JP2011104289A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】右可動演出装置36は、裏ユニットに取付けられる支持部材38に対して右可動体39が揺動可能に配設される。右可動体39は、装飾体部40の長手方向の一端に設けた可動基部41が、支持部材38に支持軸46aを介して揺動可能に枢支される。支持部材38は、可動基部41を挟んで前後に対向する取付ベース体43とカバー体44とから構成される。取付ベース体43の前面に、周方向に等間隔で後球体49が配設され、後球体49が可動基部41の裏面に転動自在に接触する。可動基部41の前面に、周方向に等間隔で前球体63が配設され、前球体63がカバー体44の裏面に転動自在に接触する。
【選択図】図7
Description
可動体(39)の動作により演出を行なう可動演出装置(36)を遊技盤(17)に備えた遊技機において、
前記遊技盤(17)に設けられ、前記可動体(39)を挟む両側に臨む第1板(44a)および第2板(43a)を備え、両板(44a,43a)間に可動体(39)が、両板(44a,43a)の対向方向と交差する方向に移動自在に配設された支持部材(38)と、
前記可動体(39)を移動させる駆動手段(45)と、
前記可動体(39)における前記第1板(44a)と対向する一方の面と該第1板(44a)との間および該可動体(39)における前記第2板(43a)と対向する他方の面と該第2板(43a)との間の夫々に転動自在に配設され、前記支持部材(38)に対して可動体(39)を移動自在に支持する複数の球体(49,63)とを備えたことを特徴とする遊技機。
請求項2の発明によれば、可動体が揺動する際の動作が安定する。
請求項3の発明によれば、基準位置において可動体を安定して支持することができ、可動体を適正な姿勢に保持し得る。
前記可動体(39)の一方の面に、前記球体(63)が転動自在に遊嵌される第2の受部(62)が配設されて、該第2の受部(62)に遊嵌された球体(63)が前記支持部材(38)の対向する第1板(44a)に転動自在に接触するよう構成されることを要旨とする。
請求項4の発明によれば、支持部材と可動体との組付けに際し、第2板、可動体、第1板の順で組付けることができ、組付け作業が容易になる。
請求項5の発明によれば、球体が接触する突条部が摩耗したとしても、可動体と支持部材とが接触するまでの期間を延ばすことができる。
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように、矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に固定される固定枠としての外枠11の開口前面側に、後述する遊技盤17(図2参照)が着脱可能に保持された本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組付けられて、該遊技盤17の裏側に対して、各種図柄を変動表示可能な図柄表示装置13が着脱し得るよう配設されている。また、前記中枠12の前面側には、前記遊技盤17を透視保護するガラス板を備えた装飾枠としての前枠14が開閉可能に組付けられると共に、該前枠14の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組付けられる。なお、実施例では、前記前枠14の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿16が一体的に組付けられており、前枠14の開閉に合わせて上球受け皿16も一体的に開閉するよう構成される。
前記中枠12に配設される前記遊技盤17は、図2または図3に示すように、前面(盤面)にパチンコ球が流下可能な遊技領域18aが画成され、アクリルやポリカーボネート等の光透過性の合成樹脂材からなる平板状の透明板(板部材)18と、該透明板18の裏面に組付けられて前記図柄表示装置13が着脱可能に配設されると共に、何れも後述する可動演出装置34,35,36(図4参照)や発光装置37が配設される合成樹脂材で形成された裏ユニット19とから構成され、該裏ユニット19に形成された前後に開口する開口部19aを介して図柄表示装置13の表示部を前面側から視認し得るよう構成されている。裏ユニット19に形成される開口部19aは、図3,図4に示す如く、該裏ユニット19の上下および左右幅の大部分が開口する大型の開口部である。ここで、前記透明板18および裏ユニット19は、外郭形状が略整合する大きさおよび形状に形成されて、該透明板18と裏ユニット19とを組付けた状態で透明板18の裏面を裏ユニット19で全面的に覆うよう構成される。
図2に示すように、前記透明板18の前面には、円弧状に形成した案内レール20が配設されると共に、該案内レール20の右方位置に、左端縁が右方に凹む円弧状に形成した第1盤面飾り部材21が配設されている。そして、前記案内レール20および第1盤面飾り部材21により前記遊技領域18aが略円形状に画成される。また、前記透明板18の盤面には、前記案内レール20の左方(遊技領域18aの外側)の上下位置に第2盤面飾り部材22が夫々が配設されている。前記第1および第2盤面飾り部材21,22の夫々は、不透明な合成樹脂材から形成されており、透明板18において該第1および第2盤面飾り部材21,22が配設された部分を除いた領域(すなわち遊技領域18a)で裏側(裏ユニット19)を視認し得るよう構成される。すなわち、前記裏ユニット19に配設される可動演出装置34,35,36や発光装置37は、透明板18を介して前側から視認し得るようになっている。なお、前記透明板18の遊技領域18a内には、多数の遊技釘(図示せず)が植設されており、該遊技領域18aを流下するパチンコ球は、遊技釘との接触により流下方向が不規則に変更させられるよう構成してある。
前記透明板18には、前後に貫通する貫通孔が形成されており、該貫通孔に対して前後に開口する枠状の装飾部材26が嵌め込まれるようにして着脱自在に配設される。そして、前記裏ユニット19の開口部19aから臨む前記図柄表示装置13の表示部は、装飾部材26における前後に開口する窓口26aを介して透明板18(遊技盤17)の前側に露出して、該図柄表示装置13の表示部で展開される図柄変動演出を前側から視認し得るようになっている。すなわち、当該遊技盤17において装飾部材26の窓口26a内が、図柄表示装置13の表示部を前側から視認可能とする可視部となる。
前記裏ユニット19は、図4に示すように、前方に開口する矩形箱状に形成された箱状本体31と、該箱状本体31の開口前端部に形成されて当該箱状本体31の開口外側へ延出し、前記透明板18の裏面に当接する取付部32とから構成される。箱状本体31は、前記透明板18に対向する矩形板状に形成された対向面部33と、該対向面部33における上下左右の各縁部から前方に延出する画壁部77とから前方に開口するよう形成されて、画壁部77の前端部から箱状本体31の開口外側へ向けて延出するよう前記取付部32が形成されている。そして、取付部32の前面を透明板18の裏面に当接した状態で、ネジを介して透明板18に裏ユニット19が着脱自在に固定される。また対向面部33に、上下および左右幅の大部分が開口する大型の前記開口部19aが形成されており、以下の説明において、対向面部33における開口部19aに対する上下左右に位置する部分について、上対向面部33a、下対向面部33b、左対向面部33c、右対向面部33dと夫々指称するものとする。
前記下可動演出装置34は、図4に示す如く、下対向面部33bに対して左右方向に回動自在に配設された一対の下可動体34a,34aと、両下可動体34a,34aを相互に反対方向に揺動するよう駆動する下駆動機構34bとを備え、下駆動機構34bによって両下可動体34a,34aは、前記図柄表示装置13における表示部の前側に臨む作動位置と該表示部の前側から退避する待機位置との間を揺動するよう構成される。両下可動体34a,34aは、何れも作動位置において前記窓口26aの下端縁部から図柄表示装置13における表示部の略中央部まで延出する大型のものであって、両下可動体34a,34aが表示部中央で合体することで一つの意匠を構成するようになっている。
前記下対向面部33bおよび左対向面部33cには、対応する下可動演出装置34または左可動演出装置35の前側に離間して発光装置37が夫々配設され、該発光装置37と下対向面部33bおよび左対向面部33cとの間に画成される空間に、前記下可動演出装置34における左側の下可動体34aが待機位置において収容され、また該発光装置37と下対向面部33bおよび右対向面部33dとの間に画成される空間に、右側の下可動体34aが待機位置において収容される。発光装置37は、前方に開口する基板ケースの前面開口に光透過性の装飾板を配設すると共に、基板ケース内に複数のLEDを実装した発光基板を備え、LEDから前方に向けて光を照射することで、裏側から照明された装飾板が前記透明板18を透して前側から視認されるようになっている。なお、下対向面部33bに配設される発光装置37は、前記ステージ27を下側から照明するLEDを備えている。
図4〜図7に示すように、前記右可動演出装置36は、前記裏ユニット19に取付けられる本体をなす支持部材38に対して所要の動作を行ない得る右可動体(可動体)39が配設されている。右可動体39は、槍の穂先部を模した長尺な形状に形成された装飾体部40と、該装飾体部40の長手方向の一端に設けられて前記支持部材38に揺動可能に支持される可動基部41とから構成される。支持部材38は、裏ユニット19の右対向面部33dの下部に突設された複数の取付突部42の前端にネジ止め固定されて、該支持部材38に支持されている右可動体39は、通常時には裏ユニット19の右開口端に沿って上下方向に延在する姿勢(図3の実線参照)となる待機位置に保持されている。なお、実施例では、図2に示すように、前記右可動体39が待機位置にある状態において、該右可動体39の前側に前記装飾部材26が位置するよう構成されており、該装飾部材26で右可動体39の一部(右側部)が覆われている。右可動体39は、作動位置において対応する窓口26aの右端縁部から図柄表示装置13における表示部の中央まで延出する大型のものであり(図3のニ点鎖線参照)、該右可動体39は、作動位置において前記下可動体34aと相互に干渉しないように移動経路が前後(実施例では右可動体39の後方に下可動体34aが臨む)に離間するよう設定される。
図6および図7に示す如く、前記支持部材38は、前記裏ユニット19の右対向面部33dに取付けられる取付ベース体43と、該取付ベース体43の前面に取付けられるカバー体44とから構成されており、取付ベース体43に対して、前記右可動体39を揺動させる駆動手段としての駆動モータ45が配設されている。取付ベース体43は、平板状に形成された後板(第2板)43aの外周縁部に前方に向けて側壁43bを突設した前方に開口する箱状に形成されると共に、カバー体44は、平板状に形成された前板(第1板)44aの外周縁部に後方に向けて側壁44bを突設した後方に開口する箱状に形成される。そして、取付ベース体43とカバー体44とを、後板43aおよび前板44aを対向して両側壁43b,44bの端部を当接するように取付けることで、取付ベース体43とカバー体44との間に収容空間が画成されるようになっている(図9,図10参照)。なお、取付ベース体43およびカバー体44は、何れも合成樹脂材から形成されている。
前記取付ベース体43における後板43aの裏面には、図6,図7に示すように平板状の補強板金46が複数のネジ76を介してネジ止め固定されると共に、該補強板金46に配設されて前方に突出する支持軸46aが、後板43aに形成した通孔43cに挿通されて前記収容空間に臨んでいる。そして、前記右可動体39の可動基部41に形成されて前後に貫通する軸孔59a(後述)に支持軸46aを挿通することで、該右可動体39が取付ベース体43(支持部材38)に対して揺動可能に支持されるよう構成される。また、取付べース体43における後板43aの前面には、図6に示す如く、前記通孔43cを中心とする所定直径で環状の補強リブ47が突設されると共に、該補強リブ47には後受部(第1の受部)48が周方向に等間隔で設けられている。実施例では、周方向に90°の角度間隔で4つの後受部48が設けられる。各後受部48には、前側に開口する凹部48aが形成されて、該凹部48aに前側から後球体(球体)49が転動自在に遊嵌されて、該後球体49の後受部48から前方に突出する部分が前記可動基部41の裏面(他方の面)に転動自在に接触するよう構成される(図9,図10参照)。なお、後球体49としては、該後球体49が接触する可動基部41より硬い材質のものが好適に使用され、実施例ではステンレス製の球体が用いられる。また、前記補強板金46を後板43aに固定するための各ネジ76は、図6に示す如く、各後受部48に近接する外側(径方向外側)に螺挿されるよう構成されて、各後受部48の形成位置が変形するのを抑制するようになっている。図6および図7において符号50は、前記補強板金46に接続されるアース線を示す。
前記カバー体44の前板44aには、図7に示す如く、前記取付ベース体43の各固定用ボス51と対応する位置に、前後方向に貫通する通孔44cが夫々穿設されており、取付ベース体43の側壁43bとカバー体44の側壁44bとを対向当接した状態で、各通孔44cに前側から挿通したネジ54を対応する固定用ボス51のネジ孔51aに螺挿することで、取付ベース体43にカバー体44が位置決め固定される。なお、カバー体44の前板44aにおける複数の通孔44cに対応する位置に、対応する固定用ボス51の前端が嵌挿可能な筒受部55(図7に一部のみ図示)が後側に向けて突設されており(実施例では2箇所に筒受部55が設けられるが、複数であればよい)、複数の筒受部55に対応する固定用ボス51を夫々嵌挿することで、取付ベース体43とカバー体44とが位置決めされるようになっている。また前板44aには、前記右可動体39の軸孔59aに挿通されて前側に突出する前記支持軸46aの先端を支持する軸受部56が形成してある(図9,図10参照)。
図7または図8に示すように、前記右可動体39は、前記支持部材38に対して取付ベース体43の後板43aおよびカバー体44の前板44aとの対向方向と交差する方向に回動自在に枢支される前記可動基部41と、該可動基部41に支持部材38の外部で取付けられた前記装飾体部40とから構成される。そして、前記支持部材38に配設された前記駆動モータ45を正逆方向に駆動することで、右可動体39は前記支持軸46aを中心として揺動するよう構成されている。
前記可動基部41は、図6〜図8に示すように、略円盤状に形成された本体部59と、該本体部59における外周縁の所要部位に形成されて径方向に延出する固定部60とを備え、本体部59の略中央に前後に貫通するよう穿設された軸孔59aに、前記支持軸46aが回動自在に挿通される。すなわち、可動基部41は、本体部59の軸孔59aに挿通された支持軸46aを中心として回動可能に支持部材38に支持される。前記固定部60は、右可動体39の前記待機位置において支持軸46aの上方に臨んで、該固定部60が支持部材38の前記切欠部58から外方に延出している(図5,図9参照)。そして、待機位置では、前記カバー体44の第1ストッパ(44b)に固定部60が当接することで右可動体39の揺動が規制されており、該待機位置から右可動体39が左方向に傾倒するよう揺動して前記第2ストッパ(51)に固定部60が当接することで右可動体39の揺動が規制されるようになっている。なお、以下の説明では、前記固定部60が第2ストッパ(51)に当接して右可動体39の揺動が規制される位置を作動位置(図6に2点鎖線で示す)と指称する。すなわち、右可動体39は待機位置と作動位置との間で揺動される。
前記装飾体部40は、図8に示す如く、装飾カバー67と、該装飾カバー67の裏側に配設された基板ベース68と、装飾カバー67および基板ベース68の間に配設されたLED基板69およびレンズカバー70とから基本的に構成されて、装飾カバー67の長手方向の一端が前記可動基部41の固定部60にネジ止め固定されている。実施例では、可動基部41の固定部60に長手方向の一端が固定された装飾体部40は、前記裏ユニット19と透明板18との間に形成される空間内において、図5に示すように可動基部41から離間するにつれて後方に傾斜するよう構成されて、前記待機位置において後述するLED71の光が斜め上方に向けて照射されるようになっている。
次に、前述した実施例に係るパチンコ機の作用につき説明する。
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1) 実施例では、透明板と裏ユニットとから遊技盤を構成したが、ベニヤ板からなる遊技盤であってもよい。
(2) 実施例では、支持部材に対して右可動体(可動体)が支持軸を中心として揺動するよう構成したが、支持部材に対して右可動体を平行移動する構成を採用することができ、この場合は該右可動体の平行移動方向に沿って前後の球体が等間隔で配設されていればよく、また突条部についても右可動体の移動方向に沿って設けられていればよい。
(3) 実施例では、後球体を取付ベース体に配設すると共に、前球体を右可動体(可動基部)に配設したが、前後の球体を夫々右可動体の前後に配設して対応する取付ベース体やカバー体に対して各球体が転動自在に接触する構成、あるいは後球体を取付ベース体に配設すると共に前球体をカバー体に配設して、各球体が右可動体の前面または裏面に転動自在に接触する構成等、前後の球体が配設される部材は、右可動体の前後において球体が転動しつつ右可動体を支持し得るものであればよい。
(4) 実施例では、右可動体の前後を球体で支持するよう構成したが、該可動体の移動態様に応じて可動体の上下または左右の両側を球体で支持する構成を採用し得る。
(5) 実施例では、球体で可動体が移動自在に支持される可動演出装置を裏ユニットに配設する場合で説明したが、当該可動演出装置は、透明板や装飾部材に配設されるものであってもよい。また、可動演出装置の遊技盤(透明板、装飾部材、裏ユニット)に対する配設位置は、上下・左右何れの位置であってもよい。更に、可動体における球体で支持される支持部分(可動基部)に対して遊技者から視認可能な視認部分(装飾体部)が上方に延在する構成に限らず、支持部分の遊技盤(透明板、装飾部材、裏ユニット)に対する配設位置に応じて、視認部分が支持部分の側方や下方に延在する構成を採用できる。
(6) 球体の配設数や配設位置等については、支持する可動体の大きさや形状等に応じて任意に設定することができ、例えば各面側において複数列で球体を配設(実施例の場合では同心円上に配設)する構成を採用し得る。また、一方の球体の配設数や配設位置(配設間隔)と、他方の球体の配設数や配設位置(配設間隔)とを異ならせてもよい。
(7) 実施例では、駆動モータからの動力を歯車を介して右可動体に伝達して移動するよう構成したが、動作を伝達する機構はこれに限られるものでなく、リンク機構等、その他公知の機構を採用し得る。また、駆動手段としても、電磁ソレノイド等、その他公知の手段を採用することができる。
(8) 遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やパチンコ球を用いたスロットマシン等、その他各種の遊技機であってもよい。
36 右可動演出装置(可動演出装置)
38 支持部材
39 右可動体(可動体)
43a 後板(第2板)
44a 前板(第1板)
45 駆動モータ(駆動手段)
48 後受部(第1の受部)
49 後球体(球体)
57 第1の突条部
61 第2の突条部
62 前受部(第2の受部)
63 前球体(球体)
Claims (5)
- 可動体の動作により演出を行なう可動演出装置を遊技盤に備えた遊技機において、
前記遊技盤に設けられ、前記可動体を挟む両側に臨む第1板および第2板を備え、両板間に可動体が、両板の対向方向と交差する方向に移動自在に配設された支持部材と、
前記可動体を移動させる駆動手段と、
前記可動体における前記第1板と対向する一方の面と該第1板との間および該可動体における前記第2板と対向する他方の面と該第2板との間の夫々に転動自在に配設され、前記支持部材に対して可動体を移動自在に支持する複数の球体とを備えた
ことを特徴とする遊技機。 - 前記支持部材に対して前記可動体が回動自在に枢支されて、該可動体は基準位置と作動位置との間を揺動するよう構成され、該可動体の一方の面に臨む複数の前記球体および他方の面に臨む複数の前記球体の夫々は、該可動体の周方向に等間隔で配置される請求項1記載の遊技機。
- 前記可動体の基準位置において前記可動体の一方の面に臨む各球体の位置は、可動体の他方の面において可動体の移動方向に隣り合う球体の中間に臨むように設定される請求項2記載の遊技機。
- 前記支持部材の第2板に、前記球体が転動自在に遊嵌される第1の受部が配設されて、該第1の受部に遊嵌された球体が可動体の対向する他方の面に転動自在に接触すると共に、
前記可動体の一方の面に、前記球体が転動自在に遊嵌される第2の受部が配設されて、該第2の受部に遊嵌された球体が前記支持部材の対向する第1板に転動自在に接触するよう構成される請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。 - 前記球体が臨む面には、該球体が転動自在に接触する突条部が前記可動体の移動方向に沿って設けられる請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
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