JP4798242B2 - 多針ミシン - Google Patents

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Description

本発明は、複数本の針棒を有する多針ミシンに関する。より詳細には、画像を撮像する撮像手段を備えた多針ミシンに関する。
従来、画像を撮像する撮像手段を備えたミシンが知られている。例えば、特許文献1に記載のミシンは、加工布上の模様を撮像手段で撮像して検知し、検知した結果に基づいて加工布を移動させる。また、特許文献2に記載のミシンは、縫針の針落ち位置近傍の画像を撮像手段によって撮像し、表示手段に表示させる。作業者は、表示手段に表示された画像を見ることで、針落ち位置近傍に顔を近づけることなく針位置及び縫製状態を容易に確認することができる。このように、ミシンに撮像手段を搭載することで様々な効果が得られる。
加工布を撮像するためには、画像の歪み等の撮像手段の特性を考慮すると、水平方向に配置される加工布の撮像位置に対して斜め上方ではなく鉛直上方に撮像手段を配設するのが望ましい。さらに、針落ち位置近傍を撮像する場合、画像の歪み等の撮像手段の特性を考慮すると、針落ち位置の真上に撮像手段を配設するのが望ましい。
特開平5−68760号公報 特開平8−71287号公報
しかしながら、従来のミシンでは、針落ち位置の鉛直上方には針棒が配置されるため、針落ち位置に対して斜め上方に撮像手段を配設せざるを得なかった。従って、針落ち位置の鉛直上方から画像を撮像することはできなかった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、縫針の針落ち位置の鉛直上方から針落ち位置を撮像することができる多針ミシンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の多針ミシンは、下端部に縫針を装着する複数の針棒と、前記複数の針棒を等間隔で並設し、前記針棒を上下動可能に支持する針棒ケースと、前記複数の針棒の並設方向に沿って、前記複数の針棒の針棒間の距離ずつ前記針棒ケースを移動させることで、前記複数の針棒のうちの所定の針棒を、縫製位置である針落ち位置の鉛直上方に移動させる針棒ケース移動手段とを備え、前記針棒ケースは、並設された前記複数の針棒よりも外側において前記複数の針棒と並設となる位置であり、且つ、隣接する針棒との距離が前記針棒間の距離の整数倍となる位置に、画像を撮像する撮像手段を備え、前記針棒ケース移動手段は、前記撮像手段によって前記針落ち位置近傍が撮像される際に、前記撮像手段が前記針落ち位置の鉛直上方である撮像位置に位置するように前記針棒ケースを移動させることを特徴とする。
また、本発明の請求項に記載の多針ミシンは、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記撮像手段は撮像素子とレンズとを有し、前記レンズの中心を通る水平軸線を揺動軸として、前記撮像手段を揺動可能に支持する支持部材を備えている。
本発明の請求項1に記載の多針ミシンの針棒ケースには、並設された複数の針棒と並設となる位置に、画像を撮像する撮像手段が設けられている。針棒ケース移動手段は、撮像手段が針落ち位置の鉛直上方に位置するように針棒ケースを移動させることができる。すなわち、針棒ケース移動手段は、所定の針棒を針落ち位置の鉛直上方に移動させることができることに加え、撮像手段を針落ち位置の鉛直上方の撮像位置に移動させることができる。従って、撮像手段を移動させるための機構を別に設けることなく、針棒等に干渉されずに、針落ち位置の鉛直上方から針落ち位置を撮像することができる。また、複数の針棒よりも外側に撮像手段が並設されている。従って、複数の針棒の間に撮像手段を並設させる場合とは異なり、撮像手段が針棒等の構成部品に干渉することがないため、装置を小型化することができる。また、撮像手段と、撮像手段に隣接する針棒との間の距離が、針棒間の距離の整数倍となっている。従って、針棒間の距離を1単位として針棒ケースを移動させることで、複数の針棒及び撮像手段のいずれか1つを針落ち位置の鉛直上方に移動させることができる。撮像手段を針落ち位置の鉛直上方に移動させる場合と、いずれかの針棒を針落ち位置の鉛直上方に移動させる場合とで、針棒ケースの移動方法を異ならせる必要がない。よって、針棒ケースを容易且つ適切に移動させることができる。撮像手段を、針落ち位置の鉛直上方に正確に移動させることができる。
また、本発明の請求項に記載の多針ミシンによると、請求項1に記載の発明の効果に加え、撮像手段を支持する支持部材を揺動させることで、撮像手段の取り付け角度を調整することができる。揺動軸の軸線が撮像素子のレンズを通るため、微妙な角度の調整も容易に行うことができる。また、揺動軸の軸線が撮像素子のレンズを通るため、取り付け角度を調整しても撮像素子のレンズの位置は移動せず、針落ち位置の鉛直上方からずれることがない。
多針ミシン1の斜視図である。 針棒ケース21の内部を示す正面図である。 針棒ケース21の内部を示す右側面図である。 針棒ケース21のフレーム24を右端に移動させた状態の針棒ケース移動機構40の平面図である。 針棒ケース21のフレーム24を左端に移動させた状態の針棒ケース移動機構40の平面図である。 イメージセンサ保持機構51の斜視図である。 フレーム24に保持されたイメージセンサ保持機構51の拡大正面図である。 イメージセンサ保持機構51の分解斜視図である。 前後調整土台56の正面図である。 左右調整土台70の右側面図である。 イメージセンサ保持機構51の正面図である。 イメージセンサ保持機構51の右側面図である。 イメージセンサ52を正面から見た断面図である。 液晶ディスプレイ7に表示される取り付け角度調整画像95の一例を示す図である。
以下、本発明を具現化した一実施の形態である多針ミシン1について、図面を参照して説明する。尚、参照する図面は、本発明が採用し得る技術的特徴を説明するために用いるものであり、記載している装置の構成等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
まず、図1を参照して、多針ミシン1の物理的構成について説明する。以下の説明では、図1の左斜め下側を多針ミシン1の前方とし、図1の右斜め上側を多針ミシン1の後方とする。図1の左斜め上側を多針ミシン1の左側とし、図1の右斜め下側を多針ミシン1の右側とする。
多針ミシン1は、支持部2、脚柱部3、及びアーム部4を備えている。支持部2は平面視逆U字形に形成され、多針ミシン1全体を支持する。脚柱部3は、支持部2から上方へ立設する。アーム部4は、脚柱部3の上端部から正面側に延びる。アーム部4の先端には、針棒ケース21が左右方向に移動可能に装着されている。詳細は後述するが、針棒ケース21には、6本の針棒31、及び1つのイメージセンサ52(図2参照)が左右方向に並設されている。多針ミシン1は、針棒ケース21を左右方向に移動させることで、6本の針棒31及び1つのイメージセンサ52のうちのいずれか1つを、針落ち位置の鉛直上方に位置させる。尚、針落ち位置とは、縫針35が下方に移動して加工布(図示せず)に刺さる点をいう。また、縫針35の下方には針板16及び釜(図示せず)が設けられている。
アーム部4の前後方向中央部の右側には、操作部6が設けられている。操作部6は、上下方向に延びる軸を回転軸として、アーム部4に回転可能に軸支されている。操作部6は、液晶ディスプレイ7、メモリカードコネクタ8、及びタッチパネル9等を備える。液晶ディスプレイ7には、作業者が指示を入力するための操作画像、イメージセンサ52が撮像した撮像画像(例えば、図14参照)等が表示される。メモリカードコネクタ8には、メモリカード(図示せず)が挿入される。タッチパネル9は、作業者からの指示を受け付けるために用いられる。
アーム部4の下方には、脚柱部3の下端部から前方へ延びる筒状のシリンダベッド10が設けられている。シリンダベッド10の先端部の内部には、下糸が巻回されたボビン(図示せず)を収納する釜(図示せず)が設けられている。また、シリンダベッド10は、釜を回転駆動する釜駆動機構(図示せず)を内部に備えている。シリンダベッド10の上面には、縫針35が挿通する針穴97(図14参照)が穿設された針板16が設けられている。
アーム部4の下方には、刺繍枠(図示せず)を前後左右に移動させる刺繍枠移動機構11が設けられている。刺繍縫製時には、加工布を装着した刺繍枠が、刺繍枠移動機構11のキャリッジにセットされる。多針ミシン1は、刺繍枠移動機構11のX軸モータ(図示せず)及びY軸モータ(図示せず)によって刺繍枠を前後左右に移動させながら、刺繍縫製を実行する。
アーム部4の上面の背面側には、左右一対の糸駒台12が設けられている。各糸駒台12には、糸駒13を軸支する糸立棒14が設けられており、各糸駒台12はそれぞれ最大で3個の糸駒13を軸支できる。すなわち、一対の糸駒台12には、針棒31の数と同じ6個の糸駒13を載置することができる。糸駒台12に軸支された糸駒13から延びる上糸15は、糸案内17、糸調子器18、天秤19等を経由して、針棒31の下端に装着された各縫針35の目孔(図示せず)に供給される。
アーム部4の内部では、ミシンモータ(図示せず)によって回転する主軸(図示せず)が前後方向に延びている。主軸の先端側には、6本の針棒31の1つを上下動させるための針棒駆動機構(図示せず)が設けられている。針棒駆動機構は、主軸の回転運動をクランクレバー(図示せず)のクランク運動に変換し、可動体(図示せず)を上下方向に往復移動させる。可動体は、多針ミシン1の左右方向中心に位置する針棒31の係合ピン(図示せず)に係合し、針棒31を上下動させる。また、シリンダベッド10の内部の釜駆動機構は、主軸の回転に伴って駆動する。主軸が回転すると、針棒31、天秤19、及び釜が同期しつつ駆動し、加工布に縫目が形成される。
次に、図2及び図3を参照して、針棒ケース21の構造について説明する。以下の説明では、図2の紙面手前側を多針ミシン1の前方、紙面奥側を多針ミシン1の後方、紙面左側を多針ミシン1の左方、紙面右側を多針ミシン1の右方とする。図3の紙面左側を多針ミシン1の前方、紙面右側を多針ミシン1の後方、紙面奥側を多針ミシン1の左方、紙面手前側を多針ミシン1の右方とする。
図2及び図3に示すように、針棒ケース21のカバー22の内部には、正面視矩形状、右側面視L字状のフレーム24が設けられている。図2に示すように、アーム部4(図1参照)の先端部には、左右方向に延びるスライドレール25が固定されている。そして、フレーム24は、上下方向中央よりもやや上側に、スライドレール25に摺動するガイドブロック(図示せず)を備えている。また、図3に示すように、フレーム24の下部の背面側には、フレーム24の前後方向の移動を下部で規制するための規制部材27が固定されている。アーム部4の先端部の下部には、フレーム24の規制部材27に係合する爪部28と、規制部材27に背面側から当接する複数のローラ29とが設けられている。以上の構成により、フレーム24は、スライドレール25に案内されつつ、アーム部4に対してスムーズに左右方向に移動する。
図2に示すように、フレーム24の内側には、6本の針棒31が、左右方向に並設されている。この6本の針棒31の中心軸線(図示せず)はそれぞれ鉛直方向を指向し、且つ同一平面上にそれぞれ並行に位置するように設けられている。すなわち、平面視にて6本の針棒31の中心位置(中心点)は同一直線上に位置している。6本の針棒31の各々には、右から順に1番から6番まで番号が付されており、針棒31の中心軸線の間隔は全て等しく設定されている。以下、針棒31の中心軸線の間隔を、便宜上、針棒31の間隔Xとする。針棒31は、コイルバネ(図示せず)を外装しており、コイルバネの付勢力によって上方へ付勢されている。針棒31は、上下方向中央に針棒抱き32を備え、上下方向中央よりやや下側に押え抱き33を備える。さらに、針棒31の下端には、針抱き36が固定されている。針抱き36は、縫針35を固定する。このとき、縫針35の中心軸線(図示せず)は、針棒31の中心軸線と一致する。よって、縫針35の中心軸線の間隔は、針棒31の中心軸線の間隔と等しい。一方、押え足37は、押え抱き33から縫針35の下端部(先端部)よりも僅かに下方に伸びるように形成され、針棒31の上下動と連動して、断続的に加工布を下方へ押圧する。
図2及び図3に示すように、フレーム24は、イメージセンサ保持機構51を右側面下部に備えている。イメージセンサ保持機構51は、カバー22のセンサ保護部23によって覆われている。イメージセンサ保持機構51は、イメージセンサ52が下方を撮像できるようにイメージセンサ52を保持する。さらに、詳細は後述するが、イメージセンサ保持機構51によると、イメージセンサ52の取り付け角度の微調整を行うことができる。
図3に示すように、イメージセンサ保持機構51が保持するイメージセンサ52は、6本の針棒31と並設となる位置に設けられている。すなわち、イメージセンサ52の中心位置は、平面視にて6本の針棒31の中心位置(中心点)を通る直線上にある。また、図2に示すように、6本の針棒31のうちの最も右側の針棒31である1番針棒の中心軸線と、イメージセンサ52のレンズの中心点(図13参照)を通る鉛直方向の中心軸線との間の距離は、針棒31の間隔Xの整数倍である2Xとなっている。針棒ケース21が左右方向に移動することで、6本の針棒31及びイメージセンサ52が左右に移動する。縫製位置である針落ち位置は、針棒31及びイメージセンサ52の中心軸線の鉛直下方に位置している。
次に、図4及び図5を参照して、針棒ケース21を移動させる針棒ケース移動機構40について説明する。図4は、針棒ケース21のフレーム24を右端に移動させた状態の針棒ケース移動機構40の平面図である。図5は、フレーム24を左端に移動させた状態の針棒ケース移動機構40の平面図である。図4及び図5の下側を多針ミシン1の前方とし、紙面上側を多針ミシン1の後方とし、紙面左側を多針ミシン1の左方とし、紙面右側を多針ミシン1の右方とする。
図4及び図5に示すように、フレーム24の上部後端には、左右方向に延びるコロ取り付け板41が固定されている。コロ取り付け板41には、背面側から、8つの係合コロ42が回転可能に取り付けられている。係合コロ42は、詳しくは図示しないが円筒形状であり、段付ねじ44によって回転可能且つ軸方向には移動不能に支持されている。段付ねじ44は、コロ取り付け板41のねじ孔(図示せず)に螺合して固定される。また、係合コロ42の回転によって段付ねじ44が緩まないように、段付ねじ44の先端(雄ねじ部分の先端)がナット43によって固定されている。係合コロ42の間隔(係合コロ42の中心軸線の間隔)は、全て、針棒31の間隔と同じXとなっている。8つの係合コロ42の高さは全て同一である。
コロ取り付け板41の後方のアーム部4(図1参照)には、パルスモータである針棒ケース用モータ45が設けられている。針棒ケース用モータ45は、出力軸の軸方向が左右方向となる向きに固定されている。また、アーム部4の内部には、針棒ケース用モータ45の出力軸と平行に回転軸47が軸支されている。回転軸47には、フレーム24の係合コロ42に係合する螺旋カム48が固定されている。螺旋カム48には、8つの係合コロ42のいずれか1つが常に係合する。針棒ケース用モータ45は、ギア部46を介して動力を回転軸47に伝達し、螺旋カム48を所定量回転させる。
針棒ケース移動機構40による針棒ケース21の移動動作について説明する。針棒ケース移動機構40は、螺旋カム48を1回転させる毎に、針棒ケース21を距離Xだけ左右方向に移動させることができる。具体的に、図4に示す状態から針棒ケース21を左方に距離Xだけ移動させる場合を例に挙げて説明する。図4に示す状態では、針棒ケース21内のフレーム24は、移動可能範囲内における右端に位置している。この状態では、多針ミシン1の左右方向の中心に位置する針落ち位置は、6つの針棒31のうちの最も左側の6番針棒の鉛直下方にある。多針ミシン1は、この状態で主軸(図示せず)を回転させることで、6つの針棒31のうちの6番針棒のみを上下動させて、6番針棒の縫針35の目孔に供給された糸によって縫製を行うことができる。
図4に示す状態から、螺旋カム48を右方から見て反時計回りに回転させる。すると、最も左側の係合コロ42が螺旋カム48に対して摺動し、フレーム24が左方への移動を開始する。次いで、最も左側の係合コロ42の螺旋カム48への係合が解除され、左から2番目の係合コロ42が螺旋カム48に係合する。螺旋カム48が1回転すると、左から2番目の針棒31(5番針棒)が、針落ち位置の鉛直上方に正確に位置する。すなわち、フレーム24は、図4に示す状態から距離Xだけ左方に移動する。また、螺旋カム48を右方から見て時計回りに1回転させると、フレーム24は右方に距離Xだけ移動する。このように、針棒ケース移動機構40によると、螺旋カム48を1回転させる毎に、フレーム24を距離Xだけ左右に移動させることができる。これにより、縫製に用いられる針棒31を、隣の針棒31に正確且つ容易に切り替えることができる。図4に示す状態から螺旋カム48が5回転すると、最も右側の針棒31である1番針棒が、針落ち位置の鉛直上方に正確に移動する。
さらに、最も右側の針棒31である1番針棒から距離2Xだけ右方に、イメージセンサ52が保持されている(図2参照)。従って、図4に示す状態から、螺旋カム48を右方から見て反時計回りに7回転させることで、イメージセンサ52を針落ち位置の鉛直上方に正確に移動させることができる(図5参照)。
図5に示すイメージセンサ52の位置を、針落ち位置近傍を撮像する撮像位置とする。そして、イメージセンサ52により撮像された画像は液晶ディスプレイ7に表示される。本実施の形態のイメージセンサ52の撮像位置は、針落ち位置の鉛直上方であるため、針落ち位置の斜め上方から撮像する場合に比べて撮像画像は殆ど歪みがない。よって、撮像画像を補正する処理を行う必要はない。従って、作業者は、液晶ディスプレイ7に表示される撮像画像から針落ち位置を容易に認識することができる。さらに、撮像画像を処理して縫製位置を決定する場合等、撮像画像を用いて特定の位置を割り出す場合には、撮像画像の歪みが少ないため、撮像画像内の座標の歪みも少ない。よって、特定の位置を精度よく割り出すことができる。縫製の実行中には、イメージセンサ52を針落ち位置の鉛直上方から退避させることができる。よって、イメージセンサ52の位置が固定されている従来のミシンとは異なり、イメージセンサ52が上糸15の糸道経路の邪魔になるおそれもない。他の部材の配置位置が制限されるおそれもない。
次に、図6〜図14を参照して、イメージセンサ保持機構51について説明する。以下の説明では、図6及び図8の紙面左下側を多針ミシン1の前方とし、紙面右上側を多針ミシン1の後方とし、紙面左上側を多針ミシン1の左方とし、紙面右下側を多針ミシン1の右方とする。
図6に示すように、イメージセンサ保持機構51は、イメージセンサ52、及び中継基板53を保持する。イメージセンサ52は周知のCMOSイメージセンサであり、画像を撮像する。中継基板53は、図示しないが、イメージセンサ52に電気的に接続するコネクタと、多針ミシン1の制御部に電気的に接続するコネクタとを備える。イメージセンサ保持機構51は、主に、前後調整土台56、左右調整土台70、及びセンサホルダ78からなる。前後調整土台56は、中継基板53を固定し、且つ、左右調整土台70を左右方向に揺動可能な状態で保持する。左右調整土台70は、センサホルダ78を固定する。センサホルダ78は、イメージセンサ52を固定する。そして、図7に示すように、針棒ケース21のフレーム24は、左右調整土台70と中継基板53とを保持した前後調整土台56を保持する。尚、図7では、説明を容易にするために、中継基板53を二点差線で表している。
次いで、前後調整土台56について説明する。図8に示すように、前後調整土台56は、基板接続部57、フレーム接続部60、及び土台接続部64からなり、これらは全て矩形板状に形成されている。
基板接続部57には2つのねじ孔58,59が穿設されている。ねじ101が、中継基板53の孔54を挿通してねじ孔58に締結される。ねじ102が、中継基板53の孔55を挿通してねじ孔59に締結される。これにより、中継基板53が基板接続部57に固定される。
フレーム接続部60は、基板接続部57の右端部から後方へ垂直に延設されている。フレーム接続部60の上下方向の長さは、基板接続部57の上下方向の長さより長く、両者の上端の位置は一致している。フレーム接続部60には、円弧形状の長孔61,62が穿設されている。また、図9に示すように、フレーム接続部60の左側面の下部には、円柱状の前後揺動軸63が突出している。前後揺動軸63は、フレーム24(図7参照)に形成された軸孔(図示せず)に挿入される。長孔61,62は、前後揺動軸63を中心として円弧を描くように湾曲している。図8に示すように、ねじ104,105が長孔61,62を挿通し、フレーム24のねじ孔(図示せず)に締結されることで、フレーム接続部60がフレーム24に固定される。
土台接続部64は、図8に示すように、フレーム接続部60の後端下部から右方へ垂直に延設されている。土台接続部64の下端の位置と、フレーム接続部60の下端の位置とは一致している。土台接続部64には、左右調整土台70を固定するための2つのねじ孔65,66と、後述する左右揺動軸74が挿入される軸孔67とが穿設されている。軸孔67が穿設されている位置と、フレーム接続部60の前後揺動軸63(図9参照)の位置とは、同じ高さにある。
次いで、左右調整土台70について説明する。図8に示すように、左右調整土台70は、正面視略矩形の板状部材である基部71と、正面視逆L字状に屈曲した板状のホルダ固定部75とから構成されている。
基部71には、円弧形状の長孔72,73が穿設されている。また、図10に示すように、基部71の背面の下部左側には、円柱状の左右揺動軸74が突出している。左右揺動軸74は、前後調整土台56の土台接続部64に穿設された軸孔67に挿入される。長孔72,73は、左右揺動軸74を中心として円弧を描くように湾曲している。図8に示すように、ねじ107,108が長孔72,73を挿通し、土台接続部64のねじ孔65,66に締結されることで、基部71が前後調整土台56に固定される。
ホルダ固定部75は、図8に示すように、基部71の正面の上下方向中心部から正面側へ垂直に立設している。ホルダ固定部75には、センサホルダ78を固定するためのねじ孔76が穿設されている。ねじ孔76の右側を下方へ屈曲させることで、センサホルダ78の右側が覆われ、イメージセンサ52が保護される。
次いで、センサホルダ78について説明する。センサホルダ78は、センサ支持部79及びセンサ押え81からなる。センサホルダ78の左側は凹部となっており、この凹部でイメージセンサ52を支持する。センサホルダ78の右側には、ねじが挿通する孔80が穿設されている。センサ押え81は、センサホルダ78が支持しているイメージセンサ52を上方から押さえて、イメージセンサ52を固定する。センサ押え81の右側には孔82が穿設されている。ねじ110が、センサ支持部79の孔80と、センサ押え81の孔82とを挿通し、左右調整土台70のホルダ固定部75のねじ孔76に締結される。これにより、センサホルダ78は、イメージセンサ52を固定し、且つ、左右調整土台70に固定される。
次に、図11〜図14を参照して、イメージセンサ保持機構51によるイメージセンサ52の取り付け角度の調整方法について説明する。図11は、イメージセンサ保持機構51の正面図であり、イメージセンサ52の左右の取り付け角度を調整する様子を示す。図12は、イメージセンサ保持機構51の右側面図であり、イメージセンサ52の前後の取り付け角度を調整する様子を示す。
左右の取り付け角度の調整について説明する。図11に示すように、左右調整土台70には、前後方向に延びる軸である左右揺動軸74が設けられている。左右揺動軸74は、前後調整土台56の軸孔67(図8参照)に回転可能に挿入される。作業者は、ねじ107,ねじ108を緩めることで、左右揺動軸74を揺動軸として左右調整土台70を揺動させることができる。揺動させる際には、円弧形状の長孔72,73の縁が、緩められたねじ107,108に対して摺動する。長孔72,73は、左右揺動軸74を中心に円弧を描く形状である。これにより、左右調整土台70の揺動動作がガイドされ、スムーズに角度の調整が行われる。
そして、図11に示すように、イメージセンサ52を保持するセンサホルダ78は、左右揺動軸74の軸線上に位置する。従って、左右調整土台70を左右方向に揺動させても、センサホルダ78の位置は変化せず、左右の取り付け角度のみが変化する。左右調整土台70の上部の揺動距離に対して、センサホルダ78の揺動角度の変化は僅かであり、調整感度が鈍い。従って、作業者は、左右の取り付け角度の微調整を容易に行うことができる。
前後の取り付け角度の調整について説明する。図12に示すように、前後調整土台56には、左右方向に延びる軸である前後揺動軸63が設けられている。前後揺動軸63は、針棒ケース21のフレーム24に形成された軸孔(図示せず)に回転可能に挿入される。作業者は、ねじ104,105を緩めることで、前後揺動軸63を揺動軸として前後調整土台56を揺動させることができる。前後揺動軸63を中心に円弧を描く形状の長孔61,62が、緩められたねじ104,105に摺動する。これにより、前後調整土台56の揺動動作がガイドされ、スムーズに前後の角度の調整が行われる。
そして、図12に示すように、イメージセンサ52を保持するセンサホルダ78は、前後揺動軸63の軸線上に位置する。従って、左右に揺動させた場合と同様に、前後調整土台56を揺動させてもセンサホルダ78の位置は変化せず、前後の取り付け角度のみが変化する。前後調整土台56の上部の揺動距離に対して、センサホルダ78の揺動角度の変化は僅かであり、調整感度が鈍い。よって、作業者は、左右の取り付け角度の微調整を容易に行うことができる。
次いで、前後揺動軸63の軸線P、左右揺動軸74の軸線Q、及びイメージセンサ52の位置関係について、詳細に説明する。図13に示すように、イメージセンサ52は、略直方体形状の筐体90の下部に開口部を備え、開口部にレンズ91を配置している。レンズ91の上方には、紫外線遮断部92が設けられており、筐体90の内部の上端には周知のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)93が配置されている。そして、前後揺動軸63の水平な軸線Pは、レンズ91を通る。同様に、左右揺動軸74の水平な軸線Qも、レンズ91を通る。従って、イメージセンサ保持機構51を前後又は左右に揺動させても、レンズ91は角度を変化させるのみで、レンズ91の位置は変化しない。よって、イメージセンサ52の取り付け角度を変更した場合でも、イメージセンサ52を撮像位置(図5に示す位置)に移動させることで、針落ち位置の鉛直上方に正確にイメージセンサ52を位置させることができる。イメージセンサ保持機構51の上端の揺動距離に比べて、レンズ91の角度の変化は僅かであるため、作業者は取り付け角度の微調整を容易に行うことができる。
次いで、取り付け角度調整画像95について説明する。作業者がタッチパネル9を操作し、イメージセンサの取り付け角度を調整する設定を行うと、多針ミシン1の制御部(図示せず)は、図14に示す取り付け角度調整画像95を液晶ディスプレイ7に表示させる。取り付け角度調整画像95には、イメージセンサ52による撮像画像が表示され、且つ、画像の中心に円形の中心表示目印96が表示される。通常、イメージセンサ52が撮像位置にある場合、イメージセンサ52はシリンダベッド10上の針板16(図1参照)を撮像する。針板16には針穴97が穿設されており、針穴97が針落ち位置となる。従って、作業者は、撮像画像中の針穴97が中心表示目印96内に位置するように、取り付け角度調整画像95を見ながらイメージセンサ52の取り付け角度を調整することができる。これにより、作業者は、針落ち位置を画像の中心とする歪みの少ない画像を、容易にイメージセンサ52に撮像させることができる。
以上説明したように、本実施の形態の多針ミシン1は、画像を撮像するイメージセンサ52が、複数の針棒と共に針棒ケース21に並設されている。針棒ケース移動機構40は、イメージセンサ52が針落ち位置の鉛直上方に位置するように、針棒ケース21を移動させることができる。すなわち、針棒ケース移動機構40は、6本の針棒31のいずれか1つを針落ち位置の鉛直上方に移動させることができることに加え、イメージセンサ52を針落ち位置の鉛直上方の撮像位置に移動させることができる。従って、イメージセンサ52を移動させるための機構を別に設けることなく、針棒31等に干渉されずに、針落ち位置の鉛直上方から針落ち位置を撮像することができる。多針ミシン1は、鉛直上方から針落ち位置を撮像することで、歪みがなく見易い画像を撮像することができる。画像に歪みがないため、画像を処理して位置を割り出す等の処理も容易になる。
多針ミシン1では、並設された6本の針棒31の外側にイメージセンサ52が並設されている。従って、イメージセンサ52が針棒31等の構成部品に干渉することがない。よって、装置の形状を小型化することができる。そして、イメージセンサ52と、イメージセンサ52に隣接する1番針棒との距離が、針棒31の間隔Xの整数倍となっている。従って、針棒ケース移動機構40は、針棒31の間隔Xを1単位として、つまり、螺旋カム48を1回転させることを1単位として針棒ケース21を移動させれば、6本の針棒31及びイメージセンサ52のいずれか1つを針落ち位置の鉛直上方に移動させることができる。イメージセンサ52を撮像位置に移動させる場合と、6本の針棒31のいずれかを縫製位置に移動させる場合とで、針棒ケース21の移動方法を異ならせる必要がない。よって、簡易な構成で容易にイメージセンサ52を撮像位置に移動させることができる。また、単にイメージセンサ52を撮像位置に移動させることができるだけでなく、針落ち位置の鉛直上方に正確にイメージセンサ52を移動させることができる。
また、作業者は、イメージセンサ52を保持するイメージセンサ保持機構51を前後又は左右に揺動させることで、イメージセンサ52の取り付け角度を調整することができる。イメージセンサ保持機構51の揺動中心軸は、イメージセンサ52のレンズ91を通る。従って、作業者は、微妙な取り付け角度の調整であっても容易に行うことができる。取り付け角度を調整した場合でも、レンズ91の位置が変化することはないため、イメージセンサ52が針落ち位置の鉛直上方からずれることもない。
上記実施の形態において、針棒ケース移動機構40が本発明の「針棒ケース移動手段」に相当する。イメージセンサ52が本発明の「撮像手段」に相当する。イメージセンサ保持機構51が本発明の「支持部材」に相当する。
尚、上記実施の形態に示した構成及び処理は例示であり、各種の変更が可能であることは言うまでもない。まず、イメージセンサ52の配設位置は適宜変更してもよい。例えば、針棒ケース21の右側でなく、左側にイメージセンサ52を配設してもよい。また、先述したように、イメージセンサ52と、イメージセンサ52に隣接する針棒31との距離は、針棒31同士の間隔Xの整数倍とすることが望ましい。しかし、隣接する針棒31との距離が間隔Xの整数倍でなくても、本発明は実現できる。
また、複数の針棒31に挟まれる位置にイメージセンサ52を配設してもよい。例えば、図2に示す針棒ケース21のフレーム24内で、右から3番目の3番針棒と、右から4番目の4番針棒との間にイメージセンサ52を配設してもよい。この場合、イメージセンサ52と、イメージセンサから最も離れた位置にある針棒31(最も外側の針棒)との間の距離を短くすることができる。よって、針棒ケース21の移動距離を短縮することができる。
複数の針棒31及びイメージセンサ52は、直線状に並設されている必要はない。上記実施の形態の針棒ケース移動機構40は、針棒ケース21を左右に直線状に往復移動させることができる。よって、上記実施の形態では、複数の針棒31及びイメージセンサ52を直線状に並設することで、イメージセンサ52を針落ち位置の鉛直上方に容易に移動させることができる。しかし、例えば針棒ケースの移動経路が平面視にて円弧状となる多針ミシンであれば、針棒と共にイメージセンサも円弧状の移動経路を移動するように、針棒及びイメージセンサを円弧状に並設させればよい。
イメージセンサ保持機構51の揺動中心軸は、上記実施の形態のように、イメージセンサ52のレンズ91を通ることが望ましい。しかし、揺動中心軸は、レンズ91から多少ずれていてもよい。例えば、イメージセンサ52の筐体90(図13参照)を揺動中心軸が通っていれば、イメージセンサ保持機構51を揺動させた場合のレンズ91の移動は僅かであるため、撮像に不具合が生じることはない。つまり、揺動中心軸がレンズ91の近傍を通るようにイメージセンサ保持機構51を構成すれば、品質のよい撮像映像を得ることができる。
その他の構成も適宜変更できる。例えば、針棒31の数が6本に限られないことは言うまでもない。イメージセンサ52は、CCDカメラ等、CMOSイメージセンサ以外の撮像素子であってもよい。針棒ケース移動機構40は、針棒ケース用モータ45で駆動するものでなく、操作者が手動で移動させる構成であってもよい。イメージセンサ保持機構51の構造も変更できる。取り付け角度調整画像95(図14参照)の中心表示目印96も変更でき、円形でなく矩形、十字形等を用いてもよい。
1 多針ミシン
21 針棒ケース
24 フレーム
31 針棒
40 針棒ケース移動機構
42 係合コロ
45 針棒ケース用モータ
48 螺旋カム
51 イメージセンサ保持機構
52 イメージセンサ
56 前後調整土台
63 前後揺動軸
70 左右調整土台
74 左右揺動軸
91 レンズ
97 針穴

Claims (2)

  1. 下端部に縫針を装着する複数の針棒と、
    前記複数の針棒を等間隔で並設し、前記針棒を上下動可能に支持する針棒ケースと、
    前記複数の針棒の並設方向に沿って、前記複数の針棒の針棒間の距離ずつ前記針棒ケースを移動させることで、前記複数の針棒のうちの所定の針棒を、縫製位置である針落ち位置の鉛直上方に移動させる針棒ケース移動手段とを備え、
    前記針棒ケースは、並設された前記複数の針棒よりも外側において前記複数の針棒と並設となる位置であり、且つ、隣接する針棒との距離が前記針棒間の距離の整数倍となる位置に、画像を撮像する撮像手段を備え、
    前記針棒ケース移動手段は、前記撮像手段によって前記針落ち位置近傍が撮像される際に、前記撮像手段が前記針落ち位置の鉛直上方である撮像位置に位置するように前記針棒ケースを移動させることを特徴とする多針ミシン。
  2. 前記撮像手段は撮像素子とレンズとを有し、
    前記レンズの中心を通る水平軸線を揺動軸として、前記撮像手段を揺動可能に支持する支持部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の多針ミシン。
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