JP2003337648A - 電子フォームの自動入力装置及び自動入力プログラム - Google Patents

電子フォームの自動入力装置及び自動入力プログラム

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JP2003337648A
JP2003337648A JP2002147513A JP2002147513A JP2003337648A JP 2003337648 A JP2003337648 A JP 2003337648A JP 2002147513 A JP2002147513 A JP 2002147513A JP 2002147513 A JP2002147513 A JP 2002147513A JP 2003337648 A JP2003337648 A JP 2003337648A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 あるフォームデータに対する記入データを利
用して他のフォームデータの入力を行う場合に、フォー
ム毎の表現やデータ形式の相違に対応して正しくデータ
を入力できるようにする。 【解決手段】 自動入力装置は、利用者が電子フォーム
を作成する際に使用される。具体的には、特に特定の電
子フォームに過去に入力されたデータや、特定の記憶媒
体などに記憶されたデータがデータ取得手段により取得
され、これが変換用タグに入力される。変換用タグは、
電子フォームに含まれるタグであり、主としてデータの
変換作業時にデータを一時保存する機能を有する。そし
て、予め決定されたデータ変換機能に従って、変換用タ
グに入力されたデータが変換され、変換済みデータが対
応する入力タグに入力される。これにより、既に存在す
るデータに所定の変換処理を行うことで、新たな電子フ
ォームに対して必要事項を自動入力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子帳票に関し、
特に複数の電子帳票におけるデータの転記、自動入力の
処理に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来の紙の帳票に代わるものとし
て電子帳票が利用されている。電子帳票とは、申込書、
申請書、その他の各種の帳票を電子的に構成した電子デ
ータであり、例えばXMLデータとして構成することが
できる。電子帳票は、データ構造としては、罫線、枠、
フィールド(入力欄)などを定義するデータ(以下、
「フォームデータ」と呼ぶ。)と、フィールドに対して
入力されたデータ(以下、「記入データ」と呼ぶ。)と
により構成される。
【0003】電子帳票を作成する場合、利用者はパーソ
ナルコンピュータなどの端末装置上で、専用の入力処理
ソフトによりフォームデータを読み込み、端末装置上に
表示させる。そして、フォームデータ中に含まれる各フ
ィールドに対して必要事項を入力する。入力されたデー
タは、入力処理ソフトの処理により記入データとして保
存される。こうして、フォームデータと、それに対応す
る記入データとにより、電子帳票が作成される。
【0004】利用者は、複数の電子帳票を同時に作成す
ることがある。例えば、引っ越し、結婚、転職などの生
活上のイベントが発生した場合には、官公庁や金融機関
などに対する届け出その他のために複数の電子帳票を作
成する必要が生じる。そのような場合、利用者が複数の
電子帳票の全てに対して、住所、氏名などの共通事項を
個別に入力するのは非効率的である。そのため、利用者
が複数の電子帳票を同時に作成する場合には、1つのフ
ォームデータに対して入力された記入データを他のフォ
ームデータに転記することが行われる。
【0005】記入データの転記は一般的に以下のように
行われる。フォームデータに含まれる複数のフィールド
は、いずれも「タグ」というフィールドの識別情報によ
り管理されている。即ち、各フィールドは1つのタグに
対応つけられている。例えば、フォームデータ中の氏名
のフィールドには「氏名」というタグが対応付けられ、
住所のフィールドには「住所」というタグが対応付けら
れる。そして、利用者が各フィールドに対して入力を行
うと、入力事項は記入データとして、タグと対応付けら
れた状態で保存される。「氏名」というタグに対応する
記入データは、それが「氏名」というタグに対応するも
のであることを示す情報を含んでいる。即ち、記入デー
タは、それに対応するタグの情報を含んでいる。
【0006】さて、今、1つのフォームデータ(「フォ
ームデータA」とする)から、他のフォームデータ
(「フォームデータB」とする)へ記入データの転記を
行うとする。利用者の氏名に関する入力フィールドとし
て、フォームデータAとフォームデータBの両方がタグ
「氏名」に対応する入力フィールドを有する場合には、
フォームデータA中のタグ「氏名」に対応する入力フィ
ールドに入力された記入データを、フォームデータBの
同じタグ「氏名」に対応する入力フィールドに対する入
力データとすればよい。
【0007】一方、利用者の氏名に関して、フォームデ
ータAの入力フィールドのタグが「氏名」であり、フォ
ームデータBの入力フィールドのタグが「名前」である
ような場合には、タグが同一でないので、単純にデータ
の転記はできない。よって、フォームデータAとフォー
ムデータBとの間のタグ変換テーブルを予め用意してお
く。上記の例では、タグ変換テーブルには、フォームデ
ータAのタグ「氏名」はフォームデータBのタグ「名
前」に対応することが示されている。よって、電子帳票
の入力処理装置は、フォームデータAのタグ「氏名」に
対応する入力フィールドに入力された記入データを、タ
グ変換テーブルを参照して、フォームデータBのタグ
「名前」に対応する入力フィールドに入力する。こうし
て、あるフォームデータに対する記入データを他のフォ
ームデータの入力に使用することにより、利用者の重複
した入力を不要とすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フォームデー
タAからフォームデータBへ必要事項を転記する場合に
は、上述のように利用者による記入データをそのまま転
記すればよいフィールドのみではなく、各フォームに従
ったデータ表現に変換する必要が生じうる。例えば、フ
ォームデータAにおいては「入社年月日」を入力する必
要があるのに対し、フォームデータBにおいては「勤続
年数」を入力する必要があるとか、フォームデータAに
おいては「都道府県名」を入力する必要があるのに対
し、フォームデータBにおいては都道府県コードが要求
されるという場合である。このような場合には、上述の
ような単純な転記処理では、必要な情報を正しく入力す
ることができない。
【0009】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、あるフォームデータに対する記入データを利用
して他のフォームデータの入力を行う場合に、フォーム
毎の表現やデータ形式の相違に対応して正しくデータを
入力できるようにすることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点で
は、電子フォームに対してデータを自動入力する自動入
力装置は、データを取得し、変換用タグに入力するデー
タ取得手段と、予め決定されたデータ変換機能に従っ
て、前記変換用タグに入力されたデータを変換して変換
済みデータを生成する変換手段と、前記変換済みデータ
を、前記電子フォーム中の対応する入力タグに入力する
手段と、を備える。
【0011】上記の自動入力装置は、利用者が電子フォ
ームを作成する際に使用される。具体的には、特に特定
の電子フォームに過去に入力されたデータや、特定の記
憶媒体などに記憶されたデータがデータ取得手段により
取得され、これが変換用タグに入力される。変換用タグ
は、電子フォームに含まれるタグであり、主としてデー
タの変換作業時にデータを一時保存する機能を有する。
そして、予め決定されたデータ変換機能に従って、変換
用タグに入力されたデータが変換され、変換済みデータ
が対応する入力タグに入力される。これにより、既に存
在するデータに所定の変換処理を行うことで、新たな電
子フォームに対して必要事項を自動入力することができ
る。
【0012】上記の自動入力装置の一態様では、前記デ
ータ取得手段は、他の電子フォームに対して入力された
データ及び/又は利用者の個人情報を記憶した記憶媒体
内のデータを取得することができる。他の電子フォーム
に利用者が入力したデータや利用者の身分証明書として
のICカードなどに記憶されているデータを利用して自
動入力を行えば、正しいデータを自動入力することが可
能となる。また、前記変換用タグは、利用者に対して表
示されない非表示タグとすることができる。
【0013】上記の自動入力装置の他の一態様では、前
記電子フォームは、前記変換用タグに入力すべきデータ
を特定する情報と、当該データに対応する変換済みデー
タを入力すべき入力タグとの対応関係を示した対応関係
情報を含み、前記入力手段は、前記対応関係情報を参照
して、前記変換済みデータを対応する入力タグに入力す
る。これにより、対応関係情報に基づいて、容易に自動
入力が実行できる。
【0014】上記の自動入力装置のさらに他の一態様で
は、前記電子フォームは、前記入力タグ毎に用意された
前記予め決定されたデータ変換機能の定義情報を含み、
前記変換手段は当該データ変換機能に従ってデータを変
換する。これにより、容易にデータ変換を行うことがで
きる。また、データ変換機能を拡張することで、各種の
データ変換を行うことができるようになる。
【0015】好ましい実施形態では、前記データ変換機
能は、前記データ取得手段により取得された、年月日を
示すデータと、現在の年月日の情報とに基づいて経過年
数を計算する機能や、数値を示すデータを、当該数値が
属する数値範囲情報に変換する機能や、名称を示すデー
タを、当該名称に対応するコード情報に変換する機能
や、前記データ取得手段により取得されたデータに基づ
いて、必要な書類の通数を自動計算する機能などを含む
ことができる。
【0016】上記の自動入力装置のさらに他の一態様で
は、前記データは、当該データの出所を示すソース情報
を含み、前記自動入力装置は、前記ソース情報を読み出
して表示する手段をさらに備えることができる。これに
よれば、作成された電子フォームを審査などのために閲
覧する者は、ソース情報により各データの出所を知るこ
とができ、電子フォームに入力されたデータの正当性な
どを確認することが可能となる。
【0017】本発明の他の観点では、電子フォームの自
動入力プログラムは、コンピュータにより実行されるこ
とにより、前記コンピュータを、データを取得し、変換
用タグに入力するデータ取得手段、予め決定されたデー
タ変換機能に従って、前記変換用タグに入力されたデー
タを変換して変換済みデータを生成する変換手段、前記
変換済みデータを、前記電子フォーム中の対応する入力
タグに入力する手段、を備える自動入力装置として機能
させる。
【0018】上記の自動入力プログラムをコンピュータ
により実行することで、上記の自動入力装置を実現する
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。
【0020】[データ自動入力方法]まず、ある1つの
フォームデータに対する記入データを、他のフォームに
自動入力する方法について説明する。図1及び図2は、
フォームAに対して利用者が入力した事項に対応する記
入データを、フォームBに自動入力する各種の方法を示
している。
【0021】図1(a)に示す方法は、単純な転記によ
る自動入力方法であり、フォームAとフォームBとにお
いて、対応するフィールドのタグ名が一致する場合に使
用される。フォームAはフィールド1を含み、フィール
ド1はタグ「X」に対応付けされている。このフィール
ド1に対して利用者が入力した事項「ABC」が、タグ
「X」に対する記入データ1となっている。一方、フォ
ームBはタグ「X」に対応するフィールド2を含んでい
る。よって、フォームAに対する記入データ1をフォー
ムBに自動入力する場合には、タグ「X」に対応する記
入データ1をフォームBのフィールド2に単純に転記す
ればよく、その結果、フォームBのフィールド2には
「ABC」が入力される。この方法は、例えばフォーム
A及びBに、タグ名が同一である「氏名」というフィー
ルドがある場合に、フォームAのタグ名「氏名」のフィ
ールドの記入データを、フォームBのタグ名「氏名」の
フィールドに転記する際に使用される。
【0022】図1(b)に示す方法は、タグ名の変換を
伴う転記による自動入力方法であり、フォームAのある
フィールドのタグ名が、フォームBの対応するフィール
ドのタグ名と異なっている場合に使用される。具体的に
は、図1(b)に示すように、フォームAのフィールド
1はタグ「X」に対応するものであり、これに対応する
フォームB中のフィールド2のタグは「Y」となってい
る。このような場合には、フォームA及びB中の相互に
対応するフィールドのタグ名の対応関係を示したタグ名
変換辞書を使用する。即ち、タグ名変換辞書を参照し
て、フォームAにおけるタグ「X」はフォームBにおけ
るタグ「Y」に対応することが分かる。よって、フォー
ムAのタグ名「X」に対する入力「ABC」は、フォー
ムBのタグ名「Y」に対応するフィールドに転記され
る。この方法は、例えば氏名の入力フィールドについ
て、フォームAはタグ「氏名」が対応付けられているの
に対して、フォームBではタグ名「名前」が対応付けら
れているような場合に使用される。
【0023】図2(a)に示す方法は、本発明による方
法であり、フォームAに対する記入データをフォームB
に自動入力する際に、記入データ自体の内容を変換する
方法である。図示のように、フォームAのフィールド1
はタグ名「X」が対応付けられており、フィールド1に
対する記入データ1はタグ「X」に対応する「ABC」
である。記入データ1をフォームBに自動入力する場
合、まず、タグXに対応するフィールド2に記入データ
1が単純に転記される。次に、フォームBに付属してい
る記入データ変換・参照機能により、フィールド2に対
する入力事項「ABC」が、フィールド3に対する入力
事項「DEF」に変換されてフォームBのタグ名「Z」
のフィールド3に入力される。この際、フォームBのフ
ィールド2は変換用のフィールドである。
【0024】このように、本発明では、あるフォームに
対する記入データを単純に他のフォームの対応するフィ
ールドに転記するのではなく、入力対象となるフォーム
中における入力形態に応じて記入データの内容自体を変
換することに特徴を有する。この方法を適用する例は、
例えばフォームAにおけるタグ名「入社年月日」のフィ
ールドに対する記入データを利用して、フォームBにお
けるタグ名「勤続年数」のフィールドに自動入力するよ
うな場合に使用される。なお、このような例については
さらに後述する。
【0025】図2(b)に示す方法は、図2(a)に示
す方法の変形例であり、フォームAへの記入データを利
用してフォームBへの自動入力をする場合、フォームA
のフィールド1のタグ名「X」はタグ名変換辞書により
タグ名「Y」に変換され、フォームBのフィールド2に
自動入力される。そして、さらに記入データ変換・参照
機能を利用して、フィールド2の内容「ABC」がフィ
ールド3の内容「EFG」に変換されて自動入力され
る。
【0026】次に、図2(a)又は図2(b)に示すよ
うに、フォームAへの記入データをフォームBに自動入
力する際、データ形式を変換するデータ変換機能の例を
挙げる。
【0027】(1)記入データの年月日データと現在の
日付データから年数などを自動計算する機能 例えば、フォームAに生年月日が記入され、その記入デ
ータと現在の日付から年齢が計算されてフォームBに自
動入力される。また、フォームAに入社年月が記入さ
れ、その記入データと現在の日付から勤続年数が計算さ
れてフォームBに自動入力される。
【0028】(2)記入データの名称から、対応する予
め用意されたテーブルなどを利用して、その名称に対応
するコードを設定する機能 例えば、都道府県コードテーブルが予め用意され、フォ
ームBに付属している。フォームAに記入された都道府
県名に基づき、テーブルを参照して対応する都道府県コ
ードをフォームBに自動入力する。なお、この場合、都
道府県名自体は、フォームB上に表記してもよいし、し
なくてもよい。大学コードテーブルを用意することによ
り、大学名の入力を対応する大学コードに変換して自動
入力することもできる。このようにコードに変換するこ
とは、その後にフォームBへの記入データをデータベー
スなどへ登録する際に自動登録ができるようになるとい
うメリットがある。
【0029】(3)記入データの値をもとに、範囲情報
に変換する機能 フォームAに記入した従業員数、年収などの数値データ
を、フォームB側で使用される範囲情報に変換する。例
えば、フォームAにおいて年収600万円と記入した場
合、フォームBでは年収の範囲として「500万円〜8
00万円」が自動的に選択される。なお、逆にフォーム
A側が範囲指定の形態で年収を入力する場合、フォーム
B側ではその範囲内で選択肢がプルダウンメニューなど
で表示されるようにすれば、完全な自動変換はできない
ものの、入力を容易にすることができる。
【0030】(4)記入データをもとに、添付書類など
の通数を自動計算する機能 例えば、フォームAにおいて保証人の記入欄があると仮
定する。保証人がいる場合には、保証人の入力欄に保証
人に関連する事項が入力されるが、保証人の入力欄に入
力がある場合には、保証人が用意すべき書類の種類及び
通数などが自動的に計算され、表示されるようにするこ
とができる。
【0031】[自動入力システム]次に、本発明の自動
入力システムの実施形態について説明する。図3は、本
発明による自動入力システムの概略構成を示す。自動入
力システムは、電子フォーム提供サーバ10と複数の利
用者端末1とが、インターネットその他のネットワーク
5を介して接続されてなる。電子フォーム提供サーバ1
0は、各種のフォームを格納しておくフォーム管理デー
タベース12、及び、作成された電子帳票に含まれる記
入データを含む個人情報を格納する個人情報管理データ
ベース14に接続されている。
【0032】利用者端末1は、フォームを表示し、利用
者が必要事項を入力するためのブラウザを備えている。
また、利用者端末1は、ICカード3から情報の読み取
りを行うための図示しないカードリーダを備えている。
なお、ICカード3は氏名、住所など、利用者の個人情
報を記憶しており、一種の身分証明書としての機能を有
する。
【0033】電子帳票の作成手順を簡単に説明すると、
まず利用者は利用者端末1を使用して電子フォーム提供
サーバ10へアクセスし、所望のフォームをダウンロー
ドする。このフォームは、フォーム管理DB12から読
み出され、要求元の利用者端末へ送信される。そして、
利用者はブラウザを利用してフォームを表示し、入力を
行う。入力が完了したフォームは電子フォーム提供サー
バ10へ送信される。電子フォーム提供サーバ10は、
そのフォームを必要に応じて保存するとともに、フォー
ムへの入力事項を記入データとして個人情報管理DB1
4内に保存する。個人情報管理DB14に記憶された利
用者毎の記入データは、その利用者が他のフォームに対
する入力を行う際に、電子フォーム提供サーバ10側に
おいて自動入力することができる。
【0034】図4は、電子フォーム提供サーバの構成を
示す機能ブロック図である。前述のように、電子フォー
ム提供サーバ10は、フォーム管理DB12と個人情報
管理DB14に接続されている。電子フォーム提供サー
バ10は、フォーム配信機能15と、データ配信機能1
6と、データ格納機能17とを有する。フォーム配信機
能15は、利用者端末1からの要求に応じて、フォーム
管理DB12からフォームを取り出して利用者端末1へ
配信する機能である。データ配信機能16は、利用者端
末1からの要求に応じて、個人情報管理DB14に記憶
されている情報を送信する機能である。また、データ格
納機能17は、利用者端末1から送信されたフォーム中
の記入データなどを個人情報管理DB14に格納する機
能である。
【0035】一方、利用者端末1は、フォーム表示機能
(ブラウザ)20と、入力機能24とを備える。入力機
能24は、利用者端末1の入力装置(キーボード、マウ
スなど)とのインターフェースを含む。フォーム表示機
能20は、フォームを表示し、利用者による入力受け取
り、送受信などの必要な処理を行う。フォーム表示機能
20は具体的には、フォーム要求・受信機能21と、デ
ータ要求・受信機能22と、データ送信機能23とを備
える。フォーム要求・受信機能21は、利用者が指定し
た電子フォームを電子フォーム提供サーバ10へ要求す
るとともに、そのフォームを電子フォーム提供サーバ1
0から受信する機能である。データ要求・受信機能22
は、既に利用者が作成したフォームへの記入データなど
を電子フォーム提供サーバ10へ要求するとともに、電
子フォーム提供サーバ10が個人情報管理DB14から
取得した記入データを受信する機能である。また、デー
タ送信機能23は、利用者がフォームに対して入力した
事項を記入データとして電子フォーム提供サーバ10へ
送信する機能である。電子フォーム提供サーバ10は、
そうして受信した記入データを、当該利用者と対応付け
て個人情報管理DB14に保存する。
【0036】フォーム40は複数のタグ42を備える。
タグ42の各々は、フォーム40に含まれるフィールド
に対応している。タグ42には、フォーム表示機能によ
り表示されて利用者が視認することができる表示フィー
ルドに対応するタグと、フォーム表示機能により表示さ
れず利用者が視認できない非表示フィールドに対応する
タグとがある。また、フォーム40は、データ転記元情
報31、データ要求機能32、データ変換機能33、デ
ータ変換定義情報34などを含む。データ転記元情報3
1は、他のフォームから記入データを転記できるフィー
ルドについて、その転記元のフォーム及びタグを示す。
【0037】いま、利用者が新たなフォームを作成する
ものとする。利用者端末1のフォーム表示機能20はフ
ォームを受け取ると、フォーム内のタグに対して定義さ
れたデータ転記元情報31に基づいて電子フォーム提供
サーバ10にデータを要求する。電子フォーム提供サー
バ10は個人情報管理DB14内を検索し、該当データ
を利用者端末1に配信する。フォーム表示機能20は受
け取ったデータを対応するタグに埋め込む。また、その
フォーム内にデータ変換定義情報34が存在する場合
は、その変換定義内容に従ってデータを変換し該当タグ
にデータを埋め込む。これにより、各フィールドに記入
データが入力された状態で利用者端末1に表示される。
【0038】次に、本発明の自動入力システムによる自
動入力処理の例について図5を参照して説明する。図5
において、利用者はまずフォームAに必要事項を記入し
て電子帳票を作成し、これを電子フォーム提供サーバ1
0へアップロードする。電子フォーム提供サーバ10
は、受信した電子帳票に対する記入データを抽出し、そ
のフォームのフォームID及び各記入データが対応する
タグのタグIDと関連付けした状態で個人情報管理DB
14に格納する。個人情報管理DB14への格納データ
例15は、利用者を識別する個人ID毎に、フォームI
D、タグIDと関連付けした状態で記入データ内容を記
憶している。
【0039】次に、同じ利用者がフォームBを作成する
とする。利用者は、電子フォーム提供サーバ10へアク
セスしてフォームBを指定する。電子フォーム提供サー
バ10は、フォーム管理DB12からフォームBを取り
出し、利用者端末1へ送信する。
【0040】フォームBは、図示のように、付属機能6
2を備えている。付属機能62は、先に図4を参照して
説明したデータ転記元情報31とデータ変換定義情報3
4とを含む。データ転記元情報31は、フォームBに含
まれるフィールドのタグに対して転記すべき他のフォー
ム(この例ではフォームA)のフォームID及びタグI
Dを示している。また、データ変換定義情報34は、他
のフォーム中の記入データをフォームBに自動入力する
際に必要な変換処理方法を示している。
【0041】よって、利用者端末1では、この付属機能
62を利用して自動入力処理を行う。具体的には、図4
に示すデータ要求機能32及びデータ要求・受信機能2
2が動作することにより、データ転記元情報31に示さ
れる記入データ内容を、当該利用者についての個人情報
DB14から取得してフォームBに自動入力する。この
処理により、図5に示すように、フォームAのタグS、
T、U、Vに対応する記入データが個人情報管理DB1
4から読み出され、フォームBの対応するフィールドに
入力される。なお、破線で示す非表示領域は、前述の非
表示フィールドにより構成され、利用者に対しては表示
されないが、データ変換処理において使用されるもので
ある。
【0042】次に、図4に示すデータ変換機能33が動
作し、データ変換定義情報34に従ってデータ変換処理
を行う。具体的には、データ変換定義情報34に示すよ
うに、契約日のタグWの内容から生年月日のタグTの内
容を減算して年齢を算出し、年齢のタグXに書き込む。
また、契約日のタグWの内容から入社年月日のタグUの
内容を減算して勤続年数を算出し、勤続年数のタグYに
書き込む。さらに、年収のタグVの内容をデータ変換定
義情報34に示される不等式に当てはめて年収の数値を
範囲情報に変換し、年収のタグZを設定する。
【0043】このように、フォームに付属するデータ転
記元情報に従って、まず、同一のタグに対応する記入デ
ータがフォームAからフォームBへと転記される。よっ
て、図5の例における「姓名」のように、同一のタグに
対する記入データはそのままフォームBへ転記される。
また、実際にはフォームBにおいては表示されない「生
年月日」、「入社年月日」、「年収」の記入データも、
それらを用いてデータ変換処理を行うので、フォームB
へ転記される。
【0044】次に、データ変換定義情報34に従って、
データ変換処理が行われ、フォームAには無い記入デー
タが作成され、フォームBに自動入力される。このよう
に、本発明によれば、元のフォームにない項目であって
も、所定のデータ変換処理により、新たなフォームにデ
ータを自動入力することができる。このようにしてデー
タ転記処理、データ変換処理が行なわれる。その結果、
利用者は新たに入力しなければならない情報のみを入力
していけばよいので、複数の電子帳票を作成する際に
は、利用者の手間が大幅に減少する。
【0045】図5の例においては、非表示領域65に含
まれる「生年月日」、「入社年月日」及び「年収」に対
応するタグは、同一のタグはフォームBには無いが、デ
ータ変換のためにフォームBに含められている。フォー
ムBのデータ変換機能33によりデータ変換を行うため
には、フォームB側に変換元の記入データが存在する必
要がある。そこで、フォームB側に、変換元に対応する
データを読み込むための変換用タグを設けているのであ
る。よって、これらのタグは、データ変換のための一種
のバッファ機能を有し、多くの場合は入力されたデータ
の表示は不要であるため、非表示フィールドに対応す
る。但し、フォームBにおいて表示する必要のある表示
フィールドに対応するタグを利用してデータ変換を行う
場合も当然にありうる。
【0046】次に、本発明によるデータ自動入力処理の
流れを図6を参照して説明する。図6は、データ自動入
力処理のフローチャートである。なお、図6に示すデー
タ自動入力処理は、利用者端末1のフォーム表示機能
(ブラウザ)により実行される。なお、この処理は、前
述のように、フォームAに関する利用者の記入データが
個人情報管理DB14に格納されている状態で利用者が
さらにフォームBを作成する場合を想定している。
【0047】まず、利用者が利用者端末1を操作して、
フォームBを要求すると(ステップS2)、フォーム提
供サーバ10はフォーム管理DB12からフォームBを
取り出し、利用者端末1へ配信する(ステップS4)。
利用者端末1はフォームBを受信し(ステップS6)、
データ転記が必要であるか、即ち付属機能62としてデ
ータ転記元情報31が含まれているか否かを判定する
(ステップS8)。含まれている場合には、データ転記
処理が必要であるので、利用者端末1はデータ転記元情
報31を参照して必要な記入データを電子フォーム提供
サーバ10へ要求する(ステップS10)。電子フォー
ム提供サーバ10は、要求された記入データを個人情報
管理DB14から取得し、利用者端末1へ配信する(ス
テップS12)。利用者端末1はこれを受信し(ステッ
プS14)、フォームB中の対応するタグへデータを埋
め込む(ステップS16)。
【0048】次に、利用者端末1は、データ変換が必要
か、即ち付属機能62にデータ変換定義情報34が含ま
れているか否かを判定し(ステップS18)、含まれて
いる場合には、それに従ってデータ変換処理を行う(ス
テップS20)。そして、データ変換処理により得られ
た記入データをフォームBの対応するタグに埋め込む
(ステップS22)。その後、フォームBを利用者端末
1の表示部などに表示する(ステップS24)。なお、
フォームBの付属機能にデータ転記情報31が含まれて
いない場合(ステップS8;No)、又は、データ変換定
義情報34が含まれていない場合(ステップS18;N
o)は、それらの処理が行われない状態のフォームBを
表示することになる。
【0049】[変形例]上記の実施例では、データ転記
元情報31やデータ変換定義情報34に基づくデータ転
記処理やデータ変換処理は、利用者端末1側のフォーム
表示機能(ブラウザ)により実行されている。その代わ
りに、データ転記処理やデータ変換処理を電子フォーム
提供サーバ10側で行い、必要なデータ転記処理及びデ
ータ変換処理が終了した状態のフォームを利用者端末1
へ送信するようにシステムを構成することも可能であ
る。
【0050】即ち、フォーム内の転記元定義情報に基づ
いて行なわれる転記機能と、フォーム内のデータ変換定
義情報に基づいて行なわれる変換機能を電子フォームサ
ーバに搭載する。この場合、利用者端末はフォームの要
求と表示機能だけを備えればよい。電子フォーム提供サ
ーバからフォームが配信される時点で、転記処理、変換
処理は完了しているので、利用者端末はタグにデータが
埋め込まれた状態でフォームを受け取ることになる。
【0051】[データのソース情報の処理]次に、上述
の自動入力処理により転記されるデータのソース情報の
処理について説明する。上述のように、本発明の自動入
力処理によれば、例えばフォームAに対する記入データ
をフォームBに自動的に転記するデータ転記処理が行わ
れる。しかし、フォームBを使用する者は、フォームB
に対して転記されたデータの出所を重要視する場合があ
る。即ち、フォームBに転記されたデータを誰が入力し
たか、信頼できるのか、などを確認する必要が生じる。
このような要求に対応するため、フォーム間で転記され
る記入データにソース情報を付属させることが効果的で
ある。図7にその概要を示す。図7(a)は記入データ
のデータ構造例を示す。記入データ70はソース情報7
1を含み、ソース情報71はソース名72及びタグID
73を含む。ここで、ソース名とは、その記入データ7
0の出所を示し、タグID73はソース名で特定される
ソース中においてその記入データに対応するタグを示
す。
【0052】図7(b)にソース情報の例を示す。ソー
ス名72は、特定のフォーム名や記憶媒体名などを示
す。例えば、ある記入データが、フォームAに対して利
用者自身が入力したデータであり、その記入データをフ
ォームBに転記した場合、その記入データのソース名は
「フォームA」となる。また、ある記入データが、利用
者が所持する身分証明用のICカードに記憶されている
ものであり、ICカードからフォームBに転記した場
合、その記入データのソース名は「ICカード」とな
る。なお、ソース名72としては、フォーム名、記憶媒
体名の代わりに、フォーム又はICカードの識別番号
(ID)を用いることもできる。
【0053】一方、タグID73は、その記入データ
が、ソース名72で特定されるソース中のどのタグに対
応するものであるかを示す。例えば、その記入データ
は、利用者がフォームAの「氏名」タグに対して入力し
たデータである場合、タグIDはフォームA中の「氏
名」タグのIDとなる。
【0054】このように、転記されるデータにソース情
報70を含め、自動入力処理におけるデータ転記の際に
ソース情報70とともに記入データを転記することによ
り、転記された側のフォームを閲覧、審査などする者が
各記入データの出所、信頼性などを確認することが可能
となる。利用者が一度に複数の電子帳票を作成するよう
な場合、1つのソースからの記入データが複数のフォー
ムに転記されることがあるが、そのような場合でも、転
記により作成されたフォームに含まれる記入データ中の
ソース情報を参照することにより、当該フォームを処理
する者は、各記入データのソースを容易に特定すること
ができる。なお、ソース情報の確認は、フォーム中に含
まれる各記入データのソース情報を自動的に参照するプ
ログラムにより実行することも可能である。その場合、
ソース情報として許容するソースと許容しないソースと
の区別を予めプログラム側で定めておけば、ソース情報
の自動確認が可能となる。
【0055】なお、上記の説明ではソース情報71はソ
ース名72を含むが、その代わりにソースを特定するソ
ースIDを含むものとしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各種申請等の書類作成において、内容は同一であるが表
現やデータ形式が異なる情報を自動的にデータ変換し、
入力することができる。よって、同一情報であるにもか
かわらず、その情報の表現書式が書類によって異なる場
合にも、何度も同じような情報を記入するという冗長性
を無くすことが出来る。また、記入項目の減少に伴い記
入間違いが減るため、情報の正確性を保つことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動入力方法を模式的に示す図で
ある。
【図2】本発明による自動入力方法を模式的に示す図で
ある。
【図3】本発明を適用した自動入力システムの概略構成
を示すブロック図である。
【図4】図3に示す自動入力システムの機能ブロック図
である。
【図5】自動入力システムによる自動入力処理例を示す
図である。
【図6】自動入力処理のフローチャートである。
【図7】自動入力処理に使用される記入データのソース
情報を示す図である。
【符号の説明】
1 利用者端末 3 ICカード 5 ネットワーク 10 電子フォーム提供サーバ 12 フォーム管理データベース 14 個人情報管理データベース 70 記入データ 71 ソース情報
フロントページの続き (72)発明者 米 豊 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 坂本 早苗 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5B020 AA11 AA12 FF22 GG26 HH12 HH25 5E501 AA02 AA13 AC18 AC25 CA02 EB05 FA13 FA24

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子フォームに対してデータを自動入力
    する自動入力装置において、 データを取得し、変換用タグに入力するデータ取得手段
    と、 予め決定されたデータ変換機能に従って、前記変換用タ
    グに入力されたデータを変換して変換済みデータを生成
    する変換手段と、 前記変換済みデータを、前記電子フォーム中の対応する
    入力タグに入力する手段と、を備えることを特徴とする
    電子フォームの自動入力装置。
  2. 【請求項2】 前記データ取得手段は、他の電子フォー
    ムに対して入力されたデータ及び/又は利用者の個人情
    報を記憶した記憶媒体内のデータを取得することを特徴
    とする請求項1に記載の自動入力装置。
  3. 【請求項3】 前記変換用タグは、利用者に対して表示
    されない非表示タグであることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の自動入力装置。
  4. 【請求項4】 前記電子フォームは、前記変換用タグに
    入力すべきデータを特定する情報と、当該データに対応
    する変換済みデータを入力すべき入力タグとの対応関係
    を示した対応関係情報を含み、 前記入力手段は、前記対応関係情報を参照して、前記変
    換済みデータを対応する入力タグに入力することを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の自動入力
    装置。
  5. 【請求項5】 前記電子フォームは、前記入力タグ毎に
    用意された前記データ変換機能の定義情報を含み、前記
    変換手段は当該データ変換機能に従ってデータを変換す
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記
    載の自動入力装置。
  6. 【請求項6】 前記データ変換機能は、前記データ取得
    手段により取得された、年月日を示すデータと、現在の
    年月日の情報とに基づいて経過年数を計算する機能を含
    むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記
    載の自動入力装置。
  7. 【請求項7】 前記データ変換機能は、前記データ取得
    手段により取得された、数値を示すデータを、当該数値
    が属する数値範囲情報に変換する機能を含むことを特徴
    とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の自動入力
    装置。
  8. 【請求項8】 前記データ変換機能は、前記データ取得
    手段により取得された、名称を示すデータを、当該名称
    に対応するコード情報に変換する機能を含むことを特徴
    とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の自動入力
    装置。
  9. 【請求項9】 前記データ変換機能は、前記データ取得
    手段により取得されたデータに基づいて、必要な書類の
    通数を自動計算する機能を含むことを特徴とする請求項
    1乃至7のいずれか一項に記載の自動入力装置。
  10. 【請求項10】 前記データは、当該データの出所を示
    すソース情報を含み、 前記自動入力装置は、前記ソース情報を読み出して表示
    する手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至
    9のいずれか一項に記載の自動入力装置。
  11. 【請求項11】 コンピュータにより実行されることに
    より、前記コンピュータを、 データを取得し、変換用タグに入力するデータ取得手段
    と、 予め決定されたデータ変換機能に従って、前記変換用タ
    グに入力されたデータを変換して変換済みデータを生成
    する変換手段と、 前記変換済みデータを、前記電子フォーム中の対応する
    入力タグに入力する手段と、を備える電子フォームの自
    動入力装置として機能させることを特徴とする自動入力
    プログラム。
  12. 【請求項12】 前記データ取得手段は、他の電子フォ
    ームに対して入力されたデータ及び/又は利用者の個人
    情報を記憶した記憶媒体内のデータを取得することを特
    徴とする請求項11に記載の自動入力プログラム。
  13. 【請求項13】 前記変換用タグは、利用者に対して表
    示されない非表示タグであることを特徴とする請求項1
    1又は12に記載の自動入力プログラム。
  14. 【請求項14】 前記電子フォームは、前記変換用タグ
    に入力すべきデータを特定する情報と、当該データに対
    応する変換済みデータを入力すべき入力タグとの対応関
    係を示した対応関係情報を含み、 前記入力手段は、前記対応関係情報を参照して、前記変
    換済みデータを対応する入力タグに入力することを特徴
    とする請求項11乃至13のいずれか一項に記載の自動
    入力プログラム。
  15. 【請求項15】 前記電子フォームは、前記入力タグ毎
    に用意された前記データ変換機能の定義情報を含み、前
    記変換手段は当該データ変換機能に従ってデータを変換
    することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一
    項に記載の自動入力プログラム。
  16. 【請求項16】 前記データ変換機能は、前記データ取
    得手段により取得された、年月日を示すデータと、現在
    の年月日の情報とに基づいて経過年数を計算する機能を
    含むことを特徴とする請求項11乃至15のいずれか一
    項に記載の自動入力プログラム。
  17. 【請求項17】 前記データ変換機能は、前記データ取
    得手段により取得された、数値を示すデータを、当該数
    値が属する数値範囲情報に変換する機能を含むことを特
    徴とする請求項11乃至16のいずれか一項に記載の自
    動入力プログラム。
  18. 【請求項18】 前記データ変換機能は、前記データ取
    得手段により取得された、名称を示すデータを、当該名
    称に対応するコード情報に変換する機能を含むことを特
    徴とする請求項11乃至17のいずれか一項に記載の自
    動入力プログラム。
  19. 【請求項19】 前記データ変換機能は、前記データ取
    得手段により取得されたデータに基づいて、必要な書類
    の通数を自動計算する機能を含むことを特徴とする請求
    項11乃至17のいずれか一項に記載の自動入力プログ
    ラム。
  20. 【請求項20】 前記データは、当該データの出所を示
    すソース情報を含み、 前記自動入力装置は、前記ソース情報を読み出して表示
    する手段をさらに備えることを特徴とする請求項11乃
    至19のいずれか一項に記載の自動入力プログラム。
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