JP4803759B2 - ランプ管用コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、大型液晶のバックライトモジュールに関し、特に冷陰極管等の蛍光ランプ管を用いた直下型ランプソケットのようなランプ管用コネクタに関するものである。
従来、大型液晶のバックライトの光源には、CCFLやEEFLのような細径ランプ管が使用されている。液晶ガラスに対し背面から直接ランプ管の光を照射する方式は直下型と呼ばれ、光の利用効率がよく、モニターやテレビジョン等の高輝度を必要とする液晶ディスプレイのバックライトには最適である。
従来の直下型バックライト組立体には、幾つかの方式がある。
まず方式の一つでは、バックライトのシャーシーと呼ばれる金属筐体上に複数本のランプ管が間隔をおいて配設されている。各ランプ管の電極部である両端のリード線にはそれぞれ電線の一端が半田接続されている。電線が半田接続されたランプ管電極部の一端は、ゴム部材によって被覆されている。ゴム部材より引き出された電線の他端に圧着された端子は、コネクタハウジング内に収納され、シャーシーの裏面に配置されたインバータ基板上に実装されたコネクタに接続される。こうして、コネクタ及び電線を通してランプ管に電力が供給される。
また、別方式では、インシュレータ、端子、スライダー部材からなるコネクタがインバータ基板上に実装されている。コネクタはシャーシーを貫通してランプ管実装面へ伸び、ランプ管電極部をコネクタの端子で直接接続している。この方式は、ランプ管をコネクタの端子部に組み込んだ後、スライダー部材を操作することでランプ管リード線とコンタクトとを接続する。接続されたのち、リード線部は比較的強固に固定される。
しかし、従来の直下型バックライト組立体には以下の欠点があった。
まず、電線を介してランプ管に電力を供給する方式は、ランプ管をゴム部材、ケーブル及びコネクタを介してインバータ基板と接続する為、使用部品点数が多く、また、作業工程も多く、更に蛍光管を交換する際に他の部品も交換せざるを得ない為、コストが高価である。更に電線を半田付けしたランプ管は、取扱いにおいて破損を生じやすい。
また、インバータ基板上にコネクタを実装し、ランプ管を直接接続する方式は、部材削減、ランプ管の着脱性が容易であるが、ランプ管とコネクタとの組み立て時の位置ズレにより接触時に発生するストレス、搬送中若しくは液晶組立体使用上に印加される振動又は衝撃のストレス、またランプ管自身の発熱によるランプ管の熱収縮によるストレス等が発生する。これらのストレスはランプ管リード線又はリード線封止部に集中し、ランプ管の破損、若しくはランプ管寿命を短くしてしまう懸念がある。
特開2002−367422号公報 特開2003−257570号公報
それ故に本発明の課題は、接続したランプ管のストレスを軽減することが可能なランプ管用コネクタを提供することにある。
本発明の一態様によれば、リード線を有したランプ管を接続するコネクタであって、前記リード線に接触するための接触部を有するコンタクトと、前記コンタクトに対し移動可能なスライダーとを含み、前記コンタクトは、さらに、前記接触部の近傍の押圧部と、基板に接続するための基板接続部と、前記基板接続部及び前記接触部の間に介在したつなぎ部とを有し、前記つなぎ部は、前記ランプ管の長手方向に延びかつ前記長手方向とは直交する方向から見て屈曲形状を有することで前記スライダーの移動方向とは異なる方向に可撓性を有しており、前記つなぎ部の可撓性によって前記基板接続部に対し前記接触部にフローティング性をもたせ、前記スライダーの移動に応じて前記押圧部を操作して前記接触部を変位させることを特徴とするコネクタが得られる。
前記コンタクトは、さらに、前記スライダーを受けたスライダー受部を有し、前記スライダーは前記スライダー受部に回転可能に支持されていてもよい。
前記コンタクトは、さらに、前記スライダーを受けたスライダー受部を有し、前記スライダーは、前記スライダー受部にスライド可能に支持されており、前記つなぎ部の可撓方向は前記スライダーの移動方向と直交していてもよい。
前記コネクタは、さらに、前記接触部、前記押圧部、及び前記スライダーを、前記つなぎ部の撓みを伴って所定方向に移動可能なように収容したハウジングを含んでもよい。
前記コネクタは、さらに、前記接触部、前記押圧部、及び前記スライダーを収容したハウジングを含み、前記スライダーは前記ハウジングに回転可能に支持されていてもよい。
前記コネクタは、さらに、前記接触部、前記押圧部、及び前記スライダーを収容したハウジングを含み、前記スライダーは前記ハウジングにスライド可能に支持されていてもよい。
記つなぎ部は、蛇行形状に形成されていてもよい。
前記コネクタは、さらに、前記スライダーの移動をガイドするガイド機構を含んでもよい。
上述したように、つなぎ部によって基板接続部に対し接触部にフローティング性をもたせているので、接続したランプ管のストレスを軽減することが可能である。したがって、バックライト組立時に発生するランプ管とコネクタとの実装ズレや、振動・衝撃の際に発生するランプ管リード線又はリード線封止部にかかるストレスを軽減し、ランプ管の破損若しくはランプ管寿命に影響を与えないバックライト組立体を提供することができる。
以下、本発明の様々な実施例につき、図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明の第1の実施例に係る接続部材としてのランプ管用コネクタを示す。
このランプ管用コネクタは、対の突起即ち回転軸(一方のみ図示)1を有する絶縁性のスライダー2と、スライダー2に組み合わされた導電性のコンタクト3とを含んでいる。コンタクト3は、接続対象物としてのランプ管リード線4と接続する対の接触片又は接触部5、接触部5に接続された対の押圧部6、回転軸1を回転可能に受けた対の軸穴7を有する回転軸受部8、及び基板に接続するための端子部としての基板接続部9を有している。
回転軸受部8は少なくとも1つのコーナーをもつ多辺構造を有している。ここでは、回転軸受部8は2つのコーナー8a、8bを有している。回転軸受部8の少なくとも1辺、ここでは、2つのコーナー8a、8bの間の辺と基板接続部9との間に、可撓性をもつつなぎ部10を有している。つなぎ部10は、ここでは回転軸受部8の近傍でのみ少し幅広に作られている。なお、つなぎ部10は、後で説明するフローティング機構として働く。
上述したランプ管用コネクタによると、スライダー2を回転軸1を中心に回転させることで、スライダー2の当接部11がコンタクト3の押圧部6を押圧する。これにより接触部5をスライダー2の回転面に直交する方向に動かしてランプ管リード線4に接続させる。なお、スライダー2は金属でもよく、材質は問わない。
図3の作用説明図をも用いて、この点の説明を補足する。コンタクト3はスライダー2を移動可能に保持している。スライダー2が移動することにより、当接部11がコンタクト3の押圧部6を押圧し、接触部5を変位させる。この結果、ランプ管リード線4とコンタクト3とが接続される。
図1及び図2に示すランプ管用コネクタは、コンタクト3の接触部5とスライダー2の回転軸1との構成において次に説明するように様々な変形が可能である。
図4においては、接触部5に隣接した位置の回転軸受部8に、全体的に狭くかつ一定の幅をもつつなぎ部10を有している。図5においては、接触部5とつなぎ部10との間に形成されている底板17に対のガイド板16を形成し、これらのガイド板16に、回転軸を受ける軸穴7を設けている。図6においては、接触部5を挟んでつなぎ部10とは逆位置に底板17を設け、この底板17に形成したガイド板16に回転軸を受ける軸穴7を設けている。尚、本構成は、後述するスライド軸を有する場合も同様である。
図7は本発明の第2の実施例に係るランプ管用コネクタを示す。
このランプ管用コネクタにおいて、図1及び図2と同様な部分には同じ参照符号を付してある。即ち、図7のランプ管用コネクタも、スライダー2と、スライダー2に組み合わされたコンタクト3とを含んでいる。スライダー2はスライド軸1aを有している。コンタクト3は、ランプ管リード線と接続する接触部5、スライダー2によって変移させられる押圧部6、及び基板接続部9(図16及び図17参照)を有している。接触部5とつなぎ部10との間に形成された底板17とこれに一体に形成された対のガイド板16とからなる軸受部81には、スライド軸1aを受ける前後に長いスライド穴7aが形成されている。スライド軸1aがスライド穴7aに挿入されることで、スライダー2は軸受部81にスライド可能な状態で保持されている。このときスライド軸1aとスライド穴7aは、スライダー2を所定方向に例えば直線的又は曲線的にガイドするガイド機構としても働く。
スライダー2をスライド穴7aに沿って前後に操作することで押圧部6を押圧し、これにより接触部5を左右方向に動かしてランプ管リード線に接続させる。
軸受部81は少なくとも1つのコーナーをもつ多辺構造を有している。ここでは、軸受部81は2つのコーナー81a、81bを有している。軸受部81の少なくとも1辺、ここでは2つのコーナー81a、81bの間の辺、と接触部5との間に可撓性をもつつなぎ部10を有している。
図8は、図7のランプ管用コネクタの変形例を示す。図8のランプ管用コネクタにおいては、スライド穴7bは上下に長くのびている。スライダー2をスライド穴7bに沿って上下に操作することで押圧部6を押圧し、これにより接触部5を左右方向に動かしてランプ管リード線に接続させる。
図9は、本発明の第3の実施例に係るランプ管用コネクタを示す。
図9においては、さらに、スライダー2及びコンタクト3をハウジング12に組み込んでいる。ハウジング12はコンタクト3の基板接続部9に圧入又は係止されることにより保持される。コンタクト3の接触片及びスライダー2は、コンタクト3の基板接続部9及びハウジング12に対し、フローティング性を有する。
図10を参照して、フローティング機構について説明する。
コンタクト3の接触部5、スライダー2の回転軸1またはスライド軸1aと基板接続部9との間には可撓性を持つつなぎ部10が接続されている。つなぎ部10により、コンタクト3の接触部5及びスライダー2は、コンタクト3の基板接続部9に対し三次元的に自由に動き得るフローティング性を有している。
図11はコンタクト3の変形例を示している。図11のコンタクト3は、回転軸受部8と基板接続部9との間に、つなぎ部10を一対備えている。
図12から図14は、本発明の第4の実施例に係るランプ管用コネクタを示す。
このランプ管用コネクタにおいても、上述と同様な部分には同じ参照符号を付してある。即ち、図12から図14に示すランプ管用コネクタも、軸穴となる凹部2aを有するスライダー2と、ランプ管リード線と接続する接触部5、スライダー2によって接触部5を変移させる押圧部6、及び基板接続部9を有するコンタクト3と、凹部2aに回転可能に嵌合する突起即ち回転軸13を有するハウジング12とを含んでいる。回転軸13が凹部2aに嵌合することで、ハウジング12にスライダー2を回転可能に保持している。スライダー2を回転させることでコンタクト3の押圧部6を押圧し、これにより接触部5をスライダー回転面又はスライド移動軸に直交する方向に動かしてランプ管リード線に接続させる。なお、接触部5、押圧部6、スライダー2、及びハウジング12は、つなぎ部10により、基板接続部9に対しフローティング性がもたされている。
図12のランプ管用コネクタにおいて、図15のコンタクト3を使用してもよい。図15のコンタクト3は、ハウジング12に保持するための保持部14が基板接続部9とは別に形成されている。この場合、ハウジング12は保持部14に設けられた突起15が圧入ないし係止されることで保持される。
図16は、本発明の第5の実施例に係るランプ管用コネクタを示す。
このランプ管用コネクタにおいても、同様な部分には同じ参照符号を付してある。図16のランプ管用コネクタも、スライダー2と、スライダー2に組み合わされたコンタクト3と、これらを収容したハウジング12とを含んでいる。スライダー2は、図7及び図8に符号1aで示したスライド軸を有している。コンタクト3は、ランプ管リード線と接続する接触部5、スライダー2によって変移される押圧部6、及び基板接続部9を有している。ハウジング12には、スライド軸を受ける前後に長いスライド穴12aが2つ形成されている。スライド軸がスライド穴12aに挿入されることで、スライダー2はハウジング12にスライド可能な状態で保持されている。即ち、ハウジング12の一部がスライド軸受部として働く。
スライダー2をスライド穴12aに沿って前後に操作することで押圧部6を押圧し、これにより接触部5を左右方向に動かしてランプ管リード線に接続させる。
図17は、図16のランプ管用コネクタの変形例を示す。図17のランプ管用コネクタにおいては、ハウジング12に、スライド軸を受ける上下に長くのびたスライド穴12bが形成されている。スライダー2をスライド穴12bに沿って上下に操作することで押圧部6を押圧し、これにより接触部5を左右方向に動かしてランプ管リード線に接続させる。
図18は、フローティング機構を構成するつなぎ部10の形状例を示している。このようにつなぎ部10を蛇行形状に作ることにより、フローティング量を多くしたり、フローティング性を高めたりすることは好ましい。
上述したいずれの実施例においても、スライダー2がコンタクト3の押圧部6を押圧する前は、接触部5は自然な状態であり、ランプ管リード線4の外径よりも広い隙間を有している。したがって、ランプ管組込み時にはリード線を抵抗なく接触部5へ装着できるため、ランプ管の組込み性を簡易化する効果が得られる。また、スライダー2を解除することでランプ管リード部4への接触を比較的容易に解除できる為、ランプ管の取替え作業性も容易にする効果が得られる。ランプ管の組込み及び取替え時の組立工数の削減が可能となる。更に、スライダー2にて押圧部6が押圧され、接触部5がランプ管リード線4と接続されても、接触部5とスライダー2はコンタクト3の基板接続部9に対しフローティング機能を有するため、接触を維持した状態でのランプ管リード線4のストレスを軽減する効果が得られる。
図1から図18までを参照して説明した各種のランプ管用コネクタはいずれも、スライダー2の当接部11がコンタクト3の押圧部6を押圧することより、接触部5を動かしてランプ管リード線4に接続させるものである。
上記のように構成されたランプ管用コネクタでは、スライダー2がコンタクト3の押圧部6を押圧する前は、自然な状態で接触部5はランプ管リード線4の外径よりも広い隙間を有しているため、ランプ管リード線4を抵抗なく接触部5へ装着でき、したがってランプ管の組込み性がよい。
また、スライダー2による押圧部6の押圧を解除すると、接触部5はコンタクト3の弾性復元力により自然な状態に復元し、ランプ管リード線4との接触が解除される為、ランプ管の取替え作業を容易に行うことが可能となる。
更に、スライダー4にて押圧部6が押圧され接触部5がランプ管リード線4と接続されても、コンタクト3の接触部5は基板接続部9に対しフローティング機能を有するため、接触を維持した状態で、かつランプ管リード線4のストレスを軽減することが可能となる。
一方、図19以降を用いて説明する各種のランプ管用コネクタのように、スライダー2の当接部11がコンタクト3の押圧部6を押圧することより、接触部5をランプ管リード線4から離す方向に移動させるものとして実施することもできる。その場合にはコンタクト3の弾性復元力により接触部5がランプ管リード線4に圧接される。
図19から図21は、本発明の第6の実施例に係るランプ管用コネクタを示す。
このランプ管用コネクタにおいても、同様な部分には同じ参照符号を付してある。図19から図21のランプ管用コネクタも、スライダー2と、スライダー2を組み込んだコンタクト3とを含んでいる。コンタクト3は、接触部5及び押圧部6を間にして互いに対向した対のガイド板16と、これらのガイド板16間を結合した底板17とを有している。底板17はつなぎ部10を介して基板接続部9に接続されている。
ガイド板16はスライダー2の回転軸1aを回転可能(又は回動可能)に支持している。スライダー2の回動は、ガイド板16の円弧状のガイド溝18にスライダー2のガイド突起19が挿入されてなるガイド機構によりガイドされる。
図19(a)及び図20(a)に示すランプ管を接続する前の状態では、スライダー2がコンタクト3の押圧部6を押圧して接触部5を押し広げ、ランプ管リード線4の挿入を容易にしている。
図19(b)及び図20(b)に示すようにスライダー2を回転軸1aを中心に回転させると、スライダー2がコンタクト3の押圧部6から離れ、コンタクト3の弾性復元力により接触部5がランプ管リード線4に圧接する。したがって、ランプ管リード線4がコンタクト3に接続される。
図22は、図19から図21のランプ管用コネクタの変形例に使用されたコンタクトを示す。図示のように、つなぎ部10は複数本備えられてもよい。
図23は、図19から図21のランプ管用コネクタの他の変形例を示す。
図23のランプ管用コネクタにおいても、同様な部分には同じ参照符号を付してある。このランプ管用コネクタは、スライダー2がコンタクト3の接触部をランプ管リード線から離す方向に移動させるものである点を除き、図7に示したランプ管用コネクタと実質的に同様な構成及び機能を有する。
図24は、図19から図21のランプ管用コネクタのさらに他の変形例を示す。
図24のランプ管用コネクタにおいても、同様な部分には同じ参照符号を付してある。このランプ管用コネクタは、スライダー2がコンタクト3の接触部をランプ管リード線から離す方向に移動させるものである点を除き、図8に示したランプ管用コネクタと実質的に同様な構成及び機能を有する。
図25は、本発明の第7の実施例に係るランプ管用コネクタを示す。
このランプ管用コネクタにおいても、同様な部分には同じ参照符号を付してある。図25のランプ管用コネクタも、スライダー2と、スライダー2を組み込んだコンタクト3とを含んでいる。コンタクト3の基板接続部9には、対の側板9aが固定的に接続されている。これらの側板9aの間にスライダー2が配置されている。スライダー2の回転軸1aは側板9aに回転可能に支持されている。スライダー2の回動は、コンタクト3の円弧状のガイド溝18にスライダー2のガイド突起19が挿入されてなるガイド機構によりガイドされる。なお、基板接続部9は底板17につなぎ部10を介して接続されている。
図26及び図27は、本発明の第8の実施例に係るランプ管用コネクタをランプ管とともに示す。
図26及び図27のランプ管用コネクタにおいても、同様な部分には同じ参照符号を付してある。このランプ管用コネクタにおいて、ハウジング12はコンタクト3の基板接続部9に圧入又は係止されることにより保持されている。このランプ管用コネクタは、スライダー2がコンタクトの接触部をランプ管リード線4から離す方向に移動させるものである点を除き、図9に示したランプ管用コネクタと実質的に同様な構成及び機能を有する。
図28及び図29は、本発明の第9の実施例に係るランプ管用コネクタを示す。
図28及び図29のランプ管用コネクタにおいても、同様な部分には同じ参照符号を付してある。このランプ管用コネクタにおいて、ハウジング12は保持溝12cを有している。この保持溝12cにコンタクト3の保持部14を圧入ないし係止させることで、ハウジング12はコンタクト3に保持されている。スライダー2は、その回転軸1aをハウジング12の回転受け部12dに嵌合させることにより、ハウジング12に回転軸1aを支点として回転可能に支持されている。このランプ管用コネクタは、スライダー2がコンタクト3の接触部をランプ管リード線から離す方向に移動させるものである点を除き、図13に示したランプ管用コネクタと実質的に同様な機能を有する。
図30は、図28及び図29のランプ管用コネクタの変形例を示す。
図30のランプ管用コネクタにおいても、同様な部分には同じ参照符号を付してある。このランプ管用コネクタは、スライダー2がコンタクト3の接触部をランプ管リード線から離す方向に移動させるものである点を除き、図16に示したランプ管用コネクタと実質的に同様な構成及び機能を有する。
図31は、図28及び図29のランプ管用コネクタの他の変形例を示す。
図31のランプ管用コネクタにおいても、同様な部分には同じ参照符号を付してある。このランプ管用コネクタは、スライダー2がコンタクト3の接触部をランプ管リード線から離す方向に移動させるものである点を除き、図17に示したランプ管用コネクタと実質的に同様な構成及び機能を有する。
上記のように構成されたランプ管用コネクタでは、接触部5は自然な状態でランプ管リード線4と十分な接触を確保できる設定となっており、スライダー2がコンタクト3の接触部5を押し広げることにより接触部5をランプ管リード線4の外径よりも広い隙間を形成するため、ランプ管組み込み時にはリード線4を抵抗なく接触部5に装着でき、したがってランプ管の組み込み性がよい。
またランプ管の交換時は、スライダー2を操作することによりコンタクト3の接触部5を再び広げるため、ランプ管リード部4との接触が解除され、ランプ管は抵抗なく取り外しができるので、ランプ管の取替え作業も比較的容易に行うことが可能となる。
さらに、リード線4との接触を維持した状態でコンタクト3の接触片5はコンタクト3の基板接続部9に対しフローティング機能を有するため、接触を維持した状態でリード線4のストレスを軽減することが可能となる。
上述した様々な実施例では、回転軸又はスライド軸として機能する軸穴7、2aと回転軸1、13又はスライド穴7a、7b、12a、12bとスライド軸1aを、ハウジング及びコンタクトのうちいずれか一方に設けたが、ハウジング及びコンタクトの両方に設けて、スライダーをコンタクトとハウジングの両方に回転又はスライド自在に保持されるようにしてもよい。
また、スライドの場合、コンタクト又はハウジングにスライド穴を、スライダーにスライド軸を設けた例を説明したが、それとは逆、即ち、コンタクト又はハウジングにスライド軸を、スライダーにスライド穴を設けてもよい。
なお、ランプ管に対し水平にスライドする構造や、ランプ管に対し垂直にスライドする構造などが可能である。また図示しない構成例として、ランプ管に対し斜め方向にスライドする構造、1方向にスライドした後、他の方向にスライドする多段スライド構造、スライドと回転を複合させた構造等も可能である。
上述したランプ管用コネクタは、大型液晶のバックライトモジュールにおける冷陰極管等の蛍光ランプ管を用いた直下型ランプソケットとして適用できる。
本発明の第1の実施例に係るランプ管用コネクタの斜視図で、リード線の接続前の状態の図である。 図1のランプ管用コネクタの分解図であり、(a)はスライダーの斜視図、(b)はコンタクトの要部の斜視図である。 図1のランプ管用コネクタの作用説明図である。 コンタクトの一変形例を示す斜視図である。 コンタクトの他の変形例を示す斜視図である。 コンタクトのさらに他の変形例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施例に係るランプ管用コネクタの斜視図で、接続前の状態の図である。 図7のランプ管用コネクタの変形例を示す斜視図で、接続前の状態の図である。 本発明の第3の実施例に係るランプ管用コネクタを示し、(a)は一方向からの斜視図、(b)は反対方向からの斜視図である。 フローティング機構の説明図である。 コンタクトの変形例を示す斜視図である。 本発明の第4の実施例に係るランプ管用コネクタの斜視図である。 図12のランプ管用コネクタの分解斜視図である。 図12のランプ管用コネクタのハウジングの斜視図である。 コンタクトの変形例を示す斜視図である。 本発明の第5の実施例に係るランプ管用コネクタの斜視図である。 図16のランプ管用コネクタの変形例を示す斜視図である。 フローティング機構の形状例を示す側面図である。 本発明の第6の実施例に係るランプ管用コネクタをランプ管とともに示す斜視図であり、(a)はランプ管を接続する前の状態を示し、(b)はランプ管を接続した状態を示す。 図19のランプ管用コネクタの平面図であり、(a)はランプ管を接続する前の状態を示し、(b)はランプ管を接続した状態を示す。 図19のランプ管用コネクタの側面図である。 図19のランプ管用コネクタの変形例に使用されたコンタクトの斜視図である。 図19のランプ管用コネクタの他の変形例の斜視図で、接続前の状態の図である。 図19のランプ管用コネクタのさらに他の変形例の斜視図で、接続前の状態の図である。 本発明の第7の実施例に係るランプ管用コネクタの斜視図である。 本発明の第8の実施例に係るランプ管用コネクタをランプ管とともに示す斜視図である。 図26のランプ管用コネクタの背面図である。 本発明の第9の実施例に係るランプ管用コネクタの斜視図で、接続状態を示す図である。 図28のランプ管用コネクタの分解斜視図である。 図28のランプ管用コネクタの変形例の斜視図である。 図28のランプ管用コネクタの他の変形例の斜視図である。
符号の説明
1 回転軸
1a スライド軸
2 スライダー
2a 凹部
3 コンタクト
4 ランプ管リード線
5 接触部
6 押圧部
7 軸穴
7a、7b スライド穴
8 回転軸受部
9 基板接続部
9a 側板
10 つなぎ部
11 当接部
12 ハウジング
12a、12b スライド穴
12c 保持溝
12d 回転受け部
13 回転軸
14 保持部
15 突起
16 ガイド板
17 底板
18 ガイド溝
19 ガイド突起
81a、81b コーナー

Claims (8)

  1. リード線を有したランプ管を接続するコネクタであって、前記リード線に接触するための接触部を有するコンタクトと、前記コンタクトに対し移動可能なスライダーとを含み、前記コンタクトは、さらに、前記接触部の近傍の押圧部と、基板に接続するための基板接続部と、前記基板接続部及び前記接触部の間に介在したつなぎ部とを有し、前記つなぎ部は、前記ランプ管の長手方向に延びかつ前記長手方向とは直交する方向から見て屈曲形状を有することで前記スライダーの移動方向とは異なる方向に可撓性を有しており、前記つなぎ部の可撓性によって前記基板接続部に対し前記接触部にフローティング性をもたせ、前記スライダーの移動に応じて前記押圧部を操作して前記接触部を変位させることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記コンタクトは、さらに、前記スライダーを受けたスライダー受部を有し、前記スライダーは前記スライダー受部に回転可能に支持されている、請求項に記載のコネクタ。
  3. 前記コンタクトは、さらに、前記スライダーを受けたスライダー受部を有し、前記スライダーは、前記スライダー受部にスライド可能に支持されており、前記つなぎ部の可撓方向は前記スライダーの移動方向と直交している、請求項に記載のコネクタ。
  4. さらに、前記接触部、前記押圧部、及び前記スライダーを、前記つなぎ部の撓みを伴って所定方向に移動可能なように収容したハウジングを含む、請求項2又は3に記載のコネクタ。
  5. さらに、前記接触部、前記押圧部、及び前記スライダーを収容したハウジングを含み、前記スライダーは前記ハウジングに回転可能に支持されている、請求項1又は2に記載のコネクタ。
  6. さらに、前記接触部、前記押圧部、及び前記スライダーを収容したハウジングを含み、前記スライダーは前記ハウジングにスライド可能に支持されている、請求項1又は3に記載のコネクタ。
  7. 前記つなぎ部は、蛇行形状に形成されている、請求項1−6のいずれか一項に記載のコネクタ。
  8. さらに、前記スライダーの移動をガイドするガイド機構を含む、請求項1−7のいずれか一項に記載のコネクタ。
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