JP2002293311A - ラベル装着装置 - Google Patents

ラベル装着装置

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JP2002293311A
JP2002293311A JP2001098285A JP2001098285A JP2002293311A JP 2002293311 A JP2002293311 A JP 2002293311A JP 2001098285 A JP2001098285 A JP 2001098285A JP 2001098285 A JP2001098285 A JP 2001098285A JP 2002293311 A JP2002293311 A JP 2002293311A
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label
bottle
opening
arm
expanding
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JP2001098285A
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English (en)
Inventor
Akira Nagano
暁 永野
Hiroshi Sugimoto
宏 杉本
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Fuji Seal Inc
Original Assignee
Fuji Seal Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラベルを装着しようとする被装着体が位置ずれ
したり、転倒したりすることがなく、しかも、ラベルの
装着機構を簡素化することができるラベル装着装置を提
供する。 【解決手段】シート状に折り畳まれた筒状のラベルLを
予備的に開口するラベル開口手段20と、ラベル開口手
段20によって予備的に開口されたラベルLの下端開口
部をボトルBの外径より大きく拡開するラベル拡開手段
30と、ボトル供給位置において受け取ったボトルBを
ラベル装着レベルに保持するボトル保持手段50とから
なる複数のラベル装着ヘッド10を備えている。ボトル
保持手段50は、ボトル載置台51に載置されたボトル
の胴部を把持する一対のボトル把持アーム52を有して
おり、このボトル把持アーム52は、ラベル拡開手段3
0の拡開爪をラベルLから抜き取る際、ボトルBとの間
にラベルLを挟み込むように、ボトルBの胴部を把持す
るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、瓶、ボトル等の
被装着体に筒状のストレッチラベルやシュリンクラベル
を装着するためのラベル装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、飲料容器であるPETボトル等
のボトルの胴部外周面に筒状のストレッチラベルを装着
するラベル装着装置としては、複数の装着ヘッドを備え
たロータリ型のラベル装着装置があり、各装着ヘッドに
は、図13(a)に示すように、シート状に折り畳まれ
た状態で供給される筒状のストレッチラベルLを予備的
に開口する、先端に吸引部を有する開閉可能な一対の開
口アーム61と、この開口アーム61によって開口され
たストレッチラベルLをボトルの外径より大きく拡開す
る開閉可能な一対の拡開爪62と、ボトルBを載置した
状態で昇降する昇降台63と、ボトルBの移動経路の外
側を覆うガイド部材64とが設けられている。
【0003】こういったラベル装着装置では、以下のよ
うにして、ボトルBに筒状のストレッチラベルLが装着
される。まず、図13(a)に示すように、シート状に
折り畳まれた状態で供給される筒状のストレッチラベル
Lを開口アーム61によって把持した後、その把持した
ストレッチラベルLを吸引部によってそれぞれ吸引保持
した状態で、同図(b)に示すように、開口アーム61
の把持面を相互に離間させることでシート状に折り畳ま
れたストレッチラベルLを予備的に開口させる。
【0004】次に、同図(c)に示すように、開口アー
ム61を降下させることによって、開口したストレッチ
ラベルLを閉じた状態の拡開爪62に嵌挿した後、同図
(d)に示すように、拡開爪62を開くことによってス
トレッチラベルLの下端部を拡開する。このとき、スト
レッチラベルLの拡開部分を開口アーム61が把持する
ことによって、ストレッチラベルLの下端部を拡開爪6
2に保持する。
【0005】続いて、同図(e)に示すように、ボトル
Bを載置した昇降台63が上昇することによって、拡開
されたストレッチラベルLにボトルBが挿入された後、
同図(f)に示すように、ストレッチラベルLの拡開部
分を把持していた開口アーム61が、拡開されていない
ストレッチラベルLの上端部分を把持することによっ
て、ストレッチラベルLの上端部をボトルBに保持す
る。
【0006】そして、同図(g)に示すように、昇降台
63がさらに上昇することによって、拡開爪62がスト
レッチラベルLから抜き取られ、ストレッチラベルLが
ボトルBに完全に装着される。最後に、同図(h)に示
すように、開口アーム61及び拡開爪62がさらに開い
た状態で、昇降台63が降下することによって、ストレ
ッチラベルLが装着されたボトルBがラベル装着レベル
から退避し、所定のボトル排出位置から排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなラベル装着装置では、ボトルBの移動経路の外側が
ガイド部材64によってガイドされているものの、ボト
ルBが単に昇降台63に載置されているだけなので、昇
降台63を昇降させる際に、ボトルBが昇降台63の上
で位置ずれを起こしたり、転倒したりする場合がある。
特に、高速でストレッチラベルLの装着を行おうとする
と、昇降台63の昇降速度も必然的に速くなるので、ボ
トルBの位置ずれや転倒の発生頻度が高くなる。
【0008】このように、ボトルBが昇降台63の上で
位置ずれしたり、転倒したりすると、拡開爪62によっ
て拡開されたストレッチラベルLにボトルBを嵌挿する
際、ボトルBが拡開爪62等と接触し、ボトルBを拡開
されたストレッチラベルLに円滑かつ確実に嵌挿するこ
とができなくなったり、その後のボトル搬送工程等に支
障が生じ、ラベル装着装置を円滑に運転することができ
なくなるといった問題がある。
【0009】また、このラベル装着装置では、上述した
ように、拡開爪62によって拡開されたストレッチラベ
ルLにボトルBを嵌挿する際は、ボトルBの上昇に伴っ
てストレッチラベルLが拡開爪62から外れないよう
に、開口アーム61がストレッチラベルLを拡開爪62
との間に挟み込むように把持し、また、ボトルBに嵌挿
されたストレッチラベルLから拡開爪62を抜き取る際
は、ストレッチラベルLがボトルBからずれ下がらない
ように、開口アーム61がストレッチラベルLをボトル
Bとの間に挟み込むように把持するといった具合に、開
口アームが、ストレッチラベルLを拡開爪62に保持す
るだけでなく、ストレッチラベルLをボトルBに保持す
る機能をも果たさなければならないので、各装着ヘッド
におけるストレッチラベルLの装着機構が複雑になると
いった問題もある。
【0010】そこで、この発明の課題は、上述したよう
な問題点に鑑み、ラベルを装着しようとする被装着体が
位置ずれしたり、転倒したりすることがなく、しかも、
ラベルの装着機構を簡素化することができるラベル装着
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記の課題
を解決するため、請求項1に係る発明は、開閉可能な一
対の拡開爪によって所定状態に拡開された筒状のラベル
を、前記拡開爪との間に挟み込むように、開閉可能な一
対の把持アームによって外方から把持した状態で、前記
ラベルを載置台に載置された被装着体に嵌挿した後、前
記拡開爪及び前記把持アームによる前記ラベルの拡開及
び把持を解除して前記ラベルから前記拡開爪を抜き取る
ことによって、前記ラベルを前記被装着体に装着するよ
うにしたラベル装着装置において、前記載置台に載置さ
れた前記被装着体を把持することで、前記被装着体を前
記載置台の所定位置に保持する開閉可能な一対のクラン
プ部材を設け、前記ラベルから前記拡開爪を抜き取る
際、前記被装着体に嵌挿された前記ラベルを前記被装着
体との間に挟み込むように、前記クランプ部材によって
前記被装着体を把持するようにしたのである。
【0012】以上のように、このラベル装着装置では、
載置台に載置された被装着体をクランプ部材によって把
持することで、載置台の上で被装着体が位置ずれした
り、転倒したりすることがなく、被装着体が載置台上の
所定位置に確実に保持されるので、拡開されたラベルを
確実に被装着体に嵌挿することができると共に、その後
の被装着体の搬送工程等に支障が生じることもない。
【0013】しかも、ラベルから拡開爪を抜き取る際
は、被装着体に嵌挿されたラベルを被装着体との間に挟
み込むように、クランプ部材によって被装着体を把持す
ることで、被装着体に対するラベルの保持を行うように
したので、機構が複雑になることなく、クランプ部材に
複数の機能を持たせることができ、拡開爪に対するラベ
ルの保持及び被装着体に対するラベルの保持の双方を開
口アームによって行っている従来のラベル装着装置に比
べて、ラベルの装着機構が簡素化されるという効果が得
られる。
【0014】また、請求項2に係る発明のラベル装着装
置のように、前記載置台が所定の高さ位置に保持されて
おり、前記拡開爪によって所定状態に拡開され、前記把
持アームによって把持された前記ラベルを、前記拡開爪
及び前記把持アームを降下させることによって、前記載
置台に載置された被装着体に嵌挿するようになってお
り、前記クランプ部材は、前記拡開爪及び前記把持アー
ムが通過する際、前記被装着体の把持を一旦解除し、前
記ラベルから前記拡開爪を抜き取る際、前記被装着体を
再度把持するようになっているものにあっては、被装着
体を昇降させないので、載置台に載置された被装着体の
自立安定性がさらに向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は、PETボトル(以下、ボト
ルという。)Bにポリエチレン系樹脂製の弾性伸縮性フ
ィルムによって形成された筒状のストレッチラベル(以
下、ラベルという。)Lを装着するためのラベル装着シ
ステム1を示しており、このラベル装着システム1は、
ベルトコンベア7、スターホイール2a、スクリューコ
ンベア2b及びスターホイール2cからなるボトル供給
装置2と、基材繰出部3aによって基材ロールから繰り
出された長尺のラベル形成基材Mを順次切断しながらラ
ベルLを形成し、そのラベルLを第1のラベル受渡位置
αに順次供給するラベル供給装置3と、このラベル供給
装置3によって第1のラベル受渡位置αに供給されたラ
ベルLを受け取って第2のラベル受渡位置βに搬送する
ラベル受渡装置4と、ボトル供給位置γにおいて前記ボ
トル供給装置2から供給されたボトルBを受け取り、ボ
トル送出位置δまで搬送すると共に、前記ラベル受渡装
置4によって搬送されてきたラベルLを第2のラベル受
渡位置βにおいて受け取り、ボトルBをボトル供給位置
γからボトル送出位置δまで搬送する間に、ラベルLを
ボトルBに装着するロータリ型のラベル装着装置5と、
このラベル装着装置5によってラベルLが装着されたボ
トルBを搬出する、スターホイール6a、スクリューコ
ンベア6b及びベルトコンベア7からなるボトル搬送装
置6とから構成されている。
【0016】なお、前記ラベル形成基材Mは、ボトルB
に装着する筒状のラベルLが連続的に繋がったものであ
り、前記基材繰出部3aにおいてはシート状に折り畳ん
だ状態でドラムに巻回されている。また、基材繰出部3
aから繰り出されたシート状のラベル形成基材Mは、ボ
トルBにラベルLを装着する際に再び筒状に開きやすく
するために、その供給途中において折り返すことで折り
畳み位置を変化させるようにしている(図1参照)。
【0017】前記ラベル装着装置5は、図1及び図2に
示すように、回転軸(図示せず)から放射状に張り出し
た複数の支持アーム11、12、13を介して、回転軸
を中心とした同心円上に一定間隔で取り付けられた多数
のラベル装着ヘッド10を備えており、各ラベル装着ヘ
ッド10によって、第2のラベル受渡位置βにおいて受
け取ったシート状に折り畳まれた筒状のラベルLがボト
ルBの外径より大きく拡開され、この拡開されたラベル
Lが、ボトル供給位置γにおいて受け取ったボトルBが
ボトル送出位置δまで搬送される途中で、ボトルBの胴
部に装着されるようになっている。
【0018】前記ラベル装着ヘッド10は、第2のラベ
ル受渡位置βにおいて受け取ったシート状に折り畳まれ
た筒状のラベルLを、予備的に開口するラベル開口手段
20と、ラベル開口手段20によって予備的に開口され
たラベルLの下端開口部をボトルBの外径より大きく拡
開するラベル拡開手段30と、ボトル供給位置γにおい
て受け取ったボトルBをラベル装着レベルに保持するボ
トル保持手段50とから構成されている。
【0019】前記ラベル開口手段20は、図2ないし図
4に示すように、開閉可能な一対の開口アーム21と、
この開口アーム21の把持部21aに形成された吸引口
から吸引することで開口アーム21に把持されたラベル
Lの両面をそれぞれ把持部21aに吸引保持させる図示
しない吸引手段と、開口アーム21を開閉させる開閉駆
動手段22とから構成されており、このラベル開口手段
20は、ラベル受渡装置4によって搬送されてきたシー
ト状に折り畳まれた状態のラベルLを、第2のラベル受
渡位置βにおいて、開口アーム21が把持することによ
って受け取った後、ラベルLの両面を把持部21aがそ
れぞれ吸引保持した状態で、その開口アーム21を開い
てラベルLの両面を相互に離間させることにより、ラベ
ルLを筒状に開口するようになっている。
【0020】なお、ラベル受渡装置4は、図1〜図3に
示すように、第1のラベル受渡位置αと第2のラベル受
渡位置βとを通るように回転するアームの先端にシート
状のラベルLの片面を吸着する「コ」字状のラベル吸着
部4aを有しており、このラベル吸着部4aに吸着され
ているラベルLを開口アーム21の把持部21aが挟み
込んでラベル吸着部4aから離間させることによって、
ラベルLの受け渡しが行われる。
【0021】前記開閉駆動手段22は、図2ないし図4
に示すように、開口アーム21を常時閉方向に付勢する
コイルバネ23と、相互に交差した状態で、開口アーム
21が取り付けられた回動軸に一端側がそれぞれ固定さ
れた一対の操作アーム24と、この操作アーム24を介
して開口アーム21を開閉させるカム機構25、27と
を備えている。
【0022】前記カム機構25は、操作アーム24の他
端側にそれぞれ取り付けられた一対のカムフォロア25
aと、この一対のカムフォロア25aにそれぞれ当接す
るカム面を有するカム板25bとから構成されており、
このカム板25bは、支持アーム11に取り付けられた
ベース部分20aにスライド自在に支持された駆動杆2
6に連結されている。
【0023】前記カム機構27は、駆動杆26の後端部
に取り付けられたカムフォロア27aと、このカムフォ
ロア27aが嵌り込むカム溝を有する環状のカム板27
bとから構成されており、図4(a)〜(d)に示すよ
うに、このカム機構27によって、駆動杆26を介して
カム板25bを一対のカムフォロア25a間で進退させ
ることによって、開口アーム21を開閉させるようにな
っている。
【0024】前記カム板25bは、一対のカムフォロア
25aが当接するカム面がそれぞれ異なる形状を有して
おり、同図(a)に示すように、シート状に折り畳まれ
た状態のラベルLを吸引把持した状態で、同図(b)に
示すように、カム板25bを一旦後退させると、一方の
開口アーム21が僅かに開きながら他方の開口アーム2
1が僅かに閉じることで、ラベルLを吸引把持している
把持部21aが相互に位置ずれを起こし、これによっ
て、ラベルLに捻りが加えられるので、長尺のラベル形
成基材Mを順次切断することによって形成されたラベル
Lの両端開口部に生じている融着(擬似接着)状態が解
除される。
【0025】続いて、同図(c)に示すように、カム板
25bを所定位置まで前進させると、開口アーム21が
基準位置まで開いてラベルLが容易に開口し、ラベル拡
開手段30に引き渡すことができる状態となる。また、
ラベルLをラベル拡開手段30に引き渡した後は、同図
(d)に示すように、カム板25bをさらに前進させる
ことによって開口アーム21を大きく開き、ラベル拡開
手段30がラベルLを所定状態に拡開した時点で、ラベ
ルLが開口アーム21から引き離される。
【0026】前記ラベル拡開手段30は、図2、図5〜
図7に示すように、支持アーム12、12に上下方向に
スライド自在に支持された操作杆31と、この操作杆3
1の下端部に取り付けられた支持部材32に開閉可能に
支持された、先端に拡開爪34を有する一対の開閉アー
ム33と、この一対の開閉アーム33にそれぞれ連結さ
れた一対の把持アーム35と、開閉アーム33を開閉さ
せる開閉駆動手段37と、開閉アーム33及びその開閉
駆動手段37を共に昇降させる昇降駆動手段47とから
構成されている。
【0027】前記把持アーム35は、図7(a)〜
(c)に示すように、拡開爪34によって拡開されたラ
ベルLを、拡開爪34との間に挟み込むように、外方か
ら把持するものであり、それぞれの把持アーム35は、
先端部に拡開爪34の外面に沿うような把持面を有する
把持部材36が取り付けられている。
【0028】また、一方の開閉アーム33aの拡開爪3
4aとの間にラベルLを挟み込む一方の把持アーム35
aは、その基端部が他方の開閉アーム33bの中間部分
に回動可能に軸支されており、他方の開閉アーム33b
の拡開爪34bとの間にラベルLを挟み込む他方の把持
アーム35bは、その基端部が一方の開閉アーム33a
の中間部分に回動可能に軸支されている。
【0029】また、それぞれの把持アーム35(35
a、35b)には、その基端部にガイド穴35A、35
Bが形成されており、一方の把持アーム35aに形成さ
れたガイド穴35Aには、一方の開閉アーム33aの中
間部分に取り付けられたボルト33Aの軸部が挿通され
ており、他方の把持アーム35bに形成されたガイド穴
35Bには、他方の開閉アーム33bの中間部分に取り
付けられたボルト33Bの軸部が挿通されている。
【0030】従って、同図(a)、(b)に示すよう
に、拡開爪34(34a、34b)を有する開閉アーム
33(33a、33b)が開くと把持アーム35(35
a、35b)が閉じ、拡開爪34を有する開閉アーム3
3が閉じると把持アーム35が開くといった具合に、拡
開爪34と把持アーム35とは相互に逆動作するように
なっており、同図(a)に示すように、閉じた状態の拡
開爪34に筒状のラベルLを嵌挿した後、同図(b)に
示すように、開閉アーム33を開くことで、拡開爪34
によってラベルLをボトルBの外径より大きく拡開する
と、把持アーム35に取り付けられた把持部材36の把
持面が、拡開爪34との間にラベルLを挟み込むような
状態で、ラベルLを外方から把持するようになってい
る。
【0031】前記開閉駆動手段37は、図2、図5〜図
7に示すように、開閉アーム33を常時閉方向に付勢す
るバネ38と、開閉アーム33の基端部側にそれぞれ取
り付けられた一対のローラ39と、両ローラ39間に挿
入されることで両ローラ39に当接するカム面を備えた
カム部材40が下端部に取り付けられた操作ロッド41
と、この操作ロッド41を2段階で降下させるエアシリ
ンダ42とを備えており、操作ロッド41は、上下動可
能に操作杆31に挿通された状態で、操作杆31の上部
に固定設置されたエアシリンダ42のロッドに連結され
ている。
【0032】また、エアシリンダ42は、図2に示すよ
うに、エアホース43及びメカニカルバルブ44を介し
てエア供給源(図示せず)に接続されており、このメカ
ニカルバルブ44に設けられた開閉スイッチ45がカム
板46に当接することによって、メカニカルバルブ44
が開いてエアが供給され、エアシリンダ42が作動する
ようになっている。
【0033】従って、図6(a)に示すように、操作ロ
ッド41が最上位にある状態では、カム部材40の小径
部分にローラ39が当接しているので、図7(a)に示
すように、開閉アーム33が閉じた状態、即ち、ラベル
開口手段20によって予備的に開口されたラベルLを拡
開爪34に嵌挿できる状態になっているが、エアシリン
ダ42が作動して、図6(b)に示すように、操作ロッ
ド41が最下位まで降下すると、カム部材40の最大径
部分にローラ39が当接することになるので、カム部材
40によってローラ39が外側に押し広げられ、これに
伴って、図7(b)に示すように、開閉アーム33が最
大限に開いた状態、即ち、拡開爪34がラベルLをボト
ルBの外径より大きく拡開した状態となる。なお、この
状態では、上述したように、逆動作する把持アーム35
が拡開爪34との間にラベルLを挟み込んだ状態となっ
ている。
【0034】続いて、エアシリンダ42が作動して、図
6(c)に示すように、操作ロッド41が僅かに上昇す
ると、最大径より僅かに小さいカム部材40の大径部分
にローラ39が当接することになるので、ローラ39が
僅かに内側に接近し、これに伴って、図7(c)に示す
ように、開閉アーム33が僅かに閉じると共に把持アー
ム35が僅かに開いた状態、即ち、拡開爪34をラベル
Lから抜き取ることができる状態となる。
【0035】前記昇降駆動手段47は、図2に示すよう
に、操作杆31の上端部に取付アームを介して取り付け
られたカムフォロア48と、このカムフォロア48が嵌
り込むカム溝を有するカム板49とによって構成されて
おり、このカムフォロア48及びカム板49からなるカ
ム機構によって、操作杆31を上下動させることで、開
閉アーム34及びその開閉駆動手段37を共に昇降させ
るようになっている。
【0036】前記ボトル保持手段50は、図8及び図9
(a)、(b)に示すように、支持アーム13に固定設
置されたボトル載置台51と、このボトル載置台51に
載置されたボトルBの胴部を把持する一対のボトル把持
アーム52と、このボトル把持アーム52の開閉駆動手
段54とを備えており、一対のボトル把持アーム52
は、支持アーム13にそれぞれ回転可能に支持された2
本の支軸53a、53bの上端部にそれぞれ固定されて
いる。
【0037】前記開閉駆動手段54は、図8、図9
(a)、(b)及び図10(a)、(b)に示すよう
に、一端側が2本の支軸53a、53bの下端部にそれ
ぞれ固定され、相互に逆方向に回動するように他端側が
連結された一対の回動アーム55a、55bと、一方の
回動アーム55aを所定方向に付勢することで一対のボ
トル把持アーム52を常時閉方向に付勢するコイルバネ
56と、他方の支軸53bの下端部に固定されたアーム
57の先端部に取り付けられたカムフォロア58と、こ
のカムフォロア58が当接するカム面59aを有するカ
ム板59とから構成されており、カムフォロア58及び
カム板59からなるカム機構によって、他方の支軸53
bを適宜回転させることで、一対のボトル把持アーム5
2を開閉させるようになっている。なお、回動アーム5
5aは、図9(b)及び図10(b)に示すように、支
持アーム13に取り付けられたストッパSに当接するこ
とによってその動きが規制されており、ボトル把持アー
ム52が必要以上に閉じないようになっている。
【0038】以上のように構成されたラベル装着装置5
は、まず、図11(a)に示すように、ラベル受渡装置
4によってラベル受渡位置βに搬送されてきたシート状
に折り畳まれた状態の筒状のラベルLを、開口アーム2
1が吸引把持することにより受け取る。このとき、ボト
ル載置台51には、前工程において既にラベルLが装着
されたボトルBがボトル把持アーム52に把持された状
態で載置されており、拡開爪34及び把持アーム35
は、ボトルBよりも下方側に位置している。
【0039】次に、同図(b)に示すように、ラベルL
を吸引把持している開口アーム21が徐々に開きなが
ら、シート状に折り畳まれたラベルLを徐々に開口して
いくが、このとき、ボトル送出位置δでは、ボトル把持
アーム52によるボトルBの把持が解除され、ラベルL
が装着されたボトルBがボトル搬送装置6に引き渡され
た後、拡開爪34及び把持アーム35が上昇する。
【0040】そして、ラベル装着ヘッド10がボトル供
給位置γに到達した時点では、同図(c)に示すよう
に、ラベルLは、その直下に位置している拡開爪34を
挿入することができる状態まで開口されており(図4
(c)参照)、ボトル供給装置2から引き渡された新た
なボトルBがボトル載置台51に載置された後、このボ
トルBの胴部がボトル把持アーム52によって把持され
る。なお、この時点で、拡開爪34は全閉状態となって
おり、逆動作する把持アームは全開状態となっている
(図7(a)参照)。
【0041】続いて、同図(d)に示すように、所定状
態に開口されたラベルLに挿入された拡開爪34は徐々
に開いていき、同図(e)に示すように、ラベルLの下
端部が、開口アーム21と拡開爪34との間に挟み込ま
れた後、同図(f)(図12(f))に示すように、ラ
ベルLの下端部を挟み込んでいる開口アーム21と拡開
爪34とがさらに開いて、拡開爪34が全開状態とな
る。この時点で、ラベルLの下端部は、拡開爪34によ
ってボトルBの外径よりも大きく拡開されており、その
拡開されたラベルLの下端部を、全開状態である拡開爪
34との間に挟み込むように、全閉状態である把持アー
ム35が外方から把持しているので、ラベルLが拡開爪
34に保持された状態となっている(図7(b)参
照)。
【0042】また、開口アーム21は、拡開爪34が全
開状態になった後も引き続き開いて、図4(d)に示す
ような全開状態になることによって、開口アーム21が
ラベルLを吸引保持することができなくなり、ラベルL
が拡開爪34に引き渡される。このように、開口アーム
21は、拡開爪34が挿入された時点で直ちにラベルL
の吸引を解除することはなく、ラベルLの下端部が拡開
爪34との間に挟み込まれるまでの間は吸引動作を継続
しているので、ラベルLが開口アーム21から拡開爪3
4に引き渡される際にラベルLがフリーな状態になるこ
とがない。従って、ラベルLは、位置ずれを起こすこと
なく、開口アーム21から拡開爪34に確実に引き渡さ
れる。
【0043】続いて、図12(g)に示すように、ラベ
ルLの下端部を拡開した状態で保持している拡開爪34
及び把持アーム35が降下することによって、拡開され
たラベルLの下端部がボトルBの頭部に嵌挿され、同図
(h)に示すように、ボトル把持アーム52が大きく開
くことによって、拡開爪34及び把持アーム35の移動
経路から退避した後、ラベルLを保持している拡開爪3
4及び把持アーム35がさらに降下することによってラ
ベルLがボトルBの胴部に完全に嵌挿される。なお、ボ
トル把持アーム52が大きく開くことによって、一時的
にボトルBの把持が解除されることになるが、ボトル把
持アーム52がボトルBの把持を解除した時点では、ラ
ベルLと共に拡開爪34がボトルBに嵌挿されているの
で、ボトルBが位置ずれを起こしたり、転倒したりする
ことはない。
【0044】このようにして、ボトルBの胴部にラベル
Lが嵌挿されると、同図(i)に示すように、ラベルL
が嵌挿されたボトルBの胴部をボトル把持アーム52が
再び把持し、拡開爪34が僅かに閉じると共に把持アー
ム35が僅かに開くことによってラベルLの保持を解除
した後(図7(c)参照)、同図(j)に示すように、
拡開爪34及び把持アーム35が降下することによっ
て、ラベルLから拡開爪34が抜き取られ、ラベルLが
ボトルBの胴部に完全に装着される。なお、ラベルLか
ら拡開爪34を抜き取る時点では、上述したように、ボ
トル把持アーム52がボトルBの胴部を把持することに
よって、ラベルLがボトルBに保持されているので、ラ
ベルLから拡開爪34を抜き取る際に、ラベルLが下方
側にずれ下がることがない。
【0045】以上のように、このラベル装着装置5は、
所定の高さ位置に固定設置されたボトル載置台51の上
に載置されたボトルBをボトル把持アーム52によって
把持するようにしたので、ボトル供給装置2によって供
給されたボトルBを、ボトル搬送装置6に引き渡すまで
の間、ボトルBがボトル載置台51の上で位置ずれした
り、転倒したりすることがなく、ラベルLをボトルBに
確実に装着することができると共にラベルLが装着され
たボトルBをボトル搬送装置6に確実に引き渡すことが
できる。
【0046】また、ボトル把持アーム52は、ボトルB
をボトル載置台51の上に単に保持するだけでなく、ボ
トルBに嵌挿されたラベルLから拡開爪34を抜き取る
際は、ラベルLをボトルBとの間に挟み込むように、ボ
トルBを把持することでラベルLをボトルBに保持する
機能をも兼ね備えているので、拡開爪に対するラベルの
保持及びボトルに対するラベルの保持の双方を開口アー
ムによって行っている従来のラベル装着装置に比べて、
ラベルLの装着機構が簡素化され、簡単な機構でラベル
Lを確実にボトルBに装着することが可能となる。
【0047】また、このラベル装着装置5は、ラベルL
を拡開する拡開爪34を有する開閉アーム33と、ラベ
ルLを拡開爪34との間に挟み込むように把持する把持
アーム35とを、相互に逆動作するように連結し、拡開
爪34を開くことによってラベルLを所定状態に拡開し
た時点で、把持アーム35がラベルLを把持する構成を
採用したので、拡開爪34を有する開閉アーム33と把
持アーム35の開閉機構をそれぞれ個別に設ける必要が
なく、上述したような共通の開閉駆動手段37によって
拡開爪34及び把持アーム35の双方の開閉動作を行う
ことができる。
【0048】従って、拡開爪34及び把持アーム35を
昇降させる昇降機構が、構造的に複雑になったり、大型
化することがなく、上述したような簡単なカム機構によ
って構成された昇降駆動手段47によって拡開爪34や
把持アーム35を容易に昇降させることができるので、
ラベルLを拡開した状態で保持している拡開爪34及び
把持アーム35を降下させることによって、所定の高さ
位置に固定設置されたボトル載置台51に載置した状態
のボトルBにラベルLを装着することが可能となり、ボ
トルBに対するラベルLの装着を安定した状態で確実に
行うことができる。
【0049】なお、上述した実施形態では、ストレッチ
ラベルLをボトルBに装着する場合について説明した
が、このラベル装着装置5は、ストレッチラベルLをボ
トルBに装着する場合だけでなく、筒状のシュリンクラ
ベルをボトルに装着する場合にも使用することができ
る。
【0050】また、このラベル装着装置5は、上述した
ように、拡開爪34がラベルLを拡開する際、シート状
に折り畳まれた状態のラベルLを開口している開口アー
ム21が、ラベルLの下端部を拡開爪34との間に挟み
込むようになっており、しかも、ラベルLが拡開爪34
と開口アーム21との間に挟み込まれるまで、開口アー
ム21による吸引動作を継続するようになっているの
で、ラベルLがシート状に折り畳まれた状態から所定状
態に拡開されるまでの間、少なくとも、開口アーム21
または拡開爪34によってラベルLが確実に保持され、
ラベルLが位置ずれを起こすことがない。従って、筒状
のラベルLをボトルBの所定位置に確実に装着すること
ができ、角型のボトルに筒状のシュリンクラベルを装着
する場合のように、ボトルの周方向に対するラベルの装
着位置(印刷・デザインの位置)がある程度定められて
いる場合に特に効果的であり、ラベルLから拡開爪34
を抜き取った後、ボトルBをボトル搬送装置6に引き渡
すまでの間も、ボトル把持アーム52によって、ボトル
BがラベルLと共に把持されているので、その間におけ
るラベルLの位置ずれも防止される。
【0051】また、従来のラベル装着装置では、拡開爪
によって拡開されたラベルLを開口アームによって外方
から把持することでラベルを拡開爪に保持するといった
具合に、シート状に折り畳まれたラベルを開口する開口
アームが、ラベルを拡開爪に保持する機能をも兼ね備え
ていたが、開口アームは、シート状に折り畳まれた状態
のラベルを吸引把持しなければならないので、拡開爪の
外面に沿わすように湾曲した形状を有する大きな把持面
を確保することができず、十分な保持機能が得られなか
った。このため、ボトルに装着する際に大きな力が加わ
るストレッチラベルについては、開口アームによって把
持されていない部分がずれ上がってしまい、綺麗に装着
することができないといった問題があった。
【0052】これに対して、このラベル装着装置5で
は、開口アーム21とは個別にラベルLを拡開爪34に
保持するための把持アーム35を設ける構成を採用した
ので、拡開爪34の外面に沿うような湾曲した大きな把
持面を有する把持部材36を取り付けることが可能とな
り、ラベルの保持力を十分に確保することができるの
で、ボトルに装着する際に大きな力が加わるストレッチ
ラベルについても、一部分がずれ上がることなく、ボト
ルに綺麗に装着することができる。
【0053】なお、上述した実施形態では、ラベルLの
拡開及び保持を行う拡開爪34及び把持アーム35を昇
降させることによって、所定の高さ位置に固定設置され
たボトル載置台51に載置されたボトルBにラベルLを
装着するようにしているが、上述したように、ボトル把
持アーム52によってボトルBを把持するようにしてお
くと、ボトル載置台51上でボトルBが位置ずれを起こ
したり、転倒したりすることはないので、必ずしも、ボ
トル載置台51を所定の高さ位置に保持しておく必要は
なく、ボトル載置台51と共にボトル把持アーム52を
昇降させることによって、ラベルLをボトルBに装着す
ることも可能である。
【0054】また、上述した実施形態では、拡開爪34
に対するラベルLの保持力を高めるために、開口アーム
21とは個別に設けた把持アーム35によって、拡開さ
れたラベルLを把持するようにしているが、これに限定
されるものではなく、拡開されたラベルLを開口アーム
21によって拡開爪34に保持するようにしてもよい。
特に、ボトルに装着する際に大きな力が加わることがな
いシュリンクラベルの場合は、拡開されたシュリンクラ
ベルを開口アーム21によって拡開爪34に保持するよ
うにしても何ら問題はない。
【0055】また、上述した実施形態では、PETボト
ルにストレッチラベルを装着する場合について説明した
が、被装着体は上述したようなPETボトルに限定され
るものではなく、本発明のラベル装着装置は、瓶、缶等
の種々の容器や筒状体にストレッチラベルやシュリンク
ラベルを装着する場合に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるラベル装着装置の一実施形態
を備えたラベル装着システムを示す概略平面図である。
【図2】同上のラベル装着装置におけるラベル装着ヘッ
ドを示す概略図である。
【図3】同上のラベル装着ヘッドにおけるラベル開口手
段を示す側面図である。
【図4】(a)〜(d)は同上のラベル開口手段による
ラベルの開口動作を説明するための動作説明図である。
【図5】同上のラベル装着ヘッドにおけるラベル拡開手
段を示す側面図である。
【図6】(a)〜(c)は同上のラベル拡開手段におけ
る開閉駆動手段の動作を説明するための動作説明図であ
る。
【図7】(a)〜(c)は同上のラベル拡開手段による
ラベルの拡開動作を説明するための動作説明図である。
【図8】同上のラベル装着ヘッドにおけるボトル保持手
段を示す側面図である。
【図9】(a)、(b)は同上のボトル保持手段を示す
平面図である。
【図10】(a)、(b)は同上のボトル保持手段にお
けるボトル把持アームの開閉駆動手段を示す平面図であ
る。
【図11】(a)〜(f)は同上のラベル装着装置によ
るラベルの装着動作を説明するための動作説明図であ
る。
【図12】(f)〜(j)は同上のラベル装着装置によ
るラベルの装着動作を説明するための動作説明図であ
る。
【図13】従来のラベル装着装置によるラベルの装着動
作を説明するための動作説明図である。
【符号の説明】
1 ラベル装着システム 5 ラベル装着装置 10 ラベル装着ヘッド 20 ラベル開口手段 21 開口アーム 21a 把持部 22 開閉駆動手段 30 ラベル拡開手段 33 開閉アーム 34 拡開爪 35 把持アーム 36 把持部材 37 開閉駆動手段 47 昇降駆動手段 50 ボトル保持手段 51 ボトル載置台 52 ボトル把持アーム(クランプ部材) 54 開閉駆動手段 B PETボトル L ストレッチラベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E095 AA07 BA10 DA03 DA24 DA38 DA44 DA83 FA02 FA29

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能な一対の拡開爪によって所定状
    態に拡開された筒状のラベルを、前記拡開爪との間に挟
    み込むように、開閉可能な一対の把持アームによって外
    方から把持した状態で、前記ラベルを載置台に載置され
    た被装着体に嵌挿した後、前記拡開爪及び前記把持アー
    ムによる前記ラベルの拡開及び把持を解除して前記ラベ
    ルから前記拡開爪を抜き取ることによって、前記ラベル
    を前記被装着体に装着するようにしたラベル装着装置に
    おいて、 前記載置台に載置された前記被装着体を把持すること
    で、前記被装着体を前記載置台の所定位置に保持する開
    閉可能な一対のクランプ部材を設け、 前記ラベルから前記拡開爪を抜き取る際、前記被装着体
    に嵌挿された前記ラベルを前記被装着体との間に挟み込
    むように、前記クランプ部材によって前記被装着体を把
    持するようにしたことを特徴とするラベル装着装置。
  2. 【請求項2】 前記載置台が所定の高さ位置に保持され
    ており、 前記拡開爪によって所定状態に拡開され、前記把持アー
    ムによって把持された前記ラベルを、前記拡開爪及び前
    記把持アームを降下させることによって、前記載置台に
    載置された被装着体に嵌挿するようになっており、 前記クランプ部材は、前記拡開爪及び前記把持アームが
    通過する際、前記被装着体の把持を一旦解除し、前記ラ
    ベルから前記拡開爪を抜き取る際、前記被装着体を再度
    把持するようになっている請求項1に記載のラベル装着
    装置。
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