JPH0458984A - 往復式電気かみそりの外刃 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は刃孔か形成された薄金属板をかまぼこ型に湾曲
さぜなものとなっている往復式電気がみそりの外刃に関
するものである。

【従来の技術】

刃孔が形成された薄金属板をかまぼこ型に湾曲させた外
刃１が、キャリア３を介して外刃フレーム４に着脱自在
に取り付けれらなものでは、第７図に示すように、キャ
リア３の外面に外刃１の両端を熱かしめ等で固定すると
もにこの固定部の外面を取付板６で覆うことで、キャリ
ア３への外刃１の取り付けがなされている。そしてこの
外刃１の内面には、駆動子５の上端に連結された内刃基
台２１と内刃基台２１に取り付けられた複数枚のブレー
ド２０とからなる内刃２が、駆動子５に設けられた押し
上げばね５０による付勢を受けて接触しており、駆動子
５が内刃２に往復運動を行わせる時、外刃１の刃孔から
内部に導入された髭か内刃２と外刃１との間で切断され
る６

【発明が解決しようとする課題］ この場合、髭の切断のために外刃１を肌に押し付けた時
、内刃２は押し上げはね５０に抗して沈むようになって
いるが、外刃１はその両端がキャリア３に固定されてい
るために、外刃１は沈むことなく刃孔部で変形すること
になり、これが繰り返されると外刃１が永久変形してし
まったり破損したりしてしまう。 外刃１の両端をキャリア３に固着せずに、キャリア３外
面に沿って所定範囲内でスライドすることができるよう
に、つまり内刃２と同様に外刃１もフロート自在となる
ように支持したものもあるが、外刃１の両端が凸字形に
開いているために、外刃１が沈むと両端が広げられてし
まうことになり、外刃１に対する内刃２の密着性が悪く
なり、剃り味が低下してしまう。そして、外刃１の両端
が沈み込みに応じて開くことがないようにするなめに、
両端がほぼ平行となるｔで外刃１を湾曲させた時には、
外刃１に過度の湾曲が加えられてしまうことになり、こ
の時にも内刃２と外刃１との密着性が悪くなる。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは内刃との密着性が良くて良好な切れ
味が得られる上に、変形や破損のおそれを招くことなく
スムーズな浮き沈みを行う往復式電気かみそりの外刃を
提供するにある。 【課題を解決するための手段】 しかして本発明は、頂上部及びその近傍に大きい刃孔が
形成され、両端部に小さい刃孔が形成されているととも
に、小さい刃孔が形成された領域の途中に折り曲げ線が
形成されて、フロート自在に支持された両端がほぼ平行
とされていることに特徴を有している。 ［作用］ 本発明によれば、折り曲げ線を介して外刃の両端をほぼ
平行としているために、また折り曲げ線を小さい刃孔が
形成された領域に設けているために、内刃との密着性を
悪化させることなくスムースな浮き沈みを行うものとす
ることができる。 ［実施例］ 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、第２
図に示す往復式電気かみそりは、側面にスイッチハンド
ル８０が配された本体８と、本体８の上端に設けた外刃
フレーム４に着脱自在に取り付けられる外刃１と、外刃
１の保護用としてのキャップ９を備えたもので、外刃１
はキャリア３を介して外刃フレーム４に着脱自在とされ
ている。 ここにおけるキャリア３は、第４図に示すように、矩形
枠状に形成されるとともに、両端部に外刃フレーム４に
おける係止突起４０と係合するフック３０と、フック３
０を係止突起４０との係合状態から外すための解除釦３
１とが設けられたもので、両側片の外面には、複数のガ
イド凹部３２３３と、複数の逃げ凹部３４と、取付孔３
５と、支持リブ３６とを備え、両側片の内面には上下に
走る排出溝３７が複数本設けられたものとなっている。 一方、上記キャリア３に装着される外刃１は、刃孔が形
成された薄金属板をかまぼこ型に湾曲させたものであっ
て、頂上部及び近傍の刃孔１０ａは大きく、両端部の刃
孔１０ｂは小さいものとなっており、更に両端には折り
曲げ線１１が設けられて、両端がほぼ平行となるように
折り曲げられている。 そして、外刃１は、その両端の外面に固着されたフロー
Ｉ・ガイド７と、フロートガイド７の外面を覆う取付板
６とによってキャリア３に取り付けられる。フロートガ
イド７は、複数個の熱かしめ部７４で外刃１に固着され
たもので、外刃１の内面側に突出する複数のガイド突起
７２．７３を備えており、キャリア３の外面にはガイド
突起７２゜７３かガイド凹部３２．３３に、熱かしめ部
７４が逃げ凹部３４に嵌まるように位置決めされた後、
キャリア３の取付孔３５に差し込まれるとともに先端が
折曲される取付片６０を備えた取付板６で両端部の外面
が覆われることでキャリア３に取り付けられる。 この時、外刃１はガイド突起７２．７３とガイド凹部３
２，３３とのクリアランスで許される範囲内で浮き沈み
を行えるものとされ、また取付板３は、キャリア３から
突設されるとともに外刃１に形成された逃げ孔１７を通
じて内面に接する・上記支持リブ３６により、外刃１の
浮き沈みを妨げることがないようにされる。 尚、ガイド突起７２．７３及びガイド凹部３２゜３３の
うち、中央部に設けられたガイド突起７２とガイド凹部
３２が外刃１の長手方向の移動の規制を、両端に設けら
れたガイド突起７３とガイド凹部３３とが、外刃１の浮
き沈みの範囲の規制を行うようにして、外刃１の動きに
ついての抵抗値が少なくなるようにしている。 しかして、この往復式電気かみそりでは、髭剃りに際し
て肌に外刃１を押し付けた時、上述のようにフロート自
在となっていることから、肌への押し付は力に応じて沈
み込みを行うわけであるが、この時、外刃１におけるフ
ロート自在に支持されている両端部は、互いにほぼ平行
となるようにされているなめに、沈み込んでも両端が広
げられるということがなく、このために内刃２との密着
性が悪くなるということがないものであり、そして折り
曲げ線１１で折り曲げることで両端部をほぼ平行として
いるために、両端をほぼ平行とするための歪みが外刃１
の頂上部には加わらず、頂上部及びその近傍に大きい刃
孔１０ａを、両端部に小さい刃孔１０ｂを配しているこ
ともあって、この点においても内刃２と外刃１との密着
性が悪くなることがないものである。 尚、キャリア３の内面に設けられた排出溝３７は、キャ
リア３の上端と外刃１内面との間に髭くずかたまって外
刃１の自由なフロートが妨げられてしまうことを防止す
るために設けたものであり、各排出溝３７の上端には面
取りの傾斜面が設けられることで、髭くずの排出が更に
スムーズとなるようにされている。 第５図に示すように、フロートガイド７を取り付けた外
刃１の両端をキャリア３の内面側にフロート自在となる
ように取付板６で取り付けるようにしてもよい。この場
合、キャリア２の上端に髭くずかたまって外刃１のフロ
ート動作を妨げるということがないものとなる。第６図
に示すように、取付板６をキャリア３の外面に取り付け
るようにすれば、取付板６とキャリア３との間に髭くず
が侵入して外刃１のフロートが妨げられることもなくな
る。 尚、第１図と第５図と第６図において、図の左半分は無
負荷時を、右半分は肌への押し付けで外刃１及び内刃２
が沈んでいる状態を示している。

【発明の効果】

以上のように本発明においては、折り曲げ線を介して外
刃の両端をほぼ平行としているために、また折り曲げ線
を小さい刃孔が形成された領域に設けているために、ス
ムーズな浮き沈みを行うと同時に、内刃との密着性が悪
化するということがなく、切れ味のよいスムーズな髭剃
りを行えるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の断面図、第２図は同上の斜視
図、第３図（、）　（ｂ）は同上の破断正面図と断面図
、第４図は同上の分解斜視図、第５図は他の実施例の断
面図、第６図は更に他の実施例の断面図、第７図は従来
例の断面図であって、１は外刃、１］は折り曲げ線、３
はキャリアを示す。 ｊ・・・外刃 代理人　弁理士　石　１）長　七 第２ 図 （ｂ） 第５ 図 第６（４

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）頂上部及びその近傍に大きい刃孔が形成され、両
   端部に小さい刃孔が形成されているとともに、小さい刃
   孔が形成された領域の途中に折り曲げ線が形成されて、
   フロート自在に支持された両端がほぼ平行とされている
   ことを特徴とする往復式電気かみそりの外刃。