JP4801571B2 - 折り畳みコンテナー - Google Patents

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Description

本発明は、種々の物品の保管、輸送或いは搬送等に使用される折り畳みコンテナーに関するものである。
従来、図1に示されているように、上部フレーム1と、底部2と、上部フレーム1の短辺部1aにその上部水平部がヒンジ連結され、且つ、折り畳みコンテナーの内側方向に回動可能な側壁(以下、この側壁を、はね上げ側壁という。)3と、上部分割側壁4と、下部分割側壁4”とを有するとともに、上部分割側壁4’の上部水平部が、上部フレーム1の長辺部1bにヒンジ連結され.また、上部分割側壁4’の下部水平部と下部分割側壁4”の上部水平部とが互いにヒンジ連結され、更に、下部分割側壁4”の下部水平部が、底部2の長辺部2aにヒンジ連結されている折り畳みコンテナーが知られている。
図1に示されているように、折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられた状態においては、相対するはね上げ側壁3が、略垂直に立てられ、また、上部分割側壁4’と下部分割側壁4”とが、略面一状態で、且つ、略垂直に立てられている。
箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーの略垂直状のはね上げ側壁3を、折り畳みコンテナーの内部方向に回動させて、図2に示されているように、略水平状態とし、次いで、上部分割側壁4’と下部分割側壁4”をヒンジ連結しているヒンジ連結部を、折り畳みコンテナーの内部方向に移動させて、上部分割側壁4’と下部分割側壁4”とを重ねることにより、箱型状態の折り畳みコンテナーを、図3に示されているように、高さの低いコンパクトな状態に折り畳むことができるように構成されている。また、底部2に対して上部フレーム1を持ち上げて、略水平状態に重ねられている上部分割側壁4’と下部分割側壁4”とを、互いに略面一になるように略垂直に立て、次いで、はね上げ側壁3を、略水平状態から垂直方向に回動させることにより、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーを、図1に示されているように、箱型に組み立てるように構成されている。
上述した折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態においては、図3に示されているように、上部フレーム1の短辺部1aの下端1a1が、底部2の短辺部2bの上端2b1と当接し、また、上部フレーム1の長辺部1bの下端1b1が、底部2の長辺部2aの上端2a1と当接するように構成されている。
ところで、折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態において、上部フレーム1、特に、その短辺部1aに、上方から負荷が加わった場合には、上部フレーム1の短辺部1aの下端1a1と底部2の短辺部2bの上端2b1との当接がずれて、上部フレーム1の短辺部1aが下降して、上部フレーム1が変形したり損傷するという問題があった。
このような、上部フレーム1の短辺部1aの下端1a1と底部2の短辺部2bの上端2b1との当接がずれて、上部フレーム1の短辺部1aが下降することを防止するために、上部フレーム1の短辺部1aに広巾部を形成するとともに、底部2の短辺部2bにも広巾部を形成し、折り畳みコンテナーが折り畳まれた際には、上述したように、上部フレーム1の短辺部1aの下端1a1と底部2の短辺部2bの上端2b1との当接及び上部フレーム1の長辺部1bの下端1b1と底部2の長辺部2aの上端2a1と当接に加えて、上部フレーム1の短辺部1aに形成された広巾部と底部2の短辺部2bに形成された広巾部とが当接するように構成された折り畳みコンテナーが、特許文献1に開示されている。
特開平8−113236号公報
上述した従来の折り畳みコンテナーにおいては、上部フレーム1の短辺部1aに広巾部を形成したために、はね上げ側壁3には、広巾部が嵌合可能な嵌合凹部を形成する必要があり、このような嵌合凹部を、はね上げ側壁3に形成したために、はね上げ側壁3の強度や剛性が低下するという問題があった。
また、従来の折り畳みコンテナーにおいては、上部フレーム1の短辺部1aに形成された広巾部と底部2の短辺部2bに形成された広巾部とが、共に、板材として形成されているために、上部フレーム1が、底部2に対して、水平方向に移動した場合に、上部フレーム1の短辺部1aに形成された広巾部の下端と底部2の短辺部2bに形成された広巾部の上端とがずれてしまい、結局のところ、上部フレーム1の短辺部1aが下降し、上部フレーム1が変形したり損傷するという問題があった。
本発明の目的は、上述した折り畳みコンテナーが有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、上部フレームと底部とはね上げ側壁と上部分割側壁と下部分割側壁とを有する折り畳みコンテナーにおいて、第1には、折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態において、上部フレームに形成された当接リブとはね上げ側壁に形成された当接リブとが、互いに、上下方向に一致して位置するよう配置され、また、はね上げ側壁に形成された当接リブが、上部分割側壁の嵌合部材に当接し、更に、下部分割側壁に形成された嵌合部材が、底部に当接するように構成したものであり、第2には、上部分割側壁及び下部分割側壁に形成された嵌合部材を、張出部と嵌合部と相対する側壁部とにより形成したものである。
折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態において、上部フレームに形成された当接リブとはね上げ側壁に形成された当接リブとが、互いに、上下方向に一致して位置するよう配置され、また、はね上げ側壁に形成された当接リブが、上部分割側壁の嵌合部材に当接し、更に、下部分割側壁に形成された嵌合部材が、底部に当接するように構成したので、上部フレームに上方から負荷が加わった際に、従来の折り畳みコンテナーのように、はね上げ側壁の強度や剛性を低下することなく、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの変形や損傷を防止することができる。
上部分割側壁及び下部分割側壁に形成された嵌合部材を、張出部と嵌合部と相対する側壁部とにより形成したので、嵌合部材の強度や剛性を高めることができるので、嵌合部材の変形や損傷を防止することができ、ひいては、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの変形や損傷を、確実に防止することができる。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。なお、上述した図1〜図3に示されている上部フレーム1、底部2、はね上げ側壁3、上部分割側壁4’及び下部分割側壁4”は、本願の折り畳みコンテナーにおいても、共通の構成部材であるので、以下の本願の発明の説明においても、そのまま使用するものとする。
先ず最初に、図1〜図4を用いて、上部フレーム1について説明する。
上部フレーム1は、相対する短辺部1aと相対する長辺部1bとから略額縁状に形成されており、短辺部1aは、外側垂直板部1a1と、外側垂直板部1a1の上端から内側に延在する水平天板部1a2と、水平天板部1a2の先端から下方に、且つ、外側垂直板部1a1と略平行に延在する内側垂直板部1a3とから、短辺部1aの長手方向に対して垂直な断面形状が、略逆U字状に形成されている。なお、内側垂直板部1a3の下端は、外側垂直板部1a1の下端より、上方に位置するように構成されている。同様に、長辺部1bも、外側垂直板部1b1と、外側垂直板部1b1の上端から内側に延在する水平天板部1b2と、水平天板部1b2の先端から下方に、且つ、外側垂直板部1b1と略平行に延在する内側垂直板部1b3とから、長辺部1bの長手方向に対して垂直な断面形状が、略逆U字状に形成されている。なお、本実施例においては、短辺部1aの外側垂直板部1a1には、正面形状が略台形状の切り欠き凹部1a4が形成されている。なお、内側垂直板部1b3の下端も、外側垂直板部1b1の下端より、上方に位置するように構成されている。
外側垂直板部1a1と水平天板部1a2と内側垂直板部1a3から形成されている短辺部1aの内部空間内の両端部付近には、水平天板部1a2の下面から垂下されているとともに、外側垂直板部1a1と内側垂直板部1a3とを架橋し、且つ、外側垂直板部1a1及び内側垂直板部1a3に略垂直な板状の当接リブ1cが形成されている。なお、当接リブ1cと略平行に、適当数の板状の隔壁リブ1dにより、短辺部1aの内部空間を区画することにより、短辺部1aの強度や剛性、ひいては、上部フレーム1の強度や剛性を上げるように構成することもできる。同様に、外側垂直板部1b1と水平天板部1b2と内側垂直板部1b3から形成されている長辺部1bの内部空間を、適当数の板状の隔壁リブ(図示されていない。)により、区画することにより、長辺部1bの強度や剛性、ひいては、上部フレーム1の強度や剛性を上げるように構成することもできる。
H1は、上部フレーム1の短辺部1aに所定の間隔を置いて配設された公知の雌ヒンジ部材であり、雌ヒンジ部材H1は、水平天板部1a2の下面から垂下されているとともに、外側垂直板部1a1と内側垂直板部1a3とを架橋し、且つ、外側垂直板部1a1及び内側垂直板部1a3に略垂直な板状の支持片h1aと支持片h1aの下端から水平方向に延在するヒンジピン受け部h1bとから形成されており、ヒンジピン受け部h1bの上面には凹部が形成されている。
1eは、上部フレーム1の長辺部1bの両端部付近に形成された凹部であり、凹部1eを構成する奥壁1e1には、ヒンジピンH3が嵌入可能な透孔1e2が穿設されている。
次に、図5及び図6を用いて、はね上げ側壁3について説明する。
はね上げ側壁3の上部水平フランジ3aの中央部領域には、上部水平フランジ3aの内側端部(折り畳みコンテナーを箱型に組み立てた際に、内側に位置する端部)3a1から、上部水平フランジ3aに対して略垂直に上方に延在する垂直部3b1と、垂直部3b1の先端から外側に向かって延在する湾曲部3b2と、半円板状の端部側部3b3と、端部側部3b3間に形成された半円板状の中間リブ3b4とからなる中央水平部3bが形成されている。また、上部水平フランジ3aの両端部付近にも、中央水平部3bと同様の上部水平フランジ3aに対して略垂直に上方に延在する垂直部3c1と、垂直部3c1の先端から外側に向かって延在する湾曲部3c2と、半円板状の端部側部3c3と、端部側部3c3間に形成された半円板状の中間リブ3c4とからなる端部側水平部3cが形成されている。
端部側水平部3cの中央水平部3b側の端部側部3c3と中央水平部3bの端部側水平部3c側の端部側部3b3との間には、所定の間隙W1が形成されている。また、間隙W1を形成する端部側水平部3cの端部側部3c3には、端部側部3c3に対して垂直に、雄ヒンジ部材を構成するヒンジピンH2が形成されている。なお、ヒンジピンH2の先端と該先端と対向する中央水平部3bの端部側部3b3との間には、上部フレーム1に形成された雌ヒンジ部材H1の支持片h1aが挿入可能な間隙が形成されている。
3dは、はね上げ側壁3の端部垂直フランジ3eと端部側水平部3cの端部垂直フランジ3e側に位置する端部側水平部3cとを架橋するように形成された円筒部材であり、端部垂直フランジ3eには、円筒部材3dの中空部に連通する透孔3e1が穿設されている。
3fは、端部側水平部3cの適当な箇所に形成された、上述した半円板状の端部側部3c3と同様の半円板状に形成された当接リブであり、当接リブ3fは、図3に示されているように、折り畳みコンテナーが折り畳まれた際には、上に位置する上部フレーム1の短辺部1aの内部空間内の形成された当接リブ1cの真下に位置するように構成されている。なお、3gは、はね上げ側壁3の端部垂直フランジ3e付近に、端部垂直フランジ3eに沿って、且つ、上下方向に所定の間隔を置いて形成された、外側が開口された一対の嵌合凹部である。
上部フレーム1に形成された雌ヒンジ部材H1の支持片h1aを、はね上げ側壁3に形成されたヒンジピンH2の先端と該先端と対向する中央水平部3bの端部側部3b3との間に形成された間隙に挿入するとともに、上部フレーム1に形成された雌ヒンジ部材H1のヒンジピン受け部h1bの凹部に、はね上げ側壁3に形成されたヒンジピンH2を載置し、次いで、上部フレーム1の長辺部1bの両端部付近に形成された凹部1eの奥壁1e1に穿設された透孔1e2に、ヒンジピンH3を嵌入するとともに、ヒンジピンH3の先端部を、はね上げ側壁3の端部垂直フランジ3eに穿設された透孔3e1及び円筒部材3dに嵌入することにより、上部フレーム1の短辺部1aに、はね上げ側壁3の上部水平部をヒンジ連結するように構成されている。
次に、図1〜図3、図7及び図8を用いて、上部分割側壁4’と下部分割側壁4”について説明する。
上述したように、上部分割側壁4’の上部水平部が、公知のヒンジ部材を介して、上部フレーム1の長辺部1bにヒンジ連結されており、また、上部分割側壁4’の下部水平部と下部分割側壁4”の上部水平部とが、公知のヒンジ連結部材を介して、ヒンジ連結されており、更に、下部分割側壁4”の下部水平部が、公知のヒンジ連結部材を介して、底部2の長辺部2aにヒンジ連結されている。
上部分割側壁4’と下部分割側壁4”は、実質的に、同一構造に成形されているので、以下においては、上部分割側壁4’について説明する。
上部分割側壁4’は、横長の方形状の板状部4aを有しており、板状部4aの外周には、板状部4aを、外面(折り畳みコンテナーを箱型に組み立てた際に、外側に位置する面)4a1側から内面(折り畳みコンテナーを箱型に組み立てた際に、内側に位置する面)4a2側に膨出させることにより、板状部4aの外周部には、平面状の周状段部4a3が形成されているとともに、周状段部3aに囲まれた凹部4a4が形成されている。
上部分割側壁4’に端部垂直フランジ4bの内側端縁(折り畳みコンテナーを箱型に組み立てた際に、内側に位置する端縁)4b1の中程には、端部垂直フランジ4bを延長することにより形成された張出部4c1が形成されているとともに、張出部4c1の先端の中央部には、板状部4aの中央部方向に、且つ、張出部4c1に対して略垂直に延在する嵌合部4c2が形成されている。また、端部垂直フランジ4bに隣接して、端部垂直フランジ4bと略平行に端部側垂直フランジ4dが形成されているとともに、端部垂直フランジ4bと端部側垂直フランジ4dと間には、張出部4c1を挟持するように、架橋リブ4eが形成されており、更に、架橋リブ4eの端部垂直フランジ4b側部分を、張出部4c1に連接するように、且つ、嵌合部4c2に当接するように延在することにより、側壁部4c3が形成されている。このように、張出部4c1と嵌合部4c2と相対する側壁部4c3とにより嵌合部材4cが形成されている。なお、本実施例においては、張出部4c1の側面形状(端部垂直フランジ4b側から見た正面形状)が、略等脚台形状に形成されているとともに、等脚台形の相対する脚部に沿って、側壁部4c3も傾斜して形成されている。なお、張出部4c1を、方形状に形成することもできる。
図3に示されている折り畳まれた状態から、図1に示されている箱型に組み立てる際には、底部2に対して上部フレーム1を持ち上げて、略水平状態に重ねられている上部分割側壁4’と下部分割側壁4”を、互いに略面一になるように略垂直に立て、次いで、はね上げ側壁3を、略水平状態から垂直方向に回動させることになるが、はね上げ側壁3が略垂直に立てられる直前に、上部分割側壁4’及び下部分割側壁4”に形成された嵌合部材4cの嵌合部4c2が、はね上げ側壁3に形成された嵌合凹部3gに嵌合されるように形成されている。このように、折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられた際には、上部分割側壁4’及び下部分割側壁4”に形成された嵌合部材4cの嵌合部4c2が、はね上げ側壁3に形成された嵌合凹部3gに嵌合されているので、上部分割側壁4’及び下部分割側壁4”が、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーの内部に収納されている物品により、外側に変形しようとした際に、嵌合部材4cの嵌合部4c2が、嵌合凹部3gを形成する外側壁部3g1に当接し、上部分割側壁4’及び下部分割側壁4”の外側への湾曲変形を防止するように構成されている。
次に、折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態における上述した上部フレーム1の短辺部1aに形成された当接リブ1c、はね上げ側壁3の端部側水平部3cに形成された当接リブ3f、上部分割側壁4’と下部分割側壁4”に形成された嵌合部材4c及び底部2の所定部分との配置構成を、図3のI−I線に沿った垂直断面図である図9を用いて説明する。
折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態においては、上部フレーム1の短辺部1aに形成された当接リブ1cと、上部フレーム1の直下に位置するはね上げ側壁3の端部側水平部3cに形成された当接リブ3fとが、互いに、上下方向に一致して位置するように配置されており、また、上部分割側壁4’の平面状の周状段部4a3と下部分割側壁4”と平面状の周状段部4a3とが互いに当接するように重ねられているとともに、はね上げ側壁3の真下に位置する上部分割側壁4’に形成された嵌合部材4cの嵌合部4c2に、はね上げ側壁3の端部側水平部3cに形成された当接リブ3fが当接し、且つ、上部分割側壁4’に形成された嵌合部材4cの下方に、下部分割側壁4”に形成された嵌合部材4cが位置し、更に、下部分割側壁4”の真下に位置する底部2の底板2cの上面に、下部分割側壁4”に形成された嵌合部材4cの嵌合部4c2が当接するように構成されている。
上述したように、折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態においては、上部フレーム1の短辺部1aに形成された当接リブ1cと、上部フレーム1の直下に位置するはね上げ側壁3の端部側水平部3cに形成された当接リブ3fとが、互いに、上下方向に一致して位置するよう配置され、また、はね上げ側壁3の端部側水平部3cに形成された当接リブ3fが、上部分割側壁4’の嵌合部材4cに当接し、更に、上部分割側壁4’に形成された嵌合部材4cの下方に、下部分割側壁4”に形成された嵌合部材4cが位置し、更にまた、下部分割側壁4”に形成された嵌合部材4cが、底部2の底板2cに当接するように構成されているので、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの上部フレーム1に、上方から負荷が加わった際には、負荷を、平面的に見て、互いに略重なるように配置された上部フレーム1の当接リブ1c、はね上げ側壁3の当接リブ3f、上部分割側壁4’の嵌合部材4c、下部分割側壁4”の嵌合部材4c及び底部2とで負担することになり、従って、従来の折り畳みコンテナーのように、はね上げ側壁3の強度や剛性を低下することなく、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの変形や損傷を防止することができるとともに、上部フレーム1の短辺部1aの下端1a1と底部2の短辺部2bの上端2b1とがずれ、上部フレーム1の短辺部1aと底部2の短辺部2bとが重なり合うようなことを防止することができる。上部フレーム1の短辺部1aと底部2の短辺部2bとが重なり合っていると、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーを、箱型に組み立てる際に、上部フレーム1を持ち上げると、底部2も持ち上げられることになり、従って、上部フレーム1から底部2を分離しなければならず、折り畳みコンテナーの箱型への組み立て作業の作業性は悪化することになる。
なお、上述した実施例には、上部分割側壁4’に形成された嵌合部材4cの下方に、下部分割側壁4”に形成された嵌合部材4cが位置する例が示されているが、折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態においては、上部分割側壁4’の平面状の周状段部4a3と下部分割側壁4”の平面状の周状段部4a3とが互いに当接するように重ねられているので、上部分割側壁4’の平面状の周状段部4a3と下部分割側壁4”の平面状の周状段部4a3との当接部で、上部フレーム1に加わる負荷を負担することができるので、上部分割側壁4’に形成された嵌合部材4cと下部分割側壁4”に形成された嵌合部材4cとが、ずれていてもよい。
また、上部分割側壁4’及び下部分割側壁4”に形成された嵌合部材4cを構成する相対する側壁部4c3を省略することもできるが、側壁部4c3を形成することにより、嵌合部材4cの強度や剛性を高めることができるので、嵌合部材4cの変形や損傷を防止することができ、ひいては、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの変形や損傷を、確実に防止することができる。
更に、上部分割側壁4’及び下部分割側壁4”に形成された嵌合部材4cを構成する相対する側壁部4c3を、端部垂直フランジ4bと端部側垂直フランジ4dと間に形成された架橋リブ4eに連接させることにより、嵌合部材4cの変形や損傷を、確実に防止することができ、ひいては、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの変形や損傷を、なお確実に防止することができる。
図1は、箱型に組み立てられた状態の本発明の折り畳みコンテナーの斜視図である。 図2は、組み立て途中或いは折り畳み途中の本発明の折り畳みコンテナーの斜視図である。 図3は、折り畳まれた状態の本発明の折り畳みコンテナーの斜視図である。 図4は、本発明の折り畳みコンテナーを構成する上部フレームの部分拡大斜視図である。 図5は、本発明の折り畳みコンテナーを構成するはね上げ側壁の斜視図である。 図6は、本発明の折り畳みコンテナーを構成するはね上げ側壁の部分拡大斜視図である。 図7は、本発明の折り畳みコンテナーを構成する上部分割側壁及び下部分割側壁の部分斜視図である。 図8は、本発明の折り畳みコンテナーを構成する上部分割側壁の部分拡大斜視図である。 図9は、図3のI−I線に沿った垂直断面図である。
符号の説明
H1・・・・・・・雌ヒンジ部材
H2・・・・・・・ヒンジピン
H3・・・・・・・ヒンジピン
1・・・・・・・・上部フレーム
1c・・・・・・・当接リブ
2・・・・・・・・底部
3・・・・・・・・はね上げ側壁
3f・・・・・・・当接リブ
4’・・・・・・・上部分割側壁
4”・・・・・・・下部分割側壁
4c・・・・・・・嵌合部材

Claims (2)

  1. 上部フレームと底部とはね上げ側壁と上部分割側壁と下部分割側壁とを有する折り畳みコンテナーにおいて、折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態において、上部フレームに形成された当接リブとはね上げ側壁に形成された当接リブとが、互いに、上下方向に一致して位置するよう配置され、また、はね上げ側壁に形成された当接リブが、上部分割側壁の嵌合部材に当接し、更に、下部分割側壁に形成された嵌合部材が、底部に当接するように構成されていることを特徴とする折り畳みコンテナー。
  2. 上部分割側壁及び下部分割側壁に形成された嵌合部材が、張出部と嵌合部と相対する側壁部とにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳みコンテナー。
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