JP5017585B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技領域が区画形成された遊技盤と、遊技領域に配置された包囲枠体と、該包囲枠体の下方に配置された入賞部とを備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来の遊技機、例えば、パチンコ遊技機においては、遊技盤に区画形成された遊技領域に包囲枠体(センターケース)を配置し、該包囲枠体に開口部を開設して変動表示ゲームが表示される表示画面を臨ませ、包囲枠体の下部には、包囲枠体内に流入した遊技球を横方向へ転動させるステージ部を配置し、遊技者に遊技球が転動する様子を見せるように構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
そして、上記パチンコ遊技機では、包囲枠体の側部に遊技球通路(所謂ワープ流路)を形成し、遊技領域のうち包囲枠体の上方や側方を流下する遊技球が遊技球通路を通ってステージ部上へ到達可能としている。また、包囲枠体の下方には、変動表示ゲームを始動させるための始動入賞口(入賞部)を配置し、ステージ部を転動した遊技球が下方へ落下して始動入賞口へ入賞したり、始動入賞口へ入賞せずに遊技盤の下部へ流下したりするように構成している。さらに、包囲枠体のうちステージ部の下方に入賞誘導路を設け、入賞誘導路の上流端をステージ部の後方に開設するとともに、下流端を始動入賞口の直上に位置する部分に開設している。したがって、ステージ部から入賞誘導路へ流下した遊技球は、始動入賞口の直上へ落下し、始動入賞口へ入賞し易い。
特開2006−136501号公報
ところで、上記特許文献に記載のパチンコ遊技機においては、入賞誘導路をステージ部の下方に配置しているため、入賞誘導路を通って始動入賞口へ誘導される遊技球の挙動、言い換えると、間もなく始動入賞口へ入賞することが期待できる遊技球の挙動を遊技者に見せることができない。この結果、遊技者は、入賞が期待される遊技球の挙動を入賞する前から目視して楽しむことができず、遊技の興趣を高め損なう虞がある。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技者が入賞部へ誘導される遊技球の挙動を見て遊技球の入賞を期待することができ、遊技の興趣を高めることができる遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、遊技領域が区画形成された遊技盤と、遊技領域に配置された包囲枠体と、該包囲枠体の下方に配置された入賞部と、を備えた遊技機において、
前記包囲枠体は、遊技中に遊技球が進入可能な球進入可能領域と、該球進入可能領域とは別個に区画形成された球進入規制領域と、遊技球を遊技盤の裏面側へ排出する球排出流路と、を備え、
前記球排出流路の上流開口を球進入規制領域へ連通させるとともに、該球進入規制領域には、遊技の進行に伴って演出動作を実行可能な演出部材を臨ませ、
前記演出部材には、球排出流路の上流開口を開閉可能な開閉部材を接続し、
前記演出部材が演出動作を停止して演出停止状態になると、開閉部材が球排出流路の上流開口を閉成し、
前記演出部材が演出動作を実行して演出動作状態になると、開閉部材が球排出流路の上流開口を開放して、球進入規制領域へ進入した遊技球を球排出流路へ排出するように構成し、
前記球進入可能領域には、上面に遊技球を転動可能なステージ部と、遊技領域を流下する遊技球をステージ部上へ導入する球導入路と、を備え、
前記ステージ部は、側方に球導入路の出口を臨ませた横長な第1ステージと、該第1ステージの前方且つ第1ステージよりも低い位置に配置され、遊技球が当該ステージ部の左右方向に転動可能となる横長な第2ステージと、第1ステージの前端部と第2ステージの後端部とを接続する起立壁と、当該ステージ部上を転動する遊技球を入賞部の直上へ誘導可能な入賞誘導部と、第1ステージを転動する遊技球を第2ステージへ案内することが可能な球放出部と、を備え、
該入賞誘導部は、第1ステージの一部を下方へ窪ませて形成され、底面が第1ステージの前端へ向けて下り傾斜した第1誘導部と、起立壁の一部を後方へ窪ませて形成された起立誘導部と、第2ステージの一部を下方へ窪ませて形成され、底面が第2ステージの前端のうち入賞部の直上に位置する箇所へ向けて下り傾斜した第2誘導部と、該第2誘導部の左右両側縁部から上方に向けてそれぞれ突設され、上端が第2ステージの上面よりも高く設定された突起部と、を備え、第1誘導部の下流端を起立誘導部の上流端へ連通するとともに、第2誘導部の上流端を起立誘導部の下流端へ連通し、
前記第1誘導部と起立誘導部との連通箇所の周辺には、遊技球が第1誘導部側から衝突可能な球案内部を設け、第1誘導部を流下してきた遊技球を球案内部へ衝突させて起立誘導部側へ案内するように構成され、
前記球案内部は、第1誘導部と起立誘導部との連通箇所の前方に配置された案内部本体と、起立壁のうち起立誘導部の側方から延設され、案内部本体を支持する案内支持部と、を備えて構成され、
前記球案内部と突起部の上端との離間距離を遊技球の直径よりも広く設定して、前記第2ステージを転動する遊技球が第2誘導部へ進入することを許容したことを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記球案内部の案内支持部を起立誘導部へ遊嵌し、案内支持部の後端にはスライド駆動源を接続し、該スライド駆動源により案内支持部をスライド駆動して案内部本体と起立誘導部との離間距離を遊技球が通過可能な範囲で変更可能としたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、包囲枠体は、遊技中に遊技球が進入可能な球進入可能領域と、該球進入可能領域とは別個に区画形成された球進入規制領域と、遊技球を遊技盤の裏面側へ排出する球排出流路と、を備え、球排出流路の上流開口を球進入規制領域へ連通させるとともに、該球進入規制領域には、遊技の進行に伴って演出動作を実行可能な演出部材を臨ませ、演出部材には、球排出流路の上流開口を開閉可能な開閉部材を接続し、演出部材が演出動作を停止して演出停止状態になると、開閉部材が球排出流路の上流開口を閉成し、演出部材が演出動作を実行して演出動作状態になると、開閉部材が球排出流路の上流開口を開放して、球進入規制領域へ進入した遊技球を球排出流路へ排出するように構成したので、遊技球が球進入規制領域へ進入したとしても、遊技者が遊技を行っている最中にこの遊技球を球排出流路へ排出することができ、遊技店員が遊技を中断して遊技球を取り除く等の処理をしないで済む。また、開閉部材が球排出流路の上流開口を閉成した状態では、ピアノ線やセルロイド等の不正部材が球排出流路を通って遊技盤の裏面側へ侵入することを阻止することができ、不正部材により制御装置や入賞具が不正に操作されてしまう不都合を阻止することができる。
さらに、球進入可能領域には、上面に遊技球を転動可能なステージ部と、遊技領域を流下する遊技球をステージ部上へ導入する球導入路とを備え、ステージ部は、側方に球導入路の出口を臨ませた横長な第1ステージと、該第1ステージの前方且つ第1ステージよりも低い位置に配置され、遊技球が当該ステージ部の左右方向に転動可能となる横長な第2ステージと、第1ステージの前端部と第2ステージの後端部とを接続する起立壁と、当該ステージ部上を転動する遊技球を入賞部の直上へ誘導可能な入賞誘導部と、第1ステージを転動する遊技球を第2ステージへ案内することが可能な球放出部と、を備え、該入賞誘導部は、第1ステージの一部を下方へ窪ませて形成され、底面が第1ステージの前端へ向けて下り傾斜した第1誘導部と、起立壁の一部を後方へ窪ませて形成された起立誘導部と、第2ステージの一部を下方へ窪ませて形成され、底面が第2ステージの前端のうち入賞部の直上に位置する箇所へ向けて下り傾斜した第2誘導部と、該第2誘導部の左右両側縁部から上方に向けてそれぞれ突設され、上端が第2ステージの上面よりも高く設定された突起部と、を備え、第1誘導部の下流端を起立誘導部の上流端へ連通するとともに、第2誘導部の上流端を起立誘導部の下流端へ連通し、第1誘導部と起立誘導部との連通箇所の周辺には、遊技球が第1誘導部側から衝突可能な球案内部を設け、第1誘導部を流下してきた遊技球を球案内部へ衝突させて起立誘導部側へ案内するように構成したので、遊技者は、入賞誘導部により入賞部へ誘導される遊技球を目視し易い。したがって、入賞部へ誘導される遊技球の挙動を見て遊技球の入賞を期待することができ、遊技の興趣を高めることができる。
また、球案内部は、第1誘導部と起立誘導部との連通箇所の前方に配置された案内部本体と、起立壁のうち起立誘導部の側方から延設され、案内部本体を支持する案内支持部と、を備えて構成され、球案内部と突起部の上端との離間距離を遊技球の直径よりも広く設定して、第2ステージを転動する遊技球が第2誘導部へ進入することを許容したので、第2ステージを転動する遊技球であっても入賞誘導部により入賞部へ誘導されるように設定することができ、遊技の興趣をさらに高めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、球案内部の案内支持部を起立誘導部へ遊嵌し、案内支持部の後端にはスライド駆動源を接続し、該スライド駆動源により案内支持部をスライド駆動して案内部本体と起立誘導部との離間距離を遊技球が通過可能な範囲で変更可能としたので、第1誘導部から誘導されてきた遊技球が通過する空間部を広くしたり狭くしたりすることができ、入賞誘導部を通る遊技球の挙動を変化させることができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。
パチンコ遊技機の遊技盤1は、図1に示すように、表面にガイドレール2やサイドケース3等の区画部材により遊技領域4を区画形成し、該遊技領域4内の略中央に包囲枠体(センターケース)5を配設し、該包囲枠体5の後方には、複数の識別情報を変動表示して変動表示ゲームを行う変動表示装置6を備えている。また、遊技領域4のうち包囲枠体5の下方には、遊技球の入賞により変動表示ゲームの始動条件を成立させる始動入賞口7(本発明における入賞部)を配置し、包囲枠体5の側方(左側方)には普図始動ゲート9を配置している。そして、包囲枠体5の左下方および右下方には、発光により各種の装飾表示を行うサイドランプ10を配置し、該サイドランプ10の前面側に一般入賞口11を備えている。さらに、始動入賞口7の下方には大入賞口12を配置し、始動入賞口7、普図始動ゲート9、大入賞口12や包囲枠体5等の取付部分を除いた遊技領域4内に障害釘(図示せず)を植設してある。また、遊技領域4の下端には、入賞せずに流下した遊技球を回収するアウト口15を設けている。
次に、包囲枠体5について説明する。
包囲枠体5は、図2に示すように、遊技盤1の表面側に配置される装飾枠部18と、遊技盤1の裏面側に配置される枠体基部19とを前後に重合して構成されている。装飾枠部18は、図3(a)に示すように、遊技盤1の表面に止着される環状の装飾ベース23を備え、該装飾ベース23の上部には、庇状の鎧部24を左右両側方へ向けて下り傾斜した状態で備えるとともに、装飾ベース23よりも前方へ突出した状態に設定している。また、鎧部24の一側(図3(a)中、左側)の傾斜下端から縦長な側辺部26を装飾ベース23よりも前方へ突出した状態で備えている。さらに、装飾ベース23のうち鎧部24の他側(図3(a)中、右側)の下方に位置する側部には複数の透光開口27を開設し、該透光開口27の後方にLED等の発光体を実装した発光基板28を配置し、透光開口27の前方には、透光性を有する円弧状の第1枠装飾パネル29を装飾ベース23よりも前方へ突出した状態で重合している。そして、第1枠装飾パネル29のうち透光開口27の直前に位置する部分には、遊技球が通過可能な縦長円弧状の球流路30を設け、該球流路30の入口を鎧部24から側方(図3(a)中、右側方)へ外れた位置に開放し、球流路30の出口を包囲枠体5の下方へ向けて開放している。
さらに、装飾ベース23の下部の後側には、上面に遊技球を横方向(前後方向および左右方向)へ転動可能なステージ部32を配置し、ステージ部32の一端(図3(a)中、左端)と側辺部26との間には円弧状の枠装飾ブロック33を止着し、該枠装飾ブロック33の前方には、枠装飾ブロック33よりも長尺な円弧状の第2枠装飾パネル34を止着している。そして、第2枠装飾パネル34の上部と側辺部26の下部と枠装飾ブロック33とに亘って、遊技球が流下可能な球導入路(ワープ流路)35を設け、球導入路35の入口35aを第2枠装飾パネル34の上部に側方へ開放した状態で開設し、球導入路35の出口35bを枠装飾ブロック33の下部にステージ部32の側方(図3(a)中、ステージ部32の左側方)へ向けて開放している。したがって、球導入路35およびステージ部32は、遊技中に遊技球が進入可能な球進入可能領域として機能し、遊技領域4を流下する遊技球、詳しくは遊技領域4のうちガイドレール2と包囲枠体5との間を流下する遊技球が球導入路35へ流入すると、球導入路35がこの遊技球をステージ部32上へ導入できるように構成されている。
枠体基部19は、図3(b)に示すように、遊技盤1の裏面側に止着される額縁状の基部ケース38を前側が開放した状態で備え、該基部ケース38の内側に演出ユニット40を収納している。また、基部ケース38の後側には矩形状のケース開口38aを前後方向へ貫通し、演出ユニット40のうちケース開口38aの前方に重合する部分には、ケース開口38aよりも小さい矩形状のユニット開口41を開設してケース開口38aへ連通し、基部ケース38の後方から変動表示装置6を装着して、変動表示装置6の表示部6aをケース開口38aおよびユニット開口41から前方へ臨ませている。そして、枠体基部19の前方に装飾枠部18を重合すると、変動表示装置6の表示部6a、および演出ユニット40のうちユニット開口41の周辺部分を装飾枠部18の内側開口から前方へ臨ませることができるように構成されている。なお、演出ユニット40については、後で詳細に説明する。
次に、ステージ部32について説明する。
ステージ部32は、図4に示すように、当該ステージ部32の後側、言い換えると包囲枠体5の後寄りに配置された第1ステージ46と、当該ステージ部32の前側、言い換えると包囲枠体5の前寄りに第1ステージ46よりも1段低い状態で配置された第2ステージ47と、第1ステージ46の前端部と第2ステージ47の後端部とを接続する起立壁48とを備えて構成されている。また、第1ステージ46の側方(図4(a)中、左側方)に球導入路35の下流端(出口35b)を開放し、球導入路35を流下してきた遊技球が第1ステージ46上へ導入されるように構成されている。
第1ステージ46は、図4(a)に示すように、左右両側から中央部へ向けて下り傾斜した略円弧状で形成され、当該第1ステージ46の中央部を上方へ緩やかに隆起している。また、第1ステージ46の左右方向の途中には、遊技球を前方へ案内可能な第1放出部50(本発明における球放出部に相当)を複数箇所、具体的には、第1ステージ46の中央の隆起部の左右両側方、言い換えると第1ステージ46のうち始動入賞口7の直上から外れた位置に配置している。そして、第1放出部50の底面をその左右方向の中央部分が下方に凹む湾曲面で形成し、この湾曲面を前方へ下り傾斜した状態に設定して、第1放出部50に到達した遊技球が第1放出部50上を左右に揺動しながら第1ステージ46の前方へ転動して遊技領域4へ放出できるように構成されている。さらに、右側の第1放出部50と第1ステージ46の右端部との間、および左側の第1放出部50と第1ステージ46の左端部との間には、落下阻止突条51を第1ステージ46から上方へ突出し、この落下阻止突条51により遊技球が第1ステージ46の左右両側から前方へ落下することを阻止している。また、第1ステージ46の前端のうち左右の第1放出部50と第1ステージ46の中央部との間の位置には、落下阻止片52を上方へ突設し、この落下阻止片52により、遊技球が第1放出部50よりも第1ステージ46の中央部寄りの位置から前方へ落下することを阻止している。
第2ステージ47は、図4(a)に示すように、左右方向の長さを第1ステージ46の左右方向の長さよりも短く設定し、左右両側から中央部へ向けて下り傾斜した略円弧状に形成され、第2ステージ47の中央部を上方へ緩やかに隆起している。また、当該第2ステージ47の右端部を第1ステージ46の右側の第1放出部50に接続するとともに、当該第2ステージ47の左端部を第1ステージ46の左側の第1放出部50に接続して、遊技球が第1放出部50から第2ステージ47の端部へ流入できるように構成されている。さらに、第2ステージ47の左右方向の途中には、遊技球を前方へ案内可能な第2放出部54を複数箇所、具体的には、第2ステージ47の中央の隆起部の左右両側方、言い換えると第2ステージ47のうち始動入賞口7の直上から外れた位置に配置している。そして、第2放出部54の底面をその左右方向の中央部分が下方に凹む湾曲面で形成し、この湾曲面を前方へ下り傾斜した状態に設定して、第2放出部54に到達した遊技球が第2放出部54上を左右に揺動しながら第2ステージ47の前方へ転動して遊技領域4へ放出できるように構成されている。
さらに、ステージ部32は、当該ステージ部32の左右方向の中央部、言い換えると当該ステージ部32のうち始動入賞口7の直上に位置する部分に、ステージ部32上を転動する遊技球を始動入賞口7の直上へ誘導可能な入賞誘導部56を備えている。入賞誘導部56は、図4(a)および(b)に示すように、第1ステージ46の左右方向の中央部を下方へ窪ませて形成された第1誘導部57と、起立壁48の左右方向の中央部を後方へ窪ませて形成された起立誘導部58と、第2ステージ47の左右方向の中央部を下方へ窪ませて形成された第2誘導部59とを備えている。そして、第1誘導部57の下流端を起立誘導部58の上流端へ連通するとともに、第2誘導部59の上流端を起立誘導部58の下流端へ連通して、第1誘導部57、起立誘導部58、第2誘導部59を上下方向に接続して構成されている。さらに、第2誘導部59の下流端をステージ部32の前面のうち始動入賞口7の直上に位置する箇所からステージ部32の前方へ開放している。
第1誘導部57は、当該第1誘導部57の中央部を両側部よりも下方へ窪ませて底部を断面V字状に設定し、この底部全体を第1ステージ46の前端のうち起立誘導部58、第2誘導部59、始動入賞口7の直上に位置する箇所へ向けて下り傾斜させている。さらに、第1誘導部57の左右幅(入賞誘導部56の延在方向とは直交する方向の幅)を下流側へ向かうにしたがって次第に拡幅して下流端で遊技球の直径よりも僅かに広く設定している。また、第2誘導部59は、当該第2誘導部59の中央部を両側部よりも下方へ窪ませて第2誘導部59の底部を断面V字状に設定し、この底部全体を第2ステージ47の前端のうち始動入賞口7の直上に位置する箇所へ向けて下り傾斜させている。さらに、第2誘導部59の左右幅(入賞誘導部56の延在方向とは直交する方向の幅)を第1誘導部57の下流端の左右幅と同じ寸法、すなわち遊技球の直径よりも僅かに広い寸法に設定している。また、起立誘導部58は、当該起立誘導部58の左右幅(入賞誘導部56の延在方向とは直交する方向の幅)を第1誘導部57の下流端の左右幅および第2誘導部59の左右幅と同じ寸法、すなわち遊技球の直径よりも僅かに広い寸法に設定している。
そして、入賞誘導部56は、起立誘導部58と第2誘導部59との連通箇所に、起立誘導部58側から第2誘導部59側へ向けて下り傾斜状態で延在する誘導溝部60を備え、該誘導溝部60の中央部を両側部よりも下方へ窪ませて誘導溝部60の底部を断面V字状に設定している。また、誘導溝部60の中心軸L1(詳しくは、誘導溝部60の底部の谷部分の直上に設定される中心軸L1)の下端の位置を第2誘導部59の中心軸L2(詳しくは、第2誘導部59の底部の谷部分の直上に設定される中心軸L2)の上端の位置に揃えている。
さらに、第1誘導部57と起立誘導部58との連通箇所の周辺、具体的には、第1誘導部57と起立誘導部58との連通箇所の前方および側方には、遊技球が第1誘導部57側から衝突可能な球案内部63を設けている。球案内部63は、第1誘導部57と起立誘導部58との連通箇所の前方に配置された案内部本体64と、起立壁48のうち起立誘導部58の側方から前方へ向けて延設され、延設端に案内部本体64を支持する案内支持部65とを備えてゲート形状に構成されている。そして、左右両側の案内支持部65同士の離間距離、および案内部本体64と起立誘導部58の背面との離間距離を遊技球の直径よりも広く設定して、案内部本体64と案内支持部65とで囲まれた空間部に、第1誘導部57から誘導されてきた遊技球を通過させて起立誘導部58へ案内可能としている。また、案内部本体64の上面の中央部分を上方へ隆起し、該隆起部を第1誘導部57上で転動する遊技球の転動軌跡の延長線PL上に配置している(図4(b)参照)。さらに、球案内部63の上下幅(案内部本体64の上下幅および案内支持部65の上下幅)を遊技球の直径よりも狭く設定し、球案内部63と第2ステージ47との上下方向の離間距離、具体的には、案内支持部65と第2ステージ47のうち第2誘導部59の側縁(左右両側縁部)に位置し、上方へ向けて突設された境界部分66(本発明における突起部に相当)の上端との離間距離を遊技球の直径よりも広く設定している。
次に、演出ユニット40について説明する。
演出ユニット40は、図3(b)および図5に示すように、当該演出ユニット40の基部となる平板状のユニットベース71を起立姿勢で備え、該ユニットベース71の中央部分に矩形状のユニット開口41を前後方向へ貫通している。また、ユニットベース71のうちユニット開口41の周縁には、遊技の進行に伴って演出動作を実行可能な矩形枠状の演出部材72を配置し、ユニットベース71の一側(図3(b)中、右側)には、演出部材72の一側を動作させるための第1駆動モータ73を備え、他側(図3(b)中、左側には、演出部材72の他側を動作させるための第2駆動モータ74を備えている。さらに、ユニットベース71の上部および左右両側部には、LED等の発光体を実装した複数の発光基板75を備え、各発光基板75および各駆動モータ73,74を倒コ字状のベースカバー76でユニットベース71の前方から被覆している。そして、ベースカバー76を透光性材質(例えば、半透明樹脂)で形成して、発光基板75から発生した光をベースカバー76および装飾枠部18の内側を通して包囲枠体5の前方へ向けて透過できるように構成されている。
また、ベースカバー76の一側(図5中、右側)の前面には、遊技中に遊技球の進入(侵入)が規制される球進入規制領域79をベースカバー76の前面や装飾枠部18の第1枠装飾パネル29の側面などにより縦長に区画形成し、該球進入規制領域79内には人形からなる装飾部材80を配置し、該装飾部材80をベースカバー76の一側寄りの前面に上下方向へ移動自在な状態で係合している。なお、装飾部材80は、腕の形状を模した部分を当該装飾部材80の上下動に伴って上下に回動するように構成されている。さらに、ユニットベース71の下部には、複数の装飾ランプ81を横に並べて配置し、該装飾ランプ81の前方に演出部材72の下部を重合可能とし、演出部材72の下部および装飾ランプ81の前方からベースカバー76とは別個の透明なカバー部材82を止着して、カバー部材82を通して演出部材72の下部または装飾ランプ81を遊技盤1の前方から視認可能としている。
そして、枠体基部19に装飾枠部18を重合した状態では、図1に示すように、演出部材72の左右両側部および上部、球進入規制領域79、装飾部材80、カバー部材82を装飾枠部18の内側開口から遊技盤1の前方へ向けて露出し、カバー部材82の前面側にステージ部32を1段下げて重合している。また、球進入規制領域79を球進入可能領域(ステージ部32、球導入路35)の外方、具体的には、ステージ部32の側方(図1中、右側方)のうちステージ部32よりも高い位置に設定している。なお、ステージ部32の端部(図5中、右端部)と球進入規制領域79との間には、円弧状の領域区画壁84をカバー部材82の前面から前方へ突出する状態で備え、遊技球がステージ部32から球進入規制領域79へ進入すること、さらには、遊技領域4のうち包囲枠体5の下方の位置から球進入規制領域79へ進入することを阻止している。
演出部材72は、図5および図6に示すように、ユニット開口41のうち球進入規制領域79側(図5中、右側)の縁部に配置された第1演出構成部材86と、ユニット開口41のうちステージ部32を挟んで球進入規制領域79とは反対側(図5中、左側)の縁部に配置された第2演出構成部材87と、ユニット開口41の下縁部に配置され、第1演出構成部材86の下部と第2演出構成部材87の下部とを連結する第3演出構成部材88と、ユニット開口41の上縁部に配置され、第1演出構成部材86の上部と第2演出構成部材87の上部とを連結する第4演出構成部材89とを備えて矩形枠状に構成されている。
第1演出構成部材86は、球進入規制領域79とステージ部32との間へ後方から臨ませる状態で配置された縦長な部材であり、第1上側部材86aと第1下側部材86bとを上下にスライド可能な状態で連結して上下方向へ伸縮できるように構成されている。また、第1上側部材86aの後部および第1下側部材86bの後部を、ユニットベース71のうち第1駆動モータ73とユニット開口41との間に開設された縦長な第1スライド溝91(図3(b)参照)へ係合するとともに、第1上側部材86aと第1下側部材86bとの連結部分をベースカバー76に止着された第1カバーガイド92へ後方から遊嵌している。さらに、図6に示すように、第1上側部材86aの側部には第1ラックギア93を備え、該第1ラックギア93を第1駆動モータ73に接続された第1駆動ギア94へ噛合している。したがって、第1駆動モータ73を駆動すると、第1演出構成部材86を第1スライド溝91および第1カバーガイド92に沿って上下方向へ揺動できるように構成されている。なお、第1上側部材86aの下端には第1検出片95を側方へ向けて突設し、第1駆動モータ73の下方には第1検出片95を検出可能な第1検出センサ96を配置し、第1演出構成部材86(第1上側部材86a)が上死点へ到達したときに、第1検出片95を第1検出センサ96で検出できるように構成されている。また、第1演出構成部材86の上端(第1上側部材86aの上端)には横向き長円形状の第1上側連結受部97を開設し、第1演出構成部材86の下端(第1下側部材86bの下端)には横向き長円形状の第1下側連結受部98を開設している。
第2演出構成部材87は、球導入路35の後方に位置する縦長な部材であり、第2上側部材87aと第2下側部材87bとを上下にスライド可能な状態で連結して上下方向へ伸縮できるように構成されている。また、第2上側部材87aの後部および第2下側部材87bの後部を、ユニットベース71のうち第2駆動モータ74とユニット開口41との間に開設された縦長な第2スライド溝101(図3(b)参照)へ係合するとともに、第2上側部材87aと第2下側部材87bとの連結部分をベースカバー76に止着された第2カバーガイド102へ後方から遊嵌している。さらに、第2上側部材87aの側部には第2ラックギア103を備え、該第2ラックギア103を第2駆動モータ74に接続された第2駆動ギア104へ噛合している。したがって、第2駆動モータ74を駆動すると、第2演出構成部材87を第2スライド溝101および第2カバーガイド102に沿って第1演出構成部材86とは独立して上下方向へ揺動できるように構成されている。なお、第2上側部材87aの下端には第2検出片105を側方へ向けて突設し、第2駆動モータ74の下方には第2検出片105を検出可能な第2検出センサ106を配置し、第2演出構成部材87(第2上側部材87a)が上死点へ到達したときに、第2検出片105を第2検出センサ106で検出できるように構成されている。また、第2演出構成部材87の上端(第2上側部材87aの上端)には横向き長円形状の第2上側連結受部107を開設し、第2演出構成部材87の下端(第2下側部材87bの下端)には横向き長円形状の第2下側連結受部108を開設している。
第3演出構成部材88は、演出部材72の下部を構成し、ステージ部32の長手方向に沿って延在する横長な部材であり、当該第3演出構成部材88の上面および前面をカバー部材82により透視可能な状態で被覆している。そして、第3演出構成部材88の左右方向の中央部分には回動軸111を後方へ向けて突設し、該回動軸111をユニットベース71のうちユニット開口41の下方に開設された縦長な第3ガイド溝112(図3(b)参照)へ係合し、回動軸111を中心に左右方向へ傾動したり、第3ガイド溝112に沿って上下方向へ移動したりできるように構成されている。また、第3演出構成部材88の左右両端には連結突起113を後方へ向けて突設し、一方(図6(a)中、左側)の連結突起113を第1演出構成部材86の第1下側連結受部98へ遊嵌し、他方(図6(a)中、右側)の連結突起113を第2演出構成部材87の第2下側連結受部108へ遊嵌している。
第4演出構成部材89は、神輿の屋根の形状を模して形成された横長な部材であり、演出部材72の上部に位置している。また、第4演出構成部材89の左右方向の中央部分には回動軸116を後方へ向けて突設し、該回動軸116をユニットベース71のうちユニット開口41の上方に開設された縦長な第4ガイド溝117(図3(b)参照)へ係合し、回動軸116を中心に左右方向へ傾動したり、第4ガイド溝117に沿って上下方向へ移動したりできるように構成されている。また、第4演出構成部材89の左右両端には連結突起118を後方へ向けて突設し、一方(図6(a)中、左側)の連結突起118を第1演出構成部材86の第1上側連結受部97へ遊嵌し、他方(図6(a)中、右側)の連結突起118を第2演出構成部材87の第2上側連結受部107へ遊嵌している。
このような構成を備えた演出部材72は、第1演出構成部材86と第2演出構成部材87とを別個に移動して、第3演出構成部材88および第4演出構成部材89を演出ユニット40の一側へ向けて下り傾斜させたり、他側へ向けて下り傾斜させたりして連動することができる。また、第3演出構成部材88および第4演出構成部材89を傾斜させずに水平状態で上下方向へ移動することができる。例えば、図6(a)に示すように、第1演出構成部材86を上死点へ移動するとともに第2演出構成部材87を下死点へ移動すると、第3演出構成部材88および第4演出構成部材89をそれぞれ揺動して第2演出構成部材87側(言い換えると球導入路35側)へ向けて下り傾斜した姿勢に設定する。また、図6(b)に示すように、第1演出構成部材86を下死点へ移動するとともに第2演出構成部材87を上死点へ移動すると、第3演出構成部材88および第4演出構成部材89をそれぞれ揺動して第1演出構成部材86側(言い換えると球進入規制領域79側)へ向けて下り傾斜した姿勢に設定する。さらに、第1演出構成部材86および第2演出構成部材87をそれぞれ上死点へ移動すると、第3演出構成部材88および第4演出構成部材89をそれぞれ上死点位置で水平姿勢に設定し(図5参照)、第1演出構成部材86および第2演出構成部材87をそれぞれ下死点へ移動すると、第3演出構成部材88および第4演出構成部材89をそれぞれ下死点位置で水平姿勢に設定する。なお、演出動作を停止した常態(演出停止状態)においては、演出部材72は、各演出構成部材86〜89を上死点に位置させ、第3演出構成部材88および第4演出構成部材89をそれぞれ水平姿勢に設定する。
そして、演出ユニット40は、ユニットベース71とカバー部材82との間に、球進入規制領域79へ入ってしまった遊技球を遊技盤1の裏面側へ排出する球排出流路121を備え、演出部材72(詳しくは、演出部材72のうち球進入規制領域79の下端に臨ませた箇所)には、球排出流路121の上流開口121aを開閉可能な開閉部材122を接続している。球排出流路121は、上流開口121aを球進入規制領域79の下端、言い換えるとステージ部32の側方(図5中、右側方)に開設して球進入規制領域79へ連通し、上流開口121aよりも下方の位置(言い換えると、当該球排出流路121のうち上流側から下流側へ向かう途中の部分)から分岐して第1排出路123と第2排出路124とを備えている。第1排出路123は、球排出流路121の分岐部から下方へ延在する通路であり、カバー部材82の下面のうち球進入規制領域79側(図5中、右側)の位置に、遊技球の出口となる第1下流開口123aを開設している。さらに、第1排出路123の前方には第1枠装飾パネル29の下部、詳しくは球流路30の下流部を重合して第1排出路123を被覆し、第1排出路123内を流下する遊技球を遊技盤1の前方から視認不能としている。
第2排出路124は、第3演出構成部材88の上面と、カバー部材82のうち第3演出構成部材88の上面を覆う上部との間に形成された通路であり、ステージ部32よりも上方の位置にステージ部32の延設方向に沿って延在して、当該第2排出路124を流下する遊技球がカバー部材82を通して遊技盤1の前方から視認できるように構成されている。また、カバー部材82の下面のうち球導入路35側(図5中、左側)の位置、詳しくは第3演出構成部材88の端部よりも側方に位置する部分に、遊技球の出口となる第2下流開口124aを開設している。そして、第3演出構成部材88の揺動動作に伴って当該第2排出路124の上下幅を拡幅して遊技球を通過可能な状態へ変換するように構成されている。
具体的には、第1演出構成部材86および第2演出構成部材87を上死点へ位置させて第3演出構成部材88を上死点位置で水平姿勢に設定、すなわち演出部材72を演出停止状態にすると、第3演出構成部材88とカバー部材82の上部との間隔が遊技球の直径よりも狭くなり、遊技球を通過不能とする(図5および図7(a)参照)。また、第1演出構成部材86および第2演出構成部材87を上死点から下方へ移動して第3演出構成部材88とカバー部材82の上部との間隔を遊技球の直径よりも広くすると、第2排出路124へ遊技球を通過可能な状態となる(図7(b)および図8(a)参照)。さらに、第3演出構成部材88とカバー部材82の上部との間隔を遊技球の直径よりも広く設定するとともに、第2演出構成部材87の下端を第1演出構成部材86の下端よりも低く設定すると、第3演出構成部材88の上面、すなわち第2排出路124の底面が上流開口121a側から第2下流開口124a側へ向けて下り傾斜した状態に設定され、第2排出路124内に誘導された遊技球を第2下流開口124aへ向けて流下できる状態となる(図8(b)参照)。
開閉部材122は、第3演出構成部材88の端部(図5中、右端部)に備えられた横長なブロック状の部材であり、ステージ部32の側方(図5中、右側方)の位置で、第3演出構成部材88の揺動動作に伴って一体となって揺動して上流開口121aを開閉するように構成されている。詳しくは、演出部材72が演出停止状態になると、第3演出構成部材88が上死点位置で水平姿勢に設定されるとともに、開閉部材122が球排出流路121内を下流側から上流側(具体的には、上流開口121a)へ移動して、言い換えると、球排出流路121内から上昇して上流開口121aを閉成する。一方、演出部材72が演出動作を実行して演出動作状態になると、第3演出構成部材88が上死点位置から降下するとともに、開閉部材122が球排出流路121内を上流側(上流開口121a)から下流側へ移動、言い換えると、球排出流路121内へ降下して上流開口121aを開放する。また、開閉部材122のうち球排出流路121の上流開口121aに臨ませた上面には、遊技球が当接可能(さらには左右方向へ転動可能)な球当接面126を備え、該球当接面126に装飾部材80の下部(人の足の形状を模した部分)を載置して、開閉部材122により装飾部材80を上方へ押圧可能としている。
次に、包囲枠体5の作用、特に、ステージ部32の作用および演出ユニット40の作用について説明する。
上記のような構成の包囲枠体5を遊技盤1に備え、遊技領域4を流下する遊技球が球導入路35の上流端に流入すると、この遊技球は、球導入路35を流下して下流端から排出されて第1ステージ46へ到達し、この第1ステージ46を左右方向の中央部分へ向けて転動する。そして、第1ステージ46を転動する勢いが弱くなった状態で左右いずれかの第1放出部50に到達すると、この第1放出部50を前方へ転動して第1ステージ46から第2ステージ47の端部、あるいはステージ部32の下方の遊技領域4のうち始動入賞口7の直上から外れた箇所へ流下する。
また、遊技球が第1ステージ46を転動する勢いが弱くなった状態で第1誘導部57に到達すると、この遊技球は、図4(b)に示すように、第1誘導部57に沿って流下して第1誘導部57の下流端から第2ステージ47の上方(詳しくは起立誘導部58の上方)へ勢いよく飛び出す。そして、球案内部63の案内部本体64へ衝突して第1ステージ46側へ跳ね返り、球案内部63内を通過して起立誘導部58側へ案内される。したがって、第1誘導部57を流下してきた遊技球が入賞誘導部56から外れる虞がない。さらに、球案内部63内を通過した遊技球は、起立誘導部58を流下して第2誘導部59へ向かう。ここで、起立誘導部58と第2誘導部59との連通箇所に誘導溝部60を設け、誘導溝部60の中心軸L1の下端の位置を第2誘導部59の中心軸L2の上端の位置に揃えているので、起立誘導部58により誘導されてきた遊技球をスムーズに第2誘導部59へ流下し易い。そして、遊技球が起立誘導部58、誘導溝部60に誘導されて第2誘導部59へ流入し、さらに第2誘導部59に誘導されてステージ部32の前方へ放出されると、始動入賞口7の直上に誘導される。したがって、入賞誘導部56および球案内部63により案内された遊技球は、始動入賞口7へ入賞し易い。
また、ステージ部32の一部を窪ませて入賞誘導部56を構成しているので、遊技者は、入賞誘導部56により始動入賞口7へ誘導される遊技球を目視し易い。したがって、始動入賞口7へ誘導される遊技球の挙動を見て遊技球の入賞を期待することができ、遊技の興趣を高めることができる。さらに、球案内部63の上下幅を遊技球の直径よりも狭く設定したので、遊技球全体が球案内部63に隠れてしまうことがない。これにより、遊技球を始動入賞口7へ誘導する様子を一層目視し易くなる。
一方、遊技球が包囲枠体5の下方の遊技領域4から障害釘により弾き飛ばされたり、あるいは第1放出部50から転動したりして第2ステージ47へ到達すると、この遊技球は、第2ステージ47を横方向(第2ステージ47(ステージ部32)の左右方向)へ転動する。そして、第2ステージ47を転動する勢いが弱くなった状態で左右いずれかの第2放出部54に到達すると、この第2放出部54を前方へ転動して遊技領域4のうち始動入賞口7から外れた箇所へ流下し易い。したがって、第2放出部54に案内された遊技球は始動入賞口7へ入賞し難い。しかしながら、球案内部63と第2ステージ47との離間距離を遊技球の直径よりも広く設定しているので、遊技球が第2ステージ47を転動して第2誘導部59に近づいた場合には、この遊技球が第2ステージ47から第2誘導部59へ進入することを許容し、ひいては、第2誘導部59へ進入した遊技球を始動入賞口7の直上へ案内する。したがって、第1ステージ46を転動する遊技球だけではなく、第2ステージ47を転動する遊技球であっても入賞誘導部56により始動入賞口7へ誘導することができ、遊技の興趣を高めることができる。
また、ステージ部32は、案内部本体64の上面の中央部分を上方へ隆起しているので、遊技領域4を流下する遊技球が障害釘や他の遊技球と衝突して弾き飛ばされ、案内部本体64上に到達したとしても、遊技球が案内部本体64上に停留することがなく、球止まりの発生を抑制することができる。
そして、遊技球が始動入賞口7に入賞すると、変動表示装置6の表示部6aにおいて変動表示ゲームが行われる。この変動表示ゲームの最中に、表示部6aにおける表示内容が予め定められた状態(例えば、大当たり状態や、大当たり状態が決定する前に表示されるリーチ状態)になると、演出ユニット40は、演出部材72を演出停止状態から演出動作状態へ変換して演出動作を実行する。具体的には、駆動モータ73,74を駆動して第1演出構成部材86と第2演出構成部材87とを同時または異なるタイミングで揺動して、第3演出構成部材88および第4演出構成部材89を上下方向へ移動したり、回動軸111,116を中心にして揺動したりする。また、第3演出構成部材88とともに移動する開閉部材122により装飾部材80を上方へ押圧したり、あるいは装飾部材80が自重により下方へ移動することを許容したりして、装飾部材80を上下方向へ揺動させる。
次に、球進入規制領域79内に遊技球が侵入した場合における演出ユニット40の作用について説明する。なお、演出部材72が予め演出停止状態に設定されており、開閉部材122が球排出流路121の上流開口121aを閉成しているものとする。
メンテナンス作業など遊技盤1の前方を開放した際に球進入規制領域79の前面側が開放され、この開放箇所から遊技球が侵入すると、演出ユニット40は、この遊技球を球進入規制領域79の下部へ流下(進入)させて、球排出流路121の上流開口121aを閉成している開閉部材122の球当接面126へ落下させる。そして、遊技球を球当接面126上に載置したまま遊技盤1の前方を閉成してから遊技を実行し、遊技の進行に伴って演出部材72が演出動作状態へ変換すると、開閉部材122が球排出流路121の上流開口121aを開放し、遊技球を球当接面126上に載置(当接)した状態で球排出流路121の上流側から下流側へ案内し、さらには第1排出路123または第2排出路124へ振り分ける。
具体的に説明すると、演出部材72が第2演出構成部材87の下端を第1演出構成部材86の下端よりも低くして演出動作を行うと、球当接面126が第2排出路124側へ向けて下り傾斜し、球当接面126上の遊技球が第3演出構成部材88側へ転動する。この状態で演出ユニット40が第1演出構成部材86および第2演出構成部材87を下方へ移動して第3演出構成部材88を降下させると、図8(b)に示すように、第2排出路124の上下幅が遊技球の直径よりも広くなり、遊技球が第2排出路124へ流入する。さらに、この遊技球が第3演出構成部材88上を遊技盤1の前方から視認可能な状態で球導入路35側へ向けて転動して第2下流開口124aへ到達し、第2下流開口124aから遊技盤1の下方へ排出される。このようにして遊技球を第2下流開口124aへ誘導する第2排出路124は、ステージ部32に沿って延在しているので、ステージ部32上の遊技球の転動を観賞する遊技者に、第2排出路124を流下する遊技球をも併せて見せることができ、演出部材72の動作による演出効果だけではなく、遊技球の流下による演出効果をも期待することができる。さらに、第3演出構成部材88を揺動すると、第2排出路124を拡幅して遊技球を通過可能としたので、第2排出路124を遊技球が通過可能な幅に常時設定しておく必要がない。したがって、ステージ部32の周辺の限られた空間を有効に活用することができる。
一方、演出部材72が第1演出構成部材86の下端を第2演出構成部材87の下端よりも低くして演出動作を行うと、球当接面126が開閉部材122を挟んで第2排出路124とは反対側へ向けて下り傾斜し、球当接面126上の遊技球が開閉部材122とカバー部材82の側部との隙間へ向けて転動する(図9(a)参照)。そして、演出ユニット40が第1演出構成部材86および第2演出構成部材87を下方へ移動して第3演出構成部材88を降下させて上流開口121aを開くと、第1排出路123の流路幅、詳しくは開閉部材122とカバー部材82の側部との隙間が遊技球の直径よりも広がり、遊技球がこの隙間へ流下する。
ここで、遊技球が開閉部材122の下方へ到達する前に第3演出構成部材88が下死点へ到達すると、図9(b)に示すように、開閉部材122が遊技球の流下を阻止し、第1排出路123の途中で遊技球を停留させる。しかしながら、演出部材72が演出動作を続行して第3演出構成部材88が下死点から上方へ移動すると、開閉部材122が遊技球から外れ、遊技球が第1排出路123の流下を再開して第1下流開口123aへ到達し、第1下流開口123aから遊技盤1の下方へ排出される(図9(c)参照)。また、第3演出構成部材88が下死点へ到達する前に遊技球が開閉部材122の下方へ到達した場合には、この遊技球は、途中で停留することなく第1排出路123を流下して第1下流開口123aへ到達し、第1下流開口123aから遊技盤1の下方へ排出される。
このようにして、演出ユニット40は、球進入規制領域79内へ侵入した遊技球を球排出流路121へ排出し、ひいては遊技盤1の外方へ排出する。したがって、遊技球が球進入規制領域79内へ侵入したとしても、遊技者が遊技を行っている最中にこの遊技球を球排出流路121へ排出することができ、遊技店員が遊技を中断して遊技球を取り除く等の処理をしないで済む。また、開閉部材122が球排出流路121の上流開口121aを閉成した状態では、ピアノ線やセルロイド等の不正部材が球排出流路121を通って遊技盤1の裏面側へ侵入することを阻止することができ、不正部材により制御装置(図示せず)や大入賞口12等の入賞具が不正に操作されてしまう不都合を阻止することができる。
また、球進入規制領域79内へ侵入した遊技球を球当接面126へ当接して、遊技盤1の前方から視認不能な第1排出路123、または視認可能な第2排出路124へ振り分けるので、遊技盤1の裏面側へ排出される遊技球を遊技者に見せたり隠したりすることができる。したがって、遊技球の排出動作においても演出効果を期待することができ、遊技の興趣の向上を図ることができる。さらに、開閉部材122を第3演出構成部材88の揺動動作に伴って揺動して、遊技球を第1排出路123または第2排出路124へ振り分けるので、演出部材72の動作と遊技球の挙動とを関連付けることができ、演出部材72による演出効果を一層向上させることができる。
ところで、上記実施形態では、球案内部63をステージ部32に固定して設けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図10に示す第2実施形態の球案内部63は、基本的な構成は第1実施形態と同じであるが、ステージ部32の前後方向に沿ってスライド可能とした点で異なる。具体的に説明すると、第2実施形態においては、図10(a)に示すように、球案内部63の案内支持部65を起立誘導部58へ遊嵌し、案内支持部65の後端を起立誘導部58よりも後方に配置している。また、起立壁48の後方(詳しくは起立誘導部58の後方)には、スライド駆動源としてのソレノイド130をプランジャ130aが前後方向へ伸縮可能である姿勢で配置し、プランジャ130aの先端と案内支持部65の後端とを接続部材131で接続している。なお、ソレノイド130は、駆動(通電)していない常態においてはプランジャ130aが付勢部材132の付勢力により伸長した状態となるように設定されている(図10(b)参照)。
このような構成を備えた球案内部63は、ソレノイド130を駆動していない常態では、案内部本体64を起立壁48から遊技球の直径よりも十分に広い常態離間距離D1だけ離し、ソレノイド130を駆動すると、案内支持部65がスライド駆動して案内部本体64と起立誘導部58との離間距離を変更し、案内部本体64を起立壁48から遊技球の直径よりも広いが常態離間距離D1よりも狭い駆動離間距離D2だけ離す。したがって、第1誘導部57から誘導されてきた遊技球が通過する空間部を広くしたり狭くしたりして、遊技球が通過可能な範囲で変更させることができる。そして、ソレノイド130を駆動して案内部本体64と起立壁48との距離を駆動離間距離D2に設定した場合には、常態(すなわち、案内部本体64と起立壁48との距離を常態離間距離D1とした状態)と比較して、第1誘導部57から流出した遊技球が案内部本体64に衝突するまでの時間や、遊技球の前後方向の移動距離が短くなる。この結果、入賞誘導部56を通る遊技球の挙動を変化させることができる。
なお、遊技中にソレノイド130を駆動するタイミングは、どのタイミングであってもよい。例えば、変動表示ゲームの結果態様が所謂大当たり態様となったタイミングでソレノイド130を駆動して案内部本体64と起立壁48との距離を駆動離間距離D2に設定してもよい。あるいは、遊技中にソレノイド130の駆動と停止を繰り返し実行して、案内部本体64と起立壁48との距離を常に変化させるようにしてもよい。また、上記実施形態では、ソレノイド130を駆動すると案内部本体64と起立壁48との距離が狭くなるように設定したが、本発明はこれに限定されず、ソレノイド130を駆動すると案内部本体64と起立壁48との距離が広がるように設定してもよい。
さらに、上記実施形態では、球進入可能領域として機能するステージ部32の外方に球進入規制領域79を区画形成したが、本発明はこれに限定されず、球進入可能領域とは別個に球進入規制領域を区画形成すればどのような構成であってもよい。例えば、球進入可能領域を円環状に設定し、該球進入可能領域で周囲を囲まれた空間部に球進入規制領域を区画形成してもよい。
上記実施形態では、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例にして説明したが、本発明はこれに限らず、遊技領域が区画形成された遊技盤と、遊技領域に配置された包囲枠体と、該包囲枠体の下方に配置された入賞部とを備えた遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
遊技盤の正面図である。 包囲枠体の斜視図である。 (a)は装飾枠部の分解斜視図、(b)は枠体基部の分解斜視図である。 ステージ部の説明図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 演出ユニットの正面図である。 演出部材の背面図であり、(a)は第1演出構成部材を第2演出構成部材よりも上方へ移動した状態、(b)は第1演出構成部材を第2演出構成部材よりも下方へ移動した状態である。 第2排出路の断面図であり、(a)は第3演出構成部材を上死点へ移動した状態、(b)は第3演出構成部材を下死点へ移動した状態である。 演出ユニットの下部の部分正面図であり、(a)は第3演出構成部材を下死点位置で水平姿勢に設定した状態、(b)第3演出構成部材を第2演出構成部材側へ向けて下り傾斜させた状態である。 開閉部材の動作の説明図であり、(a)は開閉部材が球排出流路の上流開口を閉塞した状態、(b)は開閉部材が球排出流路の上流開口を開放して遊技球を第1排出路内に停留した状態、(c)は開閉部材が上昇して遊技球を第1下流開口へ流下させる状態である。 第2実施形態におけるステージ部の説明図であり、(a)は断面図、(b)はソレノイドを駆動しない常態の説明図、(b)はソレノイドを駆動した状態の説明図である。
符号の説明
1 遊技盤
4 遊技領域
5 包囲枠体
7 始動入賞口
18 装飾枠部
19 枠体基部
23 装飾ベース
32 ステージ部
35 球導入路
35a 入口
35b 出口
38 基部ケース
40 演出ユニット
41 ユニット開口
46 第1ステージ
47 第2ステージ
48 起立壁
50 第1放出部
54 第2放出部
56 入賞誘導部
57 第1誘導部
58 起立誘導部
59 第2誘導部
60 誘導溝部
63 球案内部
64 案内部本体
65 案内支持部
71 ユニットベース
72 演出部材
79 球進入規制領域
80 装飾部材
82 カバー部材
86 第1演出構成部材
87 第2演出構成部材
88 第3演出構成部材
89 第4演出構成部材
91 第1スライド溝
101 第2スライド溝
121 球排出流路
121a 上流開口
122 開閉部材
123 第1排出路
123a 第1下流開口
124 第2排出路
124a 第2下流開口
126 球当接面
130 ソレノイド
131 接続部材
132 付勢部材

Claims (2)

  1. 遊技領域が区画形成された遊技盤と、遊技領域に配置された包囲枠体と、該包囲枠体の下方に配置された入賞部と、を備えた遊技機において、
    前記包囲枠体は、遊技中に遊技球が進入可能な球進入可能領域と、該球進入可能領域とは別個に区画形成された球進入規制領域と、遊技球を遊技盤の裏面側へ排出する球排出流路と、を備え、
    前記球排出流路の上流開口を球進入規制領域へ連通させるとともに、該球進入規制領域には、遊技の進行に伴って演出動作を実行可能な演出部材を臨ませ、
    前記演出部材には、球排出流路の上流開口を開閉可能な開閉部材を接続し、
    前記演出部材が演出動作を停止して演出停止状態になると、開閉部材が球排出流路の上流開口を閉成し、
    前記演出部材が演出動作を実行して演出動作状態になると、開閉部材が球排出流路の上流開口を開放して、球進入規制領域へ進入した遊技球を球排出流路へ排出するように構成し、
    前記球進入可能領域には、上面に遊技球を転動可能なステージ部と、遊技領域を流下する遊技球をステージ部上へ導入する球導入路と、を備え、
    前記ステージ部は、側方に球導入路の出口を臨ませた横長な第1ステージと、該第1ステージの前方且つ第1ステージよりも低い位置に配置され、遊技球が当該ステージ部の左右方向に転動可能となる横長な第2ステージと、第1ステージの前端部と第2ステージの後端部とを接続する起立壁と、当該ステージ部上を転動する遊技球を入賞部の直上へ誘導可能な入賞誘導部と、第1ステージを転動する遊技球を第2ステージへ案内することが可能な球放出部と、を備え、
    該入賞誘導部は、第1ステージの一部を下方へ窪ませて形成され、底面が第1ステージの前端へ向けて下り傾斜した第1誘導部と、起立壁の一部を後方へ窪ませて形成された起立誘導部と、第2ステージの一部を下方へ窪ませて形成され、底面が第2ステージの前端のうち入賞部の直上に位置する箇所へ向けて下り傾斜した第2誘導部と、該第2誘導部の左右両側縁部から上方に向けてそれぞれ突設され、上端が第2ステージの上面よりも高く設定された突起部と、を備え、第1誘導部の下流端を起立誘導部の上流端へ連通するとともに、第2誘導部の上流端を起立誘導部の下流端へ連通し、
    前記第1誘導部と起立誘導部との連通箇所の周辺には、遊技球が第1誘導部側から衝突可能な球案内部を設け、第1誘導部を流下してきた遊技球を球案内部へ衝突させて起立誘導部側へ案内するように構成され、
    前記球案内部は、第1誘導部と起立誘導部との連通箇所の前方に配置された案内部本体と、起立壁のうち起立誘導部の側方から延設され、案内部本体を支持する案内支持部と、を備えて構成され、
    前記球案内部と突起部の上端との離間距離を遊技球の直径よりも広く設定して、前記第2ステージを転動する遊技球が第2誘導部へ進入することを許容したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記球案内部の案内支持部を起立誘導部へ遊嵌し、案内支持部の後端にはスライド駆動源を接続し、該スライド駆動源により案内支持部をスライド駆動して案内部本体と起立誘導部との離間距離を遊技球が通過可能な範囲で変更可能としたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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