JP4761256B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機に関し、特にパチンコ機が備えるセンター装飾部材の構造に関する。
従来のパチンコ機では、例えば、特許文献1に記載されているように、遊技領域の中央の位置に配置された表示画面を囲むようにしてセンター役物(「センター装飾部材」に対応するもの)が配置され、また、センター役物の両内側にはワープ装置(「ワープルート」に対応するもの)が設けられている(特許文献1)。
さらに、パチンコ機の機種によっては、例えば、センター役物の右側もしくは遊技領域の右側に、表示画面での表示演出に同期させて可動する装飾用の可動物を設置したものや、LEDなどの発光手段を設けたものもある(特許文献2)。
特開2005−13703号公報 特開2002−306759号公報
しかしながら、近年、表示画面は大型サイズのものが配置されるようになってきているため、表示画面を囲むセンター役物の外側に位置する遊技領域、ひいては、遊技領域内でパチンコ球が転動流下可能な転動領域が狭くなる傾向にあり、入賞率を考慮した遊技釘のレイアウトに対して非常に厳しい制約が生じていた。
具体的に言えば、表示画面のサイズが、例えば15インチなど、大型になればなるほど、遊技釘のレイアウトの自由度は減っていくため、センター役物の略斜め上部から横外側を転動流下するパチンコ球を減速させることを目的として遊技釘の配置を設計する際や、センター役物の下外側に配置された始動入賞口に向かって案内させることを目的として遊技釘の道筋を設計する際に、入賞率の調整を行うことが非常に困難となる。
一方、入賞率の調整においては、遊技釘のレイアウトだけでなく、センター役物の略斜め上方部に形成された傾斜面の傾斜角度も大きく影響する。なぜなら、その傾斜角度を変化させれば、その傾斜面に衝突した発射球の勢いに変化が生じて、パチンコ球が遊技釘に衝突しながら始動入賞口に向かう確率も変化するからである。
これらのことは、表示画面のサイズが大型になればなるほど、入賞率を考慮した遊技釘の配置等、レイアウトに対する制約を厳しくするものである。
従って、遊技釘の配置等、レイアウトに対する制約に対して、ゆとりある設計ができるようにするには、センター役物周辺の領域、即ち、遊技釘等を配置することでパチンコ球が始動口へ流下するまでの転動領域のスペースを十分に確保することが必要である。
この観点から、センター役物の一部を表示画面に重ねてしまうと、表示画面をせっかく大型化したにもかかわらず、表示画面の一部が隠れてしまうために、表示画面の大型化に伴う視覚効果などを十分に発揮させることができない。
増して、このような制約に、更に、センター役物の片側に、装飾用の可動物等を設置したいといったニーズと、ワープルートを複数設けたいといったニーズが重なると、装飾用の可動物の動作範囲から外れた位置にワープルートを設けなければならないことも加わることもあって、センター役物の横幅がより広がって、その分、転動領域がより一層狭くなってしまう。また、転動領域が、より一層狭くならないように、ワープルートを表示画面に重ねてしまうと、表示画面がより一層、隠れてしまうため、表示画面の大型化に伴う効果が、より一層十分に発揮できない。
以上の点は、表示画面のサイズが、例えば13インチなど、従来と同じであったとしても、例えば、センター役物の外側のいずれか一方(左右いずれか一方)の転動領域に大型役物又は装飾可動物や多数の役物を配置させる場合には、表示画面とともにセンター役物を大型役物などの配置側とは反対方向に移動させて偏った配置をしなければならず、転動領域が狭くなることから、同様にして懸念される。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、ワープルートを複数本設けたセンター装飾部材によって外周が取り囲まれた表示画面が大型化又は偏在されても、パチンコ球が転動流下可能な転動領域のスペースを十分に確保するとともに表示画面の視認に支障がない構造を有したパチンコ機を提供することを課題とする。
更に、本発明は、センター装飾部材もしくは遊技領域のいずれか片側を埋め尽くすように装飾用の可動物が設置されるような場合においても、ワープルートによって装飾用の可動物の動きに支障を来たすことがないパチンコ機を提供することを課題とする。
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明のパチンコ機では、表示装置の表示画面の外周付近を取り囲むように、且つ、遊技者側に向けて突出するように遊技領域内に配設したセンター装飾部材に、転動領域からパチンコ球を導入可能とする入口と、該入口より導入したパチンコ球を下方の位置で排出可能とする出口を設け、入口と出口の間をつなぐ中空状のワープルートを透明の光透過性材質で、複数形成し、更に、遊技者側、即ち、遊技機正面からセンター装飾部材を見ると、各ワープルートの一部が重なるように、前後方向に配置している。
このことによって、例えば、センター装飾部材のいずれか片側を埋め尽くすように装飾用の可動物を設置する場合においても、センター装飾部材の反対側の位置に、ワープルートを複数設けているので、装飾用の可動物の動きに支障を来たすことがない。
また、透明の光透過性材質でワープルートを形成している為、前方のワープルートを介して後方のワープルートが視認可能となる。更に、遊技機正面からセンター装飾部材を見て、後方のワープルートが前方のワープルートに完全に重ならないように、位置をずらしている為、前方のワープルートをパチンコ球が通過するタイミングと、同じタイミングで別のパチンコ球が後方のワープルート内を通過するような場合においても、後方のワープルート内を通過するパチンコ球が、前方のワープルート内を通過するパチンコ球に完全に隠れることがない。
更に、遊技機正面からセンター装飾部材を見て、透明の光透過性材質からなるワープルートの後方に、表示画面が位置するようにセンター装飾部材を遊技領域に設置しているので、各ワープルートを介して表示画面が視認可能となる。従って、表示画面を大型化しても、大型化した効果を十分に発揮させることができると共に、転動領域の減少を極力抑制することができる。
また、透明の光透過性材質からなるワープルートの一部が重なるように、表示画面の前方にワープルートを設けることで、遊技機正面から表示画面を見た際に、ワープルートを介して透視する表示画面の領域を少なくすることができる。
もっとも、中空状の各ワープルートの断面は、パチンコ球が通過できるものであれば、円形や、楕円形、多角形などのいずれの形状であってもよい。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。図1は、本実施の形態のパチンコ機の遊技盤202を示した正面図である。遊技盤202の盤面202Aには、略円形状の外レール206Aと内レール206B(請求項1の「ガイドレール」に相当する)とが設けられており、外レール206A及び内レール206Bの内縁で囲まれた領域をもって、遊技領域207を形成している。
更に、盤面202Aの遊技領域中央付近には、後述するセンター装飾部材205の外周形状に類似する形状であって、センター装飾部材205の外周寸法より、若干、小さい寸法の孔(不図示)が設けられている。
そして、図示されないが、表示制御基板と一緒に透明なケースに収納されユニット化された液晶タイプの表示装置が、遊技板202の裏面の所定位置にネジなどで固定される。
このことによって、盤面202Aの遊技領域中央付近に形成された孔(不図示)の後方に、表示装置の表示画面203が位置するため、遊技者側となる正面から表示画面203を視認することが可能となる。
一方、遊技盤202の表面(正面)には、図1のごとく、センター装飾部材205の一部が盤面202Aの遊技領域中央付近に形成された孔(不図示)の一部を塞ぐように、且つ、センター装飾部材205が、液晶表示装置の表示画面203の外周付近を取り囲むように、遊技盤202の盤面202Aに固定される。
遊技盤に対する具体的な固定方法としては、センター装飾部材205のフランジ311を遊技盤202の盤面202Aに接触した状態で、フランジ311の螺子孔311Aに螺子を挿入することで固定される。
遊技盤202の盤面202Aに形成された遊技領域207内においては、センター装飾部材205に加えて、複数の遊技釘209、210、213が配置されると共に、風車211、第1始動口214、開閉式のチューリップ状羽根215Aを有した第2始動口215、ゲート216、大入賞口217、アウト口218、LEDなどを備えた電飾部材231Aなどが配設されている。
従って、遊技盤202の盤面202Aに形成された遊技領域207内のうち、表示画面203を含めたセンター装飾部材205や第1始動口214、第2始動口215、大入賞口217、アウト口218、電飾部材231Aを排除した領域で、パチンコ球が転動流下することが可能な転動領域232が形成されている。
本実施の形態の遊技盤202は、図2に示ような、上皿219或いは下皿220、ハンドル221などが設けられたパチンコ機1に取り付けられるものであって、周知の事項である。
また、パチンコ機1においては、上皿219に集められたパチンコ球をハンドル221の操作により遊技者が発射すると、その発射球がレール206A,206Bに沿って上昇転動して遊技領域207に放出され、センター装飾部材205や、遊技釘209、210、213、風車211、ゲート216、電飾部材231Aなどに衝突・案内されながら落下転動し、第1始動口214や、第2始動口215、大入賞口217に入賞したり、アウト口218を通過する。なお、本実施の形態のパチンコ機1は、第1始動口214や第2始動口215にパチンコ球が入賞すると、主制御基板(図示せず)が大当たりか否かの抽選を行い、その抽選結果に基づく表示指定を表示制御基板(図示せず)に伝達し、表示制御基板(図示せず)が、表示画面203に大当たりか否かの抽選結果を示すように表示制御を行う周知のパチンコ機である。
次に、センター装飾部材205について、図面に基づき説明する。
図1の正面図や図3の斜視図に示すように、センター装飾部材205には、表示画面203を露出させるための開口部301が設けられており、その開口部301の下側には、ステージ305が設けられている。
さらに、センター装飾部材205の開口部301の左側には、屈曲した中空筒状の2本のワープルート302A,302Bが列設されている。
まず、ステージ305には、表示画面203の前面側に重なるように起立し、転動するパチンコ球から表示画面203を保護する保護板312と、保護板312より遊技者側の位置に起立するリブ306、隔壁310、313が形成されている。保護板312とリブ306の間には、レーン307Aが湾曲状に形成されている。レーン307Aの中央付近は、後述のワープルート302Aの出口304Aから排出されたパチンコ球を、保護板312の中央部付近に設けられた落下入口308に向けて案内するように、レーン307Bの高さ位置より上方に高く形成されている。そして、落下入口308に流下したパチンコ球は、内部の通路(不図示)を通って、隔壁313の落下出口309から第1始動口214に向けて落下するように構成されている。また、レーン307Aの中央付近から左右にずれた位置においては、パチンコ球がレーン307Bからレーン307Aに転がり落ちて、レーン307Aから隔壁313を通過して転動領域232に流下するような傾斜が施されている。
そして、各レーン307A、307Bの左端側には、ワープルート302A,302Bの出口304A,304Bがそれぞれ配設されている。
隔壁310は、レーン307A、307Bよりも上方に突出するようにセンター装飾部材205に対して螺子などで固定されている。
隔壁310の上方への突出加減(高さ)や横方向の大きさは、発射されたパチンコ球が、隔壁310の下方の転動領域232で、風車211から第1始動口214に向けて植設された遊技釘213に当たり、跳ね返ることによって、ステージ305に載り過ぎないように、即ち、パチンコ球が、第1始動口214や第2始動口215に到達することなく、アウト口218へ流れ落ちる確率が考慮されたもの、あるいは、パチンコ球が、跳ね返って、ステージ305に載り、始動口214や第2始動口215に入賞する確率が考慮されたものである。
なお、隔壁310、保護板312は、無色透明の光透過性材質であるポリカーボネート樹脂で成形加工されている。
このことによって、遊技者は、隔壁310又は保護板312を介して、表示画面203に映し出される映像を見ることが可能である。また、隔壁310の一部においては、後方に保護板312が位置するが、隔壁310と保護板312を介して、遊技者は、表示画面に映し出される映像を見ることが可能である。
なお、隔壁310は、センター装飾部材205の一部として一体的に成形加工されてもよく、また、隔壁310は、隔壁313と一体的に成形加工されていてもよい。
次に、センター装飾部材205の開口部301より左側に形成されたワープルート302A、302Bについて説明する。
ワープルート302A,302Bは、パチンコ球の球径よりやや大きい内径の中空を有しており、センター装飾部材205の左側縁部にそれぞれの入口303A,303B(図1参照)が形成され、それぞれの下端部に出口304A,304Bが形成されている。また、ワープルート302A,302Bは、無色透明の光透過性材質であるポリカーボーネート樹脂で成型加工されており、さらに、少なくとも上下に立設された部分が表示画面203の正面側(図1の図面手前側)で連ねて設けられており、図1に示すように正面から見ると、その上下に立設された部分の一部同士は重なり合った状態にある。
図4は、図1の線A−A箇所で、ワープルート302A、302B及び表示画面203を切断した部分断面図である。
本実施の形態においては、図4に示すように、遊技者側から表示画面203を見ると、ワープルート302Aの幅(直径)E1とワープルート302Bの幅(直径)E2の間に、一部が重なる箇所E3を設けることで、ワープルート302Aの幅E1とワープルート302Bの幅E2を加算した幅(E1+E2)より狭くなる為、遊技者がワープルート302A、302Aを介すことなく、表示画面203を直接、視ることができる表示領域が増加することになる。
また、表示画面203の映像を直視するよりは、若干見づらくはなるが、ワープルート302A、302Bを無色透明の光透過性材質であるポリカーボネート樹脂で構成することで、ワープルート302A、302Bを介して、表示画面203の映像が視認できる。
なお、ワープルートを302A、302Bを介して表示画面203を見る場合、ワープルートを形成するポリカーボネート樹脂がレンズとなって光を屈折させる為、箇所E3の領域は、表示画面203の映像が最も見づらくなるが、色彩などは確認できる領域であるので、視認可能と言える。
このように、ワープルート302A、302Bを、一部が重なるように配置したことによって、図5に示すように、各ワープルート302A、302Bを通過中のパチンコ球P1、P2が重なったとしても、ワープルート302Bを通過中のパチンコ球P2の一部を確認することができる。
よって、各ワープルート302A、302Bにパチンコ球が、いかなるタイミングで通過しても、通過中のパチンコ球を見失うことはない。
更に、図1のA−A箇所においては、各ワープルート302A、302Bの全幅(E1+E2−E3)が、表示画面203に重なるように、表示画面203の前面側に配置されている為、大型サイズの表示画面203を配置するにも関わらず、センター装飾部材205の幅が広がることなく、風車211付近の転動領域を確保し易くなる。
また、本実施の形態においては、ワープルート302A、302Bの出口304A、304Bの前方に、隔壁310が設置されているが、隔壁310も、ワープルート302A、302Bと同様に無色透明の光透過性材質であるポリカーボネート樹脂で成形加工されている為、遊技者は、隔壁310介して、ワープルート302A、302Bの出口304A、304Bから排出されるパチンコ球を確認することができると共に、更にその後方の表示画面203に映し出される映像を、隔壁310及び、ワープルート302A、302Bを介して見ることが可能になる。
本実施の形態においては、表示画面203が大型化又は偏在されても、隔壁310や保護板312やワープルート305などが透明の光透過性材質である為、これら透明材質を介して遊技者が表示画面203を視認できるので、視覚効果などを十分に発揮させることができる。さらに、表示画面203が大型化するに連れて、追従するように、転動領域232を狭くしなくても良いので、第1始動口214又は第2始動口215に対する球の入賞率の調整を考慮したレイアウト設計への制約が比較的緩やかにすることができる。
なお、ワープルート302A、302Bの断面は、パチンコ球が通過できるものであれば、楕円形や多角形などの何れの形状であってもよい。例えば、図6に示すように各ワープルート302A、302Bの断面を楕円形としてもよく、また、図8に示すように各ワープルート302A、302Bの断面を四角形としてもよい。
図6及び図8のように各ワープルート302A、302Bを並べることで、各ワープルート302A、302Bが重なり合わない状態で配列する図7及び図9に比べて、前述したように、表示画面203を直接、視ることができる表示領域が増加する。
なお、上記の実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、ワープルートは3本以上であってもよく、有色透明材質で構成してもよい。
また、センター装飾部材に対するワープルートの設置や形状についても様々な変更が可能であり、センター装飾部材の形状についても、様々な変更が可能である。
図1に示す実施の形態では、ワープルート302A,302Bを透明の光透過性材質で形成したことによって、ワープルート302A,302Bを介して、後方の表示画面203が視認可能となったが、ワープルート302A,302Bの上方付近に位置する表示画面203の左上隅付近は、遊技盤面202Aの裏面に位置するため、遊技者側から、視認できない。
このため、別の実施の形態として、以下のようなセンター装飾部材を用いれば、表示画面をより一層視認することができる。
図10は、別の実施の形態として構成された遊技盤の正面図である。
なお、図10中の構成を説明するに際して、図1に示す実施の形態と共通する構成については、同じ符号を用いて、便宜上、説明詳細を省略する。
図10においては、センター装飾部材205の一部として、基底片面401Aが新たな構成として形成されている。基底片面401Aは、遊技盤202の中央に開設された孔(不図示)の輪郭に類似する形状で、若干、孔より大き目に形成されている。このことで、基底片面401Aの周縁端部分のみが、盤面202Aの表面側に接した状態で、遊技盤202Aにねじなどで固定されている。
基底片面401Aには、遊技者側へ垂直に立ち上がるように突出片面402が一体形成されている。
突出片面402の下流側には、突出片面402と同様に、基底片面401Aに対し遊技者側へ垂直に立ち上がるように傾斜片面403が一体形成されている。
なお、傾斜片面403は、概ね、表示画面203の左側の上方から下方に至るまでの長さであり、ワープルート302Cを構成するものである。
即ち、ワープルート302Cは、上方に形成された入口303Cからパチンコ球を内部に受け入れ、下方に形成された出口303Dからパチンコ球を排出できるように、中空の筒体からなり、途中の地点P付近で、一旦、表示画面側に屈曲し、再度、下方に延びように形成されている。
そして、地点Pよりやや下方には、ワープルート302Aがワープルート302Cの前方に形成されている。
これらワープルート302A、302Cは、何れも無色透明の光透過性材質で構成されている。
この為、遊技者側から、ワープルート302A、302Cを介して、表示画面203を視認することできる。
そして、本実施の形態においては、基底片面401Aも一部が無色透明の光透過性材質で構成されている。
具体的には、基底片面401Aは、二点鎖線で示す表示画面203の左上角を境界に、表示画面203と重なる領域が、無色透明の光透過性材質であるポリカーボーネート樹脂で成形され、その他が有色で、且つ、不透明である樹脂を使って、一体的二色成形されている。
よって、基底片面401Aの内、有色樹脂で成形された部分が、遊技盤202の中央に開設された孔(不図示)を塞いでおり、有色、且つ、不透明である為、遊技盤202の裏面側が遊技者は視認できない。
一方、基底片面401Aの内、無色透明の光透過性材質からなる部分によって、表示画面203が大きくなっても、遊技者が視認可能となる。
なお、本実施の形態の基底片面401Aは、盤面202Aの転動領域の働きもなす。例えば、ピン形状もしくは障害壁などを基底片面401Aから、遊技者側に突出するように、基底片面401Aと一体に成形することが、より好ましい。
本実施の形態は、表示画面203の左上角付近に位置する基底片面401Aを、透明の光透過性材質であるポリカーボーネートと、有色樹脂で二色一体成形し、透明の光透過性材質の樹脂を介して表示画面のみを遊技者が視認可能とする構成であるが、表示画面203の左下角付近や右上角付近、或いは、右上角付近を同様に構成すればより一層、遊技盤202の中央に開設された孔(不図示)を隠した状態で、表示画面203の視認領域を増やすことが可能になる。
即ち、表示画面203が大型化又は偏在されても、センター装飾部材205の基底片面401Aやワープルート305などが透明の光透過性材質である為、これら透明材質を介して遊技者が表示画面203を視認できるので、視覚効果などを十分に発揮させることができる。さらに、表示画面203が大型化するに連れて、追従するように、転動領域232を狭くしなくても良いので、第1始動口214又は第2始動口215に対する球の入賞率の調整を考慮したレイアウト設計への制約が比較的緩やかにすることができる。
以上のことから、本発明は、ワープルートを複数本設けたセンター装飾部材によって外周付近が取り囲まれた表示画面が大型化又は偏在されても、パチンコ球が転動流下可能な転動領域のスペースを十分に確保するとともに表示画面の視認に支障がなく、更に、センター装飾部材もしくは遊技領域のいずれか片側を埋め尽くすように装飾用の可動物が設置されるような場合においても、ワープルートによって装飾用の可動物の動きに支障を来たすことがないパチンコ機を提供することが可能になる。
本発明の一実施形態を示したパチンコ機の遊技盤の正面図。 同パチンコ機を示した正面図。 同パチンコ機のセンター装飾部材を示した斜視図。 図1の線A−Aで表示画面と2本のワープルートを切断した断面図。 各ワープルートを通過するパチンコ球が重なった状態を示した図。 図1の線A−Aで表示画面と2本のワープルートを切断した断面図。 図1の線A−Aで表示画面と2本のワープルートを切断した断面図。 図1の線A−Aで表示画面と2本のワープルートを切断した断面図。 図1の線A−Aで表示画面と2本のワープルートを切断した断面図。 別の実施の形態として構成された遊技盤の正面図。
符号の説明
1…パチンコ機、202…遊技盤、202A…遊技盤の盤面、203…表示画面、205…センター装飾部材、207…遊技領域、232…転動領域、302A,302B…ワープルート、303A,303B…ワープルートの入口、304A,304B…ワープルートの出口、305…ステージ、307A,307B…ステージのレーン

Claims (1)

  1. 遊技盤と、該遊技盤に設けられたガイドレールと、該ガイドレールによって前記遊技盤に区画形成された遊技領域と、該遊技領域内に配設された始動入賞口と、該始動入賞口より上方に配設された表示装置と、該表示装置の表示画面の外周付近を取り囲むように、且つ、遊技者側に向けて突出するように前記遊技領域内に配設されたセンター装飾部材とを備えており、前記始動入賞口より上方で、且つ、前記センター装飾部材と前記ガイドレールの間の遊技領域には、障害部材が設置されることで、転動領域が形成されており、
    前記センター装飾部材には、前記転動領域からパチンコ球を導入可能とする入口と、該入口より導入した前記パチンコ球を下方の位置で排出可能とする出口と、前記入口と前記出口の間をつなぐ中空状のワープルートとが複数形成されており、該ワープルートの前記出口から排出されたパチンコ球が転動可能なステージが形成されたパチンコ機において、
    前記ワープルートの各々が、透明の光透過性材質で形成されており、遊技者側から視て、各ワープルートの一部が重なる状態で、前後方向に配置されており、その後方に前記表示画面が位置することを特徴とするパチンコ機。
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