特許文献1に記載されたものが従来から知られている。この油圧式オートテンショナにおいては、シリンダの上部開口をシール部材の組込みにより密閉して、シリンダの内部に充填された作動油の油面上に空気溜まりを設け、そのシール部材をスライド自在に貫通するプッシュロッドのシリンダ内部に位置する下端部に摺動可能なピストンを設けて、シリンダの内部を圧力室とリザーバ室とに仕切り、上記ピストンにはその下方に設けられた圧力室と上方に設けられたリザーバ室を連通する通路を設け、その通路の圧力室側の開口部にチェックバルブを組込んでいる。
また、シリンダの内部にリターンスプリングを組込み、そのリターンスプリングにより、プッシュロッドに外方向への突出性を付与している。
上記の油圧式オートテンショナを用いるベルト伝動装置におけるベルトの張力調整装置においては、テンションプーリを支持する揺動可能なプーリアームをプッシュロッドで押圧して、テンションプーリがベルトを押圧する方向にプーリアームを付勢するようにし、上記ベルトに弛みが生じた際に、リターンスプリングの押圧によりプッシュロッドを外方向に移動させてベルトの弛みを吸収するようにしている。
また、ベルトが緊張し、そのベルトからプッシュロッドに押込み力が負荷された際にチェックバルブで通路を閉じ、圧力室内に封入された作動油がシリンダとピストンの摺動面間に形成された微少なリーク隙間からリザーバ室に流入する油圧ダンパ作用によりプッシュロッドに負荷された押込み力を緩衝してベルトの張力変化を吸収し、ベルトの張力を一定に保つようにしている。
特公平7−117130号公報
ところで、従来の油圧式オートテンショナにおいては、エンジンの停止時、ベルトからプッシュロッドおよびピストンに押込み力が負荷されると、その押込み力が静荷重であるにも拘わらず、圧力室内の作動油がピストンとシリンダの摺動面間に形成された微少なリーク隙間からリザーバ室内に流れて、圧力室内の作動油の圧力が0となり、ベルトの張力が低下して、リターンスプリングの弾性力によってのみ張力が付与されることになる。
このため、エンジンが再始動されると、ベルトに大幅な弛みが生じてベルトにバタツキが生じ、異音が発生したり、歯飛びが発生する可能性がある。このような問題は、上記油圧式オートテンショナを用いるチェーン伝動装置においても同様に発生する可能性がある。
この発明の課題は、エンジンの停止時に、ベルトやチェーンから負荷される静荷重の押込み力によってプッシュロッドが必要以上に押し込まれるのを防止することができるようにした油圧式オートテンショナを提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明においては、シリンダの上部開口をシール部材の組込みにより密閉して、シリンダの内部に充填された作動油の外部への漏洩を防止し、そのシール部材をスライド自在に貫通するプッシュロッドにリターンスプリングの押圧力を付加して外方向への突出性を付与し、前記プッシュロッドのシリンダ内に位置する下端部にピストンを設け、そのピストンがその下方に設けられた圧力室内の作動油を押圧する油圧ダンパ作用により前記プッシュロッドに負荷される押込み力を緩衝するようにした油圧式オートテンショナにおいて、前記シリンダの前記シール部材の組込み部位より上側位置にナット部材を組み込んで軸方向に非可動に支持し、そのナット部材の内周に形成された雌ねじにスクリュロッドの外周に形成された雄ねじをねじ係合して、下端を前記プッシュロッドの上端に当接し、前記雌ねじと雄ねじを、スクリュロッドに負荷される押込み力を受ける圧力側フランクを遊び側フランクのフランク角より大きい鋸歯状ねじとし、その鋸歯状ねじに前記リターンスプリングの押圧によりスクリュロッドが回転しつつ軸方向に移動するリード角を設け、前記鋸歯状雌ねじと鋸歯状雄ねじのねじ係合部間に軸方向のねじ隙間を設けた構成を採用したのである。
ここで、鋸歯状雌ねじと鋸歯状雄ねじのねじ係合部間に設けられた軸方向のねじ隙間は、エンジンの通常運転時におけるチェーンやベルトの張力変化を吸収することができる大きさとされている。
上記の構成からなる油圧式オートテンショナを用いるベルトの張力調整に際しては、揺動可能に支持されたプーリアームをプッシュロッドで押圧して、プーリアームに支持されたテンションプーリがベルトを押圧する方向にプーリアームを付勢する。
上記のような油圧式オートテンショナの組込みにおいて、エンジンの駆動によりベルトの張力が変化し、そのベルトに弛みが生じると、リターンスプリングの押圧によりプッシュロッドが外方に移動してスクリュロッドを押圧し、スクリュロッドはねじ係合部の遊び側フランクに沿って回転しつつ外方に移動してベルトの弛みを吸収する。
また、経年変化によってベルトにねじ係合部の軸方向のねじ隙間を超える大きさの伸びが生じた場合も、上記と同様に、スクリュロッドがねじ係合部の遊び側フランクに沿って回転しつつ外方に移動してベルトの弛みを吸収する。
上記とは反対に、ベルトの張力が強くなると、そのベルトからスクリュロッドに押込み力が負荷されるため、スクリュロッドは、ねじ係合部に形成された軸方向のねじ隙間の範囲内で内方に移動してプッシュロッドを押圧し、その押圧によりプッシュロッドが内方に移動する。また、ピストンは圧力室の容積が小さくなる方向に移動する。このため、圧力室内の圧力が高くなり、その圧力室内の作動油の油圧ダンパ作用によって上記押込み力が緩衝され、ベルトの張力が一定に保持される。
エンジンを停止すると、ベルトからスクリュロッドに押込み力が負荷される。その押込み力によりスクリュロッドが内方に移動して、雄ねじと雌ねじの圧力側フランクが互いに接触し、その接触部に作用する摩擦抵抗によりスクリュロッドがロックされる。このため、プッシュロッドは上記スクリュロッドの移動量に相当する分だけ内方に移動するのみであって、圧力室内の作動油の圧力が0となる位置までプッシュロッドが押し込まれるようなことがなく、ベルトは、リターンスプリングの弾性力と圧力室内の作動油の圧力の総和に相当する張力状態に保持される。
したがって、エンジンが再始動されてもベルトに大きな弛みが生じることはない。このため、ベルトにバタツキが生じて異音を発生させるようなことはなく、また、歯飛びが生じるようなこともない。
この発明に係る油圧式オートテンショナにおいては、上記のように、プッシュロッドはリターンスプリングの押圧により、その上端面がスクリュロッドの下端面に押し付けられ、また、スクリュロッドはプッシュロッドとの接触を保つ状態で回転しつつ外方に移動するため、プッシュロッドとスクリュロッドの接触部の面圧が高い場合に、その接触部に摩耗が生じ、耐久性を低下させることになる。
そのような不都合の発生を抑制するため、プッシュロッドとスクリュロッドの当接部の一方を凸形球面とし、他方を凹形球面として、接触部の面圧の低減を図るのが好ましい。
この場合、プッシュロッドの上端面を凹形球面とすると、その凹形球面に潤滑剤を保持させておくことができるため、接触部の摩耗をより効果的に抑制し、耐久性をより向上させることができる。
また、スクリュロッドがベルトからの押込みによって内方に移動した際、シール部材とナット部材間に形成された空間の容積が小さくなり、逆に圧力が高くなって、その圧力によりシール部材が変形し、シール性が低下する可能性がある。
そこで、シリンダの上部にシール部材とナット部材間に形成される空間と外部を連通する半径方向に貫通する排気孔を形成しておくと、上記空間の圧力が上昇するのを防止することができ、上記のような不都合の発生を未然に防止することができる。
さらに、ナット部材の支持が不安定であると、リターンスプリングの押圧によりナット部材がシリンダから脱落する可能性がある。このため、ナット部材はシリンダに対して安定よく取付けておく必要があり、その取付けに以下の1乃至4の取付手段を採用することができる。
取付手段1:シリンダの上端部に半径方向に貫通するねじ孔を形成し、そのねじ孔にねじ係合した止めねじの締め付けによりナット部材を固定する。
取付手段2:シリンダの上端部に半径方向に貫通するねじ挿入孔を形成し、ナット部材の外周にはそのねじ挿入孔に対向してねじ孔を設け、上記ねじ挿入孔に挿入されてねじ孔にねじ込まれるビスの締め付けによりナット部材を固定する。
取付手段3:シリンダの上端部に半径方向に貫通するピン孔を設け、ナット部材の外周にそのピン孔に対向するピン孔を設け、上記シリンダ側ピン孔とナット部材側ピン孔にピンを圧入してナット部材を固定する。
取付手段4:シリンダの上端部内周に周方向に延びる係合溝を形成し、ナット部材の外周にはその係合溝に対向してリング溝を設け、一部が切り離されて径方向に弾性変形可能な止め輪をそのリング溝と係合溝に跨る取付けとしてナット部材を軸方向に非可動とする。
上記いずれの取付手段の採用においても、ナット部材を強固な取付けとすることができ、ナット部材の脱落を確実に防止することができる。
この発明に係る油圧式オートテンショナにおいて、スクリュロッドの下面に軸方向に延びるロッド挿入孔を形成し、そのロッド挿入孔にプッシュロッドの上端部を挿入することにより、油圧式オートテンショナの軸方向長さのコンパクト化を図ることができる。
この場合、ロッド挿入孔の閉塞端面とプッシュロッドの上端面間にボールを組み込んでおくと、スクリュロッドの回転抵抗が小さくなって、そのスクリュロッドを円滑に回転させることができ、ベルトやチェーンの張力変化に対するスクリュロッドおよびプッシュロッドの追従性を高めることができる。
また、この発明に係る油圧式オートテンショナにおいて、ナット部材として、筒部の一端部に外向きのフランジを設けた金属板のプレス成形品からなるものを採用し、その筒部に、内径がスクリュロッドの雄ねじの外径より大径とされた円筒部と、その円筒部の端から内向きに折れ曲がってスクリュロッドの接線方向に延びる平端部とを周方向に交互に設け、上記平端部のそれぞれ内面にスクリュロッドの雄ねじがねじ係合される雌ねじを設けておくと、雄ねじと雌ねじのねじ係合部に異物が侵入した際、スクリュロッドの回転により、その異物を円筒部と雄ねじ間に形成された隙間内に排出させることができ、異物の噛み込みによってスクリュロッドの回転が阻害されるのを防止することができる。
上記のようなプレス成形品からなるナット部材の採用において、上記フランジの外周に複数の係合片を設け、前記シリンダには開口端に切欠部と、開口端部の内周にその切欠部の底面からフランジの厚みに相当する間隔をおいてリング溝を設け、上記切欠部に係合片を係合してナット部材を回り止めし、リング溝に止め輪を取付けてナット部材を抜止めすることにより、ナット部材に安定した取付け状態を得ることができる。
上記のように、この発明においては、エンジンの停止によってベルトやチェーンからスクリュロッドに押込み力が負荷されると、そのスクリュロッドの雄ねじとナット部材の雌ねじの圧力側フランクが互いに接触し、その接触部に作用する摩擦抵抗によりスクリュロッドがロックされるため、圧力室内の作動油の圧力が0となる位置までプッシュロッドが押し込まれるのを防止することができる。
このため、ベルトやチェーンをリターンスプリングの弾性力と圧力室内の作動油の圧力の総和に相当する張力状態に保持することができ、エンジンが再始動されてもベルトやチェーンに大きな弛みが生じることはなく、ベルトやチェーンのバタツキおよび歯飛びを防止することができる。
この発明に係る油圧式オートテンショナを用いたカムシャフト駆動用のベルト伝動装置の概略図 図1に示す油圧式オートテンショナの縦断正面図 図2に示す油圧式オートテンショナのスクリュロッドの組込み部位を拡大して示す断面図 (a)は、スクリュロッドが押し上げられた際のねじ部の状態を示す断面図、(b)は、スクリュロッドが押し下げられた際のねじ部の状態を示す断面図 スクリュロッドとプッシュロッドの接触部の他の例を示す断面図 スクリュロッドとプッシュロッドの接触部のさらの他の例を示す断面図 この発明に係る油圧式オートテンショナの他の例を示す断面図 ナット部材の取付けの他の例を示す断面図 (c)乃至(e)は、ナット部材の取付けのさらに他の例を示す断面図 (f)は、ナット部材の取付けのさらに他の例を示す断面図、(g)は、(f)のX−X線に沿った断面図 スクリュロッドの他の例を示す断面図 図11に示すスクリュロッドのロッド挿入孔にボールを組込んだ状態の断面図 (h)は、ナット部材の他の例を示す断面図、(i)は、(h)のXIII−XIII線に沿った断面図 (j)は、図13に示すナット部材の平面図、(k)は、(j)のXIV−XIV線に沿った断面図 (l)は、ナット部材の取付けの他の例を示す断面図、(m)は、(l)のXV−XV線に沿った断面図
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、カム軸駆動用のベルト伝動装置のベルト張力調整装置を示す。図示のように、ベルト伝動装置は、クランク軸1に取付けた歯付きプーリ2とカム軸3に取付けた歯付きプーリ4間にタイミングベルトからなるベルト5を掛け渡して、上記クランク軸1の回転をカム軸3に伝達するようにしている。
ベルト5の弛み側ベルト5aの外側にはテンションプーリ6が接触し、そのテンションプーリ6を回転自在に支持するプーリアーム7は軸8を中心にして揺動自在に支持され、そのプーリアーム7は油圧式オートテンショナ10から負荷される調整力によってテンションプーリ6がベルト5を押圧する方向に付勢されている。
図2に示すように、油圧式オートテンショナ10は、エンジンブロックに取付けられるシリンダ11を有している。シリンダ11はアルミ合金から形成されて底を有し、上部が開口している。
シリンダ11の底面には、そのシリンダ11の内径より小径のスリーブ嵌合孔12が形成され、そのスリーブ嵌合孔12内に鋼製の底付きのスリーブ13の下端部が嵌合されている。
シリンダ11の上部開口はオイルシールからなるシール部材14の組み込みにより密閉され、そのシール部材14によってシリンダ11の内部に充填された作動油の外部への漏洩が防止されている。また、作動油の油面上には空気溜まり15が設けられている。
シール部材14をスライド自在に貫通するプッシュロッド16には、スリーブ13の上端開口から上方に位置する部分にシリンダ11の内径面に沿ってスライド可能なウェアリング17が嵌合され、そのウェアリング17とシリンダ11の底面間に組込まれたリターンスプリング18はプッシュロッド16をシリンダ11の上部開口から突出する方向に向けて付勢している。
スリーブ13の内部にはピストン19が摺動自在に組込まれ、そのピストン19の組込みによってスリーブ13の内部は圧力室20とリザーバ室21とに仕切られている。
ピストン19は、ロッド嵌合孔22を上面に有し、そのロッド嵌合孔22内にプッシュロッド16の下端部が嵌合されている。また、ピストン19は、圧力室20内に組込まれたピストンスプリング23によってプッシュロッド16の下端部に押し付けられている。
ピストン19には、その下方に形成された圧力室20と上方に形成されたリザーバ室21を連通する通路24が形成され、その通路24の圧力室20側の開口部にチェックバルブ25が組込まれている。チェックバルブ25は、圧力室20内の圧力がリザーバ室21内の圧力より高くなると、通路24を閉じるようになっている。
シリンダ11の上部には、シール部材14の上側位置にナット部材30が設けられている。ナット部材30は、シリンダ11の開口端部内に対する圧入によってシリンダ11に取付けられ、外周上部にはシリンダ11の上端面で支持されるフランジ31が設けられている。
また、ナット部材30の内周には雌ねじ32が形成され、その雌ねじ32にスクリュロッド33の外周に形成された雄ねじ34がねじ係合され、上記プッシュロッド16の上端に形成された凸形球面16aがスクリュロッド33の平坦な下面33aに押し付けられている。
図3および図4(a)、(b)に示すように、雌ねじ32および雄ねじ34は、スクリュロッド33に負荷される押込み力を受ける圧力フランク35のフランク角αが遊び側フランク36のフランク角βより大きい鋸歯状ねじとされ、その鋸歯状ねじにリターンスプリング18の押圧によりスクリュロッド33が回転しつつ軸方向に移動するリード角が設けられて、押上げ方向には弛み条件とされ、押下げ方向にはロック条件とされている。
ここで、ロック条件とは、スクリュロッド33に押下げ力が負荷されて圧力側フランク35が互いに接触した際に、その接触部に作用する摩擦抵抗によりスクリュロッド33を回り止めしてロックすることをいう。
鋸歯状雌ねじ32と鋸歯状雄ねじ34のねじ係合部間には、図4(b)に示すように、軸方向のねじ隙間37が設けられている。同図のδはその隙間量を示し、エンジンの通常運転時のベルト5の張力変化を吸収し得る大きさとされている。
実施の形態で示す、カム軸駆動用ベルト伝動装置のベルト張力調整装置は上記の構造からなる。いま、エンジンの駆動によってベルト5の張力が変化し、そのベルト5に弛みが生じると、リターンスプリング18の押圧によりプッシュロッド16が上方に移動して、スクリュロッド33を押圧する。その押圧により、スクリュロッド33は雌ねじ32と雄ねじ34のねじ係合部の遊び側フランク36に沿って回転しつつ上方に移動してベルト5の弛みを吸収する。
また、経年変化によってベルト5にねじ係合部の軸方向のねじ隙間を超える大きさの伸びが生じた場合も、上記と同様に、スクリュロッド33がねじ係合部の遊び側フランク36に沿って回転しつつ上方に移動してベルト5の弛みを吸収する。
ここで、プッシュロッド16が上方に移動する際、プッシュロッド16の下部に設けられたピストン19も上方に移動し、その移動に伴って圧力室20の圧力がリザーバ室21の圧力より低くなるため、チェックバルブ25が通路24を開放し、リザーバ室21内の作動油は上記通路24から圧力室20内に流入する。
このため、プッシュロッド16は上方にスムーズに移動して、ベルト5の張力変化を直ちに吸収する。
上記とは反対に、ベルト5の張力が強くなると、そのベルト5からスクリュロッド33に押込み力が負荷される。その押込み力の負荷によりスクリュロッド33が、ねじ係合部に形成された軸方向のねじ隙間37の範囲内で内方に移動してプッシュロッド16を押圧し、その押圧によりプッシュロッド16が下方に移動する。また、ピストン19は圧力室20の容積が小さくなる方向に移動する。このため、圧力室20内の圧力が高くなり、その圧力室20内の作動油の油圧ダンパ作用によって上記押込み力が緩衝され、ベルト5の張力が一定に保持される。
エンジンを停止すると、ベルト5からスクリュロッド33に押込み力が負荷される。その押込み力によりスクリュロッド33が下方に移動して、図4(b)に示すように、雌ねじ32と雄ねじ34の圧力側フランク35が互いに接触し、その接触部に作用する摩擦抵抗によりスクリュロッド33がロックされる。
このため、プッシュロッド16はねじ係合部の軸方向のねじ隙間37に相当する分だけ下方に移動するのみであって、圧力室20内の作動油の圧力が0となる位置までプッシュロッド16が押し込まれるようなことがなく、ベルト5は、リターンスプリング18の弾性力と圧力室20内の作動油の圧力の総和に相当する張力状態に保持される。
したがって、エンジンが再始動されてもベルト5に大きな弛みが生じることはない。このため、ベルト5にバタツキが生じて異音を発生させるようなことはなく、また、歯飛びが生じるようなこともない。
図2に示す例においては、プッシュロッド16の上端に形成された凸形球面16aをスクリュロッド33の平坦な下面33aに接触させるようにしたが、図5に示すように、スクリュロッド33の下面33aに、凸形球面16aより大径の凹形球面38を形成し、その凹形球面38に凸形球面16aを接触させるようにしてもよい。
上記のように、プッシュロッド16の凸形球面16aをスクリュロッド33の凹形球面38に接触させることにより、接触部の面圧が低減し、接触部の摩耗による耐久性の低下を抑制することができる。
図5では、プッシュロッド16とスクリュロッド33の接触部の面圧の低減を図るため、プッシュロッド16に凸形球面16aを設け、スクリュロッド33に凹形球面38を形成するようにしたが、図6に示すように、プッシュロッド16の上端面に凹形球面39を設け、スクリュロッド33の下端面に凸形球面40を設けるようにしてもよい。
この場合、凹形球面39に潤滑剤を保持させておくことができるため、接触部の摩耗をより効果的に抑制することができる。
ここで、図2に示すスクリュロッド33がベルト5からの押込みにより下方向に移動してベルト5の張力変化を吸収する場合、シール部材14とナット部材30間に形成された空間41の容積が小さくなり、逆に圧力が高くなって、その圧力によりシール部材14が変形し、シール性が低下する可能性がある。
図7では、そのような不都合の発生がないようにするため、シリンダ11の上端部にシール部材14とナット部材31間に形成される空間41と外部を連通する半径方向に貫通する排気孔42を形成している。
上記のように、シリンダ11に空間41と外部を連通する排気孔42を形成することにより、上記空間41の圧力が上昇するのを防止することができ、シール部材14のシール性の低下を抑制することができる。
図2に示す例においては、シリンダ11に対するナット部材30の取付けを圧入による取付けとしているが、ナット部材30の取付けはこれに限定されるものではない。
図8乃至図10は、ナット部材30の取付けの他の例を示す。図8においては、シリンダ11の上端部に半径方向に貫通するねじ孔43を形成し、そのねじ孔43にねじ係合した止めねじ44の締め付けによりナット部材30を固定している。
図9(c)においては、シリンダ11の上端部に半径方向に貫通するねじ挿入孔45を形成し、ナット部材30の外周にはそのねじ挿入孔45に対向してねじ孔46を設け、上記ねじ挿入孔に挿入されてねじ孔にねじ込まれる頭付きビス47の締め付けによりナット部材を固定している。
図9(d)においては、シリンダ11の上端部に半径方向に貫通するピン孔48を設け、ナット部材30の外周にそのピン孔48に対向するピン孔49を設け、上記シリンダ側ピン孔48とナット部材側ピン孔49にピン50を圧入してナット部材30を固定している。
この場合、図9(e)に示すように、シリンダ側ピン孔48をナット部材側ピン孔49より大径とし、その両ピン孔48、49に頭付きピン50を圧入するようにしてもよい。上記のように、シリンダ側ピン孔48をナット部材側ピン孔49より大径とすると、両ピン孔48、49の位置合わせを容易に行なうことができる。
図10においては、シリンダ11の上端部内周に周方向に延びる係合溝51を形成し、ナット部材30の外周にはその係合溝51に対向してリング溝52を設け、一部が切り離されて径方向に弾性変形可能な止め輪53をそのリング溝52と係合溝51に跨る取付けとしてナット部材30を軸方向に非可動としている。
上記のような止め輪53を用いるナット部材30の取付けにおいては、リング溝52の溝深さを止め輪53の線材径より深くしておき、そのリング溝52内に止め輪53を縮径して収納し、その収納状態において、シリンダ11内にナット部材30を挿入し、リング溝52が係合溝51に対向する位置までナット部材30が挿入された際に、止め輪53を復元弾性により拡径させて、その止め輪53を係合溝51とリング溝52に跨る取り付けとする。
この場合、係合溝51に対する止め輪53の嵌合量が小さくなり過ぎると、ナット部材30を確実に抜止めすることができなくなるため、係合溝51の溝深さは、止め輪53の線材径の50%〜80%の範囲とするのが好ましい。なお、止め輪53の形成素材として、丸線材を用いるようにしているが、角線材を用いるようにしてもよい。
上記いずれの取付手段の採用においても、ナット部材30の脱落を確実に防止することができる。
図11は、スクリュロッド33の他の例を示す。この例においては、スクリュロッド33の下面にプッシュロッド16の上端部が挿入される軸方向のロッド挿入孔54を形成している。
上記のように、スクリュロッド33の下面に軸方向に延びるロッド挿入孔54を形成し、そのロッド挿入孔54にプッシュロッド16の上端部を挿入することにより、油圧式オートテンショナ10の軸方向長さのコンパクト化を図ることができる。
上記のようなロッド挿入孔54を有するスクリュロッド33の採用において、図12に示すように、そのロッド挿入孔54の閉塞端面とプッシュロッド16の上端面間にボール55を組み込んでおくと、スクリュロッド33の回転抵抗が小さくなって、そのスクリュロッド33を円滑に回転させることができ、ベルト5の張力変化に対するスクリュロッド33およびプッシュロッド16の追従性を高めることができる。
図13(h)、(i)および図14(j)、(k)は、ナット部材30の他の例を示す。この例におけるナット部材30は、筒部60の一端に外向きのフランジ61を設けた金属板のプレス成形品とされ、上記筒部60には、内径がスクリュロッド33の雄ねじ34の外径より大径とされた円筒部62と、その円筒部62の端から内向きに折れ曲がってスクリュロッド33の接線方向に延びる平端部63とを周方向に交互に設けられ、上記平端部63のそれぞれ内面にスクリュロッド33の雄ねじ34がねじ係合される雌ねじ64が設けられている。
上記のようなプレス成形品からなるナット部材30の採用においては、図13(h)に示すように、シリンダ11の開口端部の内周に段部65と、その段部65の上側にリング溝66を設け、上記段部65によりナット部材30のフランジ61の下面外周部を支持し、上記リング溝66に止め輪67を取付けて、ナット部材30を軸方向に非可動の支持とする。
上記のように、ナット部材30の筒部60に複数の円筒部62と複数の平端部63を周方向に交互に設け、その平端部63のそれぞれ内面にスクリュロッド33の雄ねじ34がねじ係合される雌ねじ64を設けると、スクリュロッド33の雄ねじ34と雌ねじ64のねじ係合部に異物が侵入した際、スクリュロッド33の回転により、その異物を円筒部62と雄ねじ34間に形成された隙間内に排出させることができ、異物の噛み込みによってスクリュロッド33の回転が阻害されるのを防止することができる。
上記のようなプレス成形品からなるナット部材30の採用において、図15(l)、(m)に示すように、フランジ61の外周に複数の係合片68を設け、シリンダ11の開口端に切欠部69と、開口端部の内周にその切欠部69の底面からフランジ61の厚みに相当する間隔をおいてリング溝70を設け、上記切欠部69に係合片68を係合してナット部材30を回り止めし、リング溝70に止め輪67を取付けてナット部材30を抜止めすることにより、ナット部材30に安定した取付け状態を得ることができる。
実施の形態においては、油圧式オートテンショナ10をベルト5の張力調整用に使用した例を示したが、チェーン伝動装置のチェーンの張力調整用に用いるようにしてもよい。
11 シリンダ
14 シール部材
16 プッシュロッド
18 リターンスプリング
19 ピストン
20 圧力室
30 ナット部材
31 フランジ
32 雌ねじ
33 スクリュロッド
34 雄ねじ
35 圧力側フランク
36 遊び側フランク
37 ねじ隙間
38 凹形球面
39 凹形球面
40 凸形球面
41 空間
42 排気孔
43 ねじ孔
44 止めねじ
45 ねじ挿入孔
46 ねじ孔
47 ビス
48 ピン孔
49 ピン孔
50 ピン
51 係合溝
52 リング溝
53 止め輪
54 ロッド挿入孔
55 ボール
60 筒部
61 フランジ
62 円筒部
63 平坦部
64 雌ねじ
67 止め輪
68 係合片
69 切欠部
70 リング溝

Claims (11)

  1. シリンダの上部開口をシール部材の組込みにより密閉して、シリンダの内部に充填された作動油の外部への漏洩を防止し、そのシール部材をスライド自在に貫通するプッシュロッドにリターンスプリングの押圧力を付加して外方向への突出性を付与し、前記プッシュロッドのシリンダ内に位置する下端部にピストンを設け、そのピストンがその下方に設けられた圧力室内の作動油を押圧する油圧ダンパ作用により前記プッシュロッドに負荷される押込み力を緩衝するようにした油圧式オートテンショナにおいて、
    前記シリンダの前記シール部材の組込み部位より上側位置にナット部材を組み込んで軸方向に非可動に支持し、そのナット部材の内周に形成された雌ねじにスクリュロッドの外周に形成された雄ねじをねじ係合して、下端を前記プッシュロッドの上端に当接し、前記雌ねじと雄ねじを、スクリュロッドに負荷される押込み力を受ける圧力側フランクを遊び側フランクのフランク角より大きい鋸歯状ねじとし、その鋸歯状ねじに前記リターンスプリングの押圧によりスクリュロッドが回転しつつ軸方向に移動するリード角を設け、前記鋸歯状雌ねじと鋸歯状雄ねじのねじ係合部間に軸方向のねじ隙間を設けたことを特徴とする油圧式オートテンショナ。
  2. 前記シリンダの上端部に前記シール部材とナット部材間に形成される空間と外部を連通する半径方向に貫通する排気孔を形成した請求項1に記載の油圧式オートテンショナ。
  3. 前記プッシュロッドとスクリュロッドの当接部の一方を凸形球面とし、他方を凹形球面とした請求項1又は2に記載の油圧式オートテンショナ。
  4. 前記シリンダの上端部に半径方向に貫通するねじ孔を形成し、そのねじ孔にねじ係合した止めねじの締め付けにより前記ナット部材を固定した請求項1乃至3のいずれかの項に記載の油圧式オートテンショナ。
  5. 前記シリンダの上端部に半径方向に貫通するねじ挿入孔を形成し、前記ナット部材の外周にはそのねじ挿入孔に対向してねじ孔を設け、前記ねじ挿入孔に挿入されてねじ孔にねじ込まれるビスの締め付けによりナット部材を固定した請求項1乃至3のいずれかの項に記載の油圧式オートテンショナ。
  6. 前記シリンダの上端部に半径方向に貫通するピン孔を設け、前記ナット部材の外周にそのピン孔に対向するピン孔を設け、前記シリンダ側ピン孔とナット部材側ピン孔にピンを圧入してナット部材を固定した請求項1乃至3のいずれかの項に記載の油圧式オートテンショナ。
  7. 前記シリンダの上部内周に周方向に延びる係合溝を形成し、前記ナット部材の外周にはその係合溝に対向してリング溝を設け、一部が切り離されて径方向に弾性変形可能な止め輪をそのリング溝と係合溝に跨る取付けとしてナット部材を軸方向に非可動とした請求項1乃至3のいずれかの項に記載の油圧式オートテンショナ。
  8. 前記スクリュロッドの下面に軸方向に延びるロッド挿入孔を形成し、そのロッド挿入孔にプッシュロッドの上端部を挿入した請求項1乃至7のいずれかの項に記載の油圧式オートテンショナ。
  9. 前記ロッド挿入孔の閉塞端面とプッシュロッドの上端面間にボールを組み込んだ請求項8に記載の油圧式オートテンショナ。
  10. 前記ナット部材が、筒部の一端部に外向きのフランジを設けた金属板のプレス成形品からなり、前記筒部に、内径がスクリュロッドの雄ねじの外径より大径とされた円筒部と、その円筒部の端から内向きに折れ曲がってスクリュロッドの接線方向に延びる平端部とを周方向に交互に設け、前記平端部のそれぞれ内面にスクリュロッドの雄ねじがねじ係合される雌ねじを設けた請求項1乃至9のいずれかの項に記載の油圧式オートテンショナ。
  11. 前記フランジの外周に複数の係合片を設け、前記シリンダには開口端に切欠部と、開口端部の内周にその切欠部の底面からフランジの厚みに相当する間隔をおいてリング溝を設け、前記切欠部に前記係合片を係合してナット部材を回り止めし、前記リング溝に止め輪を取付けてナット部材を抜止めした請求項10に記載の油圧式オートテンショナ。
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