JP4792407B2 - 耳覆い装置 - Google Patents

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本発明は、耳覆い装置に関しており、さらに詳しくは、耳当てカップとヘッドバンドの結合手段に特徴がある耳覆い装置に関するものである。
耳覆い装置において、耳当てカップとヘッドバンドとを回動自在に結合することで、コンパクトに折り畳むことができ、搬送、保管等が容易となる結合手段が特許文献1,2に記載されている。
実開昭58−182594号公報 特開平10−79994号公報
特許文献1に記載の手段は、ヘッドバンドとなる弧状ばね体3の自由端に連結片4を回動自在に取付け、該連結片4を耳当てカップとなる耳当て本体5に蝶番機構6によって蝶着したものであり、連結片4を弧状ばね体3に対して直角方向に回動して弧状ばね体3と耳当て本体5とを平行に配することにより、公報の第2図に示すように、耳覆い装置をコンパクトに折り畳むことができるものである。
しかし、特許文献1に記載された上記手段は、弧状ばね体3と連結片4が回動自在ではあるが、回動した姿勢を保持する固定構造を有していないので、弧状ばね体3と連結片4を一線上に向けて耳覆いを使用した場合、装着中に連結部分がぐら付いたりするといった問題があった。
また、特許文献2に記載の手段は、公報の図29,30に示すものであり、ヘッドバンド234と耳カップフレーム212の取付けフランジ220が枢軸となる取付けヘッド250によって回動自在に軸着されており、ヘッドバンド234と取付けフランジ220の重合部分において、ヘッドバンド234に1本の隆起部258が設けられ、取付けフランジ220に平行する2本の隆起部254が設けられている。そして、当該結合手段は、公報の図30に示すように、ヘッドバンド234と耳カップフレーム212を平行方向にした場合、ヘッドバンド234の隆起部258が取付けフランジ220の隆起部254の間に係合して両者を一線上に固定することができるものである。
特許文献2に記載された上記手段は、ヘッドバンド234と取付けフランジ220を係合して両者を一線上に固定することができる点で特許文献1より優れているが、ヘッドバンド234の隆起部258が、ヘッドバンド234の自由端に設けられているので、当該ヘッドバンド234とカップフレーム212の取付けフランジ220との隙間が常に一定に維持されていないと両者の係合状態を確保できないといった問題がある。なぜなら、両者を係合する隆起部258,254は、各部材から僅かに隆起した文字通り隆起部に過ぎないものであるから、耳覆い使用中に両者の隙間が広がってしまうと係合不可となり、これでは、固定手段を備えていない特許文献1と同じ結果となってしまうことになる。
本発明が解決しようとする課題は、耳覆い装置の使用中は常に耳当てカップとヘッドバンドの係合状態を確保できるようにした結合手段を具備する耳覆い装置を提供することである。
解決手段の第1は、耳覆い装置が耳あてカップとヘッドバンドを結合手段によって結合したものであって、上記耳あてカップは、カップ部材と該カップ部材に設けたバンド連結部材とから形成され、上記バンド連結部材は、上記カップ部材から延びて先端が下向きに折り曲げたものであり、上記ヘッドバンドは、湾曲した外側バンド部材及び内側バンド部材が一対で設けられ、各バンド部材の基端部に環状体を設け、該各環状体に上記バンド部材を先端から摺動自在に挿入したものであり、上記結合手段は、上記バンド連結部材に設けた枢軸と上記各バンド部材に設けた当該枢軸を通すための透孔からなり、上記枢軸が軸主体に軸方向に沿う一対の係合突条を有するとともに該軸主体の頂部に半球頭部を設けたものであり、上記透孔が円周上に複数のスリットを設けたものであり、上記係合突条の外径寸法が上記半球頭部の外径よりも若干小径に形成され、上記透孔の直径が上記枢軸の上記半球頭部の外径よりも若干小径に形成され、上記外側及び内側バンド部材を相手方の上記環状体に挿入して上記ヘッドバンドを組立て、上記バンド連結部材の上記枢軸を上記各バンド部材の上記透孔に圧入して当該枢軸の上記係合突条を上記透孔の上記スリットに係合して両者を結合し、組立てられた耳あてカップとヘッドバンド部材を外被保温布によって被覆したことを特徴とするものである。
解決手段の第2は、解決手段の第1において、耳あてカップとヘッドバンドの第1の結合手段が、枢軸の軸主体が軸方向に沿い、180度の位相角度で係合突条を設けたものであり、バンド部材の透孔が、円周部に90度の位相角度でスリットを設けたものであることを特徴とするものである。
解決手段の第3は、解決手段の第1において、耳あてカップとヘッドバンドの第2の結合手段が、枢軸の軸主体が軸方向に沿うものであって、対角線上に形成した2条の係合突条と、該対角線の間で90度の位相角度で形成した1条の係合突条を設けたものであり、バンド部材の透孔が、円周部に90度の位相角度でスリットを設けたものであることを特徴とするものである。
解決手段の第4は、解決手段の第2又は3において、結合手段のスリットが、バンド部材の長手方向に平行する方向の第1のスリットと、バンド部材の長手方向に直交する方向の第2のスリットとからなり、第2のスリットの深さが、第1のスリットの深さよりも浅く形成されていることを特徴とするものである。
請求項1は、耳あてカップとヘッドバンドの結合手段が、耳あてカップのバンド連結部材に設けた枢軸とヘッドバンドの各バンド部材に設けた当該枢軸を通すための透孔からなり、上記枢軸が軸主体に軸方向に沿う一対の係合突条を有すると共に該軸主体の頂部に半球頭部を設けたものであり、上記透孔が円周上に複数のスリットを設けたものであって、上記係合突条の外径寸法が上記半球頭部の外径よりも若干小径に形成され、上記透孔の直径が上記枢軸の上記半球頭部の外径よりも若干小径に形成されたものであるから、上記バンド連結部材の上記枢軸を上記各バンド部材の上記透孔に圧入して当該枢軸の上記係合突条を上記透孔の上記スリットに係合すると、係合突条は通常の力ではスリットから脱出しない程度に結合されるので、耳カップとヘッドバンドが使用中にがたつくことがなく安定した結合状態を維持できるものである。ただし、耳カップとヘッドバンドは、強い力で回動することで両者の結合が解除できるので、耳覆いの使用ないし折り畳みは従来同様に行うことができるものである。
請求項2は、枢軸の軸主体が、軸方向に沿い180度の位相角度で設けられたものであるから、耳カップ使用中は当該耳カップとヘッドバンドが一直線状に配置されるものであり、また、透孔のスリットが90度の位相角度で設けられているから、枢軸を圧入する時に当該透孔の口径が広がり挿入し易くなるものである。
請求項3は、枢軸の軸主体が、対角線上に形成した2条の係合突条と、該対角線の間で90度の位相角度で形成した1条の係合突条を設けたものであるから、耳覆い装置の使用時及び折畳み時のいずれの場合も3条の係合突条がスリットに係合し、使用時及び折畳み時の姿勢を確実に維持することができるものである。
請求項4は、スリットの深さを、バンド部材の長手方向に平行する第1のスリットよりも、バンド部材の長手方向に直交する第2のスリットを浅く形成したものであり、スリットの深さが浅い方が強い係合力を発揮するので、耳覆い装置の使用時に係合突条が第2のスリットに係合するように配置することで、使用中に耳カップ部分がふらついたりすることが防止できるものである。
図1から図4は耳覆い装置の構造を示すものであって、図1は外皮保温布の一部を除去した耳覆い装置の全体を示す斜視図、図2はヘッドバンドと耳カップを結合した状態を示し、aは両者の結合前を示す斜視図、bは両者の結合後を示す斜視図、図3は耳あてカップであって、aは全体の斜視図、bは縦断面図、図4はヘッドバンドであり、aは外側及び内側バンド部材を組立てた状態を示す斜視図、bは外側バンド部材の斜視図、cは内側バンド部材の斜視図である。
これらの図において、耳覆い装置1は、耳あてカップ10とヘッドバンド20とからなり、両者は結合手段30により回動自在に結合されると共に、部材全体が外皮保温布40によって被覆されているものである。
上記耳あてカップ10は、耳部を覆うカップ部材11と該カップ部材11から延びて先端を下向きに折り曲げたバンド連結部材12とから形成されている。
また、上記カップ部材11は、断面形状が椀形状を呈しており、バンド連結部材12を手前にした平面視でY字形状に形成されており、Y字形状の上方部分に上方抜き孔13及び該上方抜き孔13に隣接して三角抜き孔14が形成されているものである。なお、カップ部材11の裾部には、バンド連結部材12及びその対向する部分を除く周縁部分に断面円形の縁取り杆15が設けられている。
特に図3bを参照して、上記バンド連結部材12はカップ部材11から延びており、先端が縁取り杆15を越えた位置まで下向きに向っている。
上記ヘッドバンド20は、湾曲した外側バンド部材21aと内側バンド部材21bが一対で形成されており、各部材の基端部となる外側バンド部材21aでは平面視左側端、内側バンド部材21bでは平面視右側端に、いずれも環状体22a,22bを設けたものであって、外側バンド部材21aの湾曲内側に内側バンド部材21bを重合し、図4aに示すように、それぞれの部材を先端から相手方の環状体22a,22b内に摺動自在に挿入したものである。
また、記環状体22a,22bには、バンドの長手方向に対して平行する方向に切欠き溝23a,23bが形成されており、外側及び内側バンド部材21a,21bの挿入作業を容易にしている。外側及び内側バンド部材21a,21bの先端に補強リブ37が形成されていて肉厚になっているが、各バンド部材21a,21bの環状体22a,22bへの挿入作業時に、切欠き溝23a,23bが広がり実質的に口径が大になって挿入作業が容易になる。
次に、耳あてカップとヘッドバンドを結合する結合手段について説明する。図5から図7は耳あてカップとヘッドバンドの第1の結合手段であって、図5aはバンド連結部材の先端部を示しており、アは側面図、イは平面図、図5bはヘッドバンドの先端部を示しており、アは断面図、イは平面図、図6aは耳あてカップとヘッドバンドの結合前を示す断面図、図6bは両者の結合後を示す断面図、図7aは耳あてカップとヘッドバンドを直線方向に配した状態を示す平面図、図7bは両者を直角方向に配した状態を示す平面図である。
これらの図において、耳あてカップ10とヘッドバンド20の第1の結合手段30は、耳あてカップ10のバンド連結部材12に設けた枢軸31と、バンド部材21a(21b)の先端部に設けた上記枢軸31を通すための透孔35である。
上記バンド連結部材12に設けた枢軸31は、軸主体32と該軸主体32の頂部に形成した半球頭部33からなり(図5aア,イ)、また、軸主体32には、バンド連結部材12の長手方向に平行する方向に突出し、かつ、軸方向に沿い180度の位相角度で設けた係合突条34が形成されているものである(図5aウ)。なお、上記係合突条34は、軸主体32を含めた外径寸法が上記半球頭部33の外径よりも若干小径に形成されている。
上記枢軸31がバンド連結部材12に設けられていることは上記のとおりであるが、バンド連結部材12は、カップ部材11から延びて直角方向に折り曲がり縁取り杆15の下方にまで至っているので、当該枢軸31は上記縁取り杆15の線と平行方向に向いて設けられている。
一方、上記バンド部材21a(21b)に設けた透孔35の直径は、上記枢軸31の半球頭部33の外径よりも若干小径に形成されており、また、該透孔35の円周上には複数のスリット36が設けられている。具体的には、該スリット36は、90度の位相角度で設けられている(図5bア,イ)。この他、バンド部材21a(21b)には、当該バンド部材21a(21b)の捩じれを防止するための補強リブ37が上記透孔35を挟んだ位置に形成されている。
実施形態において、本発明の耳あてカップ10及びヘッドバンド20は、いずれもプラスチック製であり、全体の大きさ及び各部材の厚みは従来製品と略同じ寸法であるが、因みに、耳あてカップ10は厚さ1.5mm、バンド部材21a(21b)は厚さ2.5mm、補強リブ37は高さ0.5mmである。
また、枢軸31は、軸主体32部分の直径が4.5mm、係合突起34を含めた外径が5.6mm、半球頭部33までの高さ2.6mmであり、半球頭部33は最大直径6mmである。また、透孔35は直径5.4mm、スリット36は最大長さが9mm(透孔からの深さ1.8mm)、溝幅が1mmである。
本発明は上記の構成であり、まず、外側バンド部材21aの湾曲内面に内側バンド部材21bを重合し、各部材の先端部を相手方の環状体22a,22b内に摺動自在に挿入してヘッドバンド20を組立てる(図4a)。次いで、外側及び内側バンド部材21a,21bの透孔35に耳あてカップ10の枢軸31を装着する(図2b)。上記したように、枢軸31の半球頭部33の直径は、透孔35の内径よりも若干小径に形成されているが、透孔35には円周上に複数のスリット36が設けられているから、強い力で枢軸31を押込むと透孔35が開いて挿入可能となる。ただし、いったん挿入された枢軸31は、再び強い力で引き離さない限り脱出不可となる(図6b)。
耳あてカップ10とヘッドバンド20が上記のように組立てられた後、組立構造体に外皮保温布40を被覆して耳覆い装置を形成する。
透孔35内に挿入された枢軸31は、いずれの係合突条34もスリット36に係合しているので、結合部分がふら付いたりせずに、耳あてカップ10とバンド部材21a(21b)が安定した状態で固定されるようになっている。すなわち、図7aに示す場合は、バンド連結部材12とバンド部材21a(21b)が平行方向に組立てられていて耳覆い装置1の使用時の形態であり、図7bに示す場合は、両者が直交する方向に組立てられていて耳覆い装置1は不使用時の形態となる。
耳覆い装置1は、外皮保温布40によって被覆されているから、耳あてカップ10とバンド部材21a(21b)が固定されたか否かは目視で判断できないが、耳覆い装置1の使用時及び不使用時のどちらの場合でも、係合突条34がスリット36に係合しているので、外皮保温布40と共に耳あてカップ10に相当する部分を回動すると、係合突条34がスリット36から脱出して回動し、図7aから図7bの位置まで回動すると、再び次のスリット(36)に係合したことが目視されずに確認できる。
図8は耳あてカップとヘッドバンドの第2の結合手段を示している。図8aはバンド連結部材先端部を示しており、アは側面図、イは平面図、ウは枢軸の断面図、図8bはヘッ
バンドを直線方向に配した状態を示す平面図、図9bは両者を直角方向に配した状態を示す平面図、図9cは枢軸の結合状態を示す拡大断面図である。なお、図8,9に付した符号は、第1の結合手段の符号に「100」を付加したものである。
図8に示す第2の結合手段は、バンド連結部材112に設けた軸主体132に形成した係合突条134が、軸方向に沿うものであって、対角線上に設けた2条の他に、対角線の間で90度の位相角度で設けた1条を加え全部で3条からなり、断面形状がローマ字のT字型を呈している。なお、バンド部材121a(121b)に設けた透孔135の周縁に形成する第1及び第2のスリット136a,136bは、対角線上に形成されたもの同士が、例えば、バンド部材の長手方向に平行する方向の第1のスリット136aは、第1の結合手段と同じ深さに形成されているが、バンド部材の長手方向に直交する方向の第2のスリット136bは、上記の第1のスリット136aよりも浅く形成されている。
第2の結合手段は、軸主体132に形成した係合突条134が断面T字状であって、常時いずれかのスリット136a,136bに係合しているから、第1の結合手段に比べて耳あてカップとヘッドバンドの結合が確実になされるものとなる。すなわち、スリットは深さが浅い方が強い係合力を発揮するものであるところ、第2の結合手段は、耳覆い装置の使用時に第2のスリット136bの双方に係合突条134が係合するように配置されているから、耳覆い使用中に耳カップ部分がふらついたりすることが防止できる。
本発明の結合手段は、枢軸に形成した係合突条を透孔の内周面に設けたスリットに係合させることで耳あてカップとヘッドバンドを安定よく固定するものであって、枢軸の頂部に形成した半球頭部が透孔を形成したバンド部材から突出させているので、耳覆い装置の使用中に両者の係合状態が緩むことがなく、安定した結合状態が維持できるものである。
外皮保温布の一部を除去した耳覆い装置の全体を示す斜視図。 ヘッドバンドと耳カップを結合した状態を示しており、aは両者の結合前を示す斜視図、bは両者の結合後を示す斜視図。 耳あてカップを示しており、aは全体の斜視図、bは縦断面図。 ヘッドバンドを示しており、aは外側及び内側バンド部材を組立てた状態を示す斜視図、bは外側バンド部材の斜視図、cは内側バンド部材の斜視図。 耳あてカップとヘッドバンドの第1の結合部材であり、aはバンド連結部材の先端部を示しており、アは側面図、イは平面図、bはヘッドバンドの先端部を示しており、アは断面図、イは平面図。 耳あてカップとヘッドバンドを結合した状態を示すものであって、aは結合前を示す断面図、bは結合後を示す断面図。 耳あてカップとヘッドバンドの結合部を示しており、aは両者を直線方向に配した状態を示す平面図、bは両者を直角方向に配した状態を示す平面図、cは枢軸の結合状態を示す拡大断面図。 耳あてカップとヘッドバンドの第2の結合手段であって、aはバンド連結部材の先端部を示しており、アは側面図、イは平面図、ウは枢軸の断面図、bはヘッドバンドの先端部を示しており、アは断面図、イは平面図。 耳あてカップとヘッドバンドの結合部を示しており、aは両者を直線方向に配した状態を示す平面図、bは両者を直角方向に配した状態を示す平面図、cは枢軸の結合状態を示す拡大断面図。
符号の説明
1 耳覆い装置
10 耳あてカップ
11 カップ部材
12 バンド連結部材
13 上方抜き穴
14 三角抜き穴
15 縁取り杆
20 ヘッドバンド
21 バンド部材
22 環状体
23 切欠き溝
30 結合手段
31 枢軸
32 軸主体
33 半球頭部
34 係合突条
35 透孔
36 スリット
37 補強リブ
40 外皮保温布

Claims (4)

  1. 耳覆い装置が耳あてカップ(10)とヘッドバンド(20)を結合手段(30)によって結合したものであって、上記耳あてカップは、カップ部材(11)と該カップ部材に設けたバンド連結部材(12)とから形成され、上記バンド連結部材は、上記カップ部材から延びて先端が下向きに折り曲げたものであり、上記ヘッドバンドは、湾曲した外側バンド部材(21a)及び内側バンド部材(21b)が一対で設けられ、各バンド部材の基端部に環状体(22a,22b)を設け、該各環状体に上記バンド部材を先端から摺動自在に挿入したものであり、上記結合手段は、上記バンド連結部材に設けた枢軸(31)と上記各バンド部材に設けた当該枢軸を通すための透孔(35)からなり、上記枢軸が軸主体(32)に軸方向に沿う一対の係合突条(34)を有すると共に該軸主体の頂部に半球頭部(33)を設けたものであり、上記透孔が円周上に複数のスリット(36)を設けたものであり、上記係合突条の外径寸法が上記半球頭部の外径よりも若干小径に形成され、上記透孔の直径が上記枢軸の上記半球頭部の外径よりも若干小径に形成され、上記外側及び内側バンド部材を相手方の上記環状体に挿入して上記ヘッドバンドを組立て、上記バンド連結部材の上記枢軸を上記各バンド部材の上記透孔に圧入して当該枢軸の上記係合突条を上記透孔の上記スリットに係合して両者を結合し、組立てられた耳あてカップとヘッドバンド部材を外被保温布(40)によって被覆したことを特徴とする耳覆い装置。
  2. 耳あてカップとヘッドバンドの第1の結合手段は、枢軸の軸主体(32)が、軸方向に沿い180度の位相角度で係合突条(34)を設けたものであり、バンド部材の透孔(35)が、円周部に90度の位相角度でスリット(36)を設けたものであることを特徴とする請求項1に記載の耳覆い装置。
  3. 耳あてカップとヘッドバンドの第2の結合手段は、枢軸の軸主体(132)が、軸方向に沿うものであって、対角線上に形成した2条の係合突条(134)と、該対角線の間で90度の位相角度で形成した1条の係合突条(134)を設けたものであり、バンド部材の透孔(135)が、円周部に90度の位相角度でスリット(136)を設けたものであることを特徴とする請求項1に記載の耳覆い装置。
  4. 結合手段のスリットは、バンド部材の長手方向に平行する方向の第1のスリット(136a)と、バンド部材の長手方向に直交する方向の第2のスリット(136b)とからなり、上記第2のスリットの深さが、上記第1のスリットの深さよりも浅く形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の耳覆い装置。
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