JP2000255529A - ラベル装着装置 - Google Patents
ラベル装着装置Info
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Abstract
体の昇降動作を確実に行うことのできるラベル装着装置
を提供する。 【解決手段】装着ヘッド10に供給される筒状のストレ
ッチラベルLを、ラベル拡開機構によって所定状態に拡
開し、その拡開されたラベルLに、昇降台43に載置さ
れた状態で下方からラベル装着レベルまで持ち上げられ
るボトルBを挿入し、ラベル拡開機構によるラベルLの
拡開を解除することでラベルLをボトルBに装着し、ラ
ベルLが装着されたボトルBを、昇降台43を降下させ
ることでラベル装着レベルから退避させるようにしたラ
ベル装着装置において、ラベルLが装着されたボトルB
を降下させる際に、ボトルBの頭部に嵌り込んだ状態で
昇降台43の降下動作と連動して降下する頭部ホルダ4
7によって、ボトルBを昇降台43上に確実に保持する
ようにした。
Description
被装着体にストレッチラベルを装着するためのラベル装
着装置に関する。
のストレッチラベルを装着するラベル装着装置として
は、図11に示すようなものがある。このラベル装着装
置50は、ボトルBを載置した状態で昇降させる昇降台
51と、ストレッチラベルLをボトルBの外径より大き
くなるように拡開する開閉爪52aを備えた拡開手段5
2と、ストレッチラベルLを開閉爪52aやボトルBと
の間に挟み付けて保持するクランプ部材53とを備えて
おり、通常、以下のようにして、ボトルBに対するスト
レッチラベルLの装着が行われる。
トレッチラベルLが拡開手段52の開閉爪52aに被せ
られると、同図(b)に示すように、開閉爪52aが開
いてストレッチラベルLの下端部が拡開され、その下端
部をクランプ部材53が把持することによってストレッ
チラベルLが開閉爪52aに保持される。次に、昇降台
51が上昇することによって昇降台51上に載置されて
いるボトルBが持ち上げられ、同図(c)に示すよう
に、拡開された下端部からストレッチラベルLにボトル
Bが挿入される。
ルBが挿入された状態では、拡開されていないストレッ
チラベルLの上部がボトルBの外周面に密着した状態と
なっているので、同図(c)に一点鎖線で示すように、
その密着したストレッチラベルLの上端部をクランプ部
材53が把持することで、ストレッチラベルLがボトル
Bに保持される。
51がさらに上昇することで、拡開されているストレッ
チラベルLの下端部が開閉爪52aから外れ、ストレッ
チラベルLがボトルBの外周面に完全に装着される。こ
のようにしてストレッチラベルLが装着されたボトルB
は、クランプ部材53が把持を解除した後、昇降台51
が降下することで、ラベル装着レベルから退避して元の
位置に戻る(同図(e)参照)。
うなラベル装着装置50では、ボトルBが単に昇降台5
1に載置された状態で昇降しているだけなので、高速で
ストレッチラベルLの装着を行おうとすると、昇降台の
昇降速度も必然的に早くなり、特に、内容物の充填され
ていない軽量のボトルBは昇降台51の降下動作に追従
できず、昇降台51から浮き上がった状態で自然落下す
ることになる。
に着地したり、落下途中で姿勢が崩れて拡開手段52の
開閉爪52aやクランプ部材53等と接触し、昇降台5
1から脱落してしまうといった状態となり、その後のラ
ベル装着工程やボトル搬送工程等に支障が生じるといっ
た問題がある。
な問題点に鑑み、ストレッチラベルを装着する際におけ
る被装着体の昇降動作を確実に行うことのできるラベル
装着装置を提供することにある。
を解決するため、この発明は、装着ヘッドに供給される
筒状のストレッチラベルを、ラベル装着レベルにおいて
所定状態に拡開し、被装着体を昇降台に載置した状態で
下方からラベル装着レベルまで持ち上げることで、拡開
された前記ストレッチラベルに前記被装着体を挿入し、
前記ストレッチラベルの拡開を解除することで前記スト
レッチラベルを前記被装着体に装着し、前記ストレッチ
ラベルが装着された前記被装着体を、前記昇降台を降下
させることでラベル装着レベルから退避させるようにし
たラベル装着装置において、前記ストレッチラベルが装
着された前記被装着体を降下させる際に、前記昇降台の
降下動作と連動して降下しながら、前記被装着体を前記
昇降台上に保持する保持手段を設けたのである。
は、ストレッチラベルが装着された被装着体を昇降台に
よって降下させる際に、昇降台の降下動作に連動して降
下する保持手段によって、被装着体の姿勢が保持される
と共に被装着体が確実に昇降台上に載置された状態で降
下することになるので、従来のラベル装着装置のよう
に、被装着体が周囲に配設されている部材と接触して昇
降台から脱落するといったこともなく、ラベル装着装置
を高速で円滑かつ確実に運転することが可能となる。
ように、前記ストレッチラベルを拡開する前に、前記保
持手段が降下することで、前記ストレッチラベルをラベ
ル装着レベルまで押し下げて位置決めするようにしたも
のにあっては、別途、ストレッチラベルの位置決め手段
を設ける必要がなくなり、ラベル装着ユニット、ひいて
は装置全体をコンパクトにすることが可能になる。
チラベルの位置決めを行うことにより、上方からストレ
ッチラベルを確実に押えることができるので、ラベル装
着ユニットの外側に別途位置決め手段を設ける場合に比
べて、ストレッチラベルの位置決めをより確実に行うこ
とができるという効果もある。
参照して説明する。図1は、PETボトル(以下、ボト
ルという。)Bにポリエチレン系樹脂製の弾性伸縮性フ
ィルムによって形成された筒状のストレッチラベル(以
下、ラベルという。)Lを装着するためのラベル装着シ
ステム1を示しており、このラベル装着システム1は、
ベルトコンベア7、スターホイール2a、スクリューコ
ンベア2b及びスターホイール2cからなるボトル供給
装置2と、基材繰出部3aによって基材ロールから繰り
出された長尺のラベル形成基材Mを順次切断しながらラ
ベルLを形成し、そのラベルLを第1のラベル受渡位置
αに順次供給するラベル供給装置3と、このラベル供給
装置3によって第1のラベル受渡位置αに供給されたラ
ベルLを受け取って第2のラベル受渡位置βに搬送する
ラベル受渡装置4と、ボトル供給位置γにおいて前記ボ
トル供給装置2から供給されたボトルBを受け取り、ボ
トル送出位置δまで搬送すると共に、前記ラベル受渡装
置4によって搬送されてきたラベルLを第2のラベル受
渡位置βにおいて受け取り、ボトルBをボトル供給位置
γからボトル送出位置δまで搬送する間に、ラベルLを
ボトルBに装着するロータリ型のラベル装着装置5と、
このラベル装着装置5によってラベルLが装着されたボ
トルBを搬出する、スターホイール6a、スクリューコ
ンベア6b及びベルトコンベア7からなるボトル搬送装
置6とから構成されている。
に装着する筒状のラベルLが連続的に繋がったものであ
り、前記基材繰出部3aにおいてはシート状に折り畳ん
だ状態でドラムに巻回されている。また、基材繰出部3
aから繰り出されたシート状のラベル形成基材Mは、ボ
トルBにラベルLを装着する際に再び筒状に開きやすく
するために、その供給途中において折り返すことで折り
畳み位置を変化させるようにしている(図1参照)。
示すように、回転軸(図示せず)から放射状に張り出し
た複数の支持アーム11、12を介して、回転軸を中心
とした同心円上に一定間隔で取り付けられた多数のラベ
ル装着ヘッド10を備えており、各ラベル装着ヘッド1
0によって、第2のラベル受渡位置βにおいて受け取っ
たシート状に折り畳まれた筒状のラベルLがボトルBの
外径より大きく拡開され、この拡開されたラベルLが、
ボトル供給位置γにおいて受け取ったボトルBがボトル
送出位置δまで搬送される途中で、ボトルBの胴部に装
着されるようになっている。
ル受渡位置βにおいて受け取ったシート状に折り畳まれ
た筒状のラベルLを、ラベル装着レベルでボトルBの外
径より大きく拡開するラベル拡開機構20と、ボトル供
給位置γにおいて前記ラベル装着レベルの下方位置にあ
る昇降台43に載置されたボトルBを、昇降台43を上
昇させることによって、ラベル装着レベルにおいて拡開
されたラベルLに挿入するボトル昇降機構40とから構
成されている。
うに、ラベル受渡装置4によって受け渡されるシート状
に折り畳まれたラベルLを、昇降台43に載置されたボ
トルBの直上位置で受け取って筒状に開口するラベル開
口手段21と、このラベル開口手段21によって開口さ
れたラベルLを、開閉爪28によってボトルBの外径よ
り大きく拡開するラベル拡開手段25とから構成されて
おり、このラベル拡開手段25は、支持アーム11によ
ってラベル装着レベルに固定設置され、このラベル拡開
手段25の直上位置に前記ラベル開口手段21が昇降自
在に配置されている。
5に示すように、開閉可能な一対のクランプ部材22
と、このクランプ部材22の挟持部22aに形成された
吸引口から吸引することでクランプ部材22に挟持され
たラベルLの両面をそれぞれクランプ部材22に吸引保
持させる図示しない吸引手段と、クランプ部材22を開
閉させる開閉駆動手段23と、クランプ部材22を昇降
させる昇降手段24とから構成されており、このラベル
開口手段21は、ラベル受渡装置4によって搬送されて
きたシート状に折り畳まれたラベルLを、第2のラベル
受渡位置βにおいて、クランプ部材22が挟持すること
によって受け取り、吸引手段が作動することでラベルL
の両面を挟持部22aにそれぞれ吸引保持させた状態
で、そのクランプ部材22を開成してラベルLの両面を
相互に離間させることにより、ラベルLを筒状に開口す
るようになっている。
に示すように、第1のラベル受渡位置αと第2のラベル
受渡位置βとを通るように回転するアームの先端にシー
ト状のラベルLの片面を吸着する「コ」字状のラベル吸
着部4aを有しており、このラベル吸着部4aに吸着さ
れているラベルLをクランプ部材22の挟持部22aが
挟み込んでラベル吸着部4aから離間させることによっ
て、ラベルLの受け渡しが行われる。
に示すように、クランプ部材22を常時閉成方向に付勢
するバネ23aと、クランプ部材22の基端部側にそれ
ぞれ取り付けられた一対のローラ23bと、下端部に、
両ローラ23b間に挿入されることで両ローラ23bに
当接するカム面を備えたカム部材23dが取り付けられ
た操作杆23cとから構成されており、操作杆23c
は、図2に示すように、支持アーム12によって上下動
自在に支持され、上端部には取付アーム23fを介し
て、図示しないカム溝に嵌り込むカムフォロア23eが
取り付けられている。
では、図5(b)に示すように、カム溝によってカムフ
ォロア23eを降下させると、これに伴って操作杆23
cが降下し、操作杆23cの下端部に取り付けられたカ
ム部材23dがローラ23bを押し広げることで、クラ
ンプ部材22が開成する。従って、カム溝及びカムフォ
ロア23eからなるカム機構によって操作杆23cを上
下動させることで、クランプ部材22が開閉されるよう
になっている。
支持アーム12によって上下動自在に支持された操作杆
24aと、この操作杆24aの下端部にクランプ部材2
2を取り付ける支持部材24bと、操作杆24aの上部
に取付アーム24dを介して取り付けられた、図示しな
いカム溝に嵌り込むカムフォロア24cとから構成され
ており、カム溝及びカムフォロア24cからなるカム機
構によって操作杆24aを上下動させることで、クラン
プ部材22を昇降させるようになっている。
に示すように、支持アーム11に回転可能の支持された
カム溝26aを有する環状円盤26と、この環状円盤2
6に形成された溝に嵌り込んで環状円盤26の径方向に
スライドする摺動部材27と、この摺動部材27に固定
された、ラベルLを拡開するための開閉爪28とを備え
ており、開閉爪28には、嵌挿されるラベルLの下端が
当接することで、ラベルLを位置決めするための段部2
8aが形成されている。
形成されたカム溝26aに嵌り込むカムフォロア29が
取り付けられており、カム溝26aは、図7に示すよう
に、環状円盤26が回転することで摺動部材27を環状
円盤26の径方向に移動させるような形状になってい
る。
及び図7に示すように、前記支持アーム11に軸受30
を介して軸31が回転可能に支持されており、この軸3
1には、環状円盤26の外周面に形成された歯に歯合す
るギア32と、先端にカムフォロア34が取り付けられ
たアーム33が固定されている。カムフォロア34は、
装着ヘッド10の回転軌道に沿って配設された環状の板
材に形成されたカム溝35に嵌り込んでいる。
からなるカム機構によってアーム33が揺動すると、軸
31に固定されたギヤ32が回転し、これに伴って、ギ
ヤ32が歯合している環状円盤26が回転するので、摺
動部材27に取り付けられた開閉爪28が、カム溝26
a及びカムフォロア29からなるカム機構によって環状
円盤26の径方向に移動する。
うに、支持アーム12に上下動自在に支持された操作杆
41と、この操作杆41の下端部に取付アーム42を介
して取り付けられた、ボトルBを載置するための昇降台
43と、操作杆41に取付アーム44を介して取り付け
られた、図示しないカム溝に嵌り込むカムフォロア45
とを備えており、カム溝及びカムフォロア45からなる
カム機構によって操作杆41を上下動させることで、昇
降台43を昇降させるようになっている。
載置された状態で昇降台43を降下させる際に、昇降台
43の降下動作と連動して降下しながら、ボトルBを昇
降台43上に保持する保持手段を備えており、この保持
手段は、支持アーム12に上下動自在に支持された操作
杆46と、この操作杆46の下端部に取り付けられた、
ボトルLの頭部に嵌り込む頭部ホルダ47と、操作杆4
6の中央部に取付アーム48を介して取り付けられた、
図示しないカム溝に嵌り込むカムフォロア49とから構
成され、カム溝及びカムフォロア49からなるカム機構
によって操作杆46を上下動させることで、頭部ホルダ
47を昇降させるようになっている。
させる場合に使用されるだけでなく、開閉爪28によっ
て拡開されるラベルLをラベル装着レベルに位置決めす
る場合にも使用される。即ち、開閉爪28に嵌挿された
ラベルLを、頭部ホルダ47によって、上方から強制的
に押し下げることで、ラベルLの下端を開閉爪28の段
部28aに確実に当接させてラベルLの位置決めを行う
ようになっている。
は、まず、図1に示すように、ラベル受渡装置4によっ
てラベル受渡位置βに搬送されてきたシート状に折り畳
まれた筒状のラベルLを、クランプ部材22が挟持する
ことにより受け取ることになるが、第2のラベル受渡位
置βの直前位置では、図8(a)、(b)に示すよう
に、装着ヘッド10は、ラベル装着レベルに固定設置さ
れている開閉爪28の上方に頭部ホルダ47及びクラン
プ部材22がそれぞれ位置しており、同図(a)〜
(b)に示すように、装着ヘッド10がラベル受渡位置
βに接近しながら、クランプ部材22が徐々に閉成する
と共に開閉爪28も閉成し、同図(c)に示すように、
ラベル受渡位置βにおいてクランプ部材22がラベルL
を把持することで、ラベル受渡装置4からラベルLを受
け取り、その状態のままボトル送出位置δの手前までラ
ベルLが搬送される(同図(d)参照)。なお、このと
き、同図(a)〜(d)に示すように、昇降台43に
は、前工程でラベルLが装着されたボトルBが載置され
ており、同図(e)に示すように、ボトル送出位置δに
おいて、ラベルLが装着されたボトルBがボトル搬送装
置6に引き渡される。
Lを把持しているクランプ部材22が開成することで、
ラベルLを筒状に開口した後、クランプ部材22及び頭
部ホルダ47が徐々に降下しながら、同図(f)(図9
(f))に示すように、ボトル供給位置γにおいて、筒
状に開口されたラベルLが閉成状態の開閉爪28に嵌挿
されると共に、ボトル供給装置2から引き渡された新た
なボトルBが昇降台43に載置される。
ダ47が降下して開閉爪28に嵌挿されたラベルLを頭
部ホルダ47が押し下げることで、ラベルLの下端が開
閉爪28の段部28aに当接し、ラベルLがラベル装着
レベルに確実に位置決めされ、ボトルBが載置された昇
降台43が上昇し始める。なお、頭部ホルダ47によっ
てラベルLの位置決めが行われる際には、クランプ部材
22の吸引が解除されると同時にクランプ部材22が僅
かに開成し、クランプ部材22によるラベルLの吸引保
持が解除された状態となっている。
ベルに位置決めされると、同図(h)に示すように、開
閉爪28が開成することで、ラベルLがラベル装着レベ
ルにおいて拡開されると同時に、頭部ホルダ47が僅か
に上昇して待機する。そして、ラベルLがラベル装着レ
ベルにおいて拡開されると、クランプ部材22が僅かに
閉成することにより、ラベルLを開閉爪28に押し付け
て保持し、同図(i)に示すように、昇降台43によっ
て上昇してくるボトルBが、拡開されたラベルLに挿入
されると共にボトルBの頭部が頭部ホルダ47に嵌り込
む。このとき、クランプ部材22が開閉爪28と共にラ
ベルLを把持することで、ラベルLが開閉爪28に保持
されているので、ボトルBをラベルLに挿入する際にラ
ベルLがボトルBと共に持ち上げられることはない。
ルLの上端部がボトルBの胴部外周面に密着した状態と
なっているので、同図(j)(図10(j))に示すよ
うに、クランプ部材22によるラベルLの把持を一旦解
除した後、クランプ部材22が上昇し、ボトルBに密着
しているラベルLの上端部をボトルBと共に再度把持す
ることで、ラベルLがボトルBに保持される。
台43、頭部ホルダ47及びクランプ部材22が共に上
昇することで、クランプ部材22がラベルLをボトルB
に保持した状態でボトルBを一旦持ち上げ、ラベルLか
ら開閉爪28を外してラベルLの拡開を解除すると、ラ
ベルLがボトルBに完全に装着される。
によってボトルBに対するラベルLの保持を解除し、同
図(l)に示すように、昇降台43及び頭部ホルダ47
が共に降下することで、ラベルLが装着されたボトルB
をラベル装着レベルから退避させた後、頭部ホルダ47
が上昇して図8(a)に示す元の位置に復帰し、上述し
たように、ボトル送出位置δにおいて、ラベルLが装着
されたボトルBがボトル搬送装置6に引き渡される。
は、昇降台43によって持ち上げられたボトルBの頭部
に頭部ホルダ47を嵌め込んだ状態で、昇降台43の降
下動作と連動するように、昇降台43と共に頭部ホルダ
47を降下させることで、ボトルBを昇降台43上に確
実に載置した状態で降下させるようにしたため、高速で
ストレッチラベルLの装着を行うために、昇降台43の
昇降速度を早くした場合でも、従来のラベル装着装置の
ように、ボトルが昇降台の降下動作に追従できずに昇降
台から浮き上がった状態で自然落下したり、ローター搬
送による遠心力によって搬送途中でボトルの姿勢が崩れ
て周囲に配設されたクランプ部材や開閉爪と接触して昇
降台から脱落するといったこともなく、ラベル装着装置
5を高速で円滑かつ確実に運転することが可能となる。
特に、内容物が充填されていない軽量のボトルBにラベ
ルLを装着する場合に有効である。
たように、頭部ホルダ47をラベルLの位置決め手段と
して使用するようにしたため、別途、ラベルLの位置決
め手段を設ける必要がなくなり、ラベル装着ヘッド1
0、ひいては装置全体をコンパクトにすることが可能に
なる。
ダ47によって、ラベルLを上方から強制的に押し下げ
ることで、ラベルLの下端を開閉爪28の段部28aに
確実に押し当てて位置決めすることができるので、ラベ
ル装着ヘッド10の外側に別途位置決め手段を設ける場
合に比べて、ラベルLの位置決めをより確実に行うこと
ができるという効果がある。
たように、クランプ部材22が、ラベル受渡装置4から
ラベルLを受け取って開口し、開口されたラベルLを開
閉爪28に嵌挿すると共に、開閉爪28によって拡開さ
れたラベルLを開閉爪28と共に把持することでラベル
Lを開閉爪28に保持したり、開閉爪28をラベルLか
ら外す際に、ラベルLと共にボトルBを把持することで
ラベルLをボトルBに保持するといった種々の機能を果
たすようにしたため、ラベルLの開口手段と、ラベルL
の保持手段とを別々に設ける必要がなく、こういった点
においてもラベル装着ヘッド10のコンパクト化が図ら
れている。
下させる際に、頭部ホルダ47によってボトルBの頭部
を保持するようにしているが、必ずしもこういった形態
を採用する必要はなく、昇降台43を降下させる際に、
ボトルBを昇降台43上に載置した状態で保持すること
ができるのであれば、例えば、ボトルBの肩部分を保持
するような形態を採用することも可能である。但し、ボ
トルBは開閉爪28の内側を通過して降下するため、ボ
トルBの上方から押圧して保持する形態を採用すること
が望ましい。
によってラベルLの位置決めを行っているが、ラベルL
の位置決め手段を別途設けることも可能である。但し、
頭部ホルダ47にラベルLの位置決め機能を付与してお
くことで、ラベル装着ヘッド10をコンパクトにするこ
とができることは上述したとおりである。
ストレッチラベルを装着する場合について説明したが、
被装着体は上述したようなPETボトルに限定されるも
のではなく、本発明のラベル装着装置は、瓶、缶等の種
々の容器や筒状体にストレッチラベルを装着する場合に
適用することができる。
を備えたラベル装着システムを示す概略平面図である。
す概略図である。
段を示す断面図である。
示す平面図である。
図である。
段を示す断面図である。
である。
動作説明図である。
動作説明図である。
す動作説明図である。
す動作説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 装着ヘッドに供給される筒状のストレッ
チラベルを、ラベル装着レベルにおいて所定状態に拡開
し、被装着体を昇降台に載置した状態で下方からラベル
装着レベルまで持ち上げることで、拡開された前記スト
レッチラベルに前記被装着体を挿入し、前記ストレッチ
ラベルの拡開を解除することで前記ストレッチラベルを
前記被装着体に装着し、前記ストレッチラベルが装着さ
れた前記被装着体を、前記昇降台を降下させることでラ
ベル装着レベルから退避させるようにしたラベル装着装
置において、 前記ストレッチラベルが装着された前記被装着体を降下
させる際に、前記昇降台の降下動作と連動して降下しな
がら、前記被装着体を前記昇降台上に保持する保持手段
を設けたことを特徴とするラベル装着装置。 - 【請求項2】 前記ストレッチラベルを拡開する前に、
前記保持手段が降下することで、前記ストレッチラベル
をラベル装着レベルまで押し下げて位置決めするように
した請求項1に記載のラベル装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06106399A JP4306861B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | ラベル装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06106399A JP4306861B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | ラベル装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000255529A true JP2000255529A (ja) | 2000-09-19 |
JP4306861B2 JP4306861B2 (ja) | 2009-08-05 |
Family
ID=13160341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06106399A Expired - Fee Related JP4306861B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | ラベル装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4306861B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002128037A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-09 | Fuji Seal Inc | ラベル装着装置 |
JP2007062767A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Fuji Seal International Inc | ラベル装着装置 |
-
1999
- 1999-03-09 JP JP06106399A patent/JP4306861B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002128037A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-09 | Fuji Seal Inc | ラベル装着装置 |
JP2007062767A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Fuji Seal International Inc | ラベル装着装置 |
JP4704151B2 (ja) * | 2005-08-30 | 2011-06-15 | 株式会社フジシールインターナショナル | ラベル装着装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4306861B2 (ja) | 2009-08-05 |
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