JP4758450B2 - 耳当ての構造 - Google Patents

耳当ての構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4758450B2
JP4758450B2 JP2008074931A JP2008074931A JP4758450B2 JP 4758450 B2 JP4758450 B2 JP 4758450B2 JP 2008074931 A JP2008074931 A JP 2008074931A JP 2008074931 A JP2008074931 A JP 2008074931A JP 4758450 B2 JP4758450 B2 JP 4758450B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ear pad
headband
band
band body
ear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008074931A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009226001A (ja
Inventor
宗派 江
Original Assignee
聲騰企業有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 聲騰企業有限公司 filed Critical 聲騰企業有限公司
Priority to JP2008074931A priority Critical patent/JP4758450B2/ja
Publication of JP2009226001A publication Critical patent/JP2009226001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4758450B2 publication Critical patent/JP4758450B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、耳当ての構造に関し、長さおよび弧度を調整できるヘッドバンドおよびヘッドバンド末端の接続装置による前後左右の位置決め機能によってヘッドバンドの長さおよびイヤパッドの角度を容易に調整でき、額、頭部斜め前方、頭部中部、後頭部上方、後頚部上方、顔部または下顎から装着することができ、また、最小体積で収納をできる耳当ての構造に関する。
防寒具の中で、厚い衣類、マフラーおよび手袋などは、人体表面を被覆して身体を暖めるものであるが、寒気流が到来したり、高山地または降雪地などの低温地においては上述の防寒具では人体の耳部の保護を十分に行うことができず、耳部は露出しているので凍傷したり、疼痛を感じたりする。
そこで、耳部の防寒具として耳当ての構造が案出された。図16は従来技術による耳当ての構造を示す斜視図である。図から分かるように、従来技術による耳当ての構造は、使用者の頭部に設置される伸縮可能なヘッドバンドAが設けられ、円形のイヤバンドBがヘッドバンドAの末端に結合されて、使用時、ヘッドバンドAの長さを伸縮させて調整してイヤパッドBを耳部に被覆して使用する。従来技術による耳当てには下記の欠点が存在する。
1. 従来技術による耳当ては、頭部上方または頭部後方からの装着しかできない。
2. 従来技術による耳当てのヘッドバンドAは、挿入口の容積が大きいので、挿入口が頭部方向に突出し、使用者が不快感を感じる。
3. 従来技術による耳当てのヘッドバンドAは、左右の厚さが一致しており、応力が集中しないので、ヘッドバンドAが容易に捩じれ、ヘッドバンドAにイヤパッドBを接続するときに方向性がないので使用者が装着した後、イヤパッドBが容易にずれて頭部から脱落する。
4. 従来技術による耳当てのイヤパッドBは、小型の接合部材CによってヘッドバンドAの末端に固定され、この種の結合方式では全体の強度が非常に弱く、使用者がイヤパッドBの角度を調整するとき、接合部が断裂し、耳当てとしての機能を失う。
5. 従来技術による耳当てのイヤパッドBは、強度が弱く、耳部を挟持する圧力が不足し、耳当てとしての機能を失う。
6. 従来技術による耳当てのヘッドバンドAおよびイヤパッドBの構造では最小体積での収納をすることができないので、空間を占拠し、ヘッドバンドAおよびイヤパッドBを積重ねたとき、圧力によって全体の構造が破壊されたり、変形したりする状況が発生する。
7. 従来技術による耳当ての外縁に織物体を被覆したい場合、ヘッドバンドAおよびヘッドパッドBを別々に異なる材質または色の織物体で被覆することができず、ヘッドバンドAおよびイヤパッドBそれぞれの色および生産をモジュール化し、二者を接合して耳当てを製造することができないので、全体の製造工程が非常に複雑である。
上述の従来技術における問題および欠点を如何にして解決するかは、本業界に従事するメーカーの研究目標であった。
本発明の発明者は、上述の従来技術の問題および欠点に鑑み、関連資料を収集し、多方面に渡る考察および本業界おける長年の経験からついに本発明の耳当ての構造を案出した。
登録新案第31−311509号公報 実公昭62−44968号公報
本発明の第一の目的は、ヘッバンドのバンド体の両側の厚さが薄くされた縁部が形成され、縁部部分にはバンド体の該縁部に嵌合してガイドする嵌合部が設けられ、ガイド部および穿孔はバンド体上に平坦に設置され、ヘッドバンドの上下バンド体が引っ掛かってガイド部および穿孔がバンド体の頭部に近い一側に突出して使用者に不快感を与えるのを防止し、ヘッドバンドのバンド体の縁部によってバンド体の応力がバンド体中央に集中し、耳当ての使用時に捩じれるのを防止することができる耳当ての構造を提供することにある。
本名発明の第2の目的は、接続装置によってヘッドバンドのバンド体およびイヤパッドは前後左右に回動することができ、特にバンド体末端の円弧形に突出した摩擦面取り部によってイヤパッドとヘッドバンドの角度を平行、右垂直または左垂直などの所定の角度に維持し、イヤパッドが自由に回動するのを防止し、使用者は全方位での装着をすることができる耳当ての構造を提供することにある。
本発明の第3の目的は、バンド体が枢接部材によって接続装置の本体と接合された後、接続装置の接続板がイヤパッド基台の貫通溝内に滑動可能に穿設され、接続板の接続部表面のストッパブロックが基台の位置決め開口内に位置規制されて係合固定されることによって接合構造の強度が高められ、イヤパッドが接続板から脱落しにくい耳当ての構造を提供することにある。
本発明の第4の目的は、イヤパッドを分離させることができるので、織物体を別々に加工することができ、織物体をヘッドバンドおよび接続装置外縁に別々に被覆したり、イヤパッド外縁に被覆したりすることができ、それぞれの生産をモジュール化することができ、接続装置の接続板を織物体の開口に貫通し、イヤパッドの貫通溝に挿入することによって耳当ての組立てが行われる耳当ての構造を提供することにある。
本発明の第5の目的は、接続装置によってヘッドバンドのバンド体とイヤパッドの角度を調整してヘッドバンドおよびイヤパッドを重ねることができ、収納時の体積を縮小することができ、所定の角度に容易に調整して収納することができ、収納時、作用力が大きすぎて構造が破壊されたり、変形したりするのを防止できる耳当ての構造を提供することにある。
上述の課題を解決するために、請求項1に発明は、ヘッドバンドの二つのバンド体およびイヤパッドを使用者の頭部形状に合わせてフィットさせることができる耳当ての構造であって、ヘッドバンド、接続装置、イヤパッドおよび織物体から構成され、ヘッドバンドは、二つのバンド体が相互に摺動可能とされて伸縮状態を形成し、二つのバンド体の一側にはバンド体側辺に設けられた縁部に嵌合してガイドするガイド部がそれぞれ設けられ、バンド体の他端末端には円弧状を呈した摩擦面取り部が設けられ、末端表面には穿孔が設けられ、バンド体左右両側には上記の厚さの薄くされた縁部が設けられ、バンド体の厚さはガイド部部分から穿孔部分に向かって徐々に薄くなり、バンド体の穿孔を有する末端は他のバンド体のガイド部に内に挿通され、バンド体のガイド部は他のバンド体の左右両側に設けられた縁部に沿って滑動移動し、接続装置は、略U形の本体および接続板を有し、本体の中空部位にはバンド体が挿入される位置決め空間が形成され、本体の左右両側にはバンド体の穿孔に対応する透孔が設けられ、穿孔および透孔には枢設部材が穿設され、位置決め空間の末端には軸孔が連通し、接続装置に接続板の一側には、軸孔内に設置される軸部が設けられ、軸部から離れた他端には接続部が湾曲して設けられ、接続部の表面には少なくとも一つ以上のストッパブロックが設けられ、イヤパッドは、基台を有し、基台内には接続部が穿設される貫通溝が設けられ、基台表面にはストッパブロックが係合固定される位置決め開口が設けられ、基台の側辺から外部に向かって複数の凸リブが延伸し、各凸リブ末端全てには徐々に拡張する形状の円弧辺および円弧辺板が接続され、円弧辺には面取り部が形成され、面取り部は貫通溝の開口部分の下方に位置し、円弧辺と円弧辺板との間にはスリットが設けられ、凸リブと円弧辺との間には使用者の耳部が収容される収容空間が形成され、織物体は、イヤパッド外縁に被覆され、イヤパッド外縁の織物体には開口が設けられ、開口はイヤパッド基台の貫通溝部分に対応することを特徴とする耳当ての構造である。
請求項2、3の発明は、バンド体は、接続装置本体の位置決め空間内において接続部に対して回動し、バンド体の末端端面部分には回動後に所定角度に固定される円弧状の摩擦面取り部が形成されることを特徴とする請求項1記載の耳当てに構造である。
請求項の発明は、接続板末端の接続部のストッパブロックの一側には、導入斜面が形成され、ストッパブロックの他端にはストッパ部が設けられ、導入斜面が位置決め開口を超えた後、ストッパ部が位置決め開口内に係合固定され、接続板は軸部を通じて本体の軸孔内において接続されたイヤパッドを回動させることを特徴とする請求項1記載の耳当ての構造である。
請求項の発明は、織物体は、裁断布表面からミシン縫いした後で縁かがり縫いする方式でイヤパッド外縁に被覆され、縁かがり縫い方式は二枚の織物体をイヤパッドの上下表面に被覆した後、縁かがりに縫い層によって縫合部分を完全に接続する方式であることを特徴とする請求項1記載の耳当ての構造である。
請求項の発明は、織物体は、裁断布裏面を表にしてミシン縫いした後で裏表を反転させる方式でイヤパッド外側に被覆され、反転方式は二枚の織物体を裏側を表にして一部を残して縫合し、一部未縫合部分を残して反転口を形成し、面の織物体を反転口から表面側に反転し、イヤパッドを反転口から織物体内に設置し、反転口部分に未縫合の織物体をイヤパッドのスリット内に押し込むことによって織物体がイヤパッド外縁に被覆されることを特徴とする請求項1記載の耳当ての構造である。
請求項の発明は、織物体は、更に、ヘッドバンドおよび接続装置外縁に被覆され、接続板は織物体外に露出することを特徴とする請求項1記載の耳当ての構造である。
本発明のヘッドバンドは、接続装置の略U形本体にバンド体が挿入されて固定され、本体底部には軸孔が連通しており、接続板の軸部が軸孔内に位置決めされ、軸部から離れた他側は湾曲して表面にストッパブロックを有する接続部を有する。イヤパッドの台には接続部が穿設される貫通溝が設けられ、基台表面にはストッパブロックが掛合固定される位置決め孔が設けられ、ベース台側辺の外部方向には複数の凸リブが延伸し、各凸リブ末端には徐々に拡張する形状の円弧辺が接続される。織物体がイヤパッド外を被覆し、織物体にはイヤパッド基台の貫通溝部分に対応する開口が設けられる。以上の構造によって使用者の頭部形状または装着方式に合わせ、接続装置によってヘッドバンドおよびイヤパッドの角度を容易に調整でき、また、角度を容易に調整して収納でき、また、モジュール化による生産によって必要に合わせて各種イヤパッドを挿接することができる。
本発明の目的、特徴および効果を示す実施例を図に沿って詳細に説明する。
図1は、本発明を示す斜視図である。図2は、本発明を示す分解斜視図である。図から分かるように、本発明の耳当ての構造は、ヘッドバンド1、接続装置2、イヤパッド3および織物体4から構成される。
ヘッドバンド1は、二つのバンド体11が重ねられて構成され、二つのバンド体11の一側には嵌合部121を有するガイド部12が設けられ、ガイド部12から離れた他側表面には穿孔13が設けられ、ガイド部12と穿孔13との間の左右両側には厚さが薄く形成された縁部14が形成され、ガイド部12から離れたバンド体11末端には円弧状の摩擦面取り部15が設けられる。
接続装置2は、略U形の本体21および接続板22から構成され、U形の本体21の中空部位にはバンド体11が挿入される位置決め空間210が形成され、本体21の左右両側には位置決め空間210に連通した透孔211が設けられ、透孔211には枢設部材23が穿設され、位置決め空間210末端には軸孔212が連通している。接続板22の一側には軸孔212内に固定される軸部221が設けられ、軸部221から離れた他端には接続部222が湾曲して設けられ、接続部222表面には少なくとも一つ以上のストッパブロック223が突出して設けられる。
イヤパッド3は、基台31を有し、基台31内には接続板22が穿設される貫通溝311が設けられ、基台31表面には貫通溝311に連通した位置決め開口312が設けられ、基台31の側辺には外部に複数の凸リブ32が延伸し、各凸リブ32末端には徐々に拡張する形状の円弧辺33および円弧辺板331が接続され、凸リブ32と円弧辺33との間には収容空間34が形成され、円弧辺33と円弧辺板331との間には裏表に貫通した少なくとも一つ以上のスリット36が形成される。
ヘッドバンド1には、接続装置2によってイヤパッド3と結合された後、織物体4をその外に被覆する。
図3は、本発明のヘッドバンドの組立を示す模式図である。図4は、ヘッドバンドと接続装置の組立を示す模式図である。図5は、接続装置とイヤパッドの組立を示す模式図である。図から解るように、上述の部材を組立てるとき、先ず、ヘッドバンド1の二つのバンド体11を重ねてお互いに、各バンド体11の穿孔13を有する末端を対応するガイド部12の嵌合部121内に挿通する。その時、ガイド部12はバンド体11左右両側の縁部14内で滑動移動する状態となる(図3に示す)。その後、接続装置2の接続板22の軸部221を本体21の対応する軸孔212内に設置し、バンド体11を位置決め空間210に進入させた後、バンド体11の穿孔13を本体21の透孔211部分に対応させ、枢設部材23を対応する穿孔13及び透孔211内に穿設して固定する(図4に示す)。最後に接続板22をイヤパッド3の貫通溝311内に挿入して、接続板22上のストッパブロック223が貫通溝311の位置決め孔312内にヘッドバンド末端の接続装置による前後左右の位置決め機能によってヘッドバンドの長さおよびイヤパッドの角度を容易に調整でき、額、頭部斜め前方、頭部中部、後頭部上方、後頭部、後頚部上方、顔部または下顎から装着することができ、また、最小体積での収納をできる耳当ての構造に関する。
接続板22末端の接続部222表面には少なくとも一つ以上のストッパブロック223が設けられ、ストッパブロック223一側には導入斜面2231が形成され、ストッパブロック223の他側にはストッパ部2232が設けられる。接続部222をイヤパッド3の貫通溝311に挿入されるとき、導入斜面2231が貫通溝311表面に開設された位置決め開口312を越え、ストッパ部2232が位置決め開口312内に係合固定されることによって、ストッパブロック223が対応する位置決め孔312内に位置規制される。
従って、ヘッドバンド1の二つのバンド体11をお互いに貫通孔121に挿入して組立てた後、各バンド体11のガイド部12を対応する縁部14をその嵌合部121内で滑動させることによって、ヘッドバンド1の二つのバンド体11を使用者の頭部の形状に合わせて伸縮させることができる。バンド体11の厚さは、ガイド部12から貫孔13部分に向って徐々に薄くなっており、このバンド体11の厚さが徐々に薄くなる構造によって、バンド体11を使用者の頭部にフィットさせることができる。また、バンド体11の厚さは両側部分が薄く、薄い部分がガイド部12を通過しているので、縁部14およびガイド部12の厚さがバンド体11の頭部方向および反対方向に突出するのを防止し、平坦な状態を形成する。
また、接続装置2は、枢設部材23がバンド体11の穿孔13および本体21の透孔211に穿設された後、バンド体11を本体21の位置決め空間210内において揺動状態にすることができ、バンド体11の末端の端面部分には円弧状の摩擦面取り部15が形成され、揺動時、円弧状の摩擦面取り部15によってバンド体11を揺動させた後、イヤパッド3をヘッドバンド1と平行、右垂直または左垂直などの所定角度(図6に示す)に固定することができる。接続板22は、軸部221によって本体21の軸孔212内で回動することができる。接続板22によって接続されたイヤパッド3を回動させることができ(図7に示す)、使用者の頭部形状または装着方式に合わせてヘッドバンド1とイヤパッド3の角度を容易に調整することができる。
図8、9は本発明の収納状態を示す斜視図である。図から分かるように、本発明の構造の耳当てを収納するとき、ヘッドバンド1の二つのバンド体11の長さを縮小させ、接続装置2によって二つのイヤパッド3をお互いに相対する状態(図8に示す)にすることによって図示の第1の収納方式を形成することができる。また、接続装置2によって二つのイヤパッド3の角度を回動し、二つのイヤパッド3を一緒に重ね(図9に示す)、第2の収納方式を形成することができる。従って、本発明は接続装置2によってバンド体1とイヤパッド3の角度を使用者の頭部形状または装着方式に符合させることができる以外に、接続装置2を通じてイヤパッド3を回動させ、収納時の体積を縮小させることができ、所定角度を容易に調整して収納することができ、収納時に大きな作用力を受けて構造が破壊されたり、変形したりすることがない。
図10は、本発明の織物体を縁かがり縫い方式によってイヤパッドに被覆した状態を示す模式図である。図から分かるように、本発明のヘッドバンド1、接続装置2およびイヤパッド3はそれぞれ織物体4によって被覆することができる。ヘッドバンド1と接続装置2とが接合された後、織物体4もヘッドバンド1および接続装置2外縁に同時に被覆し、接続板22が織物体4外に露出する。イヤパッド3は、裁断布正面をミシン縫いした後で縁かがり縫いする方式で織物体4がその外縁に被覆される。この方式は二枚の織物体4がイヤパッド3上下表面を被覆した後、織物体4表側から縫合して、縁かがり縫い層41が縫合部分に被覆し、その後、織物体4に開口42を形成する。織物体4の開口42はイヤパッド3の貫通溝311部分に対応し、ヘッドバンド1を接続装置2によってイヤパッド3に結合するとき、接続板22の接続部222を織物体4の開口42から挿入させ、イヤパッド3の貫通溝311内に係合固定すればよい(図10に示す)。この織物体4を別々に加工する方式によって、使用者は必要に応じて異なるイヤパッド3に変更することができ、生産をモジュール化することができ、組立が簡単で、変更を容易にでき、使用範囲を広げることができる。
図11は、織物体4を裁断布裏面をミシン縫いした後で反転させる方式でイヤパッド3に被覆した状態を示す模式図である。この方式は、二枚の織物体4を裏面から不完全に縫合し、一部を保留して反転口を形成し、背面の織物体4を反転口によって反転させて表側にし、イヤパッド3を織物体4に設置し、反転口の未縫合の織物体4を折ってイヤパッド3のスリット36に進入させることによって織物体4をイヤパッド3外縁に完全に被覆することができる方式である。
図12は、本発明の他の好適な実施例を示す斜視図である。本実施例の織物体4は、ヘッドバンド1、接続装置2およびイヤパッド3外縁をそれぞれ被覆し、その後、接続板22が対応するイヤパッド3の貫通溝311内に挿入され、織物体4をイヤパッド3外縁に被覆することができる。被覆方式は、裁断布表面でミシン縫いした後で縁かがり縫いする方式または裁断布裏面を表にしてミシン縫いした後反転させる方式を採用することができる。ヘッドバンド1および接続装置2は織物体4で被覆されなくてもよく、この種の簡易な修飾および同等効果の構造変更は本発明の特許請求の範囲に含まれる。
図13は、本発明の他の実施例を示す斜視図である。図から分かるように、上述の織物体4はヘッドバンド1の外縁に被覆され、その後、接続板22が対応するイヤパッド3の貫通溝311内に挿入される。織物体4がヘッドバンド1を被覆する方式は、裁断布裏面を表にしてミシン縫いした後で反転させる方式または管状織物43によってヘッドバンド1を被覆する方式を採用することができる。管状織物43の布地は弾性伸縮するので長さを調整できるヘッドバンド11に適用され、この種の簡易な修飾および同等効果の構造変更は本発明の特許請求の範囲に含まれる。
図14は、本発明の他の実施例を示す斜視図である。図から分かるように、織物体4は二枚の裁断布正面をミシン縫いした後で縁かがり縫いする方式によって、組立が完成したヘッドバンド1、接続装置2およびイヤパッド3の外縁を被覆するか、または裁断布背面をミシン縫いした後で反転させる方式によって二枚の織物体4が縫合され、組立が完成されたヘッドバンド1、接続装置2およびイヤパッド3に設置され、余った布地はイヤパッド3のスリット36内に押し込まれる方式で被覆する。この種の簡易な修飾および同等効果の構造変更は本発明の特許請求の範囲に含まれる。
図15は、本発明を装着した状態を示す側面図である。図から分かるように、本発明は接続装置2によってヘッドバンド1とイヤパッド3の角度を調整することができ、例えば、ヘッドバンド1を使用者の後頚部の位置に設置し、イヤパッド3を反転させ、使用者の耳部をイヤパッド3の収容空間34内に収容したり、ヘッドバンド1を使用者の額または後頭部上方に設置し、イヤパッド3を下方に回動させて耳部を被覆したりしてその角度を使用者の頭部形状または装着方式に合わせて任意に調節することができる。また、ヘッドバンド1とイヤパッド3の角度を平行に維持し、ヘッドバンド1の長さを直接調整して鍔上方の方向、頭部中央方向または後頭部中央方向に装着することができる。
上述の詳細な説明は、本発明の実施可能な実施例を示すものであり、これらの実施例は本発明の特許請求の範囲を制限するものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における同等効果の変更および修飾はすべて本発明の特許請求の範囲に含まれる。
本発明の耳当ての構造は使用時に確実にその効果を達成することができ、特許申請要件に符合するものである。
本発明を示す斜視図である。 本発明を示す分解斜視図である。 本発明のヘッドバンドの組立を示す模式図である。 ヘッドバンドと接続装置の組立を示す模式図である。 接続装置とイヤパッドの組立を示す模式図である。 本発明のバンド体と接続装置の動作を示す模式図である。 本発明のバンド体と接続装置の動作を示す模式図である。 本発明の収納状態を示す斜視図である。 本発明の収納状態を示す斜視図である。 本発明の織物体を縁かがり縫いでイヤパッドに被覆した状態を示す模式図である。 本発明の織物体を裁断布裏面を表にしてミシン縫いした後で反転させる方式でイヤパッドに被覆した状態を示す模式図である。 本発明の他の実施例を示す斜視図である。 本発明の他の実施例を示す斜視図である。 本発明の他の実施例を示す斜視図である。 本発明を装着した状態を示す側面図である。 従来技術による耳当ての構造を示す斜視図である。
1 ヘッドバンド
11 バンド体
12 ガイド部
121 嵌合部
13 穿孔
14 縁部
15 摩擦面取り部
2 接続装置
21 本体
210 位置決め空間
211 透孔
212 軸孔
22 接続板
221 軸部
222 接続部
223 ストッパブロック
2231 導入斜面
2232 ストッパ部
23 枢設部材
3 イヤパッド
31 基台
311 貫通溝
312 位置決め開口
32 凸リブ
33 円弧辺
331 円弧辺板
34 収容空間
35 面取り部
36 スリット
4 織物体
41 縁かがり縫い層
42 開口
43 管状織物

Claims (5)

  1. ヘッドバンドの二つのバンド体およびイヤパッドを使用者の頭部形状に合わせフィットさせることができる耳当ての構造であって、
    ヘッドバンド、接続装置、イヤパッドおよび織物体から構成され、
    前記ヘッドバンドは、二つのバンド体を有し、各バンド体には両側辺に厚さを薄くした縁部が設けられると共に一端に該縁部に嵌合してガイドするガイド部を設け、
    また、各バンド体の他側末端には円弧状を呈した摩擦面取り部を設けてその中心に穿孔を設けて、
    各バンド体の該ガイド部にそれぞれ両辺の縁部を嵌合することにより相互に滑動して伸縮可能とし、
    前記接続装置は、U型の本体及び接続板を有し、
    該本体内には前記バンド体末端を収容するU型位置決め空間を形成して、該U型両側から該U型位置決め空間に収容した前記バンド体末端の穿孔に対応する透孔を設けて枢設部材をこれらに貫通して枢着し、該接続板の他端側表面に1以上のストッパブロックを突出して設け、
    U型の本体のU型位置決め空間の他の側に前記接続板一端両側に突設した軸部が嵌合する軸孔を設けて、該接続板を回動可能に枢着し、
    前記イヤパッドは、前記接続板を挿通する貫通溝を設ける共に該貫通溝に沿って位置決め開口を設けて前記接続板のストッパブロックが該開口の縁部に係合する基台を有し、
    該基台から放射状に複数の凸リブを延長形成して環状の円弧辺板とそれを囲んで使用者の耳を収容する空間を形成する円弧辺に接続し、該円弧辺板と円弧辺との間に1以上のスリットを設けてなり、
    前記織物体は、イヤパッドの接続板が挿通する前記貫通溝に相当する箇所に開口を設けて、イヤパッドを被覆してなる、
    ことを特徴とする耳当ての構造。
  2. 前記バンド体の前記摩擦面取り部は、前記接続装置本体の前記バンド体末端を収容するU型位置決め空間内において、接続装置本体の側面と摺動摩擦し、前記接続装置本体の透孔とバンド体の末端の穿孔とを通して枢着した枢設部材の廻りにその摺動摩擦を介して回動可能とされたことを特徴とする請求項1記載の耳当ての構造。
  3. 前記バンド体と接続装置のU型の本体との摺動摩擦を介した回動範囲は、相互に平行及びその両側に垂直の方向であることを特徴とする請求項2記載の耳当ての構造。
  4. 前記接続板のストッパブロックは、一側が導入斜面が形成され、他の側はストッパ部とされて、該導入斜面が前記位置決め開口の縁部を超えた後、該ストッパ部によって係合固定され、
    前記接続板は、前記軸部を介して接続装置のU型の本体の軸孔に接続されて回動可能とされたことを特徴とする請求項1記載の耳当ての構造。
  5. 前記織物体は、さらに前記接続板を除いてバンド体および接続装置を被覆してなることを特徴とする請求項1記載の耳当ての構造。

JP2008074931A 2008-03-24 2008-03-24 耳当ての構造 Active JP4758450B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008074931A JP4758450B2 (ja) 2008-03-24 2008-03-24 耳当ての構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008074931A JP4758450B2 (ja) 2008-03-24 2008-03-24 耳当ての構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009226001A JP2009226001A (ja) 2009-10-08
JP4758450B2 true JP4758450B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=41242120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008074931A Active JP4758450B2 (ja) 2008-03-24 2008-03-24 耳当ての構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4758450B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101164504B1 (ko) 2009-11-27 2012-07-10 노동욱 방한용 귀마개
JP5931261B1 (ja) * 2015-04-15 2016-06-08 株式会社日悌 耳当て装置
CN111568643B (zh) * 2020-05-18 2022-06-10 堃昊电子科技(江苏)有限公司 一种具有冷敷效果的隔音耳塞
CN115179562B (zh) * 2022-06-21 2023-09-08 惠州市珏瑞科技有限公司 一种头戴式耳机护套的生产工艺

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58182594U (ja) * 1982-05-29 1983-12-05 西沢 正治 防寒用耳あて・ヘツドホ−ン等のヘツドバンド
JPH0352498Y2 (ja) * 1988-02-22 1991-11-14
JPH0352499Y2 (ja) * 1988-02-22 1991-11-14
JPH0382376A (ja) * 1989-08-22 1991-04-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 移動装置
JP3356967B2 (ja) * 1996-07-03 2002-12-16 グレー マター ホールディングス,リミティド ライアビリティー カンパニー 耳カバー装置
JPH1085251A (ja) * 1996-09-12 1998-04-07 Shigenobu Kobayashi 耳 覆
US6332223B1 (en) * 2000-04-05 2001-12-25 Gray Matter Holdings, Llc Apparatus and method for making an ear warmer having interior seams
JP3697381B2 (ja) * 2000-06-27 2005-09-21 株式会社日悌 保温用耳覆い
JP4792407B2 (ja) * 2007-01-24 2011-10-12 株式会社日悌 耳覆い装置
TW200934447A (en) * 2008-02-15 2009-08-16 Sound Team Entpr Co Ltd Earmuff structure

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009226001A (ja) 2009-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20040083539A (ko) 귀마개 및 귀마개 프레임을 제조하는 장치 및 방법
US10188188B2 (en) Headband with a 360-degree elastic outside portion joined with a 360-degree velvet inside lining
CA2645627C (en) Earmuff device
US5881390A (en) Headband for use with personal stereo headphones
US6499146B2 (en) Ear protection device
JP4758450B2 (ja) 耳当ての構造
US20080141439A1 (en) Ear Warmer Having A Membrane Forming A Receptacle
CN106576202B (zh) 通过具有两个支腿的头带来互连耳承的耳部设备
JP2000504796A (ja) 耳保護カバー及びその製造方法
CN101744386B (zh) 耳罩结构
JP4279193B2 (ja) 耳カバー及びその製造方法
TWI785176B (zh) 遮罩
JP2005329042A (ja) イヤーマフ装置
JP3185970U (ja) ヘッドホンカバー構造
JP3152793U (ja) 折畳み式立体マスク
JP3178100U (ja) イヤホンカバー
JP4914286B2 (ja) イヤーウォーマー
KR20220157805A (ko) 의복용 양면혁대
KR100918271B1 (ko) 좌우 분리형 패션 귀마개
JP2003342823A (ja) ヘルメットと併用するインナキャップ
JP2006200097A (ja) キャップ
JP2005261882A (ja) 耳の防寒具
TWM325819U (en) Adjustable face shield
KR20100083666A (ko) 챙의 각도 및 위치와 모양이 가변되는 모자

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101007

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110512

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4758450

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350