JP4802865B2 - 筒状ラベル嵌装装置 - Google Patents

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    • B65C3/065Affixing labels to short rigid containers by placing tubular labels around the container

Description

本発明は、筒状のフィルムラベルを容器に被せて熱収縮させることにより、容器の胴部に装着するシュリンクラベラに係り、特に、容器胴部に筒状ラベルを嵌装させる筒状ラベル嵌装装置に関するものである。
特許文献1には、扁平になっている筒状ラベルを拡開して容器の外周に被せる筒状ラベル嵌装装置の従来の構成が開示されている。この特許文献1に記載された発明に係る「容器の外装用チューブ嵌装装置」は、容器載置台と、この容器載置台に支持されたボトルのキャップを押圧する容器押さえバー手段と、外装用チューブを拡開して吸着保持する外装用チューブ保持手段とを備えた外装用嵌装ヘッドが、メインターレットに等ピッチで設けられている。
外装用チューブ保持手段は、扁平状になっている外装用チューブの両壁を吸引保持する一対のエアピースから成っている。また、容器押さえバー手段は、チューブの姿勢を制御するチューブ姿勢制御部材の姿勢制御部本体が中空筒状に形成され、その内部に、スプリングによって下方へ付勢された容器押圧ヘッドが昇降可能に嵌合されている。容器押圧ヘッドは、前記チューブ姿勢制御部材が外装用チューブに嵌合するための案内面となる下方テーパー面を有し、その下端面にボトルのキャップと嵌合する容器当接部が形成されている。容器押圧ヘッドは、下方からボトルにより押されると、スプリングがクッションすることにより姿勢制御部本体内に引っ込むが、姿勢制御部本体の外周面の下端はボトルの肩部近傍に位置した状態にある。
特開2005−1684号公報(第3−6頁、図3)
前記容器押圧ヘッド(本出願のトップロケータに相当する)と容器載置台とで上下から容器を保持し、外装用チューブ(筒状のシュリンクラベル)と容器を相対移動させて、容器の頭部を外装用チューブに挿入させて嵌装させる構成では、開口状態での外装用チューブの開口寸法が容器の外径に対して僅かな余裕しかなく、また、外装用チューブを一対のエアピースによって両側から吸着して開口させているため、完全に円形にならずやや楕円形に開口しており、嵌装する際に容器の肩部が引っ掛かるおそれがあった。特に、処理を高速化するとこの問題が顕著に現れてしまうため、処理能力を向上させることが困難であった。
そこで、前記特許文献1に記載された発明の構成では、容器とほぼ同径の姿勢制御部本体(ガイドコーン)により外装用チューブ(筒状ラベル)を広げて容器を誘い込むようにしている。しかしながら、姿勢制御部本体に対して容器押圧ヘッド(トップロケータ)を緩衝可能とし、容器で容器押圧ヘッドを押し込んで、姿勢制御部本体を容器肩部まで接近させるようにしているため、容器の高さが同じであっても、肩部の長さが異なる場合(容器の頭部から胴部までの長さが異なる場合)には、容器載置台に対する姿勢制御部本体の昇降量を変更しなければならず、カムを交換する等の大がかりな変更が必要となる。また、容器に外装用チューブを嵌装した後、姿勢制御部本体を容器より上方へ上昇させて容器を装置から搬出させるが、容器を押し込んで閉鎖方向へ付勢されたグリッパに把持させて取り出す場合には、姿勢制御部本体が上昇して容器押圧ヘッドの押し込み量が浅い状態であっても、容器押圧ヘッドと容器載置台とによりグリッパへの押し込みに耐え得る程度に、容器をしっかりと保持できるようにスプリングの圧力を設定していなければならない。従って、これ以上に姿勢制御部本体を相対的に下降させた時には、容器押圧ヘッドから容器に必要以上の大きい荷重がかかることになり、容器が潰れてしまう危険性がある。
本発明は、回転体の外周部に円周方向等間隔で設けられた複数の容器台と、これら各容器台の上方に配置され、下方の容器台とともに容器を保持するトップロケータと、各容器台の上方に配置され、筒状のラベルを開口した状態で保持するラベル保持手段とを備え、開口した状態の筒状ラベルを貫通させた状態にした前記トップロケータと容器台とにより容器を保持させ、筒状ラベルに対して容器を相対移動させることにより、筒状ラベルの下方から容器を挿入して容器に筒状ラベルを嵌装させるようにした筒状ラベル供給装置において、前記トップロケータの外周に昇降可能に配置され、容器の最大外形寸法に近似した寸法の外部形状を有するガイドコーンと、このガイドコーンを昇降させるとともに、昇降量を調節可能な昇降手段とを設け、前記トップロケータと容器台とにより保持した容器を筒状ラベルに挿入する際に、トップロケータに対してガイドコーンを下降させて容器の肩部を覆うことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、前記トップロケータと容器台がラベル保持手段に対して上昇し、筒状ラベルの下方から容器を挿入するように構成され、トップロケータに設けた前記ガイドコーンは、後続するトップロケータに取り付けられている前記昇降手段の押圧部材に干渉することにより、トップロケータに対し相対的に押し下げられることを特徴とするものである。
本発明の筒状ラベル嵌装装置は、容器の頭部を押さえるトップロケータの外周にガイドコーンを昇降可能に設け、しかも、この昇降手段によるガイドコーンの昇降量を調整可能としたので、容器のサイズ、形状が変わった場合でも、簡単な調整で対応可能であり、また、ガイドコーンを下降させる際に容器に対しトップロケータから過大な荷重をかけることがなく、容器を変形させるおそれもない。
回転体の外周に円周方向等間隔で設けられた複数の容器台と、これら各容器台の上方にそれぞれ配置された筒状ラベルの保持手段と、昇降可能なトップロケータとを備え、ラベル保持手段が保持している開口した状態の筒状ラベルを、トップロケータが上方から貫通した状態で、容器台とともに容器台上の容器を保持させるように構成し、さらに、このトップロケータの外周に、昇降手段によって昇降可能なガイドコーンを設け、かつ、その昇降量を調節可能とし、トップロケータと容器台とにより保持した容器を上昇させて筒状ラベル内に挿入する際に、ガイドコーンを下降させて容器の肩部に接近させるという構成により、容器の形状が変わった場合の調整を簡単に行えるようにするという目的を達成する。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係る筒状ラベル嵌装装置の全体の配置を簡略化して示す平面図、図2は容器を保持して搬送しつつ、この容器の外周に筒状ラベルを嵌装するための構成を示す縦断面図である。容器供給コンベヤ2によって搬送されてきた容器4は、入口ホイール6を介して筒状ラベル嵌装装置8内に供給され、容器台10上に載せられて図1の矢印A方向に回転搬送される。入口ホイール6から容器4が供給される容器供給位置Bよりも上流側に、ラベル供給手段12が配置されており、このラベル供給手段12によって供給された筒状ラベル14が、前記各容器台10の上方にそれぞれ設けられたエアピース16に引き渡される(ラベル供給位置を符号Cで示す)。エアピース16に保持された筒状ラベル14が、筒状に拡開されて容器台10上の容器4に嵌装された後、これら容器4は出口ホイール18を介して容器排出コンベヤ20上に排出されて次の工程に送られる(容器排出位置を符号Dで示す)。
前記筒状ラベル嵌装装置8の回転体22の外周部に、円周方向等間隔で複数の容器台10が配置されている。これら各容器台10は、昇降ロッド24の上端部に取り付けられており、前記入口ホイール6から各容器台10上に1本ずつ容器4が供給される。容器台用昇降ロッド24の下端部には昇降用カムフォロア26(後に説明する図3参照)が取り付けられており、回転体22の回転に伴い、これらカムフォロア26が図示しない円形カムの形状に応じて上下動することにより、昇降ロッド24とともに前記容器台10が昇降する。
各容器台10の上方にそれぞれエアピース16が配置されている。このエアピース16は、多数の吸引口が形成された吸引プレート28が両側に配置されており、図示しない開閉手段によって開閉できるようになっている。この実施例では、扁平にされて帯状になった筒状のフィルムラベルが所定の長さに切断されて、これら一対の吸引プレート28、28間に供給される。各吸引プレート28、28が筒状ラベル14の両側面をそれぞれ吸引し、次第に開放することにより筒状ラベル14を筒状に拡開する。エアピース16の両吸引プレート28、28が最も開放した時には、容器4の胴部4aの外径よりもやや大きい間隔に離隔するようになっている。また、これら一対の吸引プレート28、28は、容器台10上に載置された容器4が最も上昇した時に、容器4の胴部4aが両吸引プレート28、28間に入り込むような高さに配置されている(後に説明する図3参照)。
各容器台10の上方には、容器台10上に載置された容器4の頭部4bを上方から押さえて、容器台10とともにこの容器4を保持するトップロケータ30、および筒状ラベル14を容器4に嵌装する際に筒状ラベル14のガイドとなるガイドコーン32が配置されている。前記容器台用昇降ロッド24の上方に軸線を一致させて、トップロケータ用の昇降ロッド34が鉛直に配置されている。このトップロケータ用昇降ロッド34の上端にはカムフォロア36が取り付けられており、トップロケータ用昇降ロッド34の回転に伴って、これらカムフォロア36が図示しない円形カムの形状に応じて上下動することにより、昇降ロッド34とともに前記トップロケータ30およびガイドコーン32が昇降する。このトップロケータ用昇降ロッド34が最も上昇した時には、トップロケータ30の下端が前記エアピース16の上端よりも上方に位置し、最も下降した時には、トップロケータ30がエアピース16の下端よりも下方へ突出する。また、前記容器台用昇降ロッド24が最も下降した時には、容器台10上に載せられている容器4の頭部4bがこのエアピース16に干渉しない高さに位置しており、最も上昇した時には、容器4の胴部4aがエアピース16の内部に完全に挿入された状態になる。
トップロケータ用昇降ロッド34の下端に小径部34aが形成され、この小径部34aの外周に円筒部材38の上部が固定されている。この円筒部材38の下部側の内部空間に、鉛直方向を向けた支持ピン40が固定され、この支持ピン40の外周に概略筒状のトップロケータ30が嵌合している。トップロケータ30の上部はやや小径になっており、前記円筒部材38の内面と支持ピン40の外面とに案内されて昇降できるようになっている。また、トップロケータ30の下面には円形の凹部30aが形成されており、この凹部30aによって容器4の頭部4bを保持するようになっている。このトップロケータ30の上面と前記円筒部材38の底面(上方の端面)との間に緩衝用スプリング42が介装されており、この緩衝用スプリング42によってトップロケータ30が容器4の頭部4bを押さえる時の衝撃を吸収する。
トップロケータ用昇降ロッド34の下部外周面から、その下方に固定された円筒部材38の外周面に亘って、円筒状のガイド筒44が固定されている。円筒状ガイド筒44の下端部44aが大径になっており、この大径部44aの下部側外周面に円錐状のガイド面44bが形成されている。この円筒状ガイド筒44の外周側にガイドコーン32が摺動自在に嵌合している。ガイドコーン32の上部には、前記円筒状ガイド筒44の大径部44aの厚さを補完するように内面側に肉厚部32aが形成されている。このガイドコーン32の肉厚部32aの下面と前記円筒状ガイド筒44の大径部44aの上面との間に、ガイドコーン上昇用のスプリング46が介装されており、円筒状ガイド筒44に対してガイドコーン32を常時上方へ付勢している。このガイドコーン32の外径は、容器4の胴部4aの外径とほぼ一致しており、従って、この外径は、前記エアピース16の両吸引プレート28、28が開放した時の両者間の距離よりも僅かに小さくなっている。
前記トップロケータ用昇降ロッド34の上部に、ガイドコーン32をトップロケータ30に対して昇降させる昇降手段48が取り付けられている。このガイドコーンの昇降手段48は、クランプ50を介してトップロケータ用昇降ロッド34に固定された押圧部材(押圧プレート)52を備えている。この押圧プレート52は、垂直部52aとその下端の短い水平部52bとを有するL字状をしており、その下端水平部52bの下面に当接用のゴム54が貼着されている。押圧プレート52の水平部52bおよび当接用のゴム54は、この昇降手段48が取り付けられているトップロケータ用昇降ロッド(例えば、図2中に符号34Aで示す昇降ロッド参照)の、回転方向前方側に隣接しているトップロケータ用昇降ロッド(図2中に符号34Bで示す昇降ロッド参照)に嵌合しているガイドコーン32に係合する位置まで伸びている。このようにして順次後続のトップロケータ用昇降ロッド34に取り付けられた昇降手段48の押圧プレート52が、前方のトップロケータ用昇降ロッド34に設けられているガイドコーン32の上方から係合可能な位置まで延びている。
また、ガイドコーン昇降手段48は、クランプ50を緩めて高さを調節できるようになっている。この実施例の構成では、下方の容器台10と上方のトップロケータ30とによって容器4を上下から保持した状態で上昇させ、この容器4を前記エアピース16の両吸引プレート28、28に保持されている筒状ラベル14内に挿入する際に、ガイドコーン32の下端がこの容器4の肩部4cに接近する高さまで下降させることができ、しかも、隣接する2つの容器4が同じ高さに位置している時には、昇降手段48の押圧プレート52がガイドコーン30に接触しない高さになるように取り付け位置を調整してある。ガイドコーン昇降手段48の上方側に位置合わせ治具55を介在させるようになっており、ガイドコーン昇降手段48の上下の位置を調節する際に、この位置合わせ治具55によって高さ方向の位置決めを行う。つまり、カムフォロア36を取り付けたブロックとガイドコーン昇降手段48の本体部との間に位置合わせ治具55を挟んで固定することにより、位置決めを行う。なお、実際の組付けを行う際には、予めガイドコーン昇降手段48の必要な高さを選択し、これに対応した異なる長さの複数種類の位置合わせ治具55を準備しておく。
以上の構成に係る筒状ラベル嵌装装置の作動について説明する。容器搬送コンベヤ2によって搬送されてきた容器4は、容器供給位置Bにおいて、入口ホイール6を介して筒状ラベル嵌装装置8内に供給され、順次容器台10上に載せられる。この容器供給位置Bでは、容器台用昇降ロッド24が、図示しない円形カムの形状によって最も下降された位置にあり、一方、トップロケータ用昇降ロッド34は、逆に最も上昇した位置にあって、トップロケータ30がエアピース16よりも上方に位置しているので、容器台10上に供給される容器4が、トップロケータ30やエアピース16等に干渉することはない。
なお、この容器4が供給された容器台10に対応するエアピース16には、容器供給位置Bの上流側に配置されているラベル供給位置Cで、ラベル供給手段12から筒状ラベル14が供給されている。筒状ラベル14は扁平な状態で所定の長さ(容器4の胴部4aに装着される長さ)に切断されて、接近した状態のエアピース16の両吸引プレート28、28間に供給されて吸着保持される。その後、両吸引プレート28、28が次第に離隔することにより、筒状ラベル14の密着していた両面が拡開されてほぼ筒状になる。
前記のようにエアピース16の両吸引プレート28、28が開放して筒状ラベル14を筒状に拡開し、かつ、容器台10上に容器4が供給された後に、図示しない円形カムにより上方のトップロケータ用昇降ロッド34を下降させる。トップロケータ用昇降ロッド34が下降すると、その下端に設けられているトップロケータ30が、エアピース16の両吸引プレート28、28に両側から吸着されて筒状に拡開している筒状ラベル14内に上方から挿通される。トップロケータ用昇降ロッド34が下降した状態にある時には、後続のトップロケータ用昇降ロッド34に取り付けられているガイドコーン昇降手段48が、一つ前方のガイドコーン32に係合することはないので、ガイドコーン32はトップロケータ30に対して最も上昇した位置にあり、ガイド用円筒部材44の下端に形成されている円錐状のガイド面44bがガイドコーン32の下方に露出している。従って、トップロケータ30およびガイドコーン32は、この円錐状のガイド面44Bに案内されて、筒状ラベル14に引っ掛かることなく筒状ラベル14内を挿通される。
エアピース16の吸引プレート28、28に吸着されて拡開している筒状ラベル14内を上方から下方へ挿通されたトップロケータ30が、容器台10上に載置されている容器4の頭部4bに弾接し、このトップロケータ30と下方の容器台10とにより上下から容器4を保持する(図3(a)の状態)。トップロケータ30が最も下降した位置にある間は、後続のトップロケータ用昇降ロッド34に取り付けられているガイドコーン昇降手段48の押圧プレート52が、前方のガイドコーン32の上端に接していないので、ガイドコーン32はトップロケータ30に対して最も上昇した位置にある。つまり、図3(b)のガイドコーン32は、図3(a)のガイドコーン昇降手段48の押圧プレート52が接していないので、エアピース16よりも下方に突出しているトップロケータ30に対して相対的に最も上方に位置している。このときにはガイドコーン32は、ほぼエアピース16の内部に位置している。
その後、容器台用昇降ロッド24のカムフォロア26およびトップロケータ用昇降ロッド34のカムフォロア36が、それぞれのカムによって上昇を開始し、トップロケータ30と容器台10とが上下から容器4を保持した状態のまま一体的に上昇する(図3(c)参照)。図3(c)のように上昇を開始して、容器台10およびトップロケータ30が、後続の容器台10およびトップロケータ30(図3(b)参照)よりも所定以上高い位置に上昇すると、後続のトップロケータ用昇降ロッド34に取り付けられているガイドコーン昇降手段48の押圧プレート52が、一つ前方側のガイドコーン32に係合してこのガイドコーン32をトップロケータ30に対して下降させる。その後の筒状ラベル14への容器4の挿入過程では、常に先行するガイドコーン32が後続のものよりも高い位置にあるため、係合した状態が継続する。
トップロケータ30と容器台10とに保持された容器4が上昇するのに対し、ガイドコーン32は相対的に下降し、その下端部が次第に容器4に接近する。さらに容器4が上昇して、エアピース16の両吸引プレート28、28に吸引されて拡開している筒状ラベル14内に下方から挿入される時点では、ガイドコーン32が筒状ラベル4を円筒形に拡開した状態に維持しており、しかも、ガイドコーン32の下端部が容器4の肩部4cに接近した位置にあって容器4の肩部4cをほぼ覆った状態になっているので(図3(d)参照)、容器4の肩部4cが筒状ラベル14の下端に引っ掛かることなくスムーズに挿入される(図3(e)参照)。容器4がさらに上昇して、最も高い位置に到達すると、容器4は筒状ラベル14の内部に完全に挿入される(図3(f)参照)。そのまま容器4がピークの位置を回転移動し(図3(g)参照)、後続の容器4も続いてピークの位置に到達すると(図3(f)参照)、後続のガイドコーン昇降手段48の前方のガイドコーン32への係合が外れ、先行するガイドコーン32がスプリング46によってトップロケータ30に対して上昇する。
トップロケータ30と容器台10とによって保持された容器4がピークの位置(図3(f)〜(h)参照)を通過して下降を開始する(図3(i)参照)。この下降を開始する前のピークの高さに位置している間、つまり、容器4が筒状ラベル14に完全に挿入された後に、エアピース16の吸引プレート28、28に作用していたバキュームを遮断する。すると、吸引プレート28、28によって両側から吸着されて拡開されていた筒状ラベル14が、扁平状態に戻ろうとする自身の復元力によって容器4の胴部4aの外面に密着する。カムの形状に応じて上方のトップロケータ30と下方の容器台10が次第に下降し(図3(j)(k)参照)、容器4が両吸引プレート28、28間から下方へ抜け出す。容器4が最も下降した位置に戻り(図3(l)(m)参照)、容器排出位置Dにくると、トップロケータ30と容器台10とで容器4を保持した状態で、排出ホイール18が備えている閉鎖方向へ付勢されたグリッパ(図示せず)に容器4を押し込んで把持させて受け渡す。トップロケータ30と容器台10とにより常に一定の保持力で容器4を保持しているので、前記排出ホイール18のグリッパへの押し込みに際しても、しっかりと容器4を保持して確実に受け渡すことができる。容器4を排出した後、容器台10はそのままの高さで移動し、一方、トップロケータ30およびガイドコーン32は、上方のカムの形状に応じて上昇し、トップロケータ30が容器4の頭部4bから離れ、さらに、エアピース16の上方へ抜け出す。その後、容器排出位置Dで容器台10上の容器4が排出ホイール18を介して容器搬送コンベヤ20上に排出される。なお、容器4を保持したトップロケータ30と容器台10が下降する過程では、先行するトップロケータ30が常に後続の押圧プレート52よりも低い位置にあるので、係合することはない。
容器排出コンベヤ20上に排出された容器4は、次の工程である加熱ポジションに送られ、加熱されて筒状ラベル14が収縮し、容器胴部4aの外周面に密着してラベル装着工程が終了する。
一方トップロケータ30が上方へ抜け出したエアピース16は、その一対の吸引プレート28、28が開放した状態のまま、筒状ラベル供給位置Cに戻り、この位置Cで閉じてラベル供給手段12から供給された次の筒状ラベル14を把持し、再度離隔することによりこの扁平な状態の筒状ラベル14を拡開する。上昇してエアピース16の上方に抜け出しているトップロケータ30と、最も下降した位置にある容器台10と、これらの中間に位置するエアピース16が一体的に回転移動して容器供給位置Bに到達し、入口ホイール6から容器台10上に次の容器4が供給されて、前記各工程を繰り返す。また、処理される容器4の形状が変わって、例えば、頭部4bと肩部4cとの距離が前記容器10と異なった場合には、ガイドコーン32の昇降手段48のクランプ50をゆるめて、押圧プレート52の高さを調整し、位置合わせ治具55を交換して位置決めをした後、クランプ50を締めて昇降手段48を固定する。昇降手段48の調整を行う場合に、現状の容器4よりも肩部4cの長い容器に対応させる場合には下降させ、短い容器の場合には上昇させる。また、昇降手段48の調整によって、少なくとも容器4の肩部が筒状ラベル14の下端を通過する際に、ガイドコーン32が最も接近するようにする。
筒状ラベル嵌装装置の全体の配置を簡略化して示す平面図である。(実施例1) トップロケータおよび容器台等からなる筒状ラベル内に容器を挿入する機構を示す縦断面図である。 図(a)〜(m)は筒状ラベル嵌装装置の作動を順次説明する説明図である。
符号の説明
4 容器
10 容器台
14 筒状ラベル
16 ラベル保持手段(エアピース)
22 回転体
30 トップロケータ
32 ガイドコーン
48 ガイドコーンの昇降手段

Claims (2)

  1. 回転体の外周部に円周方向等間隔で設けられた複数の容器台と、これら各容器台の上方に配置され、下方の容器台とともに容器を保持するトップロケータと、各容器台の上方に配置され、筒状のラベルを開口した状態で保持するラベル保持手段とを備え、前記トップロケータを、開口した状態の筒状ラベルを貫通させた状態にして、このトップロケータと容器台とにより容器を保持させ、筒状ラベルに対して容器を相対移動させることにより、筒状ラベルの下方から容器を挿入して容器に筒状ラベルを嵌装させるようにした筒状ラベル供給装置において、
    前記トップロケータの外周に昇降可能に配置され、容器の最大外形寸法に近似した寸法の外部形状を有するガイドコーンと、このガイドコーンを昇降させるとともに、昇降量を調節可能な昇降手段とを設け、
    前記トップロケータと容器台とにより保持した容器を筒状ラベルに挿入する際に、トップロケータに対してガイドコーンを下降させて容器の肩部を覆うことを特徴とする筒状ラベル嵌装装置。
  2. 前記トップロケータと容器台がラベル保持手段に対して上昇し、筒状ラベルの下方から容器を挿入するように構成され、トップロケータに設けたガイドコーンは、後続するトップロケータに取り付けられている前記昇降手段の押圧部材に干渉することにより、トップロケータに対し相対的に押し下げられることを特徴とする請求項1に記載の筒状ラベル嵌装装置。
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