JP4793775B2 - 雀球遊技機 - Google Patents

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本発明は、雀球遊技機に係り、詳しくは、遊技領域に打ち出された遊技球の転動方向や速度の変化に意外性を持たせることで遊技上の興趣を向上させるようにした雀球遊技機に関する。
従来、各種遊技部品が配置された遊技盤の下部に、麻雀牌の図柄を付した所定数の入球口を備え、メダル投入口に遊技メダル(以下、単に「メダル」とも言う)が投入された後、例えば1ゲーム当たり14個の遊技球が遊技盤の遊技領域上に打ち出されて各遊技球が何れかの入球口に入球した際、当該入球口に対応する麻雀牌の図柄が、遊技領域上に配置された表示装置に表示されるように機能する雀球遊技機が存在する(例えば、特許文献1参照)。また近年では、メダル投入口に投入された遊技メダルを検知スイッチに基づいて検出した時点で、麻雀牌の図柄を表示装置に適宜の組み合わせで自動的に表示(つまり自動配牌)する機能を備えた雀球遊技機も知られている。
上記従来の雀球遊技機では、表示装置に表示される手牌のうちから不要な牌(以下、不要牌とも言う)が切り捨てられた際、1個の遊技球を再度打ち出しし得る状態となり、これら切り捨て操作(捨て牌操作)及び再打ち出し操作が所定回数以内にて繰り返し行われ、所定の上がり役が完成した時点で得点が計算され、その得点に応じた数の遊技メダルが払い出される。
特開平7−39623号公報(図1、図4及び図7参照)
ところで、上述した従来の雀球遊技機において、遊技領域に向けて順次打ち出された遊技球は、該遊技領域上に配置された種々の役物や障害釘で流下の方向や速度を変化させられた後、何れかの入球口に入球することになるが、当該入球は、役物や障害釘に絡んだ後は単に入球口に入球されるだけであるため、やや興趣に欠ける一面があることは否めなかった。
そこで本発明は、打ち出された遊技球を受けて遊技領域の左右方向に転動させつつ何れかの入球口に落下させ得る遊技球ステージを具備するように構成し、もって上述した課題を解決した雀球遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図15参照)、遊技領域(2a)と、複数種の麻雀牌図柄に対応して前記遊技領域(2a)の左右方向に配列された複数の入球口(11c、11d、11e、…)を備え、予め設定された上がり役を、前記入球口(11c、11d、11e、…)への入球で得られた麻雀牌図柄の組み合わせによって1ゲーム毎に成立させるように遊技し得る雀球遊技機(1)であって、
前記遊技領域(2a)における前記複数の入球口(11c、11d、11e、…)の上方にて該複数の入球口の配列方向に亘って延在するように配設された遊技球ステージ(S)を備え、
前記遊技球ステージ(S)は、前記遊技領域(2a)に順次打ち出された複数の遊技球(Ba)の一部を受け止めて前記遊技領域(2a)の左右方向に転動させて何れかの前記入球口(11c、11d、11e、…)に落下・入球させるように構成され、
前記遊技球ステージ(S)上に、前記遊技領域(2a)に打ち出された遊技球(Ba)を、電源オン時から前記遊技領域(2a)の左右方向に一定速度で連続的に往復移動する振分部材(12a、12b)によって前記遊技球ステージ(S)上に振り分ける振分装置(12)を備え、
前記振分装置(12)は、前記振分部材(12a、12b)の往復移動動作を妨げないように該振分部材(12a、12b)以外の部分が奥側に後退するように構成されると共に、該奥側に後退する後退面(35)を有し、前記振分部材(12a、12b)に受け入れた遊技球(Ba)を、前記後退面(35)に当接させて下方に向きを変えさせつつ、前記遊技球ステージ(S)を介して該遊技球ステージ下方の前記複数の入球口(11c、11d、11e、…)のいずれかに振り分ける
ことを特徴とする雀球遊技機(1)にある。
なお、本発明における上記「上方」は、一般的に言う重力方向と逆の方向を意味する概念であり、また上記「左右方向」は、遊技領域と対面する形で該遊技領域を視認した際における左及び右方向を意味する概念である。
請求項2に係る本発明は(例えば図1ないし図3参照)、前記遊技球ステージ(S)が、全体的に前記遊技領域(2a)の手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、前記遊技領域(2a)の左右方向に互いに隣接し且つ前記遊技領域(2a)の手前-奥方向に延びるように形成された複数の球案内溝(20)を備えてなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の雀球遊技機(1)にある。
なお、本発明における上記遊技領域の「手前」とは、雀球遊技機に対面して遊技している遊技者側を意味する概念である。
請求項3に係る本発明は(例えば図1、図2及び図12参照)、前記遊技球ステージ(S)が、全体的に前記遊技領域(2a)の手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、前記遊技領域(2a)の左右方向に亘って千鳥状に配列された複数の凸部(31)を備えてなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の雀球遊技機(1)にある。
請求項4に係る本発明は(例えば図1、図2及び図13参照)、前記遊技球ステージ(S)が、全体的に前記遊技領域(2a)の手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、前記遊技領域(2a)の左右方向に延びる平坦形状を備えてなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の雀球遊技機(1)にある。
請求項5に係る本発明は(例えば図1、図2及び図14参照)、前記遊技球ステージ(S)が、全体的に前記遊技領域(2a)の手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、前記遊技領域(2a)の左右方向に亘って隙間(41)をあけて断続的に形成される波形凹凸部(40)を備えてなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の雀球遊技機(1)にある。
請求項6に係る本発明は(例えば図1、図2及び図15参照)、前記遊技球ステージ(S)が、全体的に前記遊技領域(2a)の手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、前記遊技領域(2a)における奥側の面に、前記遊技領域(2a)の左右方向に所定の間隔をおいて設けられた複数の突起部(32)を備え、
前記複数の突起部(32)の夫々は、前記遊技球ステージ(S)の左右方向に異なる角度で傾斜した形で交わる一対の傾斜面(32a、32b)を有して前記遊技領域(2a)の手前方向に山形状に突出するように構成される、
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の雀球遊技機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、遊技領域における前記複数の入球口の上方にて該複数の入球口の配列方向に亘って延在するように配設された遊技球ステージが、遊技領域に順次打ち出された複数の遊技球の一部を受け止めて遊技領域の左右方向に転動させて何れかの入球口に落下・入球させるように構成されるので、遊技領域に打ち出された遊技球を、役物や障害釘に絡ませたり、遊技球ステージ上を転動させてその方向や速度を変化させたりすることができ、これにより、遊技の展開に意外性を持たせて興趣を高め、遊技性を向上させることができる。更に、遊技球ステージ上に、遊技領域に打ち出された遊技球を遊技領域の左右方向に往復移動する振分部材によって遊技球ステージ上に振り分ける振分装置を備えるので、遊技球ステージ上での遊技球の転動状況に多彩な変化を与え、遊技の展開に意外性を持たせ、遊技性を向上させることができる。
請求項2に係る本発明によると、遊技球ステージが、全体的に遊技領域の手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、遊技領域の左右方向に互いに隣接し且つ遊技領域の手前-奥方向に延びるように形成された複数の球案内溝を備えるので、遊技球ステージ上を転動する遊技球の速度を効果的に抑えつつ、任意の球案内溝に沿って遊技領域の手前側(雀球遊技機に対面する遊技者側)に案内しその下方に位置する入球口に落下・入球させることができる。
請求項3に係る本発明によると、遊技球ステージが、全体的に遊技領域の手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、遊技領域の左右方向に亘って千鳥状に配列された複数の凸部を備えるので、遊技球ステージ上を転動する遊技球の速度を効果的に抑えつつ、凸部の相互間を通路として遊技球を遊技領域の手前側(雀球遊技機に対面する遊技者側)に案内しその下方に位置する入球口に落下・入球させることができる。
請求項4に係る本発明によると、遊技球ステージが、全体的に遊技領域の手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、遊技領域の左右方向に延びる平坦形状を備えるので、遊技球を遊技球ステージ上で左右方向に転動させ、転動速度が弱まった位置で遊技領域の手前側(雀球遊技機に対面する遊技者側)に導きその下方に位置する入球口に落下・入球させることができる。
請求項5に係る本発明によると、遊技球ステージが、全体的に遊技領域の手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、遊技領域の左右方向に亘って隙間をあけて断続的に形成される波形凹凸部を備えるので、遊技球ステージ上を転動する遊技球の速度を効果的に抑えつつ、波形凹凸部相互間を遊技領域手前-奥側に延びる隙間を通路として、遊技球を遊技領域の手前側(雀球遊技機に対面する遊技者側)に案内しその下方に位置する入球口に落下・入球させることができる。
請求項6に係る本発明によると、遊技球ステージが、全体的に遊技領域の手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、遊技領域における奥側の面に、遊技領域の左右方向に所定の間隔をおいて設けられた複数の突起部を備え、これら突起部の夫々が、遊技球ステージの左右方向に異なる角度で傾斜した形で交わる一対の傾斜面を有して遊技領域の手前方向に山形状に突出するように構成されるので、遊技球ステージ上を転動する遊技球を、山形状に突出する突起部の傾斜面に当接させることによってその転動方向及びその速度を変更することで、遊技球ステージ上での転動状態に変化を持たせて興趣を高め、遊技性を向上させることができる。
以下、本発明の雀球遊技機の実施形態として、遊技場等に設置される雀球遊技機1について図1ないし図15を参照して説明する。
なお、図1は本実施形態における雀球遊技機の外部構造を示す正面図、図2は本雀球遊技機の遊技盤を本体側から取り外した単体状態で示す正面図、図3は本雀球遊技機における遊技領域上の詳細構造を示す斜視図、図4は本雀球遊技機における振分装置及び遊技球ステージを拡大して示す正面図、図5は図3におけるV-V線に沿って切断した状態を示す断面図、図6は振分装置における振分部材の一例を遊技領域の手前側から見た状態で示す正面図、図7は図6における振分部材を上方から見た状態で示す平面図、図8は図6における振分部材を一側方から見た状態で示す側面図である。また、図9は振分部材の変形例を遊技領域の手前側から見た状態で示す正面図、図10は図9における振分部材を上方から見た状態で示す平面図、図11は図9における振分部材を一側方から見た状態で示す側面図である。更に、図12ないし図15は夫々、本雀球遊技機における遊技球ステージ形状の変形例を示す平面図である。
本雀球遊技機1においては、27種の牌の図柄を各4個、計108個の牌を使用して遊技を行う雀球遊技機を例にして説明する。この27種の牌の図柄は、例えば、萬子が「一萬」〜「九萬」の9種、筒子が「一筒」〜「九筒」の9種、索子が「一索」と「九索」の2種、字牌が「東」「南」「西」「北」「白」「發」「中」の7種である。従って、萬子と筒子が数牌となり、索子の「一索」と「九索」は、順子を形成することができないので字牌に含めている。これにより、本実施形態における牌種とは、上記の「萬子」、「筒子」、「字牌」の3種を示すことになる。
なお、上記した2種の数牌は、萬子を「一萬」〜「九萬」の9種類の図柄、索子を「一索」〜「九索」の9種類の図柄から構成し、字牌は、筒子の「一筒」「九筒」、及び「東」「南」「西」「北」「白」「發」「中」から構成することも可能である。また例えば、索子を「一索」〜「九索」の9種類の図柄、筒子を「一筒」〜「九筒」の9種類の図柄から構成し、字牌は、筒子の「一萬」「九萬」、及び「東」「南」「西」「北」「白」「發」「中」から構成することも可能である。
図1に示すように、本雀球遊技機1は、略箱体形状の裏枠13と、この裏枠13の前部一側に開閉連結支持機構15a、15bを介して開閉可能に支持された前枠17とを備えている。この前枠17は、ガラス枠部33と操作部パネル3とが上下一体的に結合された形で裏枠13に対し開閉連結支持機構15aを介して開閉し得るように支持された第1開閉扉34と、この第1開閉扉34の裏面側において裏枠13に対し開閉連結支持機構15bを介して開閉し得るように支持された第2開閉扉39とを備えている。
本雀球遊技機1の前面部は、基本的には、遊技領域2aを有する遊技盤2、操作パネル3、操作パネル3の下方に設けられた遊技球発射レバー4、メダル受け皿5、音声や効果音(以下、音声という)を出力する音声出力装置であるスピーカー6及びランプ装置7、等から構成されている。
図1及び図2に示すように、ガイドレール8に囲まれた遊技領域2aの略中央部には、所要の演出表示を行うための液晶表示装置38が、遊技領域2aから図1紙面の奥側に後退するように配置されており、液晶表示装置38の上方には、開閉可能な特別入球口としてのアタッカー9が配置されている。なお、本実施形態における「上方」は、一般的に言う重力方向と逆の方向を意味する概念であることは言うまでもない。
アタッカー9の上方には、ドットマトリクス表示器やセグメント表示器を有する表示部37が配置されており、アタッカー9の左右には、遊技球が通過可能なアタッカー作動通過口10a、10bが配置されている。また、液晶表示装置38と表示部37との間における左右には入球口11a、11bが配置されており、上記液晶表示装置38の下方には、複数個(本実施形態では25個)の入球口11c、11d、11e、…が遊技領域2aの左右方向に配列されている。なお、当該「左右方向」は、遊技領域2aと対面する形で該遊技領域2aを視認した際における左及び右方向を意味する概念である。
液晶表示装置38の左右には、振分装置12の振分部材12a、12bが配設されている。これら振分部材12a、12bは、雀球遊技機1の電源がオンされた時点から絶えず左右方向に一定速度で連続的に往復移動するように構成されている。振分装置12は、振分部材12a、12bの往復移動動作を妨げないようにするため、振分部材12a、12b以外の部分が図1紙面の奥側に後退するように構成されている。
図1ないし図3に示すように、液晶表示装置38(図3では液晶表示装置38を露出させる開口36のみ図示)及び振分装置12の下部には、入球口11c、11d、11e、…の上方に若干の隙間をあけた形で当該入球口11c、11d、11e、…の略全域に亘るように左右方向に延在する遊技球ステージSが設けられている。これら入球口11c〜11e、…と遊技球ステージSとの間には、入球口11c〜11e、…の直ぐ上方にて各入球口の入球幅を規制するための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。なお、遊技領域2aには、風車(図示せず)や上記とは別の障害釘(図示せず)が多数設けられている。
そして、入球口11a、11b、11c、11d、11e、…には、二索から八索までの索子牌を除いた27種(図柄は図示せず)の麻雀牌図柄が夫々に表示されている。即ち、入球口11a、11bには「一索」と「九索」が夫々表示され、入球口11c、11d、11e、…には、「一萬」〜「九萬」、「一筒」〜「九筒」、「東」「南」「西」「北」「白」「發」「中」が順次表示されている。なお、これらの表示に代えて、例えば、入球口11a、11bに「一萬」と「九萬」を夫々表示し、入球口11c〜11e、…に、「一索」〜「九索」、「一筒」〜「九筒」、「東」「南」「西」「北」「白」「發」「中」を順次表示することも可能であり、また入球口11a、11bに「一筒」と「九筒」を夫々表示し、入球口11c〜11e、…に、「一索」〜「九索」、「一萬」〜「九萬」、「東」「南」「西」「北」「白」「發」「中」を順次表示することも可能である。
また操作パネル3には、図1に示すように、液晶表示装置等から構成される表示装置14、メダル投入口41、及び各種の操作ボタンが設けられている。これら各種の操作ボタンは、13個のボタンが横方向に並設された捨て牌ボタンや自摸牌捨てボタン16、…、リーチボタン18、牌選択右シフトボタン19、牌選択左シフトボタン20、自摸牌決定ボタン21、払い出しボタン22、遊技終了ボタン23、遊技開始ボタン24等から構成されている。
次に、上述した遊技球ステージSの詳細な構成について、図3ないし図15を参照して説明する。
すなわち、図3ないし図5に示すように、振分装置12は、遊技領域2aとほぼ面一に配置された壁面12cと、この壁面12cよりも遊技領域奥側に後退するように形成された後退面35とを有しており、これら壁面12c及び後退面35は、液晶表示装置38に対応する部分が表裏貫通(図3)されて上記開口36を構成している。当該振分装置12は、遊技領域2aに左右に位置するように、上述の振分部材12a、12bを備えている。なお、これら振分部材12a、12bは、図3においては便宜上、他の図面(図4〜図11)よりも概略的に描いている。
図3ないし図5に示すように、振分部材12a、12bの下方には、所定の隙間をあけた状態で、遊技領域2aにおける入球口11c、11d、11e、…の上方にて該入球口11c〜11e、…の配列方向(図3及び図4の左右方向)に亘って延在するように上記遊技球ステージSが配設されている。この遊技球ステージSは、図5に示すように、遊技領域2aの面から遊技領域奥側に後退した状態にて、遊技領域2aから遊技者側に突出した振分部材12a、12bの入球部21で受け止められて導かれた、遊技領域2aに順次打ち出された複数の遊技球Baの一部を、遊技領域2aの左右方向に転動させて入球口11c〜11e、…の何れかに落下・入球させるように構成されている。
遊技球ステージSは、全体的に遊技領域2aの手前側に向かって若干量下降するように傾斜すると共に、遊技領域2aの左右方向に互いに隣接し且つ遊技領域2aの手前-奥方向に延びるように形成された複数の球案内溝20を備えている。この球案内溝20は、例えば、入球口11c〜11e、…と同数だけ形成することができるが、それに限らず、入球口11c〜11e、…より少く、又は多く形成することもでき、何れの場合においても略同様の作用効果を得ることができる。なお、本実施形態における上記遊技領域2aの「手前」とは、雀球遊技機1に対面して遊技している遊技者側を意味する概念である。
ついで、図6ないし図8を併せて参照し、上記振分部材12a、12bをより詳細に説明する。なお、振分部材12a、12bは左右対称で同様の構成を備えるので、ここでは振分部材12aに関してのみ述べることとする。
すなわち、図6〜図8に示すように、振分部材12aは、入球部21と、入球部21から入球した遊技球Baを底面23側で受けて、右側に設けられた側板25に沿わせて遊技球ステージS側に落下させ得るように構成されている。つまり、当該振分部材12a、12bは、遊技領域2aに打ち出された遊技球Ba(図5参照)を受け入れる入球部21と、該入球部21から受け入れた遊技球Baを遊技領域2aの奥側に導くように底面23上に形成された案内リブ26と、該案内リブ26にて導かれた遊技球Baを遊技球ステージS上に落下させる際に左方に振り分け得る傾斜角度(例えば、θ=30〜60°)を有する、上記側板25に形成された傾斜面27aとを備えている。なお、上記案内リブ26は、遊技領域2aの遊技者側から遊技球ステージS上の後退面35側に向かって下降するように傾斜して形成されている。
また、振分部材12aは、案内リブ26上を転動した遊技球Baを当接させる当接部材27を備えており、この当接部材27は、上記傾斜面27aを左方に向くように備えて構成されている。上記底面23、側板25及び当接部材27は、図5に示すように、入球部21側が遊技領域2aから遊技者側に突出した状態で、後退面35側に若干量進入して、入球部21に受け入れた遊技球Baを遊技球ステージS上に導くことができるように構成される。
また、振分部材12aは、外側面における入球部21の左右部分に夫々、該入球部21に入球せずに外側面に当接する遊技球Baを左右に導いて振り分ける案内面29を備えて構成される。これら左右の案内面29は、それぞれ上方から左右側方に向かって湾曲する円弧面状に構成されている。なお、図6〜図8中の符号28は、振分部材12aを、振分装置12の本体側の左右移動部材(図示せず)に取り付ける固定用ビス(図示せず)を挿入するための孔である。
次に、図9ないし図11に沿って、上記振分部材12a、12bの変形例について説明する。この場合も、振分部材12a、12bは左右対称で同様の構成を備えるので、振分部材12aに関してのみ述べることとする。
すなわち、振分部材12aは、入球部21からの遊技球Baを遊技領域2aの奥側に導く案内リブ26と、該案内リブ26上を転動した遊技球Baを当接させる当接部材30とを備えており、この当接部材30は、遊技球ステージSの左右方向に所定の角度(例えば、θ=30〜60゜)で傾斜した形で交わる一対の傾斜面30a、30bを備えている。このような変形例の場合、振分部材12a、12bの入球部21から進入した遊技球Baを、遊技球ステージS上の左右方向に振り分ける効果がより高まることとなる。
以上の構成を備えた本雀球遊技機1では、ゲーム1回について遊技メダル1枚をメダル投入口41に投入する毎に、表示装置14の表示面に14牌の自動配牌が行われると共に、打ち直し用の例えば14個の遊技球が使用可能に設定される。或いはこれに代えて、ゲーム1回について遊技メダル1枚を投入する毎に、例えば24個(配牌用の遊技球14個、打ち直し用の遊技球10個)の遊技球を使用可能となるように設定することもできる。
そして、遊技者は、遊技メダルを1枚投入してゲーム開始可能な状態にした後、発射レバー4の操作により、遊技球を1個ずつ遊技球ガイド8を介して遊技盤2上の任意の位置に打ち出す。また、遊技球の打ち直し時には、表示装置14の表示部上に表示された14牌のうちから遊技者が適宜選択した捨て牌を、捨て牌ボタン19、20の操作に基づいて切り捨てる。これにより、捨て牌に相当する牌が表示装置14の表示部から消滅すると共に、当該捨て牌に対応して1個の遊技球が打ち出し可能な状態となる。これらの操作を所定回数以内で実行し、14枚の牌により麻雀の上がり役が完成した時点でゲームを終了させて所定の操作を行うと、獲得した得点に応じて遊技メダルがメダル排出口からメダル受け皿5に払い出され、これにより、遊技者に利益が還元されることとなる。
そして、上述した遊技メダルの投入で開始される1ゲームの進行中、遊技領域2aにおける入球口11c、11d、11e、…の上方にて該入球口11c〜11e、…の配列方向に亘って延在する遊技球ステージSが、遊技領域2aに順次打ち出された複数の遊技球Baの一部を、振分部材12a、12bを介して受け止めて、遊技領域2aの左右方向に転動させて何れかの入球口に落下・入球させる。これにより、遊技領域2aに打ち出された遊技球Baが、不図示の役物や障害釘に絡んだり、遊技球ステージS上を転動してその方向や速度が変化するようになり、従って、遊技の展開に意外性が生じることで興趣が高まり、遊技性が向上することとなる。
そして、遊技球ステージSが、全体的に遊技領域2aの手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、遊技領域2aの左右方向に互いに隣接し且つ遊技領域2aの手前-奥方向に延びるように形成された複数の球案内溝20を備えるので、遊技球ステージS上を転動する遊技球Baの速度を効果的に抑えつつ、任意の球案内溝20に沿って遊技領域2aの手前側(雀球遊技機1に対面する遊技者側)に案内しその下方に位置する入球口11c〜11e、…のいずれかに落下・入球させることができる。
また本雀球遊技機1が、遊技球ステージS上に、遊技領域2aに打ち出された遊技球Baを遊技領域2aの左右方向に往復移動する振分部材12a、12bにて遊技球ステージS上に振り分ける振分装置12を備えるので、遊技球ステージS上での遊技球Baの転動状況に多彩な変化を与えることができる。その場合、振分部材12a、12bの入球部21から進入した遊技球Baを、傾斜面27aに当接させて遊技球ステージS上の左右に効果的に振り分けることで、遊技球ステージS上を転動させその方向や速度を変化させて、遊技展開に意外性を持たせて興趣を高め、遊技性を向上させることができる。
また、入球部21に入球口せずに振分部材12a、12bの外側面に当接するだけの遊技球Baに対しても、左右の案内面29によって遊技球Baを左右方向に効果的に振り分けることができる。この際、上記案内面29が、上方から左右側方に向かって湾曲する円弧面状に構成されるので、入球部21に入球せずに振分部材12a、12bの外側面に当接するだけの遊技球Baを、案内面29によって左右方向に滑らかに振り分けることができる。
ここで、遊技球ステージSの、上記とは異なる変形例を図12〜図15に沿って説明する。まず、図12に示す例では、遊技球ステージSが、全体的に遊技領域2aの手前側に向かって若干量下降するように傾斜すると共に、遊技領域2aの左右方向に亘って千鳥状に配列された複数の凸部31を備えて構成される。この変形例の場合、遊技球ステージS上を転動する遊技球Baの速度を効果的に抑えつつ、凸部31の相互間を通路として遊技球Baを遊技領域2aの手前側(雀球遊技機1に対面する遊技者側)に案内しその下方に位置する入球口11c〜11e、…のいずれかに落下・入球させることができる。
また、図13に示す例では、遊技球ステージSが、全体的に遊技領域2aの手前側に向かって若干量下降するように傾斜すると共に、遊技領域2aの左右方向に延びる平坦形状を備えて構成されている。この変形例の場合、遊技球Baを遊技球ステージS上で左右方向に転動させ、転動速度が弱まった適宜の位置で遊技領域2aの手前側に案内しその下方に位置する入球口11c〜11e、…のいずれかに落下・入球させることができる。
更に、図14に示す例では、遊技球ステージSが、全体的に遊技領域2aの手前側に向かって若干量下降するように傾斜すると共に、遊技領域2aの左右方向に亘って隙間41をあけて断続的に形成される波形凹凸部40を備えて構成される。この変形例の場合、遊技球ステージS上を転動する遊技球Baの速度を効果的に抑えつつ、波形凹凸部40の相互間を遊技領域手前-奥側(図14の上下方向)に延びる隙間41を通路として、遊技球Baを遊技領域2aの手前側に案内しその下方に位置する入球口11c〜11e、…のいずれかに落下・入球させることができる。
また、図15に示す例では、遊技球ステージSが、全体的に遊技領域2aの手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、遊技領域2aにおける奥側の面に、遊技領域2aの左右方向に所定の間隔をおいて設けられた複数の突起部32を備え、当該突起部32の夫々が、遊技球ステージSの左右方向に異なる角度(例えば、θ=30〜60゜)で傾斜した形で交わる一対の傾斜面32a、32bを有して遊技領域2aの手前方向に山形状に突出するように構成されている。この変形例の場合、遊技球ステージS上を転動する遊技球Baを、山形状に突出する突起部32の傾斜面32a、32bに当接させることによってその転動方向及びその速度を適時変更することで、遊技球ステージS上での転動状態に変化を持たせて興趣を高め、遊技性を向上させることができる。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の雀球遊技機は、上記実施形態及び変形例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態及び変形例の構成から種々の修正及び変更を施した雀球遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
本発明に係る実施形態における雀球遊技機の外部構造を示す正面図である。 本実施形態における雀球遊技機の遊技盤を本体側から取り外した単体状態で示す正面図である。 本雀球遊技機における遊技領域上の詳細構造を示す斜視図である。 本雀球遊技機における振分装置及び遊技球ステージを拡大して示す正面図である。 図3におけるV-V線に沿って切断した状態を示す断面図である。 振分装置における振分部材の一例を遊技領域の手前側から見た状態で示す正面図である。 図6における振分部材を上方から見た状態で示す平面図である。 図6における振分部材を一側方から見た状態で示す側面図である。 振分部材の変形例を遊技領域の手前側から見た状態で示す正面図である。 図9における振分部材を上方から見た状態で示す平面図である。 図9における振分部材を一側方から見た状態で示す側面図である。 本雀球遊技機における遊技球ステージ形状の変形例を示す平面図である。 本雀球遊技機における遊技球ステージ形状の変形例を示す平面図である。 本雀球遊技機における遊技球ステージ形状の変形例を示す平面図である。 本雀球遊技機における遊技球ステージ形状の変形例を示す平面図である。
符号の説明
1:雀球遊技機
2:遊技盤
2a:遊技領域
11c、11d、11e、…:入球口
12:振分装置
12a、12b:振分部材
20:球案内溝
31:千鳥状に配列された凸部
32:突起部
32a、32b:傾斜面
40:波形凹凸部
41:隙間
Ba:遊技球
S:遊技球ステージ

Claims (6)

  1. 遊技領域と、複数種の麻雀牌図柄に対応して前記遊技領域の左右方向に配列された複数の入球口を備え、予め設定された上がり役を、前記入球口への入球で得られた麻雀牌図柄の組み合わせによって1ゲーム毎に成立させるように遊技し得る雀球遊技機であって、
    前記遊技領域における前記複数の入球口の上方にて該複数の入球口の配列方向に亘って延在するように配設された遊技球ステージを備え、
    前記遊技球ステージは、前記遊技領域に順次打ち出された複数の遊技球の一部を受け止めて前記遊技領域の左右方向に転動させて何れかの前記入球口に落下・入球させるように構成され、
    前記遊技球ステージ上に、前記遊技領域に打ち出された遊技球を、電源オン時から前記遊技領域の左右方向に一定速度で連続的に往復移動する振分部材によって前記遊技球ステージ上に振り分ける振分装置を備え、
    前記振分装置は、前記振分部材の往復移動動作を妨げないように該振分部材以外の部分が奥側に後退するように構成されると共に、該奥側に後退する後退面を有し、前記振分部材に受け入れた遊技球を、前記後退面に当接させて下方に向きを変えさせつつ、前記遊技球ステージを介して該遊技球ステージ下方の前記複数の入球口のいずれかに振り分ける
    ことを特徴とする雀球遊技機。
  2. 前記遊技球ステージは、全体的に前記遊技領域の手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、前記遊技領域の左右方向に互いに隣接し且つ前記遊技領域の手前-奥方向に延びるように形成された複数の球案内溝を備えてなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の雀球遊技機。
  3. 前記遊技球ステージは、全体的に前記遊技領域の手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、前記遊技領域の左右方向に亘って千鳥状に配列された複数の凸部を備えてなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の雀球遊技機。
  4. 前記遊技球ステージは、全体的に前記遊技領域の手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、前記遊技領域の左右方向に延びる平坦形状を備えてなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の雀球遊技機。
  5. 前記遊技球ステージは、全体的に前記遊技領域の手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、前記遊技領域の左右方向に亘って隙間をあけて断続的に形成される波形凹凸部を備えてなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の雀球遊技機。
  6. 前記遊技球ステージは、全体的に前記遊技領域の手前側に向かって下降するように傾斜すると共に、前記遊技領域における奥側の面に、前記遊技領域の左右方向に所定の間隔をおいて設けられた複数の突起部を備え、
    前記複数の突起部の夫々は、前記遊技球ステージの左右方向に異なる角度で傾斜した形で交わる一対の傾斜面を有して前記遊技領域の手前方向に山形状に突出するように構成される、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の雀球遊技機。
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