JP2008295627A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転駆動源にかかる負荷を減らせる可動役物を備えたパチンコ機を提供する。
【解決手段】本発明に係るパチンコ機の可動役物は、モータ45の出力軸に挿入された基部48であって、前記基部の受け側と前記回転軸との間にクリアランスを有する基部48と、基部に設けられた一線状の収容溝であって、前記収容溝の一端近傍が第2のリング状摺動溝48dの外周より内側に設けられた収容溝と、発光する導光部材49の基端側が収容溝に収容された導光部材と、第1のリング状摺動溝及び第3のリング状摺動溝52a内に挿入された第1の摺動リング58と、第2のリング状摺動溝48d及び第4のリング状摺動溝内に挿入された第2の摺動リング60と、を具備し、基部48は、前記回転軸に対して回転可能となるように、第1の保持部材52に第1の摺動リング58によって保持され、且つ第2の保持部材53に第2の摺動リング60によって保持される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、回転駆動源にかかる負荷を減らすことができる可動役物を備えたパチンコ機に関する。
従来のパチンコ機は、モータの駆動力を受けて、回転軸を中心に回転するハンマを模した可動役物を有している。詳細には、モータの回転力は、モータの回転軸に嵌合している第1のギアに伝えられ、さらに、第1のギアと噛み合う第2のギアに伝えられ、第2のギアが嵌合している回転軸の端部には、第2のギアの回転方向と同じ方向にハンマが回転するように、回転軸の軸方向に対して鉛直となる方向に、ハンマのアームが嵌合されている。これにより、モータの回転力によってハンマが回転する(例えば特許文献1参照)。
特開2006−034626(0073〜0074段落、図3)
ところで、上述した従来のパチンコ機のハンマを模した可動役物では、回転軸の一方端にハンマのアームを嵌合し、回転軸の他方端にモータの回転力を伝達する第2のギアを嵌合しているため、回転軸にハンマの重量がかかって、回転軸が傾斜することがある。その結果、モータなどの回転駆動源に負荷がかかるという課題があった。
本発明は上記のような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、回転駆動源にかかる負荷を減らすことができる可動役物を備えたパチンコ機を提供することにある。
本発明に係るパチンコ機は、可動役物を備えたパチンコ機において、前記可動役物は、回転駆動源に取り付けられた回転軸と、前記回転軸に挿入された基部であって、前記基部の受け側と前記回転軸との間にクリアランスを有する基部と、前記基部の一端面で且つ前記回転軸に対して垂直面に沿って設けられた第1のリング状摺動溝と、前記基部の他端面で且つ前記回転軸に対して垂直面に沿って設けられた第2のリング状摺動溝と、前記基部の前記他端面に設けられた一線状の収容溝であって、前記収容溝の一端近傍が前記第2のリング状摺動溝の外周より内側に設けられた収容溝と、前記収容溝に収容された光源と、前記収容溝に収容され、前記光源から発せられる光を長手方向に導くことで発光する導光部材であって、前記導光部材の基端側が前記収容溝に収容され、前記長手方向が前記回転軸に対して垂直面と平行になるように配置された導光部材と、前記第1のリング状摺動溝に対向して且つ沿うように設けられた第3のリング状摺動溝を有する第1の保持部材と、前記第2のリング状摺動溝に対向して且つ沿うように設けられた第4のリング状摺動溝を有する第2の保持部材と、前記第1のリング状摺動溝内に一方端側が挿入され、前記第3のリング状摺動溝内に他方端側が挿入された第1の摺動リングと、前記第2のリング状摺動溝内に一方端側が挿入され、前記第4のリング状摺動溝内に他方端側が挿入された第2の摺動リングと、を具備し、前記基部は、前記回転軸に対して回転可能となるように、前記第1の保持部材に前記第1の摺動リングによって保持されるとともに前記第2の保持部材に前記第2の摺動リングによって保持されることを特徴とする。
上記パチンコ機によれば、基部を、第1及び第2の保持部材に第1及び第2の摺動リングによって保持することにより、従来技術に比べて回転駆動源にかかる負荷を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
1.パチンコ機の機械的構成および電気的構成について
図1は、本発明の実施の形態による遊技盤を示す前面図である。図2は、図1に示す遊技盤の可動役物を取り付けた部分を拡大した図である。図3は、本発明の実施の形態による遊技機の全体構成を示す前面図である。図4は、本発明の実施の形態による遊技機の全体構成を示す後面図である。図3に示す左方向の矢印は遊技盤の正面に向かって左方向を示す記載であり、図4に示す右方向の矢印は遊技盤の正面に向かって右方向を示す記載である。
パチンコホールの台島には、図3および図4に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1の前端面には前枠2が左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。この前枠2の前面には、下端部に位置して横長な長方形状の下皿板3が固定されており、下皿板3の前面には上面が開口する下皿4が固定されている。また、前枠2の前面には下皿板3の上方に位置して上皿板5が装着されており、上皿板5の前面には上面が開口する上皿6が固定されている。この上皿板5の後面には右端部に位置してスピーカ7が固定されており、スピーカ7の駆動時にはスピーカ7から前方の遊技者に遊技音が出力される。
下皿板3の前面には右端部に位置してハンドル台8が固定されており、ハンドル台8には発射ハンドル9が前後方向へ延びる水平な軸を中心に回動可能に装着されている。この発射ハンドル9の後方には、図4に示すように、発射モータ10が固定されており、発射モータ10の回転軸には、図3に示すように、打球槌11が連結されている。この発射モータ10は打球槌11の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル9が図3の時計回り方向へ回動操作されたときには発射モータ10に駆動電源が与えられ、打球槌11が駆動することに基づいて上皿6内のパチンコ球を上皿6内から弾き出す。
前枠2の前面には、図3に示すように、矩形状の窓枠12が左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されており、窓枠12の内周面には透明なガラス窓13が固定されている。また、前枠2の後面には額縁状の機構盤が固定されている。この機構盤には正方形状の遊技盤14(図1参照)が着脱可能に装着されており、遊技盤14は窓枠12のガラス窓13により前方から覆われている。
遊技盤14の前面には、図1に示すように、外レール15および内レール16が固定されている。これら外レール15および内レール16間には左側部に位置して発射通路17が形成されており、打球槌11が弾いたパチンコ球は発射通路17内を通って上昇する。また、遊技盤14には遊技領域18が形成されており、遊技領域18内には複数の障害釘19が打込まれている。この遊技領域18は外レール15および内レール16によって囲まれた円形領域(発射通路17を除く残余領域)を称するものであり、発射通路17内を上昇するパチンコ球は発射通路17の出口20から遊技領域18内に放出され、障害釘19に当りながら遊技領域18内を落下する。即ち、遊技領域18は発射通路17の出口20から放出されたパチンコ球が転動可能な最大範囲である転動領域に相当する。
窓枠12には、図3に示すように、ガラス窓13の外周部に位置して複数のランプカバー21が固定されており、各ランプカバー21の後方には複数のLED22が配置されている。これら各LED22は窓枠21に固定されたものであり、各ランプカバー21は後方のLED22が発光することに基づいて照明される。ガラス窓13の下方には、操作スイッチ78が設けられている。この操作スイッチ78は、図3に示すように、上皿6に前方から操作可能に固定された自己復帰形のプッシュスイッチからなるものである。
遊技盤14の前面には、図1に示すように、遊技領域18内に位置する図柄表示装置23が設けられている。この図柄表示装置23には、遊技情報などの映像が映し出される表示器25(例えば、LCDなど)が備えられている。さらに、かかる図柄表示装置23には、図2に示す可動役物24が設けられている。尚、図2は、図1に示す遊技盤14の可動役物を取り付けた部分を拡大した図であって可動役物が可動した状態を示す図である。図1では、遊技盤を正面から見た場合、可動役物が装飾物によって隠れた状態となっている。
この可動役物24は、その上方に板状の突起物が設けられており、遊技盤14(図1〜図3参照)を落下転動するパチンコ球が衝突することが殆どないので、パチンコ球の落下転動とは無関係の遊技上の装飾物である。
図柄表示装置23の後面には図柄基板ケースが固定されており、図柄基板ケース内には図5に示す図柄制御基板30が収納されている。この図柄制御基板30には、図柄表示制御手段に相当する図柄表示制御用CPU31や、図柄表示制御用ROM32、図柄表示制御用RAM33、入力・出力ポート34、VDP35などが搭載されており、図柄表示制御用CPU31は、図柄表示制御用ROM32及び図柄表示制御用RAM33などに記憶された制御方法その他の技術情報に基づいて、VDP35に接続された表示器25(図1参照)の表示内容を制御する。
遊技盤14の遊技領域18内には、図1に示すように、上面が開口するポケット状の始動口26が設けられている。また、遊技領域18内には、始動口26の下方に位置して前面が開口する四角筒状の大入賞口27が設けられている。
遊技盤14の後面には、図4に示すように、センタカバー41が着脱可能に装着されている。このセンタカバー41は前面が開口する容器状をなすものであり、図柄表示装置23および図柄基板ケースは後方からセンタカバー41によって覆われている。
前枠2の後面には、メインセット54が着脱可能に装着されている。このメインセット54はセンタカバー41を囲う矩形枠状をなすものであり、センタカバー41はメインセット54の内周部に収納されている。このメインセット54の後面には上端部に位置して球タンク55が固定されており、球タンク55内にはパチンコ球が貯溜されている。また、メインセット54の後面にはタンクレール56が固定されている。このタンクレール56は傾斜樋状をなすものであり、タンクレール56の右端部は球タンク55内に接続されている。
メインセット54の左側部には賞球払出装置57が着脱可能に装着されている。この賞球払出装置57は、パチンコ球が始動口26内および大入賞口27内に入賞することに基づいてパチンコ球を賞品球として放出する。
メインセット54の後面には、図4に示すように、メイン基板ケース59の前方に位置して払出基板ケース66が固定されている。
また、メインセット54の後面には、図4に示すように、センタカバー41の下方に位置してメイン基板ケース59が固定されている。このメイン基板ケース59内には、図5に示すようにメイン制御基板28が収納されており、メイン制御基板28には、当落判定手段、可変情報選択手段などのメイン制御手段に相当するメイン制御用CPU29や、メイン制御用ROM36、メイン制御用RAM37、入力・出力ポート38などが搭載されている。メイン制御基板28には図柄制御基板30が電気的に接続されており、図柄制御基板30には可動役物制御基板40が電気的に接続されている。
また、可動役物制御基板40には、可動役物制御手段に相当する可動役物制御用CPU39や、可動役物制御用ROM42、可動役物制御用RAM43、入力・出力ポート44、などが搭載されており、可動役物制御用CPU39は、可動役物制御用ROM42及び可動役物制御用RAM43などに記憶された制御方法その他の技術情報に基づいて、入力・出力ポート44に接続された可動役物24(図2参照)の動作内容を制御する。
さらに、図5のブロック図においては、3つの入力・出力ポート38,34,44を介して、メイン制御用CPU29と、図柄表示制御用CPU31、可動役物制御用CPU39がそれぞれ接続されている。従って、メイン制御用CPU29は、図柄表示制御用CPU31及び可動役物制御用CPU39を介して、表示器25の表示内容に合わせて可動役物24の動作内容を制御することができる。
2.パチンコ機の遊技機能について
遊技者が上皿6内にパチンコ球を投入して発射ハンドル9を時計回り方向へ回動操作すると、遊技盤14内にパチンコ球が発射され、障害釘19に当りながら落下する。このパチンコ球が始動口26内に入賞すると、賞球払出装置57から設定個数のパチンコ球が上皿6内に賞品球として払出されるとともに、図柄遊技が開始される。この後、図柄遊技中に可動役物24が動作する。
3.可動役物の構造について
図6〜図11は、図2に示す可動役物24の構造の詳細を示すものである。図6は、可動役物を分解した斜視図である。図7は、図6に示す発光ユニットを分解した斜視図である。図8(A)は、図6に示す発光ユニットの側面図であり、図8(B)は、図8(A)に示すB−B線によって切断した断面図であり、図8(C)は、図8(B)に示す実線で囲んだ領域を拡大した断面図である。図9(A)は、図8(A)に示すA−A線によって切断した断面図であり、図9(B)は、図9(A)に示す実線で囲んだ領域を拡大した断面図である。図10(A),(B)は、図6に示す可動役物を組み立てた状態を示す斜視図である。図11(A)は、図10に示す可動役物の側面図であり、図11(B)は、図11(A)に示すA−A線によって切断した断面図である。
図6〜図11に示す可動役物は、回転駆動源としてのモータ45を有しており、このモータ45は回転力を出力する出力軸(回転軸)46を有している(図11(B)参照)。また、可動役物は発光ユニット47を備え、この発光ユニット47は、基部48と、棒状の導光部材49と、導光部材49の両端に配置された光源としての第1及び第2のLED50,51とを有している(図8及び図9参照)。
基部48の先端側にはひよこ形状の装飾体61が取り付けられている。また、基部48の一端面48aには第1のリング状摺動溝48bが設けられており(図9(A)参照)、第1のリング状摺動溝48bはモータの出力軸46に対して垂直面に沿って設けられている。また、基部48の他端面48cには第2のリング状摺動溝48dが設けられており(図7参照)、第2のリング状摺動溝48dはモータの出力軸46に対して垂直面に沿って設けられている。
また、基部48の他端面48cには一線状の収容溝48eが設けられており、この収容溝48eは第1及び第2のLED50,51と棒状の導光部材49を収容するための溝である。収容溝48eは、第2のリング状摺動溝48dより奥側の深い位置に設けられ、且つ第2のリング状摺動溝48dの一部に繋げられている。収容溝48eの一端近傍は第2のリング状摺動溝48dの外周より内側に設けられ、収容溝48eの他端は第2のリング状摺動溝48dの外側で且つ装飾体61の側に向かって延伸して設けられている。
第2のリング状摺動溝48dと収容溝48eの位置関係を上記のようにした理由は次のとおりである。第2のリング状摺動溝48の外周の外側に収容溝48eを設けた場合に比べて、基部48の基端側の直径を小さくして基部48の基端側をコンパクトに形成することができる。また、その他の理由は、収容溝48eは基部48の外方に向かって開口されているが、収容溝48eの一端近傍を第2のリング状摺動溝48dの外周より内側に設けることにより、導光部材49の基端と第1のLED50が遊技者から見えにくくするためである。
また、収容溝48eの深さを、収容溝48eに収容された棒状の導光部材49が、第2のリング状摺動溝48dに挿入された第2の摺動リング60(図6参照)の摺動の補助になるような深さとすることが好ましい。具体的には、収容溝48eに棒状の導光部材49を収容したときに、導光部材49の前面側が収容溝48eに面一か、僅かだけ奥側となるような収容溝48eの深さとすることが好ましい。
また、収容溝48eは第2のリング状摺動溝48dの2個所を分断する位置に形成されている(図8(A)参照)。これにより、第2の摺動リング60が第2のリング状摺動溝48d内で3点支持され、その結果、第2の摺動リング60を第2のリング状摺動溝48d内で摺動し易くすることができる。尚、収容溝48eは、第2のリング状摺動溝48dの2箇所を分断する位置に形成されることが好ましいが、1箇所を分断する位置に形成されても良い。
基部48の収容溝48eにDカットされた透明の棒状の導光部材49が収容され、この収容溝48e内であって導光部材49の基端側に第1のLED50が配置され、導光部材49の先端側に第2のLED51が配置されると、第1及び第2のLED50,51から発せられる光が導光部材49の長手方向に導かれる。そして、導光部材49の底面には山ギリ49aのローレット加工が施されているため、LEDからの光が乱反射して棒状の導光部材49が全体的に発光しているように見せることができる(図8及び図9参照)。
また、基部48の収容溝48eに導光部材49を収容すると、導光部材49の長手方向がモータの出力軸46に対して垂直面と平行になるようになっている。また、基部48の収容溝48eの内面を白色で反射率の高い樹脂で形成し、この収容溝48eに導光部材49を収容することにより、収容溝48eが開口された面以外から漏れる光を再び導光部材に反射させることができ、その結果、前記開口された面からの発光量を増やす効果が得られる(図7参照)。
また、可動役物は、ケースとしての第1及び第2の保持部材52,53を備えている。第1の保持部材52は、前記第1のリング状摺動溝48bに対向して且つ沿うように設けられた第3のリング状摺動溝52aを有している。第2の保持部材53は、前記第2のリング状摺動溝48dに対向して且つ沿うように設けられた第4のリング状摺動溝53aを有している(図6及び図11参照)。
図6〜図11に示す可動役物は上述したような各構成部品を有しているため、各構成部品を容易に組み付けることができる。また、本実施の形態のように収容溝48eの一端近傍を第2のリング状摺動溝48dの外周より内側に設けても、収容溝48eの一端近傍を第2のリング状摺動溝48dの外周より外側に設けた場合に比べて遜色なく組み付けが可能である。
詳細には、第1及び第2のLED50,51を有する導光部材49を基部48の収容溝48eに収容し、第1の保持部材52における第3のリング状摺動溝52a内に第1の摺動リング58の一方端側を挿入し、発光ユニット47における基部48の第1のリング状摺動溝48b内に第1の摺動リング58の他方端側を挿入し、基部48の第2のリング状摺動溝48d内に第2の摺動リング60の一方端側を挿入し、第2の保持部材53における第4のリング状摺動溝53a内に第2の摺動リング60の他方端側を挿入し、そして、基部48が有する十字型のブッシュ46aにモータの出力軸46を圧入する。このブッシュ46aに対応する基部48の受け側(十字型に対応した形状)には、ブッシュ46aとの間の回転方向(出力軸の径方向)にクリアランスが設けられている。これにより、発光ユニット47の基部48は、第1の保持部材52に第1の摺動リング58によって保持されるとともに第2の保持部材53に第2の摺動リング60によって保持され、その結果、モータの出力軸46に基部48等の重量がかかることを抑制しながら、発光ユニット47の基部48はモータの出力軸46に対して回転可能となるように組み付けられる。
上記実施の形態による可動役物によれば、発光ユニット47の基部48を、第1及び第2の保持部材52,53に第1及び第2の摺動リング58,60によって保持することにより、従来技術に比べてモータの出力軸46にかかる負荷を低減することができる。その結果、出力軸46が傾斜することを抑制できる。
また、発光ユニット47の基部48のブッシュ46aにモータの出力軸46を圧入するとしたが、仮に発光ユニット47の基部48にモータの出力軸46を直接圧入した場合、出力軸46に対して発光ユニット47の長手方向が垂直に装着されるのが好ましいが、完全に垂直に装着するのは難しい。もし出力軸46に対して発光ユニット47の長手方向が垂直よりやや傾斜しているとすると、発光ユニット47を回転させた際に第1及び第2の保持部材52,53に接触して回転が停止したり、発光ユニット47の先端のひよこ形状の装飾体61が周辺の構造物に接触することになる。このようなことを防止するために、発光ユニット47の基部48と第1及び第2の保持部材52,53との間に第1及び第2の摺動リング58,60を配置することで、前記傾斜を矯正することが可能となる。つまり、第1及び第2の摺動リング58,60を、第1及び第2の保持部材52,53それぞれと基部48の第1及び第2のリング状摺動溝48b,48dとの間にフリーの状態で挿入することにより、第1及び第2の摺動リング58,60と第1及び第2のリング状摺動溝48b,48dによって発光ユニットの基部48の傾斜を矯正しながら回転させることができる。これはモータの負荷にならないように働く。よって、回転の停止を防止し、発光ユニットの先端の振れを抑制することができる。
そして、さらには、前述したように基部48が有するブッシュ46aにモータの出力軸46を圧入し、ブッシュ46aに対応する基部48の受け側にブッシュ46aとの間のクリアランスを設けることで、ブッシュ46aに対するモータの出力軸46の傾斜が起因となる発光ユニット47の傾斜をさらに抑制することができる。
尚、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。
基部48が有するブッシュ46aに出力軸46を挿入したが、ブッシュ46aを用いること無く、出力軸46を断面D状に形成し、基部48の受け側に出力軸46と対応した断面D状の軸穴を設け、該軸穴に出力軸46が挿入された状態で出力軸46と該軸穴との間にクリアランスが設けられていても良い。
本発明の実施の形態による遊技盤を示す前面図。 図1に示す遊技盤の可動役物を取り付けた部分を拡大した図。 本発明の実施の形態による遊技機の全体構成を示す前面図。 本発明の実施の形態による遊技機の全体構成を示す後面図。 図1〜図3に示す遊技機の制御部を示すブロック図。 可動役物を分解した斜視図。 図6に示す発光ユニットを分解した斜視図。 (A)は、図6に示す発光ユニットの側面図、(B)は、(A)に示すB−B線によって切断した断面図、(C)は、(B)に示す実線で囲んだ領域を拡大した断面図。 (A)は、図8(A)に示すA−A線によって切断した断面図、(B)は、(A)に示す実線で囲んだ領域を拡大した断面図。 図6に示す可動役物を組み立てた状態を示す斜視図。 (A)は、図10に示す可動役物の側面図、(B)は、(A)に示すA−A線によって切断した断面図。
符号の説明
24…可動役物、45…モータ、46…出力軸(回転軸)、47…発光ユニット、48…基部、48b…第1のリング状摺動溝、48d…第2のリング状摺動溝、48e…収容溝、49…棒状の導光部材、50…第1のLED、51…第2のLED、52…第1の保持部材、52a…第3のリング状摺動溝、53…第2の保持部材、53a…第4のリング状摺動溝、58…第1の摺動リング、60…第2の摺動リング

Claims (1)

  1. 可動役物を備えたパチンコ機において、
    前記可動役物は、
    回転駆動源に取り付けられた回転軸と、
    前記回転軸に挿入された基部であって、前記基部の受け側と前記回転軸との間にクリアランスを有する基部と、
    前記基部の一端面で且つ前記回転軸に対して垂直面に沿って設けられた第1のリング状摺動溝と、
    前記基部の他端面で且つ前記回転軸に対して垂直面に沿って設けられた第2のリング状摺動溝と、
    前記基部の前記他端面に設けられた一線状の収容溝であって、前記収容溝の一端近傍が前記第2のリング状摺動溝の外周より内側に設けられた収容溝と、
    前記収容溝に収容された光源と、
    前記収容溝に収容され、前記光源から発せられる光を長手方向に導くことで発光する導光部材であって、前記導光部材の基端側が前記収容溝に収容され、前記長手方向が前記回転軸に対して垂直面と平行になるように配置された導光部材と、
    前記第1のリング状摺動溝に対向して且つ沿うように設けられた第3のリング状摺動溝を有する第1の保持部材と、
    前記第2のリング状摺動溝に対向して且つ沿うように設けられた第4のリング状摺動溝を有する第2の保持部材と、
    前記第1のリング状摺動溝内に一方端側が挿入され、前記第3のリング状摺動溝内に他方端側が挿入された第1の摺動リングと、
    前記第2のリング状摺動溝内に一方端側が挿入され、前記第4のリング状摺動溝内に他方端側が挿入された第2の摺動リングと、を具備し、
    前記基部は、前記回転軸に対して回転可能となるように、前記第1の保持部材に前記第1の摺動リングによって保持されるとともに前記第2の保持部材に前記第2の摺動リングによって保持されることを特徴とするパチンコ機。
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