JP2007038036A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】移動部材40bと、駆動モータと、駆動モータの駆動力を伝達して移動部材40bを可動させる駆動伝達手段43,47,48,76,77と、光透過性部材40bおよびLEDからなる照明手段とを備える枠状本体部31と、移動部材40bの可動演出および照明手段の発光演出を制御する制御装置とを設ける。そして、移動部材40bおよび照明手段を装飾部材13の可視表示部14に臨むよう枠状本体31を遊技盤Jの裏側に直接配設すると共に、表示面20aを視認可能なケース体21に図柄表示装置を収容して、枠状本体部31の裏側に設けた設置部34に、装飾部材13の可視表示部14および枠状本体部31の開口部33aを介して遊技盤Jの前方から表示面20aを視認し得るよう該ケース体21を取り付けた。
【選択図】図8
Description
遊技盤(J)の前側に配設された装飾部材(13)に開設した開口部(14)から図柄表示装置(20)の表示面(20a)を臨ませて、該表示面(20a)で行なわれる図柄組み合わせゲームを遊技盤(J)の前側から視認し得るよう構成された遊技機において、
可動演出部材(40a,40b)と、駆動手段(65,71)と、駆動手段(65,71)の駆動力を伝達して可動演出部材(40a,40b)を可動させる駆動伝達手段(42,43,46,47,48,66〜69,72〜77)と、光透過性部材(40a,40b)および発光手段(62)からなる照明手段とを備える枠状本体部(31)と、
前記可動演出部材(40a,40b)の可動演出および前記照明手段の発光演出を制御する制御装置(17,18,19)とを設け、
前記可動演出部材(40a,40b)および照明手段を前記装飾部材(13)の開口部(14)に臨むよう前記枠状本体(31)を前記遊技盤(J)の裏側に直接配設すると共に、
前記表示面(20a)を視認可能なケース体(21)に前記図柄表示装置(20)を収容して、前記枠状本体部(31)の裏側に設けた設置部(34)に、前記装飾部材(13)および枠状本体部(31)の開口部(14,33a)を介して遊技盤(J)の前方から表示面(20a)を視認し得るよう該ケース体(21)を取り付けたことを要旨とする。
先ず、実施例に係るパチンコ機の概略構成について、図2を参照して説明する。本実施例のパチンコ機Pは、外枠Aの開口前面側に対して中枠Bが、連結支持手段Kおよび施錠手段Mを利用して着脱および開放可能に組み付けられている。そして、中枠Bに横開き式のガラス扉Dを組み付けた前枠Cと、前枠Cの下部において中枠Bに対して着脱および開放可能に組み付けられる開閉セット板の前側にセットされた上球皿Eおよび後側にセットされた電動式の球送り装置(図示せず)と、下段に位置する下球皿Fおよび打球発射装置Hと、後側に位置する機構セット盤(図示せず)等が夫々装備されている一方、所要の遊技領域Iを構成した遊技盤Jが着脱交換可能にセットされる。なお、以下の説明において前・後および左・右とは、特に断りのない場合は図2に示すようにパチンコ機Pを前側から見た場合において指称するものとする。
前記遊技盤Jは、図2に示すように、その前面側に、略円形状に湾曲形成したレール10により囲まれた前記遊技領域Iが画成され、該遊技領域Iの縦央やや上部に開設した第1の開口部Ja(図8参照)に整合する大型の装飾部材13が配設されている。前記装飾部材13は、その大部分が開口する枠状に形成されて、該装飾部材13に開設された可視表示部14の後側に、種々の図柄を可変表示可能な図柄表示装置20の表示面20aが臨むようになっている。また、前記遊技領域Iにおける前記装飾部材13の下部には、遊技球が通入可能な始動入賞具11が配設され、該始動入賞具11の下部には、前記図柄表示装置20で展開される図柄組み合わせゲームの結果により発生する特別遊技に際して開放する大型電動式の入賞装置Lが配設されている。なお、前記遊技領域Iの所要位置には、図柄表示装置20での遊技演出(以下、表示演出と云う)に応じて照射パターンを変更して発光演出を行なう電飾装置12,12等が配設されている。また、前記遊技盤Jの裏側において、該遊技盤Jと前記図柄表示装置20との間には、該図柄表示装置20での表示演出に合わせて第1移動部材40aおよび第2移動部材40b(何れも後述)を移動(可動)させて補助的な遊技演出(以下、可動演出と云う)を行なう可動演出装置(補助演出装置)30が取り付けられている。
前記図柄表示装置20は、横長の略矩形状に形成され、種々の図柄を可変表示して表示演出を行なう表示面20aを有する液晶ディスプレイであって、略矩形箱状に形成されたケース体21に収容されている(図3(a),(b)参照)。また、前記ケース体21には、パチンコ機Pの全体的な制御を行なう主制御装置17からの制御信号に基づいて、前記図柄表示装置20での表示演出と、前記可動演出装置30での可動演出とを制御する表示制御装置(駆動制御手段)18を収容してある。なお、前記表示制御装置18は、前記可動演出装置30を構成する後述の駆動モータ(駆動手段)65,71および検出センサ(検出部)81a,81bの夫々に接続され、前記主制御装置17からの制御信号に基づいてこれら各部材65,71,81a,81bを制御するよう構成される(図4参照)。また、前記ケース体21は、透明な合成樹脂で形成されており、前記図柄表示装置20において図柄を可変表示する表示面20aをケース体21の前側から視認し得るよう構成してある。なお、前記ケース体21に関する説明において左・右とは、図3(a)に示す状態でケース体21を裏側から視た場合で指称するものとする。
図1、図8〜図11、図12または図18に示すように、前記可動演出装置30は、前記遊技盤Jの裏側に着脱可能に配設される枠状本体部31と、該枠状本体部31に配設される第1駆動伝達手段42,43,66〜69および第2駆動伝達手段46,47,48,72〜77と、該第1駆動伝達手段42,43,66〜69に接続すると共に図柄表示装置20における表示面20aから前方に所要距離離間して位置し、該表示面20aの上下方向(図中のY軸方向)に延在する棒状の第1移動部材40aと、該第2駆動伝達手段46,47,48,72〜77に接続すると共に図柄表示装置20における表示面20aから前方に所要距離離間して位置し、該表示面20aの左右方向(図中のX軸方向)に延在する棒状の第2移動部材40bと、枠状本体部31に配設されて第1駆動伝達手段42,43,66〜69に接続し、第1移動部材40aを表示面20aの前方で左右方向へ移動させる第1駆動モータ(第1駆動手段)65と、枠状本体部31に配設されて第2駆動伝達手段46,47,48,72〜77に接続し、第2移動部材40bを表示面20aの前方で上下方向へ移動させる第2駆動モータ(第2駆動手段)71とを備えている。また、本実施例では前記第1および第2駆動モータ65,71として回転角度を制御可能なステッピングモータを用い、前記表示制御装置18からの制御信号に基づいて夫々の駆動モータ65,71を所定角度だけ回転させ得るようになっている。
前記枠状本体部31は、図1または図8に示すように、上枠部31a、下枠部31b、右枠部31cおよび左枠部31dから、前記装飾部材13における前記可視表示部14の外縁に沿う略口状に形成されると共に、前記枠状本体部31の前後方向の略中央位置には、前記図柄表示装置20の表示面20aと略整合する大きさの第2の開口部33aを開設した仕切板33が設けられている。そして前記枠状本体部31の所要箇所に形成した通孔31eを介して、該枠状本体部31の前面が遊技盤Jの裏面に当接する状態にネジ止めされる。より詳しくは、前記枠状本体部31は、該枠状本体部31の第2の開口部33aを前記遊技盤Jの前記第1の開口部Jaに合わせた状態で、該遊技盤Jの裏側に直接配設されている(図8参照)。なお、前記枠状本体部31の上枠部31aには、板状の金属補強部材32が配設されており、該枠状本体部31が歪まないよう構成してある。ここで、前記枠状本体部31の右枠部31cにおける下方位置に、前記第1駆動モータ65が配設されると共に、該右枠部31cにおける上方位置に前記第2駆動モータ71が配設される。そして、前記上枠部31aの上面および右枠部31cの後面には、第1駆動モータ65の回転軸(図示せず)に取り付けた駆動歯車66、および第2駆動モータ71に連繋接続した第3歯車74と対応する位置に、窓口31f,31fが夫々開設されており、該窓口31f,31fを介して駆動歯車66および第3歯車74を手動操作し得るようになっている(図6(a)または図9参照)。また、前記枠状本体部31の左上方位置には、前記第1および第2移動部材40a,40bの基準位置を検出する位置検出手段としての第1および第2検出センサ81a,81b(後述)を配設してある(図8、図17または図20参照)。なお、前記各検出センサ81a,81bは、前記表示制御装置18に接続されている。
前記第1駆動伝達手段42,43,66〜69は、図12に示すように、前記第1駆動モータ65に連繋接続した第1伝達シャフト42と、前記仕切板33における第2の開口部33aの上方および下方に対向的に配置されて、該第1伝達シャフト42を介して第1駆動モータ65に連繋接続した上下一対の第1棒状部材43,43と、該第1棒状部材43,43に摺動自在に支持された第1摺動部材51,51と、これら各部材42,43,43を連繋接続した第1歯車部66〜69とから構成されている。ここで、前記第1伝達シャフト42は、前記枠状本体部31における右枠部31cに配設されて上下に位置する第1棒状部材43,43の間に延在し、該枠状本体部31に上下の端部近傍が枢支されて軸回りに回転し得るよう構成される。また、前記第1伝達シャフト42の中間位置には、前記第1駆動モータ65の駆動歯車(第1歯車部)66と噛合するよう第1歯車(第1歯車部)67が配設され、該第1駆動モータ65の回転に伴い第1伝達シャフト42が軸回りに回転するよう構成される。なお、第1伝達シャフト42の上下の端部には第1傘歯車(第1歯車部)68,68が配設されている。
前記各第1棒状部材43は、前記仕切板33の左右方向の略全長に亘って延在するよう配置されると共に(図1、図10および図11参照)、左右の端部近傍が前記枠状本体部31に枢支されて軸回りに回転し得るよう構成され、各第1棒状部材43の右端部に、前記第1伝達シャフト42に配設した前記第1傘歯車68,68と噛合する第2傘歯車(第1歯車部)69,69が配設されている。すなわち、前記第1伝達シャフト42の回転に伴い、上下に配置された前記両第1棒状部材43,43が同期的に回転される。また、前記各第1棒状部材43,43の外周面には、その略全長に亘って螺旋状の溝(案内部)43a,43aが形成されており、該螺旋状溝43a,43aに前記第1摺動部材51,51の突部(作動部)54aおよび突起部材(作動部)57の夫々が臨んでいる(図14または図15参照)。なお、前記上側に配設された第1棒状部材43の左端部近傍に、前記第1検出センサ81aが配設されている(図8または図17参照)。
前記上下一対の第1摺動部材51,51の夫々は、図12、図13または図16に示すように、前記第1移動部材40aの上端または下端を固定する摺動部53,53と、該摺動部53,53に固定されて第1移動部材40aの端部に向けて光を照射し得るLED(発光手段)62を備えた配線基板61,61とから構成される。前記各摺動部53には、左右方向に貫通して前記第1棒状部材43を挿通する挿通孔54と、該挿通孔54に隣接した位置に、当該挿通孔54の延在方向に交差する方向(上下方向)に貫通して前記第1移動部材40aの端部を挿入する支持孔55とが形成されている(図13参照)。すなわち、前記各第1摺動部材51(摺動部53)は、前記挿通孔54を介して前記第1棒状部材43の左右方向に沿って摺動自在に外挿支持されると共に、上下の第1摺動部材51,51(摺動部53,53)の前記支持孔55,55を介して前記第1移動部材40aが支持されて、該移動部材40aが前記表示面20aを左右の領域に分割し得るよう構成されている(図1参照)。なお、前記LED62は、前記主制御装置17に制御されるランプ制御装置19に接続され、該ランプ制御装置19からの制御信号に基づいて点灯・消灯等するようになっている(図4参照)。
前記配線基板61に配設した前記LED62は、赤色・緑色・青色の3色を任意に発光可能な、所謂フルカラーLEDであって、前記ランプ制御装置19からの制御に基づき所要の色で発光演出し得るようになっている。また、図16に示すように、前記配線基板61は、前記第1移動部材40aの端面に前記LED62が対向するよう前記第1摺動部材51,51の夫々に配設される。従って、前記LED62が発光した際に、該LED62の光は第1移動部材40aの延在方向に向けて照射され、該第1移動部材40aが発光する。また、前記配線基板61と前記ランプ制御装置19とは、所要の幅寸法を有すると共に厚みを薄くした可撓性を有するフラットケーブル(図示せず)で接続されており、前記第1摺動部材51,51が左右方向に移動した際に、該フラットケーブルを所定の方向に可撓させ得るようになっている。なお、前記フラットケーブルは、前記第1摺動部材51,51がその移動領域(基準位置から移動限界位置の間)の全域に亘って移動し得る長さに設定されると共に、該フラットケーブルの所要位置は、前記枠状本体部31に貼着されて、前記第1摺動部材51,51を移動するのに最小限だけフラットケーブルが可撓するようにしてある。
一方、前記第2駆動伝達手段46,47,48,72〜77は、図18に示すように、前記第2駆動モータ71に連繋接続した第2伝達シャフト46と、該第2伝達シャフト46に連繋接続した第3伝達シャフト47と、前記仕切板33の第2の開口部33aの左方および右方に対向的に配置されて、該第2および第3伝達シャフト46,47を介して第2駆動モータ71に連繋接続した左右一対の第2棒状部材48,48と、該第2棒状部材48,48に摺動自在に支持された第2摺動部材52,52と、これら各部材46,47,48,48を連繋接続した第2歯車部72〜77とから構成されている。ここで、前記第2伝達シャフト46は、前記枠状本体部31における上枠部31aの右側位置に左右方向に延在するよう配置された短尺部材であって、その左右両端部近傍を該枠状本体部31に枢支されて軸回りに回転し得るようになっている。そして、前記第2伝達シャフト46の右端部に取り付けた第2歯車(第2歯車部)73が前記第2駆動モータ71の駆動歯車(第2歯車部)72と噛合するよう構成される。
前記各第2棒状部材48は、前記仕切板33の上下方向の略全長に亘って延在するよう配置されると共に(図1または図8参照)、上下の端部近傍が前記枠状本体部31に枢支されて軸回りに回転し得るよう構成され、両第2棒状部材48,48の上端部に、前記第3伝達シャフト47に配設した前記第3傘歯車76,76と噛合する第4傘歯車(第2歯車部)77,77が夫々配設されている。すなわち、前記第3伝達シャフト47の回転に伴い、左右に配設された前記両第2棒状部材48,48が同期的に回転される。なお、前記第2棒状部材48,48の夫々は、前記第1棒状部材43,43の前側に位置するよう配置されて、第1および第2棒状部材43,48の夫々が干渉しないようになっている(図8参照)。また、前記各第2棒状部材48の外周面には、前記第1棒状部材43と同様にその略全長に亘って螺旋状の溝(案内部)48aが形成されており、該螺旋状溝48aに前記各第2摺動部材52に配設された前記突部54aおよび突起部材57が夫々臨んでいる。そして、前記左側の第2棒状部材48の上端部近傍に、前記第2検出センサ81bが配設されている(図8または図20参照)。
ここで、前記第2摺動部材52,52の構成は、前記第1摺動部材51,51の構成と基本的に同一であるので、同一の機能を有する部材には同一の符号を付して以下簡単に説明する。前記左右一対の第2摺動部材52,52の夫々は、図19に示すように、前記第2移動部材40bの左端または右端を固定する摺動部53,53と、該摺動部53,53に固定した第2移動部材40bの端部に向けて光を照射し得るLED62を備えた配線基板61,61とから構成される。前記各摺動部53には、上下方向に貫通して前記第2棒状部材48を挿通可能な挿通孔54と、該挿通孔54に隣接した位置に、該挿通孔54の延在方向に交差する方向(左右方向)に貫通して前記第2移動部材40bを挿入可能な支持孔55(図18参照)とが形成されている。すなわち、前記第2摺動部材52,52(摺動部53)は、前記挿通孔54を介して前記第2棒状部材48,48に沿って摺動自在に外挿支持されると共に、左右に位置する第2摺動部材52,52(摺動部53)の前記支持孔55を介して前記第2移動部材40bの左右の端部が支持されて、前記表示面20aを上下の領域に分割し得るよう構成される。
前記配線基板61に配設した前記LED62は、前述したと同様に、前記ランプ制御装置19からの制御に基づき所要の色で発光演出し得るフルカラーLED62であって、該LED62が前記第2移動部材40bの端面に対向するよう前記第2摺動部材52,52(支持部53)の夫々に配設され、該LED62が発光した際に、該第2移動部材40bが発光するよう構成される。また、前記配線基板61と前記ランプ制御装置19とは、前記フラットケーブルで接続され、前記第2摺動部材52,52が上下方向に移動した際に、該フラットケーブルが一定の方向に可撓し得るよう構成されている。なお、前記フラットケーブルは、前記第2摺動部材52,52がその移動領域の全長に亘って移動し得る長さに設定されている。また、前記フラットケーブルの所要位置は前記枠状本体部31に貼着され、前記第2摺動部材52,52が移動するに際して必要最低限だけ該フラットケーブルが可撓し得るよう構成してある。
前述したように、前記図柄表示装置20は横長に形成されており、左右方向に移動する前記第1移動部材40aは、上下方向に移動する第2移動部材40bより移動距離が長くなっている。そこで、前記表示制御装置18は、前記第1移動部材40aを駆動する第1駆動モータ65が所定時間に回転させる回転角度を、前記第2移動部材40bを駆動する第2駆動モータ71が同一時間に回転させる回転角度より大きくなるよう制御して、該第1移動部材40aが前記基準位置から移動限界位置まで移動するのに要する時間と、該第2移動部材40bが前記基準位置から移動限界位置まで移動するのに要する時間とが、略同一となるよう設定してある。すなわち、前記第1および第2移動部材40a,40bの夫々は、略同一の時間を掛けて夫々に設定された移動距離を移動し得るよう構成されている。
次に、本実施例に係る遊技機の作用につき説明する。
本発明に係る遊技機としては、実施例のものに限られず種々の変更が可能である。例えば、移動部材として、上下方向と左右方向に移動する2つの移動部材を設けたが、1つまたは3つ以上の移動部材を配設するようにしてもよい。また、前記移動部材の移動する方向としては、実施例のように上下方向や左右方向に限られるものではなく、移動部材が斜め方向に移動するよう構成してもよく、前後方向に移動するよう構成することも可能であり、更には移動部材が回転または揺動するようにしてもよい。そして、移動部材を駆動する駆動手段を、各移動部材に対応して設けるようにしたが、単一の駆動手段で複数の移動部材を駆動するよう構成することもできる。なお、前記駆動手段としては、実施例のようにステッピングモータに限られるものではなく、従来公知の各種駆動手段を用いることが可能である。
14 可視表示部(装飾部材の開口部)
17 主制御装置(制御装置)
18 表示制御装置(制御装置)
19 ランプ制御装置(制御装置)
20 図柄表示装置
20a 表示面
21 ケース体
31 枠状本体部
33a 第2の開口部(枠状本体部の開口部)
34 設置部
40a 第1移動部材(可動演出部材、光透過性部材)
40b 第2移動部材(可動演出部材、光透過性部材)
42 第1伝達シャフト(第1駆動伝達手段)
43 第1棒状部材(第1駆動伝達手段)
46 第2伝達シャフト(第2駆動伝達手段)
47 第3伝達シャフト(第2駆動伝達手段)
48 第2棒状部材(第2駆動伝達手段)
62 LED(発光手段)
65 第1駆動モータ(第1駆動手段)
66 駆動歯車(第1駆動伝達手段)
67 第1歯車(第1駆動伝達手段)
68 第1傘歯車(第1駆動伝達手段)
69 第2傘歯車(第1駆動伝達手段)
71 第2駆動モータ(第2駆動手段)
72 駆動歯車(第2駆動伝達手段)
73 第2歯車(第2駆動伝達手段)
74 第3歯車(第2駆動伝達手段)
75 第4歯車(第2駆動伝達手段)
76 第3傘歯車(第2駆動伝達手段)
77 第4傘歯車(第2駆動伝達手段)
J 遊技盤
Claims (1)
- 遊技盤の前側に配設された装飾部材に開設した開口部から図柄表示装置の表示面を臨ませて、該表示面で行なわれる図柄組み合わせゲームを遊技盤の前側から視認し得るよう構成された遊技機において、
可動演出部材と、駆動手段と、駆動手段の駆動力を伝達して可動演出部材を可動させる駆動伝達手段と、光透過性部材および発光手段からなる照明手段とを備える枠状本体部と、
前記可動演出部材の可動演出および前記照明手段の発光演出を制御する制御装置とを設け、
前記可動演出部材および照明手段を前記装飾部材の開口部に臨むよう前記枠状本体を前記遊技盤の裏側に直接配設すると共に、
前記表示面を視認可能なケース体に前記図柄表示装置を収容して、前記枠状本体部の裏側に設けた設置部に、前記装飾部材および枠状本体部の開口部を介して遊技盤の前方から表示面を視認し得るよう該ケース体を取り付けた
ことを特徴とする遊技機。
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