JPH0426875B2 - - Google Patents

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JPH0426875B2
JPH0426875B2 JP12507290A JP12507290A JPH0426875B2 JP H0426875 B2 JPH0426875 B2 JP H0426875B2 JP 12507290 A JP12507290 A JP 12507290A JP 12507290 A JP12507290 A JP 12507290A JP H0426875 B2 JPH0426875 B2 JP H0426875B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer cutter
holding frame
frame
cutter
end wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP12507290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0332689A (ja
Inventor
Harutaka Ootsuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP12507290A priority Critical patent/JPH0332689A/ja
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は往復式電気かみそり、殊に外刃の着脱
構造に関するものである。
【従来の技術】
往復式電気かみそりにおいては、一般に特開昭
62−97590号公報等に示されたもののように、外
刃フレームごと取り外すことができるようにされ
ている。 ところで外刃フレーム自体は強度の大なるもの
が必要であり、特に内刃往復動方向の両端に位置
する端壁部分の強度が重要であることから、従来
はたとえばダイキヤスト等によつて形成されてお
り、これ故に外刃フレームは高価なものとなつて
いる。従つて、外刃の寿命がつきて新しいものに
交換する場合、外刃フレームごと交換したのでは
コスト高となるために、通常、外刃フレームから
外刃を取り外して外刃のみを交換できるようにし
ている。 しかし、交換時の外刃の取り付け取り外し作業
は非常に困難であり、特に素人が外刃を取り付け
る場合には、外刃がきわめて薄いものであるため
に、外刃を変形させてしまうことが多々ある。 このような問題点を解決するものとして、特開
昭61−386号公報に示すように、外刃フレームを
取付枠と外刃が取り付けられた保持枠とからなる
ものとして、取付枠の一対の端壁間に保持枠を着
脱自在とすることで、保持枠ごと外刃を交換する
ことにより、外刃を変形させることなく外刃の交
換を行えるようにしたものが提案されている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このものでは保持枠を取付枠か
ら取り外すにあたり、取付枠の端壁に設けられた
操作部を操作することで保持枠の取付のロツクを
外すとともに、保持枠の長手方向に延びる側壁部
分をつまんで保持枠の着脱を行わなければならな
いものとなつている。一方、保持枠はダイキヤス
ト等からなる場合には前記コストの点で問題を解
決することができないために合成樹脂で形成され
ていて、強度的に弱いものとなつていることか
ら、上述のように保持枠の長手方向に延びる側壁
をつまんで着脱する際に保持枠がたわんでしま
い、その結果、外刃自体を変形させてしまうこと
があり、特に強くつまんだ場合には保持枠が破損
してしまうことがある。 更に、外刃における刃孔が設けられた領域をで
きるだけ広くして髭の切断領域を大きくするため
に、外刃の内面側には、往復駆動されて外刃内面
に摺接する内刃のみが位置するようにされている
のであるが、この場合、保持枠と取付枠の肉厚分
だけ、外刃フレームの長手方向の長さが大きくな
り、小型化を図つて使い勝手を良くすることがで
きなくなる。外刃フレームの肉厚を小さくすれ
ば、小型化を図ることができるが、これでは外刃
フレームに十分な強度を持たせることが困難とな
り、上記外刃の着脱の際の問題が更に大きくなつ
てしまう。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは外刃及び保持枠の変
形や破損のおそれがなくて外刃の交換が容易であ
る上に、内刃の往復動方向の寸法の小型化を図る
ことができる往復式電気かみそりを提供するにあ
る。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、外刃をアーチ状に湾曲した
状態で保持する一対の側壁と、該側壁の両端部を
連結する一対の端壁とからなる保持枠と、内刃の
往復動の両端方向に位置するとともに上記保持枠
の端壁を内面側に位置させる一対の端壁を備えて
いる取付枠とからなる外刃フレームを具備して、
取付枠に対して保持枠が着脱自在とされている往
復式電気かみそりにおいて、取付枠端壁には外刃
の取り外し方向に開口する溝が形成されており、
外刃の湾曲に沿つた弧状に形成されて外刃の縁の
部分に重合している保持枠の端壁は、取付枠の端
壁の上記溝を通じて取付枠の端壁外面側に突出す
るつまみ部を備えていることに特徴を有してい
る。 [作用] 本発明によれば、外刃は保持枠ごと交換するた
めに、外刃の交換が容易である上に、保持枠の着
脱操作は保持枠の端壁に設けられたつまみ部をつ
まんで行えばよく、この時、端壁は保持枠の短手
方向の壁であるために強度的な問題を招くことが
ないものであり、そして保持枠の端壁と外刃の縁
とを重合させたことから、保持枠の厚みを確保し
つつ外刃フレームの小型化を図ることができるも
のである。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述する
と、周縁を除く部分に多数個の刃孔10が形成さ
れた外刃1は、薄肉の屈曲自在な金属板で形成さ
れており、その両端には夫々位置決め孔11が複
数個設けられている。 上面開口部に外刃1が配設される外刃フレーム
2は、ここでは保持枠20と取付枠25とから形
成してある。保持枠20は一対の側壁20a,2
0aとこれら両側壁20a,20aを連結してい
る一対の端壁20b,20bとからなる矩形枠状
のもので、各側壁20aの外面に複数個の位置決
め突起21と貫通孔22とを具備するとともに、
各端壁20bの外面につまみ部23を備えてお
り、そして、外刃1はその両端の位置決め孔11
内に保持枠20の位置決め突起21を挿入した状
態で、各両端部に薄板状の取付板3が被せられる
ことで、湾曲した状態で保持枠20に取り付けら
れる。 ここにおける取付板3は、その両端に保持枠2
0の貫通孔22に通されて保持枠20の内面側で
折り曲げられる取付片30を具備し、保持枠20
の外面との間で外刃1を挟持するものであり、そ
の保持枠20との対向面側には複数個の位置決め
突起21を逃げるための溝31を備えている。
尚、この溝31は取付板3の表面側で突条となる
ようにしてあることから、取付板3の強度向上に
も寄与している。 一方、外刃フレーム2における取付枠25は、
一対の側壁25a,25aと一対の端壁25b,
25bとからなる矩形枠状のもので、モータやこ
のモータの回転を往復動に変換する駆動子50等
が収納されている本体5に取り付けられるととも
に、その両端壁25b,25b上部に形成されて
いる係合溝26に上記保持枠20に設けられたつ
まみ部23が挿入されて、つまみ部23の内方側
に設けられたフツク24が係合溝26内に突出す
る係止爪27に係合することで保持枠20が連結
されるものであり、取付枠25の端壁25bの外
面より外方に突出しているつまみ部23を押せば
フツク24も押し込まれて内方へと移動して係止
爪27から外れるために、つまみ部23をつまん
で保持枠20を引き上げることで、取付枠25か
ら保持枠20を取り外すことができる。 この時、つまみ部23は保持枠20の短手方向
の壁である端壁20bに位置しているために、つ
まみ部23をつまむ際の力が強くとも、保持枠2
0は合成樹脂製であるとはいえ、殆どたわむこと
がなく、これ故に外刃1を変形させてしまうよう
なことがないとともに、保持枠20自体を破損さ
せてしまうようなこともない。 内刃ブレード40と基台41と継手42とから
構成されて前記駆動子50に取り付けられる内刃
4は、駆動子50内に配された押し上げばね(図
示せず)による付勢を受けた状態で外刃1の内面
に摺接することで、外刃1の刃孔10から内部へ
と導入した髭を切断する。 さて、上述のように取付枠25の保持枠20と
で構成された外刃フレーム2は、内刃の往復動方
向の両端の壁が、取付枠25の端壁25bと、こ
の取付枠25の内面側に配される保持枠20の端
壁20bとから構成されているわけであるが、こ
こにおける保持枠20の各端壁20bは、その対
向面に夫々突部35及びこの突部35よりも更に
突出する突部36とを備えたものとなつており、
外刃フレーム2に取り付けられた湾曲する外刃1
に沿う円弧状となつている両突部35,36の間
には段差Cを有する段が形成されている。 そして、保持枠20に外刃1を装着した時、第
2図及び第3図に示すように、外刃1の縁の刃孔
非形成領域1b内面側に突部35の一面が対向
し、更に突部36の一面が外刃1における刃孔1
0が形成されている領域1aの内面に対向する。
突部36はつまみ部23を橈ませる際のねじれに
対抗する強度を保持枠20に与えているものであ
り、また突部35と外刃1との間の間隙Eより
も、外刃1における刃孔10の存在領域と対向し
ている突部36と外刃1との間の間隙Dの方が大
きくなるようにすることで、刃孔10から内部に
入る髭のはさみ込みが防がれている。 そして、髭剃りにあたつて、外刃1が肌に押し
付けられることで、外刃1が内方に沈んでも、突
部35によつて外刃1が受けられて、外刃1と突
部36との間には段差Cに等しい空隙が確保され
るために、この時にも髭がはさみ込まれるような
ことがないものである。 尚、ここにおける取付枠25は、本体5のハウ
ジングと一体に形成されたものであつてもよい。
また、保持枠20におけるつまみ部23が取付枠
25に対するフツク24による係合を解除するた
めの部材を兼用している場合を示したが、係合及
び係合解除部は別に設けて、つまみ部23は保持
枠20及び外刃1の着脱専用としたものであつて
もよい。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、外刃が保持枠
ごと交換されるために、外刃の交換が容易である
上に、保持枠の着脱操作は保持枠の端壁に設けら
れたつまみ部をつまんで行えばよく、この時、端
壁は保持枠の短手方向の壁であるために強度的な
問題を招くことがなく、従つて保持枠が合成樹脂
製の強度の低いものであつても外刃を変形させて
しまつたり保持枠を破損させてしまつたりするこ
とがないものであり、しかも保持枠の端壁と外刃
の縁とを重合させたことから、外刃フレームの厚
みを確保しつつ外刃フレームの小型化を図ること
ができる上に、保持枠の端壁が外刃の湾曲に沿う
円弧状に形成されているが故に、外刃にかかる過
大な負荷は保持枠の端壁で受けられることになつ
て、この点においても外刃が変形をきたすことが
ないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の分解斜視図、第2図
は同上の破断斜視図、第3図は同上の断面図であ
つて、1は外刃、2は外刃フレーム、4は内刃、
10は刃孔、20は保持枠、23はつまみ部、2
5は取付枠を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外刃をアーチ状に湾曲した状態で保持する一
    対の側壁と、該側壁の両端部を連結する一対の端
    壁とからなる保持枠と、内刃の往復動の両端方向
    に位置するとともに上記保持枠の端壁を内面側に
    位置させる一対の端壁を備えている取付枠とから
    なる外刃フレームを具備して、取付枠に対して保
    持枠が着脱自在とされている往復式電気かみそり
    において、取付枠端壁には外刃の取り外し方向に
    開口する溝が形成されており、外刃の湾曲に沿つ
    た弧状に形成されて外刃の縁の部分に重合してい
    る保持枠の端壁は、取付枠の端壁の上記溝を通じ
    て取付枠の端壁外面側に突出するつまみ部を備え
    ていることを特徴とする往復式電気かみそり。
JP12507290A 1990-05-15 1990-05-15 往復式電気かみそり Granted JPH0332689A (ja)

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JPH0332689A JPH0332689A (ja) 1991-02-13
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