JP4939356B2 - 折り畳みコンテナー - Google Patents

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Description

本発明は、底部と、底部の一方の相対する土手部にヒンジ連結された一方の相対する側壁と、底部のもう一方の相対する土手部にヒンジ連結されたもう一方の相対する側壁とから構成されている折り畳みコンテナーに関するものであり、箱型に組み立てられた状態から、一方の相対する側壁を底部に重なるように倒し、次いで、もう一方の相対する側壁を、先に倒された一方の相対する側壁に重なるように倒すことにより、折り畳むことができるように構成されている。
側壁に形成された雄ヒンジ部材が、底部の土手部に形成された雌ヒンジ部材に対して、上下方向に自由に移動できないタイプ、換言すれば、雄ヒンジ部材と雌ヒンジ部材とによるヒンジ連結部が、上下方向に、実質的に移動できないタイプの折り畳みコンテナーにおいて、一方の相対する側壁を倒した際に、側壁の先端部が互いに重なるように構成されている場合には、先に倒された側壁の上に重ねられる側壁が、ヒンジ連結部を支点として、傾斜して倒されることになる。このように、側壁が、傾斜して倒されるように構成された折り畳みコンテナーにおいては、折り畳まれた状態における折り畳みコンテナーの高さが高くなり、従って、折り畳みコンテナーの収容効率が低下することになる。
上述した課題を解決するために、底部の土手部に形成された雌ヒンジ部の凹部の深さを深くして、底部の土手部に形成された雌ヒンジ部に対して、側壁に形成された雄ヒンジ部材が、雌ヒンジ部の凹部内を、上下方向に自由に移動できるようにしたタイプ、換言すれば、雄ヒンジ部材と雌ヒンジ部材とによるヒンジ連結部が、上下方向に、移動可能なタイプの折り畳みコンテナーが知られているが、このようなタイプの折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられた際には、ヒンジ連結部が、上下方向に移動可能であるために、作業者が、側壁を持って、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを持ち上げようとすると、側壁が、底部から持ち上がるという問題があった。
上述した課題を解決するために、本出願人は、本出願人の先の出願である特許文献1において、側壁に形成された雄ヒンジ部材に、折り畳まれ水平状態にある側壁の持ち上がりを防止するブロック部と組み立てられ垂直状態にある側壁の持ち上がりを防止するブロック部とを形成した折り畳みコンテナーを提案した。
特願2007−202670
以下に、図9〜図22を用いて、上述した先の出願に係る発明について説明する。
先ず最初に、図9及び図10を用いて、折り畳みコンテナーの全体構成について説明する。
1は、平面形状が略長方形の底部で有り、底部1は、相対する長辺側に形成された土手部(以下、長辺側土手部という。)1aと、相対する短辺側に形成された土手部(以下、短辺側土手部という。)1bとを有しており、長辺側土手部1aの高さは、短辺側土手部1bの高さより、低く形成されている。また、長辺側土手部1a及び短辺側土手部1bには、後述する雌ヒンジ部材H1が、所定の間隔で適当数、配設されている。
2は、長側壁であり、長側壁2の下端フランジ2aの裏面には、底部1の長辺側土手部1aに配設された雌ヒンジ部材H1に対応して、後述する雄ヒンジ部材H2が配設されている。3は、短側壁であり、短側壁3の下端フランジ3aの裏面にも、底部1の短側壁土手部1bに配設された雌ヒンジ部材H1に対応して、後述する雄ヒンジ部材H2が配設されている。
長側壁2の下端フランジ2aに配設された雄ヒンジ部材H2と底部1の長辺側土手部1aに配設された雌ヒンジ部材H1とを連結することにより、長側壁2が、底部1にヒンジ連結され、また、短側壁3の下端フランジ3aに配設された雄ヒンジ部材H2と底部1の短辺側土手部1bに配設された雌ヒンジ部材H1とを連結することにより、短側壁3が、底部1にヒンジ連結されて、折り畳みコンテナーが構成されることになる。
図10に示されているように、折り畳まれた状態から、図9に示されているように、箱型に組み立てるには、先ず最初に、略水平状態の短側壁3を、略垂直に立て、次いで、長側壁2を、略垂直に立てることにより、折り畳みコンテナーが、箱型に組み立てられることになる。また、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを、折り畳むには、先ず最初に、長側壁2を底部1に重なるように倒し、次いで、短側壁3を、先に倒された長側壁2に重なるように倒すことにより、折り畳みコンテナーが、折り畳まれることになる。
折り畳まれた状態においては、長側壁2の先端部が、互いに部分的に重なり合うように構成されており、同様に、短側壁3の先端部も、互いに部分的に重なり合うように構成されている。
次に、図11〜図13を用いて、底部1の長辺側土手部1aに配設されている雌ヒンジ部材H1を例に、雌ヒンジ部材H1について説明する。なお、底部1の短辺側土手部1bに配設されている雌ヒンジ部材H1も、実質的に、長辺側土手部1aに配設されている雌ヒンジ部材H1と同じであるので、その詳細な説明は省略する。
雌ヒンジ部材H1には、後述する雄ヒンジ部材H2が嵌合可能な、平面形状が長方形の縦孔4が形成されており、この縦孔4は、長辺側土手部1aの外壁1a1を上方に延在することにより形成された外側垂直壁4aと、長辺側土手部1aの内壁1a2を上方に延在することにより形成された内側垂直壁4bと、外側垂直壁4aの両端と内側垂直壁4bの両端を連結する相対する垂直短壁4cとにより囲まれている。また、内側垂直壁4bには、その上端が、縦孔4に連接された切欠き凹部5が形成されている。
切欠き凹部5を構成する相対する側端面5a、5bのうち、一方の側端面5aは、底板1c付近まで延在する上部垂直部5a1と、該上部垂直部5a1の下端から、もう一方の側端面5b方向に延在する水平部5a2と、該水平部5a2の先端から、下方に延在する下部垂直部5a3とにより形成されている。
もう一方の側端面5bは、一方の側端面5aの上部垂直部5a1より高さの低い上部垂直部5b1と、該上部垂直部5b1の下端から、一方の側端面5aから離反する方向に延在する水平部5b2と、該水平部5b2の先端から、下方に延在する下部垂直部5b3とにより形成されている。
一方の側端面5aともう一方の側端面5bとの間に位置する切欠き凹部5の上部領域は、縦孔4の略中央部に位置しており、また、もう一方の側端面5bを形成する下部垂直部5b3は、縦孔4を形成する垂直短壁4cと略面一になるように構成されている。
また、雌ヒンジ部材H1には、一方の側端面5aを形成する水平部5a2と、縦孔4を形成する外側垂直壁4aと内側垂直壁4bと一方の垂直短壁4cとに連接された水平段部6が形成されている。
更に、もう一方の側端面5bには、内側垂直壁4bの上端面と上部垂直部5b1と水平部5b2とにより区画された、一方の側端面5aの上部垂直部5a1方向に延在する係合突片部7が形成されている。
係合突片部7が形成されていない側に位置する内側垂直壁4bの内面(外側垂直壁4aと相対する面)の上端部には、ブロック状のフック8が突設されてお、このフック8は、略水平状態に折り畳まれた状態の長側壁2の持ち上がりを防止するためのものであり、以下、このフック8を、便宜的に、水平側壁持ち上がり防止用フックと称する。
また、突片部7の内面(外側垂直壁4aと相対する面)には、上述した水平側壁持ち上がり防止用フック8と同様のブロック状のフック9が突設されており、このフック9は、略垂直状態に立てられた状態の長側壁2の持ち上がりを防止するためのものであり、以下、このフック9を、便宜的に、垂直側壁持ち上がり防止用フックと称する。
上述した外側垂直壁4aと内側垂直壁4bと相対する垂直短壁4cとにより囲まれて縦孔4、切欠き凹部5、係合突片部7、水平側壁持ち上がり防止用フック8及び垂直側壁持ち上がり防止用フック9等により、雌ヒンジ部材H1が構成されている。
次に、図14〜図16を用いて、長側壁2に配設された雄ヒンジ部材H2について説明する。なお、短側壁3に配設されている雄ヒンジ部材H2も、実質的に、長側壁2に配設されている雄ヒンジ部材H2と同じであるので、その詳細な説明は省略する。
一方、長側壁2の板状部2bに垂直な下端フランジ2aの裏面には、雄ヒンジ部材H2が形成されており、雄ヒンジ部材H2は、下端フランジ2aの裏面に垂設された支持ブロック10を有している。
長側壁2の板状部2bに対して垂直な、支持ブロック10の相対する側面10a、10bの一方の側面10aの下端部には、該側面10aに対して垂直なブロック部11が形成されており、このブロック部11は、折り畳まれた水平状態にある長側壁2が持ち上げられた際には、底部1の長辺側土手部1aに形成された雌ヒンジ部材H1を構成する水平側壁持ち上がり防止用フック8の庇部8aに当接するようにように構成されている。以下、このブロック部11を、水平側壁持ち上がり防止用ブロック部と称する。水平側壁持ち上がり防止用ブロック部11の内面(箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーの内部側に位置する面)11aは、支持ブロック10の内面(箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーの内部側に位置する面)10cと略面一に形成されている。
また、長側壁2の板状部2bに対して垂直な、支持ブロック10の相対する側面10a、10bのうちのもう一方の側面10bの下端部には、該側面10bに対して垂直なブロック部12が形成されており、このブロック部12には、支持ブロック10の内面10cを越える係止膨出部12aが形成されている。長側壁2が、略垂直に立てられた際には、ブロック部12が、底部1の長辺側土手部1aに形成された雌ヒンジ部材H1を構成する垂直側壁持ち上がり防止用フック9の庇部9aに入り込み、垂直側壁持ち上がり防止用フック9の庇部9aに当接、或いは、垂直側壁持ち上がり防止用フック9の庇部9aに接近して位置するように構成されている。以下、このブロック部12を、垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部と称する。
上述した長側壁2の下端フランジ2aに配設された支持ブロック10と水平側壁持ち上がり防止用ブロック部11と垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部12とにより、雄ヒンジ部材H2が構成されている。
底部1の長辺側土手部1aに配設された雌ヒンジ部材H1と長側壁2に配設された雄ヒンジ部材H2とをヒンジ連結し、また、底部1の短辺側土手部1bに配設された雌ヒンジ部材H1と短側壁3に配設された雄ヒンジ部材H2とをヒンジ連結することにより、底部1に、長側壁2と短側壁4が組み付けられることになる。
次に、図17〜図19を用いて、折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられた状態における、底部1に配設された雌ヒンジ部材H1と長側壁2に配設された雄ヒンジ部材H2とのヒンジ連結部について説明する。
折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられ、長側壁2が、略垂直に立てられた際には、長側壁2に配設された雄ヒンジ部材H2を構成する垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部12が、底部1の長辺側土手部1aに形成された雌ヒンジ部材H1を構成する垂直側壁持ち上がり防止用フック9の庇部9aに入り込み、垂直側壁持ち上がり防止用フック9の庇部9aに当接、或いは、垂直側壁持ち上がり防止用フック9の庇部9aに接近して位置するように構成されており、従って、長側壁2の上方への持ち上げが阻止されるように構成されている。
また、折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられ、長側壁2が、略垂直に立てられた際には、長側壁2に配設された雄ヒンジ部材H2を構成する水平側壁持ち上がり防止用ブロック部11が、底部1の長辺側土手部1aに形成された雌ヒンジ部材H1を構成する水平側壁持ち上がり防止用フック8から、所定距離、離れた、庇部8aの下方に位置するように構成されているが、上述したように、長側壁2に配設された雄ヒンジ部材H2を構成する垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部12が、底部1の長辺側土手部1aに形成された雌ヒンジ部材H1を構成する垂直側壁持ち上がり防止用フック9の庇部9aに入り込み、垂直側壁持ち上がり防止用フック9の庇部9aに当接、或いは、垂直側壁持ち上がり防止用フック9の庇部9aに接近して位置するように構成されているので、長側壁2が持ち上げられるようなことはない。
次に、図20〜図22を用いて、折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態における、底部1に配設された雌ヒンジ部材H1と長側壁2に配設された雄ヒンジ部材H2とのヒンジ連結部について説明する。
箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを折り畳む際には、一方の相対する長側壁2のうち、一方の長側壁2が、底部1に重なるように、略水平に倒され、次いで、もう一方の長側壁2が、先に倒された長側壁2の上に、略水平に倒されることになる。このように、後から倒される長側壁3を、略水平に倒すことができるのは、特許文献1に記載されているように、雌ヒンジ部材H1に形成された切欠き凹部5が、雄ヒンジ部材H2を構成する支持ブロック10の厚さ(長側壁2の板状部2bに対して垂直方向の厚さ)の略2倍の深さを有するように構成されているからである。
折り畳みコンテナーが折り畳まれ、長側壁2が、略水平に倒された際には、後から倒された長側壁2に配設された雄ヒンジ部材H2を構成する水平側壁持ち上がり防止用ブロック部11が、底部1の長辺側土手部1aに形成された雌ヒンジ部材H1を構成する水平側壁持ち上がり防止用フック8の庇部8aに当接、或いは、水平側壁持ち上がり防止用フック8の庇部8aに接近して位置するように構成されている。従って、後から倒された長側壁2が、上方に持ち上げられても、長側壁2に配設された雄ヒンジ部材H2を構成する水平側壁持ち上がり防止用ブロック部11が、底部1の長辺側土手部1aに形成された雌ヒンジ部材H1を構成する水平側壁持ち上がり防止用フック8の庇部8aに当接し、底部1と長側壁2とのヒンジ連結が解除されるようなことがない。
また、長側壁2が、略水平に倒された際には、長側壁2に配設された雄ヒンジ部材H2を構成する垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部12が、底部1の長辺側土手部1aに形成された雌ヒンジ部材H1を構成する垂直側壁持ち上がり防止用フック9の庇部9aから離れて位置しても、上述したように、長側壁2に配設された雄ヒンジ部材H2を構成する水平側壁持ち上がり防止用ブロック部11が、底部1の長辺側土手部1aに形成された雌ヒンジ部材H1を構成する水平側壁持ち上がり防止用フック8の庇部8aに当接することになり、従って、底部1と長側壁2とのヒンジ連結が解除されるようなことがない。
以下に、発明が解決しようとする課題について説明するが、先ず最初に、図23及び図24を用いて、倒された略水平状態の長側壁2における雄ヒンジ部材H2を構成する垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部12の要部を、底部1に配設された雌ヒンジ部材H1を構成する垂直側壁持ち上がり防止用フック9との関係において説明する。
長側壁2が略水平状態において、垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部12の垂直側壁持ち上がり防止用フック9側に位置し、且つ、上方に位置する角部を、上部角部と称し、符号12bを付すとともに、垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部12の垂直側壁持ち上がり防止用フック9側に位置し、且つ、下方に位置する角部を、下部角部と称し、符号12cを付すこととする。長側壁2が略垂直に立てられた際には、上部角部12bは、底部1の長辺側土手部1aに形成された縦孔4を構成する外側垂直壁4a側に位置し、また、下部角部12cは、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーの内部側に位置することになる。
ところで、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーを、箱型に組み立てる際に、例えば、略水平に倒された状態の長側壁2を、垂直方向に回動させることになるが、図23及び図24に示されているように、水平状態の長側壁2の一方の側端部2’が持ち上げられていると、長側壁2に配設された雄ヒンジ部材H2を構成する垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部12が、底部1の長辺側土手部1aに形成された雌ヒンジ部材H1を構成する垂直側壁持ち上がり防止用フック9と雄ヒンジ部材H2が嵌合可能な縦孔4を構成する外側垂直壁4aとの間に位置する場合がある。このような状態で、長側壁2を、垂直方向に回動させると、図25に示されているように、下部角部12cが、外側垂直壁4aと相対する垂直側壁持ち上がり防止用フック9の垂直面9bに当接するとともに、雄ヒンジ部材H2を構成する垂直なブロック部11が、外側垂直壁4aの内面4a1に当接し、長側壁2の垂直方向への回動が阻止されるという問題があった。
本発明の目的は、先の出願における折り畳みコンテナーが有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、底部と該底部の一方の相対する土手部にヒンジ連結された一方の相対する側壁と前記底部のもう一方の相対する土手部にヒンジ連結されたもう一方の相対する側壁とを有する折り畳みコンテナーにおいて、底部に配設された雌ヒンジ部材の切欠き凹部を構成する側端面に突設された係合突片部に、垂直側壁持ち上がり防止用フックを形成するとともに、前記側端面と相対する側端面側に位置する内側垂直部の内面に、水平側壁持ち上がり防止用フックを形成し、また、側壁に配設された雄ヒンジ部材を構成する支持ブロックの一方の側面の下端部に、水平側壁持ち上がり防止用ブロック部を形成するとともに、もう一方の側面の下端部に、垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部を形成し、更に、水平状態の側壁を垂直方向に回動させる際に、垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部の側壁の下端フランジと相対する水平上面が、底部に配設されている雌ヒンジ部材を構成する縦孔の外側垂直壁と相対する垂直側壁持ち上がり防止用フックの垂直面と垂直側壁持ち上がり防止用フックの庇部とにより形成される角部に当接するように構成したものである。
底部に配設された雌ヒンジ部材の切欠き凹部を構成する側端面に突設された係合突片部に、垂直側壁持ち上がり防止用フックを形成するとともに、前記側端面と相対する側端面側に位置する内側垂直部の内面に、水平側壁持ち上がり防止用フックを形成し、また、側壁に配設された雄ヒンジ部材を構成する支持ブロックの一方の側面の下端部に、水平側壁持ち上がり防止用ブロック部を形成するとともに、もう一方の側面の下端部に、垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部を形成し、更に、水平状態の側壁を垂直方向に回動させる際に、垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部の側壁の下端フランジと相対する水平上面が、底部に配設されている雌ヒンジ部材を構成する縦孔の外側垂直壁と相対する垂直側壁持ち上がり防止用フックの垂直面と垂直側壁持ち上がり防止用フックの庇部とにより形成される角部に当接するように構成したことにより、側壁に配設された雄ヒンジ部材を構成する垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部の下部角部が、底部に配設された雌ヒンジ部材を構成する外側垂直壁と相対する垂直側壁持ち上がり防止用フックの垂直面に当接するとともに、雄ヒンジ部材を構成する垂直なブロック部が、外側垂直壁に当接し、側壁の垂直方向への回動が阻止されるというようなことを防止することができる。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら、本実施例に限定されるものではない。なお、以下においては、上述した先の出願の発明との構成上の相違点のみを説明し、同じ構成については、同じ符号を使用し、その詳細な説明は省略する。また、以下においては、上述したと同様に、長辺側土手部1aに配設された雌ヒンジ部材H1を有する底部1と、雌ヒンジ部材H1にヒンジ連結される雄ヒンジ部材H2を有する長側壁2とを用いて、本発明について説明するが、短辺側土手部1bに配設された雌ヒンジ部材H1を有する底部1と、雌ヒンジ部材H1にヒンジ連結される雄ヒンジ部材H2を有する短側壁3についても同じであるので、その説明は省略する。
先の出願の図13に示されている、底部1の長辺側土手部1aに配設されている雌ヒンジ部材H1を構成する縦孔4の外側垂直壁4aと相対する垂直側壁持ち上がり防止用フック9の垂直面9bと、垂直側壁持ち上がり防止用フック9の庇部9aとにより形成される角部9cを削除して、本発明においては、図1に示されているように、角部湾曲面9dを形成したものである。なお、角部湾曲面9dを傾斜面とすることもできる。
上述したように、垂直側壁持ち上がり防止用フック9の縦孔4の外側垂直壁4aと相対する垂直面9bと庇部9aとにより形成される角部に角部湾曲面9dが形成されているので、図23に示されているように、水平状態の長側壁2の一方の側端部2’が持ち上げられても、図2に示されているように、垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部12の上部角部12bが、垂直側壁持ち上がり防止用フック9に形成された角部湾曲面9dの範囲内に位置していれば、この状態で、長側壁2を、垂直方向に回動することにより、雄ヒンジ部材H2を構成する垂直なブロック部11が、外側垂直壁4aの内面4a1に当接したとしても、図3に示されているように、垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部12の長側壁2の下端フランジ2aと相対する水平上面12d或いは垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部12の上部角部12bが、垂直側壁持ち上がり防止用フック9に形成された角部湾曲面9dに当接するとともに、雄ヒンジ部材H2を構成する垂直なブロック部11が、外側垂直壁4aの内面4a1に当接していることによる反力により、垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部12が、垂直側壁持ち上がり防止用フック9に形成された角部湾曲面9dに沿って、垂直側壁持ち上がり防止用フック9の庇部9aに、円滑に、入り込むことができるので、長側壁2の垂直方向への回動が阻止されるようなことがない。
次に、図5〜図8を用いて、本発明の別の実施例について説明する。
この実施例は、長側壁2に配設された雄ヒンジ部材H2を構成する係止膨出部12aの支持ブロック10からの突出量P1を、上述した先の出願における係止膨出部12aの支持ブロック10からの突出量P2(図15)より、大きくしたものである。
上述したように構成することにより、図23に示されているように、水平状態の長側壁2の一方の側端部2’が持ち上げられても、図6に示されているように、長側壁2の垂直方向への回動の際に、垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部12の長側壁2の下端フランジ2aと相対する水平上面12dが、垂直側壁持ち上がり防止用フック9の垂直面9bと庇部9aとにより形成される角部9cに当接する可能性が、上述した先の出願と比べて、高くなり、従って、雄ヒンジ部材H2を構成する垂直なブロック部11が、外側垂直壁4aの内面4a1に当接していることによる反力により、垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部12の水平上面12dが、垂直側壁持ち上がり防止用フック9の角部9cに沿って、垂直側壁持ち上がり防止用フック9の庇部9aに、円滑に、入り込むことができるので、長側壁2の垂直方向への回動が阻止されるようなことがない。
図1は、本発明の折り畳みコンテナーのヒンジ連結部付近の部分垂直断面図である。 図2は、図1と同様の本発明の折り畳みコンテナーのヒンジ連結部付近の部分垂直断面図である。 図3は、同じく、図1と同様の本発明の折り畳みコンテナーのヒンジ連結部付近の部分垂直断面図である。 図4は、同じく、図1と同様の本発明の折り畳みコンテナーのヒンジ連結部付近の部分垂直断面図である。 図5は、本発明の折り畳みコンテナーのヒンジ連結部付近部分斜視図である。 図6は、図5に示されている本発明の折り畳みコンテナーのヒンジ連結部付近の部分垂直断面図である。 図7は、図6と同様の本発明の折り畳みコンテナーのヒンジ連結部付近の部分垂直断面図である。 図8は、図6と同様の本発明の折り畳みコンテナーのヒンジ連結部付近の部分垂直断面図である。 図9は、先の出願に係る発明の折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられた状態の斜視図である。 図10は、先の出願に係る発明の折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態の斜視図である。 図11は、先の出願に係る発明の折り畳みコンテナーを構成する底部の斜視図である。 図12は、先の出願に係る発明の折り畳みコンテナーを構成する底部に配設された雌ヒンジ部材の拡大斜視図である。 図13は、同じく、先の出願に係る発明の折り畳みコンテナーを構成する底部に配設された雌ヒンジ部材の拡大斜視図である。 図14は、先の出願に係る発明の折り畳みコンテナーを構成する長側壁の斜視図である。 図15は、先の出願に係る発明の折り畳みコンテナーを構成する長側壁に配設された雄ヒンジ部材の拡大斜視図である。 図16は、同じく、先の出願に係る発明の折り畳みコンテナーを構成する長側壁に配設された雄ヒンジ部材の拡大斜視図である。 図17は、先の出願に係る発明の折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられた状態の短側壁に沿った部分垂直断面図である。 図18は、図17に示されているヒンジ連結部付近の部分垂直断面図である。 図19は、図17に示されているヒンジ連結部付近の部分拡大斜視図である。 図02は、先の出願に係る発明の折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態の短側壁に沿った部分垂直断面図である。 図21は、図20に示されているヒンジ連結部付近の部分垂直断面図である。 図22は、図20に示されているヒンジ連結部付近の更なる部分垂直断面図である。 図23は、先の出願に係る発明の折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態の一部垂直断面を含む部分斜視図である。 図24は、図23に示されている折り畳みコンテナーのヒンジ連結部付近の部分垂直断面図である。 図25は、図24と同様の折り畳みコンテナーのヒンジ連結部付近の部分拡大垂直断面図である。
符号の説明
H1・・・・・・・・・・・・・・雌ヒンジ部材
H2・・・・・・・・・・・・・・雄ヒンジ部材
1・・・・・・・・・・・・・・・底部
2・・・・・・・・・・・・・・・長側壁
3・・・・・・・・・・・・・・・短側壁
7・・・・・・・・・・・・・・・係合突片部
8・・・・・・・・・・・・・・・水平側壁持ち上がり防止用フック
9・・・・・・・・・・・・・・・垂直側壁持ち上がり防止用フック
9d・・・・・・・・・・・・・・角部湾曲面
10・・・・・・・・・・・・・・支持ブロック
11・・・・・・・・・・・・・・水平側壁持ち上がり防止用ブロック部
12・・・・・・・・・・・・・・垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部

Claims (1)

  1. 底部と該底部の一方の相対する土手部にヒンジ連結された一方の相対する側壁と前記底部のもう一方の相対する土手部にヒンジ連結されたもう一方の相対する側壁とを有する折り畳みコンテナーにおいて、底部に配設された雌ヒンジ部材の切欠き凹部を構成する側端面に突設された係合突片部に、垂直側壁持ち上がり防止用フックを形成するとともに、前記側端面と相対する側端面側に位置する内側垂直部の内面に、水平側壁持ち上がり防止用フックを形成し、また、側壁に配設された雄ヒンジ部材を構成する支持ブロックの一方の側面の下端部に、水平側壁持ち上がり防止用ブロック部を形成するとともに、もう一方の側面の下端部に、垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部を形成し、更に、水平状態の側壁を垂直方向に回動させる際に、垂直側壁持ち上がり防止用ブロック部の側壁の下端フランジと相対する水平上面が、底部に配設されている雌ヒンジ部材を構成する縦孔の外側垂直壁と相対する垂直側壁持ち上がり防止用フックの垂直面と垂直側壁持ち上がり防止用フックの庇部とにより形成される角部に当接するように構成されていることを特徴とする折り畳みコンテナー。
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