JP6051990B2 - ミシン - Google Patents

ミシン Download PDF

Info

Publication number
JP6051990B2
JP6051990B2 JP2013057951A JP2013057951A JP6051990B2 JP 6051990 B2 JP6051990 B2 JP 6051990B2 JP 2013057951 A JP2013057951 A JP 2013057951A JP 2013057951 A JP2013057951 A JP 2013057951A JP 6051990 B2 JP6051990 B2 JP 6051990B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
embroidery frame
frame
embroidery
moving member
sewing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013057951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014181429A (ja
Inventor
保彦 川口
保彦 川口
崇平 長村
崇平 長村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2013057951A priority Critical patent/JP6051990B2/ja
Priority to US14/199,012 priority patent/US9476150B2/en
Priority to EP14159307.9A priority patent/EP2781639B1/en
Publication of JP2014181429A publication Critical patent/JP2014181429A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6051990B2 publication Critical patent/JP6051990B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/12Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine
    • D05B19/16Control of workpiece movement, e.g. modulation of travel of feed dog
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B39/00Workpiece carriers
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
    • D05C9/00Appliances for holding or feeding the base fabric in embroidering machines
    • D05C9/02Appliances for holding or feeding the base fabric in embroidering machines in machines with vertical needles
    • D05C9/04Work holders, e.g. frames

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

本発明は、刺繍枠を装着可能なミシンに関する。
刺繍縫製が可能なミシンは、針落ち点の座標を指定する刺繍データに基づいて、刺繍枠に保持された縫製対象物と縫針とを相対的に移動させながら刺繍縫製を行う。複数種類の刺繍枠を択一的に装着可能なミシンでは、刺繍枠の内側となる領域に縫製可能領域を設定するために、ミシンに装着された刺繍枠の種類を検出する必要がある。そこで例えば、特許文献1に記載のミシンは、刺繍枠の種類に応じた位置に配置された被検出体の被検出部を検出することによって、刺繍枠の種類を特定する。
特開2004−254987号公報
特許文献1に記載のミシンでは、ユーザは、被検出体を刺繍枠の種類に応じた位置に配置するために、被検出体が装着された可動ホルダを刺繍枠の種類に対応した位置に手動で移動させる必要がある。ユーザは、刺繍枠の種類を変更する毎に、可動ホルダの位置を変更しなければならず、縫製対象物を保持した刺繍枠をミシンに装着する操作が煩雑であった。
本発明の目的は、刺繍枠の種類を検出することと、刺繍枠の装着する操作を容易にすることとを両立可能なミシンを提供することである。
本発明の第一態様に係るミシンは、縫製対象物を保持可能な刺繍枠が有する装着部であって、前記刺繍枠の種類に対応した固有の装着部が着脱可能に装着される枠支持部と、前記枠支持部に装着された前記刺繍枠を搬送する搬送手段と、前記刺繍枠の前記装着部を前記枠支持部に装着する動作に連動して第一方向に移動する移動部材であって、前記刺繍枠の種類に応じて移動量が設定された移動部材と、前記移動部材の前記移動量の検出に基づき、前記枠支持部に装着された前記刺繍枠の種類を検出する検出手段と、前記移動部材を前記第一方向とは逆の方向である第二方向に付勢する付勢手段とを備える。
第一態様のミシンは、刺繍枠の種類に対応した固有の装着部を有する刺繍枠が装着されることで、移動部材の移動量の検出に基づき、刺繍枠の種類を検出可能である。ユーザは、刺繍枠の装着に際して、刺繍枠を枠支持部に装着させるという簡単な操作を行うだけでよい。したがってミシンは、刺繍枠の種類に応じて枠ホルダに対する可動ホルダの位置を移動させるというユーザの手間を省きつつ、刺繍枠の種類を検出することができる。即ち、ミシンは、刺繍枠の種類を検出することと、刺繍枠の装着する操作を容易にすることとを両立可能である。
本発明の第二態様に係るミシンは、縫製対象物を保持可能な刺繍枠であって、前記刺繍枠の種類に対応した固有の装着部を有する刺繍枠と、前記刺繍枠の前記装着部が着脱可能に装着される枠支持部と、前記枠支持部に装着された前記刺繍枠を搬送する搬送手段と、前記刺繍枠の前記装着部を前記枠支持部に装着する動作に連動して第一方向に移動する移動部材であって、前記刺繍枠の種類に応じて移動量が設定された移動部材と、前記移動部材の前記移動量の検出に基づき、前記枠支持部に装着された前記刺繍枠の種類を検出する検出手段と、前記移動部材を前記第一方向とは逆の方向である第二方向に付勢する付勢手段とを備える。
第二態様のミシンは、刺繍枠の種類に対応した固有の装着部を有する刺繍枠を備えるので、刺繍枠が装着された場合の移動部材の移動量の検出に基づき、刺繍枠の種類を検出可能である。ユーザは、刺繍枠の装着に際して、刺繍枠を枠支持部に装着させるという簡単な操作を行うだけでよい。したがってミシンは、刺繍枠の種類に応じて枠ホルダに対する可動ホルダの位置を移動させるというユーザの手間を省きつつ、刺繍枠の種類を検出することができる。即ち、ミシンは、刺繍枠の種類を検出することと、刺繍枠の装着する操作を容易にすることとを両立可能である。
多針ミシン1の斜視図である。 刺繍枠84と、刺繍枠84が装着された枠装着機構59との斜視図である。 多針ミシン1に装着可能な刺繍枠84の平面図である。 多針ミシン1に装着可能な刺繍枠184の平面図である。 多針ミシン1に装着可能な刺繍枠284の平面図である。 枠装着機構59の分解斜視図である。 靴Sを保持する刺繍枠284をミシン1の枠支持部58に装着する過程を示す平面図である。 靴Sを保持する刺繍枠284をミシン1の枠支持部58に装着する過程を示す平面図である。 靴Sを保持する刺繍枠284がミシン1の枠支持部58に装着された状態での、靴Sと支持部2との位置関係を示す平面図である。 刺繍枠84がミシン1の枠支持部58に装着された状態での、検出器47の検出子46の位置の説明図である。 刺繍枠184がミシン1の枠支持部58に装着された状態での、検出器47の検出子46の位置の説明図である。 刺繍枠284がミシン1の枠支持部58に装着された状態での、検出器47の検出子46の位置の説明図である。 ミシン1の電気的構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。まず、図1から図9を参照して、実施形態に係る多針ミシン(以下、単にミシンという)1の構成について説明する。以下の説明では、図1の上側、下側、左斜め下側、右斜め上側、左斜め上側、右斜め下側を各々、ミシン1の上側、下側、前側、後ろ側、左側、右側とする。
図1に示すように、ミシン1の本体20は、支持部2と、脚柱部3と、アーム部4とを主に備える。左右一対の支持部2は、ミシン1の土台部をなし、全体として平面視逆U字形に形成され、ミシン1全体を支持する。支持部2の上面には、前後方向に伸びる左右一対のガイド溝25がある。脚柱部3は、支持部2の後端部から上方へ立設されている。アーム部4は、脚柱部3の上端部から前方に延びる。アーム部4の先端には、針棒ケース21が左右方向に移動可能に装着されている。針棒ケース21の内部には、上下方向に伸びる10本の針棒31(図13参照)が左右方向に等間隔で配置されている。10本の針棒31のうち、縫製位置にある1本の針棒31が、針棒ケース21の内部に設けられた針棒駆動機構32(図13参照)によって上下方向に摺動される。針棒31の下端には、縫針(図示略)が着脱可能である。
アーム部4の前後方向中央部の右側には、操作部6が設けられている。操作部6は、液晶ディスプレイ(以下、LCDという)7と、タッチパネル8と、スタート/ストップスイッチ41とを備える。LCD7には、例えば、ユーザが指示を入力するための操作画像といった各種情報が表示される。タッチパネル8は、ユーザからの指示を受け付けるために用いられる。LCD7に表示された入力キー等の位置に対応したタッチパネル8の箇所を、ユーザが、指又はタッチペンを用いて押圧操作することによって、縫製される模様及び縫製条件といった各種条件を選択又は設定できる。スタート/ストップスイッチ41は、縫製の開始又は停止を指示するためのスイッチである。
アーム部4の下方には、脚柱部3の下端部から前方へ延びる筒状のシリンダベッド10が設けられている。シリンダベッド10の先端部の内部には、釜(図示略)が設けられている。釜は、下糸(図示略)が巻回されたボビン(図示略)を収納する。シリンダベッド10の内部には、釜駆動機構(図示略)がある。釜駆動機構は、釜を回転駆動するよう構成されている。シリンダベッド10の上面には、平面視矩形の針板16がある。針板16には、縫針(図示略)が挿通される針穴36が設けられている。
アーム部4の上面の背面側には、左右一対の糸駒台12が設けられている。一対の糸駒台12には、針棒31の数と同じ10個の糸駒13を設置可能である。上糸15は、糸駒台12に設置された糸駒13から供給される。上糸15は、糸案内17と、糸調子器18と、天秤19等を経由して、針棒31の下端に装着された各縫針の目孔(図示略)に供給される。
アーム部4の下方には、刺繍枠搬送機構11(図13参照)のYキャリッジ23がミシン1に対して前後方向(Y方向)に移動可能に支持されている。Yキャリッジ23は、左右方向に延設され、内部にXキャリッジ26(図2参照)をミシン1に対して左右方向(X方向)に移動可能に支持する。Xキャリッジ26には刺繍枠5を装着するためのホルダ24が取り付けられている。刺繍枠搬送機構11は、X軸モータ132(図13参照)を駆動源としてXキャリッジ26を左右方向に搬送させ、Y軸モータ134(図13参照)を駆動源としてYキャリッジ23を前後方向に搬送させるよう構成されている。これにより刺繍枠搬送機構11は、ホルダ24を介してミシン1に装着された刺繍枠5を、ミシン1に固有の刺繍座標系で示される針落ち点に搬送する。刺繍座標系は、Xキャリッジ26を搬送させるX軸モータ132及びY軸モータ134の座標系である。本実施形態では刺繍座標系を以下のように定める。ミシン1の左右方向はX方向であり、左から右に向かう方向はX軸プラス方向である。ミシン1の前後方向はY方向であり、前から後に向かう方向はY軸プラス方向である。針落ち点は、針穴36の鉛直上方に配置された縫針が、針棒31を縫製対象物の上から下方向に移動させた際に、縫針が縫製対象物に刺さる点である。
図2から図5を参照して、刺繍枠5について説明する。刺繍枠5は、縫製対象物を保持可能である。本実施形態のミシン1には、3種類の刺繍枠5を択一的に装着可能である。3種類の刺繍枠5は、図2及び図3に示す刺繍枠84,図4に示す刺繍枠184,及び図5に示す刺繍枠284である。本実施形態では、刺繍枠84,184,及び284を総称する場合、又は何れかを特定しない場合には、刺繍枠5という。本実施形態では、3種類の刺繍枠5は共通の保持部83を備える。3種類の刺繍枠5は、後述する枠支持部58に対する保持部83の長手方向の角度が互いに異なる。ミシン1に装着された状態における刺繍枠5の構成を、刺繍枠84,184,及び284の順に説明する。
図2及び図3に示すように、刺繍枠84は、保持部83,連結部85,及び装着部90を主に備える。保持部83は、平面視角が丸みを帯びた矩形状の内枠81及び外枠82を備える。外枠82の内周は、内枠81の外周と略同一形状であり、内枠81は、外枠82の内側に着脱可能に嵌合する。外枠82の長さ方向の中央部には、分断された分断部が設けられている。分断部には、外枠82を内枠81に対して締めつける締付機構が設けられている。縫製対象物は、内枠81と、外枠82との間に挟まれ、締付機構によってピンと張った状態で保持される。ユーザは、保持部83に挟持される縫製対象物の部分を変えることで、刺繍枠84による保持位置を変更することができる。
連結部85は、平面視矩形状の金属製の板部材であり、外枠82の長手方向の一辺の中央部と装着部90の前側中央部とを連結する。装着部90は、金属製の板部材であり、刺繍枠84をミシン1の枠装着機構59に装着するための部位である。装着部90は、刺繍枠84の種類に対応した固有の構成を有する。具体的には、装着部90は、水平方向に延設された六角形状の板部材である。装着部90の後ろ側の一辺及び前側の一辺は各々左右方向に延びる。装着部90は、係合部91,貫通孔92及び押圧部93を備える。係合部91は、装着部90の前後方向に延びる右辺の中央部に設けられた切り欠きであり、後述する本体100の係合部102と係合する。貫通孔92は、装着部90の左側中央部に設けられた円状の孔であり、本体100の係合部103と係合する。押圧部93は、下方に突出したピン形状である。係合部91に対する押圧部93の位置は、他の刺繍枠5と刺繍枠84とを区別するために、刺繍枠84に固有の位置に設定されている。
刺繍枠84がミシン1に装着された状態における、保持部83の長手方向の枠支持部58の延設方向に対する傾き(以下、「保持部83の傾き」という。)は0度である。本実施形態の枠支持部58の延設方向は、左右方向である。本実施形態では、枠支持部58の延設方向に対する傾きは、枠支持部58の延設方向に対する時計回りの角度をプラスの角度とし、枠支持部58の延設方向に対する反時計回りの角度をマイナスの角度とする。枠支持部58の延設方向は、Yキャリッジ23及びXキャリッジ26の延設方向と同じである。枠支持部58の延設方向は、X軸モータ132(図13参照)を駆動源としてXキャリッジ26を搬送させる方向と同じである。
図4に示す刺繍枠184の保持部83の傾き(角度C2)は、45度である。刺繍枠184は、保持部83,連結部85,及び装着部190を有する。保持部83及び連結部85は、刺繍枠84の保持部83及び連結部85と同様である。装着部190は、水平方向に延設された板部材である。装着部190の形状は、装着部90及び装着部290と互いに異なり、装着部90の右前部が更に前方に突出した形状である。連結部85は、外枠82の長手方向の一辺の中央部と装着部190の右前部とを連結し、保持部83の傾きを45度とする。装着部190は、係合部191,貫通孔192及び押圧部193を備える。係合部191は、装着部190の右中央部に設けられた切り欠きであり、後述する本体100の係合部102と係合する。貫通孔192は、装着部190の左側中央部に設けられた円状の孔であり、本体100の係合部103と係合する。押圧部193は、下方に突出したピン形状である。係合部191に対する押圧部193の位置は、他の刺繍枠5と刺繍枠184とを区別するために、刺繍枠184に固有の位置に設定されている。
図5に示す刺繍枠284の保持部83の傾き(角度C3)は、−45度である。刺繍枠284は、保持部83,連結部85,及び装着部290を有する。保持部83及び連結部85は、刺繍枠84の保持部83及び連結部85と同様である。装着部290は、水平方向に延設された板部材である。装着部290の形状は、装着部90及び装着部190と互いに異なり、装着部90の左前部が更に前方に突出した形状である。連結部85は、外枠82の長手方向の一辺の中央部と装着部290の左前部とを連結し、保持部83の傾きを−45度とする。装着部290は、係合部291,貫通孔292,及び押圧部293を備える。係合部291は、装着部290の前後方向に延びる右辺の中央部に設けられた切り欠きであり、後述する本体100の係合部102と係合する。貫通孔292は、装着部290の左側中央部に設けられた円状の孔であり、本体100の係合部103と係合する。押圧部293は、下方に突出したピン形状である。係合部291に対する押圧部293の位置は、他の刺繍枠5と刺繍枠284とを区別するために、刺繍枠284に固有の位置に設定されている。
以下では、装着部90,190,及び290を総称する場合、又は何れかを特定しない場合には、装着部390という。係合部91,191,及び291を総称する場合、又は何れかを特定しない場合には、係合部391という。貫通孔92,192,及び292を総称する場合、又は何れかを特定しない場合には、貫通孔392という。押圧部93,193,及び293を総称する場合、又は何れかを特定しない場合には、押圧部393という。保持部83の角度に基づき、刺繍枠84,184,及び284を各々、0度枠、45度枠及び−45度枠ともいう。
図2から図6を参照して、枠装着機構59を説明する。枠装着機構59は、複数種類の刺繍枠5を択一的にミシン1に着脱可能に装着するための機構である。枠装着機構59は、ミシン1に装着された刺繍枠5の種類を検出可能である。枠装着機構59は、枠支持部58及び切替プレート70を主に備える。
枠支持部58には、縫製対象物を保持可能な刺繍枠5が有する装着部390が着脱可能に装着される。枠支持部58には、刺繍枠84,184,及び284を択一的に装着可能である。刺繍枠184及び284は各々、枠支持部58の延設方向に対して矩形状の縫製可能領域87の長手方向が所定角度傾いている。
枠支持部58は、本体100及び枠押え板50を主に備える。本体100は、左右方向に延びる板部材であり、支持板部101,装着板部107,及びガイド板部112を備える。支持板部101は、本体100の前側において水平方向に延設された板状の部位である。支持板部101は、係合部102及び103,支持部104,並びに螺子孔105及び106を備える。係合部102及び103は各々、上方に突出した平面視円状の凸部である。係合部102及び103は各々、刺繍枠5が有する係合部391及び貫通孔392と係合する。支持部104は、支持板部101の延設面から上方に突出した部位である。支持部104は、切替プレート70の貫通孔79に挿通され、付勢部材80の左端を支持する。本実施形態の付勢部材80は、コイルバネである。付勢部材80の右端は後述する切替プレート70に支持される。螺子孔105及び106は各々、枠押え板50を本体100に固定するための螺子56及び57と螺合する。
装着板部107は、左右方向に延設された板状の部位である。装着板部107は、枠装着機構59をXキャリッジ26のホルダ24に固定するとともに、切替プレート70の移動を案内する部位である。装着板部107は、左右一対のガイドピン108及び109,並びに螺子孔110及び111を備える。ガイドピン108及び109は、装着板部107の上面から上方に突出している。ガイドピン108及び109は各々、切替プレート70の長孔76及び77に挿通され、長孔76及び77と共に切替プレート70の移動方向を規定する。螺子孔110及び111は、枠装着機構59をホルダ24に固定するための螺子(図示略)と螺合する。ガイド板部112は、装着板部107の後端中央部から上方に延設された板状の部位であり、切替プレート70の移動方向を規定する。
枠押え板50は、枠装着機構59に装着された刺繍枠5の装着部390を上側から押さえる部材である。枠押え板50は、左右一対の押え部51及び52,本体53,並びに左右一対の螺子孔54及び55を備える。押え部51及び52は、本体53から前方に向かって延び、枠装着機構59に装着された刺繍枠5の装着部390を上側から押さえる。押え板50は、螺子孔54及び55の各々に挿通された螺子56及び57によって本体100に固定される。
切替プレート70は、刺繍枠5の装着部390を枠支持部58に装着する動作に連動して第一方向に移動する移動部材であって、刺繍枠5の種類に応じて移動量が設定された部材である。本実施形態の第一方向は右方である。切替プレート70は、第一板部71,第二板部75,及び係合部78を有する。
第一板部71は、切替プレート70の前側において水平方向に延設された板状の部位である。第一板部71は、本体100の支持板部101の上側、且つ、枠押え板50の下方に配置されている。第一板部71は、第一当接部72,第二当接部73,支持部74,及び貫通孔79を備える。第一当接部72は、第一板部71の前側の一辺が平面視逆V字状に大きく切り欠かれた部位であり、刺繍枠5の押圧部393を第二当接部73に案内する。第二当接部73は、刺繍枠5がミシン1に装着された場合に、刺繍枠5の押圧部393と当接、保持する部位であり、ピン形状の押圧部393の直径よりも少し大きい凹部を形成している。支持部74は、第一板部71の延設面から上方へ突出した部位であり、付勢部材80の右端を支持する。切替プレート70は、付勢部材80によって、第一方向とは逆の方向である第二方向に付勢されている。本実施形態の第一方向は右方であり、第二方向は左方である。
第二板部75は、左右方向に延びる板状の部位であり、左右一対の長孔76及び77を備える。長孔76及び77は、各々左右方向に延びる。長孔76及び77には、各々ガイドピン108及び109に挿通される。係合部78は、第二板部75の左後端部から上方に鉤状に延設された部位であり、検出器47が有する検出子46と係合する。検出器47は、回転型ポテンショメータである。検出子46は、切替プレート70の移動量に応じて回転する。したがって、検出器47は、切替プレート70の移動量を、検出子46の回転量に基づき検出可能である。
ミシン1に刺繍枠5を装着する操作について説明する。一例として、保持部83の長辺を、縫製対象物である靴Sの靴底又は靴開口と略平行にして、保持部83が靴Sの側面を保持した状態で、刺繍枠284を枠支持部58に装着する場合について説明する。図7に示すように、ユーザはまず、刺繍枠284の装着部290に設けられた係合部291に、本体100の係合部102を係合させる。このとき、装着部290の後ろ側の一辺は、枠支持部58の延設方向(左右方向)に対して傾いている。ユーザは、係合部291に係合部102を係合させた状態で、係合部102を中心に平面視時計回りに刺繍枠284を回転させる。すると、図8に示すように、装着部290の押圧部293は、第一当接部72に当接し、第一当接部72に案内されながら第二当接部73に向かって移動する。押圧部293は、第一当接部72を押圧しながら第一当接部72と当接する。切替プレート70は、第一当接部72が押圧部293によって付勢部材80の付勢力に抗して第一方向に押圧された場合に、第一方向に移動する。切替プレート70の移動量は、係合部291に対する押圧部293の位置に応じて決まる。
ユーザが刺繍枠284を更に平面視時計回りに回転させると、押圧部293は第一当接部72に案内されながら第二当接部73に収容される。ユーザは刺繍枠284を更に平面視時計回り回転させると、図9に示すように、貫通孔292と係合部103とが係合して、刺繍枠284の回転が規制され、刺繍枠284の水平方向の位置が固定される。このとき、装着部290の後ろ側の一辺は、枠支持部58の延設方向と平行である。装着部290は、枠押え板50によって上方から押さえられており、装着部290は、枠押え板50と本体100とで挟持される。これによって装着部290は、上下方向の位置が固定される。以上の動作によって、刺繍枠284がミシン1に装着される。刺繍枠284をミシン1から取り外す場合は逆の動作となる。図9に示すように、刺繍枠284が枠装着機構59に装着された場合、靴Sの靴底が枠支持部58の延設方向に対して傾いて配置され、且つ、靴Sが左右一対の支持部2の間に配置される。
刺繍枠5の種類の検出方法について説明する。本実施形態の刺繍枠5の装着部390は、係合部391に対する押圧部393の位置が刺繍枠5の種類に応じて異なる。このため、係合部391に対する押圧部393の位置に応じて、切替プレート70の第一方向への移動量が異なる。切替プレート70が有する係合部78は、検出器47の検出子46が係合している。切替プレート70が移動すると、検出子46が回転する。検出子46の回転量は、図10から図12に示すように、刺繍枠84がミシン1に取り付けられた場合と、刺繍枠184がミシン1に取り付けられた場合と、刺繍枠284がミシン1に取り付けられた場合とで、各々異なる。具体的には、回転量は図12に示す刺繍枠284(−45度枠)の回転量、図10に示す刺繍枠84(0度枠)の回転量、図11に示す刺繍枠184(45度枠)の順に大きい。検出器47は、検出子46の回転量を検出することによって、刺繍枠の種類を検出可能である。
図13を参照して、ミシン1の電気的構成について説明する。図13に示すように、ミシン1は、縫針駆動部120と、縫製対象駆動部130と、操作部6と、制御部60と、検出器47とを備える。
縫針駆動部120は、主軸モータ122と、駆動回路121と、針棒ケース用モータ45と、駆動回路123とを備える。主軸モータ122は、針棒31を上下方向に往復移動させる。駆動回路121は、制御部60からの制御信号に従って主軸モータ122を駆動する。針棒ケース用モータ45は、針棒ケース21を左右方向に移動させる。駆動回路123は、制御部60からの制御信号に従って針棒ケース用モータ45を駆動する。
縫製対象駆動部130は、X軸モータ132と、駆動回路131と、Y軸モータ134と、駆動回路133とを備える。X軸モータ132は、刺繍枠搬送機構11を駆動させて刺繍枠5(図2参照)を左右方向に搬送する。駆動回路131は、制御部60からの制御信号に従ってX軸モータ132を駆動する。Y軸モータ134は、刺繍枠搬送機構11を駆動させて刺繍枠5を前後方向に搬送する。駆動回路133は、制御部60からの制御信号に従ってY軸モータ134を駆動する。
操作部6は、タッチパネル8と、駆動回路135と、LCD7と、スタート/ストップスイッチ41とを備える。駆動回路135は、制御部60からの制御信号に従ってLCD7を駆動する。
制御部60は、CPU61と、ROM62と、RAM63と、フラッシュROM64と、入出力インターフェイス(I/O)66とを備え、これらは信号線65によって相互に接続されている。I/O66には、縫針駆動部120と、縫製対象駆動部130と、操作部6と、検出器47とが各々接続されている。
CPU61は、ミシン1の主制御を司り、ROM62のプログラム記憶エリア(図示略)に記憶された各種プログラムに従って、縫製に関わる各種演算及び処理を実行する。ROM62は、図示しないが、プログラム記憶エリアを含む複数の記憶エリアを備える。プログラム記憶エリアには、メイン処理を含むミシン1を動作させるための各種プログラムが記憶されている。メイン処理では、枠支持部58に装着された刺繍枠5の種類に応じて、縫製可能領域87を内枠81の内側に設定する処理が実行される。メイン処理では更に、ユーザによって選択された模様を縫製可能領域87の設定に合わせ配置し、刺繍枠5に保持された縫製対象物に縫製する処理が実行される。RAM63には、CPU61が演算処理した演算結果等を収容する記憶エリアが必要に応じて設けられる。フラッシュROM64には枠テーブル68を含むミシン1が各種処理を実行するための各種パラメータが記憶されている。
枠テーブル68は、検出器47の出力結果が示す検出子46の角度(度)と、刺繍枠5の種類に対応する縫製可能領域87の設定との対応を記憶する。即ち、枠テーブル68は、縫製可能領域87の大きさ、位置、及び角度の情報を、刺繍枠5の種類毎に記憶する。本実施形態の刺繍枠5の種類に対応する縫製可能領域87の設定は、縫製可能領域87の大きさと、枠支持部58の延設方向に対する縫製可能領域87の長手方向の角度(度)と、枠支持部58に対する縫製可能領域87の位置とを含む。縫製可能領域87は、内枠81の内側に設定される縫目を形成可能な領域である。本実施形態の縫製可能領域87は、矩形状であり、縫製可能領域87の大きさは、短辺の長さと、長辺の長さとで表される。枠支持部58の延設方向に対する縫製可能領域87の長手方向の角度(度)は、枠支持部58の延設方向に対する保持部83の長手方向の角度(度)と一致するように設定されている。枠支持部58に対する縫製可能領域87の位置は、縫製可能領域87の中心点の位置に針落ち点を設定する場合の刺繍枠5の搬送量で表される。CPU61は、検出器47の出力結果と枠テーブル68に基づき、メイン処理を実行する。メイン処理によって、刺繍枠84には図3に示す縫製可能領域88が設定される。刺繍枠184には図4に示す縫製可能領域188が設定される。刺繍枠284には図5に示す縫製可能領域288が設定される。図3から図5に示すように、刺繍座標系の原点Pは、縫製可能領域87の中心点に設定される。
刺繍枠5に保持された縫製対象物(例えば、靴、筒状又はシート状加工布)に縫目を形成するミシン1の動作について説明する。縫製対象物を保持する刺繍枠5は、Yキャリッジ23に支持される。針棒ケース21が左右に移動することで、10本の針棒31のうち1本が選択される。刺繍枠搬送機構11は、刺繍枠5を所定の位置に搬送する。主軸モータ122によって主軸(図示略)が回転駆動されると、針棒駆動機構32及び天秤駆動機構(図示略)が駆動される。これにより、針棒駆動機構32及び天秤駆動機構(図示略)が駆動され、縫製位置にある針棒31及びそれに対応する天秤19が上下駆動される。主軸モータ122の回転によって釜駆動機構(図示略)が駆動され、釜(図示略)が回転駆動される。このように、縫針(図示略)と天秤19と釜とが同期して駆動され、縫製対象物に縫目が形成される。
刺繍枠5,装着部390,係合部391,及び押圧部393は各々、本発明の刺繍枠、装着部、第一係合部、及び押圧部に相当する。枠支持部58,係合部102,及び支持部104は各々、本発明の枠支持部、第二係合部、及び第一支持部に相当する。ガイド板部112並びにガイドピン108及び109は、本発明のガイド部に相当する。刺繍枠搬送機構11は、本発明の搬送手段に相当する。切替プレート70,係合部78,及び支持部74は各々、本発明の移動部材、第三係合部、第二支持部に相当する。第一当接部72及び第二当接部73は、本発明の当接部に相当する。検出器47及び検出子46は各々、本発明の検出手段及び検出子に相当する。付勢部材80は、本発明の付勢手段に相当する。
刺繍枠5は刺繍枠5の種類に対応した固有の装着部390を有するので、ユーザは、刺繍枠5をミシン1に装着する場合に、刺繍枠5を枠支持部58に装着させるという簡単な操作を行うだけでよい。刺繍枠5を枠支持部58に装着させる操作は、係合部102と係合部391とを係合させた状態で、係合部102を中心に刺繍枠5を時計回りに回転させるという簡単な操作である。したがってミシン1は、刺繍枠の種類に応じて枠ホルダに対する可動ホルダの位置を移動させるという、従来のミシンでは必要であったユーザの手間を省きつつ、刺繍枠5の種類を検出することができる。即ち、ミシンは、刺繍枠5の種類を検出することと、刺繍枠5の装着する操作を容易にすることとを両立可能である。
ミシン1は、付勢部材80を有するので、刺繍枠5がミシン1に装着されていない場合には、切替プレート70の位置を刺繍枠5が装着されていない場合の位置に自動的に配置させることができる。したがって、ミシン1は、付勢部材80が設けられない場合に必要な、切替プレート70の位置を切り替える手間を省くことができる。
ミシン1は、比較的簡単な構成で、切替プレート70を刺繍枠5の種類に応じた移動量、第一方向に移動させることができる。ミシン1は、比較的簡単な構成で、切替プレート70の移動量を、検出子46の回転量に変換することによって、刺繍枠5の種類を特定することができる。したがって、ミシン1は、従来のミシンで用いられた回転型ポテンショメータを利用して、刺繍枠5の種類に固有な装着部390を有する刺繍枠5の種類を検出可能である。
本発明のミシンは、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更が加えられてもよい。例えば、以下の(A)から(C)までの変形が適宜加えられてもよい。
(A)ミシン1の構成は適宜変更されてよい。ミシン1は、例えば、工業用ミシン、及び家庭用ミシン等の他のミシンであってもよい。
(B)刺繍枠5は、縫製対象物を保持可能な刺繍枠5であって、刺繍枠5の種類に対応した固有の装着部を有し、ミシンに装着可能なものであればよい。例えば、刺繍枠5の保持部は、上枠及び下枠を備え、上下方向に縫製対象物を挟んで保持してもよい。他の例では、刺繍枠5の押圧部393は、ピン形状であったが、他の形状であってもよい。ミシン1に装着可能な刺繍枠の種類及び種類の数は適宜変更されてよい。刺繍枠の種類は、例えば、保持部の形状、大きさ、並びに枠支持部に対する保持部の位置及び角度の組み合わせによって示されてもよい。枠支持部の延設方向に対する保持部の長手方向の角度は、適宜変更されてよい。
(C)第一方向及び第二方向は適宜変更されてよい。検出子46の回転方向は適宜変更されてよい。付勢部材は、移動部材を第二方向に付勢するものであればよく、コイルバネの他、板バネ等の弾性部材であってもよい。検出器47は、切替プレート70(移動部材)の移動量を直接又は間接的に検出可能であればよく、回転型ポテンショメータの他、位置センサ等の他のセンサであってもよい。移動部材及び枠支持部の構成は適宜変更されてよい。例えば、第一係合部、第二係合部、第三係合部、ガイド部、第一支持部、及び第二支持部の各々は、形状、大きさ及び材質等が適宜変更されてよい。
1 ミシン
23 キャリッジ
24 ホルダ
46 検出子
47 検出器
50 枠押え板
58 枠支持部
59 枠装着機構
70 切替プレート
72, 第一当接部
73 第二当接部
74,104 支持部
80 付勢部材
5,84,184,284 刺繍枠
90,190,290,390 装着部
78,91,102,191,291,391 係合部
93,191,291,391 押圧部
100 本体

Claims (5)

  1. 縫製対象物を保持可能な刺繍枠が有する装着部であって、前記刺繍枠の種類に対応した固有の装着部が着脱可能に装着される枠支持部と、
    前記枠支持部に装着された前記刺繍枠を搬送する搬送手段と、
    前記刺繍枠の前記装着部を前記枠支持部に装着する動作に連動して第一方向に移動する移動部材であって、前記刺繍枠の種類に応じて移動量が設定された移動部材と、
    前記移動部材の前記移動量の検出に基づき、前記枠支持部に装着された前記刺繍枠の種類を検出する検出手段と
    前記移動部材を前記第一方向とは逆の方向である第二方向に付勢する付勢手段と
    を備えるミシン。
  2. 前記移動部材は、前記刺繍枠を前記枠支持部に装着した場合に、前記刺繍枠の前記装着部が有する押圧部に当接する当接部を有し、前記刺繍枠を前記枠支持部に装着される動作に連動して、前記当接部が前記押圧部によって前記付勢手段の付勢力に抗して前記第一方向に押圧された場合に、前記第一方向に移動することを特徴とする請求項に記載のミシン。
  3. 前記検出手段は、前記移動部材と接触し、且つ、前記移動部材の前記移動量に応じて回転する検出子を有する回転型ポテンショメータであることを特徴とする請求項1又は2に記載のミシン。
  4. 前記検出手段は、前記移動部材と接触し、且つ、前記移動部材の前記移動量に応じて回転する検出子を有する回転型ポテンショメータであり、
    前記枠支持部は、
    前記刺繍枠の前記装着部が有する第一係合部と係合する第二係合部と、
    前記移動部材の前記第一方向及び前記第二方向の移動を案内するガイド部と、
    前記付勢手段の一端を支持する第一支持部と
    を備え、
    前記移動部材の前記当接部は、前記刺繍枠の前記第一係合部が前記第二係合部と係合した状態で、前記刺繍枠が所定方向に回転された場合に、前記刺繍枠が有する前記装着部の前記刺繍枠の種類に応じた位置に配置されたピン形状の前記押圧部に押圧されながら当接し、
    前記移動部材は更に、
    前記検出子と係合する第三係合部と、
    前記付勢手段の他端を支持する第二支持部と
    を備えることを特徴とする請求項に記載のミシン。
  5. 縫製対象物を保持可能な刺繍枠であって、前記刺繍枠の種類に対応した固有の装着部を有する刺繍枠と、
    前記刺繍枠の前記装着部が着脱可能に装着される枠支持部と、
    前記枠支持部に装着された前記刺繍枠を搬送する搬送手段と、
    前記刺繍枠の前記装着部を前記枠支持部に装着する動作に連動して第一方向に移動する移動部材であって、前記刺繍枠の種類に応じて移動量が設定された移動部材と、
    前記移動部材の前記移動量の検出に基づき、前記枠支持部に装着された前記刺繍枠の種類を検出する検出手段と
    前記移動部材を前記第一方向とは逆の方向である第二方向に付勢する付勢手段と
    を備えるミシン。
JP2013057951A 2013-03-21 2013-03-21 ミシン Active JP6051990B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013057951A JP6051990B2 (ja) 2013-03-21 2013-03-21 ミシン
US14/199,012 US9476150B2 (en) 2013-03-21 2014-03-06 Sewing machine
EP14159307.9A EP2781639B1 (en) 2013-03-21 2014-03-12 Sewing machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013057951A JP6051990B2 (ja) 2013-03-21 2013-03-21 ミシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014181429A JP2014181429A (ja) 2014-09-29
JP6051990B2 true JP6051990B2 (ja) 2016-12-27

Family

ID=50241258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013057951A Active JP6051990B2 (ja) 2013-03-21 2013-03-21 ミシン

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9476150B2 (ja)
EP (1) EP2781639B1 (ja)
JP (1) JP6051990B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109097924A (zh) * 2017-03-22 2018-12-28 东海工业缝纫机株式会社 缝纫机

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017127449A1 (en) 2016-01-19 2017-07-27 Schaefer Emily B Footwear with felting transition between materials
CN114098223A (zh) 2016-01-19 2022-03-01 耐克创新有限合伙公司 具有材料间的刺绣过渡部的鞋类
JP6728763B2 (ja) * 2016-02-26 2020-07-22 ブラザー工業株式会社 刺繍枠
JP6904674B2 (ja) * 2016-08-12 2021-07-21 蛇の目ミシン工業株式会社 ミシン、刺繍枠判定方法およびプログラム
US10448706B2 (en) 2016-10-18 2019-10-22 Nike, Inc. Systems and methods for manufacturing footwear with felting
JP2019058572A (ja) * 2017-09-28 2019-04-18 ブラザー工業株式会社 枠保持装置及び刺繍枠セット
USD944298S1 (en) * 2019-09-17 2022-02-22 Zhejiang Hehe Electric Machinery Co., Ltd Embroidery machine
USD953383S1 (en) * 2020-11-20 2022-05-31 Zhejiang Hehe Electric Machinery Co., Ltd. Embroidery machine
JP2023035279A (ja) * 2021-08-31 2023-03-13 株式会社ジャノメ 刺しゅう枠脱着装置及びその刺しゅうミシン

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US478192A (en) 1892-07-05 Friedrich hxrzeler
BE629514A (ja) 1962-04-04 1900-01-01
US4590695A (en) 1985-07-19 1986-05-27 Mcgillivray Dean D Adjustable quilting frame
JPS62162286U (ja) 1986-04-04 1987-10-15
US5584799A (en) 1989-09-11 1996-12-17 Gray; James C. Splint/therapeutic device
US4989525A (en) 1990-03-07 1991-02-05 Mario Portilla Sewing apparatus and method for manufacturing vehicular air bags
US5551112A (en) 1994-04-28 1996-09-03 Shoes By Design, Inc. Shoe support with pivotable carrier for use with sewing machines
US5855176A (en) 1997-05-07 1999-01-05 Janome Sewing Machine Co., Ltd. Embroidery stitch data producing device and sewing machine
US6161491A (en) 1998-12-10 2000-12-19 Janome Sewing Machine Co., Ltd. Embroidery pattern positioning apparatus and embroidering apparatus
JP5134168B2 (ja) 2000-08-11 2013-01-30 蛇の目ミシン工業株式会社 刺しゅう枠制振機能を備えたミシン及び制振機能を備えた刺しゅう枠
JP2002233681A (ja) 2001-02-09 2002-08-20 Brother Ind Ltd 刺繍枠移送装置及びアタッチメント
US6336416B1 (en) 2001-05-11 2002-01-08 Nick L. French Embroidery frame with adapter arms
ATE339539T1 (de) * 2001-06-25 2006-10-15 Gegauf Fritz Ag Vorrichtung zum lösbaren befestigen eines stickrahmens an einem stickrahmenträger
JP3815565B2 (ja) * 2003-02-27 2006-08-30 ブラザー工業株式会社 刺繍ミシン
US7854207B2 (en) 2004-11-08 2010-12-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Data processing unit and pattern forming method
US7178256B2 (en) 2005-06-14 2007-02-20 Great Notions News Corporation Hoop angle finder
JP4915108B2 (ja) 2006-03-02 2012-04-11 ブラザー工業株式会社 刺繍縫製可能なミシン
JP2008220668A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Juki Corp 刺繍枠の支持機構
JP5231051B2 (ja) * 2008-03-10 2013-07-10 蛇の目ミシン工業株式会社 刺しゅう縫機能付きミシンの刺しゅう枠取付装置
JP4720921B2 (ja) * 2009-03-23 2011-07-13 ブラザー工業株式会社 多針刺繍ミシン
US8594829B2 (en) 2011-01-20 2013-11-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sewing machine and computer program product stored on non-transitory computer-readable medium
JP6155901B2 (ja) 2013-06-27 2017-07-05 ブラザー工業株式会社 刺繍枠及びミシン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109097924A (zh) * 2017-03-22 2018-12-28 东海工业缝纫机株式会社 缝纫机

Also Published As

Publication number Publication date
EP2781639A1 (en) 2014-09-24
EP2781639B1 (en) 2016-08-03
US20140283720A1 (en) 2014-09-25
JP2014181429A (ja) 2014-09-29
US9476150B2 (en) 2016-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6051990B2 (ja) ミシン
US8738173B2 (en) Sewing machine and non-transitory computer-readable storage medium storing sewing machine control program
US8612046B2 (en) Sewing machine and non-transitory computer-readable storage medium storing sewing machine control program
JP6155901B2 (ja) 刺繍枠及びミシン
US8755926B2 (en) Sewing machine with image synthesis unit
US9303345B2 (en) Cutting needle rotation device and sewing machine
JP2012045020A (ja) ミシン
US20150259841A1 (en) Sewing machine
US8978566B2 (en) Sewing machine
JP2013070876A (ja) ミシン
JP2015010287A (ja) 刺繍枠及びミシン
JP2013158491A (ja) カットデータ作成装置、カットデータ作成プログラム、及びミシン
JP2013116260A (ja) ミシン
WO2018179478A1 (ja) 刺繍枠
WO2017056605A1 (ja) ミシン及びミシンプログラム
US9797078B2 (en) Sewing machine
US20150059631A1 (en) Sewing machine and non-transitory computer-readable medium
JP2015147008A (ja) ミシン、及び制御プログラム
JP2015123338A (ja) 多針ミシン
US9163344B2 (en) Sewing machine and embroidery frame
JP7294184B2 (ja) 多針ミシン
US9416473B2 (en) Upper feed device and sewing machine
US9556546B2 (en) Sewing machine
JP2003071176A (ja) 刺しゅうミシン
JP2024078287A (ja) ミシン外付けユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6051990

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150