JPH0352498Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0352498Y2
JPH0352498Y2 JP2197288U JP2197288U JPH0352498Y2 JP H0352498 Y2 JPH0352498 Y2 JP H0352498Y2 JP 2197288 U JP2197288 U JP 2197288U JP 2197288 U JP2197288 U JP 2197288U JP H0352498 Y2 JPH0352498 Y2 JP H0352498Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
earmuff
headband
annular
main body
ear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2197288U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01125319U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2197288U priority Critical patent/JPH0352498Y2/ja
Publication of JPH01125319U publication Critical patent/JPH01125319U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0352498Y2 publication Critical patent/JPH0352498Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)
  • Headphones And Earphones (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、コンパクトに折り畳める防寒用耳
覆いに関する。
従来の技術 従来、防寒用耳覆いとして、例えば実開昭60−
9210号公報に示されるように、弯曲状のヘツドバ
ンドと、その両端部に耳覆い本体を連結してなる
ものが知られている。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来品は、耳覆い
本体が出つ張つて嵩張るために、持ち運びに不便
であつて、バツグ等に収納する場合、比較的大き
な収納スペースを必要とし、かつ無理に収納しよ
うとすれば、耳覆い本体の付根部が折れたり、ヘ
ツドバンドがねじれたりする等の問題点があつ
た。
この考案はかゝる事情に鑑みてなされたもので
あつて、コンパクトに折り畳めて、ジヤンパのポ
ケツト等にも入れて手軽に携帯できる便利な防寒
用耳覆いを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この考案に係る防寒用耳覆いは、耳覆い本体を
ヘツドバンドの内側にコンパクトに折り畳んで収
納可能とすることにより、所期目的の達成をはか
つたものである。
即ち、この考案は、図示するように、弯曲状の
ヘツドバンド1の両端部に、連結具3を介して耳
覆い本体2を連結してなる構成であつて、耳覆い
本体2を、その耳当たり面20が前後方向Aを向
く状態に回動させる縦軸18と、少なくとも前後
方向Aのいずれか一方に突出する状態に回動させ
る横軸19とが連結具3に設けられた防寒用耳覆
いを要旨とするものである。
そして、上記ヘツドバンド1は伸縮自在とし、
かつ縦軸18と横軸19は球面継手17により形
成することが好ましい。
実施例 次にこの考案の構成を実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図〜第8図はこの考案の一実施例を示す。
第1図において、1はヘツドバンド、2は耳覆
い本体、3は連結具である。ヘツドバンド1は扁
平チユーブ状に、しかも弯曲状に形成されたメイ
ンバンド部4と、このメインバンド部4の弯曲に
沿つてその両端に出し入れ自在に挿入されたサブ
バンド部5,5とからなつている。即ち、ヘツド
バンド1はその弯曲方向に伸縮自在である。そし
て、各サブバンド部5の内端部に形成された係合
片5aが、メインバンド部4の端部内側に形成さ
れた係合片4aに係合することにより、ヘツドバ
ンド1が最大限伸張され、サブバンド部5が抜け
止めされるようになつている。
一方、耳覆い本体2はそれぞれ合成樹脂からな
る環状外枠6、環状内枠7、押え環8および起毛
保温シート9,10により構成されている。そし
て、環状外枠6の一端6a側の内周部には環状抜
止片6bが、かつ外周一箇所には取付片6cがそ
れぞれ形成されると共に、その取付片6cにはビ
ス孔6dが設けられ、かつ環状抜止片6bの内周
四箇所には係止ピン6eが等間隔で形成されてい
る。また、環状内枠7の一端7a側の外周部には
環状押圧片7bが形成され、その環状押圧片7b
の外周は、環状外枠6の環状抜止片6bの内径よ
りもやゝ小径で、各係止ピン6eの先端を摺接し
て環状外枠6内に強制的に押入できる程度の直径
とされている。而して環状内枠7における一端7
a側の内周四箇所には係止ピン7cが等間隔で形
成されている。押え環8の外周は環状内枠7の内
周よりもやゝ小径で、その外周四箇所には、環状
内枠7の内周部に強制的に押入される係止ピン8
aが等間隔で形成されている。
こゝで、第2図のように、環状外枠6と一方の
起毛保温シート9により外側覆い部2Aが形成さ
れると共に、環状内枠7と押え環8と他方の起毛
保温シート10により内側覆い部2Bが形成され
ている。即ち、第2図aのように、外側覆い部2
Aは、環状外枠6の他端6f側が起毛保温シート
9の裏面に当てがわれて、その起毛保温シート9
により環状外枠6の他端6f側の開口部および外
周面が覆われると共に、環状外枠6の取付片6c
が起毛保温シート9に設けられた切目(第1図)
9aからシート表面側に突き出され、また、シー
ト周縁部9bが環状外枠6の一端6a側から内側
に折り込まれて各係止ピン6eに係止されること
により形成されている。また、内側覆い部2B
は、環状内枠7の他端7d側に起毛保温シート1
0の裏面が当てがわれて、その起毛保温シート1
0により環状内枠7の他端7d側の開口部および
外周面が覆われると共に、シート周縁部10bが
環状内枠7の一端7a側から内側に折り込まれた
のち、その一端7a側から環状内枠7内に押え環
8が強制的に押入されることにより形成されてい
る。而して、その状態では、押え環8の外周面に
より、環状内枠7内に折り込まれたシート周縁部
10bが環状内枠7の内周面に押しつけられ、か
つそれぞれの係止ピン7c,8cがシート周縁部
10bに係止することにより、そのシート周縁部
10bが抜け止めされている。しかる後、内側覆
い部2Bが環状内枠7の一端7a側から外側覆い
部2Aの中に強制的に押し込まれて、第2図bの
ように、環状外枠6の環状抜止片6bにより抜け
止めされている。また、上記内側覆い部2Bの外
側覆い部2Aへの押し込み時、内側覆い部2Bに
より外側覆い部2Aのシート周縁部9bが内側に
引き込まれて各係止ピン6eに強力に係止するこ
とゝ、環状内枠7の環状押圧片7bにより外側覆
い部2Aのシート周縁部9bおよび内側覆い部2
Bのシート周縁部10cが環状外枠6の内周面に
強力に押圧されることにより、両シート周縁部9
b,10cが着実に抜け止めされ、もつて表面が
取付片6cを除いて起毛保温シート9,10によ
り全面的に覆われ、かつ内部空間11が外部より
遮断された扁平円形状の耳覆い本体2が形成され
ている。
なお、上記のように内側覆い部2Bを外側覆い
部2Aの中に押し込んだとき、内側覆い部2Bに
より外側覆い部2Aのシート周縁部9bが環状外
枠6の内側に引き込まれることにより、起毛保温
シート9のたるみが吸収される。また、内側覆い
部2Bにおいては、シート周縁部10bが押え環
8により環状内枠7の内周面に押圧されて、各係
止ピン7c,8aに係止しているので、上記の押
し込み時に、シート周縁部10cが環状外枠6側
の係止ピン6eに引つ掛かつて引き出されること
がなく、従つて起毛保温シート10がたるむこと
はない。
他方、第1図、第3図および第4図のように、
連結具3は、各サブバンド部5の先端に上述の耳
覆い本体2を連結するもので、それぞれ2つのブ
ロツク片12,12と、その結合に用いるビス1
3およびナツト14と、サブバンド部5の先端に
軸部15を介して一体形成された球体16とから
なつている。こゝで、ブロツク片12,12に
は、その内面で互いに一致する溝12a,12a
と、これより上部で互いに間〓を保つて対向する
球欠面12b,12bと、溝12a部を貫通する
ビス孔12c,12cとが設けられている。そし
て、両方の球欠面12b,12bに球体16の直
径方向の二箇所が回動自在に嵌合保持されて球面
継手17が形成される一方、溝12a,12aに
耳覆い本体2の取付片6cが嵌合されて、両ブロ
ツク片12,12のビス孔12cに取付片6cの
ビス孔6dが合わされた状態で、これらビス孔に
ビス13が挿通されると共に、そのビス13にナ
ツト14が締めつけられることにより、両ブロツ
ク片12,12と取付片6cとが一体固定されて
いる。なお、ビス13の頭部およびナツト14
は、ブロツク片12の内部に収まるようになつて
いる。
而して、第3図および第4図のように、軸部1
5のつけ根周縁にはつば部5bが形成され、ま
た、そのつば部5bの下側平面部5cに対向する
平面部12dがブロツク片12の上端部に形成さ
れている。即ち、耳覆い本体2が第4図のような
耳覆い位置にあると、上記両平面部5c,12d
が互いに面接触して、耳覆い本体2が耳覆い位置
に保持されると共に、その耳覆い本体2を、球体
16の中心を上下方向に通る縦軸18を中心に
ほゞ90゜回動して、第4図の仮想線で示すように、
耳覆い本体2の耳当たり面20を前後方向Aに向
けられるようになつている。また、ブロツク片1
2における平面部12dの両側は円弧面12eに
形成され、もつて両平面部5c,12dの係合力
に打ち勝つて、球体16の中心を左右方向Bに通
る横軸19を中心に、ブロツク片12を矢印C1
またはC2の方向へ回動、即ち耳覆い本体2を前
後方向Aのいずれか一方に回動突出させると共
に、その90゜の回動突出位置で、ブロツク片12
の側面12fまたは12gがつば部5bに当接し
て位置規制されるようになつている。第5図は耳
覆い本体2を矢印C2の方向に90゜回動して、側面
12gをつば部5bに当接させた状態を示す。
次に、上記防寒用耳覆いの作用を説明する。
第6図aはヘツドバンド1を伸張させると共
に、左右の耳覆い本体2,2の耳当たり面20,
20をヘツドバンド1の下部で互いに対向させた
状態、即ち、耳覆いを着装可能に展開させた正面
図である。而して、両耳覆い本体2,2は、下部
側が互いに接するように傾くことにより、着装し
たとき、ヘツドバンド1の弾性力で耳当たり部2
0,20が耳部に押しつけられるようになつてい
る。
一方、第6図aのように展開された耳覆いを折
り畳むときは、まず、一方の耳覆い本体2を、第
5図および第6図bのように、横軸19を中心に
回動して前後方向Aのいずれか一方に突出させた
のち、縦軸18を中心に、さらに耳覆い本体2を
ほゞ90゜回動して、第6図Cのように、ヘツドバ
ンド1の内側領域21に収納させる。さらに、こ
れと同様の操作によつて、他方の耳覆い本体2を
ヘツドバンド1の内側領域21に収納させること
により、第6図dのように、2つの耳覆い本体
2,2を平面的に重合させ、かつ第6図eのよう
に、ヘツドバンド1を収縮させる。これにより、
第7図に示すように、その防寒用耳覆いは、2つ
の耳覆い本体2が互いに平面的に重合し、かつそ
れらの耳当たり面20がヘツドバンド1の弯曲平
面に沿つてその内側領域21に収まつた、コンパ
クトな状態に折り畳まれたものとなる。
なお、別の折り畳み方法として、まず、第6図
aの状態にある耳覆い本体2を、第8図のように
縦軸18を中心にほゞ90゜回動させたのち、さら
に第3図の横軸19が変位したものに相当する横
軸22を中心に回動して、ヘツドバンド1の内側
領域21へ収めるというような方法もある。
而して、上記構成においては、第2図bの如
く、耳覆い本体2の内部空間11は外部より遮断
された形となつているので、内部空間11内の空
気の出入りは防止され、従つて耳覆い本体2の保
温性は非常に良好である。また、耳覆い本体2の
外面部23は内面部側つまり耳当たり面20側と
同様に起毛保温シート10のみで形成されるの
で、内部空間11が遮断される構成でありなが
ら、良好な通音性が得られる。さらに、耳覆い本
体2の表面が起毛保温シート9,10により全面
的に被覆されるので、外観および触感もあたゝか
いものとなる。
なお、ヘツドバンド1は、左右2本のサブバン
ド部5により伸縮自在としたが、その伸縮構造は
任意に変更することができ、また、連結具3につ
いては、実施例で述べた球面継手17以外の継手
を用いることも可能である。さらに、耳覆い本体
2は、実施例のように、全面が起毛保温シートで
覆われる構成のものに代えて、例えば、実公昭60
−9210号公報記載のように、合成樹脂製の椀状基
体の開口部に起毛保温シートをあてがつてなるよ
うな、いわゆる片側シート構造のものを使用して
も良い。
考案の効果 この考案は、上述のように構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
請求項(1)の防寒用耳覆いにおいては、耳覆い本
体を、その耳当たり面がヘツドバンドの弯曲平面
に沿うようにしてヘツドバンドの内側領域に収め
られる構成となつているので、コンパクトに折り
畳めて、携帯に非常に便利である。
請求項(2)の防寒用耳覆いにおいては、ヘツドバ
ンドを伸縮自在とするので、これを縮めることに
よつて、更にコンパクトな折り畳み状態、即ちジ
ヤンパのポケツト等に入れて手軽に携帯できる折
り畳み状態が形成される。
請求項(3)の防寒用耳覆いにおいては、縦軸と横
軸を球面継手により形成するので、構成が簡単
で、しかも組み立てが容易であり、結果として安
価なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は防寒用耳覆いの分解斜視図、第2図aおよび
bは耳覆い本体の組み立て工程を示す断面図、第
3図は連結部分の縦断面図、第4図は同部分の側
面図、第5図は位置決め機構部の説明図、第6図
aないしeは耳覆いの折り畳み手順を示す正面
図、第7図は耳覆いの折り畳み状態を示す斜視
図、第8図は別の折り畳み方法の説明図である。 1……ヘツドバンド、2……耳覆い本体、3…
…連結具、17……球面継手、18……縦軸、1
9……横軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 弯曲状のヘツドバンド1の両端部に、連結具
    3を介して耳覆い本体2を連結してなる構成で
    あつて、耳覆い本体2を、その耳当たり面20
    が前後方向Aを向く状態に回動させる縦軸18
    と、少なくとも前後方向Aのいずれか一方に突
    出する状態に回動させる横軸19とが連結具3
    に設けられた防寒用耳覆い。 (2) ヘツドバンド1は伸縮自在である請求項(1)記
    載の防寒用耳覆い。 (3) 縦軸18と横軸19は球面継手17により形
    成された請求項(1)記載の防寒用耳覆い。
JP2197288U 1988-02-22 1988-02-22 Expired JPH0352498Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2197288U JPH0352498Y2 (ja) 1988-02-22 1988-02-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2197288U JPH0352498Y2 (ja) 1988-02-22 1988-02-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01125319U JPH01125319U (ja) 1989-08-25
JPH0352498Y2 true JPH0352498Y2 (ja) 1991-11-14

Family

ID=31239672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2197288U Expired JPH0352498Y2 (ja) 1988-02-22 1988-02-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0352498Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4758450B2 (ja) * 2008-03-24 2011-08-31 聲騰企業有限公司 耳当ての構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01125319U (ja) 1989-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20060051367A (ko) 헤드폰장치
JPH0352499Y2 (ja)
JP2935827B2 (ja) 折畳式梯子用のヒンジ
JPH0352498Y2 (ja)
JP2767553B2 (ja) 指圧具
JP3111757B2 (ja) ヘッドフォン
JPH07131697A (ja) ホルダーバンド
JPS6320232Y2 (ja)
JP3043844U (ja) クロッケー用マレット
JPH0380425U (ja)
JPH0617428Y2 (ja) ヘツドセツト用マイクロホンの保持装置
JPS5910866Y2 (ja) ヘツドホ−ンのユニツト回転機構
JPH0535679Y2 (ja)
JPS6350253Y2 (ja)
JPH0227868U (ja)
JP3145987U (ja) 耳カバー
JP2001099134A (ja) ボールジョイント
JP2585611Y2 (ja) 携帯用傘
JPH0352456A (ja) ビデオカメラ
JPS645575U (ja)
JPH0386428U (ja)
JPH01131017U (ja)
JPS62135277U (ja)
JPH028283U (ja)
JPH0487039U (ja)