JP2014083242A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】センターケースの着脱作業が容易で且つその発光態様を向上できる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技領域13を前側に有し且つその所定箇所に前後方向に貫通した装着孔11aを有する遊技盤11と、装着孔11a箇所に表示画面22aが位置する画像表示手段22と、遊技盤11の前側で装着孔11a周囲箇所に装着されるセンターケース14と、遊技盤11の後側で且つ正面視で装着孔11a内に位置する発光手段50と、センターケース14における遊技盤11の装着孔11a内箇所に位置し且つ発光手段50からの光が照射される左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rと、装着孔11a箇所に位置する透明区画部材40と、透明区画部材40における、発光手段50から左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rに光照射される照射領域と重なる箇所をそれぞれ切り欠いた左側切欠き部45L,右側切欠き部45Rと、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】遊技領域13を前側に有し且つその所定箇所に前後方向に貫通した装着孔11aを有する遊技盤11と、装着孔11a箇所に表示画面22aが位置する画像表示手段22と、遊技盤11の前側で装着孔11a周囲箇所に装着されるセンターケース14と、遊技盤11の後側で且つ正面視で装着孔11a内に位置する発光手段50と、センターケース14における遊技盤11の装着孔11a内箇所に位置し且つ発光手段50からの光が照射される左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rと、装着孔11a箇所に位置する透明区画部材40と、透明区画部材40における、発光手段50から左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rに光照射される照射領域と重なる箇所をそれぞれ切り欠いた左側切欠き部45L,右側切欠き部45Rと、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、パチンコ機等の遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機では、透明遊技盤の前側に、ガイドレールで取り囲まれた遊技領域が設けられており、この遊技領域の正面視で中央箇所に形成された開口に対して前側からセンターケースが装着され、当該開口から画像表示手段(液晶ディスプレイ等)の表示画面が視認可能となるように透明遊技盤の後側から当該画像表示手段が配設されたものがある。このセンターケースは、正面視で透明遊技盤の開口に対応する視認窓と、この視認窓を塞ぐ透明仕切り板とを備えており、この透明仕切り板により遊技球がセンターケースの奥側に進入することを防止している(特許文献1)。
前述した遊技機において、例えばセンターケースを、その前面所定箇所に形成された透光性の発光部と、この発光部の背面に光を照射するLED実装基板とを備える構成とする場合には、LED実装基板が透明遊技盤の背面側の制御基板(例えば音声ランプ制御基板)等に対して短い引き回しの配線で接続されているため、センターケースの遊技盤へのネジ止めを解除しても当該センターケースが遊技盤にその配線で接続されたままで遊技盤から引き離せないことから、当該配線のコネクタが外し難く、センターケースの着脱作業が煩わしいという問題がある。
そこで、透明遊技盤の後側で且つ正面視で開口内に少なくとも一部が位置する箇所に装飾ランプを配設するとともに、この装飾ランプからの光で発光する透光性の発光部をセンターケースの所定箇所に設けることで、センターケースが発光可能でその着脱作業を容易とすることが考えられるが、この場合には、装飾ランプからの光が透明仕切り板の背面箇所で反射されてしまい、センターケースにおける透明仕切り板前側の発光部への光照射が弱くなってしまい、センターケースの発光部の発光態様の改善が求められる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、センターケースの着脱作業が容易で且つ当該センターケースの発光部の発光態様を向上させることができる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技球が流下する遊技領域13を前側に有し且つ当該遊技領域13の所定箇所に前後方向に貫通した開口11aを有する遊技盤11と、前記遊技盤11の後側から前記開口11a箇所に表示画面22aの一部又は全部が位置するように配設される画像表示手段22と、前記遊技盤11の前側で前記開口11a周囲箇所に装着され且つ前記開口11aに対応する視認窓43を有する装飾部材14と、を備える遊技機において、前記遊技盤11の表面よりも後側で且つ正面視で前記開口11a内に少なくとも一部が定常的に位置する又は変位することで位置する発光手段50と、前記装飾部材14における前記遊技盤11の前記開口11a内箇所に位置し且つ前記発光手段50からの光が照射される光透過部41L,41Rと、前記開口11a箇所の所定領域に位置する透明仕切り板40と、前記透明仕切り板40における、前記発光手段50から前記光透過部41L,41Rに光照射される照射領域と重なる箇所を切り欠いた切欠き部45L,45Rと、備えることを特徴とするものである。
なお、遊技盤11としては、合板(ベニヤ板)により形成される木製のものや、透明樹脂により形成される透明樹脂製のもの(透明遊技盤)や、当該木製であって発光手段50の配設箇所に透明部が配設されたものなどが挙げられる。
また、前記装飾部材14は、前記光透過部41L,41Rの周囲所定箇所に形成された非発光部42を備え、前記切欠き部45L,45Rの境界部46が前記非発光部42の背後に位置しているとしてもよい。
また、前記装飾部材14は、前記発光手段50を視認可能な窓部47を備えるとしてもよい。また、前記切欠き部45L,45Rの前記境界部46は前記発光手段50の外形に対応した形状としてもよい。
また、前記遊技盤11は透明遊技盤11であり、前記発光手段50は、第1発光部71と第2発光部72とを備え、前記第1発光部71を前記透明遊技盤11の後側に位置させ当該第1発光部71からの光を当該透明遊技盤11の背後箇所に照射し、前記第2発光部72を前記透明遊技盤11の後側で且つ前記装飾部材14の背後に位置させ前記第2発光部72からの光を前記光透過部41L,41Rに照射する構成としてもよい。
また、前記発光手段50を、前記遊技盤11の後側で且つ正面視で前記開口11a外の第1位置と、前記遊技盤11の後側で且つ正面視で前記開口11a内の第2位置と、に変位可能な変位手段60を備えるとしてもよい。
なお、前記装飾部材14は、複数の前記光透過部55,56を備え、前記変位手段80は、前記発光手段50を、前記遊技盤11の後側で且つ正面視で前記複数の光透過部55,56に重なる各位置に変位する構成としてもよい。また、前記装飾部材14は、複数の前記光透過部55,56と、前記発光手段50を視認可能な窓部47とを備え、前記変位手段80は、前記発光手段50を、前記遊技盤11の後側で且つ正面視で前記複数の光透過部55,56に重なる各位置と前記窓部47に重なる位置とに変位する構成としてもよい。また、前記発光手段50は、前記遊技盤11の後側又はその開口11a内に位置する可動役物に設けられ、前記変位手段60,80によって前記可動役物自体又は前記発光手段50を変位することで、前記発光手段50を、前記遊技盤11の後側で且つ正面視で前記光透過部55,56の背後位置に変位する構成としてもよい。
本発明によれば、センターケースの着脱作業が容易で且つ当該センターケースの発光部の発光態様を向上させることができる遊技機を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図4は本発明をパチンコ機に採用した一実施形態を例示している。図1において、遊技機1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3の前側には、ガラス扉4と前面板5とが上下に配置され、このガラス扉4と前面板5とが前枠3に開閉自在に枢支されている。
前面板5には、その前側に、発射手段(図示省略)に供給するための遊技球を貯留する貯留皿6、発射手段を作動させるための発射ハンドル7等が設けられている。
ガラス扉4に設けられた窓孔8には例えば2枚のガラス板9(透明樹脂板等であってもよい)が嵌め込まれ、その後側には図2に示す遊技盤11が前枠3に対して例えば前側から着脱自在に装着されている。遊技盤11の前面側には、発射手段から発射された遊技球を案内するガイドレール12が環状に装着されると共に、そのガイドレール12の内側の遊技領域13に、センターケース14(装飾部材)、普通図柄始動手段15、特別図柄始動手段16、大入賞手段17、普通入賞手段18等の各種遊技部品が配置されている。なお、ガラス扉4の閉状態では、ガラス板9は、遊技盤11の遊技領域13に対して遊技球が流下可能な間隔(遊技球の直径よりも大きく遊技球2個分よりも小さい間隔)を空けて位置している。
センターケース14は、図4に示すように、遊技盤11の前後方向に開口した装着孔11a(開口)に対して前側から着脱自在に装着される前構造体21と、液晶式その他の画像表示手段22が装着され且つ前構造体21に対応して遊技盤11の裏側に着脱自在に装着される後構造体23とを備えている。遊技盤11の装着孔11aは、例えばルータ加工により形成されている。前構造体21は、図2、図3に示すように、正面視で外縁箇所に点在形成された貫通孔に挿入したネジを、遊技盤11に螺入することで、前構造体21を遊技盤11に固定している。
前構造体21は、図2に示すように、装着孔11aに沿って配置される環状の装飾枠24と、この装飾枠24の下部側に沿って左右方向に配置され且つ入球口25に入球してワープ通路(図示省略)を通って案内された遊技球を自由に転動させて前側に落下させるステージ26とを備え、装飾枠24上に、普通図柄表示手段27、特別図柄表示手段28、普通保留個数表示手段29等が設けられている。なお、普通図柄表示手段27、特別図柄表示手段28又は普通保留個数表示手段29の少なくとも一つを、装飾枠24ではなく、画像表示手段22において画像表示するようにしてもよいし、遊技領域13外の所定箇所に設けるようにしてもよい。
また、後構造体23は、図4に示すように、その後側に装着される画像表示手段22の表示画面22aに対応する例えば矩形状の表示窓31が形成された背壁部32と、この背壁部32の外縁側から前向きに延設された周壁部33とを一体に備えている。なお、画像表示手段22は、図2に示すように、演出図柄表示手段35と特別保留個数表示手段36とを備えている。この特別保留個数表示手段36を装飾枠24に設けるようにしてもよいし、遊技領域13外の所定箇所に設けるようにしてもよい。
画像表示手段22は、図4に示すように、後構造体23によって装着孔11a後方に形成される開口空間23aを介して表示画面22aが視認可能に配設されている。
ところで、図2に示すように、普通図柄表示手段27は、普通図柄を変動表示するためのもので、例えば「○」「×」の2種類の普通図柄に対応する2個の発光体(例えばLED)により構成されており、通過ゲート等よりなる普通図柄始動手段15が遊技球を検出することを条件にそれら2つの発光体が所定時間交互に点滅して、普通図柄始動手段15による遊技球検出時に取得された当たり判定乱数値が予め定められた当たり判定値と一致する場合には当たり態様に対応する「○」側の発光体が発光した状態で、それ以外の場合には外れ態様に対応する「×」側の発光体が発光した状態で、点滅が終了するようになっている。
また、普通図柄表示手段27の変動表示中、又は後述する普通利益状態中に普通図柄始動手段15が遊技球を検出した場合には、その検出時に取得された当たり判定乱数値が予め定められた上限保留個数、例えば4個を限度として記憶されると共に、例えば上限保留個数と同数の発光体よりなる普通保留個数表示手段29がその発光個数により当たり判定乱数値の記憶個数(以下、普通保留個数という)を表示して、その時点での普通保留個数を遊技者に報知するようになっている。
特別図柄始動手段16は、特別図柄表示手段28による図柄変動を開始させるためのもので、例えば上下2つの特別始動口16a,16bを備え、センターケース14の下側等に配置されている。上側の特別始動口16aは開閉手段等を有しない非作動式入賞口、下側の特別始動口16bは開閉手段38により開閉可能な作動式入賞口で、普通図柄表示手段27の変動後の停止図柄が当たり態様となって普通利益状態が発生したときに、開閉手段38が所定時間、所定回数だけ閉状態から開状態に変化するように構成されている。
特別図柄表示手段28は、1個又は複数個、例えば1個の特別図柄(遊技図柄)を変動表示可能な7セグメント式等の表示手段により構成されており、特別図柄始動手段16の特別始動口16a,16bの何れかに遊技球が入賞することを条件に特別図柄を所定時間変動表示して、特別始動口16a,16bへの入賞時に取得された大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致する場合には所定の大当たり態様で、それ以外の場合には外れ態様で停止するようになっている。
特別図柄には、例えば大当たり態様及び外れ態様が夫々1又は複数種類ずつ設けられている。なお、それら各態様には夫々数字図柄等を割り当ててもよいし、遊技者がその特別図柄の種類を容易に区別できないように、任意の線や点の組み合わせのような特別な意味を持たない図柄を割り当ててもよい。
また、特別図柄の変動表示中、又は後述する特別利益状態中に特別始動口16a,16bに遊技球が入賞した場合には、その入賞時に取得された大当たり判定乱数値等が夫々所定の上限保留個数、例えば各4個を限度として記憶されると共に、特別保留個数表示手段36が大当たり判定乱数値の記憶個数 (以下、特別保留個数という)を表示して、その時点での特別保留個数を遊技者に報知するようになっている。
演出図柄表示手段35は、例えば特別図柄表示手段28による特別図柄の変動表示と並行して演出図柄を変動表示するもので、1個又は複数個、例えば左右方向に3個の演出図柄を例えば各種の演出画像と共に画像表示手段22の表示画面22aに変動表示可能に構成されており、特別図柄始動手段16の特別始動口16a,16bの何れかに遊技球が入賞することを条件に特別図柄の変動開始と同時に所定の変動パターンに従って演出図柄の変動を開始すると共に、特別図柄の変動停止と同時に最終停止するように、演出図柄を左、右、中等の所定の順序で停止させるようになっている。
また、特別保留個数表示手段36は、特別保留個数を報知するもので、表示画面22a上の所定箇所に特別保留個数分のシンボルを表示するようになっている。
大入賞手段17は、遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能な閉状態とに切り換え可能な開閉板39を備えた作動式入賞手段で、特別図柄表示手段28の変動後の特別図柄が大当たり態様となることに基づいて特別利益状態が発生したときに、開閉板39が所定の開放パターンに従って前側に開放して、その上に落下した遊技球を内部へと入賞させるようになっている。
後構造体23は、図4に示すように、遊技盤11の後側で且つ正面視で装着孔11a内に例えば定常的に位置する発光手段50を備えている。具体的には、後構造体23の周壁部33により形成される窪み空間の左端箇所及び右端箇所に、発光手段50がそれぞれ配設されている。発光手段50は、LED51(発光ダイオード)を実装したLED実装基板52と、このLED実装基板52が装着される取付板53と、このLED実装基板52の前方に位置して取付板53に係止され且つLED51からの光で発光する光透過性の前カバー部54とを備え、前カバー部54の前面が例えば面状発光するものである。なお、前カバー部54の前面の面状発光は一様であってもよいし、LED51の対応箇所では発光強度が高くそれ以外の箇所では低いとする発光態様であってもよいし、前カバー部54を備えない構成としてもよい。
前構造体21は、図2〜図4に示すように、その正面視で左端箇所及び右端箇所にそれぞれ形成された左側装飾部30L及び右側装飾部30Rを備えている。具体的には、図4に示すように、左側装飾部30L及び右側装飾部30Rの背面に突出したそれぞれのボス部37に、装飾枠24の左端箇所及び右端箇所の貫通孔24aに挿入したネジ37aを螺入することで、左側装飾部30L及び右側装飾部30Rを装飾枠24に固定している。
この左側装飾部30Lは、左側の発光手段50からの光が照射されて発光する光透過性の左部発光装飾部41L(光透過部)と、この左部発光装飾部41Lの周囲に形成されて光が透過しない非発光装飾部42(非発光部)と、を備えている。
また、右側装飾部30Rも前記と同様に、右側の発光手段50からの光が照射されて発光する光透過性の右部発光装飾部41R(光透過部)と、この右部発光装飾部41Rの周囲に形成されて光が透過しない非発光装飾部42(非発光部)と、を備えている。また、前構造体21は、その正面視で中央箇所に、画像表示手段22の表示画面22aが視認可能な視認開口部43(視認窓)を備えている。
また、前構造体21は、図2〜図4に示すように、遊技盤11の後側で且つ正面視で装着孔11a内に位置するように透明薄板状の透明区画部材40(透明仕切り板)が装着されている。具体的には、図4に示すように、装飾枠24の後方に突出したボス部34に、透明区画部材40の貫通孔40aに挿入したネジ34aを螺入することで、透明区画部材40を装飾枠24に固定している。この透明区画部材40は、画像表示手段22を保護するためのものである。さらに、この透明区画部材40の下部側では、ステージ26(図2参照)を転動する遊技球が当該ステージ26よりも奥側に進入することを阻止するように当該ステージ26とそれよりも奥側とを区画するものでもある。つまり、透明区画部材40は、ステージ26を転動する遊技球が開口空間23aに進入することを阻止するようにステージ26と開口空間23aとを区画している。なお、この透明区画部材40は、例えば上下に二分割し、その上側透明区画部材を画像表示手段22の保護用とし、その下側透明区画部材をステージ26用としてもよい。
また、透明区画部材40は、図2〜図4に示すように、左側の発光手段50から左部発光装飾部41Lに光照射される照射領域と重なる箇所を切り欠いた左側切欠き部45L(切欠き部)と、右側の発光手段50から右部発光装飾部41Rに光照射される照射領域と重なる箇所を切り欠いた右側切欠き部45R(切欠き部)とを備えている。図3に示すように、左側切欠き部45Lの境界部46は左側の非発光装飾部42の背後に位置し、右側切欠き部45Rの境界部46は右側の非発光装飾部42の背後に位置している。
また、左側切欠き部45Lの境界部46は、図3に示すように、左側の発光手段50の外形(矩形状の上辺、右辺及び下辺)に対応した形状(凹部形状)としている。右側切欠き部45Rの境界部46も、右側の発光手段50の外形(矩形状の上辺、左辺及び下辺)に対応した形状(凹部形状)としている。
遊技機1は、遊技動作を統括的に制御する主制御基板(図示省略)と、この主制御基板からのコマンドに基づいて、画像表示手段22の表示制御(例えば演出図柄表示手段35の表示制御など)を行うサブ制御基板(図示省略)とを備えている。このサブ制御基板は、画像表示手段22の表示内容に応じて、ガラス扉4に配設されたスピーカ(図示省略)の音出力口10から所定の音声(声、音楽、効果音など各種の音)を出力する制御も行うものとしてもよい。
例えば、サブ制御基板は、左側の発光手段50及び右側の発光手段50を発光(電飾)制御しており、遊技演出内容に同期(対応)して、左側の発光手段50及び右側の発光手段50からの光で左部発光装飾部41L及び右部発光装飾部41Rがそれぞれ発光するようになっている。この遊技演出内容としては、例えば、演出図柄表示手段35における演出図柄の変動表示を特定する変動パターンの種類、大入賞手段17を所定の開放パターンに従って開放する特別利益状態の発生、特別利益状態発生後の所定期間に遊技者に有利な特別遊技状態(時短状態、確変状態など)の発生などが挙げられる。
左部発光装飾部41Lは、図2、図3に示すように、左側の発光手段50からの光で発光するものであり、有色の光透過性樹脂により形成されている。例えば、左部発光装飾部41Lは、その前面側に所定の模様、形状(例えばキャラクタ)を施し、その背面から照射された光によって前面側が発光するものが挙げられる。なお、左部発光装飾部41Lは、例えば、表面又は裏面の少なくとも一方を微小の凹凸形状としたり、光拡散粒子を内在した樹脂成形品としたりして、その全体が発光するようにしてもよい。
また、左部発光装飾部41Lの周囲の非発光装飾部42は、左部発光装飾部41Lとは別体であり、有色で光を透過しない非透過性樹脂により形成されている。この非発光装飾部42に左部発光装飾部41Lが装着(係止、接着、締結、嵌合、スライド支持、嵌合など)されている。この非発光装飾部42は左部発光装飾部41Lとは異なる色としているが、同系色や同一色としてもよい。
また、右部発光装飾部41Rも前述した左部発光装飾部41Lと同様の構成としおり、右部発光装飾部41Rの周囲の非発光装飾部42についても、前述した左部発光装飾部41Lの周囲の非発光装飾部42と同様の構成としているため、これらについての詳細な説明を省略する。
この実施形態では、遊技球が流下する遊技領域13を前側に有し且つ当該遊技領域13の所定箇所に前後方向に貫通した装着孔11aを有する遊技盤11と、この遊技盤11の後側から装着孔11a箇所に表示画面22aの全部が位置するように配設される画像表示手段22と、遊技盤11の前側で装着孔11a周囲箇所に装着され且つ装着孔11aに対応する視認開口部43を有するセンターケース14と、を備えるパチンコ機(遊技機)において、遊技盤11の表面よりも後側で且つ正面視で装着孔11a内に位置する発光手段50と、センターケース14における遊技盤11の装着孔11a内箇所に位置し且つ発光手段50からの光が照射される左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rと、装着孔11a箇所に位置する透明区画部材40と、透明区画部材40における、発光手段50から左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rに光照射される照射領域と重なる箇所をそれぞれ切り欠いた左側切欠き部45L,右側切欠き部45Rと、を備えている。
したがって、センターケース14の左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rは、遊技盤11側の発光手段50からの光が照射されて発光するので、このセンターケース14にLED実装基板52及びその配線などを配設することを不必要とすることができ、センターケース14の装着解除(ネジ止めを解除)とするだけでこのセンターケース14を遊技盤11から完全に分離することができ、センターケース14からの着脱作業が容易とすることができる。また、透明区画部材40において光照射領域と重なる箇所を切り欠いた左側切欠き部45L,右側切欠き部45Rとしているので、発光手段50からの光が透明区画部材40で反射されることなくセンターケース14の左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rに照射され、センターケース14の左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rの発光態様を向上させることができる。
また、透明区画部材40の左側切欠き部45L,右側切欠き部45Rの境界部46がセンターケース14の非発光装飾部42の背後に位置しているので、左側切欠き部45L,右側切欠き部45Rの境界部46を隠すことができ、左側切欠き部45L,右側切欠き部45Rの存在を遊技者に気付き難くすることができる。
また、透明区画部材40における左側切欠き部45L,右側切欠き部45Rの境界部46は、発光手段50の外形に対応した形状としているので、左側切欠き部45L,右側切欠き部45Rの境界部46が発光手段50の外形に一致しており、左側切欠き部45L,右側切欠き部45Rの境界部46に気付き難くすることができる。
次に、図5〜図7を用いて本発明の第2の実施形態を例示する。前述した第1の実施形態では図4に示すように木製の遊技盤11及び固定式(定常的な)の発光手段50を採用しているが、この第2の実施形態では、透明樹脂製の透明な遊技盤11及び可動式(変位可能な)の発光手段50を採用している点が、前述した第1の実施形態とは異なっている。他の構成は第1の実施形態と同様である。
第2の実施形態の遊技盤11は、例えば透明樹脂により成形された透明遊技盤であり、その中央箇所の装着孔11aがルータ加工により形成されている。この第2の実施形態では、発光手段50を、図5〜図7に示すように、遊技盤11の後側で且つ正面視で装着孔11a外の第1位置(開口外位置:図6(a)及び図7の実線で示す発光手段50を参照)と、遊技盤11の後側で且つ正面視で装着孔11a内の第2位置(開口内位置:図6(b)及び図7の二点鎖線で示す発光手段50を参照)と、に変位させる変位機構60(変位手段)を備えている。
つまり、発光手段50が第1位置(開口外位置)に位置する場合には、図6(a)、図7に示すように、発光手段50からの光が透明な遊技盤11を介して前方に照射され、遊技盤11が発光装飾された状態とすることができる。なおこのときセンターケース14の左部発光装飾部41Lは非発光となる。また、発光手段50が第2位置(開口内位置)に位置する場合には、図6(b)、図7に示すように、発光手段50からの光が左部発光装飾部41Lに照射され、この左部発光装飾部41Lが発光装飾された状態とすることができる。なおこのとき遊技盤11の前記箇所は非発光となる。また、発光手段50が発光状態のままで第1位置(開口外位置)と第2位置(開口内位置)との間を移動してもよく、この場合には、かかる発光手段50の発光移動態様を遊技者に提供することができる。また、発光手段50の移動の際には消灯状態とし、第1位置(開口外位置)又は第2位置(開口内位置)に位置するときに発光させるようにしてもよい。
この発光手段50は、前述の第1の実施形態と同様に、LED51(発光ダイオード)を実装したLED実装基板52と、このLED実装基板52が装着される取付板53と、このLED実装基板52の前方に位置して取付板53に係止され且つLED51からの光で発光する光透過性の前カバー部54とを備え、前カバー部54の前面が例えば面状発光するものである。
変位機構60は、後構造体23に固定されるケース部61と、このケース部61の内部に固定された動力源であるステッピングモータ62と、このステッピングモータ62の回転軸に連結された駆動ギア63、ケース部61の内部で駆動ギア63から横方向に間隔を空けた箇所に回動可能に軸支された従動軸64と、この従動軸64に連結された従動ギア65と、駆動ギア63と従動ギア65とに掛けられた歯付きベルト66と、取付板53の背面側に突出形成され且つ歯付きベルト66の一部箇所を挟持する挟持部67と、ケース部61に形成され且つ挟持部67が挿入されて横方向に移動可能な横長孔形状のスリット部68と、を備えている。
ステッピングモータ62の回転力が駆動ギア63に伝達されて歯付きベルト66が駆動されると共に、従動ギア65が従動回転することで、歯付きベルト66に挟持部67を介して取り付けられた発光手段50が横方向にスライド移動する。歯付きベルト66の手前側ベルト(発光手段50の挟持部67に挟持されたベルト部分)が右方向に移動すれば発光手段50が右方向に移動し、左方向に移動すれば左方向に移動する。
また、この変位機構60は、発光手段50の位置を検出する図示省略の位置検出センサ(位置検出手段例えば透過型フォトインタラプタ)を備えており、発光手段50を第1位置(開口外位置)と第2位置(開口内位置)とに正確に位置させることができる。また、ステッピングモータ62をステップ制御することにより、第1位置(開口外位置)と第2位置(開口内位置)との間の任意の位置にも正確に位置させることができる。
この変位機構60は、例えばサブ制御基板(主制御基板や他の制御基板であってもよい)によって駆動制御されており、発光手段50もサブ制御基板(主制御基板や他の制御基板であってもよい)によって発光制御されており、遊技演出内容(例えば、変動パターンの種類、特別利益状態の発生、特別遊技状態の発生など)に同期(対応)して発光手段50の駆動及び発光が行われる。
例えば、所定の変動パターン(例えばスーパーリーチ)の場合には、当該変動の開始期間(例えば演出図柄の高速変動期間や、リーチ状態になるまでの期間など)において発光手段50が第1位置(開口外位置)に位置し、図6(a)、図7に示すように、発光手段50からの光が透明な遊技盤11を介して前方に照射され、遊技盤11が発光装飾された状態となる。続いて、前記開始期間後の所定期間(例えば、前記高速変動後で二つの演出図柄が停止するまで)に、発光手段50が発光状態のままで第1位置(開口外位置)と第2位置(開口内位置)との間を移動する。この発光手段50の移動の際には消灯状態としてもよい。続いて、前記所定期間の経過時点(例えばリーチ状態の発生時)に、図6(b)、図7に示すように、第2位置(開口内位置)の発光手段50からの光が左部発光装飾部41Lに照射され、この左部発光装飾部41Lが発光装飾された状態となる。このように、演出図柄の変動表示に同期(連動)させて発光手段50の駆動及び発光制御することが一例として挙げられる。
この第2の実施形態では、発光手段50は、図5〜図7に示すように、遊技盤11の後側で且つ正面視で装着孔11a外の第1位置(開口外位置)と、遊技盤11の後側で且つ正面視で装着孔11a内の第2位置(開口内位置)と、に変位可能な変位機構60を備えているので、遊技盤11(透明遊技盤)が発光する発光状態と、センターケース14の左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rが発光する発光状態とに変更でき、発光装飾性を向上させることができる。
また、この第2の実施形態では、透明の遊技盤11を採用しているが、前述の第1の実施形態のように木製の遊技盤11としてもよい。この場合には、発光手段50が第1位置(開口外位置)に位置する場合には当該発光手段50が隠れており(隠れた状態では発光手段50は消灯状態にすればよい)、センターケース14の左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rが非発光となり、開口内位置(第2位置)に位置する場合には、センターケース14の左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rが発光する発光状態に変更でき、発光手段50の変位に応じてセンターケース14の左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rが発光/非発光となり、発光装飾性を向上させることができる。
次に、図8を用いて本発明の第3の実施形態を例示する。前述した第2の実施形態では図7に示すように発光手段50を透明樹脂製の遊技盤11の後側で第1位置(開口外位置)と第2位置(開口内位置)とに変位可能としているが、この第3の実施形態では、透明樹脂製の遊技盤11の後側で第1位置 (開口外位置)と第2位置(開口内位置)との両方に常時位置する発光手段50を採用している点が、前述した第2の実施形態とは異なっている。他の構成は第2の実施形態と同様である。
なお図8では、左側の発光手段50について図示していることから、左側の発光手段50の構成について説明する。左側の発光手段50は、図8に示すように、透明樹脂製の遊技盤11の後側で第1位置(開口外位置)に位置する第1発光部71と、第2位置(開口内位置)に位置する第2発光部72とを備え、第1発光部71からの光を透明樹脂製の遊技盤11の背後箇所に照射し、第2発光部72からの光を左部発光装飾部41Lに照射するものである。この第1発光部71及び第2発光部72は、LED実装基板52と前カバー部54とをそれぞれ備えている。
なお、右側の発光手段50についても基本的に前記と同様であり、第2発光部72からの光を右部発光装飾部41Rに照射させるものである。
この第3の実施形態では、発光手段50は、透明樹脂製の遊技盤11の後側に位置する第1発光部71により透明樹脂製の遊技盤11が発光するとともに、透明樹脂製の遊技盤11の後側で且つセンターケース14の背後に位置する第2発光部72からの光によって光透過部(左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41R)が発光するので、透明樹脂製の遊技盤11とセンターケース14の光透過部(左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41R)との両方を同時に発光させたり、その一方だけを発光させたりすることができ、透明樹脂製の遊技盤11及びセンターケース14の発光装飾性を向上させることができる。
次に、図9を用いて本発明の第4の実施形態を例示する。前述した第1の実施形態では図4に示すように前構造体21の左側装飾部30Lは左部発光装飾部41Lと非発光装飾部42とを備え、右側装飾部30Rは右部発光装飾部41Rと非発光装飾部42とを備えているが、この第4の実施形態では、図9に示すように、この左側装飾部30L及び右側装飾部30Rは、発光手段50を視認可能な窓部47をさらに備えている点が、前述した第1の実施形態とは異なっている。他の構成は第1の実施形態と同様である。
具体的には、前構造体21の左側装飾部30Lは、左部発光装飾部41Lと非発光装飾部42との他に、発光手段50を視認可能な窓部47をさらに備えている。また、右側装飾部30Rもこれと同様に、右部発光装飾部41Rと非発光装飾部42との他に、窓部47をさらに備えている。
図9では、左側装飾部30Lにおける、発光手段50の左列のLED51に対応する箇所(例えば対向する箇所)に、前後方向に貫通した所定形状(例えば、模様やキャラクタ等を象った形状)の窓部47が形成されており、発光手段50の左列のLED51からの光が窓部47から直視可能である。また、発光手段50の右列のLED51からの光が左部発光装飾部41Lに照射され、この左部発光装飾部41Lが発光する。
この第4の実施形態では、センターケース14は、遊技盤11の後側に位置する発光手段50からの光が照射されて発光する左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rと、透明区画部材40の左側切欠き部45L,右側切欠き部45Rの境界部46を隠す非発光装飾部42の他に、当該発光手段50を視認可能な窓部47をさらに備えているので、センターケース14の前面側に位置する左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rの発光態様と、この左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rよりも後方で遊技盤11の後側に位置する発光手段50を当該センターケース14の窓部47を介して直視できる発光手段50の発光態様と、センターケース14の左部発光装飾部41L,右部発光装飾部41Rの周囲所定箇所に位置し且つ透明区画部材40の左側切欠き部45L,右側切欠き部45Rの境界部46を隠す非発光装飾部42の非発光態様と、の三種類の異なる発光態様を提供でき、奥行き感のある発光態様を提供することができる。
次に、図10を用いて本発明の第5の実施形態を例示する。前述した第2の実施形態では図7に示すように発光手段50が遊技盤11の後側で且つ正面視で装着孔11a外の第1位置(開口外位置)と当該装着孔11a内の第2位置(開口内位置)とに変位可能としているが、この第5の実施形態では、発光手段50が遊技盤11の後側で且つ正面視で装着孔11a内の複数箇所に変位可能である点が、前述した第2の実施形態とは異なっている。他の構成は第2の実施形態と同様である。
具体的には、センターケース14は、その左側装飾部30Lに、複数の光透過部としての第1光装飾部55及び第2光装飾部56と、発光手段50を視認可能な窓部47とを備えている。第5の実施形態では、発光手段50を、遊技盤11の後側で且つ正面視で第1光装飾部55と重なる位置と、第2光装飾部56と重なる位置と、前記窓部47に重なる位置と、に変位可能な揺動機構80(変位手段)を備えている。
この揺動機構80は、後構造体23に固定された動力源であるステッピングモータ81と、このステッピングモータ81の回転軸82に基端側83aが連結され且つ先端側83bに発光手段50が装着された揺動アーム部83と、を備えている。
ステッピングモータ81の回転軸82が回動することで、この回転軸82に基端側83aが連結された揺動アーム部83が当該基端側83aを回動軸心としてその先端側83bが揺動し、揺動アーム部83の先端側83bの発光手段50が円弧経路上における上側位置(第1光装飾部55と重なる位置)、中間位置(窓部47と重なる位置)、下側位置(第2光装飾部56と重なる位置)に揺動変位する。揺動アーム部83が上側位置(第1光装飾部55と重なる位置)に位置する状態において、ステッピングモータ81の回転軸82が時計回りに回動することで、発光手段50は、上側位置(第1光装飾部55と重なる位置)から中間位置(窓部47と重なる位置)を経て下側位置(第2光装飾部56と重なる位置)に移動する。揺動アーム部83が下側位置(第2光装飾部56と重なる位置)に位置する状態において、ステッピングモータ81の回転軸82が反時計回りに回動することで、発光手段50は、下側位置(第2光装飾部56と重なる位置)から中間位置(窓部47と重なる位置)を経て上側位置(第1光装飾部55と重なる位置)に移動する。
この第5の実施形態では、センターケース14は、複数の光透過部としての第1光装飾部55及び第2光装飾部56と、発光手段50を視認可能な窓部47とを備え、揺動機構80は、発光手段50を、遊技盤11の後側で且つ正面視で第1光装飾部55と重なる位置と、第2光装飾部56と重なる位置と、前記窓部47に重なる位置と、に変位するので、発光手段50が上側位置(第1光装飾部55と重なる位置)に位置して当該第1光装飾部55の発光態様と、発光手段50が中間位置(窓部47と重なる位置)に位置してこの窓部47を介して発光手段50を直視可能な発光態様と、発光手段50が下側位置(第2光装飾部56と重なる位置)に位置して当該第2光装飾部56の発光態様と、発光手段50が非発光装飾部42に位置して当該発光手段50の一部が遮られる発光態様とを提供できる。
この第5の実施形態では、図10に示すように揺動アーム部83の先端の発光手段50が、遊技盤11の正面視において装着孔11a内で変位するとしているが、装着孔11a外にまでわたって変位するようにしてもよい。例えば、揺動アーム部83の基端側83aを回動軸心としてその先端側83bが一回転(半回転など、装着孔11a外にまでわたる角度範囲)可能な構成とすることが挙げられる。
なお、この第5の実施形態では、センターケース14の左側装飾部30L及び右側装飾部30Rは、第1光装飾部55と第2光装飾部56とを備えているが、単数又は三個以上の複数の光装飾部(光透過部)としてもよい。また、左側装飾部30L及び右側装飾部30Rは窓部47を備えない構成としてもよい。つまり、センターケース14の左側装飾部30L及び右側装飾部30Rは、複数の光透過部(第1光装飾部55と第2光装飾部56)を備え、揺動機構80は、遊技盤11の後側で且つ正面視で前記複数の光透過部に重なる各位置に発光手段50を変位する構成が挙げられる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
なお、前述した各実施形態では、遊技盤11の後側から装着孔11a箇所に表示画面22aの全部が位置するように画像表示手段22が配設されているが、装着孔11a箇所に表示画面22aの一部が位置するようにしてもよい。また、発光手段50は、遊技盤11の背面よりも後側に位置しているが、当該遊技盤11の表面(遊技領域13の面)よりも後側に位置するようにしてもよい。
なお、遊技盤11としては、前述した各実施形態において例示したもの、つまり、合板(ベニヤ板)により形成される木製のものや、透明樹脂により形成される透明樹脂製のもの(透明遊技盤)の他に、一部が透明な遊技盤などが挙げられる。一部が透明な遊技盤としては、木製の遊技盤11又は不透明樹脂製の遊技盤11における発光手段50の配設箇所に、透明部(例えば透明樹脂成形品)を配設したものが挙げられる。
また、前述の実施形態では、センターケース14の正面視で左端箇所(左部発光装飾部41L)や右端箇所(右部発光装飾部41R)を発光手段50により発光させているが、センターケース14の上端箇所や下端箇所など任意の箇所を発光させるようにしてもよい。
また、前述の実施形態では、発光手段50はLED実装基板のLED51を例に挙げているが、各種のランプやEL(エレクトロルミネセンス)ランプを採用してもよい。
また、前述の実施形態では、透明区画部材40(透明仕切り板)を前構造体21に装着しているが、後構造体23や遊技盤11に装着するようにしてもよい。
また、前述した実施形態では、透明区画部材40は、表示画面22a全体(又は略全体)に備える構成としているが、ステージ26の仕切り壁(区画壁)としてもよい。具体的には、透明区画部材40は、例えばステージ26の奥端側に配設され、ステージ26を揺動(転動)する遊技球が当該ステージ26よりも後方に進入することを低減する透明な仕切り壁とするものが挙げられる。そして、ステージ26の仕切り壁に対応するように発光手段50が位置する構成などを採用してもよい。また、透明区画部材40を、センターケース14に配設される遊技球の進入低減用、装飾部品や可動部材の保護用など各種の透明な仕切り壁とし、かかる仕切り壁に発光手段50が位置する構成としてもよい。
また、前述の第2及び第5の実施形態では、その発光手段50は可動役物の一部を構成するものとしてもよい。例えば、可動役物の一部である発光手段50が変位してこの発光手段50によって光透過部(例えば左部発光装飾部41L)の背後に光照射されるようにしたり、可動役物自体が変位することでその発光手段50によって光透過部(例えば左部発光装飾部41L)の背後に光照射されるようにしたりする構成が挙げられる。この場合には、可動役物自体又はその発光手段50の変位によって光透過部(例えば左部発光装飾部41L)が発光するという発光装飾と、当該可動役物の変位による動的変化とによって遊技の興趣性を向上させることができる。
前述した実施形態では、サブ制御基板(図示省略)は光透過部(例えば、左部発光装飾部41L、右部発光装飾部41R)を発光(電飾)制御しているが、遊技動作を統括的に制御し且つサブ制御基板を制御する主制御基板(図示省略)が発光(電飾)制御してもよい。
また本発明は、アレンジボール機、雀球遊技機等の他の遊技機においても同様に実施することが可能である。
また、上述した複数の実施形態(変形例を含む)のうちいくつかを組み合わせた構成としてもよいし、ある実施形態の一部の手段等(手段、構成、装置、部品、機能、要素、処理ステップ、工程又はこれらの結合)を他の実施形態(いくつかの実施形態を組み合わせたものを含む)に組み合わせた構成としてもよいし、ある実施形態の一部の手段等と他の実施形態における一部の手段等とを組み合わせた構成としてもよいし、ある実施形態の一部の手段等を削除した構成としてもよい。
11 遊技盤
11a 装着孔(開口)
13 遊技領域
14 センターケース(装飾部材)
22 画像表示手段
22a 表示画面
40 透明区画部材(透明仕切り板)
41L 左部発光装飾部(光透過部)
41R 右部発光装飾部(光透過部)
42 非発光装飾部(非発光部)
43 視認開口部(視認窓)
45L 左側切欠き部(切欠き部)
45R 右側切欠き部(切欠き部)
46 境界部
47 窓部
50 発光手段
60 変位機構(変位手段)
71 第1発光部
72 第2発光部
80 揺動機構(変位手段)
11a 装着孔(開口)
13 遊技領域
14 センターケース(装飾部材)
22 画像表示手段
22a 表示画面
40 透明区画部材(透明仕切り板)
41L 左部発光装飾部(光透過部)
41R 右部発光装飾部(光透過部)
42 非発光装飾部(非発光部)
43 視認開口部(視認窓)
45L 左側切欠き部(切欠き部)
45R 右側切欠き部(切欠き部)
46 境界部
47 窓部
50 発光手段
60 変位機構(変位手段)
71 第1発光部
72 第2発光部
80 揺動機構(変位手段)
Claims (6)
- 遊技球が流下する遊技領域を前側に有し且つ当該遊技領域の所定箇所に前後方向に貫通した開口を有する遊技盤と、前記遊技盤の後側から前記開口箇所に表示画面の一部又は全部が位置するように配設される画像表示手段と、前記遊技盤の前側で前記開口周囲箇所に装着され且つ前記開口に対応する視認窓を有する装飾部材と、を備える遊技機において、前記遊技盤の表面よりも後側で且つ正面視で前記開口内に少なくとも一部が定常的に位置する又は変位することで位置する発光手段と、前記装飾部材における前記遊技盤の前記開口内箇所に位置し且つ前記発光手段からの光が照射される光透過部と、前記開口箇所の所定領域に位置する透明仕切り板と、前記透明仕切り板における、前記発光手段から前記光透過部に光照射される照射領域と重なる箇所を切り欠いた切欠き部と、を備えることを特徴とする遊技機。
- 前記装飾部材は、前記光透過部の周囲所定箇所に形成された非発光部を備え、前記切欠き部の境界部が前記非発光部の背後に位置していることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記装飾部材は、前記発光手段を視認可能な窓部を備えることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
- 前記切欠き部の前記境界部は前記発光手段の外形に対応した形状としていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
- 前記遊技盤は透明遊技盤であり、前記発光手段は、第1発光部と第2発光部とを備え、前記第1発光部を前記透明遊技盤の後側に位置させ当該第1発光部からの光を当該透明遊技盤の背後箇所に照射し、前記第2発光部を前記透明遊技盤の後側で且つ前記装飾部材の背後に位置させ前記第2発光部からの光を前記光透過部に照射することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
- 前記発光手段を、前記遊技盤の後側で且つ正面視で前記開口外の第1位置と、前記遊技盤の後側で且つ正面視で前記開口内の第2位置と、に変位可能な変位手段を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
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