JP2007195648A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な挙動を行わせながら遊技球を入賞口へ誘導することができ、しかも、製造効率の向上を図ることができる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技領域5に遊技球が入賞可能な始動入賞口8を備えたパチンコ遊技機において、遊技領域5に、流下する遊技球を始動入賞口8へ誘導可能な誘導部材50を備え、該誘導部材50は、遊技領域5に取り付けるための取付ベース51と、該取付ベース51から前方へ延出された複数の球当接部53とを備え、該球当接部53を始動入賞口8へ向けて列設した。
【選択図】図6

Description

本発明は、遊技領域に遊技球が入賞可能な入賞口を備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来の遊技機、例えば、パチンコ遊技機においては、遊技領域に、流下する遊技球の流下方向を変換させるために複数の遊技釘(障害釘)が植設されている。そして、始動口や変動入賞装置等、遊技球が入賞すると遊技者に有利な状態を発生させ得る入賞装置(入賞口)の周辺には、遊技球を誘導可能とするために多くの遊技釘が互いに近接した状態で植設されている。また、サイドランプの上部に案内樋を設け、該案内樋と遊技釘とにより遊技球を側方入賞具へ誘導できるように構成されたパチンコ遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−016491号公報
ところが、上記特許文献に記載の案内樋は、遊技球が転動可能な転動面(上面)を平坦な下り傾斜面で構成しているため、誘導される遊技球の挙動が単調になりがちであり、遊技の興趣を高め難い。そこで、遊技領域のうち案内樋よりも上流側および下流側の部位に遊技釘を複数植設して、案内樋の周辺を流下する遊技球が遊技釘に衝接して複雑な挙動を行えるように構成することが考えられる。しかしながら、遊技領域に取り付ける構成部材が増加してしまい、また、各構成部材を別個に取り付けなければならず、遊技機の製造効率を向上し難い。
さらに、近年では、遊技演出の効果を増すために、遊技領域の中央に配置されるセンターケースおよび該センターケース内に配置される液晶パネル等の表示部を大型化する傾向にある。このため、遊技釘を植設するスペースおよび遊技釘の本数が減少してしまう。この結果、遊技領域を流下する遊技球に複雑な挙動を行わせ難くなり、却って遊技の興趣が低減する虞がある。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複雑な挙動を行わせながら遊技球を入賞口へ誘導することができ、しかも、製造効率の向上を図ることができる遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、遊技領域に遊技球が入賞可能な入賞口を備えた遊技機において、
前記遊技領域に、流下する遊技球を入賞口へ誘導可能な誘導部材を備え、
該誘導部材は、遊技領域に取り付けるための取付ベースと、該取付ベースから前方へ延出された複数の球当接部と、を備え、該球当接部を入賞口へ向けて列設したことを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記誘導部材は、取付ベースから前方へ延出された誘導底部と、該誘導底部の延出端から上方へ延設された誘導壁部と、を備え、誘導底部を入賞口へ向けて下り傾斜させ、
前記誘導底部には、その上面に前記球当接部を上方へ突出した状態で配置し、
前記誘導壁部には、球当接部を前方から視認可能とする開口窓部を開設したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記遊技領域のうち入賞口の上方にセンターケースを備え、
該センターケースは、前面側が開口した凹室と、該凹室の開口縁部に配置された装飾枠体と、該装飾枠体の下部に形成された球転動部と、を備え、
該装飾枠体の前側部のうち球転動部の近傍に誘導部材を配置し、該誘導部材の球当接部の上面を装飾枠体側へ下り傾斜させたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、隣り合う球当接部同士の間隔を当接間隔とし、少なくとも1つの当接間隔を他の当接間隔よりも広く設定したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、遊技領域に、流下する遊技球を入賞口へ誘導可能な誘導部材を備え、該誘導部材は、遊技領域に取り付けるための取付ベースと、該取付ベースから前方へ延出された複数の球当接部とを備え、該球当接部を入賞口へ向けて列設したので、遊技球を複数の球当接部に当接して弾ませながら誘導することができる。したがって、複雑な挙動を行わせながら遊技球を入賞口へ誘導することができ、遊技の興趣を高めることができる。さらに、遊技球を入賞口へ誘導可能な構成部材を簡単な構造で実現することができる。また、遊技球を入賞口へ誘導可能とするために、遊技領域に複数の部材を別個に取り付ける必要がない。したがって、遊技機の製造効率の向上を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、誘導部材は、取付ベースから前方へ延出された誘導底部と、該誘導底部の延出端から上方へ延設された誘導壁部とを備え、誘導底部を入賞口へ向けて下り傾斜させ、誘導底部には、その上面に前記球当接部を上方へ突出した状態で配置し、誘導壁部には、球当接部を前方から視認可能とする開口窓部を開設したので、誘導壁部により遊技球が誘導部材の前方へ外れることを防ぐことができ、遊技球を入賞口へ一層誘導し易い。さらに、球当接部に当接する遊技球の挙動を開口窓部を介して前方から視認することができ、遊技の興趣をさらに高めることができる。また、球当接部の損傷状態を開口窓部を介して前方から視認することができ、誘導部材の点検を容易に行うことができる。そして、誘導底部に溜まったゴミや異物を開口窓部から容易に掃き出すことができ、誘導部材の掃除を行い易い。
請求項3に記載の発明によれば、遊技領域のうち入賞口の上方にセンターケースを備え、該センターケースは、前面側が開口した凹室と、該凹室の開口縁部に配置された装飾枠体と、該装飾枠体の下部に形成された球転動部とを備え、該装飾枠体の前側部のうち球転動部の近傍に誘導部材を配置し、該誘導部材の球当接部の上面を装飾枠体側へ下り傾斜させたので、球当接部に当接して弾んだ遊技球を球転動部へ進入させて転動させようとすることができる。したがって、誘導部材により誘導される遊技球を一層複雑な挙動で移動することができ、遊技の興趣をさらに高めることができる。また、誘導部材をセンターケースの一部として遊技領域内に配置することができる。したがって、センターケースを大型化したとしても、誘導部材の配置場所が失われるという不都合を生じ難く、この結果、遊技領域を流下する遊技球の挙動が単調になってしまうことを抑えることができる。
請求項4に記載の発明によれば、隣り合う球当接部同士の間隔を当接間隔とし、少なくとも1つの当接間隔を他の当接間隔よりも広く設定したので、誘導部材により誘導される遊技球の弾み具合が単調になることを防ぐことができる。また、例えば、少なくとも1つの当接間隔を遊技球の直径よりも広く設定すれば、誘導部材に誘導される遊技球を球当接部の間を通して下方へ流下させることができる。したがって、遊技球に一層複雑な挙動を行わせることができ、遊技の興趣をさらに高めることができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。
パチンコ遊技機の遊技盤1は、図1に示すように、矩形状の遊技盤本体2の表面にガイドレール3やサイドケース4等の区画部材を止着して遊技領域5を区画形成し、該遊技領域5内の略中央にセンターケース6を配設し、該センターケース6内に表示部7を設けて可変表示や普通図柄表示等を行えるように構成されている。また、センターケース6の下方には、遊技球が入賞可能な可変表示始動用の始動入賞口8(本発明における入賞口に相当)を配置し、該始動入賞口8の左右両側に羽根状の開閉部材8aを備え、始動入賞口8の左右両側方には、遊技球を入賞可能な一般入賞口9と、発光により各種の装飾表示を行うサイドランプ10とを配置している。さらに、始動入賞口8の下方には、大入賞口11を配置し、該大入賞口11の下方であって遊技領域5の下縁部には、入賞せずに流下した遊技球を回収するアウト口12を設け、始動入賞口8、大入賞口11やセンターケース6等の取付部分を除いた遊技領域5内に障害釘13(図6参照)を植設したり、あるいは、遊技球の流下方向を変える風車(図示せず)を配置したりしている。
次に、センターケース6について説明する。
始動入賞口8の上方に配置されたセンターケース6は、図2に示すように、前面側が開口した凹室16を区画形成する箱状のケース基部17と、凹室16の開口縁部に配置され、遊技盤本体2(遊技盤1)の表面に取り付ける装飾枠体18とを備えて構成され、ケース基部17の奥側(後側)に矩形状の大きな表示部7を配置している。さらに、装飾枠体18の上部には、左右全幅に亘って庇状の鎧部19を前方へ突設し、該鎧部19の左右両端部から縦長の側辺部21を前方へ突出した状態で下方へ延設し、左右の側辺部21の下端同士を接続する状態で底部22を配置している。そして、底部22の上面、言い換えると装飾枠体18の下部の上面には横長な球転動部23を形成し、右側の側辺部21には縦長な装飾ユニット24を設け、左側の側辺部21には遊技球が流下可能な球導出路(ワープ流路)25を設けている(図4参照)。
球転動部23は、遊技球が横方向(前後方向あるいは左右方向)へ転動可能なステージであり、底部22の略全幅に亘る状態で配置され、左右両側から中央部へ向けて下り傾斜した略円弧状に形成され、中央部を上方へ僅かに隆起している。また、球転動部23の側方(図2中左側方)に球導出路25の出口を配置し、球導出路25から流下してきた遊技球がその流下勢で球転動部23を左右方向へ転動できるように構成されている。さらに、球転動部23の左右方向の途中には、遊技球を前方へ案内可能な前方案内部31を複数箇所、具体的には、球転動部23の中央の隆起部、および隆起部の左右両側方の計3箇所に配置し、前方案内部31の底面をその左右方向の中央部分が下方に凹む湾曲面で形成し、この湾曲面を前方へ下り傾斜した状態に設定している。したがって、前方案内部31に到達した遊技球は、前方案内部31上を左右に揺動しながら前方に転動することができる。そして、球転動部23の前縁部のうち、右側の前方案内部31と右側の側辺部21との間、および左側の前方案内部31と左側の側辺部21との間には、遊技球が球転動部23から前方へ落下することを阻止する落下阻止突起32を上方へ突設している。
装飾ユニット24は、図3に示すように、LED等の発光体を実装した発光基板(図示せず)と、該発光基板の後方を覆う後方カバー部35と、発光基板の前方に配置され、多数の遊技球を模した装飾体を透明なベースに備えて構成された第1装飾部36と、該第1装飾部36の前方に配置され、稲妻を模した透明な装飾レンズを備えた第1装飾部37と、第1装飾部36および第1装飾部37を前方から視認可能な状態で覆う透明な前方カバー部38とから構成されている。そして、遊技の進行に伴って発光体を発光すると、発光体からの光が第1装飾部36、第1装飾部37および前方カバー部38を介して前方へ透過するように構成されている。さらに、前方カバー部38の前面には、略円弧状の流下路区画壁39を前方へ延設し、該流下路区画壁39と右側の区画部材(サイドケース4)との間に遊技球が1個ずつ流下可能な球流下路40を形成している(図1参照)。また、前方カバー部38の前面のうち流下路区画壁39の下方には、遊技領域5の中央側へ向けて下り傾斜した球案内樋41を配置し、球流下路40を流下してきた遊技球を遊技領域5の中央側、具体的には始動入賞口8側へ案内できるように構成されている。なお、装飾ユニット24の前方カバー部38と球転動部23の側端部(図3中右端部)との間には、不透明の装飾パネル42を止着している。
球導出路25は、図4に示すように、その入口をガイドレール3側の側辺部21に外方へ開放した状態で開設し、球導出路25の出口を球転動部23の側方(図2中左側方)に開設している。したがって、球導出路25は、遊技領域5を流下する遊技球、詳しくは遊技領域5のうちガイドレール3とセンターケース6との間を流下する遊技球を球転動部23へ導出できるように構成されている。そして、球導出路25の下端部の前方には、装飾枠体18の一部となる装飾部材45を配置し、球導出路25の出口と球転動部23との間には、装飾部材45から後方へ延設された板状の転動案内部46を球転動部23へ向けて下り傾斜した状態で配置し、球導出路25により導出された遊技球をスムーズに球転動部23へ案内できるように構成されている。また、球導出路25の上端部と装飾部材45との間には、遊技球が通過可能であり、表示部7における普通図柄表示始動用の通過ゲート47を球導出路25の入口と上下に並ぶ状態で配置している。
そして、遊技盤1は、遊技領域5を流下する遊技球を始動入賞口8へ誘導可能な誘導部材50を備えている。誘導部材50は、装飾枠体18の前面側のうち球転動部23の近傍、詳しくは、球転動部23の側方(図2中左側方)であって通過ゲート47の下方に、装飾部材45の下部と前後に重なる状態で配置されている。そして、図5に示すように、遊技領域5に取り付けるための取付ベース51と、該取付ベース51の上縁部から前方へ延出された誘導底部52と、誘導底部52上を流下する遊技球に当接(衝接)可能な複数の球当接部53と、該誘導底部52の延出端に配置された誘導壁部54とを備えて構成されている。
取付ベース51は、始動入賞口8側(図4中右側)へ下り傾斜した短冊形状で形成され、左上端部および右下端部には、遊技盤本体2に止着するための止着穴56を開設している。また、取付ベース51の裏側の上縁部には、センターケース6に係止する位置決めボス57を後方へ突設し、下縁部には、遊技盤本体2に係止する係止ピン58を後方へ突設している。なお、取付ベース51(すなわち誘導部材50)の遊技領域5への取り付けについては、後で詳細に説明する。
誘導底部52は、取付ベース51の上縁部に沿って始動入賞口8へ向けて下り傾斜した姿勢で配置され、遊技球が1個ずつ流下可能な程度の前後幅に設定されている。また、誘導底部52の上面には、取付ベース51の上縁部から前方へ延出された突条からなる球当接部53を複数備え、該球当接部53を誘導底部52から上方へ突出するとともに、誘導底部52の傾斜方向に沿って、すなわち始動入賞口8へ向けて等間隔で列設している。そして、隣り合う球当接部53同士の間隔を当接間隔Aとし、各当接間隔Aを遊技球の直径よりも狭い幅に設定している。さらに、各球当接部53の上面を後方の装飾枠体18側へ下り傾斜させている(図5(c)および(d)参照)。
誘導壁部54は、誘導底部52に載った遊技球が前方へ落下する不都合を防ぐための壁部であり、誘導底部52の延出端(前側端)から上方へ延設されている。また、誘導壁部54には、前後方向に貫通した開口窓部61を誘導底部52に沿って横長に開設するとともに、開口窓部61の上縁部を球当接部53よりも高い位置に設定し、開口窓部61から球当接部53を前方へ臨ませて、遊技盤1の前方から開口窓部61を介して誘導底部52および球当接部53を視認可能としている。
このような構成を備えた誘導部材50を遊技領域5に取り付けるには、取付ベース51の位置決めボス57を装飾部材45の下部に開設された位置決め孔63に嵌合するとともに、係止ピン58を遊技盤本体2に開設された係止孔64に嵌合し、この嵌合状態で止着穴56にビス等の止着部材(図示せず)を通して遊技盤本体2へ止着する。すると、取付ベース51(すなわち誘導部材50)が遊技盤本体2と装飾枠体18との境界を跨ぐ状態で遊技領域5に配置され、誘導底部52、球当接部53および誘導壁部54が装飾枠体18の前方に配置される。このようにして、遊技球を始動入賞口8へ誘導可能な構成部材を簡単な構造で実現することができ、簡単な作業で遊技領域5(あるいはセンターケース6)へ取り付けることができる。そして、遊技球を始動入賞口8へ誘導可能とするために、遊技領域5に複数の部材、例えば、多くの障害釘を近接した状態で別個に取り付ける必要がない。したがって、遊技盤1の製造効率、ひいてはパチンコ遊技機の製造効率の向上を図ることができる。加えて、多くの障害釘を近接した状態で植設した場合よりも、遊技盤本体2の強度の低下を抑えることができる。
また、誘導部材50をセンターケース6の一部として遊技領域5内に配置することができる。したがって、誘導部材50をセンターケース6を装飾する部品としても機能させることができる。そして、センターケース6を大型化して上下に広げたとしても、誘導部材50の配置場所が失われるという不都合を生じ難い。この結果、遊技領域5を流下する遊技球の挙動が単調になってしまうことを抑えることができる。
さらに、遊技盤1は、図6に示すように、遊技領域5のうち誘導部材50の左右両側方に、複数の障害釘13を誘導底部52の延長線上に沿って(すなわち始動入賞口8へ向けて)並ぶ状態で植設して障害釘列67を形成している。そして、誘導部材50を挟んで始動入賞口8とは反対側(図6中誘導部材50の左側方)に植設された障害釘列67(上流側釘列67a)により、遊技領域5のうちセンターケース6とガイドレール3との間を流下する遊技球を誘導部材50へ導入し易く構成されている。また、始動入賞口8側(図6中誘導部材50の右側方)に植設された障害釘列67(下流側釘列67b)により、誘導部材50に誘導されて流下してきた遊技球が始動入賞口8の近傍へ流下し易いように構成されている。さらに、下流側釘列67bと誘導部材50との間には、遊技球の直径よりも僅かに広い隙間を設定し、誘導部材50から流下した遊技球が下流側釘列67bへ到達せずに下方へ流下し得るように構成されている。
また、始動入賞口8の上部周辺には、始動入賞口8の真上から誘導部材50側(図6中左上側)に亘って命釘70を複数本(図6では4本)円弧状に並べた状態で植設し、命釘70の間隔を遊技球の直径よりも僅かに広い幅に設定している。なお、下流側釘列67bに最も近い命釘70と下流側釘列67bとの間には、遊技球の直径よりも広い間隔を設定し、下流側釘列67bから流下してきた遊技球が命釘70に到達する手前で下方へ流下し得るように構成されている。
そして、装飾部材45と誘導部材50側(図6中左側)の落下阻止突起32との間には、装飾部材45および落下阻止突起32の上縁部から1段凹ませて球通過部71を形成している。さらに、該球通過部71を誘導底部52の下流寄り(図6中右寄り)の後方に設定し、誘導部材50により誘導される遊技球が球通過部71を介して球転動部23へ移動できるように構成されている。
このような構成の遊技盤1を備えたパチンコ遊技機において、発射装置(図示せず)から遊技球を発射すると、この遊技球は、ガイドレール3に沿って案内されて遊技領域5の上部に達した後、障害釘13や風車により方向を変えながら遊技領域5内を流下する。この遊技球が一般入賞口9、始動入賞口8、通過ゲート47に入賞した場合には所定の賞球が得られ、何れにも入賞しなかった場合には、この遊技球はアウト口12から回収される。
また、遊技球がセンターケース6の側方(左側方)を流下して球導出路25に進入すると、この遊技球は、球導出路25の出口から球転動部23へ流下し、この流下勢により球転動部23を左右方向の中央部分へ向けて転動する。そして、遊技球が球転動部23上を左右に揺動して転動する勢いが弱くなった状態で前方案内部31に到達すると、遊技球は、左右いずれかに移動しながら前方へ転動して下方の遊技領域5へ流下する。なお、中央の前方案内部31から下方へ流下した遊技球は、命釘70の間を通って始動入賞口8の真上に落下し易く、始動入賞口8へ入賞し易い。また、左右の前方案内部31から下方へ流下した遊技球は、命釘70の間を通って開状態の開閉部材8aの真上に落下し易く、この開閉部材8aに誘導されて始動入賞口8へ入賞し易い。
さらに、遊技球がセンターケース6の側方(左側方)を流下して通過ゲート47に入賞したり、あるいは通過ゲート47を通過せずに流下したりして上流側釘列67a上へ落下すると、この遊技球は、上流側釘列67aに沿って転動して誘導部材50へ到達する。そして、誘導底部52および誘導壁部54に沿って流下して、始動入賞口8へ向けて転動する。このとき、誘導底部52には複数の球当接部53が突設しているので、遊技球の下端底部に球当接部53が当接(衝接)する。この結果、誘導部材50は、遊技球を何回も弾ませながら誘導することができる。したがって、遊技盤1は、誘導部材50により複雑な挙動を行わせながら遊技球を始動入賞口8へ誘導することができ、遊技の興趣を高めることができる。また、誘導壁部54により遊技球が誘導部材50の前方へ外れることを防ぐことができ、遊技球を始動入賞口8へ一層誘導し易い。さらに、球当接部53に当接する遊技球の挙動を開口窓部61を介して前方から視認することができ、遊技の興趣をさらに高めることができる。そして、パチンコ遊技機のメンテナンス時には、球当接部53の損傷状態を開口窓部61を介して前方から視認することができ、誘導部材50の点検を容易に行うことができて好適である。そして、誘導底部に溜まったゴミや異物を開口窓部から容易に掃き出すことができ、誘導部材の掃除を行い易い。
また、球当接部53の上面を後方の装飾枠体18側(盤面側)へ下り傾斜させているので、球当接部53に当接して弾んだ遊技球は、後方へ向けて飛翔し易い。そして、誘導部材50上を流下する遊技球が球通過部71の手前で弾むと、この遊技球は、流下勢により横方向へ移動しながら後方へ飛翔して球通過部71を通過し易い。この結果、誘導部材50は、球当接部53に当接して弾んだ遊技球を球転動部23へ進入させて左右方向へ転動させようとすることができる。したがって、誘導部材50により誘導される遊技球を一層複雑な挙動で移動させることができ、遊技の興趣をさらに高めることができる。
そして、球転動部23へ飛び込まずに誘導底部52の下流端まで到達した遊技球は、その流下勢が強ければ、下流側釘列67bに到達して始動入賞口8へ案内される。一方、流下勢が弱ければ、下流側釘列67bに到達する手前で誘導部材50と下流側釘列67bとの間に設定した隙間から下方の遊技領域5へ流下する。したがって、遊技者は、誘導部材50により始動入賞口8へ向けて流下された遊技球が始動入賞口8まで到達するか否かを見て楽しむことができる。
なお、誘導部材50は、誘導底部52を設けずに球当接部53のみを取付ベース51の上縁部から前方へ延設し、球当接部53間に貫通孔を形成してもよい。このように構成すれば、球当接部53の側部が支持されず、球当接部53の前後方向の中央部分、言い換えると遊技球が当接し易い部分が上下方向へ撓み易い。したがって、球当接部53に当接した遊技球を跳ね飛ばし易くすることができ、遊技球を一層弾ませて遊技の興趣の向上を図ることができて好適である。
ところで、上記実施形態では、球当接部53の当接間隔Aを等間隔に設定したが、本発明はこれに限定されず、異なる間隔に設定してもよい。例えば、図7に示す第2実施形態においては、取付ベース51および誘導壁部54を始動入賞口8の近傍、詳しくは始動入賞口8の上方であって、左側の前方案内部31の下方まで延設している。また、延設した取付ベース51と誘導壁部54との間に球当接部53を取付ベース51から前方へ延出した状態で配置し、始動入賞口8寄りの球当接部53の当接間隔Bを上流側(図7中左側)の球当接部53の当接間隔Aよりも広い幅、詳しくは遊技球の直径よりも広い幅に寸法に設定している。さらに、延設部分の球当接部53間に貫通孔73を開設している。このように、球当接部53の当接間隔を場所によって異ならせると、誘導部材50により誘導される遊技球の弾み具合が単調になることを防ぐことができる。また、一部の球当接部53間に遊技球が通過可能な貫通孔73を開設しているので、遊技球が球当接部53の間を通過して下方の遊技領域5へ流下できる。したがって、遊技球に一層複雑な挙動を行わせることができ、遊技の興趣をさらに高めることができる。
なお、第2実施形態では、始動入賞口8寄りの3箇所の当接間隔Bを他の当接間隔Aよりも広く設定したが、本発明はこれに限らず、少なくとも1つの当接間隔を他の当接間隔よりも広く設定してもよい。また、誘導部材50の上流側に幅広な当接間隔を設定してもよい。
ところで、上記実施形態の誘導部材50は、誘導底部52の上面に突条からなる球当接部53を設けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8に示す第3実施形態における誘導部材80は、誘導底部および誘導壁部を設けず、取付ベース81の上縁部から複数の球当接部83を前方へ延出した状態で櫛歯状に配置している(図8(a)および(b)参照)。そして、球当接部83は、取付ベース81に接続された短冊状の当接ベース83aと、該当接ベース83aの先端(前端)から上方へ延設された円弧状の可撓部83bと、該可撓部83bの上端から後方へ下り傾斜した片持ち状態で延出され、当接ベース83aから上方へ離間した状態で配置された短冊状の当接作用部83cとから構成され、断面倒U字状に形成されている。このような構成を備えた球当接部83の当接作用部83cに遊技球を上方から衝接すれば、遊技球から受ける衝撃力により可撓部83bが撓んで当接作用部83cを上方へ移動させる付勢力を発生させることができる。そして、この付勢力により当接作用部83cへ衝接した遊技球を上方へ跳ね飛ばすことができる。したがって、誘導部材80により誘導される遊技球を一層弾み易くすることができ、遊技の興趣をさらに向上させることができて好適である。
なお、上記した各実施形態の誘導部材50,80は、遊技領域5に配置されていればよく、したがって、センターケース6から離れた位置に配置してもよい。また、誘導部材50,80により誘導される遊技球が向かう入賞口は、始動入賞口8に限定されず、遊技球が入賞可能であれば、どのような入賞口(入賞装置)であってもよい。例えば、遊技球を回収する入賞口でもよいし、あるいは、遊技球を通過させることで入賞したと判断する通過ゲートであってもよい。
そして、上記した実施形態は、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、遊技領域に遊技球が入賞可能な入賞口を備えた遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、内部に封入した遊技球を循環させる封入球式パチンコ機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
遊技盤の正面図である。 センターケースの斜視図である。 装飾枠体の分解斜視図である。 装飾枠体の誘導部材周辺の分解斜視図である。 誘導部材の説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は誘導底部の傾斜方向から見た側面図、(d)は斜視図である。) 誘導部材および球転動部を転動する遊技球の挙動の説明図である。 第2実施形態における誘導部材周辺の斜視図である。 第3実施形態における誘導部材の説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は球当接部の形状を示す断面図である。
符号の説明
1 遊技盤
5 遊技領域
6 センターケース
8 始動入賞口
16 凹室
17 ケース基部
18 装飾枠体
22 底部
23 球転動部
24 装飾ユニット
25 球導出路
50 誘導部材
51 取付ベース
52 誘導底部
53 球当接部
54 誘導壁部
56 止着穴
61 開口窓部
71 球通過部
73 貫通孔
80 誘導部材
81 取付ベース
83 球当接部
83a 当接ベース
83b 可撓部
83c 当接作用部

Claims (4)

  1. 遊技領域に遊技球が入賞可能な入賞口を備えた遊技機において、
    前記遊技領域に、流下する遊技球を入賞口へ誘導可能な誘導部材を備え、
    該誘導部材は、遊技領域に取り付けるための取付ベースと、該取付ベースから前方へ延出された複数の球当接部と、を備え、該球当接部を入賞口へ向けて列設したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記誘導部材は、取付ベースから前方へ延出された誘導底部と、該誘導底部の延出端から上方へ延設された誘導壁部と、を備え、誘導底部を入賞口へ向けて下り傾斜させ、
    前記誘導底部には、その上面に前記球当接部を上方へ突出した状態で配置し、
    前記誘導壁部には、球当接部を前方から視認可能とする開口窓部を開設したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記遊技領域のうち入賞口の上方にセンターケースを備え、
    該センターケースは、前面側が開口した凹室と、該凹室の開口縁部に配置された装飾枠体と、該装飾枠体の下部に形成された球転動部と、を備え、
    該装飾枠体の前側部のうち球転動部の近傍に誘導部材を配置し、該誘導部材の球当接部の上面を装飾枠体側へ下り傾斜させたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 隣り合う球当接部同士の間隔を当接間隔とし、少なくとも1つの当接間隔を他の当接間隔よりも広く設定したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機。
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