JP4805400B1 - スパークプラグ及びスパークプラグ用の主体金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐塩食性及び耐応力腐食割れ性に優れたスパークプラグを提供する。
【解決手段】ニッケルめっき層とニッケルめっき層の上に形成されたクロメート層とを含む複合層で被覆された主体金具を備えたスパークプラグであって、ニッケルめっき層の厚みAは、3μm≦A≦15μmであり、クロメート層の厚みBは、2nm≦B≦45nmであることを特徴とする、スパークプラグ。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関用のスパークプラグに関する。
ガソリンエンジンなどの内燃機関の点火に使用されるスパークプラグは、中心電極の外側に絶縁体が設けられ、さらにその外側に主体金具が設けられ、中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極が主体金具に取り付けられた構造を有する。主体金具は一般に炭素鋼等の鉄系材料で構成され、その表面には防食のためのめっきが施されることが多い。かかるめっき技術として、Niめっき層及びクロメート層からなる2層構造のめっき層を形成する施工技術が知られている(特許文献1)。
特開2002−184552号公報
2層構造のめっき層を形成する技術では、加締め処理の前にめっき処理が行われる。加締め処理とは、中心電極を組み付けた絶縁体を、中空円筒状の主体金具の空洞部分に挿入して、主体金具の一部を内側(絶縁体側)に加締めることにより、主体金具を絶縁体に対して固定する処理である。この加締め処理に伴う主体金具の変形により、めっき層に割れや剥がれが生じて耐塩食性が劣化するという問題があった。また、加締め処理により主体金具に残留する応力や、熱加締め時の加熱による組織変化に伴う硬度の上昇に起因して、主体金具において、硬度が高く大きな残留応力が存在する箇所に応力腐食割れが発生するという問題があった。しかしながら、従来においては、耐塩食性及び耐応力腐食割れ性のいずれにも優れたスパークプラグについて、十分な工夫がなされていないのが実情であった。
本発明は、耐塩食性及び耐応力腐食割れ性に優れたスパークプラグを提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]ニッケルめっき層と前記ニッケルめっき層の上に形成されたクロメート層とを含む複合層で被覆された主体金具を備えるスパークプラグであって、
前記ニッケルめっき層の厚みAは、3μm≦A≦15μmであり、
前記クロメート層の厚みBは、2nm≦B≦45nmであることを特徴とする、スパークプラグ。
適用例1のスパークプラグでは、主体金具におけるニッケルめっき層の厚みAが3μmよりも小さくないので、ニッケルめっき層を形成する前に主体金具の表面に付着していた油等の洗浄不足による残留によって、めっきが付きづらい部分(ピンホール)が生じることを抑制できるため、耐塩食性を高めることができる。加えて、ニッケルめっき層の厚みAが15μmよりも大きくないので、厚みが大きいことによるニッケルめっき層の割れが抑制でき、耐めっき剥がれ性を高めることができる。したがって、耐塩食性を高めることができる。また、クロメート層の厚みBが、比較的小さな2nmよりも小さな範囲を除外しているので、加締めによる残留応力に起因するクロメート層の破壊を抑制できる。加えて、クロメート層の厚みBが、比較的大きな45nmよりも大きな範囲を除外しているので、主体金具(ニッケルめっき層)への密着性が劣ることによる加工時の割れの発生を抑制できる。したがって、耐応力腐食割れ性を高めることができる。以上により、耐塩食性及び耐応力腐食性に優れたスパークプラグを提供することができる。
[適用例2]適用例1に記載のスパークプラグであって、
20nm≦B≦45nmを満たすことを特徴とするスパークプラグ。
このような構成により、耐腐食割れ性を、より高めることができる。
[適用例3]適用例2に記載のスパークプラグであって、
5μm≦A≦15μmを満たすことを特徴とするスパークプラグ。
このような構成により、耐めっき剥がれ性及び耐塩食性を、より高めることができる。
[適用例4]ニッケルめっき層と前記ニッケルめっき層の上に形成されたクロメート層とを含む複合層で被覆されたスパークプラグ用の主体金具であって、
前記ニッケルめっき層の厚みAは、3μm≦A≦15μmであり、
前記クロメート層の厚みBは、2nm≦B≦45nmであることを特徴とする、スパークプラグ用の主体金具。
適用例4の主体金具では、ニッケルめっき層の厚みAが3μmよりも小さくないので、ニッケルめっき層を形成する前に主体金具の表面に付着していた油等の洗浄不足による残留によって、めっきが付きづらい部分(ピンホール)が生じることを抑制できるため、耐塩食性を高めることができる。加えて、ニッケルめっき層の厚みAが15μmよりも大きくないので、厚みが大きいことによるニッケルめっき層の割れが抑制でき、耐めっき剥がれ性を高めることができる。したがって、耐塩食性を高めることができる。また、クロメート層の厚みBが、比較的小さな2nmよりも小さな範囲を除外しているので、加締めによる残留応力に起因するクロメート層の破壊を抑制できる。加えて、クロメート層の厚みBが、比較的大きな45nmよりも大きな範囲を除外しているので、主体金具(ニッケルめっき層)への密着性が劣ることによる加工時の割れの発生を抑制できる。したがって、耐応力腐食割れ性を高めることができる。このように、適用例4の主体金具を用いることにより、耐塩食性及び耐応力腐食性に優れたスパークプラグを提供することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、スパークプラグや主体金具の製造方等の形態で実現することができる。
本発明の一実施例としてのスパークプラグの構造を示す要部断面図である。 主体金具1を絶縁体2に加締め固定する工程の一例を示す説明図である。 主体金具のめっき処理の手順を示すフローチャートである。 上記の処理条件で作成された49個のサンプルS1〜S49についての耐めっき剥がれ性と耐塩食性と耐応力腐食割れ性の試験結果を示す説明図である。
A.スパークプラグの構成:
図1は、本発明の一実施例としてのスパークプラグの構造を示す要部断面図である。このスパークプラグ100は、筒状の主体金具1と、先端部が突出するようにその主体金具1内に嵌め込まれた筒状の絶縁体2と、先端部を突出させた状態で絶縁体2の内側に設けられた中心電極3と、主体金具1に一端が結合され他端側が中心電極3の先端と対向するように配置された接地電極4と、を備えている。接地電極4と中心電極3の間には火花放電ギャップgが形成されている。
絶縁体2は、例えばアルミナあるいは窒化アルミニウム等のセラミック焼結体により構成され、その内部には絶縁体2の軸方向に沿って中心電極3を嵌め込むための貫通孔6を有している。貫通孔6の一方の端部側には端子金具13が挿入・固定され、他方の端部側には中心電極3が挿入・固定されている。また、貫通孔6内において、端子金具13と中心電極3との間に抵抗体15が配置されている。この抵抗体15の両端部は、導電性ガラスシール層16,17を介して中心電極3と端子金具13とにそれぞれ電気的に接続されている。
主体金具1は、炭素鋼等の金属により中空円筒状に形成されており、スパークプラグ100のハウジングを構成する。主体金具1の外周面には、スパークプラグ100を図示しないエンジンブロックに取り付けるためのねじ部7が形成されている。なお、六角部1eは、主体金具1をエンジンブロックに取り付ける際に、スパナやレンチ等の工具を係合させる工具係合部であり、六角状の横断面形状を有している。主体金具1の後方側(図中の上方)の開口部の内面と、絶縁体2の外面との間には、絶縁体2のフランジ状の突出部2eの後方側周縁にリング状の線パッキン62が配置され、そのさらに後方側には、タルク等の充填層61と、リング状のパッキン60とがこの順に配置されている。組み立て時には、絶縁体2を主体金具1に向けて前方側(図中の下側)に押し込み、その状態で主体金具1の後端の開口縁をパッキン60(ひいては加締め受部として機能する突出部2e)に向けて内側に加締めることにより加締め部1dが形成され、主体金具1が絶縁体2に対して固定される。
主体金具1のねじ部7の基端部には、ガスケット30がはめ込まれている。このガスケット30は、炭素鋼等の金属板素材を曲げ加工したリング状の部品であり、ねじ部7をシリンダヘッド側のねじ孔にねじ込むことにより、主体金具1側のフランジ状のガスシール部1fとねじ孔の開口周縁部との間で、軸線方向に圧縮されてつぶれるように変形し、ねじ孔とねじ部7との間の隙間をシールする役割を果たす。
図2は、主体金具1を絶縁体2に加締め固定する工程の一例を示す説明図である。なお、図2では、接地電極4を省略して描いている。まず、図2(a)に示すような主体金具1に対し、図2(b)のように、貫通孔6に中心電極3及び導電性ガラスシール層16,17、抵抗体15及び端子金具13を予め組みつけた絶縁体2を、主体金具後端の挿入開口部1p(加締め部1dとなるべき加締め予定部200が形成されている)から挿入し、絶縁体2の係合部2hと主体金具1の係合部1cとを、板パッキン63を介して係合させた状態とする。
そして、図2(c)に示すように、主体金具1の挿入開口部1p側から内側に線パッキン62を配置し、タルク等の充填層61を形成してさらに線パッキン60を配置する。そして、加締め金型111により、加締め予定部200を線パッキン62、充填層61及び線パッキン60を介して、加締め受部としての突出部2eの端面2nに加締めることにより、図2(d)に示すように加締め部1dが形成され、主体金具1が絶縁体2に加締め固定される。この際、加締め部1dの他に、六角部1eとガスシール部1fとの間にある溝部1h(図1)も、加締め時の圧縮応力に屈して変形する。この理由は、加締め部1dと溝部1hの厚みが主体金具1の中で最も薄く、変形しやすいからである。なお、溝部1hを「薄肉部」とも呼ぶ。図2(d)の工程の後、接地電極4を中心電極3側に曲げ加工して火花放電ギャップgを形成することにより、図1のスパークプラグ100が完成する。なお、図2で説明した加締め工程は冷間加締めであるが、熱加締めも利用可能である。
B.めっき処理:
スパークプラグ100の製造時において、前述の加締め工程の前に、主体金具1に対してめっき処理が行われる。図3は、主体金具のめっき処理の手順を示すフローチャートである。ステップT100では、ニッケルストライクめっきが行われる。このニッケルストライクめっきは、炭素鋼で形成された主体金具の表面を洗浄するとともに、めっきと下地金属との密着性を向上させるために行われるものである。但し、ニッケルストライクめっきは省略してもよい。ニッケルストライクめっきの処理条件としては、通常利用される処理条件を利用可能である。具体的な好ましい処理条件の例は以下の通りである。
<ニッケルストライクめっきの処理条件の例>
・めっき浴組成:
塩化ニッケル: 150〜600g/L
35%塩酸: 50〜300ml/L
溶媒:脱イオン水
・処理温度(浴温度): 25〜40℃
・陰極電流密度: 0.2〜0.4A/dm
・処理時間: 5〜20分
ステップT110では、電解ニッケルめっき処理が行われる。電解ニッケルめっき処理としては、回転バレルを使用したバレル式電解ニッケルめっき処理を利用可能であり、また、静止めっき法などの他のめっき処理方法を利用してもよい。電解ニッケルめっきの処理条件としては、通常利用される処理条件を利用可能である。具体的な好ましい処理条件の例は以下の通りである。
<電解ニッケルめっきの処理条件の例>
・めっき浴組成:
硫酸ニッケル: 100〜400g/L
塩化ニッケル: 20〜60g/L
ホウ酸: 20〜60g/L
溶媒:脱イオン水
・浴pH: 2.0〜4.8
・処理温度(浴温度): 25〜60℃
・陰極電流密度: 0.2〜0.4A/dm
・処理時間: 24〜192分
ステップT120では、電解クロメート処理が行われる。電解クロメート処理においても回転バレルを利用可能であり、また、静止めっき法などの他のめっき処理方法を利用してもよい。電解クロメート処理の好ましい処理条件の例は以下の通りである。
<電解クロメート処理の処理条件の例>
・処理浴(クロメート処理液)組成:
重クロム酸ナトリウム: 20〜70g/L
溶媒:脱イオン水、
・浴pH: 2〜6
・処理温度(浴温度): 20〜60℃
・陰極電流密度: 0.01〜0.50A/dm(特に0.02〜0.45A/dmが好ましい)
・処理時間: 1〜10分
なお、重クロム酸塩としては、重クロム酸ナトリウムの他に重クロム酸カリウムも利用可能である。また、他の処理条件(重クロム酸塩の量、陰極電流密度、処理時間など)は、望ましいクロメート層膜厚に応じて上記とは異なる組み合わせを採用可能である。
これらのめっき処理の結果、ニッケルめっき層とクロメート層との2層構造の皮膜が主体金具の外面及び内面に形成される。なお、この2層構造の皮膜の上に、さらに他の保護皮膜を形成することもできる。例えば、C(鉱物油・グラファイト)を含有し、Al,Ni,Zn,Cuから選ばれる成分を1種類以上含有する焼き付き防止剤の皮膜を形成することができる。焼き付き防止剤の皮膜を形成することにより、エンジンヘッドが高温となった場合におけるスパークプラグとエンジンヘッドとの間の焼き付きを抑制できる。また、例えば、C,Ba,Ca,及びNaの少なくとも1種類を含有する防錆油の膜を形成することもできる。こうして多層構造の保護皮膜が形成された後に、主体金具が加締め工程によって絶縁体等と固定されてスパークプラグが製造される。
C.実施例:
C1.処理条件:
JISG3539に規定された冷間圧造用炭素鋼線SWCH17Kを素材として用い、主体金具1を冷間鍛造により製造した。この主体金具1に接地電極4を溶接接合し、脱脂・水洗を行なった後、下記の処理条件で回転バレルを用いたニッケルストライクめっき処理を行なった。
<ニッケルストライクめっきの処理条件>
・めっき浴組成:
塩化ニッケル: 300g/L
35%塩酸: 100ml/L
・処理温度(浴温度): 30±5℃
・陰極電流密度: 0.3A/dm
・処理時間: 15分
次に、電解ニッケルめっき処理を、回転バレルを用いて下記の処理条件で行うことによって、ニッケルめっき層を形成した。なお、このニッケルめっき層におけるニッケル(Ni)の成分比率(質量%)は、98%以上であった。
<電解ニッケルめっきの処理条件>
・めっき浴組成:
硫酸ニッケル: 250g/L
塩化ニッケル: 50g/L
ホウ酸: 40g/L
・浴pH: 4.0
・処理温度(浴温度): 55±5℃
・陰極電流密度: 0.3A/dm
・処理時間: 24分〜192分
本実施例では、めっき処理時間によりニッケルめっき層の厚みを制御し、ニッケルめっき層の厚みの異なる7種類のサンプルを用意した。具体的には、以下の7種類の処理時間により、ニッケルめっき層の厚みの異なる7種類のサンプルを用意した。なお、「ニッケルめっき層の厚み」とは、上述したニッケルストライクめっき処理で得られた層の厚みと、上述した電解ニッケルめっき処理で得られた層の厚みとの合計の厚みを意味する。
・処理時間:24分 ニッケルめっき層厚み:2μm
・処理時間:36分 ニッケルめっき層厚み:3μm
・処理時間:48分 ニッケルめっき層厚み:4μm
・処理時間:60分 ニッケルめっき層厚み:5μm
・処理時間:108分 ニッケルめっき層厚み:9μm
・処理時間:180分 ニッケルめっき層厚み:15μm
・処理時間:192分 ニッケルめっき層厚み:16μm
なお、処理時間とニッケルめっき層の厚みとの関係は、予め実験により求めておいた。ニッケルめっき層の厚みの測定は、蛍光X線膜厚計を用いて、X線のビーム径:0.2mm,照射時間:10秒間の条件下で実施した。
次に、電解クロメート処理を、回転バレルを用いて下記の処理条件で行うことによって、ニッケルめっき層の上にクロメート層を形成した。
<電解クロメート処理の処理条件>
・処理浴(クロメート処理液)組成:
重クロム酸ナトリウム: 40g/L
溶媒:脱イオン水
・処理温度(浴温度): 35±℃
・陰極電流密度: 0.01A/dm2〜0.50A/dm
・処理時間: 5分
本実施例では、陰極電流密度によりクロメート層の厚みを制御し、クロメート層の厚みの異なる7種類のサンプルを用意した。具体的には、以下の7種類の陰極電流密度により、クロメート層の厚みの異なる7種類のサンプルを用意した。
・陰極電流密度:0.01A/dm クロメート層厚み:1nm
・陰極電流密度:0.02A/dm クロメート層厚み:2nm
・陰極電流密度:0.10A/dm クロメート層厚み:10nm
・陰極電流密度:0.20A/dm クロメート層厚み:20nm
・陰極電流密度:0.40A/dm クロメート層厚み:40nm
・陰極電流密度:0.45A/dm クロメート層厚み:45nm
・陰極電流密度:0.50A/dm クロメート層厚み:50nm
なお、陰極電流密度とクロメート層の厚みとの関係は、予め実験により求めた。クロメート層の厚みの測定は、以下のように行った。まず、収束イオンビーム加工装置(FIB加工装置)を用いて各サンプルの外表面近くから小片を切り出した。そして、この小片を走査型透過型電子顕微鏡(STEM)を用いて加速電圧200kVにて分析することによって、主体金具の横断面(図1に一点鎖線で示す中心軸に垂直な断面)のうちの外表面近傍において、Cr元素のカラーマップ画像を得た。そして、このカラーマップ画像からクロメート層の膜厚を測定した。
以上の各処理条件に基づき、ニッケルめっき層の厚み及びクロメート層の厚みが互いに異なる49個(7種類×7種類)の主体金具のサンプル(S1〜S49)を作成し、各サンプルS1〜S49について、耐塩食性,耐めっき剥がれ性,及び耐応力腐食割れ性を評価するための試験を行った。
C2.評価試験条件:
<耐塩食性試験>
耐塩食性に関する評価試験として、JIS H8502に規定された中性塩水噴霧試験を行った。この試験では、48時間の塩水噴霧試験後に、サンプルの主体金具の表面積に対する赤錆の発生面積の割合を測定した。発生面積割合の値を求める際には、試験後のサンプルの写真を撮影し、その写真中で赤錆の発生している部分の面積Saと、写真中での主体金具の面積Sbとを測定し、その比Sa/Sbを赤錆の発生面積割合として算出した。
<耐めっき剥がれ性試験>
耐めっき剥がれ性に関する評価試験として、各サンプルの主体金具をクロメート処理した後に加締め工程によって絶縁体等を固定し、その後に加締め部1dにおけるめっき状態を観察し、めっきに浮き又は剥離が生じているか否かを判定した。
<耐応力腐食割れ性試験>
耐応力腐食割れ性に関する評価試験として、以下の加速腐食試験を実施した。まず、各サンプル(主体金具)の溝部1h(図1)に直径約2mmの穴を4カ所開けた後に、加締めによって絶縁体等を固定した。穴を開けた理由は、試験用の腐食液が主体金具の内部に入るようにするためである。加速腐食試験の試験条件は以下の通りである。
[加速腐食試験(耐応力腐食割れ性評価試験)の試験条件]
・腐食液組成:
硝酸カルシウム四水和物: 1036g
硝酸アンモニウム: 36g
過マンガン酸カリウム: 12g
純水: 116g
・pH: 3.5〜4.5
・処理温度: 30〜40℃
ここで、腐食液に酸化剤としての過マンガン酸カリウムを入れた理由は、腐食試験を加速するためである。
この試験条件で10時間後にサンプルを取り出して、外部から拡大鏡を用いて溝部1hを観察し、溝部1hに割れが発生していないか否かを調べた。割れが発生していない場合には、腐食液を交換して同一条件でさらに10時間の加速腐食試験を追加し、この試験を累計試験時間が80時間になるまで繰り返し行った。溝部1hには、加締め工程の結果として、大きな残留応力が生じている。従って、この加速腐食試験によって、溝部1hにおける耐応力腐食割れ性を評価することが可能である。
C3.試験結果:
図4は、上記の処理条件で作成された49個のサンプルS1〜S49についての耐めっき剥がれ性と、耐塩食性と、耐応力腐食割れ性の試験結果を示す説明図である。
図4に示すように、耐めっき剥がれ性の点では、クロメート層の厚みがいずれのケースにおいても、ほぼ同様の結果が得られた。具体的には、クロメート層の厚みがいずれのケースにおいても、ニッケルめっき層の厚みが2〜15μmの範囲であれば、めっきの浮き及び剥離が生じなかったが、ニッケルめっき層の厚みが16μmのケース(サンプルS7,S14,S21,S28,S35,S42,S49)では、めっきの浮き又は剥離が生じた。したがって、耐めっき剥がれ性の点では、ニッケルめっき層の厚みは、2〜15μmの範囲が好ましい。これは、ニッケルめっき層の厚みが大き過ぎると、小さな応力であってもめっき層が割れ易くなるからであると推測される。
耐塩食性の点では、クロメート層の厚みがいずれのケースにおいても、ほぼ同様の結果が得られた。具体的には、クロメート層の厚みがいずれのケースにおいても、ニッケルめっき層の厚みが3〜16μmの範囲であれば、赤錆発生は10%以内に抑制されるが、ニッケルめっき層の厚みが2μmのケース(サンプルS2,S8,S15,S22,S29,S36,S43)では、赤錆発生は10%よりも大きくなっている。したがって、耐塩食性の点では、ニッケルめっき層の厚みは、3〜16μmの範囲が好ましい。これは、ニッケルめっき層の厚みが小さすぎると、主体金具の表面に付着していた油や汚れ等の洗浄不足による残留によって、めっきが付きづらい部分(ピンホール)が生じてしまい、かかる部分から錆が発生・拡大するからであると推測される。
耐応力腐食割れ性の点では、ニッケルめっき層の厚みがいずれのケースにおいても、ほぼ同様の結果が得られた。具体的には、ニッケルめっき層の厚みがいずれのケースにおいても、クロメート層の厚みが2〜45nmの範囲の範囲であれば累計試験時間が20時間以下では溝部1hに割れが発生しなかったが、クロメート層の厚みが1nmのケース(サンプルS1〜S7)、及び50nmのケース(サンプルS43〜S49)では、累計試験時間が20時間以下で溝部1hに割れが発生した。したがって、耐応力腐食割れ性の点では、クロメート層の厚みは、2〜45nmの範囲が好ましい。特に、クロメート膜の厚みが20〜45nmの範囲(サンプルS22〜S42)では、累計試験時間が80時間以下では割れが生じないので、この範囲がより好ましい。
クロメート層の厚みが小さい(1nm)ケースにおいて耐応力腐食割れ性が劣るのは、層が薄すぎるので残留応力によってクロメート層が破壊され易いためであると推測される。また、クロメート層の厚みが大きい(50nm)ケースにおいて耐応力腐食割れ性が劣るのは、クロメート層が厚く主体金具への密着性が劣るので加締め等の加工の際に割れが生じ易くなるためであると推測される。
以上の耐めっき剥がれ性,耐塩食性,及び耐応力腐食割れ性を総合して判断すると、ニッケルめっき層の厚みが5〜15μmの範囲であり、かつ、クロメート層の厚みが20〜45nmの範囲であるケースが最も好ましい。この条件を満たすサンプルS25〜S27,S32〜S34,S39〜S41では、全ての試験の評価が最高であった。
1…主体金具
1c…係合部
1d…加締め部
1e…六角部
1f…ガスシール部(フランジ部)
1h…溝部(薄肉部)
1p…挿入開口部
2…絶縁体
2e…突出部
2h…係合部
2n…端面
3…中心電極
4…接地電極
6…貫通孔
7…ねじ部
13…端子金具
15…抵抗体
16,17…導電性ガラスシール層
30…ガスケット
60…線パッキン
61…充填層
62…線パッキン
63…板パッキン
100…スパークプラグ
111…金型
200…加締め予定部

Claims (4)

  1. ニッケルめっき層と前記ニッケルめっき層の上に形成されたクロメート層とを含む複合層で被覆された主体金具を備えるスパークプラグであって、
    前記ニッケルめっき層の厚みAは、3μm≦A≦15μmであり、
    前記クロメート層の厚みBは、2nm≦B≦45nmであることを特徴とする、スパークプラグ。
  2. 請求項1に記載のスパークプラグであって、
    20nm≦B≦45nmを満たすことを特徴とするスパークプラグ。
  3. 請求項2に記載のスパークプラグであって、
    5μm≦A≦15μmを満たすことを特徴とするスパークプラグ。
  4. ニッケルめっき層と前記ニッケルめっき層の上に形成されたクロメート層とを含む複合層で被覆されたスパークプラグ用の主体金具であって、
    前記ニッケルめっき層の厚みAは、3μm≦A≦15μmであり、
    前記クロメート層の厚みBは、2nm≦B≦45nmであることを特徴とする、スパークプラグ用の主体金具。
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