JP4799087B2 - 遊技機の演出装置 - Google Patents

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本発明は、演出部品の駆動回路基板を再利用容易な遊技機の演出装置に関する。
遊技機の演出装置は、入賞球検出器(のような入力機器)が遊技盤に設けられた入賞口に入賞した球を検出して入賞検出信号を制御部に出力すると、制御部のCPUがROMに記憶されたプログラムに従いRAMを処理の一時記憶手段として用いた制御処理を実行し、制御部の駆動回路部がCPUの実行結果に従いランプ(のような出力機器)を駆動し、ランプがCPUの実行結果を反映した演出を行う。しかしながら、制御部と駆動回路部とを別々の基板に構成するものの、制御部を構成する基板や駆動回路部を構成する基板が遊技盤に設けられた場合、遊技機枠を交換することなく、遊技盤だけを新しい機種に交換すると、新しい機種の遊技盤にも使用可能な駆動回路部を構成する基板までも交換されるという欠点があった。
特開2004−298534号公報
発明が解決しようとする問題点は、制御部を構成する基板や駆動回路部を構成する基板が遊技盤に設けられた場合、遊技機枠を交換することなく、遊技盤だけを古い機種から新しい機種に交換すると、新しい機種の遊技盤にも使用可能な駆動回路部を構成する基板までもが古い遊技盤と一緒に交換されてしまい、駆動回路部を構成する基板を再利用できないという欠点があった。
本発明に係る遊技機の演出装置は、遊技機枠と、遊技機枠に搭載された遊技盤と、遊技機枠の前側に開閉可能に取り付けられた前扉及び皿構造体と、遊技盤の裏面に取り付けられた演出制御回路基板及び主制御回路基板と、前扉に設けられた演出部品と、前扉に設けられた駆動回路基板と、前扉の前面や皿構造体の前面から遊技者によって操作可能なように設けられた演出用操作スイッチとを備え、演出制御回路基板及び駆動回路基板がそれぞれ双方向シリアル通信回路を有し、演出制御回路基板と駆動回路基板とが両端にコネクタを備えた配線により互いに接続されたことによって、駆動回路基板と演出制御回路基板との間で双方向シリアル通信が可能に構成され、遊技盤の裏面に設けられた球検出器が主制御回路基板に球検出信号を出力し、主制御回路基板が制御信号を演出制御回路基板に出力し、演出制御回路基板が制御信号に基づいて生成した駆動信号を駆動回路基板に出力することによって、駆動回路基板が演出部品を駆動するとともに、駆動回路基板が、演出用操作スイッチからの演出指示信号を受けて当該演出指示信号を演出制御回路基板に送信することによって、演出制御回路基板が遊技者の意思に基づく演出指示信号に応じた演出部品駆動信号を駆動回路基板に出力し、駆動回路基板が演出指示信号に応じた演出駆動信号によって演出部品を駆動することを特徴とする。
本発明に係る遊技機の演出装置によれば、駆動回路基板が前扉に設けられたので、遊技機枠を交換することなく、遊技盤だけを古い機種から新しい機種に交換した場合に、駆動回路基板を当該新しい機種の演出部品用の駆動回路基板として再利用(流用)できる
図1乃至図4は、発明を実施するための最良の形態である。図1は、遊技機としてのパチンコ機の遊技機枠1と遊技盤20とを分離して示す。図2は、前扉4を構成する前パネル51と後パネル52とを分離して前側から示す。図3は、パチンコ機の演出装置を構成する前扉4の縦断面を示す。図4は、パチンコ機の演出装置の制御の流れを示す。本明細書において、「前」、「後」、「裏」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図1の状態に遊技機枠1を置いて矢印Sで示す前側から見た場合に特定される方向である。「後」と「裏」とは同じ方向である。
図1を参照し、パチンコ機の遊技機枠1と遊技機枠1に搭載される遊技盤20とを説明する。遊技機枠1は、固定枠2の前側に可動枠3を開閉可能に備え、可動枠3の前側に前扉4および皿構造体5を開閉可能に備える。可動枠3は前枠とも呼ばれる。可動枠3は、左側に位置するヒンジ6を中心とし、固定枠2の前側で前側に開かれかつ後側に閉じられるように片開き可能である。前扉4および皿構造体5は、個別に、左側に位置するヒンジ7を中心とし、可動枠3の前側で前側に開かれかつ後側に閉じられるように片開き可能である。可動枠3の右側部には、施錠装置8とロック機構9;10;11が設けられる。前扉4は、パネル枠とも呼ばれ、前後方向に貫通する窓12を備える。前扉4の裏面には、パネル構造体14が開閉可能に設けられる。パネル構造体14は、左側に位置するヒンジ15を中心とし、前扉4の裏側で裏側に開かれかつ前側に閉じられるように片開き可能である。
そして、可動枠3が閉じられて固定枠2にロック機構9で開閉不能に支持され、前扉4および皿構造体5が閉じられて可動枠3にロック機構10;11で開閉不能に支持された状態において、遊技店の店員が図外のキープレート(鍵)を遊技機枠1の前側から施錠装置8の鍵穴に挿入し、当該キープレートを例えば右側に90度回転操作すると、固定枠2と可動枠3とのロック機構9による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が可動枠3を前側に引くことによって、可動枠3はヒンジ6を中心として前側に片開きされる。また、上記施錠装置8の鍵穴に挿入されたキープレートが例えば左側に90度回転操作されると、可動枠3と前扉4とのロック機構10による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が前扉4を前側に引くことによって、前扉4はヒンジ7を中心として前側に片開きされる。このように、前扉4が前側に開かれた状態において、パネル構造体14が前扉4の側に閉じられ、店員がロック機構16を操作してパネル構造体14のロック受止部17に係合すると、パネル構造体14が前扉4にロック機構16で開閉不能に支持され、パネル構造体14の前面が前扉4における窓12の周縁と接触し、パネル構造体14が窓12を裏側から塞ぐ。
その状態において、店員がロック機構16を操作し、ロック機構16とロック受止部17との係合が解除され、店員がパネル構造体14を後側に引くことによって、パネル構造体14がヒンジ15を中心として前扉4から後側に片開きされる。また、前扉4が前側に開かれ、パネル構造体14が前扉4に開閉不能に支持された状態において、遊技盤20が可動枠3の前側から可動枠3の内部に装着される。そして、前扉4が閉じられて可動枠3にロック機構10で開閉不能に支持されることによって、遊技盤20の前面における図外の遊技領域が遊技機枠1の窓12およびパネル構造体14を通して見える形態となる。その後、店員がキープレートを施錠装置8の鍵穴から前側に抜き取る。
皿構造体5の前面には、受皿部18、発射操作機構19が設けられる。可動枠3の閉じられた皿構造体5で覆い隠される前面には発射機構21が設けられる。皿構造体5の裏面には、球取入口34および球供給口35が設けられる。球取入口34は、遊技機枠1の裏面に設けられた図外の払出機構から払出球中継樋36を経由して排出される球を受皿部18に供給する部分である。球供給口35は、受皿部18から発射機構21に球を供給する部分である。遊技機枠1の裏面には、電源装置200、発射払出制御装置201、上述した払出機構などの枠側遊技部品が取り付けられる。
遊技盤20の裏面には、球案内体22、演出表示制御ユニット23、主制御装置24が設けられる。演出表示制御ユニット23は、前側に図外の図柄表示装置、演出制御回路基板111を備える。主制御装置24は、主制御回路基板112を備える。遊技盤20の右側部には、盤側取付部25が、上下に位置して設けられる。盤側取付部25は、ロック挿入孔26を個別に備える。図示しないが、遊技盤20の前面には、内ガイドレールと外ガイドレールとからなるガイドレールが設けられ、ガイドレールで囲まれた内側の遊技領域には、始動入賞部品、一般入賞部品、可変入賞部品、センター飾りと呼ばれる飾り部品、サイドランプ飾り、遊技釘、風車、アウト口が設けられる。
前面及び裏面に上述した装置や部品などの設けられた遊技盤20が、遊技機枠1に次のように装着される。前扉4が可動枠3の前側に開けられた状態において、遊技盤20の前面が前側に向けられ、遊技盤20の裏側が可動枠3の方向に向けられ、遊技盤20が可動枠3の前側から可動枠3の盤収納室27に挿入され、遊技盤20の下部が盤棚28の上に載せられ、遊技盤20の左側部が盤押圧体29と盤受ストッパ30との間に挿入され、遊技盤20の左側部が盤押圧体29で前側に押されつつ盤押圧体29と盤受ストッパ30とで前後方向から挟まれた後、遊技盤20の右側部が作業者によって後側に押されると、盤ロック機構31のロック操作体32が盤側取付部25のロック挿入孔26に後側から挿入されて前側に突出する。その状態において、作業者がロック操作体32を例えば左方向に90度回転操作すると、ロック操作体32がロック挿入孔26の周りにおける盤側取付部25と係合し、遊技盤20が可動枠3に取り付けられる。このように遊技盤20が可動枠3に取り付けられた場合、遊技盤20の裏面に設けられた球案内体22、演出表示制御ユニット23、主制御装置24が、可動枠3の中央開口部33を経由して盤収納室27よりも裏側に突出する。
パチンコ機の演出装置は、遊技機枠1、前扉4、遊技盤20、制御回路基板101、駆動回路基板102、演出部品103を備える。前扉4は、前パネル51、後パネル52を備える。制御回路基板101は、演出制御回路基板111と主制御回路基板112とにより構成される。
図2を参照し、前扉4を説明する。前扉4の前パネル51は、合成樹脂により形成された、前板53、前外枠部54、前内枠部55を備える。前板53には、矩形の板の中央に板の前後に貫通する開口部56が形成される。前板53の開口部の回りには、演出部品103としてのLED66の光を前板53の裏側から前側に透過する複数の光透過部57が個別に設けられ、前板53の右上部には、演出部品103としてのスピーカ67の音を前板53の裏側から前側に通過させる複数の音通過部58が設けられる。前外枠部54は、前板53の外周縁より後方に延長する上壁、左右側壁、下壁により形成される。前内枠部55は、開口部56の周縁より後方に延長する筒壁により形成される。前板53の裏には、前板53の裏面と前外枠部54の内面と前内枠部55の内面とで囲まれた凹部59が形成される。
前扉4の後パネル52は、合成樹脂により形成された、後板61、後外枠部62、後内枠部63を備える。後板61には、矩形の板の中央に板の前後に貫通する開口部64が形成される。後外枠部62は、後板61の外周縁より前方に延長する上壁、左右側壁、下壁により形成される。後内枠部63は、開口部64の周縁より前方に延長する筒壁により形成される。後板61の前面と後外枠部62の内面と後内枠部63の外面とで囲まれた凹部65が形成される。この凹部65の前側内面となる後板61の前面にはLED66の搭載された複数の電飾基板68が取り付けられる。後板61の前面における左右の上部にはスピーカカバー69がそれぞれ設けられる。このスピーカカバー69の裏側に対応する後板61の裏面にスピーカ67が取り付けられる。
後パネル52は、複数の電飾基板68として、中継電飾基板71、スピーカ下電飾基板72、左電飾基板73、左下電飾基板74、右下電飾基板75、右電飾基板76、上電飾基板77を備える。中継電飾基板71は、後板61の前面における左上角部に設けられる。スピーカ下電飾基板72は、後板61の前面における開口部の左上部に設けられる。左電飾基板73は、後板61の前面における左側縁に沿って設けられる。左下電飾基板74は、後板61の前面における左下部に設けられる。右下電飾基板75は、後板61の前面における右下部に設けられる。右電飾基板76は、後板61の前面における右側縁に沿って設けられる。上電飾基板77は、後板61の前面における上側縁に沿って設けられる。中継電飾基板71と左電飾基板73とが両端にコネクタ40を備えた配線81により互いに接続される。左電飾基板73とスピーカ下電飾基板72とが両端にコネクタ40を備えた配線82により互いに接続される。左電飾基板73と左下電飾基板74とが両端にコネクタ40を備えた配線83により互いに接続される。左下電飾基板74と右下電飾基板75とが両端にコネクタ40を備えた配線84により互いに接続される。右下電飾基板75と右電飾基板76とが両端にコネクタ40を備えた配線85により互いに接続される。中継電飾基板71と上電飾基板77とが両端にコネクタ40を備えた配線86により互いに接続される。上述した複数の電飾基板68は、図外の止ねじが後板61の前面より前方に突出して設けられた取付支柱88に電飾基板68の前側から締結されることで後板61の前面に取り付けられる。
後パネル52は、係止片91と係止爪92とを備える。係止片91は、後パネル52における後外枠部62の上部及び下部の前面の左右において個別に前方に突出して設けられる。係止爪92は、係止片91の前部において上方に延長して設けられる。前パネル51における前外枠部54の上部及び下部の内面の左右には、係止片91の係止爪92が係合する係合孔93が形成される。後パネル52の後板61の前面における4つの角部から前方に突出する後パネル取付支柱94が設けられ、前パネル51の前板53の裏面における4つの角部から後方に突出する前パネル取付支柱95が設けられる。図3に示すように、係止片91の係止爪92と係合孔93とを係合させて前パネル51と後パネル52とが前後に合わされた状態で、止ねじ96aが後パネル取付支柱94に形成された取付孔96と前パネル取付支柱95とに形成された図外の取付孔とに締結されることによって、前パネル51と後パネル52とが前後に結合されて前扉4が形成される。前パネル51と後パネル52とが前後に結合されることで、前パネル51と後パネル52とで囲まれた部品収納空間97が形成される。複数の電飾基板68及びLED66が部品収納空間97における光透過部57の後方に配置され、これにより、LED66の光が光透過部57を経由して前扉4の前方に透過する。尚、前パネル51と後パネル52とが分離可能な構成としたため、部品収納空間97に配置される複数の電飾基板68やLED66の点検作業や交換作業も容易にできる。
図1に戻って、前扉4の後パネル52の後板61の裏面には、駆動回路基板102が設けられる。駆動回路基板102は、後板61の裏面における開口部64の右上に相当する位置に設けられる。図外の止ねじが駆動回路基板102の裏面を抑える押え板98の裏側から押え板98とともに駆動回路基板102を経由して後板61の裏面の図外の取付支柱に締結されることにより、駆動回路基板102が後板61の裏面に取り付けられる。スピーカ67;67は、後板61の裏面において開口部64の上部の左右に相当する位置にそれぞれ設けられる。スピーカ67;67は図外の止ねじにより後板61の裏面に取り付けられる。
後板61の裏面に取り付けられた駆動回路基板102の前側に相当する後板61には、後板61の前後に貫通する図外の通孔が形成され、駆動回路基板102の前面に実装された図外のLEDがエラー表示灯として通孔に対応して設けられる。この通孔とエラー表示灯とを前側から覆うように後板61の前面にはエラー表示灯カバー104が取り付けられる(図2参照)。このエラー表示灯カバー104の部分は、前パネル51で覆われず、前扉4の前側から目視できる。
主制御回路基板112と演出制御回路基板111とが両端にコネクタ40を備えた制御配線113により互いに接続される。演出制御回路基板111と駆動回路基板102とが両端にコネクタ40を備えた駆動配線115により互いに接続される。駆動回路基板102と中継電飾基板71とが両端にコネクタ40を備えた中継配線116により互いに接続される。後板61の中継電飾基板71の設けられている位置に対応して後板61の前後に貫通する接続孔117が形成される。中継電飾基板71の裏面には中継コネクタ118が実装され、この中継コネクタ118と中継配線116のコネクタ40とが接続孔117を経由して互いに接続可能に構成される。駆動回路基板102とスピーカ67の入力端子とが両端にコネクタ40を備えた配線120により互いに接続される。
図1及び図4に示すように、駆動回路基板102は、LED駆動回路121、スピーカ駆動回路122、双方向シリアル通信回路123を備える。演出制御回路基板111は、制御回路の他に、駆動回路基板102のスピーカ駆動回路122と駆動配線115により互いに接続された出力回路125、駆動回路基板102の双方向シリアル通信回路123と駆動配線115により互いに接続された双方向シリアル通信回路126を備える。
次にパチンコ機の動作を説明する。パチンコ機は、図外の電源スイッチの投入により、電源装置200から図外の電力供給配線を経由し、発射払出制御装置201、主制御装置24、演出制御ユニット23、駆動回路基板102を経由して、スピーカ67や電飾基板68のLED66のような演出部品103、その他の電気部品に駆動電力が供給される。即ち、島と呼ばれる遊技機設置構造体の電源設備からの商用電源を図外の電源コネクタを経由して電源装置200に入力し、電源装置200がパチンコ機に搭載された電気部品の駆動に必要な複数の電力を生成して電気部品に供給する。主制御装置24の主制御回路基板112が電源スイッチのオン動作に伴う電力供給で起動し、球が受皿部18に入っている状態において、遊技者が発射操作機構19を操作すると、発射払出制御装置201が発射機構21を発射操作機構19から出力された操作量に応じた発射力で例えば1分間に1から100発未満までの所定数の間隔で駆動し、発射機構21が球を1個ずつ遊技盤20の前面の内ガイドレールと外ガイドレールとの間に形成された図外の発射通路に向けて発射する。発射通路に発射された球が、発射通路から遊技領域に入り遊技領域を流下する過程において、いずれかの入賞部品に入賞したならば、その入賞部品の球検出器から入賞検出信号が主制御回路基板112に出力される。主制御回路基板112は入賞検出信号を入力して所定の制御処理を実行し、演出部品103の制御信号を演出制御ユニット23の演出制御回路基板111に出力する。演出制御回路基板111は駆動回路基板102に駆動信号を出力し、駆動回路基板112が演出部品103を駆動する。これにより、演出部品103がCPUの実行結果を反映した演出を行う。つまり、図4に示すように、遊技盤20の裏面に設けられた球検出器105のような入力機器が主制御回路基板112に球検出信号を出力し、主制御回路基板112が制御信号を演出制御回路基板111に出力し、演出制御回路基板111が制御信号に基づいて生成した駆動信号を駆動回路基板102に出力することによって、駆動回路基板102がスピーカ67や電飾基板68に実装されたLED66のような演出部品103を駆動する。即ち、駆動回路基板102が、主制御回路基板112と演出制御回路基板111とにより構成された制御回路基板101からの出力で演出部品103を動作させる。駆動回路基板102が双方向シリアル通信回路123を備え、演出制御回路基板111が双方向シリアル通信回路126を備え、駆動回路基板102と演出制御回路基板111との間で双方向シリアル通信が可能なので、駆動回路基板102が、前扉4の前面や皿構造体5の前面から遊技者によって操作可能なように設けられた演出用操作スイッチ106からの演出指示信号を受けて演出制御回路基板111に送信することによって、演出制御回路基板111が遊技者の意思に基づく演出指示信号に応じた演出部品駆動信号を駆動回路基板102に出力でき、駆動回路基板102が演出指示信号に応じた演出駆動信号によって演出部品103を駆動できる。
最良の形態によれば、図3に示すように、前扉4は、前パネル51と後パネル52とが前後に結合されて形成され、前パネル51が光透過部57と音通過部58(図2参照)とを備え、光透過部57の後方に対応する後パネル52の前面には演出部品103としてのLED66のような光源を実装した複数の電飾基板68が設けられ、音通過部58の後方に対応する後パネル52の裏面には演出部品103としてのスピーカ67のような音出力器が設けられ、後パネル52の裏面には駆動回路基板102が設けられた構成とした。よって、遊技機枠1を交換することなく、遊技盤20だけを古い機種から新しい機種に交換する際には、古い機種の遊技盤20の演出制御回路基板112と駆動配線115との接続を解除し、可動枠3から古い機種の遊技盤20を取り外し、新しい機種の遊技盤20を可動枠3に搭載して当該新しい機種の遊技盤20の演出制御回路基板112と前扉4に設けられた駆動回路基板102とを駆動配線115により互いに接続することによって、遊技盤20だけを古い機種から新しい機種に交換した場合に、駆動回路基板102を当該新しい機種の演出部品用の駆動回路基板102として再利用(流用)できる。しかも、遊技盤20だけを古い機種から新しい機種に交換する作業を、駆動配線115による配線接続作業によって簡単に行える。前扉4の後パネル52の裏面に駆動回路基板102を設けたので、前扉4の前パネル51の前面に演出部品103を設けるスペースを多くできて、前パネル51の前面に演出部品103としてのLED66を万遍なく配置でき、演出効果を高めることができるとともに駆動回路基板102への配線作業も容易にできる。複数の電飾基板68を前パネル51の前面に集約して設けたので、複数の電飾基板68同士の配線作業も容易にできる。
前扉4は、前パネル51と後パネル52とが前後に結合されて形成され、前パネル51が複数の光透過部57と音通過部58とを備えた構成としたことによって、光透過部57や音通過部58の後方に位置するように演出部品103としての光源や音出力器を前パネル51あるいは後パネル52に自由に配置できる。例えば、スピーカ67を前パネル51の裏面あるいは後パネル52の前面に設けたり、LED66を実装した複数の電飾基板68を前パネル51の裏面に設けることも可能となる。これに伴い、駆動回路基板102を後パネル52の前面や前パネル51の裏面に設けることも可能となる。すなわち、前扉4の前パネル51や後パネル52に対して、光源、音出力器のような演出部品103、及び、駆動回路基板102を自由に配置できる。
パチンコ機の遊技機枠と遊技盤とを分離した分解斜視図(最良の形態)。 前扉を構成する前パネルと後パネルとを分離して前側から示した分解斜視図(最良の形態)。 前扉の縦断面(最良の形態)。 パチンコ機の演出装置の制御ブロック図(最良の形態)。
符号の説明
1 遊技機枠、4 前扉、20 遊技盤、51 前パネル、52 後パネル、
66 LED(演出部品)、67 スピーカ(演出部品)、101 制御回路基板、
102 駆動回路基板、103 演出部品。

Claims (1)

  1. 遊技機枠と、遊技機枠に搭載された遊技盤と、遊技機枠の前側に開閉可能に取り付けられた前扉及び皿構造体と、遊技盤の裏面に取り付けられた演出制御回路基板及び主制御回路基板と、前扉に設けられた演出部品と、前扉に設けられた駆動回路基板と、前扉の前面や皿構造体の前面から遊技者によって操作可能なように設けられた演出用操作スイッチとを備え、
    演出制御回路基板及び駆動回路基板がそれぞれ双方向シリアル通信回路を有し、演出制御回路基板と駆動回路基板とが両端にコネクタを備えた配線により互いに接続されたことによって、駆動回路基板と演出制御回路基板との間で双方向シリアル通信が可能に構成され、
    遊技盤の裏面に設けられた球検出器が主制御回路基板に球検出信号を出力し、主制御回路基板が制御信号を演出制御回路基板に出力し、演出制御回路基板が制御信号に基づいて生成した駆動信号を駆動回路基板に出力することによって、駆動回路基板が演出部品を駆動するとともに、
    駆動回路基板が、演出用操作スイッチからの演出指示信号を受けて当該演出指示信号を演出制御回路基板に送信することによって、演出制御回路基板が遊技者の意思に基づく演出指示信号に応じた演出部品駆動信号を駆動回路基板に出力し、駆動回路基板が演出指示信号に応じた演出駆動信号によって演出部品を駆動することを特徴とする遊技機の演出装置。
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