JP4800033B2 - 硬化 - Google Patents

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Description

本発明は、硬化に関する。本発明は、インクの硬化、特に放射線硬化型のインクの硬化における特定の適用を見出す。本発明の好ましい例は、UV硬化に関する。本発明の特に好ましい例は、インクジェットインクの硬化、特にUV硬化型インクジェットインクに関する。本発明の他の面は、インク組成物に関する。
本明細書中に記載される本発明の実施形態は、グラフィックイメージを印刷するために使用されるインクに関するが、本発明は、他の硬化型流体への一般的な適用を有し、印刷されたグラフィックイメージ、あるいは印字図形に必ずしも関する必要はない。例えば、流体は、pcbエッチレジスト、プラスチック電子材料、または他の材料を含み得る。本明細書中、「インク」に言及する場合、好ましくは、この用語は、必要に応じて他の流体への言及も含むものと理解されるべきである。
さらに、本明細書中に記載される実施例において、印刷によって流体が基材に塗布されるが、他の方法も使用され得る。
硬化型のインクの印刷における使用は周知である。硬化型インクは、好ましくは、反応(特に、例えば、重合および/または架橋)によって凝固するインクを含むものと理解されるべきである。多くの硬化型インク用に、インク(例えば、液体インク)が放射線にインクを曝露することによって凝固される。特に興味深いのはUV硬化型インクである。
UV硬化型インクの使用において、インクは、適切な方法を用いて基材に沈着される。UV光に基材上のインクを曝露することにより、インクの硬化がもたらされる。いくつかの例において、インクをUV光へ曝露することにより、液体インクを固体へと変化させる化学反応を開始する。他の例では、硬化は、他の硬化放射線(例えば、γ線)を用いてもたらされ得る。放射線硬化型インクは、例えば電子銃からの、電子ビームを用いて硬化され得る。インクの中には、例えばIR源を用いて、単に熱を加えるだけで硬化され得るものもある。しかしながら、迅速な硬化のための温度を実現するために必要とされる加熱は、しばしばこれには高すぎるため魅力的な方法ではない。インクは、水性UVインクを含み得る。
硬化型インクを用いて印刷するためのプリンタを設計する上での主要な問題のひとつは、硬化をもたらすための適切な放射線供給源を提供することである。UV硬化のために、最も広範に使用される技術は、水銀放電ランプである;このようなランプの例は、Primarc UV Technology(NJ,USA)により製造される水銀ランプでる。しかしながら、このようなランプは、多くの不利点を有する。
第一に、ランプによって消費される電気エネルギーのわずかしか、UVエネルギーへ変換されない。典型的には、入力のわずか10〜15%が、250〜390nmの所望の波長の放出をもたらすにすぎない。残りは、他の波長(主に、より長い波長)で放射されるか、または熱として放射される。この熱は、伝導または対流によってランプから除去されなければならない。この浪費熱は問題を引き起こす。なぜなら、この熱はインクが塗布される基材を加熱し得、そしてランプを積極的に冷却する必要があるため(これは費用がかかる)である。UVランプが印刷装置上の移動するキャリッジの上に取り付けられている場合は特にそうである。
第二に、ランプから得られるUV出力は、ランプの作動温度に高度に敏感である。作動温度を正確に制御することは困難であり、したがって、放射されるUVを一定にすることが困難である。より重要な問題は、ランプの反応速度である。冷たいところから開始すると、完全な作動温度にランプを暖めるのに30秒以上かかり得、その間にUV出力がその規定値にまで上昇する。これは、UVが基材の上をプリントヘッドアセンブリが走査している間にUVが断続的に必要とされるプリンタにとっては特に問題である。UVランプを常にフル出力に保つことは無駄であり、また安全性に対する影響を有し得る、ランプからの迷UV放射線(stray UV radiation)に関連するさらなる問題を引き起こし、プリントヘッド自体におけるインクの望ましくない硬化を導き得る。
典型的には、UVランプのバルブ(bulb)は、使用されていない場合は「待機モード」で、規定の入力のおそらく20%の減じたパワーレベルで保持される。これは、バルブを暖かい状態に維持するが、なお、除去されなければならない実質的な量の浪費熱が生成される。実際には、ランプは冷たい状態から迅速にオンおよびオフを切り替えられないので、ランプが待機モードにある場合は、しばしば機械的なシャッターが、放射された迷UVの量を減少させるために使用される。
水銀アーク灯からのUV放射のスペクトルは、多数の非常に鋭いピーク(輝線)の中にあり、これは、ある波長範囲にわたって広がっている。標的材料(例えば、UV硬化型インク)を考慮した場合、インクの感度を、ある周波数の範囲にわたって広がっている非常に狭い輝線の組に整合させることが非常に困難であることが理解され得る。実際には、いくつかの開始剤の組み合わせが、インクの中で使用されており、これは広範な周波数範囲にわたって吸収するように設計されており、そのため、ランプのUV出力のほとんどを利用し得る。このことが、インクを、しばしば幅の広いバンドである迷光(例えば、日光)に対してより敏感にし易い。これは、インクが基材に沈着する前に、迷光によって硬化される傾向を増大し得る。
また、多くの場合、水銀放電ランプの長さに沿ったUV出力の強度は不均一である。これは、実際ランプの不可避的な特性であるようであり、最終的なインクフィルムの外観に変化を生じ得る。
さらに、ランプ(それらの反射板、冷却部、および堰板とともに)は、大きくて重い。これは、ランプが可動キャリッジに取り付けられている場合に特に不利である。
1つ以上のこれらの問題を解決または軽減することが本発明の目的である。
本発明の1つの面において、放射線硬化型流体を硬化する方法が提供され、この方法は、放射線供給源から硬化されるべき流体に向かって放射線を放射する工程であって、少なくとも90%の放射線が50nm未満の幅を有するバンドに波長を有する工程と、放射線供給源の領域に不活化環境を提供する工程とを包含する。
不活化環境(例えば、低酸素の環境)を提供することによって、環境中の酸素による流体の硬化の阻害を低減し得、こうして、流体の酸素への曝露を減少させることによって、硬化反応は加速され得る。
好ましくは、用語「不活化」は、不活化ガスまたは環境がインクの硬化の阻害を低減する効果を有する配置(arrangement)のことをいうと理解される。不活化ガスまたは環境は、それ自体が不活性であり得るが、多くの場合、それ自体が完全に不活性でなくても十分に不活性である。したがって、低酸素ガスは、不活化環境を提供し得る。
他の環境は、「不活性」または低酸素環境を作り出すために使用され得ると理解される。例えば、アルゴン環境が使用され得る。不活化環境の組成は、特定のインクおよびLEDの配置に対する必要性に対して、システムを設置する費用、安全性、および複雑性に考慮して選択されると理解される。例えば、窒素環境のために、窒素供給における酸素の量は、いくつかの状況において許容され得る。
二酸化炭素ガスが使用され得、これはアルゴンよりも安価であり、状況によっては、他のガスは人に「窒息」(choking)反応を引き起こすので、このようなガスよりも安全である。
提供された環境は、所望の硬化が配置のLEDを用いて得られ得るように、好ましくは、十分に「不活性」であることが理解される。いくつかの場合に、これは、インクの完全な硬化である;他の場合には、例えば、それが塗布される基材の表面上に「固定する(fix)」ために、インクの部分的な硬化を含み得る。
「不活化」環境を用いたこのような方法は、フリーラジカル機構を使用して硬化するインクが使用される配置のための特別な適用である。
本発明の広範な面において、放射線硬化型流体を硬化する方法が提供され、この方法は、放射線を流体に向かって放射する工程と、流体の硬化を促進する手段を提供する工程とを包含する。
好ましくは、本方法は、放射線供給源の領域において低酸素環境を提供することを包含する。この特徴は、流体が硬化するメカニズムがフリーラジカル形成を含む場合に特に好ましい。
実際には、いくつかの供給源および流体にとっては、例えば、水銀アーク灯供給源の代わりにLEDを使用する場合など、大気条件に供給源を単に備えただけでは、流体の完全な硬化を達成することは不可能かもしれない。
特に、フリーラジカルによってUV硬化が開始される場合、硬化は酸素阻害に対して敏感である。酸素の存在は、光重合開始剤の活性な励起状態の沈静およびイニシエーターによって生成されるフリーラジカルの捕捉を導き得る。酸素阻害の割合の増大は、硬化の割合を減少させるのみならず、「硬化された」流体(例えば、インク)のコーティング特性にも影響を及ぼし得る。したがって、フリーラジカル硬化技術を含むメカニズムによって硬化する流体を使用する場合、流体コーティングおよびに流体コーティングの外部表面の近傍に存在する酸素の量を低減する(かまたは排除する)ことが好ましい。
フリーラジカル硬化技術を用いて硬化する流体(例えば、フリーラジカル硬化型UVインク)の硬化は、硬化される流体の近傍の領域における酸素の存在によって妨害され得る。従来の放射線供給源が使用される場合、供給源によって生成されるエネルギーの量は、しばしば酸素の妨害効果を克服し得る。しかしながら、供給源によって放射される放射線は、いくつかの場合には、大気条件で完全な硬化をもたらすための十分なフリーラジカルを生成するために流体中の反応基(例えば、光重合開始剤分子)と反応するのに十分なエネルギーを有していない場合も有り得る。
低酸素環境を提供することにより、所望の硬化が、特にフリーラジカル硬化流体について、もたらされ得る。好ましくは、酸素が低減されたガスのブランケット(blanket)が硬化されるべき流体の領域の上に提供される。
好ましくは、供給源近傍のインクの領域における酸素の容量パーセントは、5%未満であり、好ましくは、2%未満であり、より好ましくは、1%未満である。流体表面での気体中の酸素の許容可能なレベルは、放射線の強度、使用される流体の化学的性質(例えば、インクに含まれる光重合開始剤の量および種類)、硬化されるフィルムの厚み、必要な硬化の量、硬化されるべき流体近傍領域への大気の混入(entrainment)の程度、およびその他の要因に依存する。
好ましくは、この方法はさらに流体を基材に塗布する工程を包含し、放射線が基材上の流体に向かって放射され、流体が基材に塗布される領域には低酸素環境は提供されない。
多くの配置において、流体が基材上に沈着する前にその流体の硬化が加速されないことが重要である。例えば、流体が基材上に印刷される場合、好ましくは、低酸素環境は、プリントヘッドノズル、または流体の液滴がノズルから基材へ向かう際に通過する領域と関連していない。
好ましくは、低酸素/不活化環境は放射線供給源に対して局所的である。このようにして、好ましくは、大気が供給源下で制御され得る一方、プリントは正常な大気条件に留まる。
好ましくは、本方法は、シュラウド(shroud)を放射線供給源の領域に備える工程をさらに含む。
シュラウドは、好ましくは、放射線供給源の近傍に不活化環境を含み得る。
好ましくは、本方法は、窒素不活化環境を提供する工程をさらに含む。これを達成するにはいくつかの選択肢がある。局所的な窒素雰囲気を使用することによって、流体表面へ拡散する酸素の存在によるフリーラジカル反応の阻害を低減することができる。水銀アークランプは、酸素の拡散によりフリーラジカルの生成反応が阻害され得る速度をフリーラジカルの生成速度が上回るような十分なパワーを放射することによって、酸素阻害の効果を克服する。窒素雰囲気を使用する必要性から、このシステムは複雑なものとなるが、これは低出力供給源(例えば、LED)を使用する他の利益によって十分以上に補償され得る。
好ましくは、本方法は、低酸素ガスを供給源の近傍領域に供給する工程を包含する。好ましくは、窒素は、供給源に対して局部的に供給される。
好ましくは、本方法はさらに、供給源の前面に気体カーテンを提供する工程を包含する。気体カーテンを提供することは、境界層を破壊し得、したがって、供給源下に混入される酸素の量を低減し得る。基材は、「不活性な」雰囲気を提供する気体のブランケットの下を通る際に新鮮な空気を伴う傾向がある。この伴われた空気は、高割合の酸素を有しており、それゆえ酸素阻害を低減するための気体のブランケットの効率を低減する。
気体カーテン、例えば、供給源の上流の基材の表面に向けられた気体の噴流(jet)を提供することにより、基材の移動によって伴われる空気の量が低減され得る。いくつかの場合、「不活性な」気体(例えば、窒素ガス(酸素をほとんどか全く含まない))の噴流が、基材の表面に向かって噴射され得る。
好ましくは、窒素の供給源は、膜窒素供給源(a membrane nitrogen source)、例えば、Hankinson InternationalのHNGシリーズ メンブレン窒素ジェネレーターを含む。このような供給源は、約95%と99.5%との間の純度を有する窒素ガスを提供し得る。
好ましくは、本方法は、低酸素ガスの方向付けが可能な出口を提供する工程を包含する。出口を方向付けることによって、供給源の近傍の気体の流れは、変更され得る。
好ましくは、この方法は、放射線供給源(例えば、LED)の領域において正圧で気体を供給する工程を包含する。正圧を供給することにより、例えば、供給源の近傍領域への空気の進入が低減され得る。これは、不活化環境が、供給源の近傍に提供される場合に、特に有益である。好ましくは、不活化気体は、供給源の近傍に供給され、そして正圧をもたらす。気体の供給はまた、供給源の冷却において有益である。
供給源が、キャビティに取り付けられた場合、好ましくは、この方法は、キャビティに正圧をかける工程を包含する。1つの例において、不活化気体は、LEDアレイのLEDの間に配列された孔を通して供給され得る。
正圧をかけることのもう一つの利点は、アレイの一部のみが、例えば、プリントスキャンの開始時または終了時に厚い基材の上にある場合に、これがその領域を不活化気体でブランケットされた状態に保つ役割をすることである。
好ましくは、本方法は、放射線の供給源を冷却する工程を含む。
好ましくは、放射線の供給源は、LEDを含む。
本発明の広範な面は、放射線硬化型インクを硬化する方法を提供し、この方法は、発光ダイオードからの放射線を、硬化されるべきインクに向かって放射する工程を包含する。
発光ダイオード(LED)は周知である。このような放射線の供給源は、安価であり、軽量であり、電力を変換するのに高度に効率的であり、そして効率的にフルパワーへの即座な変換を行い得る。別の利点は、LEDの放射スペクトルが、通常鋭いピークであることである。代表的には、90%を超える放射が、ピークの約±15nm以内である。
したがって、LED装置は、上記の現存する硬化装置の多くの不利点を克服する。
LEDは、流体を完全に硬化するために使用され得る。または、流体を硬化する別の方法、例えば、別の放射線供給源と共に使用して流体を硬化するために使用され得る。そして/または、流体を部分的に硬化し得る。
供給源は、流体の硬化をもたらすために望ましい任意の波長の放射線を放射するように選択され得る。放射される放射線は、必ずしも可視スペクトル内にある必要はないことが理解される。
好ましくは、供給源はUV放射線を放射する。このように、供給源は、UV硬化型インクを硬化するために使用され得る。好ましくは、供給源、例えば、LEDは、200と400nmとの間、好ましくは、400nm未満の波長を有する放射線を放射する。
以下の記載は、LED供給源およびインクに関するが、好ましくは、これは他の供給源、例えば、レーザー供給源、および他の流体にもまた適用されることが理解される。
LED供給源は、通常、波長の広がりを有する放射線を放射する。この波長バンドの幅は、LED供給源の場合、例えば、水銀供給源よりも有意により小さく、そして好ましいLED供給源は、放射される放射線の少なくとも90%、好ましくは、少なくとも95%が、約50nm以下のバンド内の波長を有する。
特定の波長を有する放射線が本明細書中で参照される場合、好ましくは、供給源によって放射される放射線のスペクトルのピークが、その特定の波長である。
好ましくは、LEDの波長は、実質的に、インクの吸収プロファイル、例えば、インクの光重合開始剤に整合するように(またはその逆)選択される。好ましくは、放射される放射線の波長は、280〜450nmの範囲にあり、これは、通常周辺光では低強度でのみ存在する。このようにして、迷放射線は、所望の硬化時間の前にインクを硬化することはほとんどないようである。例えば、プリントヘッド自体の中のインクは、周辺光に曝露された場合にほとんど硬化しないようである。使用されるべきLEDは、使用されるインクの特定に基づいて選択されるか、またはインクがLEDの放射線に反応するように処方され得るか、またはこれらの2つの場合の組み合わせである。
可視スペクトルの青端(405nm付近)および近UV(370nmおよび385nm)において放射するLED供給源が入手可能である。より短い波長で放射するLEDが入手可能になっているというのが傾向である。したがって、UV−LEDは、以前に上記不利点を有する水銀蒸気ランプが使用されていたかもしれない配置において使用され得る。
LEDを使用して硬化することによって、光は、従来の放射線供給源と比較して、かなりより狭い波長にわたって、そして典型的には330nmよりも上で、放射され得る。これは、光重合開始剤と他のインク成分との間での利用可能な光についての競合に関連する問題のほとんどを排除し得る。実際には、これは、いくつかの場合において、LED供給源を使用して硬化されるように設計されたインクに、わずか1つの光重合開始剤のみが要求されることを意味する。光重合開始剤の至適な効率、したがってインクの至適な効率は、いくつかの場合には、LEDが300nmより上で放射される場合に得ることができる。
好ましくは、インクはUV硬化型インクである。
好ましくは、本方法は、LEDのアレイからインクに向かって放射線を放射する工程を包含する。LEDのアレイがインクの硬化に使用される場合、好ましくは、LEDは全て実質的に同じ波長の放射線を放射するが、波長の選択は硬化をもたらすために使用され得ることが予想される。
現在利用可能なLEDを使用して、硬化に必要とされる放射線強度を与えるためには、一つ以上のLEDを必要とすることが分かる。現在利用可能なLEDは、インクを硬化するために従来使用されていた放射線供給源と比較して比較的低出力を有し、いくつかの配置においては、多くのLEDが、例えば、典型的な水銀供給源の総UV強度を達成するために必要とされる。
放射線供給源、例えば、LEDのアレイを使用することによって、インクの領域に向かって放射される放射線の強度が、2,3個または1個のLEDが使用される場合と比較して、より均一になされ得る。1個のLEDは、領域において放射線の強力なスポットを与える;LEDのアレイを使用することによって、インクの領域によって受けられる放射線の強度が、より均一になされ得、したがって、硬化からのより良い結果を得る。
好ましくは、放射線は、細長い供給源から放射される。供給源は、好ましくは、LEDのアレイを含む。好ましくは、供給源の幅は、ノズルの列(row)の適切な寸法に基づいて選択される。好ましくは、アレイの幅は、インクの「縞(しま)」(stripe)が、プリントヘッドの通路において放射されるにつれて、供給源が前記縞の実質的に全幅に向かって放射線を放射するような幅である。好ましい例では、供給源の幅は、使用されるプリントヘッドのノズルアレイの幅に少なくともほぼ対応する。
硬化の方向に平行な方向におけるアレイの長さは、例えば、基材および供給源の相対的な移動の速度および硬化をもたらすために必要とされる放射線の強度に関して選択される。
好ましくは、供給源は、LEDのアレイを備え、硬化されるべきインクに対して硬化の方向に向かって移動する。ここで、LEDは、硬化の方向に実質的に配列したカラム(column)を形成しない。LEDがそのように配列されると、硬化の方向に垂直なインクの領域の幅にわたって形成される放射線の強度の規則的なパターンが存在し得る。これは、次いで、その領域にわたって硬化されたインクに視認可能な変化を導く。アレイのLEDをよろめかせることによってこのような状況は回避し得るか、または視認可能な変化が形成される危険性が低減され得る。硬化の方向(好ましくは、放射線供給源と硬化中の印刷されたインクとの間の相対的な移動の方向)および印刷の方向(好ましくは、基材と印刷中の印刷ノズルとの間の相対的な移動の方向)は、例えば、放射線供給源がプリントキャリッジの上に取り付けられている場合、同じ方向で有り得るが、他の配置ではその方向は異なり得る。
LEDの好ましいアレイは、硬化の方向に実質的に垂直な方向に実質的に配列された複数の列を含み、この列は、LEDが硬化の方向に平行に配列しないようにオフセットされている。
好ましくは、人工物(artefacts)を、例えば、LEDのピッチに生じるLEDのカラムは存在しないように、アレイのLEDは、硬化の方向に実質的に垂直な方向にオフセットされている。
これを行うための1つの方法は、LEDの各隣接する列をw/Nの距離分だけオフセットすることである。ここで、wは、硬化の方向に平行なLEDのピッチであり、Nは、硬化の方向における列の数である。
あるいは、列は、2w/N、4w/N、または6w/N、などだけオフセットされ得るが、このような配置は、一般にあまり好ましくない。なぜなら、より多くのLEDがアレイの側端で使用され得るからである。好ましい配置において、アレイは、平行四辺形の一般的な形状であるが、連続性のない(out of sequence)互い違いの列を含み得る。
したがって、好ましくは、供給源は、LEDのN列を含み、各列のLEDは、列の方向にwのピッチを有し、ここでLEDの各列は、Yw/Nだけ隣接する列からオフセットされ、ここで、Y、wおよびNは、整数である(YはNに等しくないことが好ましい)。
好ましくは、アレイの端は、プリント包帯(print swathe)を横切る放射線の強度が実質的に一定であるようになっている。好ましくは、アレイの端は、硬化の方向に対して角度をなしている。好ましいアレイは、一般的に平行四辺形または不等辺四辺形の形状であるが、他の形状も使用し得る。
インクの硬化において流体を使用する重要な利益の1つは、LEDによって放射される放射線が、他の供給源に比べて狭い波長帯内にあるということである。LED供給源の中には、例えば、少なくとも90%が約30nmのバンド内にあるような波長を有する放射線を生成するものもある。
好ましくは、インク(または他の流体)は、供給源によって放射される放射線に反応するように適合された光重合開始剤、供給源によって放射される放射線に応答するように適合された光増感剤(photosensitiser)、および/または放射線硬化型流体のスペクトル応答を変化させる(好ましくは、範囲を広げる)ように適合された光増感剤を含む。
好ましくは、流体はインクを含み、好ましくは、インクジェットインクを含む。好ましくは、インクは、UV硬化型インクジェットインクを含む。インクジェットインクは、好ましくは、インクジェットプリントヘッドを使用する基材に塗布され得る任意のインクを含む。
好ましくは、本方法は、インクジェット印刷技術を使用してインクを基材に塗布することをさらに包含する。
本発明の広範な面は、放射線硬化型流体を硬化する方法を提供し、この方法は、供給源からの放射線を硬化されるべき流体に放射する工程を包含し、ここで、供給源から放射された放射線の少なくとも90%、好ましくは、少なくとも95%が、50nm未満の幅を有するバンドにおける波長を有する供給源から放射される。好ましくは、バンドは、40nm未満の幅を有し、好ましくは、30nm未満の幅を有する。放射線の供給源は、例えば、発光ダイオードまたはレーザーダイオードを含み得る。
好ましくは、流体は、所定の波長(好ましくは、放射された放射線の波長)の放射線に曝露された場合に、実質的に反応性であるように(および/または硬化がもたらされるように)適合される。好ましくは、流体は、所定の波長の放射線に曝露された場合に硬化されるのに十分な反応性を有する。好ましくは、流体は、所定の波長の放射線に曝露された場合に、強い反応性を有する。系の性能における大きな改善の可能性は、選択された供給源の出力に整合するか、または密接に整合する吸収を有する流体を選択することによって得られ得る。好ましくは、流体は、LEDの出力の狭い波長スペクトルに曝露された場合、高い反応性を有するように適合される。
好ましくは、硬化(または部分的硬化)をもたらし得る波長バンドは、必要とされる前に硬化または部分的硬化をもたらす、例えば、日光からの迷放射線の危険性を低減するために、狭い。好ましくは、少なくともバンドは、50nm未満であり、好ましくは、30nm未満であり、好ましくは、20nm未満であり、好ましくは、10nmよりも大きい。
好ましくは、本方法はさらに、放射線供給源の出力を変化させる工程を包含する。
好ましくは、入力パワーは、流体に適用される放射線の強度を変化させるために変化する。
例えば、プリントされた基材上のインクの表面仕上げにおける変化は、インクが受ける硬化放射線の量が変化する場合に起こりうることが見出されている。
いくつかの場合において、所望の表面仕上げ(例えば、光沢またはつや消し)は、所望の硬化放射線を選択することによって達成し得る。
さらに、放射線供給源によって放射される硬化放射線は、表面仕上げにおける望ましくない変化が回避され得るように制御され得る。
例えば、放射線供給源が、可動性プリントヘッドに取り付けられている場合、プリントヘッドの移動の速度の変化が、インクの表面仕上げにおける望ましくない変化を導き得る。供給源の入力(したがって、放射線の強度)を変化させることによって、同様の(所望の)レベルの光沢が維持され得る。プリントヘッドがより早く動く場合、放射線の強度は増大する。
さらに、例えば、いくつかの場合、放射線供給源は、画像に沿ったプリントヘッドインデックス(printhead index)にインデックス(index)するように配置される。小さい画像がプリントされる場合、供給源は、より大きな画像が印刷される場合と比較して、より短い時間でインデックスする。そのような配置において、硬化供給源の強度は、完全な硬化を維持するために増大されることが必要であり得る。あるいは、供給源のインデックスは、遅延され得、したがって、全体の印刷時間を遅らせる。
好ましくは、本方法は、印刷の速度に依存して硬化のレベルを変更することを包含する。好ましくは、流体の領域に適用される硬化放射線の線量は、硬化された流体の光沢のレベルを変更するように変化される。
いくつかの配置において、流体の第一の「部分的硬化」を行って、引き続く完全な硬化を行う前に、基材上の流体を「固定する」ことが有利である。部分的硬化は、放射線の同じかまたは異なる供給源によって実行され得る。好ましくは、部分的硬化の工程において、硬化が加速されないように、不活化環境が供給されない。不活化環境は、好ましくは、完全硬化工程において適用される。
本発明のさらなる面は、少なくとも1つの放射線重合性モノマー、オリゴマー、またはプレポリマーを含むインク、および光重合開始剤を含む光重合開始剤系を提供し、ここで、光重合開始剤系は、280〜450nmの間の波長を有する放射線を吸収し、そして50nmバンド幅以内の放射線を十分に吸収してインクを硬化させるように適合される。
300nmより大きい波長を有する放射線は、一般に、インクコーティングを透過する一方、300nm未満の波長を有する放射線は一般に透過しない点において非常に効率的である。なぜなら、インク媒体を透過することは、しばしばこの領域においてアクリレートモノマーによる吸収があるために困難であるからである。
実際に、インクの成分、特にUVモノマーは、300nmより小さい波長を有する放射線を吸収する傾向があり、それゆえ、利用可能なUV光を求めて光重合開始剤と強く競合し、しばしば厚い色素性のコーティングによる硬化を非常に困難なものにする。これは、光重合開始剤の組み合わせが、UV硬化型インクにおいて典型的に使用される理由を説明する。300nm未満を吸収するインクは、効果的な表面硬化に使用される一方、300nmより上を吸収するものは、他のインク成分からの光との競合が低いために、インクコーティングを透過するのが効率的である。
もたらされた硬化は、インクの完全な硬化を含むか、またはいくつかの例では、部分的な硬化を含み得る。
好ましくは、インクは、水および/または揮発性有機溶媒を実質的に含まない。
好ましくは、インクは更に、少なくとも1つの着色剤を含む。
好ましくは、インクは、光重合開始剤系の存在下で放射線によって重合する不飽和有機化合物である1つ以上の放射線重合性モノマー、オリゴマー、またはプレポリマーを含有する。このような放射線重合性モノマー、オリゴマー、またはプレポリマーは、当該分野で周知である。好ましくは、これらは、(メト)アクリレートを含み、ここで、用語(メト)アクリレートは、好ましくは、アクリレートおよび/またはメタクリレートを意味する。適切なモノマーの例には、ヘキサンジオールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート(例えば、テトラエチレングリコールジアクリレート)、ジプロピレングリコールジアクリレート、トリ(プロピレングリコール)トリアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ビス(ペンタエリスリトール)ヘキサアクリレート、およびエトキシル化またはプロポキシル化グリコールおよびポリオールのアクリレートエステル、例えば、プロポキシル化ネオペンチルグリコールジアクリレート、エトキシル化トリメチロールプロパントリアクリレート、およびこれらの混合物が含まれる。特に好ましいのは、分子量が200よりも大きい二官能性アクリレートである。メタクリル酸のエステル(すなわち、メタクリレート)が含まれ、例えば、ヘキサンジオールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリマクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、1,4−ブタンジオールジメタクリレートである。(メト)アクリレートの混合物が使用され得る。
オリゴマーの例は、アクリル酸およびポリウレタンのエステル、エポキシ、ポリエステル、ポリエーテル、およびメラミンである。
好ましくは、放射線重合性のモノマー、オリゴマー、またはプレポリマーが、インク組成物の重量に基づいて、50〜95重量%、好ましくは、60〜80重量%の量で存在する。
光重合開始剤の役割は、放射線への曝露に関して反応性の種を生成することである。反応性の種は、硬化をもたらす重合反応を開始する。これらの反応性の種は、インクに使用されるモノマーに依存して、フリーラジカル(フリーラジカル硬化型インクについて)または酸(カチオン硬化型インクについて)であり得、ラジカル性またはカチオン性の重合をもたらす。
市販の光重合開始剤が、広範な波長スペクトルにわたって放射線を吸収するために組み合わせて用いられ得、したがって、従来の媒体圧力水銀ランプ(上記の波長の比較的広範なスペクトルにおいて放射線を放射する)とともに用いるのに適している。いくつかの放射線供給源、例えば、LEDは、従来の供給源、例えば、水銀ランプよりずっと狭い放射バンドを生成するため、硬化されるべきインクに含めるために選択された光重合開始剤または光重合開始剤の混合物が、供給源の特定の狭い波長バンドにおいて十分に強力に吸収することは有利である。
LEDを使用して硬化するために、光重合開始剤(単数または複数)が、LED放射スペクトルにおける放射線を特異的に吸収するために好ましく選択される。
現在市販されているLEDは、一般的に、従来のUVランプよりも高い波長で放射線を生成し、一般的に、光重合開始剤は、このスペクトルバンドにおいて放射線を強く特異的に吸収しない。
LEDのような放射線供給源を用いた放射線硬化型インクの反応性を至適化するために、インクにおける光重合開始剤のスペクトル感度を拡大させる増感剤を、インクに取り込むことが可能である。これは、供給源のための放射放射線の波長が、従来の供給源(例えば、UVランプ)に比較して、相対的に高い場合(例えば、400nm)、特に好ましい。
光増感剤は、所望のスペクトルバンドにおいて強力に吸収するように選択された分子であり、吸収したエネルギーをインクの光重合開始剤に移動させることができる。したがって、増感剤は、開始種(initiating species)をそれ自体直接生成しないかもしれないが、エネルギーを光重合開始剤に移動することによって、系の反応性を増強し、次いでこれはより多くの開始種を生成し得る。
本明細書中で使用される用語「光重合開始剤系」とは、1つ以上の光重合開始剤、または1つ以上の光重合開始剤と1つ以上の光増感剤との混合物のいずれかを意味する。好ましくは、光重合開始剤系は、インクの1〜10重量%、好ましくは、2〜8重量%存在する。実際、本発明の利点の一つは、例えば、低減した量の光重合開始剤および光増感剤(これらは高価な構成要素である)がインクを硬化するのに十分であることである。なぜなら、使用されるLED供給源によって放射される特定の波長に応答する構成要素が選択され得るからである。
光重合開始剤系は、少なくとも1つの光重合開始剤、および必要に応じて少なくとも1つの光増感剤を含む。光重合開始剤系は、好ましくは、280〜450nmの領域において放射線を吸収し、そして50nm以下の範囲内、好ましくは、30nm未満、特に好ましくは、20nm未満のバンド幅のインクを硬化するのに十分な放射線を吸収する。
好ましくは、光重合開始剤系は、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン、ベンジルジメチルケタール、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル−2,4,4−トリメチルフェニルホスフィンオキシド、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、2−メチル−1(4−(メチルチオ)フェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン、ビス(エタ5−2,4−シクロペンタジエン−1−イル)−ビス(2,6−ジフルオロ−3−(1H−ピロール−1−イル)−フェニル)チタニウム、またはこれらの混合物から選択されるラジカル光重合開始剤;またはジアリールヨードニウム塩、トリアリールスルホニウム塩、もしくはこれらの混合物から選択されるカチオン性光重合開始剤;あるいはケトクマリン、チオキサントン、もしくはこれらの混合物から選択される光増感剤とともに1つ以上の光重合開始剤を含む。
いくつかの場合において、放射線供給源での硬化のためのインクの適切さは、放射線供給源の適切な放射波長でのインクの光学密度(または吸光度)を測定することによって評価し得る。好ましくは、吸光度は、供給源のピーク放射波長で測定され、好ましくは、供給源の最大放射波長で測定される。
吸光度は、サンプルを通過する透過放射線の強度と比較した、サンプルに向かって放射される入射放射線の強度の尺度である。特定の波長でのインクの吸光度は、例えば、有機溶媒(例えば、アセトニトリル)中に1対5000の比で希釈したUV吸収スペクトルを得ることによって測定され得る。UV吸収スペクトルは、選択された波長領域にわたってUV分光計で測定し得る。本実施例では、パーキンエルマー(Perkin Elmer)製のLambda40装置が使用された。
好ましくは、放射線供給源のピーク放射波長(好ましくは、最大放射波長)で記載されたような1〜5000希釈でのインクの吸光度は、少なくとも0.05、より好ましくは、少なくとも0.1、より好ましくは、少なくとも0.2である。本発明の広範な面は、このような吸光度を有するインクを提供し、好ましくは、LEDを使用して硬化されるように適合されたインクを提供する。吸光度が大きいほど、放射線供給源を使用してより良く硬化し得る。
好ましくは、このようなインクは、10重量%以下の、好ましくは、8重量%以下の光重合開始剤系を含む。
好ましい例のインクジェットインクはまた、着色剤を含み、これは、インクの液体媒体中に溶解または分散され得る。好ましくは、着色剤は、当該分野で公知のタイプの分散性の顔料であり、例えば、パリオトール(Paliotol)(BASF plcから入手可能)、シンクアジア(Cinquasia)、イルガライト(Irgalite)(いずれもCiba Speciality Chemicalsから入手可能)、およびホスタパーム(Hostaperm)(Clariant UKから入手可能)の商品名で市販されている。顔料は、任意の所望の色、例えば、Pgment Yellow 13、Pgment Yellow 83、Pigment Red 9、Piment Red 184、Pigment Blue 15:3、Pigment Green 7、Pigment Violet 19、Pigment Black 7であり得る。特に有用なものは、黒であり、三色工程印刷に必要な色である。顔料の混合物が使用され得る。存在する顔料の総比率は、好ましくは、0.5〜15重量%であり、より好ましくは、1〜5重量%である。
インクジェットへの適用のために、インクは、プリントヘッドから迅速に流れることができるべきであり、これが起こることを確実にするために、それらは使用時に低粘度(典型的には、25℃で100mPas未満)であることを必要とするが、ほとんどの適用において、粘度は、50mPas未満、好ましくは、25mPas未満であるべきである。
当該分野で公知のタイプの他の構成成分が、特性または性能を改善するために、インク中に存在し得る。これらの構成成分は、例えば、界面活性剤、消泡剤、分散剤、熱または光による劣化に対する安定剤、脱臭剤、流れまたはすべり助剤(flow or slip aids)、殺生剤、および同定用トレーサーであり得る。
好ましくは、インクは、実質的に、水または揮発性有機溶媒を含まず、そして好ましくは、少なくとも1つの放射線重合性のモノマー、オリゴマー、またはプレポリマー、少なくとも1つの着色剤、および少なくとも1つの光重合開始剤を含む光重合開始剤系を含む。必要に応じて、少なくとも1つの光増感剤が使用され得、ここで、光重合開始剤/光増感剤系は、280〜450nmの領域において放射線を吸収し、そして50nmバンド幅の範囲内の十分な放射線を吸収してインクを硬化する。
本発明のさらなる面は、放射線硬化型インクの硬化において狭いスペクトル出力を有する放射線供給源の使用を提供する。好ましくは、その供給源は、LEDを備える。
本発明のさらなる面は、放射線硬化型インクを提供し、ここで、そのインクは、インクが所定の波長の放射線に曝露されたときに硬化するように適合されている。好ましくは、そのインクは、上記の1つ以上の特徴を有する。
本発明のさらなる面は、放射線硬化型インクを硬化するための装置を提供する。この装置は、硬化されるべきインクに向かって放射線を放射するように配置されている発光ダイオードを備える。
本発明のさらなる面は、放射線硬化型の流体を硬化するための装置を提供する。この装置は、硬化されるべき流体に向かって放射線を放射するための放射線供給源と、放射線供給源の領域に不活化環境を提供するための手段を備える。ここで、少なくとも90%の放射線は、50nm未満の幅を有するバンドに波長を有する。
好ましくは、放射線供給源は、LEDを備える。
好ましくは、その供給源は、UV放射線を放射するように適合されている。好ましくは、その装置は、供給源のアレイを備える。
好ましくは、その装置は、放射線の細長い供給源を備える。好ましくは、その供給源は、LEDのアレイを備え、そして硬化されるべきインクに対して硬化の方向に移動するように配置される。ここで、LEDは硬化の方向に実質的に配列されたカラムを形成しない。
好ましくは、装置は、酸素が低減されたガスの供給源、好ましくは、窒素供給源を備える。
好ましくは、装置はさらに、プリントヘッドを備え、ここで、その配置は、不活化環境がプリントヘッドの領域に提供されないような配置である。
好ましくは、装置はさらに、放射線供給源の領域にシュラウドを備える。
好ましくは、装置は、供給源の前面に気体カーテンを提供するための手段を備える。これは、好ましくは、気体(例えば、空気または低酸素ガス(例えば、窒素))を、硬化配置の上流にある基材に方向付けるためのノズルを備える。
好ましくは、装置は、気体の出口を備え、その出口は方向付けることが可能である。
好ましくは、装置は、供給源の領域に正圧で気体を供給するために、供給源の近傍に気体の出口を備える。放射線供給源がLEDのアレイを備える場合、装置は、LEDの間に複数の出口(例えば、穴)を含んでもよい。
装置は、キャビティを備えていてもよく、そのキャビティに供給源が取り付けられ、その装置は、キャビティに正圧を加える手段を備えている。
好ましくは、その装置は、放射線供給源を冷却するための手段(例えば、ファン、ヒートシンク、および/または冷却用フィン)を備える。
好ましくは、流体はインクである。
本発明はさらに、放射線硬化型流体を硬化するための装置を提供する。この装置は、硬化されるべき流体に向かって放射線を放射するための放射線供給源を備え、その供給源から放射された放射線の少なくとも95%が、50nm未満の幅を有するバンドに波長を有する。
好ましくは、流体は、所定の波長の放射線に曝露されたときに反応するように適合される。
本発明は、任意のUV硬化型流体を硬化するために適用可能であるが、UV硬化型インクジェット用に特に有利である。なぜなら、LED硬化装置は、通常使用される水銀ハロゲンランプと比較して軽量であり得るからである。これは、硬化装置がインクジェットプリントヘッドの移動可能なキャリッジに取り付けられている場合、特に有利である。インクジェットインクは、好ましくは、インクジェットプリントヘッドを使用して基材に塗布可能な任意のインクを含む。
好ましくは、装置はさらに、基材にインクを放射するためのインクジェットプリントヘッドを備える。
本明細書中に記載したような装置を備えるプリンタもまた、本発明により提供される。放射線供給源は、プリンタに移動可能に、例えば、インクがいくつかの経路に沈着するような配置で、取り付けられ得る。他の配置において、放射線供給源は、固定されていてもよい。そのような配置は、単一経路印刷を含む適用のために使用され得る。
好ましくは、プリンタは、インクジェットプリンタを含む。
本発明のさらなる面は、インクジェットプリンタにおいてインクの硬化用に適合された発光ダイオードのアレイを提供する。
本発明はまた、1つ以上の添付の図面を参照して本明細書中に実質的に記載した方法および/または装置および/またはインクを提供する。
本発明の1つの面における任意の特徴は、任意の適切な組み合わせで、本発明の他の面に適用され得る。特に、方法の面は、装置の面に適用され得、その逆も可能である。
好ましい装置は、発光ダイオード、LEDにエネルギーを供給するための適切な電力供給源、酸素を低割合で含むかまたは実質的に全く含まない気体(例えば、窒素またはアルゴン)の供給源、硬化されるべきインクが、LEDによって放射される放射線に曝露されたときに大気中の酸素を排除するように覆われるように、気体を放出するための手段、ならびにその気体のブランケットの下にインクで印刷されるべき基材を運ぶための手段を備える硬化用放射線の供給源を提供する。
以下、本発明の好ましい特徴が、添付の図面を参照して実施例によって記載される。
硬化型インクが基材に印刷される実施例が以下に記載される。記載されるように硬化をもたらす放射線供給源の使用はまた、他の流体の硬化に対しても適用されることが理解される。
以下に記載する放射線供給源は、LEDを備える。しかしながら、他の供給源が使用され得る。特に、比較的狭いスペクトル出力分布を有するUV光の供給源(例えば、レーザー源)が使用され得る。例えば、OSRAM XERADEX(RTM)エキシマー放出ランプが使用され得る。
図1は、インクジェットプリンタの一部を模式的に示す。この図は、プリントヘッド14のアレイおよび硬化アセンブリ16を備えるプリントキャリッジ12の一部を示す。プリントヘッド14および硬化アセンブリ16は、相互に移動(20)するように配置された共通の支持体18上に取り付けられている。
使用時、プリントキャリッジ12は、プリントヘッドの相互の移動20の方向と実質的に垂直な方向に、相互に移動(24)するように配置された基材22の上に配置される。
印刷中、インクは、アレイ14のプリントヘッドから基材22に向かって公知の様式で放出される。基材22は、印刷中は24の方向に(図に示されるように左から右へ)移動し、その結果、所望の画像が放出されたインクによって基材22上に形成される。印刷が進行するにつれ、インクが基材上に印刷され、次いで、印刷されたインクが、硬化アセンブリ16の下を通過する。プリント包帯(print swathe)の終わりに、基材はその開始位置に待避する;この待避動作の間、プリントヘッドは不活性であり、そしてプリントキャリッジは、次の包帯を印刷するための位置までインデックスする。
フルカラー印刷のために、プリントヘッド14のアレイは、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックのインクそれぞれのプリントヘッドの4つのセットを備える。インクが基材22に放出された後、それは硬化アセンブリ16を使用して硬化され、インクをその位置に固定する。
図2aおよび図2bは、硬化配置16を更に詳細に示す。その配置は、ルーフ34および2つの下向きに垂れ下がる(dwonwardly depending)側壁36を有するハウジング32を備える。ルーフ34および壁36は、側壁36によって2つの側が閉じられ、他の2つの側が解放された、囲まれた領域38を形成する。硬化用の配置は、ハウジング32の解放された側の1つがプリントヘッド配置14のすぐ下流にあるようにプリンタに取り付けられる。この配置は、実験に使用された設定を示す。囲まれた部分の屋根および壁は、その配置がLEDと基材との間の固定された距離を保ちながら手動で動かされることが可能なように配置される。印刷のために実際に使用される配置については、好ましくは、壁36は、酸素の進入を最小にするようにハウジングの4つ全ての側のまわりに延びる。
硬化領域39は、LED供給源40の下の囲まれた領域内で規定される。
ベンチテストの目的で、基材22が硬化用配置16によって横切られ、ハウジング32の解放側は、基材が硬化されていないインクを汚すことがないように横切られることを可能にする。側壁36のベースおよび基材22の下側は、ベンチトップ上(同じ平面上の)に乗っており、LED供給源40の下面が、インクのサンプルがその上に置かれる基材22の上面に近くなるようになっている。動的な試験のために、ハウジング32は、側壁36を排除し、そしてユニットは、プリントキャリッジ12上に取り付けられる。LED供給源40の下面およびプリントヘッド14のノズルプレートは、印刷される基材22より上の同じ高さにある。印刷される基材22の上面は、LED供給源40の面の約1.5mm下にある。
印刷が進行するにつれ、硬化用配置16は、プリントヘッド14によって排出されたインクの上を通過する。硬化用配置16が基材22に対して移動するにつれ、ハウジング32は、インクが塗布された基材の領域の直接上に位置するようになる。
硬化用配置16はさらに、LED供給源40を備える。新たに排出されたインクがハウジング32の下を通過するにつれ、LED供給源から放射される放射線によって硬化される。LEDに出力を加えるための電気は、2つのワイヤ42を介して供給される(図2bにおいてより明確に観察される)。
硬化用配置16は、窒素供給源に連結され、窒素をハウジング32内の硬化領域38に導入するた2つの窒素フィード44をさらに備える。これは、窒素ブランケットを硬化されるべきインクの上に提供する。このようにして、硬化されるべきインクの近傍の酸素の量は、周囲の条件と比較して低減され、そしてこのようにしてインクのUV硬化の酸素阻害の割合が低減される。
図1はさらに、硬化用配置16の上流に配置され得る清浄用配置26を模式的に示す。清浄用配置26は、LED配置16の上流の基材22に向かって窒素の噴流を方向付けする。窒素の噴流は、硬化用配置の下に取り込まれた空気の量を低減し、したがって、硬化されるべきインクの領域において酸素の豊富な気体の量を低減し得る。
図3は、インクジェットプリントヘッドによって据え付けられるインクを硬化するために使用するLEDのアレイの形状を模式的に示す。アレイ60は、おおむね平行四辺形の形状である。基材22および硬化用配置16の相対的な移動の方向が示されている(硬化方向62)。アレイのLEDは、硬化方向62に対してほぼ垂直な列に配置される。列は、幅64を有し、そして図4により詳細に示されるように均等に間隔を置いた50個のLEDを備える。異なる配置が可能であり、例えば、図6aおよび6bに示されるアレイは、20個のLEDを平行に5列、備える。各列は、隣接する列とはわずかにオフセットになっており、平行四辺形の形状を形成する。
したがって、アレイ中のLEDの配置は、LEDのカラムがないようになっており、これらは硬化方向62に対して実質的に平行であることが理解される。このようにして、アレイの幅64を横切る基材によって受けられる放射線の強度における変化が、例えば、LEDの通常の四角形のアレイと比較して、低減され得る。これにより、より良い硬化の性能が得られる。
図4は、LED71のアレイの例をより詳細に示す。LED71は、10個のLEDが5列、配置され、本実施例では50個のLEDを有する。
列のLEDは、5個のユニットのピッチ73(1つのLEDの端から、その列の隣接するLEDの対応する端へ列に沿って測定される)を有して間隔を置かれており、その列は各々、1ユニットに等しいオフセット距離75の差でオフセットされている。これは、4ユニットにおける第一列のLEDから最後列のLEDまでの総オフセットを1つのLEDの幅にする。
したがって、各列の間のオフセットは、w/Nであり、ここで、wは、硬化方向に平行なLEDのピッチであり、そしてNは、硬化方向の列の数である。
図3を参照して、硬化の方向にLEDの全高さを有するアレイの中央領域66は、プリントヘッドのノズルアレイの幅と等しいか、またはわずかに大きいように選択されることが好ましい。
好ましくは、LEDアレイの幅は、ノズルアレイによって据え付けられるプリントの「包帯」の幅と実質的に同じである。アレイが四角形でない場合、好ましくは、プリントの包帯の幅は、LEDの列の「全」数を有するアレイの部分の幅と実質的に等しい(例えば、図5に示されるように)。異なる配置が使用され得る。1つ以上の包帯が同時に据え付けられる場合、1つ以上のLEDアレイが使用され得る。図5は、プリントキャリッジのレイアウトの例を模式的に示す。そのプリントキャリッジによって、2つの包帯が同時にノズルアレイ77、79の2つのセットによって据え付けられる。ノズルアレイの各セットは、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックのインクを使用するカラー印刷のためのノズルの4つのアレイを含む。
ノズルアレイ77、79の各セットの下流に取り付けられているのは、LEDアレイ80、81である。
図6aは、インクジェットプリンタに使用されるLEDアレイの配置の下側からの外観を示す。
配置100は、LEDアレイ102のセットを、周囲106内のキャビティ104内に備える。配置100は、さらに、LEDアレイ102に隣接して配置され、アレイの全幅にわたって延びている気体清浄キャビティ108を備え、その気体清浄キャビティ108およびLED周囲106は、使用されている基材の上のほぼ同じ高さにある。使用時、窒素ガスは、窒素出口110を通して、気体清浄キャビティに窒素チューブ112および供給ポート114から供給される(図6bを参照)。
使用時、LED配置100は、基材に対して移動し、気体清浄キャビティ108が基材の印刷される領域の上を通過し、その後にLEDアレイ102がその領域を通過し、インクの硬化をもたらす。
図6bは、その配置の側面図を示す。図6bにおいて、気体清浄キャビティ108が示され、LEDアレイがLED周囲106の後ろのキャビティ104内にセットされている。図6bは、その配置が支持体120を備えることを示し、支持体120はプリンタにその配置を取り付けるための取り付けブラケット122を各末端に備えることを示す。支持体120の上面に、冷却フィン124があり、これは熱伝導性材料を含み、LEDアレイ102からの熱を伝えるように作用する。ファン126は、冷却フィン124上に取り付けられ、フィンを冷却する。
図6bはまた、電気ワイヤ128、129を示し、これらはそれぞれファンおよびLEDアレイにつながっている。
窒素ガスは、半透膜を使用して公知の方法で空気から窒素と酸素とを分離するデバイス(不図示)から得られる。このような装置を使用して、瓶詰めの気体の必要性は避けられ、部屋の中への窒素ガスの正味の放出はない。代替的な配置において、二酸化炭素の供給源が使用され得、これは窒素よりも安全であり得る。なぜなら、窒素とは異なり、高濃度において人に窒息反応を引き起こすからである。アルゴンは代替物として使用され得るが、これは比較的高価である。
図7aおよび図7bは、LED配置200の代替的な例を示す。その配置は、図6aおよび図6bに示されたものと、LED202がキャビティ204中に設置されている点で類似している。しかしながら、この配置では、窒素はLEDキャビティ204中へ直接供給されている。金属パイプ210の対が、アレイのいずれかの側に(1つは上流に、そして1つは下流に)配置されている。窒素投入部214は、各パイプ210の各末端に提供される。各パイプ210は、キャビティ204内のその長さに沿ってスロット211を備え、パイプ210からの窒素がスロット211からキャビティ204へ放出される。パイプ210は、キャビティ内に回転可能に取り付けられ、その結果、パイプからの窒素の流れが、硬化されるべきインクに向かって所望のように方向付けられ得る。
図7bから明らかなように、配置は、取り付けブラケット222を各末端に、そして冷却フィンをその上面に有する支持体220を備える。ファン226は、支持体を冷却するために冷却フィン上に取り付けられる。ワイヤ228および229は、それぞれファン226およびLED202と連結される。
さらなる例において、多数の穴がLEDどうしの間のキャビティ内に導入される。酸素が低減されたガスが、そのキャビティ内にその穴を介して導入され、斯くして、圧力が増大され、そして放射線がインクに放射される領域においてガスの正圧を提供し、斯くして硬化を改善する。
システムの性能における大きな改善の可能性が、選択された放射線供給源(例えば、LED供給源)の出力に対するインクの特性を「チューニング」することによって得られうる。硬化反応は、インクが放射線に曝露されたときに起こり、そしてそれゆえインクの吸収特性が放射線供給源の放射出力に整合していることが非常に好ましい。
上記の方法において使用されるのに適したLED硬化装置およびインクの例を以下に記載する。
実施例1−382nmLEDと共に使用するためのUV硬化型インク
インク処方A:
プロポキシル化ネオペンチルグリコールジアクリレート 74.91部
Solsperse32000(Avecia製の分散剤) 0.48部
Irgalite Blue GLVO(Ciba製の青顔料) 1.44部
Genorad 16(Rahn AG製の安定剤) 0.12部
Rapi-cureDVE-3(ISP Europe製の2官能性ビニルエーテル) 15.0部
Lucerin TPO(BASF製の光重合開始剤) 8.0部
Byk 307(BYK Chemie製の消泡剤) 0.05部
この組成物は、25℃で16mPasの粘度を有するインクであった。このインクは、自己接着性ビニル上に被覆され、382nmのピーク波長を有する放射線を放射するLED供給源に曝露された場合、低減酸素環境下で首尾よく硬化された。使用したLEDは、Roithner Lasertechnik製のEIS09−0P0A9−02であった。
実施例2−405nmLEDと共に使用するためのUV硬化型インク
実験を、Roithner Lasertechnikから入手可能なLED B95−66−60供給源を使用して研究室で行った。供給源は、図2aおよび図2bに示されるように窒素の送り込みを可能にするハウジング内に取り付けられた。使用した窒素供給源は、Hankison Internationalから入手可能なHNG3−4Bであった。このような供給源の使用は、プリンタの領域において放出される正味の窒素がないという利点、および瓶詰めの気体を供給する必要がないという利点を有する。
このような配置は、窒素出力中に、いくらかの残渣の酸素を残していたが、残渣の酸素のレベルは、下記の条件を使用してインクを完全に硬化するのには十分に低かった(<1%)ことがわかった:
インク Sericol UviJetインク(シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラック)−フリーラジカル硬化インク
LED入力パワー 18V 300mA
ピーク放射 405nm
窒素流速 0.18m/hr
硬化アセンブリの速度 基材に対して1.0m/s
基材に据え付けられるインク 18g/m
この配置は、プリントヘッド14により据え付けられたインクを完全に硬化することが見出された。
インク:Sericol UviJetインク(シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラック)。インクの処方は、下記の処方Bに示される:
インク処方B:
プロポキシル化ネオペンチルグリコールジアクリレート 74.91部
Solsperse32000(Avecia製の分散剤) 0.48部
Irgalite Blue GLVO(Ciba製の青顔料) 1.44部
Genorad 16(Rahn AG製の安定剤) 0.12部
Rapi-cureDVE-3(ISP Europe製の2官能性ビニルエーテル) 15.0部
Trgacure 369(BASF製の光重合開始剤) 8.0部
イソプロピルチオキサントン(Lambson製の増感剤) 2部
Byk307(BYK Chemie製の消泡剤) 0.05部
光重合開始剤の吸光度は、405nmで概して低く、増感剤として使用することが好ましい。
この組成物は、25℃で16.8mPasの粘度を有するインクであった。インクは、自己粘着性のビニル上に被覆され、そして405nmのピーク波長を有する放射線を放射するLED供給源に曝露された場合に、低酸素環境下で首尾よく硬化された。
図8は、プリントヘッド上に取り付けられた放射線供給源によって「部分的硬化」が最初に行われて、基材上にプリントされたインクを固定する、プリンタ配置を示す。次いで、完全な硬化は、別の放射線供給源によって完了される。この配置において、部分的硬化供給源および完全硬化供給源の両方がLEDを備えるが、他の供給源がこれらのいずれかまたは両方に使用され得る。
図8は、インクジェットプリンタ300の上面図を示す。示されるプリンタ300の構成要素は、プリント基材304を支持する実質的に平坦な基材テーブル302を備え、プリント基材304の上に、X軸ビーム306が、Y軸方向308に基材を横切って移動するために取り付けられている。多数のプリントヘッド312および部分的硬化LEDアレイ314を備えるインクジェットプリンタキャリッジ310は、ビーム306に取り付けられる。キャリッジ310は、ビーム306に沿ってX軸方向316に上下に動くように配置される。別の例において、部分硬化放射線供給源は、UVランプを備えていてもよい。
図8に示されるように、基材304は動かず、ビーム306のY軸方向308の右から左への動作は、ビームに沿ったキャリッジ310の動きに対して実質的に垂直である。
完全硬化LEDアレイ318は、ビーム306に取り付けられて提供される。LEDアレイ318は、390〜400nmの領域における波長を有する硬化用放射線を放射する。別の例において、完全硬化放射線供給源は、UVランプを備えていてもよい。完全硬化LEDアレイ318は、X方向316において基材テーブル302の全幅に実質的に等しい長さを有し、そしてビーム306上に取り付けられ、その結果、基材テーブル302の上にあり、そのためその長さがX軸ビーム306に対して平行に、かつX方向366から所定の横方向の距離を置いて、配置される。
完全硬化LEDアレイ318には、不活化システム324が提供され、このシステムは基材104において完全に硬化されるべきインクの表面で窒素不活化気体を提供する。例えば、図6aおよび図6bに示される配置が使用され得る。この例において、インクの硬化を阻害する酸素阻害効果がもはや必要とされない場合、またはインクの表面において望まれる場合、窒素ガスは完全硬化の工程の間においてのみ基材において提供される。部分硬化供給源に関しては、不活化は提供されない。
完全硬化LEDアレイ318は、Y軸方向308に基材を横切って右から左に、X軸ビーム306の移動とともに、移動する。あるいは、完全硬化LEDアレイ318は、ビーム306が完全硬化LEDアレイ318に対して移動し得るように取り付けられる。例えば、アレイは別の移送機構上で基材の上を通過してもよい。
キャリッジ310は、インクジェットプリントヘッド312を含む。部分硬化LEDアレイ314は、プリントヘッド312の後ろに取り付けられ、そのため印刷中に、キャリッジ310が移動するにつれ、部分硬化LEDアレイ314は、キャリッジ310およびLEDアレイ314が基材304の上を移動するにつれ、プリントヘッド312の後を追う。
印刷は、基材テーブル302の右下隅にある開始位置320にあるキャリッジ310により開始する。キャリッジ310は、X軸方向316に、静止したX軸ビーム306に沿って移動し、それによりプリントヘッド312および部分硬化LEDアレイ314が、機材304を横切って移動し、その間、インクがインクジェットプリントヘッド312から基材上へ噴出し、それにより、基材の特定の領域を横切る印刷ストロークをもたらし、各プリントヘッドは、X軸ビーム306に対して平行な印刷された領域の四角形の「ストライプ」を形成する。印刷された領域の四角形のストライプの幅は、大体プリントヘッドの幅である。
特定の印刷ストロークの間に基材上に沈着されるべき全てのインクが、インクジェットプリントヘッド312から噴流されたとき、X軸ビーム306は、選択された印刷モード」に依存して、Y軸方向308に所定の量(通常、プリントヘッド312の幅よりも小さい)インデックスする。次いで、キャリッジ310は、上記のように第二の印刷ストロークを行い、それにより、基材の領域を、各々がX軸ビーム306の左へインデックスした後にさらなる印刷ストロークによって被う。印刷は、X軸ビーム306、キャリッジ310、部分硬化LEDアレイ314、および全長LEDアレイ318が基材テーブル302の底の右隅の末端位置322にくるまで、続く。
上記のように、いくつかの場合、例えば、放射線供給源がプリントヘッドに取り付けられ、プリントヘッドの移動速度が変化する場合、供給源からの放射線強度を変化させ、そうして所望のレベルの光沢が維持されることが望ましい。
インクによって受けられる硬化用放射線の強度を変化させる1つの方法は、1つ以上の放射線供給源の組み合わせを使用すること、および所望の数の供給源のスイッチをオンにして所望の表面仕上げを達成するように配置された簡単なスイッチング回路を使用することによる。
インクによって受けられる硬化放射線の強度を変化させる代替的な方法は、供給源によって放射される放射線のレベルを変化させることであり、これは、図9に関連して以下に記載するように、供給源への出力を変化させることによって達成され得る。
図9は、その入力を変化させるように配置された放射線供給源の例を模式的に示す。放射線供給源460は、プリントヘッド478に固定される。供給源460は、硬化用放射線476を基材474上に放射し、そして、電源レギュレータ464を介して電源462により電力を供給される。電源レギュレータ464は、シグナルインタフェース468を介してコントローラ466によって、および/または手動制御470によって、制御される。コントローラ466には、インタフェース472が提供され、これは、外部装置(例えば、プリンタ制御回路(不図示))からのシグナルが、コントローラ466がレギュレータ464を介して、供給源460への入力を調節するようにすることを可能にする。
従来のインクジェットプリントヘッドは、印刷しながら、変化する速度で移動し得、これは、異なる曝露時間および硬化放射線のレベルを受けるインクの異なる領域を生じることができる。プリントヘッドおよび供給源の基材に対する動作の相対的な速度は、供給源の出力が与えられれば、基材上のインクが受ける放射線のレベルを決定することができる。基材の異なる領域でのこの曝露の変動は、基材にわたる表面仕上げの不均一性を導き得る。
種々の速度で印刷している間の基材のある領域での固定されたレベルのインクの光沢は、図9を参照して記載されるような設定を使用して、硬化のレベルを変化させることによって達成され得ることが理解される。
硬化のレベルは、コントローラ466によって調節され得、これは、電源レギュレータ462から部分的供給源460へ供給される出力を調節するために使用され得る。あるいは、印刷システム(不図示)における印刷サーキットがインタフェース472またはインタフェース468によってインタフェースして、供給源への入力を、例えば、印刷する間のプリントヘッドの速度または印刷されるべきイメージに基づいて制御するために使用され得る。
それよりむしろ、いくつかの状況において、印刷されたインクの光沢のレベルを変化させることが望まれ得る。これは、印刷速度とは独立に、例えば、手動制御470を調整することによって、電源レギュレータを調節することによって、またはシグナルインタフェース468によって受ける電気シグナルによって、印刷された基材上の硬化のレベルを変化させて達成され得る。
本発明は、純粋に例示によってのみ記載され、そして細部の改変が本発明の範囲内で行われ得ることが理解される。
明細書、特許請求の範囲、および図面に開示された各特徴は、独立して、または任意の適切な組み合わせにおいて提供され得る。
図1は、インクジェットプリンタの印刷および硬化装置を模式的に示す。 図2aは、図1の硬化装置の配置をより詳細に示す。 図2bは、図1の硬化装置の配置をより詳細に示す。 図3は、硬化装置において使用するための発光ダイオードのアレイの形状を模式的に示す。 図4は、発光ダイオードのアレイを模式的に示す。 図5は、プリントカートリッジのための例示的なレイアウトを模式的に示す。 図6aは、LEDアレイの配置の底面図を示す。 図6bは、LEDアレイの配置の側面図を示す。 図7aは、LEDアレイの配置のさらなる例の底面図を示す。 図7bは、LEDアレイの配置のさらなる例の側面図を示す。 図8は、硬化用放射線を供給するためのLEDを使用するプリンタの配置を示す。 図9は、出力可変放射線供給源を示す。

Claims (50)

  1. プリンターの流体硬化用の放射線供給源において、前記供給源がLEDのアレイを備え、前記LEDのアレイは複数の隣接するLEDの列から構成され、LEDの列は隣接するLEDの列から列の方向に沿ってオフセットされている、放射線供給源。
  2. 前記LEDの列に垂直な方向に伸びるLEDの並び存在しないように、前記隣接するLEDの列が平行でありかつオフセットされている、請求項1に記載の放射線供給源。
  3. 前記供給源がLEDのN個の列を備え、当該LEDの各列が列の方向に沿ってwのピッチを有し、LEDの各列は隣接する列からYw/Nだけオフセットされており、Y、w、およびNは整数である、請求項1または2に記載の放射線供給源。
  4. 前記供給源がUV放射線を放射するように適合されている、請求項1〜3のいずれかに記載の放射線供給源。
  5. 前記供給源が細長い、請求項1〜4のいずれかに記載の放射線供給源。
  6. 前記放射線供給源の強度を変化させる手段を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の放射線供給源。
  7. インクジェットプリンターにおいてインクを硬化するように適合されている、請求項1〜6のいずれかに記載の放射線供給源。
  8. 放射線硬化型流体の硬化に使用される装置であって、請求項1〜7のいずれかに記載の放射線供給源を有する装置。
  9. さらに放射線供給源の領域に不活化環境を提供する手段を有する、請求項8に記載の装置。
  10. 低酸素ガスまたは窒素ガスのガス供給源を備える、請求項8または9に記載の装置。
  11. さらに前記放射線供給源の領域にシュラウドを備える、請求項8〜10のいずれかに記載の装置。
  12. キャビティを備え、前記供給源が前記キャビティ内に取り付けられており、前記装置が前記キャビティに正圧をかけるための手段を備える、請求項8〜11のいずれかに記載の装置。
  13. さらに前記放射線供給源を冷却する手段を備える、請求項8〜12のいずれかに記載の装置。
  14. さらにプリントヘッドを備え、前記不活化環境が前記プリントヘッドの領域に提供されないような配置である、請求項8〜13のいずれかに記載の装置。
  15. 基材上に印刷流体をプリントするのに使用するプリンターであって、該プリンターは前記流体を硬化する放射線供給源を備え、ここで、該プリンターは硬化作業中に前記放射線供給源と前記基材との間で硬化方向に相対的な移動を与えるように配置され、前記放射線供給源はアレイ状の複数の放射線放射素子を備え、前記アレイにおける素子はいずれの隣接する素子と共に前記硬化方向に一列に並ばないような配置である、プリンター。
  16. 前記アレイは複数の隣接する素子の列から構成され、素子の列は隣接する素子の列から前記硬化方向に対して垂直な方向にオフセットされている、請求項15に記載のプリンター。
  17. 前記硬化方向へ伸びる素子の並び存在しないように、前記隣接する素子の列がオフセットされている、請求項15または16に記載のプリンター。
  18. 前記供給源が素子のN個の列を備え、当該素子の各列が列の方向に沿ってwのピッチを有し、素子の各列は隣接する列からYw/Nだけオフセットされており、Y、w、およびNは整数である、請求項15〜17のいずれかに記載のプリンター。
  19. 前記供給源が請求項1〜7のいずれかに記載のものか、または前記プリンターが請求項9〜14のいずれかに記載の装置を備える、請求項15〜18のいずれかに記載のプリンター。
  20. 放射された放射線の少なくとも90%が50nm未満の幅を有するバンドに波長を有するような素子である、請求項15〜19のいずれかに記載のプリンター。
  21. 前記流体がインクである、請求項15〜19のいずれかに記載のプリンター。
  22. プリンターにおいて放射線硬化型流体の硬化に使用する装置であって、該装置は放射線放射素子のアレイを備える放射線供給源を有し、前記放射線放射素子のアレイは複数の隣接する素子の列から構成され、素子の列は隣接する素子の列から列に沿った方向にオフセットされている、装置。
  23. 前記素子の列に垂直な方向に伸びる素子の並び存在しないように、前記隣接する素子の列が平行でありかつオフセットされている、請求項22に記載の装置。
  24. 前記供給源が素子のN個の列を備え、当該素子の各列が列の方向に沿ってwのピッチを有し、素子の各列は隣接する列からYw/Nだけオフセットされており、Y、w、およびNは整数である、請求項22に記載の装置。
  25. 前記供給源がUV放射線を放射するように適合されている、請求項22〜24のいずれかに記載の装置。
  26. 放射された放射線の少なくとも90%が50nm未満の幅を有するバンドに波長を有するような素子である、請求項22〜25のいずれかに記載の装置。
  27. プリンターの流体硬化用の放射線供給源において、該供給源は放射線放射素子のアレイを有し、該素子はアレイにおいて非直角配置である、放射線供給源。
  28. 放射線硬化型流体を硬化させる方法であって、硬化されるべき前記流体に向かって請求項1〜7または27のいずれかに記載の放射線供給源から放射線を放射する工程を包含する、方法。
  29. 請求項8〜14または22〜26のいずれかに記載の装置、または請求項15〜21のいずれかに記載のプリンターを用いて放射線硬化型流体を硬化させる方法であって、硬化されるべき前記流体に向かって前記放射線供給源から放射線を放射する工程を包含する、方法。
  30. さらに放射線供給源の領域に不活化環境を提供する工程を包含する、請求項28または29に記載の方法。
  31. 前記流体を基材に塗布する工程をさらに包含し、
    前記放射線が、前記基材上の流体に向かって放射され、前記流体が前記基材に塗布される領域には不活化環境が提供されない、請求項28〜30のいずれかに記載の方法。
  32. 前記放射線供給源の前記領域にシュラウドを提供する工程をさらに包含する、請求項28〜31のいずれかに記載の方法。
  33. さらに窒素不活化環境を提供する工程を包含する、請求項28〜32のいずれかに記載の方法。
  34. 前記供給源の近傍領域に対して低酸素ガスを供給する工程を包含する、請求項28〜33のいずれかに記載の方法。
  35. さらに前記供給源の前面に気体カーテンを提供する工程を包含する、請求項28〜34のいずれかに記載の方法。
  36. 前記低酸素ガスの指向化可能な出口を提供する工程を包含する、請求項34または35に記載の方法。
  37. 前記供給源の領域に正圧で気体を供給する工程を包含する、請求項28〜36のいずれかに記載の方法。
  38. 前記供給源がキャビティ内に取り付けられており、前記方法が当該キャビティに正圧をかける工程を包含する、請求項28〜37のいずれかに記載の方法。
  39. 前記放射線の供給源を冷却する工程を包含する、請求項28〜38のいずれかに記載の方法。
  40. 前記LEDがUV放射線を放射する、請求項28〜39のいずれかに記載の方法。
  41. 前記流体がインクを含む、請求項28〜40のいずれかに記載の方法。
  42. 前記流体が、所定の波長の放射線に曝露された場合に反応性であるように適合されている、請求項28〜41のいずれかに記載の方法。
  43. 前記流体が、前記放射線供給源からの放射線に曝露された場合にのみ反応性であるように適合されている、請求項28〜42のいずれかに記載の方法。
  44. 前記流体が、前記放射線供給源によって放射される放射線に反応するように適合されている成分を含有する、請求項28〜43のいずれかに記載の方法。
  45. 前記流体が、前記供給源によって放射される放射線に反応するように適合されている光重合開始剤を含有する、請求項41〜44のいずれかに記載の方法。
  46. 前記流体が、前記供給源によって放射される放射線に対して反応するように適合されている光増感剤を含有する、請求項41〜45のいずれかに記載の方法。
  47. 前記流体が、前記放射線硬化型流体のスペクトル応答を延長するように適合された光増感剤を含有する、請求項41〜46のいずれかに記載の方法。
  48. 前記流体がインクジェットインクを含有する、請求項28〜47のいずれかに記載の方法。
  49. インクジェット印刷技術を用いて前記インクを基材に塗布する工程をさらに包含する、請求項48に記載の方法。
  50. 前記放射線供給源の強度を変化させる工程をさらに包含する、請求項28〜49のいずれかに記載の方法。
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