JP2020500612A - ダブルエッジ両刃カミソリ - Google Patents
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Abstract
本発明は、2つの同じ両刃ブレードを利用する両刃カミソリに関するものであって、ハンドル、前記ハンドルの一端と結合されるフレーム、前記フレームの上部に配置されるスペーサー、前記スペーサーの上部に装着されるトップキャップ、前記フレームと前記スペーサーとの間に結合される第1ブレード、および前記スペーサーおよび前記トップキャップの間に結合される第2ブレードを含み、前記第1および第2ブレードは両刃タイプブレードであり、前記第1ブレードは前記フレームおよび前記スペーサーによって支持されて両カッティングエッジの間が上に膨らんで湾曲した第1プロファイルを有し、前記第2ブレードは前記スペーサーおよび前記トップキャップによって支持されて上に膨らんで湾曲した中央領域および前記中央領域と両カッティングエッジの間に下に窪んで湾曲した一対の領域を含む第2プロファイルを有するカミソリである。
Description
本発明はカミソリに関するものであって、より詳細には両刃タイプブレードを使用するカミソリに関するものである。
一般的な両刃カミソリは、カミソリとそれに挿入して固定することによって使用される両刃タイプブレードで構成される。この時、両刃タイプブレードは取り替えが可能であるため、カミソリを取り替えることなく両刃タイプブレードの周期的な取り替えだけでカミソリを半永久的に使用することができる。
カミソリは、取っ手、取っ手に連結されるフレーム、フレームに装着される両刃タイプブレード、両刃タイプブレードの上に載せられて両刃タイプブレードをフレームに固定させるトップキャップで構成される。フレームとトップキャップは、その間に位置した両刃タイプブレードを固定させると共に両刃タイプブレードの刃部位がカミソリの外部に微細な一部のみが露出するようにする。一部のみ露出した刃部位は体毛を切削する。
一般的に両刃カミソリは両刃タイプブレードを一つ利用するが、髭そり能力を向上させるために多重刃を使用する両刃カミソリも開発された。ただし、両刃カミソリが、側面から見た時に中心部が隆起した形態を有するため、両刃タイプブレードが入る下部と上部に大きさが異なる別個の両刃タイプブレードを使用するか両刃タイプブレード一つを下部に、片刃2つを上部に入れなければならない場合が発生した。
また、同じ両刃タイプブレードを使用する場合でも、上部と下部で突出した刃部位が向かう方向が違ったり、突出量が違ったり、上部と下部の両刃タイプブレードのエッジ部が平行でないなどの問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、同じ両刃タイプブレードを2つ装着することができるため他の別個のカミソリ刃を装着する必要がなく、使用者にとってカミソリ刃の維持保守およびカミソリ刃の取り替えが容易であり、各ブレードのエッジ部の突出量および角度が一定であるため切削力と密着感が増進したカミソリを提供することである。
本発明の課題は以上で言及した課題に制限されず、言及されていないさらに他の課題は下記の記載から当業者に明確に理解されるはずである。
前記課題を解決するための本発明の実施例に係るカミソリは、ハンドル、前記ハンドルの一端と結合されるフレーム、前記フレームの上部に配置されるスペーサー、前記スペーサーの上部に装着されるトップキャップ、前記フレームと前記スペーサーとの間に固定結合される第1ブレード、および前記スペーサーおよび前記トップキャップの間に固定結合される第2ブレードを含み、前記第1ブレードは前記カミソリに結合固定された後、前記フレームの上部面および前記スペーサーの下部面に少なくとも一部が支持されて両終端のカッティングエッジの間が上に膨らんで湾曲した第1プロファイルを有し、前記第2ブレードは前記カミソリに結合固定された後、前記スペーサーの上部面および前記トップキャップの下部面に少なくとも一部が支持されて上に膨らんで湾曲した中央領域および前記中央領域と両終端のカッティングエッジの間に下に窪んで湾曲した一対の領域を含む第2プロファイルを有する。
前記第1ブレードのカッティングエッジの接線がなす角度は、前記第2ブレードの変曲点での接線がなす角度より大きくてもよく、前記第2プロファイルの前記中央領域の曲率半径は前記第2プロファイルの前記一対の領域の曲率半径よりも小さく形成されてもよい。
前記フレームおよび前記スペーサーは前記第1プロファイルの両端の少なくとも一部で前記第1ブレードを支持するように構成され得、前記スペーサーは前記第2ブレードの前記中央領域の少なくとも一部を支持し、前記トップキャップは前記第2ブレードの前記一対の領域の少なくとも一部を支持するように構成され得、前記スペーサーと前記トップキャップは前記第2ブレードの両端の少なくとも一部を支持するように構成され得る。前記ハンドルには前記フレームと結合される一端に第1結合締結部が配置され、前記トップキャップの下面には下方に突出した第2結合締結部が配置され、前記第1結合締結部と前記第2結合締結部が締結されることによって、前記トップキャップが前記ハンドルと結合され得、前記第1結合締結部はスクリュー結合部であってもよく、前記第2結合締結部はスクリューであってもよい。
前記スペーサーおよび前記フレームには前記第2結合締結部が挿入されるホールが形成され、前記第2結合締結部は前記ホールを通過して前記第1結合締結部と締結され得る。
前記フレームの一端に配置される第3結合締結部と前記スペーサーの一端に配置される第4結合締結部とが締結され、前記フレームの他端に配置される第5結合締結部と前記スペーサーの他端に配置される第6結合締結部とが締結されることによって前記スペーサーが前記フレームに結合され得る。
前記第3結合締結部と前記第4結合締結部とはヒンジ結合され、前記第5結合締結部はスナップフィットであり、前記第6結合締結部はスナップフィット結合部であり得る。
前記第3結合締結部と前記第4結合締結部とが回動可能な一体のフィルムヒンジで形成されることによって、前記フレームと前記スペーサーとは一体に形成され得る。
前記第1ブレードおよび前記第2ブレードは中央に少なくとも一つの貫通ホールを具備し、前記フレームの上面には前記第1ブレードの貫通ホールを通過するように上方に突出したボスが形成され、前記スペーサーの上面には前記第2ブレードの貫通ホールを通過するように上方に突出したボスが形成され得る。
前記第1ブレード、前記第2ブレードおよび前記スペーサーは中央に少なくとも一つの貫通ホールを具備し、前記フレームの上面には前記第1ブレードの貫通ホール、前記第2ブレードの貫通ホールおよび前記スペーサーの貫通ホールを通過するように上方に突出したボスが形成され得る。
前記フレームは、両端に少なくとも一部が長さ方向に形成されて貫通する貫通ホールが形成され、前記第1ブレードのカッティングエッジおよび前記第2ブレードのカッティングエッジは、前記貫通ホールが形成された領域に位置し得る。
前記第1ブレードおよび前記第2ブレードは同じサイズの両刃タイプブレードであり得る。
前記第1ブレードおよび前記第2ブレードは、両終端にカッティングエッジが対向するように備えられ、前記カミソリに結合固定される前には扁平な形態を有する両刃タイプブレードであり得る。
実施例に係るカミソリは、ハンドル、および前記ハンドルの一端に結合されて複数のカミソリ刃が装着されるカミソリヘッド部を含み、前記複数のカミソリ刃は両終端にカッティングエッジが対向するように備えられる両刃タイプカミソリ刃であり、前記カミソリヘッド部に装着される前には扁平な形態を有し、前記カミソリヘッド部に装着された後には中央領域が互いに異なる曲率を有するように、膨らんで湾曲したことを特徴とすることができる。
前記複数のカミソリ刃は、上部に位置したカミソリ刃の中央領域の曲率半径が下部に位置したカミソリ刃の中央領域の曲率半径よりも小さいことを特徴とするカミソリである。
その他の実施例の具体的な事項は詳細な説明および図面に含まれている。
本発明の実施例によると、少なくとも次のような効果がある。
同じ両刃タイプブレードを2つ使用する両刃カミソリを提供することによって、仕様の異なる別個のカミソリ刃を装着する必要がなく、使用者にとってカミソリ刃の維持保守およびカミソリ刃の取り替えが容易である。
同じ両刃タイプブレードを採択しつつも簡単な構造で最適の突出量と切削角度を設定することによって、使用者に向上した密着感および安全な髭そりを提供する。
本発明による効果は、以上で例示された内容によって制限されず、さらに多様な効果が本明細書内に含まれている。言及されていないさらに他の効果は請求範囲の記載から当業者に明確に理解されるはずである。
本発明の利点および特徴、そして、それらを達成する方法は添付図面と共に詳細に後述されている実施例を参照すると明確となるはずである。しかし、本発明は以下で開示される実施例に限定されず、互いに異なる多様な形態で具現され得、ただし、本実施例は本発明の開示を完全にし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇によって定義されるのみである。明細書全体に亘って同じ参照符号は同じ構成要素を指し示す。
特に他の定義がなければ、本明細書で使用されるすべての用語(技術および科学的な用語を含む)は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に共通して理解され得る意味で使用され得る。また、一般的に使用される辞書に定義されている用語は、明白に特に定義されていない限り、理想的にまたは過度に解釈されない。
本明細書で使用された用語は実施例を説明するためのものであって、本発明を制限しようとするものではない。本明細書において、単数型は特に言及しない限り複数型も含む。明細書で使用される「含む(comprises)」および/または「含む(comprising)」は、言及された構成要素の他に一つ以上の他の構成要素の存在または追加を排除しない。
また、本明細書で記述する実施例は、本発明の理想的な例示図である断面図および/または概略図を参照して説明されるであろう。したがって、製造技術および/または許容誤差などによって例示図の形態が変形され得る。また、本発明に図示された各図面において、各構成要素は説明の便宜を考慮して多少拡大または縮小されて図示されたものであり得る。明細書全体に亘って同じ参照符号は同じ構成要素を指し示し、「および/または」は言及されたアイテムのそれぞれおよび一つ以上のすべての組み合わせを含む。
空間的に相対的な用語は、図面に図示されている方向に加えて使用時または動作時の構成要素の互いに異なる方向を含む用語として理解されるべきである。構成要素は他の方向にも配向され得、これに伴い、空間的に相対的な用語は配向により解釈され得る。
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施例の構成を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施例に係るカミソリを図示した斜視図である。
図1を参照すると、一般的な両刃カミソリの形状と類似に長く形成されたハンドル10上に、髭そりが行われるカミソリ1の本体となるカミソリヘッド部11が形成されていることが分かる。ヘッド部11は、ハンドル10の一端に結合されて複数のカミソリ刃が装着される。カミソリ1の材質は一般にプラスチックで製作されるが、場合によりメタルまたはその他に部分的にプラスチックやメタルが混合された他の材料で製作されてもよい。
図2は、本発明の第1実施例に係るカミソリの構成要素を羅列した分解図である。
図2を参照すると、本発明の第1実施例に係るカミソリ1のハンドル10の長さ方向に沿ってカミソリ1の構成要素を分解可能であることを確認することができる。以下、カミソリ1のハンドル10の長さ方向をz軸とし、z軸の正方向を上方とする。また、z軸に直交しカミソリ1のガードバー24の長さ方向に延びた軸をx軸とし、x軸とz軸のいずれにも直交する軸をy軸とする。
カミソリ1の最下部にはハンドル10が配置され、ハンドル10には後述するトップキャップ40およびフレーム20が結合される第1結合締結部101が一端に配置される。ハンドル10は、上下方向に長く構成されて使用者が容易にカミソリ1を手に取って利用できるようにする構成要素である。ハンドル10には、図1に図示されたように、長さ方向に沿って一定に配列された、長さ方向に垂直な方向に延びた凹凸が複数形成されて摩擦力を増加させることによって、使用者がハンドル10を把持してカミソリ1を使用する際に、より良いグリップ感を提供することができる。
カミソリ1の本体となるカミソリヘッド部11は、ハンドル10と連結されカミソリ刃を載せることができるように構成されるフレーム20、フレーム20の上端に装着されてフレーム20との間でカミソリ刃を支持するスペーサー30、スペーサー30の上端に装着されてスペーサー30との間でカミソリ刃を支持し、ハンドル10と結合されてカミソリ1の全体の結合構造を維持させるトップキャップ40を含む。
第1結合締結部101が配置されるハンドル10の一端には、本発明の第1実施例に係るカミソリ1のフレーム20が結合される。フレーム20は、本発明の第1実施例に係るカミソリ1の本体部分の基本となる構成要素である。
フレーム20は、ハンドル10の長さ方向に垂直な方向に延びるように形成されて、後述するように、カミソリ刃を載せて使用できるように構成される。
フレーム20の下面には、ハンドル10の一端が連結され得るハンドル連結部25が形成され得る。ハンドル連結部25は、ハンドル10の長さ方向と連結され得るように、ハンドル10に向かって突出した形態で形成され、したがって、ハンドル10とフレーム20とが結合する時にハンドル10の一端の少なくとも一部を、ハンドル連結部25の内部に収容できるように構成され得る。この場合、第1結合締結部101の外壁部がハンドル連結部25と結合することによって、ハンドル10とフレーム20とを連結させることができる。このようなハンドル10の少なくとも一部を包み込むハンドル連結部25の形態によって、そうでない場合よりもハンドル10とフレーム20とがさらに強く結合され得る。また、使用者が髭そりのためにハンドル10を操作する際にカミソリカートリッジ11が最初に固定した位置から外れることを防止することができる。
ハンドル連結部25の内部は、ハンドル10の一端が結合されてよりよく固定され得るように、ハンドル10の一端とスナップフィット方式で結合され得る。ハンドル連結部25とハンドル10の一端の形状はこれに限定されず、互いに対応するように形成されてハンドル10とフレーム20との結合をより強くする形状であれば他の形状であってもよい。
フレーム20の上面には両刃カミソリ刃である第1ブレード50が装着される。第1ブレード50に使用される両刃タイプブレードは、本発明の第1実施例に係るカミソリ1の構成要素によって結合固定されて支持される前には扁平な形態を有し、両終端にカッティングエッジが対向するように備えられる一般的な両刃タイプブレードを使用してもよく、場合によっては中央の部分が膨らんだ形態を有する両刃タイプブレードを使用してもよい。両刃タイプブレードがカミソリ1のヘッド部11に装着される前には扁平な形態を有していても、装着された後には中央の部分が膨らんだ形態で湾曲して装着される。
フレーム20の上面に第1ブレード50が装着されるが、第1ブレード50はフレームの上面21のすべての位置でフレーム20と接触しなければならないものではない。したがって、第1ブレード50の少なくとも一部がフレームの上面21によって支持されればよく、好ましくは第1ブレード50の両端の少なくとも一部でフレームの上面21が第1ブレード50を支持して、第1プロファイル31についての説明で後述する、第1ブレード50の曲率を作ることができればよい。
したがって、フレームの上面21は、xy平面に対して平行するように形成されてもよいが、上方に膨らんで形成されてより広い地点で第1ブレード50を支持できるように構成されてもよい。
第1ブレード50に使用される両刃タイプブレードのy軸方向の中心線には、第1ブレード貫通ホール500が少なくとも一つ以上形成され得、第1ブレード50の中心部には第1ブレードホール501が形成され得る。第1ブレード貫通ホール500と第1ブレードホール501は別個にそれぞれ形成され得るが、これに制限されず、一体に形成されてもよい。
フレームの上面21のy軸方向の中心線には、上方に突出したフレームボス22が少なくとも一つ以上配置され得、前記フレームボス22は第1ブレード貫通ホール500に対応する位置に配置されて、第1ブレード50がフレームの上面21に装着される時に第1ブレード貫通ホール500を通過することができ、後述するスペーサー30の下面には前記フレームボス22を挿入可能な溝(図示されず)が形成されてフレーム20とスペーサー30の結合をより堅固にすることができる。したがって、フレームボス22は、フレームの上面21から第1ブレード50が離脱することを防止することができる。図2において、本発明の第1実施例によるカミソリ1には、フレームボス22および第1ブレード貫通ホール500がそれぞれ対応するように、x軸方向の両端に一つずつ、すなわち2つ配置される。ただし、フレームボス22および第1ブレード貫通ホール500の個数はこれに限定されず、1つまたは3つ以上が形成されてもよい。
第1ブレード50に使用される両刃タイプブレードのy軸方向の両端には、体毛の切削が可能な第1ブレードカッティングエッジ502がx軸方向に延びて互いに対向して形成される。
フレーム20の上面には、トップキャップ40についての説明で後述する第2結合締結部41が挿入され得るように、ハンドル10の長さ方向に沿って貫通したフレームホール23が中央に形成される。
フレーム20のy軸方向の両端には、x軸方向に延びたガードバー24がさらに配置され得る。ガードバー24はカミソリ刃のカッティングエッジと隣接した場所に位置し、髭そり時に切削しようとする体毛が位置した皮膚に接して、カミソリ刃のカッティングエッジが外部に突出する程度をトップキャップと共に決定して髭そり時に髭そり平面Pを決定する役割をするフレーム20の構成要素であって、一般的なカミソリ1におけるガードの役割を遂行する。ガードバー24がトップキャップ40と共に髭そり平面Pを決定する方法については、図3についての説明で後述する。
ガードバー24はフレーム20と同じ材質で形成されてもよく、ラバー材質で構成されてもよく、プラスチックなどの材質からなるフレーム20の少なくとも一部がラバー材質で形成されてガードバー24の役割をすることもできる。このように形成されたガードバー24は、皮膚と接触して切削がよりよく行われるように皮膚を引っ張ってくれる役割をする。また、櫛歯のガード形態で提供されて髭そり時にカミソリ刃に体毛が接する前に体毛をとかして整列した体毛を切削するようにすることもできる。また、潤滑バンドがガードバー24に位置して皮膚に潤滑力を提供することによって、皮膚を保護し、円滑に髭そりが行われ得るようにすることもできるが、説明した内容に限定されるものではない。
ガードバー24とフレームの上面21との間には、x軸方向に少なくとも一部の上面が開いている溝部29が形成され得る。したがって、溝部29はフレーム20のx軸方向に沿って長く形成され、外観上でガードバー24とフレームの上面21とを区分する空間的な境界として作用することができる。溝部29は、後述するトップキャップ40のy軸方向の両端からx軸方向に延びた角部分であるトップキャップの角45の形状と対応する形状に形成されると共に、上面が開放するように形成される。したがって、トップキャップ40の結合過程において、トップキャップの角45が溝部29にz軸の反対方向に装着されながら挿入されるので、溝部29はトップキャップ40がy軸方向に離脱することを防止する役割をする。溝部29の両壁面によってトップキャップの角45の移動範囲が制限されるためである。
フレーム貫通ホール27は、溝部29の下面の一部が開放されて形成された開口である。図2では、一端に合計3つのフレーム貫通ホール27が形成されるものとして図示したが、貫通ホールの個数はこれに制限されない。
フレーム貫通ホール27は上下に(z軸方向に)開放した形態で形成されるので、髭そり時に発生した髭そりの残余物をカミソリ1の外部に排出する役割をすることができる。第1および第2ブレード50、51のカッティングエッジ502、512は、ガードバー24とトップキャップの上面44との間に位置した開いた空間である溝部29に位置するようになるが、溝部29の下面が開放されて形成された開口であるフレーム貫通ホール27は、前記第1および第2ブレード50、51のカッティングエッジ502、512の真下に位置し得る。この場合、カッティングエッジ502、512により発生した髭そりの残余物がカッティングエッジ502、512の下に落ちるとしても、溝部29とフレーム貫通ホール27を通じて下方に排出することができるので、髭そりの残余物の排出が容易であり、流れる水にカミソリ刃を洗浄することも容易である。
フレーム20のx軸方向の両端には、第5結合締結部26および第3結合締結部28が形成され得る。第5および第3結合締結部26、28と第6および第4結合締結部33、36の相互作用については図7についての説明で後述する。
スペーサー30は、第1プロファイル31と第2プロファイル32の少なくとも一部を決定する役割をし、第1ブレード50と第2ブレード51との間の間隔を決定するカミソリ1の構成要素である。
フレーム20の上面に装着された第1ブレード50の上面には、スペーサー30の下面が装着される。したがって、第1ブレード50は、フレーム20の上面とスペーサー30の下面との間に支持される方式でカミソリ1に固定結合される。
スペーサー30の下面とフレーム20の上面に沿って第1ブレード50の少なくとも一部が接触して支持され、したがって、カミソリ1の組立が完了した時に第1ブレード50が湾曲する形状をスペーサー30の下面およびフレーム20の上面が決定することになる。このような第1ブレード50の湾曲する形状を第1プロファイル31と定義することにする。したがって、スペーサー30の下面の形状を如何に形成するかを決定する方式で第1ブレード50の湾曲形態を決定することができる。
スペーサー30の上面には両刃タイプブレードである第2ブレード51が装着される。第2ブレード51に使用される両刃タイプブレードは、本発明の第1実施例に係るカミソリ1の構成要素によって結合固定されて支持される前には、扁平な形態を有する一般的な両刃タイプブレードを使用してもよく、場合によっては中央の部分が膨らんだ形態を有する両刃タイプブレードを使用してもよい。したがって、第1ブレード50に使用される両刃タイプブレードと第2ブレード51に使用される両刃タイプブレードは、同じ種類の両刃タイプブレードである。同じブレードを上部または下部の設置位置に制限されることなく使用できるのである。したがって、図2で実線で図示した第1ブレード50と第2ブレード51は、本発明のカミソリ1に組み立てる前の状態を示したものであるため、平たく図示された。しかし、点線で図示したブレードの形状は、本発明のカミソリ1に組み立てられた状況を示しているため、折り曲げられた姿を確認することができる。
スペーサー30の上面に第2ブレード51が装着されるが、第2ブレード51はスペーサー30の上面のすべての位置でスペーサー30と接触しなければならないものではない。したがって、第2ブレード51の少なくとも一部がスペーサー30の上面によって支持されればよい。
したがって、スペーサー30の上面は、xy平面に対して平行するように形成されてもよいが、上方に膨らんで形成されてより広い地点で第2ブレード51を支持できるように構成されてもよい。
第2ブレード51に使用される両刃タイプブレードのy軸方向の中心線には第2ブレード貫通ホール510が少なくとも一つ以上形成され得、第2ブレード51の中心部には第2ブレードホール511が形成され得る。第2ブレード貫通ホール510と第2ブレードホール511は別個にそれぞれ形成され得るが、これに制限されず、一体に形成されてもよい。
スペーサー30の上面には上方に突出したスペーサーボス34が少なくとも一つ以上配置され得、前記スペーサーボス34は第2ブレード貫通ホール510に対応する位置に配置されて、第2ブレード51がスペーサー30の上面に装着される時に第2ブレード貫通ホール510を通過することができ、後述するトップキャップ40の下面には、前記スペーサーボス34を挿入可能な溝(図示されず)が形成されてスペーサー30とトップキャップ40の結合をより堅固にすることができる。したがって、スペーサーボス34は、スペーサー30の上面から第2ブレード51が離脱することを防止することができる。図2において、本発明の第1実施例によるカミソリ1には、スペーサーボス34および第2ブレード貫通ホール510がそれぞれ対応するように、x軸方向の両端に一つずつ、すなわち2つ配置される。ただし、スペーサーボス34および第2ブレード貫通ホール510の個数はこれに限定されず、1つあるいは3つ以上が形成されてもよい。
第2ブレード51に使用される両刃タイプブレードのy軸方向の両端には、体毛の切削が可能な第2ブレードカッティングエッジ512がx軸方向に延びて互いに対向して形成される。
スペーサー30の上面には、トップキャップ40についての説明で後述する第2結合締結部41が挿入されるように、ハンドル10の長さ方向に沿って貫通したスペーサーホール35が中央に形成される。
スペーサー30のx軸方向の両端には、第6結合締結部33および第4結合締結部36が形成され得る。第5および第3結合締結部26、28と第6および第4結合締結部33、36の相互作用については図7についての説明で後述する。
スペーサー30の上面に装着された第2ブレード51の上面にはトップキャップ40の下面が装着される。したがって、第2ブレード51は、スペーサー30の上面とトップキャップ40の下面との間に支持される方式でカミソリ1に固定結合される。
トップキャップ40の下面とスペーサー30の上面に沿って第2ブレード51の少なくとも一部が接触して支持され、したがって、カミソリ1の組立が完了した時に第2ブレード51が湾曲する形状をスペーサー30の上面とトップキャップ40の下面が決定することになる。このような第2ブレード51の湾曲する形状を第2プロファイル32という。したがって、トップキャップ40の下面とスペーサー30の上面の形状を如何に形成するかを決定する方式で第2ブレード51の湾曲形態を決定することができる.トップキャップ40は、本発明の第1実施例に係るカミソリ1の最上端に位置する構成要素であって、カミソリ1の全体を覆ってガードバー24とともに髭そり平面Pを決定する役割をする。トップキャップ40の上面と下面は上方に膨らんで湾曲した形態で形成される。
トップキャップ40の下面中央領域には第2結合締結部41が配置される。第2結合締結部41は、ハンドル10の一端に位置する第1結合締結部101と結合および締結されるトップキャップ40の構成要素であって、ハンドル10に向かって下方に突出するように形成され得る。
第2結合締結部41は前述した第2ブレードホール511、スペーサーホール35、第1ブレードホール501、フレームホール23を貫通してハンドル連結部25に結合されているハンドル10の一端に位置した第1結合締結部101と結合および締結される。したがって、第2結合締結部41は、第2ブレードホール511、スペーサーホール35、第1ブレードホール501、フレームホール23を貫通できるように前記ホールの直径よりも小さく形成されなければならない。
ここで、第1結合締結部101はスクリュー結合部、第2結合締結部41はスクリューで構成され得るため、互いにスクリュー結合することによって堅固に締結されると共に使用者が簡便に組立および分解することができ、これとは反対に、第1結合締結部101がスクリュー、第2結合締結部41がスクリュー結合部に構成されるかスクリューではない他の対応する形状を使用するなど、第1結合締結部101と第2結合締結部41が締結され得る他の形状で変形することも可能である。
トップキャップ40のx軸方向の両端には、トップキャップの突出部42が形成されてトップキャップ40をカミソリ1から組立および分解する場合、使用者がトップキャップ40を容易に把持することができる。
以下、図3〜図5を参照して本発明の第1実施例に係るカミソリの第1プロファイルおよび第2プロファイルの形状について説明する。
図3は、本発明の第1実施例に係るカミソリの側面から見た、カミソリの各プロファイルの曲率半径を図示した断面図である。
図3を参照すると、本発明の第1実施例に係るカミソリ1の組立が完了した場合、トップキャップ40とガードバー24との間の開いた空間に、第1ブレードカッティングエッジ502および第2ブレードカッティングエッジ512が位置するのを確認することができる。同時に、第1ブレードカッティングエッジ502および第2ブレードカッティングエッジ512が、トップキャップ40およびガードバー24がなす髭そり平面Pを基準としてカミソリヘッド部11の内部から外部に向かって微量突出していることが分かる。
図3において、カミソリ1の外部に矢印で示した方向を髭そり方向Dと定義する。髭そり方向Dとは、本発明の実施例に係るカミソリ1を利用して髭そりを遂行する時、切削のためにカミソリ1が移動する方向および切削が行われる方向を意味する。
第1ブレードカッティングエッジ502よりもy軸方向に中心からさらに遠い場所に位置したガードバー24と、第2ブレードカッティングエッジ512よりもy軸方向に中心にさらに近い場所に位置したトップキャップの上面44と、に同時に接する接線がなす仮想の平面を髭そり平面Pと定義する。すなわち、トップキャップの上面44とガードバー24とが髭そり時に皮膚に接触する面が髭そり平面Pとなるのである。
第1ブレードカッティングエッジ502と第2ブレードカッティングエッジ512とは、髭そり平面Pに隣接した開いた空間に位置する。前記開いた空間は、上述した通り、ガードバー24とトップキャップ40との間に位置した空間である。第1ブレードカッティングエッジ502と第2ブレードカッティングエッジ512は、髭そり平面Pよりもカミソリ1の外部に向かって突出してもよく、髭そり平面Pよりもカミソリ1の内部に位置してもよい。
図3を参照すると、本発明の第1実施例に係るカミソリ1の第1ブレード50と第2ブレード51とが、フレーム20、スペーサー30およびトップキャップ40により湾曲して形成される第1プロファイル31と第2プロファイル32の形態について確認することができる。
フレーム20とスペーサー30との間では、フレーム20の上面およびスペーサー30の下面に第1ブレード50の少なくとも一部が支持されて、両第1ブレードカッティングエッジ502間が上方に膨らんで湾曲した形態の第1プロファイル31が形成される。
それよりも上方であるスペーサー30とトップキャップ40との間では、スペーサー30の上面およびトップキャップ40の下面に第2ブレード51の少なくとも一部が支持されて、上方に膨らんで湾曲した第2プロファイル中央領域321が形成されると共に、前記第2プロファイル中央領域321と第2ブレードカッティングエッジ512との間に下方に窪んで湾曲した一対の第2プロファイル湾曲領域323が形成される。換言すると、第2プロファイル32は単に一方向に膨らんで形成された曲線ではなく、中央領域321は上方に膨らみ、両端と中央領域321との間の湾曲領域323は下方に窪んで形成された曲線の形態で形成される。
第1ブレード50と第2ブレード51はカミソリ1に装着された後に形成される第1プロファイル31と第2プロファイル32は、いずれも中央領域が膨らんで湾曲した形態を有する。しかし、第1ブレード50の中央領域の曲率と第2ブレード51の中央領域の曲率とは、互いに異なるように湾曲することが好ましい。この時、第2ブレード51の中央領域の曲率半径は第1ブレード50の中央領域の曲率半径よりもさらに小さく形成されなければならない。すなわち、第2プロファイル中央領域321の曲率半径が第1プロファイル31の中央領域の曲率半径よりもさらに小さく形成される。yz平面上で確認できる側断面の形状が三角形と類似する両刃カミソリ1において、同じ2つのカミソリ刃を使用しつつ、髭そり平面Pに対して両カミソリ刃のカッティングエッジ502、512の突出量および角度を類似または同じにすることが本発明の目的である。前記目的を達成するためには、上と下に位置したカミソリ刃の湾曲した程度を互いに異なるように調節しなければならない必要があるので、前述した通り、互いに異なる第1プロファイル31および第2プロファイル32を有する。
第1プロファイル31は上方に膨らんで湾曲した形態である。本発明の第1実施例に係るカミソリ1においては、第1プロファイル中央領域311の曲率半径が第1プロファイル31の全体に亘って維持される、一つの曲率半径を有するものとして表現した。しかし、第1ブレード50と接触するスペーサー30の下面およびフレーム20の上面の位置を調節することによって、目的に合わせて第1プロファイル31が一つ以上の曲率半径を有するように構成してもよい。
第1プロファイル31の曲率半径は、第2プロファイル中央領域321の曲率半径よりも大きいように形成され得る。前述した通り、本発明のカミソリヘッド部11をyz平面から見た側断面は、三角形に類似している。したがって、第1プロファイル31のy軸方向の幅は第2プロファイル32のy軸方向の幅に比べてより大きい。それにもかかわらず、第1および第2プロファイル31、32に対して同じ種類のカミソリ刃を使用して同一または類似する程度にカッティングエッジ502、512が突出するようにするためには、第2プロファイル32がさらに大きく湾曲しなければならない必要があるためである。
また、第2プロファイル中央領域321の曲率半径は、第2プロファイル湾曲領域323の曲率半径よりも小さいように形成され得る。万一、第2プロファイル中央領域321の曲率半径が第2プロファイル32の全体に対して維持される場合、第2ブレードカッティングエッジ512が髭そり平面Pとなす角度を、髭そり時に切削に適合した範囲内に維持させることが難しい。万一、前記角度が髭そりに適合した範囲に形成されたとしても、髭そり平面Pからの第2ブレードカッティングエッジ512の突出値が第1ブレードカッティングエッジ502の突出量と異なって形成されるという問題がある。第1ブレードカッティングエッジ502と第2ブレードカッティングエッジ512とがyz平面で形成する角度については、図4aおよび図4bについての説明で後述する。
図4aは本発明の第1実施例に係るカミソリ1の側面から見た、カミソリ1の各ブレードの両カッティングエッジがなす角度および第2プロファイル32の中央領域の変曲点から引いた接線がなす角度を図示した断面図であり、図4bは図4aの点線領域を拡大して各接線がなす角度を詳細に図示した拡大図である。
図4aおよび4bを参照して、図3の曲率半径によって定義された第1プロファイル31および第2プロファイル32を角度の側面から再び表現することにする。
図4aの断面図において、直線で表現される髭そり平面Pと第1ブレードカッティングエッジ502とがなす角度および髭そり平面Pと第2ブレードカッティングエッジ512とがなす角度は、15°以上29°以下、好ましくは20°以上24°以下で形成され得る。これは密着感が増進した安全な髭そりを提供するためのものであって、前記角度範囲を外れる場合、髭そり平面Pとカミソリ刃とがなす角度が過度に大きいか過度に小さいため、髭そり時に切削が円滑に行われないためである。髭そり平面とカミソリ刃とがなす角度が前記角度範囲より大きくなる場合、カミソリ刃のカッティングエッジが切削に容易な方向に向かわず、皮膚に垂直な方向に向かうようになって体毛の切削が円滑に行われない。髭そり平面とカミソリ刃とがなす角度が前記角度範囲より小さくなる場合、髭そり時にカミソリ刃に皮膚が引っ掻かれたり傷つきやすくなる。前記角度範囲のような効果的な切削が行われる角度を、カッティングエッジ502、512が髭そり平面Pとなすようにするために、第1プロファイル31および第2プロファイル32の湾曲を通じて形成するのである。
第2プロファイル32を詳察すると、第2ブレードカッティングエッジ512と第2プロファイル中央領域321との間の第2プロファイル湾曲領域323では下に窪んで湾曲した形態の曲線をなし、第2プロファイル中央領域321は上に膨らんで湾曲した形態の曲線をなすのを確認することができる。したがって、下に窪んだ曲線をなしてから上に膨らんだ曲線に連続的につながるためには、傾きの増減の様相が変化する変曲点が存在しなければならない。図4aで図示した第2プロファイルの中央領域321を中心として左側の半分領域では第2プロファイル32の傾きが変化したはずであるので、変曲点から引いた接線の傾きが他の如何なる第2プロファイル32の地点で引いた接線の傾きよりも大きいであろう。
図4bを参照すると、前記第1ブレードカッティングエッジ502の接線が相互間になす角度A1および第2ブレードカッティングエッジ512の接線が相互間になす角度A3は、第2プロファイル32の中央に隣接した変曲点の接線が相互間になす角度A2に比べてより大きく構成することができる。また、第1ブレードカッティングエッジ502の接線が相互間になす角度A1および第2ブレードカッティングエッジ512の接線が相互間になす角度A3は、互いに同一に構成することができる。これは、第1プロファイル31の曲率半径および第2プロファイル中央領域321の曲率半径についての説明において詳述したのと類似した理由が適用される。第1プロファイル31に沿って湾曲する第1ブレード50および第2プロファイル32に沿って湾曲する第2ブレード51が、yz平面から見た三角形と類似する形状のカミソリヘッド部11の側断面の形状によってy軸方向の幅の差があるにもかかわらず、同じであるか類似するカッティングエッジの突出量を有するためには、第2プロファイル32がより大きく湾曲しなければならない必要があるためである。
ここでカッティングエッジ502、512の接線とは、ブレード50、51の両終端であるカッティングエッジ502、512の終点が第1、2プロファイル31、32に沿って曲線形に折り曲げられたブレード50、51の両終点となるところ、図3〜図5のようなyz平面上の前記両終点での接線を意味する。
図5は、本発明の第1実施例に係るカミソリの側面から見た、カミソリの各ブレードをフレーム、スペーサーおよびトップキャップが支持する位置を図示した断面図である。
図5を参照すると、第1ブレード50と第2ブレード51がそれぞれフレーム20の上面とスペーサー30の下面、スペーサー30の上面とトップキャップ40の下面のいずれの箇所で支持されるかを矢印で表示したことを確認することができる。
第1プロファイル31および第2プロファイル32は、フレーム20、スペーサー30およびトップキャップ40によって第1ブレード50および第2ブレード51の全領域に対して支持されることによって形成されるのではなく、一部の領域でのみ支持されても所望の形態を得ることができる。
第1ブレード50は、第1ブレードカッティングエッジ502に隣接した第1プロファイルの端部312でのみフレームの上面21およびスペーサー30の下面によって支持されても、本発明の第1実施例のカミソリ1が有する第1プロファイル31のような形状に湾曲され得る。本発明の第1実施例では、第1プロファイル31が一つの曲率半径のみを有して上方に膨らんだ形態を有するように構成したためである。したがって、第1ブレード50の両端の少なくとも一部を固定させることだけでも一つの曲率を形成することができる。
第2ブレード51は、第2プロファイル中央領域321の少なくとも一部でスペーサー30の上面によって上方に支持されることによって、図3についての説明で詳述した第2プロファイル中央領域321の曲率半径を有することができる。また、第2ブレードカッティングエッジ512に隣接した第2プロファイルの端部322の少なくとも一部でスペーサー30の上面によって上方に支持され、第2プロファイル湾曲領域323の少なくとも一部でトップキャップの下面43により下方に支持されることによって、図3についての説明で詳述した第2プロファイル湾曲領域323の曲率半径を有することができる。ただし、トップキャップ40が第2プロファイルの端部322の少なくとも一部で第2ブレード51を下方に支持することによって、第2ブレードカッティングエッジ512が過度に持ち上げられて前記図4についての説明で詳述した通り、効率的な切削角度を維持できない状況を防止することができる。
図6は、本発明の第1実施例に係るカミソリのトップキャップが除去された状態を上方から見た平面図である。
より詳しくは、図6は、スペーサー30の上面に第2ブレード51が装着されている状態を上方から見た平面図である。
図6を参照すると、第2ブレード51は、スペーサー30の上面に装着されながら、上方に突出した少なくとも一つのスペーサーボス34が少なくとも一つの第2ブレード貫通ホール510を通過する。したがって、スペーサーボス34が第2ブレード51のスペーサー30の上面からの離脱を防止する。
第2ブレード51の中央領域には第2ブレードホール511が形成され、前記ホールを通じてトップキャップ40の第2結合締結部41が通過してハンドル10の一端に位置した第1結合締結部101と締結されることによって、第2ブレード51をトップキャップ40とスペーサー30との間に支持させるようになる。
図7は、本発明の第1実施例に係るカミソリ1のトップキャップ40および第2ブレード51が除去された状態で、スペーサー30がフレーム20に結合された状況を図示した側面図である。
図7は、スペーサー30がフレーム20にどのように結合されて、第1ブレード50をスペーサー30の下面とフレームの上面21との間に支持させるかを図示した図面であって、トップキャップ40と第2ブレード51を除去してスペーサー30とフレーム20のみを示した。
図7を参照すると、フレーム20のx軸方向の両端には、第3結合締結部28と第5結合締結部26が配置され、スペーサー30のx軸方向の両端には、第4結合締結部36と第6結合締結部33が配置される。
フレーム20の上面に第1ブレード50が装着され、スペーサー30の下面が第1ブレード50上に装着される時、フレーム20の一端の第3結合締結部28はスペーサー30の一端の第4結合締結部36と締結され、フレーム20の他端の第5結合締結部26はスペーサー30の他端の第6結合締結部33と締結される。したがって、フレーム20およびスペーサー30の両端の結合締結部が締結されることによって、フレームの上面21とスペーサー30の下面との間に支持された第1ブレード50を堅固に結合固定することができる。
ここで、第3結合締結部28と第4結合締結部36は、互いに対応する形態で形成されないと結合および締結することができないので、第3結合締結部28と第4結合締結部36とはヒンジ結合され得、第3結合締結部28がスナップフィット、第4結合締結部36がスナップフィット結合部に形成されてスナップフィット結合され得る。
ここで、スナップフィット(snapfit)結合とは、主にプラスチックなどの弾性を有した素材を利用して、結合されていない状態で外力による一時的な変形段階を経て変形のない結合状態を形成することを意味する。スナップフィット結合をするためには、スナップフィットと該当スナップフィットが収容され得るスナップフィット結合部が必要である。本発明の第1実施例を図示した図2では、スナップフィットは突出した係止部がある形態で図示し、スナップフィット結合部は四角形の輪の形状に図示した。したがって、スナップフィット結合部の輪の中に突出したスナップフィットが入ってくるために、スナップフィット結合部が変形され、スナップフィットの係止部に四角形の輪が到達すると、互いに離脱しないようにするスナップフィット結合がなされる。その反対にスナップフィット結合を解除するためには、スナップフィット結合部を把持してスナップフィットから外れる方向に外力を加えればよい。スナップフィット結合部が変形されながらスナップフィットから離脱してスナップフィットとスナップフィット結合部を分離することになる。
同様に、第5結合締結部26と第6結合締結部33は、互いに対応する形態で形成されないと結合および締結することができないので、第5結合締結部26と第6結合締結部33はヒンジ結合され得、第5結合締結部26がスナップフィット、第6結合締結部33がスナップフィット結合部に形成されてスナップフィット結合され得る。
図7で図示した本発明の第1実施例に係るカミソリ1は、カミソリ1の第3結合締結部28と第4結合締結部36とがヒンジ結合され、第5結合締結部26がスナップフィットで形成され、第6結合締結部33がスナップフィット結合部に形成されてスナップフィット結合されている。
前記結合締結部のうちスナップフィットで形成される結合締結部の外観の少なくとも一部は陰刻されることによって、使用者が前記結合締結部に外力を加えて締結状態を解除しようとする場合に、容易に前記スナップフィットを把持できるようにする。
図8aは、本発明の第1実施例に係るカミソリのスペーサーがフレームの下端にボスヒンジ結合されて回動可能に配置された状況を図示した斜視図である。
図8aを参照すると、本発明の第1実施例のスペーサー30の一端には第6結合締結部33が形成され、前記スペーサー30の一端に対応するフレーム20の一端には前記第6結合締結部33に対応する第5結合締結部26が形成され、それぞれスナップフィット結合部とスナップフィットで構成されてスナップフィット結合できるように形成される。その反面、スペーサー30の他端には第4結合締結部36が形成され、対応するフレーム20の他端には第3結合締結部28が形成され、それぞれヒンジボスとヒンジスロットで構成される。したがって、ヒンジ結合するようになる。前記第3、4、5および6結合締結部26、28、33、36は、互いに結合および締結されて第1ブレード50をフレーム20とスペーサー30との間に固定させることができる。前記第5および第6結合締結部26、33を分離し、スペーサー30をヒンジ結合された第3および第4結合締結部28、36を中心に回動させて、容易にスペーサー30を第1ブレード50の上面から引き離すことによって第1ブレード50を取り替えることができる。
図8bは、図8aのボスヒンジ結合された部分を拡大して図示した斜視図である。
本発明の第1実施例に係るカミソリのスペーサー30は、第4結合締結部36としてヒンジボスを有し、ヒンジボスはフレームの下面に形成されたヒンジスロット形態の第3結合締結部28に回動可能に結合される。
したがって、フレーム20にボスヒンジ結合されたスペーサー30は前記ヒンジボスとヒンジスロットを軸にして回動可能であり、図8aおよび図8bはそのようなスペーサー30をフレームの上面21から一定の角度回動させた場合を図示したものである。
ボスヒンジ結合は、2つの部材を固定させると共に回動は自在にできるように結合させるものであるので、ヒンジボスは円筒形であって、円柱や楕円柱のいずれの形態も可能である。ヒンジスロットは、ヒンジボスの形態に対応する円筒形の開口で構成されて円柱または楕円柱のようなヒンジボスと対応するように形成され得る。ヒンジボスの形態は、互いに対応するように形成されて回動可能な形態であれば、これに制限されずに選択可能である。円筒形に形成されるヒンジボスとヒンジスロットには、接触面に凹凸を形成してスペーサー30が不連続的に回動するようにすることができる。ヒンジボスとヒンジスロットは1つのみ形成されてもよいが、本発明の第1実施例ではフレーム20とスペーサー30のy軸方向の両端にそれぞれ一つずつ、合計2つ形成されるようにしたのであり、その個数はこれに限定されず、2つ以上も可能である。
図9は、本発明の第2実施例に係るカミソリのスペーサーが第4および第6結合締結部としてスナップフィット結合部を有している状況を図示した側面図である。
上述した通り、第4および第6結合締結部63がスナップフィット結合部に形成された場合を図9で図示したのであり、この場合、第3および第4結合締結部はスナップフィットで形成されて、第4および第6結合締結部63とスナップフィット結合されてスペーサー60をフレームと結合させる。
図10は、本発明の第3実施例に係るカミソリのスペーサーとフレームとが一体に形成された場合を図示した斜視図である。
図10で表現した第3実施例に係るカミソリは、トップキャップと第2ブレードが分離されており、スペーサー82を開けておいた状態である。
第1実施例に係るカミソリと類似するように、第3実施例に係るカミソリのスペーサー82は、ヒンジを有するものの、第3結合締結部および第4結合締結部の代わりに有することができる。第4実施例において、第3結合締結部と第4結合締結部は一体に形成されてフィルムヒンジ83を構成する。フィルムヒンジ83とは、一般的なヒンジロッドとヒンジスロットが結合されて形成されたヒンジ構造ではなく、周辺の領域よりもノッチなどの形態で厚さが薄く形成されて材料の弾性特性によってヒンジのような回動が可能な、動く永久的な連結部を意味する。
第3実施例によるカミソリのフレーム−スペーサー80が含むスペーサー部82は、スペーサー部82が開いている状態でフレーム部81の上面に第1ブレードが装着された後、スペーサー部82をフィルムヒンジ83を中心に回動させて第1ブレード上面の上に覆われるようにする。フィルムヒンジ83はスペーサー部82が回動するにつれて変形が起きる。第5結合締結部85と第6結合締結部84が締結されてスペーサー部82がフレーム部81に結合されることによって、第1ブレードはスペーサー部82とフレーム部81により支持される。
第3結合締結部と第4結合締結部が一体にフィルムヒンジ83を構成することによって、フレーム部81とスペーサー部82は一体に形成される。したがって、フレーム部81とスペーサー部82が一体に形成されたフレーム−スペーサー80を射出することによってフレームとスペーサーを同時に射出する効果を得ることができ、それによって製造原価を節減させることができ、第1実施例の円筒形ヒンジボスに比べて組立公差および変形が少ないので、第1ブレードと第2ブレードのカッティングエッジ部分が平行でないためよじれる問題を防止することができる。
図11は、本発明の第4実施例に係るカミソリの、さらに延長されたフレームボスが形成されたフレームおよび組立構造を示した分解図である。
図11はトップキャップが除去された状態で、第4実施例に係るカミソリの各構成要素を上下方向に分解した状況を図示したものである。
図11を参照すると、第1ブレード91および第2ブレード93の中央には少なくとも一つ以上の第1ブレード貫通ホール910と第2ブレード貫通ホール930が形成され、第1ブレード91と第2ブレード93との間に位置するスペーサー92には、第1ブレード貫通ホール910と第2ブレード貫通ホール930の位置に対応する位置にスペーサーボスが形成された既存の第1〜第3実施例の内容とは異なり、同様に上下方向に貫通した少なくとも一つのスペーサー貫通ホール920が形成される。
フレーム90の上面には、前記第1ブレード貫通ホール910、第2ブレード貫通ホール930およびスペーサー貫通ホールの920位置に対応する位置に、前述した第1〜第3実施例のフレームボスよりも上方にさらに長く延びたフレームボス900が少なくとも一つ形成される。
フレームボス900は、第1〜第3実施例のフレームボスに比べて上方にさらに長く延び、第1ブレード貫通ホール910、第2ブレード貫通ホール930およびスペーサー貫通ホール920に対応する位置に存在するので、フレーム90の上に第1ブレード91、スペーサー92、第2ブレード93を順に組み立てる場合、各構成要素の貫通ホールを通過するように構成される。したがって、フレーム90のフレームボス900によってトップキャップとハンドルを除いた本発明の第4実施例に係るカミソリのすべての構成要素が固定され、上下方を除いた側傍への離脱を防止する。
既存の第1〜第3実施例のスペーサーは、第4結合締結部および第6結合締結部によってフレームと結合されるだけであるので、製作および組立時に発生する公差、締結時に必要な外力による変形などによって、第1ブレードと第2ブレードの整列状態を設計通りに形成できない可能性が存在する。しかし、本発明の第4実施例に係るカミソリでは、同じフレームボス900によって構成要素が固定されることによって、第1ブレードカッティングエッジと第2ブレードカッティングエッジが平行ではなくよじれる現象を防止することができる。
図11では、本発明の第4実施例について説明しながら、フレーム90およびスペーサー92の両端の結合締結部がそれぞれスナップフィット結合、ヒンジ結合するものとして第1実施例と同様に図示したが、結合締結部の構成はこれに限定されず、第1実施例〜第3実施例で説明したすべての結合締結部の組み合わせで形成され得る。
図12は、本発明の第5実施例に係るカミソリの側面から見た、カミソリが2つのスペーサーと3つのブレードを含んでいる状況を図示した断面図である。
図12を参照すると、本発明の第5実施例に係るカミソリは、前述した多様な実施例に係るカミソリが2つのブレード50、51を利用したのとは異なり、第3ブレード52をさらに利用する。すなわち、3つのブレード50、51、52を使用するのである。第3ブレード52に使用される両刃タイプブレードは、本発明の第5実施例に係るカミソリの構成要素によって結合固定されて支持される前には扁平な形態を有する一般的な両刃タイプブレードを使用してもよく、場合によっては中央の部分が膨らんだ形態を有する両刃タイプブレードを使用してもよい。したがって、第1ブレード50および第2ブレード51に使用される両刃タイプブレードと第3ブレード52に使用される両刃タイプブレードは、同じ種類の両刃タイプブレードであり、第1ブレード50および第2ブレード51に使用される両刃タイプブレードに対する前述した内容と同じ説明が適用される。
第3ブレード52は第2ブレード51よりも上方に位置することができる。したがって、フレーム20からトップキャップ40に至るまで、第1ブレード50、第2ブレード51、第3ブレード52の順に位置するのである。また、第2ブレード51がトップキャップ40の下面と会わなければならなかった多くの実施例とは異なり、第3ブレード52が位置しなければならないので第2スペーサー301を第2ブレード51と第3ブレード52との間にさらに含む。したがって、第1ブレード50と第2ブレード51との間に位置するスペーサーは、第1スペーサー300となる。フレーム20、第1ブレード50、第1スペーサー300、第2ブレード51の相互関係については前述した通りであり、トップキャップ40の代わりに第2スペーサー301が同じ機能を遂行するので省略する。
第2スペーサー301の上面に装着された第3ブレード52の上面には、トップキャップ40の下面が装着される。したがって、第3ブレード52は、第2スペーサー301の上面とトップキャップ40の下面との間に支持される方式でカミソリ1に固定結合される。
トップキャップ40の下面と第2スペーサー301の上面に沿って第3ブレード52の少なくとも一部が接触して支持され、したがって、カミソリの組立が完了した時に第3ブレード52が湾曲する形状を、第2スペーサー301の上面とトップキャップ40の下面とが決定することになる。このような第3ブレード52の湾曲する形状を第3プロファイル370という。したがって、トップキャップ40の下面と第2スペーサー301の上面の形状を如何に形成するかを決定する方式で第3ブレード52の湾曲形態を決定することができる。
第3プロファイル370は、第1プロファイル310および第2プロファイル320がフレーム20、第1スペーサー300および第2スペーサー301によって形成される方式と類似して、第2スペーサー301およびトップキャップ40により支持されて決定される。第3プロファイル370は、第1プロファイル310および第2プロファイル320が中央領域または湾曲領域で有する曲率が異なるのと同じように、中央領域または湾曲領域の曲率を異ならせて選択してカッティングエッジの突出する程度および角度を調節することができる。第3ブレード52のカッティングエッジも溝部29の上方に位置するようにすることができる。
本発明の第5実施例では3つのブレード50、51、52を使用する場合を図示したが、カミソリが同時に使用できるブレードの個数はこれに制限されず、4つ以上も可能である。また、ブレードの個数に対応してブレードを分離させるスペーサーの個数も変更が可能であることは自明である。
本発明は一つのカミソリ1に複数個のブレードが挿入される場合を説明しているが、使用者が選択的に所望の位置にブレードを一つだけ入れて使用する実施も可能である。それだけでなく、第5実施例のような場合、使用者の任意によって一つまたは2つのブレードだけを所望の位置に入れて使用することもできる。したがって、カミソリのスペーサーの個数が変更されることに伴い、ブレードの個数がスペーサーの個数より一つ多くてもよいが、スペーサーの個数と同じでもよく、スペーサーの個数より少なくてもよい。
本発明が属する技術分野の通常の知識を有する者は、本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更することなく、他の具体的な形態で実施できることが理解できるはずである。したがって、以上で記述した実施例は、すべての面において例示的なものであり限定的ではないものと理解されるべきである。本発明の範囲は、前記詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味および範囲そしてその均等概念から導き出されるすべての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
本発明は前記言及された好ましい実施例と関連して説明されたが、発明の要旨と範囲から逸脱することなく多様な修正や変形が可能である。したがって、添付された特許請求の範囲には本発明の要旨に属する限り、このような修正や変形が含まれるであろう。
フレーム20の下面には、ハンドル10の一端が連結され得るハンドル連結部25が形成され得る。ハンドル連結部25は、ハンドル10の長さ方向と連結され得るように、ハンドル10に向かって突出した形態で形成され、したがって、ハンドル10とフレーム20とが結合する時にハンドル10の一端の少なくとも一部を、ハンドル連結部25の内部に収容できるように構成され得る。この場合、第1結合締結部101の外壁部がハンドル連結部25と結合することによって、ハンドル10とフレーム20とを連結させることができる。このようなハンドル10の少なくとも一部を包み込むハンドル連結部25の形態によって、そうでない場合よりもハンドル10とフレーム20とがさらに強く結合され得る。また、使用者が髭そりのためにハンドル10を操作する際にカミソリヘッド部11が最初に固定した位置から外れることを防止することができる。
第1実施例に係るカミソリと類似するように、第3実施例に係るカミソリのスペーサー82は、ヒンジを有するものの、第3結合締結部および第4結合締結部の代わりに有することができる。第3実施例において、第3結合締結部と第4結合締結部は一体に形成されてフィルムヒンジ83を構成する。フィルムヒンジ83とは、一般的なヒンジロッドとヒンジスロットが結合されて形成されたヒンジ構造ではなく、周辺の領域よりもノッチなどの形態で厚さが薄く形成されて材料の弾性特性によってヒンジのような回動が可能な、動く永久的な連結部を意味する。
Claims (19)
- ハンドル、
前記ハンドルの一端と結合されるフレーム、
前記フレームの上部に配置されるスペーサー、
前記スペーサーの上部に装着されるトップキャップ、
前記フレームと前記スペーサーとの間に固定結合される第1ブレード、および
前記スペーサーおよび前記トップキャップの間に固定結合される第2ブレードを含むカミソリであって、
前記第1ブレードは、前記カミソリに結合固定された後、前記フレームの上部面および前記スペーサーの下部面に少なくとも一部が支持されて両終端のカッティングエッジの間が上に膨らんで湾曲した第1プロファイルを有し、
前記第2ブレードは、前記カミソリに結合固定された後、前記スペーサーの上部面および前記トップキャップの下部面に少なくとも一部が支持されて上に膨らんで湾曲した中央領域および前記中央領域と両終端のカッティングエッジとの間に、下に窪んで湾曲した一対の領域を含む第2プロファイルを有する、カミソリ。 - 前記第1ブレードのカッティングエッジの接線がなす角度は、前記第2ブレードの前記一対の領域の変曲点で接線がなす角度よりも大きい、請求項1に記載のカミソリ。
- 前記第2プロファイルの前記中央領域の曲率半径は、前記第2プロファイルの前記一対の領域の曲率半径よりも小さい、請求項1に記載のカミソリ。
- 前記フレームおよび前記スペーサーは、前記第1プロファイルの両端の少なくとも一部で前記第1ブレードを支持するように構成される、請求項1に記載のカミソリ。
- 前記スペーサーは前記第2ブレードの前記中央領域の少なくとも一部を支持し、前記トップキャップは前記第2ブレードの前記一対の領域の少なくとも一部を支持するように構成される、請求項1に記載のカミソリ。
- 前記スペーサーと前記トップキャップは、前記第2ブレードの両端の少なくとも一部を支持するように構成される、請求項5に記載のカミソリ。
- 前記ハンドルには前記フレームと結合される一端に第1結合締結部が配置され、
前記トップキャップの下面には下方に突出した第2結合締結部が配置され、
前記第1結合締結部と前記第2結合締結部が締結されることによって前記トップキャップが前記ハンドルと結合される、請求項1に記載のカミソリ。 - 前記第1結合締結部はスクリュー結合部であり、前記第2結合締結部はスクリューである、請求項7に記載のカミソリ。
- 前記スペーサーおよび前記フレームには前記第2結合締結部が挿入されるホールがそれぞれ形成され、前記第2結合締結部は前記ホールを通過して前記第1結合締結部と締結される、請求項7に記載のカミソリ。
- 前記フレームの一端に配置される第3結合締結部と前記スペーサーの一端に配置される第4結合締結部とが締結され、前記フレームの他端に配置される第5結合締結部と前記スペーサーの他端に配置される第6結合締結部とが締結されることによって、前記スペーサーが前記フレームに結合される、請求項1に記載のカミソリ。
- 前記第3結合締結部と前記第4結合締結部とはヒンジ結合され、
前記第5結合締結部はスナップフィットであり、前記第6結合締結部はスナップフィット結合部である、請求項10に記載のカミソリ。 - 前記第3結合締結部と前記第4結合締結部とが回動可能な一体のフィルムヒンジで形成されることによって、前記フレームと前記スペーサーとが一体に形成される、請求項11に記載のカミソリ。
- 前記第1ブレードおよび前記第2ブレードは中央に少なくとも一つの貫通ホールを具備し、
前記フレームの上面には前記第1ブレードの貫通ホールを通過するようにZ軸方向に突出したボスが形成され、
前記スペーサーの上面には前記第2ブレードの貫通ホールを通過するように前記Z軸方向に突出したボスが形成された、請求項1に記載のカミソリ。 - 前記第1ブレード、前記第2ブレードおよび前記スペーサーは中央に少なくとも一つの貫通ホールを具備し、
前記フレームの上面には前記第1ブレードの貫通ホール、前記第2ブレードの貫通ホールおよび前記スペーサーの貫通ホールを通過するように上方に突出したボスが形成された、請求項1に記載のカミソリ。 - 前記フレームは両端に少なくとも一部が長さ方向に形成されて貫通する貫通ホールが形成され、前記第1ブレードのカッティングエッジおよび前記第2ブレードのカッティングエッジは前記貫通ホールが形成された領域に位置する、請求項1に記載のカミソリ。
- 前記第1ブレードおよび前記第2ブレードは、同じサイズの両刃タイプブレードである、請求項1に記載のカミソリ。
- 前記第1ブレードおよび前記第2ブレードは、両終端にカッティングエッジが対向するように備えられ、前記カミソリに結合固定される前には扁平な形態を有する両刃タイプブレードである、請求項1に記載のカミソリ。
- ハンドル、および
前記ハンドルの一端に結合されて複数のカミソリ刃が装着されるカミソリヘッド部を含み、
前記複数のカミソリ刃は両終端にカッティングエッジが対向するように備えられる両刃タイプカミソリ刃であり、前記カミソリヘッド部に装着される前には扁平な形態を有し、前記カミソリヘッド部に装着された後には中央領域が互いに異なる曲率を有するように、膨らんで湾曲したことを特徴とする、カミソリ。 - 前記複数のカミソリ刃は、上部に位置したカミソリ刃の中央領域の曲率半径が下部に位置したカミソリ刃の中央領域の曲率半径よりも小さいことを特徴とする、請求項18に記載のカミソリ。
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