JP6257556B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、制御基板と電気部品との電気的な接続を中継する中継基板を備えた遊技機に関するものである。
例えば、遊技機の代表例の一つとしてのパチンコ機には、固定枠に開閉自在に組み付けられた本体枠に、パチンコ球が流下可能な遊技領域が前面側に形成された遊技盤が着脱自在に配設されている。遊技領域には、パチンコ球が入賞可能な入賞口が設けられており、パチンコ球が入賞口に入賞するか否かによって遊技者の興趣が高められる。遊技盤は、遊技領域を前面側に形成する板状部材と、この板状部材の後面に組み付けられる箱状部材とを備えており、該板状部材および箱状部材の内側には、演出装置や各種センサ等の各種部品を収容する収容空間が画成されている。また、遊技盤の後面には制御基板が配設されており、該制御基板と演出装置等とが遊技盤の後面に配設した中継基板を介して配線接続されている(例えば、特許文献1)。
特開2009−11679号公報
ここで、中継基板を遊技盤の後面に配置する構成においては、収容空間に配置した演出装置やセンサ等の電気部品の配線を遊技盤の後面側に引き出して中継基板に接続する必要があることから、遊技盤の後面側で配線の取り回しが煩雑となる虞がある。
そこで本発明は、従来の技術に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、配線の取り回しが容易な遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願請求項1に係る遊技機は、
複数の電気部品(62,63,64a,64b,72,73,74)を収容する収容空間(53)を画成する空間画成部材(50)と、前記空間画成部材(50)の外側に配置される制御基板(34)と、前記制御基板(34)および前記複数の電気部品(62,63,64a,64b,72,73,74)の接続を中継する中継基板(36,37)とを備えた遊技機において、
前記中継基板(36)が前記収容空間(53)に配設されて、当該中継基板(36)と前記制御基板(34)側とを接続する配線が、前記空間画成部材(50)に形成された配線挿通口(56a)に挿通さると共に、当該中継基板(36)と前記電気部品(62,63,64a,64b)側とを接続する配線が、前記収容空間(53)の内側に収容され、
前記収容空間(53)には、複数の電気部品(62,63,64a,64b,72,73,74)が一方側および他方側に振り分けられて収容され、前記一方側に収容された複数の電気部品(62,63,64a,64b)が、当該一方側に配置された前記中継基板(36)と接続されると共に、前記他方側に収容された複数の電気部品(72,73,74)が、当該他方側に配置された別の中継基板(37)と接続されるよう構成されたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、中継基板を収容空間に配置することで、当該中継基板の破損を防止することができる。また、電気部品の配線を収容空間の外側に引き出して中継基板に接続する必要がないから、収容空間の外側での配線の取り回しを容易とすることができる。
また、収容空間に収容された電気部品と中継基板とを電気的に接続するための配線が過度に長くなるのを防止できるから、収容空間における配線の取り回しを容易とすることができる。
本願には、次のような技術的思想が含まれる。
前記収容空間(53)に収容された所定の電気部品(64a,64b)と電気的に接続されると共に前記中継基板(36)と電気的に接続された他の基板(39)を備え、
前記中継基板(36)と前記他の基板(39)とが基板面方向に重なる状態で前記収容空間(53)に配置されたことを要旨とする。
上記構成によれば、中継基板とは別体に他の基板を設け、両基板を基板面方向に重ねることで、中継基板が収容空間において占有するスペースを該中継基板の基板面と平行な方向に小さくすることができるから、収容空間における各種部品の設置スペースを大きく損なうことがない。
本願には、次のような技術的思想が含まれる。
前記中継基板(36)は、前記配線挿通口(56a)に対して前記電気部品(62,63,64a,64b)より近接するよう前記収容空間(53)に配設されたことを要旨とする。
上記構成によれば、収容空間内に収容された中継基板に対して制御基板側の配線を着脱し易くすることができる。
本願には、次のような技術的思想が含まれる。
前記中継基板(36)は、前記制御基板(34)に繋がる配線のコネクタが接続されるコネクタ接続部(CNa)が一方の基板面に配設されて、該一方の基板面に配設されたコネクタ接続部(CNa)が前記配線挿通口(56a)に臨むよう配置され、
前記中継基板(36)における前記一方の基板面を覆う被覆部材(90)を備え、
前記被覆部材(90)には、前記コネクタ接続部(CNa)を挿通させて前記配線挿通口(56a)に臨ませるコネクタ挿通口(97)が形成されたことを要旨とする。
上記構成によれば、制御基板側の配線を配線挿通口からコネクタ接続部に接続させ得る構成としつつ、収容空間の外側から配線挿通口を介して中継基板の一方の基板面に加工を施すといった不正行為を防止することができる。
本発明に係る遊技機によれば、配線の取り回しを容易とすることができる。
実施例に係るパチンコ機を示す正面図である。 実施例に係る遊技盤を示す正面図である。 実施例に係る設置部材から電飾パネルを取り外した状態を示す正面図である。 実施例に係る設置部材から電飾パネルを取り外した状態を示す背面図である。 実施例に係る設置部材における上中継基板の配設部位を示す要部拡大正面図である。 図5から上中継基板を取り外した状態を示している。 実施例に係る設置部材における要部の分解斜視図である。 (a)は、被覆部材の正面図であり、(b)は、被覆部材に配置した上中継基板と、上接続基板との位置関係を示している。 図3のA−A線断面図である。 図3のB−B線断面図である。なお、遊技盤および設置部材を縦断した状態を示している。 実施例に係るパチンコ機の電気的な接続関係を示す回路図である。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、遊技機としては、一般的なパチンコ機を例にして説明する。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機を前側(遊技者側)から見た状態で指称する。
(パチンコ機10について)
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤20を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤20の裏側に、演出(表示演出)を実行可能な演出手段としての図柄表示装置(図柄表示手段)17が着脱可能に配設されている。この図柄表示装置17では、所定条件の成立(後述する始動入賞口30へのパチンコ球の入賞)を契機として演出用の図柄(以下飾図という)を変動表示させて図柄変動演出を行うようになっている。また、中枠12の前面側には、遊技盤20を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護板13bで前後に開口する窓口13aを覆うよう構成された装飾枠としての前枠(扉体)13が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組み付けられている。更に、前枠13の下部位置には、パチンコ球を貯留する上球受け皿14が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14が一体的に開閉するよう構成されている。なお、上球受け皿14は、前枠13と別体に形成して、中枠12に対して開閉可能に組み付けるようにしてもよい。また、実施例では、図柄表示装置17として、飾図の他に各種絵柄やキャラクタ等を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置が採用されているが、これに限られるものではなく、ドラム式の図柄表示装置やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の表示装置を採用し得る。
また、前枠13には、窓口13aの外周を囲繞するよう枠ランプ(発光手段)19が配設されると共に、前枠13の上隅部に、音声や効果音を出力可能なスピーカ(音出力手段)18が配設されている。すなわち、枠ランプ19に設けられたLED等の発光体(図示せず)を点灯・点滅したり、スピーカ18から適宜の音声を出力することで、前記図柄表示装置17での図柄変動演出に合わせて演出を行い得るよう構成されている。すなわち、前枠13に配設された枠ランプ19は、発光演出を実行可能な演出手段として機能すると共に、前枠13に配設されたスピーカ18は、音演出を実行可能な演出手段として機能している。なお、上球受け皿14や下球受け皿15に対して枠ランプ19またはスピーカ18を配設するよう構成してもよい。
前記中枠12の右下方位置には、該中枠12に配設された図示しない球発射装置を作動する操作ハンドル16が設けられている。操作ハンドル16は、左回転方向に付勢された操作レバー16aを備えており、該操作レバー16aを右回転するよう遊技者が回動操作することで球発射装置が作動されて、前記上球受け皿14に貯留されたパチンコ球が前記遊技盤20の遊技領域20aに向けて1球ずつ発射されるようになっている。ここで、操作レバー16aの回動量に応じて前記球発射装置によるパチンコ球の打球力が強弱変化するよう構成されている。
前記パチンコ機10において前記前枠13の前方から視認できない位置(具体的には、中枠12の後面側や遊技盤20の後面側)には、パチンコ機10に関する統括的な制御を行う主制御基板33(図11参照)が配設されると共に、主制御基板33からの制御信号に基づいて演出に関する制御を行う演出制御基板34(図11参照)が配設されている。この演出制御基板34は、主制御基板33からの制御信号を受けて前記図柄表示装置17の表示内容を制御したり、図柄変動演出に合わせて前記枠ランプ19や可動演出装置60,70,80(後述)等の発光態様を制御したり、図柄変動演出に合わせて前記スピーカ18の音出力態様を制御したり、図柄変動演出に合わせて可動演出装置60,70,80に設けられる可動体61a,61b,71,81の動作態様を制御したりするようになっている。なお、演出制御基板34からの制御コマンドに基づいて制御を実行する他の制御基板を備え、当該他の制御基板が、枠ランプ19や可動演出装置60,70,80の発光態様を制御したり、スピーカ18の音出力態様を制御したり、可動体61a,61b,71,81の動作態様を制御したりするようにしてもよい。
(遊技盤20について)
前記遊技盤20は、アクリルやポリカーボネート等の光透過性の合成樹脂材から所定板厚の略矩形状に形成された平板状の透明板(遊技領域形成部材)であって、該遊技盤20の裏側に前記図柄表示装置17が着脱自在に組み付けられている。遊技盤20の前側には、図2に示すように、略円形状に湾曲形成した案内レール21が配設されており、該案内レール21によって、パチンコ球が流下可能(移動可能)な略円形の遊技領域20aが画成されている。この遊技盤20には、遊技領域20aから遊技盤20の後方に貫通する装着口(図示せず)が適宜位置に開設されており、各装着口には、パチンコ球が入賞可能な入賞口を有する入賞装置(例えば、パチンコ球が入賞可能な始動入賞口30が設けられた始動入賞装置29や、パチンコ球が入賞可能となる特別入賞口32が設けられた特別入賞装置31)や、画像表示面17aの前方位置に表示窓口25aが前後に開口するよう形成された枠状装飾体25といった各種の遊技部品が前側から取り付けられる。また、遊技領域20aの最下部位置には、該遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球を排出するアウト口22が開設されている。実施例のパチンコ機10は、パチンコ球が遊技領域20aを流下して始動入賞口30に入賞した場合に、当該入賞(当り判定条件の成立)を契機として特図当り判定(当り判定)が実行され、この当り判定の結果が当りの判定となることで、特別入賞口32へのパチンコ球の入賞が許容されて遊技者に有利な特別遊技(当り遊技)が生起されるようになっている。なお、遊技盤20は、ベニヤ材や合成樹脂材等の非光透過性の板部材の表面に装飾シール等を貼付したものであってもよい。
(設置部材50について)
前記遊技盤20の後面には、部品を設置可能な設置部材50が取り付けられている。図3に示すように、設置部材50は、後端部を構成する略矩形状の背面板51と、この背面板51の外周縁から前方に延在する上下および左右の側板52とにより全体として前側が開口する箱状に構成されている。そして、背面板51および上下左右の側板52により、部品を収容可能な収容空間53が遊技盤20の後側に画成されている。すなわち、設置部材50は、収容空間53を画成する空間画成部材として機能している。
前記設置部材50には、背面板51を後側から覆うように図柄表示装置17が取り付けられており、背面板51には、前後に開口する表示用開口51a(図3および図4参照)が形成されて、前記図柄表示装置17の画像表示面17aが設置部材50の前側から視認可能に表示用開口51aに臨んでいる。表示用開口51aは、前記枠状装飾体25の表示窓口25aの後方位置に形成されており、表示用開口51aに臨む画像表示面17aが枠状装飾体25の表示窓口25aを通じて遊技盤20の前側から視認し得るようになっている。図柄表示装置17の後側には、図示しない基板ケースに収容された前記演出制御基板34が着脱可能に取り付けられている。そして、図柄表示装置17や演出制御基板34の下方には、演出制御基板34を制御する主制御基板33が、図示しない基板ケースに収容されて背面板51の後方位置に配設されている。なお、背面板51は、前記図柄表示装置17の取付部位よりも下側に設けた背面設置凹部55(図4参照)が前側に偏倚するよう設けられ、背面設置凹部55には、主制御基板33との電気的な接続を中継するメイン中継ユニット35が配設されている。
図3に示すように、前記収容空間53には、可動演出および発光演出を行う可動体61T,61U,71,81を備えた可動演出装置60,70,80や、遊技盤20の前側から視認可能な電飾パネル54等の各種演出手段が設置されており、これらの演出手段が図柄表示装置17での図柄変動演出に合せて演出を行うように構成されている。そして、収容空間53には、前記可動演出装置60,70,80の構成部品として、複数の電気部品(後述する駆動手段62,72,82、原位置センサ63,73,83および発光基板64a,64b,74,84等)が収容されている。また、収容空間53には、電飾パネル54を構成する電気部品として、図示しない発光基板等が収容されている。これらの電気部品は、収容空間53の外側に配置される演出制御基板34に対して中継基板36,37,38を介して電気的に接続されている。また、実施例では、電気部品の一部(発光基板64a,64b,74,84)と中継基板36,37,38との間に接続基板39,40,41が配線接続されている。接続基板39,40,41は、フラットケーブルにより電気部品(発光基板64a,64b,74,84)と接続されている。
図4に示すように、前記背面板51には、設置部材50の上側の側板52と連なる上縁部の左右方向一端部に、上端部から下側へ向かうにつれて後方へ偏倚する傾斜状の傾斜壁部56が形成されている。そして、傾斜壁部56には、収容空間53に配設された後述する上中継基板36から引き出される配線を挿通するための配線挿通口56aが形成されている。配線挿通口56aは、前記図柄表示装置17の側面近傍と、収容空間53の左上隅部(後述する配線処理部100)とを前後に連通している。また、背面板51の背面設置凹部55には、前記メイン中継ユニット35の取付位置を避けた位置に、収容空間53に配設された後述する下中継基板37の制御側コネクタ接続部CNaを露出させるコネクタ露出口55aが形成されている。
図3に示すように、前記収容空間53に収容された複数の可動演出装置60,70,80は、前記設置部材50の背面板51に取り付けられている。具体的に、図3に示すように、表示用開口51aの上側には、上可動体61T,61Uを動作可能に設けた上可動演出装置60が配設されている。また、表示用開口51aの下側には、下可動体71を動作可能に設けた下可動演出装置70が配設されている。更に、表示用開口51aの右側には、右可動体81を動作可能に設けた右可動演出装置80が、上下に離間して2組配設されている。このように、複数の可動演出装置60,70,80は、表示用開口51aの周囲に分散配置されている。
図3に示すように、各可動演出装置60,70,80には、可動体61T,61U,71,81を駆動する電気部品としての駆動手段62,72,82が設けられている。駆動手段62,72,82は、例えば回転駆動力を導出する電動モータであり、ギヤ等の動力伝達手段を介して可動体61T,61U,71,81と連結されている。可動体61T,61U,71,81は、常には原位置(図5に示す位置)に位置しており、駆動手段62,72,82からの駆動力が動力伝達手段を介して伝達されることで所定の動作(可動演出)を実行するように構成されている。また、各可動演出装置60,70,80には、可動体61T,61U,71,81を検出する電気部品としての原位置センサ63,73,83が設けられており、可動体61T,61U,71,81が原位置にある状態で原位置センサ63,73,83が可動体61T,61U,71,81を検出するように構成されている。
実施例の前記可動体61T,61U,71,81は、待機位置(原位置、図4参照)と、待機位置よりも収容空間53の中央側(遊技盤20の中央側)に位置する動作位置(図3参照)との間で変位するよう構成されている。具体的に説明すると、可動体61T,61U,71,81は、待機位置を一方の移動端として、動作位置へ向けて変位可能に構成されている。そして、待機位置にある状態では、設置部材50の上下および左右の側板52に近接し、収容空間53の前端部に配設された電飾パネル54(図10参照)の後側に少なくとも一部が隠れるようになっている。なお、電飾パネル54は、設置部材50の前端部において画像表示面17aの前方を避けて上下および左右の側板52の内側に沿うよう環状に設けられ、駆動手段や原位置センサや発光基板等の電気部品を備えている。また、可動体61T,61U,71,81は、待機位置から最も離間した動作位置(他方の移動端)にある状態では、電飾パネル54から露出して画像表示面17aの前側(すなわち、表示用開口51aの前側)に位置すると共に、枠状装飾体25の表示窓口25aに後側から臨むようになっている。なお、電飾パネル54の一部には、図10に示すように、パネル基部54aに対してパネル扉54bを左右方向にスライド移動可能に設けたものが採用されている。
ここで、上可動体61T,61U、下可動体71および右可動体81は、図3に示すように、待機位置から動作位置に変位した際に各可動体61T,61U,71,81が有する意匠構成部61b,71b,81aが集合して、複数の意匠構成部61b,71b,81bによって一体的な1つの意匠体(実施例では、「義」の文字を象った意匠体)Dを構成するようになっている。なお、上可動演出装置60には、上可動体61T,61Uが複数(実施例では2つ)組み付けられており、各上可動体61T,61Uが共通の上駆動手段62からの駆動力を受けて待機位置および動作位置の間で変位するようになっている。すなわち、複数の上可動体61T,61Uと、複数の右可動体81,81と、下可動体71とで意匠体Dを構成するようになっている。なお、以下の説明では、複数(2つ)の上可動体61T,61Uのうち動作位置で上側(待機位置で右側)に位置する上可動体を「第1上可動体61T」と指称し、動作位置で下側(待機位置で左側)に位置する上可動体を「第2上可動体61U」と指称することがある。
(下可動演出装置70について)
図3に示すように、前記下可動演出装置70は、前記設置部材50(背面板51の内壁面)に取り付けられる下可動ベース部材70Aを備え、この下可動ベース部材70Aに、前後方向に延在する下揺動軸75を中心として揺動する前記下可動体71と、下可動体71を駆動する下駆動手段72と、下可動体71に設けられた図示しない被検出片を検出する下原位置センサ73とが取り付けられている。図11に示すように、電気部品としての下駆動手段72および下原位置センサ73は、背面板51の内壁面に配設された下中継基板37と夫々配線接続され、下中継基板37を介して演出制御基板34と電気的に接続されている。前記下可動体71は、下揺動軸75を中心として揺動する可動アーム71aと、この可動アーム71aの延出端部に設けられた前記意匠構成部71bと、この意匠構成部71bに配設された電気部品としての下発光基板74とを備えている。下可動体71の意匠構成部71bは、前面を形成する部位の少なくとも一部が光透過性の合成樹脂材により形成され、下発光基板74の前面に設けた図示しない発光体(LED)から前方へ向けて照射される光を受けて点灯するようになっている。図11に示すように、下発光基板74は、下中継基板37と横並びで背面板51に配設された下接続基板40と配線接続され、下接続基板40は、下中継基板37と配線接続されている。すなわち、下発光基板74は、下接続基板40および下中継基板37を介して演出制御基板34と電気的に接続されている。
前記下可動体71が待機位置にある場合には、図5に示すように、前記可動アーム71aが揺動左端に位置して下揺動軸75から左上方に延出する状態となり、意匠構成部71bが左側の側板52に近接して電飾パネル54(図10参照)と背面板51との前後間に収納されるようになる。一方で、下可動体71が待機位置から動作位置に変位した場合には、可動アーム71aが揺動右端へ向けて回動して下揺動軸75から右上方に延出する状態となり、意匠構成部71bが電飾パネル54と背面板51との前後間から画像表示面17aの前方へと露出する。
(下中継基板37について)
図3および図4に示すように、前記下中継基板37には、演出制御基板34に繋がる配線のコネクタが接続される制御側コネクタ接続部CNaが、該下中継基板37の後面に配設されると共に、収容空間53に収容された電気部品に繋がる配線のコネクタが接続される部品側コネクタ接続部CNbが、該下中継基板37の前面に複数配設されている。具体的に、複数の部品側コネクタ接続部CNbには、前記下駆動手段72からの配線のコネクタや、前記下原位置センサ73からの配線のコネクタや、前記右中継基板38に繋がる配線のコネクタや、前記右接続基板41に繋がる配線のコネクタが接続される。ここで、下中継基板37の後面に配設された制御側コネクタ接続部CNaは、前記背面板51の背面設置凹部55に開設された前記コネクタ露出口55aを介して設置部材50の後方に突出するように構成されている。このように、下中継基板37を収容空間53に設けて部品側コネクタ接続部CNbに繋がる配線を収容空間53内に収容することで、設置部材50の後面側には制御側コネクタ接続部CNaに繋がる配線のみが露出することになる。すなわち、設置部材50の後面側に取り回される配線を少なくできることで、設置部材50の後面側で配線の取り回しが煩雑になるのを防止すると共に、配線の断線等の発生を防止している。
(右可動演出装置80について)
図3に示すように、上下2組の前記右可動演出装置80は夫々、前記設置部材50(背面板51の内壁面)に取り付けられる右可動ベース部材80Aを備え、この右可動ベース部材80Aに、前後方向に延在する右揺動軸85を中心として揺動する前記右可動体81と、右可動体81を駆動する右駆動手段82と、右可動体81に設けられた図示しない被検出片を検出する右原位置センサ83とが取り付けられている。図11に示すように、電気部品としての右駆動手段82および右原位置センサ83は、背面板51の内壁面に配設された右中継基板38と配線接続され、右中継基板38および下中継基板37を介して演出制御基板34と電気的に接続されている。前記右可動体81は、前記右揺動軸85から径方向に延出すると共に右揺動軸85を中心として揺動する可動アーム81aと、この可動アーム81aの延出端部に設けられた前記意匠構成部81bと、この意匠構成部81bに配設された電気部品としての右発光基板84とを備えている。右可動体81の意匠構成部81bは、前面を形成する部位の少なくとも一部が光透過性の合成樹脂材により形成され、右発光基板84の前面に設けた図示しない発光体(LED)から前方へ向けて照射される光を受けて点灯するようになっている。図11に示すように、右発光基板84は、背面板51に配設された右接続基板41と配線接続され、右接続基板41は、前記下中継基板37と配線接続されている。すなわち、右発光基板84は、右接続基板41および下中継基板37を介して演出制御基板34と電気的に接続されている。
(右中継基板38について)
図3に示すように、前記右中継基板38には、下中継基板37に繋がる配線のコネクタが接続される制御側コネクタ接続部CNaが前面左部に配設されると共に、収容空間53に収容された電気部品に繋がる配線のコネクタが接続される部品側コネクタ接続部CNbが前面右部に複数配設されている。具体的に、複数の部品側コネクタ接続部CNbには、上下の前記右可動演出装置80に設けられた右駆動手段82からの配線のコネクタや、上下の前記右可動演出装置80,80に設けられた右原位置センサ83からの配線のコネクタが接続される。このように、右中継基板38を収容空間53に設けて部品側コネクタ接続部CNbに繋がる配線を収容空間53内に収容すると共に、右中継基板38の後面には演出制御基板34と直接的に繋がる配線と接続せず、下中継基板37に配線接続するように構成することで、設置部材50の後面側に取り回される配線を少なくして、設置部材50の後面側で配線の取り回しが煩雑になることや、配線の断線等の発生を防止し得るようになっている。
また、前記右中継基板38の前面側には、制御側コネクタ接続部CNaの配設領域と部品側コネクタ接続部CNbの配設領域との間に所定の間隙が形成されており、この間隙には、入賞口に入賞したパチンコ球を排出するための球排出通路27が上下に通過するよう設けられて、該球排出通路27の後面が右中継基板38の前面に当接している。すなわち、球排出通路27は、右中継基板38が背面板51の内壁面から前側に外れるのを規制する規制部材(基板押え)として機能している。
(上可動演出装置60について)
図3、図5、図6および図7に示すように、前記上可動演出装置60は、前記設置部材50(背面板51の内壁面)に取り付けられる上可動ベース部材60Aを備え、この上可動ベース部材60Aに、前後方向に延在する第1上揺動軸65Tを中心として揺動する前記第1上可動体61Tと、前後方向に延在する第2上揺動軸65Uを中心として揺動する前記第2上可動体61Uと、第1上可動体61Tおよび第2上可動体61Uを駆動する上駆動手段62と、第2上可動体61Uに設けられた被検出片66を検出する上原位置センサ63とが取り付けられている。図11に示すように、電気部品としての上駆動手段62および上原位置センサ63は、背面板51の内壁面に配設された上中継基板36(図3および図6参照)と配線接続され、上中継基板36を介して演出制御基板34と電気的に接続されている。前記第1上可動体61Tは、複数の前記第1上揺動軸65Tから径方向に並行して延出すると共に第1上揺動軸65Tを中心として揺動する複数の可動アーム61aと、この可動アーム61aの延出端部に設けられた前記意匠構成部61bと、この意匠構成部61bに配設された電気部品としての第1上発光基板64aとを備えている。また、前記第2上可動体61Uは、前記第2上揺動軸65Uから径方向に延出すると共に第2上揺動軸65Uを中心として揺動する可動アーム61aと、この可動アーム61aの延出端部に設けられた前記意匠構成部61bと、この意匠構成部61bに配設された電気部品としての第2上発光基板64bとを備えている。第1上可動体61Tおよび第2上可動体61Uの各意匠構成部61b,61bは、前面を形成する部位の少なくとも一部が光透過性の合成樹脂材により形成され、第1上発光基板64aおよび第2上発光基板64bの各前面に設けた図示しない発光体(LED)から前方へ向けて照射される光を受けて点灯するようになっている。図11に示すように、電気部品としての第1上発光基板64aおよび第2上発光基板64bは、上可動ベース部材60Aの左端部に位置する後述する取付面部67の前面に配設された上接続基板39(図6および図7参照)と配線接続され、上接続基板39は、上中継基板36と配線接続されている。すなわち、第1上発光基板64aおよび第2上発光基板64bは、上接続基板39および上中継基板36を介して演出制御基板34と電気的に接続されている。
前記第1上可動体61Tが待機位置にある場合には、前記可動アーム61aが揺動右端に位置して第1上揺動軸65Tから右方に延出する状態となり、意匠構成部61bが上側の側板52に近接して電飾パネル54と背面板51との前後間に収納されるようになる。一方で、第1上可動体61Tが待機位置から動作位置に変位した場合には、可動アーム61aが揺動左端へ向けて回動して第1上揺動軸65Tから下方に延出する状態となり、意匠構成部61bが電飾パネル54(図10参照)と背面板51との前後間から画像表示面17aの前方へと露出する。また、前記第2上可動体61Uが待機位置にある場合には、前記可動アーム61aが揺動左端に位置して第2上揺動軸65Uから左方に延出する状態となり、意匠構成部61bが左側の側板52に近接して電飾パネル54と背面板51との前後間に収納されるようになる。一方で、第2上可動体61Uが待機位置から動作位置に変位した場合には、可動アーム61aが揺動右端へ向けて回動して第2上揺動軸65Uから下方に延出する状態となり、意匠構成部61bが電飾パネル54と背面板51との前後間から画像表示面17aの前方へと露出する。
前記上可動演出装置60に設けた前記第1上可動体61Tは、第1上揺動軸65Tの軸線方向視(正面視)において、待機位置および動作位置の間の移動軌跡が、前記上側の右可動体81の待機位置および動作位置の間の移動軌跡と重なるようになっている。ここで、第1上可動体61Tは、前記意匠体Dを構成する場合に上側の右可動体81との干渉を回避し得るように、上側の右可動体81を待機位置から動作位置へ向けて移動開始させる前に、動作位置まで移動させるよう演出制御基板34に制御されるようになっている。また、前記第2上可動体61Uは、第2上揺動軸65Uの軸線方向視において、待機位置および動作位置の間の移動軌跡が、前記下可動体71の待機位置および動作位置の間の移動軌跡と重なるようになっている。ここで、第2上可動体61Uは、前記意匠体Dを構成する場合に下可動体71との干渉を回避し得るように、下可動体71に対して第2上揺動軸65Uの軸線方向後側に偏倚した位置を揺動するよう構成されている。すなわち、第2上可動体61Uと下可動体71とは、正面視で移動軌跡が重なるものの、実際には前後に異なる位置を移動するため、意匠体Dを構成する際に相互に干渉しないようになっている。
(上中継基板36について)
図5および図7に示すように、前記上中継基板36には、演出制御基板34に繋がる配線のコネクタが接続される制御側コネクタ接続部CNaが後面(一方の基板面)に配設されると共に、収容空間53に収容された電気部品に繋がる配線のコネクタが接続される部品側コネクタ接続部CNbが前面に複数配設されている。具体的に、複数の部品側コネクタ接続部CNbには、前記上駆動手段62からの配線のコネクタや、前記上原位置センサ63からの配線のコネクタや、前記上接続基板39に繋がる配線のコネクタが接続されている。このように、上中継基板36を収容空間53に設けて部品側コネクタ接続部CNbに繋がる配線を収容空間53内に収容することで、設置部材50の後面側には制御側コネクタ接続部CNaに繋がる配線のみが配線挿通口56aを通じて設置部材50の後面側に引き出される。すなわち、設置部材50の後面側に取り回される配線を少なくできることで、設置部材50の後面側で配線の取り回しが煩雑になるのを防止して、配線の断線等の発生を防止している。また、上接続基板39には、第1上発光基板64aおよび第2上発光基板64bからの配線を1つに纏めて上中継基板36に配線接続するよう構成されている。上中継基板36と上接続基板39とは、前後方向(基板面方向)に重なる状態で収容空間53に配置することで、上中継基板36および上接続基板39を一枚の基板として収容空間53に設ける場合と較べて、収容空間53において基板面と平行な方向に占有するスペースを縮小している。なお、上中継基板36や上接続基板39は、収容空間53内において下可動体71と前後位置で重なると共に、下可動体71の待機位置および動作位置の間の移動範囲から外れた位置(後述する配線処理部100)に配置されている。具体的には、図10に示すように、上中継基板36および上接続基板39が前後に重なる状態で待機位置にある下可動体71の上側に隣接して配置されている。
図5に示すように、前記上中継基板36には、固定ネジ(固定手段)を挿通する通孔36aが形成されている。そして、この通孔36aに挿通した固定ネジを、後述する被覆部材90の基板固定部93に螺挿することで、上中継基板36を被覆部材90に固定し得るようになっている。なお、上中継基板36は、被覆部材90によって後面を被覆された状態で、収容空間53の左上隅部(後述する配線処理部100)に位置するように背面板51に配設される(図10参照)。
(被覆部材90について)
図7および図8に示すように、前記被覆部材90は、前側が開放した箱状に形成されている。具体的には、前記上中継基板36の後面を被覆する後壁91が上中継基板36の外形に略整合する形状に形成されると共に、上中継基板36の外周端面に対向する周壁92が、後壁91の外周縁から前方に延出するよう形成されている。この被覆部材90は、透明な合成樹脂により形成されており、後壁91や周壁92により被覆される上中継基板36の後面や外周端面の視認性が確保されている。
図7および図8に示すように、前記被覆部材90には、前記上中継基板36の一側部の前面と係合して前方への移動を規制する係合片95が、周壁92の前端部から内方に突出するよう形成されている。なお、上中継基板36は、上部が下部よりも右方に延出して幅広に形成されており、被覆部材90もこれに合わせて上部が右方に大きく形成されている。そして、幅広とされた被覆部材90の上部の右側部に、上下一対の係合片95が形成されている。これにより、基板固定部93と通孔36aとを固定ネジにより固定する前に、上中継基板36の上部の右側部を係合片95に係合させて位置合わせし得るようになっている。また、前記被覆部材90の後壁91には、前記上中継基板36の通孔36aに前側から挿通させた固定ネジが螺挿されて上中継基板36を固定するための基板固定部93が、周壁92の内側で前方に突出するよう形成されている。
前記周壁92の内周面には、前記上中継基板36の外周端面に当接する当接部96が内方に突出するよう形成されている。当接部96は、周壁92の延在方向に相互に離間するよう複数設けられている。また、当接部96は、周壁92の内面および後壁91の前面に沿って延出して断面視L字状に屈曲する突壁とされ、後壁91の前面に沿う部分(後壁91の前面から前方に突出する部分)が、上中継基板36の後面に当接するようになっている。なお、基板固定部93は、突出端面が上中継基板36の後面を支持するよう設けられ、当接部としても機能している。すなわち、被覆部材90は、周壁92および後壁91の内側で当接部96によって上中継基板36を保持することで、上中継基板36との間に適宜の隙間を形成して上中継基板36の周囲の空気循環を促して上中継基板36の高温化を防止している。
図8(a)および図9に示すように、前記後壁91には、前記上中継基板36の制御側コネクタ接続部CNaを挿通させるコネクタ挿通口97が形成されている。コネクタ挿通口97は、前記上中継基板36の制御側コネクタ接続部CNaの外形よりやや大きな内縁形状に形成されており、該コネクタ挿通口97以外の部分では、後壁91が上中継基板36の後面の略全体を被覆し得るように構成されている。ここで、被覆部材90に上中継基板36を取り付けた状態では、制御側コネクタ接続部CNaがコネクタ挿通口97から被覆部材90の後方へ突出するようになっている。
図5および図8に示すように、前記被覆部材90には、設置部材50に固定される部位として嵌合部94が設けられている。実施例では、被覆部材90の上縁および下縁を形成する周壁92から上方および下方に突出するよう嵌合部94が設けられると共に、被覆部材90において右方に延出する部分の周壁92から下方に突出するよう嵌合部94が設けられ、各嵌合部94に、固定ネジが前側から挿通される挿通孔94aが前後に貫通するよう形成されている。そして、被覆部材90は、後述する配線処理部100に設けた載置ボス部102に嵌合部94を嵌合した状態で、該嵌合部94の挿通孔94aに挿通した固定ネジを載置ボス部102に螺挿することで、載置部101の前側に被覆部材90(上中継基板36)が固定されるようになっている。
(配線処理部100について)
図7に示すように、設置部材50の上側の側板52および左側の側板52と背面板51とで画成される収容空間53の左上隅部には、上可動演出装置60等に関する配線を処理するための配線処理部100が設けられている。配線処理部100は、上中継基板36を設置し得るように構成され、上中継基板36に繋がる配線が取り回されるようになっている。ここで、配線処理部100には、配線挿通口56aが形成されており、設置部材50の後面側に配設された演出制御基板34と繋がる配線のコネクタが制御側コネクタ接続部CNaに接続されるようになっている。
図6および図7に示すように、前記配線処理部100には、設置部材50における背面板51から上側の側板52および左側の側板52に沿って前方に突出する載置部101が設けられている。載置部101の前端面には、前方へ突出するよう載置ボス部102が形成されており、載置ボス部102に嵌合部94を嵌合させて固定ネジで固定することにより、被覆部材90が収容空間53の配線処理部100に固定される。すなわち、被覆部材90は、載置ボス部102と嵌合部94とが嵌合した状態で背面板51から前方に離間する位置で固定されて、被覆部材90と背面板51との間に間隙が形成されるようになっている。なお、取付面部67にも、載置ボス部102が設けられており、被覆部材90における右側部の嵌合部94が嵌合して固定ネジにより固定されるようになっている。すなわち、被覆部材90は、配線処理部100において、設置部材50の載置部101と、上可動演出装置60の取付面部67とに夫々設けられた載置ボス部102に固定されるようになっている。
図7に示すように、前記載置部101の前端面には、前記載置ボス部102の他に、該載置ボス部102よりも突出寸法の大きなパネル用ボス部103が設けられており、このパネル用ボス部103の前端部に当接させて固定された電飾パネル54のパネル基部54a(図10参照)が、被覆部材90の前側に取り付けられた上中継基板36を前側から覆うように配置されている。そして、パネル基部54aの後面が、前記配線処理部100の前側を画成している。すなわち、上中継基板36は、パネル基部54aと被覆部材90との間に配置されている。ここで、パネル基部54aと被覆部材90との間において、上中継基板36の前面に設けた複数の部品側コネクタ接続部CNbに繋がる配線(上駆動手段62や上原位置センサ63から引き出された配線や、上接続基板39から引き出された配線や、パネル基部54aから引き出された配線)の取り回し領域57とされている。そして、パネル基部54aが上中継基板36の前面を被覆することで、上中継基板36の前面(部品側コネクタ接続部CNb)に繋がる配線が、パネル基部54aの前側で移動する前記パネル扉54bと接触しないようになっている。これにより、パネル扉54bへの配線の引っ掛かりによる配線の断線等の不具合が生じるのを防いでいる。
ここで、前記被覆部材90および前記背面板51の間には、図5および図8(b)に示すように、上接続基板39が配置される基板配置領域X1と、上中継基板36の制御側コネクタ接続部CNaが配置される接続部配置領域X2と、第2上可動体61U(具体的には、可動アーム61a)が移動可能な可動領域X3とが設けられている。なお、便宜上、配線処理部100として、取り回し領域57、基板配置領域X1および接続部配置領域X2の他に、可動領域X3も含むこととする。
図5および図8(b)に示すように、前記基板配置領域X1には、表示用開口51aの上側に配置された上可動演出装置60の左端部が配置されている。前述したように、この上可動演出装置60の左端部には、上接続基板39を取り付けるための取付面部67が形成されており、取付面部67の前面に上接続基板39が配設されている。すなわち、基板配置領域X1には、被覆部材90および背面板51の間に上接続基板39が配置されると共に、被覆部材90および上接続基板39の間で、上中継基板36の後面に設けた制御側コネクタ接続部CNaに繋がる配線(上接続基板39の前面から引き出されて第1上発光基板64aおよび第2上発光基板64bに繋がる配線)が取り回されている。そして、被覆部材90が上中継基板36の後面を被覆することで、上接続基板39に繋がる配線が上中継基板36の後面と接触しないようになっている。これにより、上接続基板39および上中継基板36の破損等の不具合が生じるのを防いでいる。
図7に示すように、前記基板配置領域X1の左側には、接続部配置領域X2が設けられており、上中継基板36の後面から後方に突出するよう設けられた制御側コネクタ接続部CNaが、取付面部67および上接続基板39の左側に並んでいる。なお、基板配置領域X1および接続部配置領域X2は、背面板51から前方に延出して上下に延在するように設けられた隔壁104で区画されている。接続部配置領域X2の上部後側は、前記背面板51の上縁部に設けられた前記傾斜壁部56により画成されており、該傾斜壁部56に形成された配線挿通口56aが、制御側コネクタ接続部CNaの後方に位置している。ここで、配線挿通口56aは、制御側コネクタ接続部CNaの下端より上側に設けられている。すなわち、上中継基板36の制御側コネクタ接続部CNaから配線挿通口56aを通過して設置部材50の後側に引き出される配線を、配線挿通口56aの開口下縁によって斜め上方へ案内することができることで、制御側コネクタ接続部CNaに繋がる配線に対して後述する可動領域X3を移動する第2上可動体61Uが引っ掛かる不具合を防止し得るように構成されている。
ここで、前記基板配置領域X1および接続部配置領域X2は、上側の側板52に沿う載置部101の下側近傍に形成されて、被覆部材90の上部に対して後側に重なるように設けられている。そして、基板配置領域X1および接続部配置領域X2の下側には、第2上可動体61Uにおける可動アーム61aの可動領域X3が、被覆部材90の下部に重なるように設けられている。上接続基板39の下側近傍(取付面部67の下部)に位置する可動領域X3の上端部には、前記上原位置センサ63が配置されており、該上原位置センサ63によって可動アーム61aの前記被検出片66を検出するよう構成されている。このように、背面板51から前方に離間した位置に被覆部材90が設けられると共に、被覆部材90および背面板51の間において上接続基板39や制御側コネクタ接続部CNaが上側に集約配置されることで、被覆部材90の後側に第2上可動体61Uの可動領域X3が確保されている。そして、被覆部材90が上中継基板36の後面を被覆することで、第2上可動体61Uの可動アーム61aが上中継基板36の後面と接触しないようになっている。これにより、上中継基板36の破損等が生じるのを防いでいる。
〔実施例1の作用〕
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
実施例のパチンコ機10は、上駆動手段62、上原位置センサ63、第1上発光基板64a、第2上発光基板64b、下駆動手段72、下原位置センサ73、下発光基板74等aの電気部品を収容する収容空間53を画成する設置部材50を遊技盤20の後側に備えており、この設置部材50の後面側(収容空間53の外側)には可動演出装置60,70,80等を制御する演出制御基板34が配置されている。そして、演出制御基板34と、複数の電気部品62,63,64a,64b,72,73,74との接続を中継する上中継基板36や下中継基板37を備えている。ここで、上中継基板36は、収容空間53(基板配置領域X1)に配設されている。そして、上中継基板36と演出制御基板34側とを接続する配線を、設置部材50に形成された配線挿通口56aに挿通させると共に、上中継基板36と電気部品62,63,64a,64b側とを接続する配線を、収容空間53に収容している。すなわち、実施例のパチンコ機10では、上中継基板36を収容空間53に配置することで、当該上中継基板36の破損を防止することができる。また、電気部品62,63,64a,64bの配線を収容空間53の外側に引き出して上中継基板36に接続する必要がないから、収容空間53の外側での配線の取り回しを容易とすることができる。
また、収容空間53に収容された第1上発光基板64aおよび第2上発光基板64bと接続されると共に上中継基板36と電気的に接続された上接続基板39を備えており、上中継基板36と上接続基板39とが前後(基板面方向)に重なる状態で収容空間53に配置されている。すなわち、上中継基板36とは別体に上接続基板39を設け、両基板36,39を基板面方向に重ねることで、上中継基板36が収容空間53において占有するスペースを上中継基板36の基板面と平行な方向に小さくすることができるから、収容空間53における例えば下可動体71や第2上可動体61U等の各種部品の設置スペースを大きく損なうことがない。
また、上中継基板36は、配線挿通口56aに対して電気部品62,63,64a,64bよりも近接するよう収容空間53に配設されていることにより、収容空間53内に収容された上中継基板36に対して演出制御基板34側の配線を着脱し易くすることができるようになっている。
また、収容空間53には、複数の電気部品62,63,64a,64bが表示用開口51aより上側に位置するよう設けられる一方,複数の電気部品72,73,74が表示用開口51aより下側に位置するよう設けられている。すなわち、複数の電気部品62,63,64a,64b,72,73,74は、収容空間53の一方側および他方側に振り分けられて収容されている。ここで、収容空間53の一方側に収容された複数の電気部品62,63,64a,64bが、当該一方側に配置された上中継基板36と電気的に接続されると共に、他方側に収容された複数の電気部品72,73,74が、当該他方側に配置された下中継基板37と電気的に接続されるよう構成されている。これにより、収容空間53に収容された電気部品62,63,64a,64b,72,73,74と中継基板36,37とを接続するための配線が過度に長くなるのを防止できるから、収容空間53における配線の取り回しを容易とすることができる。
上中継基板36は、演出制御基板34に繋がる配線のコネクタが接続される制御側コネクタ接続部CNaが後面に配設されており、該制御側コネクタ接続部CNaが背面板51に設けた配線挿通口56aに臨んでいる。ここで、パチンコ機10は、上中継基板36の後面を覆う被覆部材90を備えており、該被覆部材90には、制御側コネクタ接続部CNaを挿通させて配線挿通口56aに臨ませるコネクタ挿通口97が形成されている。すなわち、演出制御基板34側の配線を配線挿通口56aから制御側コネクタ接続部CNaに接続させ得る構成としつつ、収容空間53の外側から配線挿通口56aを介して上中継基板36の後面に加工を施すといった不正行為を防止することができる。また、被覆部材90が上中継基板36の後面を被覆することで、上接続基板39に繋がる配線や、第2上可動体61Uの可動アーム61aが上中継基板36の後面と接触しないようになっている。これにより、上接続基板39および上中継基板36の破損等が発生するのを防止できる。
更に、パチンコ機10は、上駆動手段62により待機位置および動作位置に変位するよう駆動される第2上可動体61Uを収容空間53に収容するよう構成されており、上中継基板36は、収容空間53を画成する設置部材50(背面板51)の内壁面から制御側コネクタ接続部CNaの高さ寸法より大きく離間して、当該設置部材50の内壁面を貫通する配線挿通口56aに対して制御側コネクタ接続部CNaが収容空間53の内側から臨むよう配置されている。すなわち、上中継基板36の制御側コネクタ接続部CNaは、コネクタ挿通口97から後方に突出するものの、配線挿通口56aからは突出しないように接続部配置領域X2に配置されており、制御側コネクタ接続部CNaの全体が収容空間53(接続部配置領域X2)の内側に位置するよう構成されている。このように、制御側コネクタ接続部CNaを設置部材50の後側に突出させないことにより、該制御側コネクタ接続部CNaの破損を防止し得る。そして、第2上可動体61Uは、待機位置において上中継基板36の後面と設置部材50の内壁面との間に設けられた可動領域X3に少なくとも一部が位置するよう構成されている。すなわち、制御側コネクタ接続部CNaが収容空間53に位置することで、制御側コネクタ接続部CNaの破損を防止し得る。また、設置部材50の内壁面と上中継基板36の後面との間に生じる間隙を、第2上可動体61Uの設置スペースとして有効に利用することができる。
〔変更例〕
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1) 実施例では、中継基板と制御基板とを配線により直接接続するように構成したが、収容空間の内側または外側に配置された他の基板を介して中継基板と制御基板とを接続するようにしてもよい。
(2) 実施例では、中継基板と制御基板とを接続する配線を1つのみ(すなわち、1つのコネクタ接続部と接続する配線のみ)設けたが、制御基板および中継基板を接続する配線を複数設けて配線挿通口に挿通させるようにしてもよい。この場合には、中継基板に設けた複数の制御側コネクタ接続部が配線挿通口に臨むように中継基板を収容空間に配置して、各制御側コネクタ接続部に対する配線のコネクタの着脱を設置部材の後側(収容空間の外側)から行い得るよう構成することが好ましい。なお、制御基板および中継基板を接続する配線を複数設ける場合には、制御基板および中継基板を接続する配線の何れかが、制御基板および中継基板を直接接続すると共に、制御基板および中継基板を接続する他の配線が、収容空間の内側または外側に配置した所定の基板を介して制御基板および中継基板を接続するよう構成してもよい。
(3) 実施例では、上中継基板(中継基板)と上接続基板(他の基板)とを前後に重ねて配置するようにしたが、下中継基板と下接続基板とを前後に重ねて配置するようにしてもよいし、右中継基板と右接続基板とを前後に重ねて配置するようにしてもよい。
(4) 実施例では、上中継基板(中継基板)と上接続基板(他の基板)とを前後に重ねて配置するようにしたが、前後に重ねず、例えば上下または左右に並列するよう設けてもよい。また、上中継基板および上接続基板の他に、下中継基板と下接続基板とを前後に重ねて配置したり、右中継基板と右接続基板とを前後に重ねて配置したりすることも可能である。
(5) 実施例では、電気部品と制御基板との電気的な接続を中継する中継基板を、背面板に設けた配線挿通口に対して電気部品より近接するように配置したが、電気部品を中継基板よりも配線挿通口に近接配置してもよい。
(6) 実施例では、電気部品と制御基板との電気的な接続を中継する中継基板のコネクタ接続部を配線挿通口に臨むように配置したが、中継基板のコネクタ接続部を配線挿通口から突出するように設けてもよいし、配線挿通口から外れた位置に設けてもよい。
(7) 実施例では、設置部材の背面板における中継基板の後方に傾斜状の傾斜壁部を設けると共に、傾斜壁部に配線挿通口を形成したが、設置部材に傾斜壁部を設けなくてもよい。この場合には、設置部材の背面板における遊技盤の後面と平行な壁部に配線挿通口を形成して、中継基板および制御基板を電気的に接続する配線を配線挿通口に挿通させるよう構成することができる。また、設置部材の側板に配線挿通口を形成してもよい。
(8) 実施例では、設置部材の背面板における表示用開口の上側に設けた傾斜壁部に配線挿通口を形成したが、配線挿通口は、背面板における表示用開口の左右一方側に設けてもよいし、背面板における表示用開口の下側(例えば、背面設置凹部)に設けてもよい。また、背面板の後側に配設される図柄表示装置は、配線挿通口を後方から覆うように配設してもよいし、配線挿通口の後方を避けた位置に配設するようにしてもよい。
(9) 実施例では、複数の電気部品を収容する収容空間を画成する設置部材(空間画成部材)の後面に制御基板を配置して、収容空間に収容した中継基板を介して制御基板が電気部品と接続するよう構成したが、複数の電気部品を収容する収容空間を画成する空間画成部材と、空間画成部材を変位可能に保持する保持部材とを備えると共に、保持部材側に制御基板を配置して、収容空間に収容した中継基板を介して電気部品と制御基板とを接続するよう構成してもよい。このような構成では、相対変位する保持部材および空間画成部材に跨る配線を少なくすることができるから、空間画成部材の保持部材に対する変位が配線により阻害されるのを防止することができる。
・ 上記構成の例として、発光基板等の電気部品を収容する収容空間を画成する空間画成部材としての可動体(演出手段)と、この可動体を変位可能に保持する保持部材としての可動ベース部材と、可動ベース部材が取り付けられる設置部材とを備えると共に、設置部材または可動ベース部材に制御基板を配置して、可動体内部に画成される収容空間に収容した中継基板を介して、該収容空間に収容した発光基板等の電気部品と制御基板とを接続するよう構成することができる。なお、可動体としては、収容空間を内部に画成する可動基部と、該可動基部に設けられて少なくとも一部が収容空間内で変位する可動部とを備えると共に、収容空間における当該可動部の移動範囲を避けた位置に中継基板を配置したものが挙げられる。
・ また、上記構成における他の例としては、発光基板等の電気部品を収容する収容空間を画成する空間画成部材としての前枠(扉体)と、この前枠を変位可能に保持する保持部材としての中枠とを備えると共に、中枠に制御基板を配置して、収容空間に収容した中継基板を介して、該収容空間に収容した発光基板等の電気部品と制御基板とを接続するよう構成することができる。
(10) 遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やパチンコ球を用いたスロットマシン等、その他各種の遊技機であってもよい。
例えば、スロットマシン機(回胴式遊技機)は、前方へ開口する箱状の筐体に、当該筐体の前方開口を塞ぐ前扉が開閉可能に備えられ、図柄が配列された複数の回転体が前側から視認し得るように筐体内部に配設されている。そして、遊技媒体としての規定数の遊技メダルを所定の投入口に投入した遊技開始待機状態で遊技者が所定の開始操作手段の操作を行うこと(所定の判定条件が成立したこと)を契機として、回転体が回転して図柄が変動開始すると共に、変動ゲームの当否に関連した当否判定(当り判定)を行い、所定の停止操作手段の操作を契機に、当否判定に基づく図柄停止制御を実行するよう構成された遊技機である。そして、当否判定が当りの判定結果となることで、停止操作手段の操作に基づいて所定の組合せで図柄が停止することを条件として(特別遊技生起条件が満たされることを条件として)、多数の遊技メダルを獲得可能な特別遊技(ボーナスゲームや特定の入賞役の成立確率が向上した遊技状態等)が生起されるよう制御された遊技機である。
ここで、スロットマシン機においては、筐体内部に臨む凹状の収容空間を前扉の後面に画成するよう構成したり、複数の回転体を筐体内部で保持する保持部材を設けて該保持部材により筐体内部に収容空間を画成するよう構成することができる。
本願には、例えば次のような技術的思想が含まれている。
請求項1記載の構成を含む遊技機に関し、
前記電気部品としての駆動手段(62)と、該駆動手段(62)により第1位置および第2位置に変位するよう駆動される可動体(61U)とが、前記収容空間(53)に収容され、
前記中継基板(36)は、前記収容空間(53)を画成する前記空間画成部材(50)の内壁面から前記コネクタ接続部(CNa)の高さ寸法より大きく離間して、当該空間画成部材(50)の内壁面を貫通する前記配線挿通口(56a)に対して前記コネクタ接続部(CNa)が前記収容空間(53)の内側から臨むよう配置され、
前記可動体(61U)は、前記第1位置において前記中継基板(36)の前記一方の基板面と前記空間画成部材(50)の前記内壁面との間に少なくとも一部が位置するよう構成されたことを要旨とする。
上記構成を含む遊技機によれば、コネクタ接続部が収容空間に位置することで、コネクタ接続部の破損を防止し得る。また、空間画成部材の内壁面と中継基板の一方の基板面との間に生じる間隙を、可動体の設置スペースとして有効に利用することができる。
34 演出制御基板(制御基板)
36 上中継基板(中継基板)
37 下中継基板(中継基板、別の中継基板)
39 上接続基板(他の基板)
50 設置部材(空間画成部材)
53 収容空間
56a 配線挿通口
61U 第2上可動体(可動体)
62 上駆動手段(電気部品、駆動手段)
63 上原位置センサ(電気部品)
64a 第1上発光基板(電気部品、所定の電気部品)
64b 第2上発光基板(電気部品、所定の電気部品)
72 下駆動手段(電気部品)
73 下原位置センサ(電気部品)
74 下発光基板
90 被覆部材
97 コネクタ挿通口
CNa 制御側コネクタ接続部(コネクタ接続部)

Claims (1)

  1. 複数の電気部品を収容する収容空間を画成する空間画成部材と、前記空間画成部材の外側に配置される制御基板と、前記制御基板および前記複数の電気部品の接続を中継する中継基板とを備えた遊技機において、
    前記中継基板が前記収容空間に配設されて、当該中継基板と前記制御基板側とを接続する配線が、前記空間画成部材に形成された配線挿通口に挿通さると共に、当該中継基板と前記電気部品側とを接続する配線が、前記収容空間の内側に収容され、
    前記収容空間には、複数の電気部品が一方側および他方側に振り分けられて収容され、前記一方側に収容された複数の電気部品が、当該一方側に配置された前記中継基板と接続されると共に、前記他方側に収容された複数の電気部品が、当該他方側に配置された別の中継基板と接続されるよう構成された
    ことを特徴とする遊技機。
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