JP4801955B2 - 自動評価を有した電子文書承認システムおよび方法 - Google Patents

自動評価を有した電子文書承認システムおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は電子文書の電子承認に係り、特に定形の電子文書の承認を誤り無くかつ効率的に承認する事を可能にした電子文書承認システムに関する。
ロータス・ノーツに代表されるグループウェアの活用が広まるにつれて電子文書を電子承認する事が行われるようになった。業務の効率化とスピード化により、一人当たりが処理する電子文書の数が多くなり、電子承認の依頼数が多くなっている。
電子文書を承認する為には電子文書を画面上に開き内容を確認する必要がある。内容を審査しないと承認するか否認するかの行動を起こす事は出来ない為である。
電子文書を画面上に開くにはメールに添付された文書へのリンクを辿る方法や、文書データベース(以下DBと記載する)のビューと呼ばれる一覧画面から文書を選択する方法がある。いずれの方法でも文書を画面上に開くまでには数秒程度が必要である。
電子文書が多くなると承認依頼数も多くなる。管理者の下には大勢の担当者が居り、その担当者が管理者に対して承認依頼を行うから、管理者は非常に大量の電子文書を画面上に開いて内容を確認し、承認行為を行う必要が有る。
文書の内、特に各種の伝票は枚数が非常に多く、注意を要する場所も限られている。紙の伝票の場合には、慣れると非常な速さで伝票をめくり、承認印を押す事が出来る。しかし、電子文書の場合には開くだけで数秒かかるので、特に管理者への負担が非常に大きい。
この様な事から特許文献1では、複数案件の電子文書の一括した閲覧及び承認を行うことが可能な技術を出願している。
また特許文献2では、書式が統一されており、申し込み順に処理をする必要があり、かつ承認ルートが同一である申込書や申請書等の文書を一括して取りまとめた形で承認依頼をし、依頼された承認者がまとめて承認できるようにすることにより、承認処理のわずらわしさを軽減でき、人為的ミスの発生しにくく、迅速な電子承認処理を行える電子文書回覧承認システムを出願している。
特許公開2002−132759 特許公開2004−326518
特許文献1の一括した閲覧及び承認では、複数の文書を連結して表示しているので、画面の1ページに収まりきらない場合に、画面をスクロールする必要が有り、件数が多いと苦痛である。また、否認すべき文書が含まれていた場合には全体を承認できない。
特許文献2のくくり手段は、電子メールの発信数を減らすには効果があるが、管理者は非常に大量の電子文書を画面上に開いて内容を確認する作業からは開放されない。
承認依頼が多い為、管理者への負担が非常に大きく、精神的な余裕がなくなっている所へ、電子文書を画面上に開く時間が長いので文書を審査する時間が結果的に短くなって、承認行為が雑になり易く、時に否認すべきものを承認してしまう問題も発生している。
また、担当者が各種の伝票の記載をミスしたり、社内のルールから見て当然管理者が否認する内容を記載した伝票を作成して承認申請を行う場合もあり、この点でも管理者の負担が大きい問題があった。
本発明は、電子文書の、特に定形の各種伝票等の文書の、承認を行うにあたり文書を1つづ開く事なく素早く、かつ誤り無く承認する事を可能にするものである。
本発明は、担当者が各種の文書を作成する過程において、文書の記載内容を評価して、当然否認される文書を承認依頼する事が無いようにする事を可能にするものである。
請求項1および請求項2に対応する、本発明になる自動評価を有した電子文書承認システムおよび方法は、インターネット等のネットワークに接続された、サーバとクライアント・コンピュータからなり、サーバ上には少なくとも、文書を作成・編集・保存する為の文書データベースと、キー情報を元にデータを検索する参照データベースとを有し、また、サーバまたはクライアント上には、文書データベースから文書を読み出す文書読込手段と、文書データからキー情報および少なくとも1つの評価項目データを取り出す抽出手段と、キー情報を元に参照データベースから評価項目評価値および評価方法の組を少なくとも1組を取り出す読込手段と、前記評価項目データと前記評価項目評価値から前記評価方法に従って評価項目の数だけ順次評価を行う評価手段と、評価手段の結果に基づき前記文書の承認を行う承認手段と、承認された文書を保存する保存手段と、を有した電子文書承認システムであって、前記文書読込手段が、選択文書を要求するステップと、要求に従って選択文書へのアクセス権をチェックするステップと、アクセス権が確認された場合に選択文書を送信するステップと、選択文書を受信するステップとを実行する事からなり、前記抽出手段が、文書データからキー情報を取り出すステップと、文書データから評価項目のデータを取り出すステップとを実行する事からなり、前記読込手段が、前記キー情報をキーとして参照データベースから参照文書を取り出すステップと、該参照文書から評価項目評価値および評価方法の組を取り出すステップとを実行する事からなり、前記評価手段が、評価項目のデータと評価項目評価値とを評価方法に従って評価値を取得するステップと少なくとも1つの評価値を元に総合評価値を取得するステップとを実行する事からなり、前記承認手段が、総合評価値の結果に従って承認の表示を記入するステップと、承認日時を記入するステップと、文書に電子署名をするステップとを実行する事からなり、前記保存手段が、文書保存を要求するステップと、文書へのアクセス権をチェックするステップと、アクセス権が有る場合に文書データを送信するステップと、アクセス権が有る場合に文書データを受信して保存するステップとを実行する事からなる動作方法をおこなうものである。
請求項3に対応する、本発明になる自動評価を有した電子文書承認システムおよび方法に供する、参照データベースの参照文書編集方法は、キー情報を元に参照文書を取得する参照データベースの参照文書において、タイトル情報、キー情報、および本文情報に加えて、評価項目表示名と評価項目評価値と評価方法とを1組とした評価情報セットを、少なくとも1つ備えるようになし、参照文書を編集モードで開いた時に、画面上で前記評価情報セットを直接編集出来るようにしたことを特徴とするものである。
請求項4および請求項5に対応する、本発明になる自動評価を有した電子文書承認システムおよび方法に供する文書データベースは、文書中に評価項目表示名と評価項目評価値と評価方法とを1組とした評価情報セットを少なくとも1つ備え、かつ該情報評価セットに対応した評価結果を備えるようになしたもので、文書データベースの文書を作成または編集時に、抽出手段が、文書データからキー情報を取り出すステップと、文書データから評価項目のデータを取り出すステップとを実行する事からなり、読込手段が、キー情報をキーとして参照データベースから参照文書を取り出すステップと、参照文書から評価項目評価値および評価方法の組を取り出すステップとを実行する事からなり、評価手段が、評価項目のデータと評価項目評価値とを評価方法に従って評価値を取得するステップと1つまたは複数の評価値を元に総合評価値を取得するステップとを実行する事からなり、ボタン操作または保存のイベントで前記抽出手段と、前記読込手段と、前記評価手段とを実行して、評価項目表示名と前記評価手段の評価結果とを文書内に記録するステップとを実行する事を特徴とするものである。
請求項6に対応する、本発明になる自動評価を有した電子文書承認システムおよび方法に供する、電子文書承認システムの動作方法は、文書データベースの文書中に評価項目表示名と評価項目評価値と評価方法とを1組とした評価情報セットを、少なくとも1つ備えるようになした電子文書承認システムにおいて、承認の要求が発生した時に、文書内の評価情報セットの情報に基づいて、総合評価が良の場合には承認を実行し、総合評価が否の場合には承認を中断して確認画面を表示するステップを実行する事を特徴とするものである。
請求項7に対応する、本発明になる自動評価を有した電子文書承認システムおよび方法に供する、電子文書承認システムは、文書一覧表示画面において複数の文書を選択して文書の承認を要求した場合に、文書読込手段に順次文書を渡すようになした事により、一括した承認を行う事を特徴とするものである。
請求項8および請求項9に対応する、本発明になる自動評価を有した電子文書承認システムおよび方法に供する、電子文書承認システムは、文書データベースの文書中に、評価項目表示名と評価項目評価値と評価方法とを1組とした評価情報セットを備え、さらに文書一覧を表示する画面の行の列に表示する行表示内容を備えるようになし、文書のダイジェストを該行表示内容に記録し、評価結果に否の項目が有る場合には、さらにその評価結果のメッセージを追加して該行表示内容に記録する様になして、総合評価結果と、項目別評価結果と、行表示内容とを、文書一覧表示画面の行内に表示するようにした事を特徴とするものである。
文書の一覧表示画面において、選択文書の承認を実行した時に、文書の評価を自動的に行ない、文書の承認が行われるので、文書を画面上に開く必要がなくなり、承認が極めて高速に行われる。また文書の評価を自動的に行う事から、承認すべきでない文書を誤って承認する恐れが無い。これにより、文書を画面上に開く為の待ち時間が無くなり、効率的に電子文書の承認ができるだけでなく、承認すべきでない文書を承認する誤りが無くなり、その効果は極めて大である。
キー情報を元に参照文書を取得する参照DBの参照文書自体に評価情報セットのデータを持つ事から、参照文書の編集時に評価情報セットのデータを直接編集出来るので、データの意味を理解しやすく、データ記入時に分かりやすいので、その効果は極めて大である。
文書の評価を担当者の文書作成中や文書保存時に行う事ができるので、担当者が承認依頼を行う前に、その文書が承認されるか、否認されるか分かり、無駄な否認文書発生が抑制でき、管理者と担当者の負担を軽減できるので、その効果は極めて大である。
文書の一覧表示画面において、行内に総合評価結果と、項目別評価結果と、行表示内容とを表示するので、承認すべきかどうかが一目で判断でき、かつ評価項目に否の評価がある場合で承認者による個別の判断が必要な場合でも、行表示内容に否の評価の内容を表示するので、文書を画面上に開かずに承認、否認の判断が出来る。これにより、文書を画面上に開く為の待ち時間が無くなり、効率的に電子文書の承認ができ、その効果は極めて大である。
インターネット等のネットワークに接続された、サーバとクライアント・コンピュータからなる電子文書データベースシステムであって、サーバ上には少なくとも、文書データベースと、参照データベースとを有し、また、サーバまたはクライアント上には、文書読込手段と、抽出手段と、読込手段と、評価手段と、承認手段と、保存手段とを有した電子文書承認システムである。
また、インターネット等のネットワークに接続された、サーバとクライアント・コンピュータからなる電子文書データベースシステムであって、サーバ上には少なくとも、文書データベースと、参照データベースとを有し、また、サーバまたはクライアント上には、文書表示・編集手段と、抽出手段と、読込手段と、評価手段と、承認手段と、保存手段と、を有し電子文書には、評価項目表示名と評価項目評価値と評価方法とを1組とした評価情報セットを少なくとも1つ備え、さらに行表示内容を有し、保存された文書を文書一覧表示画面において、総合評価結果と、項目別評価結果と、行表示内容と、を一覧の行内に表示するようにした電子文書承認システムである。
(構成)
図1は本発明になる自動評価を有した電子文書承認システムの全体構成の一実施例を示すものである。同図において、1はサーバ、2、3、4、5はクライアント、6はインターネット等のネットワーク、7はファイアーウォール、8はネットワークである。同図において、電子文書承認システムのサーバ1はインターネットを介してクライアント2および3に接続されている。また、クライアント4および5はファイアーウォール7とイントラネットなどのネットワーク8を介してサーバ1に接続されている。同図ではクライアントが4つ図示されているが、この数は任意であり、いくら多くてもかまわない。
図2は図1に示す電子文書承認システムのサーバ1の全体構成の一実施例を示すものである。同図において、既出の同番号は同一物を示す。100はサーバ本体、111はバス、112はCPU、113はROM、114はRAM、115はハードディスク、116は表示装置、117は入力装置、118は通信手段、119は印刷装置、120は外部記憶装置である。
図3は図1に示す2、3、4および5のクライアントシステムの全体構成の一実施例を示したもので、2のクライアントで代表して図示したものである。同図において、既出の同番号は同一物を示す。200はクライアントシステム本体で通常はパーソナルコンピュータなどで構成される。211はバス、212はCPU、213はROM、214はRAM、215はハードディスク、216は表示装置、217は入力装置、218は通信手段、219は印刷装置、221は個人認証手段である。
図4は電子文書承認システムのサーバ本体100のシステム構成の一実施例を示したもので、既出の同番号は同一物を示す。150は制御プログラム、151は認証手段、152はアクセス制御手段で制御中はRAM 114に実装される。160は認証DB、161は受注伝票DB、162は顧客DB、163は参照DBでハードディスク115に実装される。同図において制御プログラム150、認証手段151、アクセス制御手段152も起動前はハードディスク115上に存在するが、サーバ本体100が稼動している状態においては、RAM 114上にロードされている。ここで受注伝票DB 161が文書DBに相当し、顧客DB 162が参照DBに相当する。参照DB 163は第2の参照DBである。
図5は電子文書承認システムのクライアント側の詳細構成の一実施例を示したものである。同図において、既出の同番号は同一物を示す。250は制御プログラム、10は承認ボタン、11は文書読込手段、12は文書データ、13は抽出手段、14は読込手段、15は対象情報、16は評価情報、17は評価手段、18は承認手段、および19は文書保存手段である。
図6は電子文書承認システムの対象情報15、評価情報16、および評価手段17の詳細の一実施例を示したものである。同図において、既出の同番号は同一物を示す。15−1は評価項目1のデータ、15−2は評価項目2のデータ、15−nは評価項目nのデータ、16−1は評価項目表示名、評価項目評価値および評価方法からなる評価情報セット1、16−2は評価項目表示名、評価項目評価値および評価方法からなる評価情報セット2、16−nは評価項目表示名、評価項目評価値および評価方法からなる評価情報セットn、17−1は評価1、17−2は評価2、17−nは評価n、17−Jは総合評価である。
図7は電子文書承認システムの対象情報15、評価情報16、および評価手段17の詳細の一実施例を示したものである。同図において、既出の同番号は同一物を示す。
図8は参照DBの一実施例である顧客DB 162の文書の画面表示例である。同図において、既出の同番号は同一物を示す。20−1はタイトル、20−2はキー情報、20−3は客先情報、20−4は評価情報領域、20−4−1は評価情報セット1、20−4−2は評価情報セット2、および20−4−nは評価情報セットnである。
図8の顧客DB 162の文書の画面表示例において評価情報セット1 20−4−1、評価情報セット2 20−4−2、および評価情報セットn 20−4−nは評価情報領域20−4を構成する。
(作用)
図1の一実施例の自動評価を有した電子文書承認システムのサーバ1は常にクライアント2および3からのアクセスをインターネット6経由で待ち受けている。また、クライアント4および5からのアクセスをネットワーク8、およびファイアーウォール7を経由した後にンターネット6経由で待ち受けている。ここで、インターネット6はイントラネットでもかまわない。また、クライアントの接続数は任意でかまわない。
図2の一実施例により、電子文書承認システムのサーバ1の作用についてについて説明する。サーバ本体100はコンピュータで、ROM 113は読み出し専用のメモリであり、コンピュータの電源を投入するとROM 113内に記憶されたコンピュータの起動プログラムが呼び出され、バス111を介してCPU112にロードされ、一時的に記憶が必要なものはRAM 114に保存される。この時に、CPU 112、ROM 113、RAM 114の働きによってハードディスク115の内部に保存されたOSが呼び出されコンピュータが起動する。コンピュータが起動すると、サーバ100の制御プログラム150がハードディスク122から呼び出され、RAM114にロードされる。OSや制御プログラム150は入力装置117からの入力に従って、必要な処理を行い、表示装置116に表示をしたり、印刷装置119から印刷を行ったりする。図4に示す制御プログラム150が起動されると、サーバ1は常に種々の要求待ちとなって、どの要求に対しても反応する。
図1に示すクライアントシステム2から5等から要求があると、ネットワーク6、通信手段118を介して要求が送られるので、CPU 112はそれを検知して、制御プログラム150に制御を渡し、認証、アクセス制御、DBの読み出し・保存、プログラムのロード等を行う。
図3の一実施例により、電子文書承認システムのクライアント2の作用についてについて説明する。クライアントシステム本体200はコンピュータで、ROM 213は読み出し専用のメモリであり、コンピュータの電源を投入するとROM 213内に記憶されたコンピュータの起動プログラムが呼び出され、バス211を介してCPU212にロードされ、一時的に記憶が必要なものはRAM 214に保存される。この時に、CPU 212、ROM 213、RAM 214の働きによってハードディスク215の内部に保存されたOSが呼び出されコンピュータが起動する。コンピュータが起動すると、クライアントシステム本体200の制御プログラム250がハードディスク215から呼び出され、RAM214にロードされる。OSや制御プログラム250は入力装置217からの入力に従って、必要な処理を行い、表示装置216に表示をしたり、印刷装置219から印刷を行ったりする。ユーザ等が入力装置217からクライアントシステム本体200に対して操作を行うと、OSと制御プログラム250の働きによって、表示装置216に応答メッセージが表示される。
例えば、クライアントシステム2から認証の要求を行う場合は、その要求がCPU212により検知され、制御プログラム250の働きによって、バス211に接続された通信手段226、ネットワーク6を介して要求が送られるので、サーバ1はそれを検知して、制御プログラム150に制御を渡し、認証処理を行う。
クライアントシステム2には個人認証手段221をバス211に接続することにより、バイオメトリクスに基づいた強固な認証を行う事も可能である。またICカードによる認証を行い、カードを所有している事とパスワードによる認証を行う事も可能である。
文書承認を行う場合は、ユーザが入力装置224からクライアントシステム本体200に対して操作を行うと、OSと制御プログラム250の働きによって、表示装置223に応答メッセージが表示さる。操作はCPU 212により検知され、制御プログラム250の働きによって、バス211に接続された通信手段218、ネットワーク6を介して要求が送られるので、サーバ1のサーバ本体100にある通信手段118はそれを検知する。通信手段118は要求をCPU 112に送り、制御プログラム150に制御を渡し、文書承認処理等を行う。
顧客DB処理を行う場合においても、同様にユーザが入力装置217からクライアントシステム本体200に対して操作を行うと、OSと制御プログラム250の働きによって、表示装置216に応答メッセージが表示さる。操作はCPU 212により検知され、制御プログラム250の働きによって、バス211に接続された通信手段218、ネットワーク6を介して要求が送られるので、サーバ1のサーバ本体100にある通信手段118はそれを検知する。通信手段118は要求をCPU 112に送り、制御プログラム150に制御を渡し、顧客DB処理を行う。
図4および図5に基づいて自動評価を有した電子文書承認システムの作用を説明する。一覧表示画面において文書を選択して、承認ボタン10をクリックすると、文書読込手段11の働きで文書DBになる受注伝票DB 161から文書データ12になる受注伝票をRAM 214に読み込む。
次に抽出手段13により、文書データ12から評価対象にする対象情報15を抽出する。また、同じく抽出手段13により、文書データ12からキー情報を抽出する。参照DBである顧客DB 162からキー情報を元に読込手段14の働きで顧客情報を読込み、評価情報16を得る。
図6に対象情報15、評価情報16、および評価手段17の詳細の一実施例を示す。抽出手段13により抽出したデータが評価項目1のデータ15−1から評価項目nのデータ15−nまでである。また、読込手段14により読み込んだデータが評価情報セット1 16−1から評価情報セットn 16−nまでである。評価情報セットは評価項目表示名、評価項目評価値および評価方法からなる。
図7にさらに対象情報15、評価情報16、および評価手段17の詳細の一実施例を示す。15−1は価格90,000円、15−2はM率 15%、15−3は納期余裕2日を示す。16−1は「価格」と価格ランクと評価方法、16−2は「M率」とM率ランクと評価方法、16−3は「納期余裕」と納期余裕ランクと評価方法である。同図では価格がA以下であるから評価17−1はA。M率が15%でA以下B以上であるから評価17−2はB。納期余裕が2日でA以上であるから評価17−3はAである。
総合評価17−Jは、評価17−1から評価17−nに対して予め定めた演算を施して得る。総合評価17−JがAの場合には承認手段18を実行し、受注伝票である文書データ12に承認を記入して、文書保存手段19により文書を文書DBである受注伝票DB 162に保存する。
図4および図5に基づいて自動評価を有した電子文書承認システムの作用を説明したが、これを図11の文書承認フローの一実施例でさらに詳しく説明する。
一覧表示画面において文書を選択して、承認ボタン10をクリックするとA−1ステップが実行される。一覧表示画面上に選択文書が有る場合はA−2ステップでYesのルートが選択され、A−3のステップが実行される。
A−3のステップは選択文書を読み込むステップであり、文書読込手段11に対応する。その詳細は図12の文書読込手段フローの一実施例である。同図においてBC−1ステップでクライアント側から選択文書を要求すると、その要求はCPU212の働きで、バス211、通信手段218、ネットワーク6、通信手段118、バス111を経由してCPU112に到達し、BS−1ステップでRAM 114上に待機する制御プログラム150の働きでアクセス制御手段152が呼び出され、文書DBである受注伝票DB 161の文書へのアクセス権がチェックされる。アクセス権が無い場合には拒絶される為フローは先に進まずに、その時点でリターンする。アクセス権が有る場合にはBS−2ステップに進み、選択文書は制御プログラム150とCPU 112の働きで、HDD 115から読み出され、バス111、通信手段118、ネットワーク6、通信手段218、バス211を経てCPU 212に至り、ステップBC−2で選択文書をRAM 214上に読み込む。この様にして読み込まれたものが文書データ12である。
A−4ステップとA−5ステップは抽出手段13に対応する。A−4ステップはRAM 214上の文書データ12からキー情報である顧客IDを取り出す。また、A−5ステップは同様に評価項目のデータを評価項目の数だけ順次取り出す。
A−6ステップは読込手段14に対応する。その詳細は図13の参照DBに関する読込手段フローの一実施例である。同図においてCC−1ステップでクライアント側から参照DBである顧客DB 162を要求する。この要求は、CPU212の働きで、バス211、通信手段218、ネットワーク6、通信手段118、バス111を経由してCPU112に到達し、CS−1ステップでRAM 114上に待機する制御プログラム150の働きでアクセス制御手段152が呼び出され、参照DBである顧客DB 162へのアクセス権がチェックされる。アクセス権が無い場合には拒絶が、アクセス権が有る場合には許可が最初のルートを逆方向に辿りCC−1に返される。拒絶された場合にはフローは先に進まずに、その時点でリターンする。許可された場合はステップCC−2に進む。
CC−2ステップはA−4で取得したキー情報である顧客IDの文書をサーバ1に要求する。その要求はCPU212の働きで、バス211、通信手段218、ネットワーク6、通信手段118、バス111を経由してCPU112に到達し、CS−2ステップでRAM 114上に待機する制御プログラム150の働きでアクセス制御手段152が呼び出され、参照DBである顧客DB 162の文書へのアクセス権がチェックされる。アクセス権が無い場合には拒絶される為フローは先に進まずに、その時点でリターンする。アクセス権が有る場合にはCS−3ステップに進み、選択文書は制御プログラム150とCPU 112の働きで、HDD 115から読み出され、バス111、通信手段118、ネットワーク6、通信手段218、バス211を経てCPU 212に至り、CC−3ステップで選択文書をRAM 214上に読み込む。
次にCC−4ステップで選択文書から評価項目セットを取り出す。この様にして読み込まれたものが評価情報16である。
A−7ステップは評価手段17に対応するもので、評価項目の評価値と評価方法を元にデータを順次評価する。図6および図7はその評価項目データ、評価値、評価を示した図である。図7は図6さらに具体的にしたものである。15−1は価格90,000円、15−2はM率 15%、15−3は納期余裕2日を示す。16−1は「価格」と価格ランクと評価方法、16−2は「M率」とM率ランクと評価方法、16−3は「納期余裕」と納期余裕ランクと評価方法である。図では価格がA以下であるから評価17−1はA。M率が15%でA以下B以上であるから評価17−2はB。納期余裕が2日でA以上であるから評価17−3はAである。
A−8ステップ、A−9ステップおよびA−10ステップは承認手段18に対応する。A−8は評価手段17の総合評価17−JがAの場合にはAのルートでA−10ステップに進むが、Bの場合にはBのルートでA−9ステップに進む。Cの場合にはCのルートでA−2ステップに戻り別の選択文書に処理を移す。
A−9ステップは総合評価がBの場合に確認メッセージを表示するステップで、承認しても良い場合にはA−10ステップに進むが、そうでない場合にはA−2ステップに戻り別の選択文書に処理を移す。
A−10は承認を実際に実行するステップで図14にその詳細を示す。
図14のD−1ステップで文書データ12に承認の表示を記入する。D−2ステップで承認日時を記入する。D−3ステップで文書データ12に署名を行う。
A−11ステップは文書保存手段19に対応する。A−11ステップの詳細を図15文書保存手段フローの一実施例に示す。
同図においてEC−1ステップでクライアント側から文書保存を要求すると、その要求はCPU212の働きで、バス211、通信手段218、ネットワーク6、通信手段118、バス111を経由してCPU112に到達し、ES−1ステップでRAM 114上に待機する制御プログラム150の働きでアクセス制御手段152が呼び出され、文書DBである受注伝票DB 161の文書へのアクセス権がチェックされる。アクセス権が無い場合には拒絶が、アクセス権が有る場合には許可が最初のルートを逆方向に辿りEC−1に返される。拒絶された場合にはフローは先に進まずに、その時点でリターンする。許可された場合はステップEC−2に進む。
EC−2ステップでは承認済みの文書データ12をCPU212の働きでRAM 214から取り出し、バス211、通信手段218を経由してネットワーク6に送り出す。
ES−2ステップでは文書データ12を通信手段118、バス111を経由してCPU112が受信し、CPU112の働きでHDD 215内の文書DBである受注伝票DB 161内に保存する。
以上でA−11ステップを終了すると最初のA−2ステップに戻り、選択文書が残っているか調べ、残っている場合には同じ処理を繰り返す。選択文書が残っていない場合には処理を終了する。
以上で、図4および図5に基づいて説明した自動評価を有した電子文書承認システムの作用を、図11の文書承認フローの一実施例でさらに詳しく説明した。
以上説明した如く、文書の一覧表示画面において、複数の選択文書の承認を実行した時に、順次、文書の評価を自動的に行ない、文書の承認が行われるので、文書を画面上に開く必要がなくなり、一括した承認が極めて高速に行われる。また文書の評価を自動的に行う事から、承認すべきでない文書を誤って承認する恐れが無い。これにより、大量の文書を画面上に開く為の多大な待ち時間が無くなり、効率的に電子文書の一括承認ができるだけでなく、承認すべきでない文書を承認する誤りが無くなり、その効果は極めて大である。
次に参照DBである顧客DB 162の参照文書である顧客情報文書について図8の顧客DBの顧客情報文書の編集画面の一実施例を元に説明する。
図示しない顧客情報の一覧画面において顧客情報を選択して開くと、顧客情報が顧客情報表示画面20に表示される。ここで顧客情報の一覧画面はグループウェアでビューと呼ばれる画面で一般的なものである。
顧客情報表示画面20において、タイトル20−1、キー情報20−2、客先情報20−3に加えて本発明になる評価情報領域20−4を備える。評価情報領域20−4には評価情報セット20−4−1から、必要に応じて20−4−nまでを備える。評価情報セットにはその評価項目の意味を表す評価項目名と、評価値、評価方法を記載する欄がある。
顧客情報を記載する文書そのものに直接評価項目名、評価値、評価方法を記載するので、文書編集時に同時に編集できる。
顧客情報を記載する文書そのものに直接評価項目名、評価値、評価方法を記載するので、顧客情報と独立に記載するのに比べて分かりやすく、ボタンの掛け違いの様な記載ミスをする恐れが無くなる。また顧客情報を開いた時に一目で評価情報を確認できるので、顧客情報と独立に記載するのに比べて、はるかに便利である。
(構成)
図9は電子文書承認システムの構成の詳細の一実施例を示したものである。同図において、既出の同番号は同一物を示す。21は文書、21−1はタイトル、21−2はキー情報、21−3は本文、21−4は評価情報領域、21−4−1は評価情報セット1と評価結果、21−4−2は評価情報セット2と評価結果、21−4−nは評価情報セットnと評価結果、21−5は行表示内容、22は要約手段である。
図10は電子文書承認システムの文書一覧表示画面の一実施例を示したものである。23は文書一覧表示画面、23−1は文書選択列、23−2は製番表示列、23−3は評価表示列、23−4は項目別評価表示列、23−5は客先名表示列、23−6は行表示内容表示列、23−7は金額表示列、23−8は承認ボタンである。
(作用)
図9の電子文書承認システムの構成の詳細の一実施例の作用を説明する。
図9の文書21はクライアントの表示装置116の画面に開いた時に表示される形である。文書が受注伝票の場合はタイトル21−1は製番、客先名、および製品名を連結したものを自動表示する。キー情報21−2には客先IDを記載する。本文21−3の場所には受注した製品の手配コード、品名、型式、受注数量、単価、金額等を一覧表形式で記載する。また、金額の合計、支払方法等を記載する。
評価情報領域21−4には評価情報セット1と評価結果21−4−1から評価情報セットnと評価結果21−4−nが評価手段17により記入される。これは一実施例として例えば、図7の評価情報16および評価手段17と同様の内容である。受注伝票である文書21の21−4−1には16−1と17−1が対応し、21−4−2には16−2と17−2が対応し、21−4−3には16−3と17−3が対応する。即ち21−4−1には「価格」、100000,200000、以下、Aが記入され、21−4−2には「M率」、20,10、以上、Bが記入され、21−4−3には「納期余裕」、2,1、以上、Aが記入される。総合評価21−4−JにはBが記入される。
行表示内容21−5には受注伝票である文書21のダイジェストが表示される。一例ではM率がBであったので、行表示内容21−5の先頭部分に「M率B」のメッセージが来る。
図9の電子文書承認システムの構成の詳細の一実施例の作用をさらに順を追って説明する。
担当者が、クライアントの表示装置116の画面において、文書21を作成または編集する。編集作業が終わり、図示しない再計算ボタンをクリックするか、文書を保存するか等のイベントを発生させる。
イベントが発生すると抽出手段13が起動し、文書データ12から評価対象にする対象情報15を抽出する。また、同じく抽出手段13により文書データ12からキー情報を抽出する。参照DBである顧客DB 162からキー情報を元に読込手段14の働きで顧客情報を読込、評価情報16を得る。
図6に対象情報15、評価情報16、および評価手段17の詳細を示す。抽出手段13により抽出したデータが評価項目1のデータ15−1から評価項目nのデータ15−nまでである。また、読込手段14により読み込んだデータが評価項目1評価値と評価方法16−1から評価項目n評価値と評価方法16−nまでである。
図7にさらに対象情報15、評価情報16、および評価手段17の詳細を示す。15−1は価格90,000円、15−2はM率 15%、15−3は納期余裕2日を示す。16−1は「価格」と価格ランクと評価方法、16−2は「M率」とM率ランクと評価方法、16−3は「納期余裕」と納期余裕ランクと評価方法である。図では価格がA以下であるから評価17−1はA。M率が15%でA以下B以上であるから評価17−2はB。納期余裕が2日でA以上であるから評価17−3はAである。
総合評価17−Jは、評価17−1から評価17−nに対して予め定めた演算を施して得る。評価17−1から評価17−nの値は評価項目表示名と伴に文書21の評価情報領域21−4に保存される。評価17−1から評価17−nは図7の場合では17−1から17−3である。
対象情報15、評価情報16、および評価手段17のデータは評価手段17の働きで評価情報領域21−4に書き込まれる。即ち21−4−1には「価格」、100000,200000、以下、Aが記入され、21−4−2には「M率」、20,10、以上、Bが記入され、21−4−3には「納期余裕」、2,1、以上、Aが記入される。総合評価21−4−JにはBが記入される。
要約手段22もイベントが発生すると起動して、評価17−1から評価17−nを調べる。評価がすべてAの場合には受注の情報をダイジェストする。評価にBやCが含まれている場合には行表示内容21−5の先頭部分にその評価項目名と評価を記載する。
以上図9を代表にして図6、図7を交えて本発明になる自動評価を有した電子文書承認システムおよび方法の作用を説明した。
次に図16の編集文書の評価フローの一実施例、図17の文書内に評価情報セットを有する場合の文書承認フローの一実施例、および図10一覧表示画面の一実施例に基づき、自動評価を有した電子文書承認システムおよび方法の作用をさらに詳しく説明する。
担当者が編集作業を終わらせ、図示しない再計算ボタンをクリックするか、文書を保存するか等のイベントを発生させると図16のフローがスタートする。図16において各ステップの符号は図11と類似の場所には同じ番号を振ってある。
AA−4ステップとAA−5ステップは抽出手段13に対応する。AA−4ステップは画面上に表示した編集文書に対応するRAM 214上の文書データ21からキー情報である顧客IDを取り出す。また、AA−5ステップは同様に評価項目のデータを評価項目の数だけ順次取り出す。
AA−6ステップは読込手段14に対応する。その詳細は図13の参照DBに関する読込手段フローの一実施例で既に説明した通り、評価情報16を取得する。
AA−7ステップは評価手段17に対応するもので、評価項目の評価値と評価方法を元にデータを順次評価する。図6および図7はその評価項目データ、評価値、評価を示した図である。図7は図6さらに具体的にしたものである。15−1は価格90,000円、15−2はM率 15%、15−3は納期余裕2日を示す。16−1は「価格」と価格ランクと評価方法、16−2は「M率」とM率ランクと評価方法、16−3は「納期余裕」と納期余裕ランクと評価方法である。図では価格がA以下であるから評価17−1はA。M率が15%でA以下B以上であるから評価17−2はB。納期余裕が2日でA以上であるから評価17−3はAである。
AA−12ステップは評価情報16と評価結果17のデータを文書21の評価情報領域21−4に書き込む。
AA−13ステップとAA−14ステップは要約手段22に対応する。AA−13ステップは評価情報領域21−4の値を調べて、評価がB,Cの場合に行表示内容21−5に評価結果を出力する。
AA−14ステップは受注の情報をダイジェストして行表示内容に追加する。
以上の様にして文書21の評価情報領域21−4と行表示内容21−5にデータが記載され、文書21に保存される。
これにより、作成者が文書21を作成している段階でもその文書が承認されるか、否認されるかが分かる。このため承認申請を行う前に指摘される内容に対してあらかじめ修正を行う事ができ、文書の無駄な往復が無くなり、その効果は極めて大である。
次に図17および図10により、編集が終わり、承認申請された文書について承認の作用を説明する。
図10の文書一覧表示画面23には承認依頼中の文書が表示される。この文書一覧表示画面23において、評価表示列23−3には文書21の総合評価結果が、項目別評価表示列23−4には文書21の個別評価結果が表示される。また、行表示内容表示列23−6には行表示内容21−5の内容が表示されており、評価が悪かった内容が表示される。以上により文書一覧表示画面23上において承認者は承認しても良いかどうかの判断が一目で分かる。
AA−1ステップでは一覧表示画面23において文書選択列23−1にチェックをする事で文書を選択して、承認ボタン23−8をクリックすると、AA−2ステップに移行し、選択文書が有るかどうかを調べる。選択文書が有る場合にはAA−3に移行する。
AA−3ステップは選択文書を読み込むステップであり、文書読込手段11に対応する。その詳細は図12の文書読込手段フローの一実施例である。同図の作用は既に説明した。読み込まれた文書が文書データ12である。ただし、ここでは文書データ12は画面表示されないがデータ構造としては文書21の如くになっており、評価情報領域21−4を有している。
A−8ステップ、A−9ステップおよびA−10ステップは承認手段18に対応する。AA−8ステップは総合評価21−4−Jに基づいて評価を行う。総合評価がAの場合にはAA−10ステップに移行する。総合評価がBの場合には確認メッセージのAA−9ステップに移行する。総合評価がCの場合は承認されずにAA−2ステップに戻る。
AA−9ステップでは総合評価がBの文書に対して「総合評価がBですが承認しますか?」のメッセージを表示する。一覧表示画面23の評価表示列23−3、項目別評価表示列23−4で評価にBが含まれどの評価項目がBになっているかが一目で分かる。さらに、行表示内容表示列23−6には行表示内容21−5の内容が表示されており、評価が悪かった内容が表示される。
Yesを選択するとAA−10ステップに移行するが、Noを選択すると承認されずにAA−2ステップに戻る。
AA−10ステップでは承認を実際に実行する。既に作用を説明した図14にその詳細を示す。
AA−11ステップは文書保存手段19に対応する。A−11ステップの詳細を図15文書保存手段フローの一実施例に示す。同図の作用は既に説明した。
A−11ステップを終了すると最初のAA−2ステップに戻り、選択文書が残っているか調べ、残っている場合には同じ処理を繰り返す。選択文書が残っていない場合には処理を終了する。
以上説明した如く、文書の一覧表示画面において、選択文書の承認を実行した時に、文書データベースの文書中にある総合評価により、文書の承認が行われるので、文書を画面上に開く必要がなくなり、承認が極めて高速に行われる。また文書の総合評価結果により、承認すべきでない文書を誤って承認する恐れが無い。これにより、文書を画面上に開く為の待ち時間が無くなり、効率的に電子文書の承認ができるだけでなく、承認すべきでない文書を承認する誤りが無くなり、その効果は極めて大である。
行表示内容に記載された内容は図10の一覧表示画面で23−6に表示されるので、文書を画面上に開かなくてもその文書を承認すべきかどうかがすぐに分かる。また、図10では23−3に評価、23−4に項目別評価が表示されるのでこれにより、承認者は一覧画面だけで評価と問題のある評価の内容まで把握出来るので、承認できるか、詳細をチェックして評価すべきか、否認すべきかが分かり、管理者の負担が大幅に軽くなり、その効果は極めて大である。
実施例1では読込手段14で読み込むのは参照DBとして顧客DB 162のみであったが、参照DB 163等、他の関連するDBを読み込んでも良い。例えば、受注伝票に記載された製品の製品コードをキーとして製品DBから製品に関する情報を取り出して対象情報15に加えても良い。
図7で評価項目に価格、M率、納期余裕を挙げたが、製品の種類と仕向地から販売可能かどうかを評価するようにしても良い。この様な場合には参照DB 163等の追加の参照DBが必要である。
文書DBとして受注伝票を例に挙げたが、他にも例えば、見積書、発注書、納品書、請求書、旅費請求書、設備や備品の購入伝票、入金伝票、出金伝票、振替伝票、申込書、申請書などが挙げられる。ここに挙げた文書以外でも、定形の文書であればどの様な文書でも適用できる。
調査、承認が必要な定形の電子文書に対して適用できる。また非定型の電子文書であっても抽出手段を工夫すれば適用できる。
自動評価を有した電子文書承認システムの全体構成の一実施例 電子文書承認システムのサーバの全体構成の一実施例 クライアントコンピュータシステムの全体構成の一実施例 電子文書承認システムのサーバ側のシステム構成の一実施例 電子文書承認システムのクライアント側の詳細構成の一実施例 対象情報、評価情報および評価手段の構成一実施例 対象情報、評価情報および評価手段のデータの一実施例 顧客DBの顧客情報文書の編集画面の一実施例 自動評価を有した電子文書承認システムの詳細構成の一実施例 一覧表示画面の一実施例 文書承認フローの一実施例 文書読込手段フローの一実施例 参照DBに関する読込手段フローの一実施例 承認手段フローの一実施例 文書保存手段フローの一実施例 編集文書の評価フローの一実施例 文書内に評価情報セットを有する場合の文書承認フローの一実施例
符号の説明
1 サーバ
2 クライアント
3 クライアント
4 クライアント
5 クライアント
6 インターネット
7 ファイアーウォール
8 ネットワーク
10 承認ボタン
11 文書読込手段
12 文書データ
13 抽出手段
14 読込手段
15 対象情報
15−1 評価項目1のデータ
15−2 評価項目2のデータ
15−n 評価項目nのデータ
16 評価情報
16−1 評価情報セット1
16−2 評価情報セット2
16−n 評価情報セットn
17 評価手段
17−1 評価1
17−2 評価2
17−n 評価n
17−J 総合評価
18 承認手段
19 文書保存手段
20 顧客情報表示画面
20−1 タイトル
20−2 キー情報
20−3 客先情報
20−4 評価情報領域
20−4−1 評価情報セット1
20−4−2 評価情報セット2
20−4−n 評価情報セットn
21 文書
21−1 タイトル
21−2 キー情報
21−3 本文
21−4 評価情報領域
21−4−1 評価情報セット1と評価結果
21−4−2 評価情報セット2と評価結果
21−4−n 評価情報セットnと評価結果
21−5 行表示内容
22 要約手段
23 文書一覧表示画面
23−1 文書選択列
23−2 製番表示列
23−3 評価表示列
23−4 項目別評価表示列
23−5 客先名表示列
23−6 行表示内容表示列
23−7 金額表示列
23−8 承認ボタン
100 サーバ本体
111 バス
112 CPU
113 ROM
114 RAM
115 ハードディスク
116 表示装置
117 入力装置
118 通信手段
119 印刷装置
120 外部記憶装置
150 制御プログラム
151 認証手段
152 アクセス制御手段
160 認証DB
161 受注伝票DB
162 顧客DB
163 参照DB
200 クライアントシステム
211 バス
212 CPU
213 ROM
214 RAM
215 ハードディスク
216 表示装置
217 入力装置
218 通信手段
219 印刷装置
221 個人認証手段
250 制御プログラム

Claims (8)

  1. インターネット、イントラネット、またはインターネットとイントラネットが相互に接続されたネットワークに接続された、サーバとクライアント・コンピュータからなる電子文書データベースシステムであって、サーバ上には少なくとも、
    文書を作成・編集・保存する為の文書データベースと、
    キー情報を元にデータを検索する参照データベースとを有し、
    また、サーバまたはクライアント上には、
    クライアント側から選択文書を要求すると、その要求がクライアント側CPUの働きでサーバ側CPUに到達し、メモリ上に待機する制御プログラムの働きで選択文書がサーバ上の文書データベースから読み出され、クライアント側CPUに至り、クライアント側CPUの働きで該選択文書をメモリまたは一時ファイル上に読み込む文書読込手段と、
    メモリまたは一時ファイル上に読み込まれた文書データ上に存在するキー情報フィールドからキー情報を取り出すステップに続き少なくとも1つの評価項目のデータを取り出すステップとからなる抽出手段と、
    キー情報を元に参照データベースを要求するステップと該参照データベースから参照文書を読み出すステップと該参照文書から評価項目評価値および評価方法の組を少なくとも1組を取り出すステップとからなる読込手段と、
    前記文書データから取り出した前記評価項目データと前記参照文書から取り出した前記評価項目評価値および評価方法の組から前記評価方法のフィールドに記載された命令文に従って前記評価項目データと前記評価項目評価値を評価項目の数だけ順次評価して評価値を得るステップと少なくとも1つの評価値を元に総合評価値を取得するステップとからなる評価手段と、
    前記評価手段により得た評価値が命令文を満たす評価である場合には前記文書データに承認の表示を記入するステップと承認日時を記入するステップと署名を行うステップとからなる承認手段と、
    承認された文書をクライアント側から文書保存を要求すると、その要求はクライアント側CPUの働きで、サーバ側CPUに到達し、メモリ上に待機する制御プログラムの働きで保存受付をクライアントに返すステップと、該保存受付に従い承認済みの文書データをクライアント側CPUの働きでクライアント側メモリまたは一時ファイルから取り出しサーバに送り出すと、サーバ側CPUが受信し、サーバ側CPUの働きでサーバ上の文書データベースに保存するステップとからなる保存手段と、
    を有した電子文書承認システム。
  2. インターネット、イントラネット、またはインターネットとイントラネットが相互に接続されたネットワークに接続された、サーバとクライアント・コンピュータからなる電子文書データベースシステムであって、サーバ上には少なくとも、
    文書を作成・編集・保存する為の文書データベースと、
    キー情報を元にデータを検索する参照データベースとを有し、
    また、サーバまたはクライアント上には、
    クライアント側から選択文書を要求すると、その要求がクライアント側CPUの働きでサーバ側CPUに到達し、メモリ上に待機する制御プログラムの働きで選択文書がサーバ上の文書データベースから読み出され、クライアント側CPUに至り、クライアント側CPUの働きで該選択文書をメモリまたは一時ファイル上に読み込む文書読込手段と、
    メモリまたは一時ファイル上に読み込まれた文書データ上に存在するキー情報フィールドからキー情報を取り出すステップに続き少なくとも1つの評価項目のデータを取り出すステップとからなる抽出手段と、
    キー情報を元に参照データベースを要求するステップと該参照データベースから参照文書を読み出すステップと該参照文書から評価項目評価値および評価方法の組を少なくとも1組を取り出すステップとからなる読込手段と、
    前記文書データから取り出した前記評価項目データと前記参照文書から取り出した前記評価項目評価値および評価方法の組から前記評価方法のフィールドに記載された命令文に従って前記評価項目データと前記評価項目評価値を評価項目の数だけ順次評価して評価値を得るステップと少なくとも1つの評価値を元に総合評価値を取得するステップとからなる評価手段と、
    前記評価手段により得た評価値が命令文を満たす評価である場合には前記文書データに承認の表示を記入するステップと承認日時を記入するステップと署名を行うステップとからなる承認手段と、
    承認された文書をクライアント側から文書保存を要求すると、その要求はクライアント側CPUの働きで、サーバ側CPUに到達し、メモリ上に待機する制御プログラムの働きで保存受付をクライアントに返すステップと、該保存受付に従い承認済みの文書データをクライアント側CPUの働きでクライアント側メモリまたは一時ファイルから取り出しサーバに送り出すと、サーバ側CPUが受信し、サーバ側CPUの働きでサーバ上の文書データベースに保存するステップとからなる保存手段と、
    を有した電子文書承認方法
  3. 前記文書読込手段が、
    選択文書を要求するステップと、
    クライアント側から選択文書を要求すると、その要求はクライアント側CPUの働きで、サーバ側CPUに到達し、RAM上に待機する制御プログラムの働きでアクセス制御手段が呼び出され、文書へのアクセス権情報をチェックするステップと、
    アクセス権が確認された場合に選択文書を送信するステップと、
    選択文書を受信するステップとを
    実行する事からなり、
    前記保存手段が、
    文書保存を要求するステップと、
    該ステップの働きで、文書保存要求はクライアント側CPUの働きで、サーバ側CPUに到達し、RAM上に待機する制御プログラムの働きでアクセス制御手段が呼び出され、文書データベースの文書へのアクセス権情報をチェックするステップと
    アクセス権が有る場合に文書データを送信するステップと
    アクセス権が有る場合に文書データを受信して保存するステップとを
    実行する事からなる
    請求項2に記載の電子文書承認方法。
  4. キー情報を元に参照文書を取得する前記参照データベースの
    参照文書において、
    タイトル情報、キー情報、および本文情報に加えて、
    評価項目表示名と評価項目評価値と評価方法とを1組とした評価情報セットを
    少なくとも1つ備えるようになし、
    前記参照文書を編集モードで開いた時に、
    画面上で前記評価情報セットを直接編集出来るようにしたことを特徴とする
    電子文書承認システムに供する請求項2に記載の電子文書承認方法
  5. 前記文書データベースの文書中に
    評価項目表示名と評価項目評価値と評価方法とを1組とした評価情報セットに加えて、
    該評価情報セットに対応した評価結果を1組としたものを
    少なくとも1つ備えるようになした
    請求項1に記載の電子文書承認システム。
  6. 複数の文書を、文書の選択欄とともに一覧表として画面表示する文書一覧表示画面を備え、
    該文書一覧表示画面において複数の文書を選択して文書の承認を要求した場合に、
    前記文書読込手段に順次文書を渡すようになした、
    請求項1に記載の電子文書承認システム。
  7. 前記文書データベースの文書中に
    評価項目表示名と評価項目評価値と評価方法とを1組とした評価情報セットを備える文書に
    さらに
    前記文書一覧表示画面の行の列に表示する行表示内容を備えるようになし、
    文書のダイジェストを該行表示内容に記録し、
    評価結果に否の項目が有る場合にはさらにその評価結果のメッセージを追加して該行表示内容に記録する様になした
    請求項6に記載の電子文書承認システム。
  8. 前記文書一覧表示画面において
    総合評価結果と、項目別評価結果と、行表示内容とを
    一覧の行内に表示するようにした請求項6に記載の電子文書承認システム
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