JP4791406B2 - 撮影装置 - Google Patents

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Description

この発明は、撮影装置、詳しくは外部装置との間で有線接続又は無線接続によるデータ通信を行うことのできる撮影装置に関するものである。
従来、撮影光学系により結像される光学像を撮像素子等の光電変換素子により光電変換処理することで、所望の被写体の光学像を電気的な画像信号として取得した後、この画像信号をデジタルデータ化した形態の画像データと、当該画像信号に関連する各種の情報データとを合わせて形成したデジタル画像データファイル(以下、画像ファイルという)として記録媒体に記録し得るように構成したいわゆるデジタルカメラ等の撮影装置(以下、単にデジタルカメラという)が広く一般に普及している。
このようなデジタルカメラにおいては、記録媒体に記録された画像ファイルを、例えば小型コンピュータ等の画像再生装置又は画像処理装置や、プリンター等の画像印刷装置等の外部装置へとデータ伝送する手段を有しているものがある。
このデータ伝送手段としては、デジタルカメラと外部装置との間を接続ケーブル等の線による伝送路を用いてデータ伝送を行う有線接続インターフェース(以下、有線接続IFと略記する)、具体的にはUSB(Universal Serial Bus)規格に準拠した有線通信機能によるUSB接続等がある。
また、他のデータ伝送手段としては、電磁波や赤外線等を用いることでデジタルタルカメラと外部装置との間の伝送路として線を使用せずにデータ伝送を行う無線接続インターフェース(以下、無線接続IFと略記する)、具体的にはワイヤレスUSB(Wireless Universal Serial Bus;WUSB)規格に準拠した無線通信機能によるWUSB接続や、超広帯域(UWB;Ultra Wide Band) 無線接続や、IrDA(アイアールディーエイ;Infrared Data Association)規格に準拠した赤外線通信機能による光無線接続等がある。
そして、近年のデジタルカメラにおいては、有線接続IFと無線接続IFとを合わせ持ち、場合に応じて両者のいずれかを使い分けることで、その場の状況に応じて外部装置との間で効率的にデータ伝送を行うことができるようになっている。
一方、デジタルカメラ等の撮影装置を水中等の環境下で使用するために、水密性を有する防水ケース等の透明筐体(以下、単に防水ケースという)が広く普及している。
このような防水ケースにデジタルカメラ等の撮影装置を入れた状態では、接続ケーブルを接続することができないので、有線接続IFを利用したデータ伝送を行なうことができないことになる。
例えば、デジタルカメラを防水ケースに入れた状態で水中撮影等に使用した後、デジタルカメラ内の記録媒体に記録された画像ファイルを外部装置へとデータ伝送する場合において、有線接続IFを使用するためには、デジタルカメラを防水ケースから取り出す必要がある。
しかしながら、データ伝送を行った後、再度、水中使用を繰り返して行うような使用状況の場合には、一連の使用環境の間は、防水ケースの開閉をできるだけ避けたいという事情がある。このことは、防水ケースの開閉時に、防水ケースの嵌合部等に微小なゴミ等を挟み込んでしまう等、防水ケースの水密性を損なう要因が存在するためである。
そこで、例えば特開2005−341154号公報によって開示されている技術手段は、防水ケース自体に無線接続IFを具備し、この防水ケース内の所定の位置にデジタルカメラを配置したときには、デジタルカメラの有線接続IFが防水ケースの無線接続IFと電気的に接続されるように構成している。
これによれば、デジタルカメラを防水ケース内に配置して、デジタルカメラの有線接続IFと防水ケースの無線接続IFとを接続することで、デジタルカメラを防水ケースに入れた状態で無線通信を行うことができるというものである。
特開2005−341154号公報
ところが、上述の特開2005−341154号公報によって開示されている手段によれば、防水ケースの側に無線接続IFを設けるようにしていることから、防水ケース自体が電子機器となるので、防水ケースとデジタルカメラ等の複数機器からなるシステムとして考える必要があり、効率的な保守を行なうことが難しくなるという問題点がある。
また、デジタルカメラ自体に有線接続IFと無線接続IFを備えて構成されている場合には、デジタルカメラを防水ケースに入れたときには、デジタルカメラ側の無線接続IFを利用した方が効率的であると考えられる。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、外部装置との間でデータ通信を行うための有線通信手段及び無線通信手段を具備するデジタルカメラ等の撮影装置であって、防水ケース内に撮影装置(デジタルカメラ)を装填した状態で使用する際に、操作性を損なうことなく特別な設定操作等を不要としながら容易に外部装置とのデータ通信を行うことができるようにしたデジタルカメラ等の撮影装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明による撮影装置は、外部装置との間でデータ通信可能な撮影装置であって、有線接続により外部装置との間でデータ信号を送受信する有線通信手段と、無線接続により外部装置との間でデータ信号を送受信する無線通信手段と、上記有線通信手段及び上記無線通信手段のオンオフ制御を行う通信制御手段と、当該撮影装置の全体を覆うケースが装着されたことを検出する検出手段と、を具備し、上記通信制御手段は、上記検出手段が当該撮影装置に上記ケースが装着されたことを検出した場合には、上記有線通信手段をオフ制御し上記無線通信手段をオン制御することを特徴とする。
本発明によれば、外部装置との間でデータ通信を行うための有線通信手段及び無線通信手段を具備するデジタルカメラ等の撮影装置であって、防水ケース内に撮影装置(デジタルカメラ)を装填した状態で使用する際に、操作性を損なうことなく特別な設定操作等を不要としながら容易に外部装置とのデータ通信を行うことができるようにしたデジタルカメラ等の撮影装置を提供することができる。
以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)の内部構成の概略を示すブロック構成図である。図2は、図1のデジタルカメラを防水ケース内の所定の位置に配設した状態を示す外観図である。なお、図2においては防水ケースが開放されている状態を示している。
本実施形態の撮影装置は、例えば光学レンズ等によって形成される被写体像を受光して、これを撮像素子等によって光電変換して電気的な画像信号を取得し、この画像信号を画像データとして記録媒体等に記録するための構成を具備し、かつ外部装置(例えば小型コンピュータ等の画像再生装置又は画像処理装置や外部ストレージ装置,他のデジタルカメラ等の撮影装置,プリンター等の画像印刷装置等)との間でデータ通信を行うための有線通信機能及び無線通信機能を具備するデジタルカメラである。
本実施形態の撮影装置であるデジタルカメラ(以下、単にデジタルカメラという)100は、図1に示すように、レンズ1と、撮像素子2と、撮像回路3と、A/D変換器(図1では単に「A/D」と表記している)4と、信号処理回路5と、フレームメモリ6と、FIFOメモリ7と、TFT液晶駆動回路9と、TFTパネル10と、バックライトユニット11と、ビデオ出力回路12と、ビデオ出力端子13と、記録バッファ14と、記録媒体インターフェース(記録媒体I/F)15と、記録媒体16と、アクチュエータ17と、アクチュエータ駆動回路18と、外部有線データインターフェース(外部有線データI/F)22と、キーマトリクス23と、LCD表示回路24と、LCDパネル25と、電池26と、電源回路27と、バックアップ電源28と、電池状態検出回路29と、第1CPU31と、第2CPU32と、EEPROM19と、外部無線データインターフェース(I/F)20と、無線アンテナ21と、防水ケース検出回路33等によって主に構成されている。
レンズ1は、光学的な被写体像を形成し、これを撮像素子2の受光面上に結像させるために設けられるものである。
撮像素子2は、レンズ1によって形成される光学的な被写体像を受けて光電変換処理を行って、電気的な画像信号を出力する素子である。この撮像素子2としては、高速読み出しを行うことができるタイプの固体撮像素子であって、例えばCCD(電荷結合素子),CMOS(相補型金属酸化膜半導体)あるいはその他の各種のタイプの撮像素子が適用され得る。
撮像回路3は、撮像素子2からの出力信号を受けて、その画像信号に対して各種のアナログ信号処理を行う電子回路である。
A/D変換器4は、撮像回路3から出力されるアナログ形式の画像信号を受けて、デジタル形式の画像信号に変換するための回路である。
なお、本実施形態のデジタルカメラ100においては、上述のレンズ1,撮像素子2,撮像回路3,A/D変換器4等によって、被写体を撮影する撮影手段の主要部が構成される。
信号処理回路5は、A/D変換器4から出力されたデジタル形式の画像信号を受けて、各種のデジタル的な信号処理を行う回路である。
フレームメモリ6は、信号処理回路5によって処理された画像信号を受けて、処理済の画像信号や、この画像信号に関する各種データ等を一時的に記憶する一時記憶手段である。このフレームメモリ6としては、例えばSDRAM等の半導体記憶素子等が適用される。
FIFOメモリ7は、画像信号を各種の表示装置へ向けて出力する際に、当該画像信号の一時的な記憶を行うために設けられるメモリである。
TFT液晶駆動回路9は、FIFOメモリ7から出力される画像信号を受けてTFTパネル10を制御する回路である。
TFTパネル10は、TFT液晶駆動回路9の制御によって画像信号に基づく画像や当該デジタルカメラ100における各種の情報等を表示するための表示部であり、カラー表示可能なものが用いられる。
TFTパネル10は、図2に示すようにデジタルカメラ100の背面側の略中央部に、その表示面を外側に向けて配設されている。
バックライトユニット11は、TFTパネル10の背面側に設けられ、当該TFTパネル10を背面側から照明するためのものである。
なお、本実施形態のデジタルカメラ100においては、上述のTFT液晶駆動回路9,TFTパネル10,バックライトユニット11等によって、上記撮影手段により撮影された被写体像を画像として表示する表示手段の主要部が構成される。
ビデオ出力回路12は、FIFOメモリ7からの画像信号を受けて、例えばNTSC形式のビデオ信号に変換し、ビデオ出力端子13を介して、当該ビデオ出力端子13に接続される外部表示装置等へ出力するための回路である。
ビデオ出力端子13は、本デジタルカメラ100と外部表示装置等との間を電気的に接続するビデオケーブル等の信号線を接続するための接続端子である。
記録バッファ14は、フレームメモリ6に一時的に記憶されている画像信号等を記録媒体16に画像データとして記録するとき、若しくは記録媒体16から画像データを読み出してフレームメモリ6に一時的に記憶するとき等に用いられるバッファ(一時保存領域)である。
記録媒体I/F15は、記録媒体16への画像データ等の記録処理や、記録媒体16からの画像データ等の読み出し処理等を制御するための回路である。
記録媒体16は、画像データやその他の各種データを記録するための不揮発性の記録媒体、例えば薄板形状,カード形状からなるメモリカード等である。この記録媒体16としては、例えばデジタルカメラ100等の機器に対して着脱自在とする形態のものや、デジタルカメラ100等の機器内部の電気回路に固設されている形態のもの等、様々な形態のものがあり、いずれの形態のものでも、本実施形態のデジタルカメラ100に適用し得る。
なお、本実施形態のデジタルカメラ100においては、記録媒体16はカメラに対して着脱自在に配置される形態のものが用いられている。
上述の記録バッファ14,記録媒体I/F15等によって、上記撮影手段で撮影された画像に関する画像信号及びその付随データ等を所定の形態のデータとして記録媒体16に記憶する画像記憶手段の主要部が構成される。
アクチュエータ17は、レンズ1を駆動して、オートフォーカス動作を行ったりあるいはズーミング動作を行ったりするための駆動源である。
アクチュエータ駆動回路18は、第1CPU31の制御に基づいてアクチュエータ17を制御し駆動する回路である。
外部有線データインターフェース(外部有線データI/F)22は、本デジタルカメラ100と外部装置(図示せず)との間において画像データ等の送受信を接続ケーブル等を介して行うための接続部分(インターフェース)であって、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格やIEEE1394規格等に準拠した有線通信機能を有するものが適用される。本実施形態は、USB規格に準拠した有線通信機能を有するシステムとして例示している。
この外部有線データインターフェース22及びこれに接続される接続ケーブル(図示せず)と、第1CPU31のシステムコントロール部31a内に設けられる通信制御手段としてのUSB通信制御機能部31b等によって、本デジタルカメラ100と外部装置との間で有線接続することにより情報(データ信号)を送受信する有線通信手段の主要部が構成される。
キーマトリクス23は、本実施形態のデジタルカメラ100に設けられる各種の操作スイッチや操作ボタン等を含む操作入力手段の総称として用いている。即ち、キーマトリクス23の具体的な構成例は、例えば図2に示すように、当該デジタルカメラ100の電源状態をオン又はオフ状態に切り換える電源ボタン(図示せず)や、撮影動作を開始させるレリーズボタン23a、撮影動作モード時には撮影倍率を変更するズームボタンとして機能する一方、再生動作モード時には再生画像の拡大表示や縮小表示の表示切換ボタンとして機能するズームレバー23b,メニュー画面を呼び出す等各種の機能に割り当てられる各種操作ボタン23c,動作モードを切り換えるモード切換ダイヤル23d,メニュー画面などの選択設定を行う四方向選択キー(十字キーともいう)23f,各種の操作ボタンを用いて選択した項目を決定する指示を行うOKボタン23g等等、各種の操作部材と、これらの操作部材のそれぞれに連動し所定の指示信号を発生させるスイッチ部材及び各スイッチ部材からの指示信号を伝達する電気回路等を含んで構成される入力操作系の構成部材である。このキーマトリクス23の各操作部材が操作されることによって発生した指示信号は、第1CPU31に向けて出力されるようになっている。
なお、本実施形態のデジタルカメラ100におけるキーマトリクス23を構成する各種の操作部材(23b,23c,23d,23f,23g)は、図2に示すように外装部材の一部である背面カバー101の表面上の所定の部位にそれぞれ設けられている。このうちモード切換ダイヤル23dは、本デジタルカメラ100の背面カバー101に対して回動自在に軸支されている。また、レリーズボタン23aは、本デジタルカメラ100の上面側の所定の部位に配置されている。
LCD表示回路24は、第1CPU31の制御に基づいてLCDパネル25を制御し、これに各種の情報表示を行わせる回路である。
LCDパネル25は、例えば小型の液晶表示装置(LCD)等によって構成され、当該デジタルカメラ100において設定済みの各種設定情報、例えば撮影モード等の動作モード情報や、記録媒体16に記録可能な画像の枚数情報,撮影時のシャッタ速度や絞り値等の露出に関する情報等を表示する情報表示部材である。
電池26は、当該デジタルカメラ100における主(メイン)電源である。
バックアップ電源28は、当該デジタルカメラ100の内部メモリや内部時計等に対して常に電力を供給するために設けられ、例えば本デジタルカメラ100における各種の設定値等の情報や日時情報等を保持したり、日付表示を上記LCDパネル25等を用いて常時行い得るようにするための副(サブ)電源である。
電源回路27は、第1CPU31の指令に基づいて上記電池26及び上記バックアップ電源28からの電源を受けて、本デジタルカメラ100の内部の各電気回路へと適宜供給する制御を行う回路である。
電池状態検出回路29は、電池26における電圧等、当該電池26の状態を検出して、同電池26の電池残量等を算出し、その結果を第1CPU31へと出力する回路である。
第1CPU31は、主(メイン)CPUとして配設されているものである。この第1CPU31は、本実施形態のデジタルカメラ100における各回路を統括的に制御するための制御手段である。そのために、本デジタルカメラ100の第1CPU31は、同デジタルカメラ100におけるシステム全体を適宜制御(コントロール)するためのシステムコントロール部31aを備えている。
このシステムコントロール部31aの内部には、各種の電気回路等が形成されていて、例えばUSB通信制御機能部31b,WUSB通信制御機能部31c,カメラ通信モード切換機能部31e等等、本デジタルカメラ100の動作機能を制御するための各種の機能を実現する制御回路を内部に有して構成されている。
USB通信制御機能部31bは、例えばUSB規格に準拠した有線通信機能を実現するための有線通信手段、即ち外部有線データインターフェース22等のオンオフ制御等を行う通信制御手段となる回路である。
WUSB通信制御機能部31cは、例えばワイヤレスUSB(Wireless Universal Serial Bus;WUSB)規格に準拠した無線通信機能を実現するための無線通信手段(詳細は後述する)、即ち外部無線データインターフェース20等のオンオフ制御等を行う通信制御手段となる回路である。
カメラ通信モード切換機能部31eは、本デジタルカメラ100と外部装置(図示せず)との間におけるデータ通信を行う際の通信モードのうち有線通信モードと無線通信モードとの切り換え制御を行う回路である。
上記第1CPU31は、主に各種の動作制御を行うための集積回路である。一方、第2CPU32は、主に画像データ等のデータを扱う各種の処理制御を行う集積回路である。
即ち、第2CPU32は、例えばフレームメモリ6に一時的に記憶されている画像データを受けて各種の信号処理を施す各種の回路、例えば画像圧縮伸張部32c,記録媒体アクセス部32b等を内部に有して構成されている。
画像圧縮伸張部32cは、フレームメモリ6に記憶されている画像データ等を読み出して、例えばJPEG圧縮処理等を行ったり、記録媒体16から読み出された圧縮画像データ等の伸張処理等を行うものである。
記録媒体アクセス部32bは、記録媒体インターフェース15による記録媒体16へのアクセスを制御するための回路部である。
EEPROM19は、第1CPU31,第2CPU32により実行される処理プログラム(アプリケーションソフトウエア)等や、外部装置と通信するための通信設定情報等のデータ等等、本デジタルカメラ100における各種の設定データや固有データ等を記憶し保持するための不揮発性記憶媒体である。このEEPROM19としては、例えばフラッシュロム(FlashROM)等が適用される。
さらに、本実施形態のデジタルカメラ100においては、無線通信機能を備えた外部装置との間で無線接続を確立することにより情報(データ信号)を送受信する無線通信を行ない得る無線通信手段を具備している。即ち、本デジタルカメラ100は、図2に示すように無線アンテナ21,外部無線データインターフェース20,第1CPU31のシステムコントロール部31a内に設けられる通信制御手段としてのWUSB通信制御機能部31c等からなる無線通信手段を有して構成されている。
無線アンテナ21は、本デジタルカメラ100と外部装置(図示せず)との間で無線によるデータ通信等を行うのに際して、外部装置から発信される所定の形態の電磁波等の無線信号を受信すると共に、本デジタルカメラ100から発信する所定の形態の電磁波等の無線信号を送信する無線信号入出力部である。
無線アンテナ21は、外部無線データインターフェース20に接続されていて、送受信した無線信号を外部無線データインターフェース20に対して入出力するようになっている。
外部無線データインターフェース20は、無線アンテナ21と第1CPU31との間に介在し上記無線アンテナ21により入力された無線信号を所定の形態の電気信号に変換して第1CPU31へ出力したり、第1CPU31からの信号を無線信号に変換して無線アンテナ21へと出力する無線通信接続部(インターフェース)として機能している。
外部無線データインターフェイス20は、第1CPU31のシステムコントロール部31aのWUSB通信制御機能部31dによって制御される。
防水ケース検出回路33は、デジタルカメラ100(撮影装置)の全体を覆う防水ケース103(図2参照)が、当該デジタルカメラ100に装着されたことを検出するための検出手段であって電気接点や電気回路等からなる。この防水ケース検出回路33は、第1CPU31と電気的に接続されている。
換言すれば、防水ケース検出回路33は、防水ケース103の内部の所定の部位に本実施形態のデジタルカメラ100が配設され、かつその状態(防水ケース103内にデジタルカメラ100を装填した状態)において当該防水ケース103が水密的に密封状態とされたことを検出する電気回路である。
また、これに応じて、本実施形態のデジタルカメラ100は、図2に示すように外装部材の一部である背面カバー101の所定の部位に、防水ケース103の所定の部位に対応して設けられる防水ケース検出機構を具備して構成されている。この防水ケース検出機構は、上述の防水ケース検出回路33に作用するようになっている。
ここで、防水ケース103の構成は、次のようになっている。即ち、本実施形態のデジタルカメラ100に対応する防水ケース103は、図2に示すように、デジタルカメラ100の主に前面側を覆い得るようにシェル状に形成される前側シェル103bと、同デジタルカメラ100の主に背面側を覆い得るようにシェル状に形成される後側シェル103aとによって構成される。前側シェル103bと後側シェル103aとは、当該防水ケース103の一側部に設けられる蝶番部103cによって互いに回動自在に軸支されている。そして、蝶番部103cを回転中心として前側シェル103bと後側シェル103aとを互いに対向するように配置させ、両者の外周縁部を密着させたとき、内部に所定の水密空間が形成されるようになっている。この水密空間の内部に、デジタルカメラ100が配置されるように形成されている。なお、防水ケース103は、全体が略透明な樹脂製部材等によって形成されている。
防水ケース103の後側シェル103aの内面における所定の部位には、防水ケース103側の防水ケース検出機構の構成部材としての接触片103dが配設されている。この接触片103dは、図2のA−A線に沿う部位の断面(二箇所とも同様)が凸形状の嵌合凸部を形成し、この二箇所の嵌合凸部は連結されるように形成されている。接触片103dは、金属片等の導電体によって構成されている。
そして、防水ケース103の内部にデジタルカメラ100を装填して密封した状態にしたとき、接触片103dの二つの凸部に対向する部位、即ちデジタルカメラ100の背面カバー101の所定の部位に、本デジタルカメラ100側に防水ケース検出機構の構成部としての嵌合孔である被検出凹部33a,33bが形成されている。
デジタルカメラ100側の被検出凹部33a,33bは、防水ケース103とデジタルカメラ100とを上述のような状態(デジタルカメラ100を防水ケース103内に密封状態で装填した状態)としたときに、防水ケース103側の接触片103dの二つの凸部のそれぞれが嵌合し得るように、図2のB−B線に沿う断面が凹形状となるように形成されている。
なお、本実施形態のデジタルカメラ100における被検出凹部33a,33bは、本デジタルカメラ100を背面カバー101の側(背面側)から見たとき(図2参照)に、その左側端部近傍の中程の部位に二つ形成されている。これに対応させて、防水ケース103側の接触片103dの二つの凸部が配置されている。したがって、防水ケース103の内部にデジタルカメラ100を装填して密封状態としたときには、接触片103dの二つの凸部が二つの被検出凹部33a,33bのそれぞれに嵌合するようになっている。
デジタルカメラ100側の被検出凹部33a,33bの内部には、上述の防水ケース検出回路33(図1参照)の電気接点(図示せず)が配設されていて、この電気接点は、防水ケース検出回路33を介して第1CPU31と電気的に接続されている。したがって、接触片103dの各凸部が被検出凹部33a,33b内に正しく嵌合状態となったときには、接触片103dによって被検出凹部33a,33b内の二つの電気接点が通電することになる。これにより、第1CPU31は、防水ケース検出回路33を介して本デジタルカメラ100が防水ケース103内に装着されていることを検出し得るようになっている。
そして、図2に示すように、本デジタルカメラ100においては、背面カバー101の所定の部位であって、モード切換ダイヤル23dの外周部近傍部位に、指標凸部101aが形成されている。この指標凸部101aに対してモード切換ダイヤル23dを回動させて同モード切換ダイヤル23dのダイヤル表面上に記述された動作モードを表わす表示を合致させることで、所望の動作モードを選択設定することができるようになっている。指標凸部101aは、そのための指標である。
防水ケース103の外表面上には、内部に配設したデジタルカメラ100の各操作部材に対応させて外部からデジタルカメラ100側の各操作部材に作用してこれらを操作し得るような操作ボタン等が配設されており、またデジタルカメラ100のレンズ1やTFTパネル10の表示部にそれぞれ対応する部位には平面かつ透明部が形成されている。なお、防水ケース103の詳細な形状等については、本発明に直接関係しない部分であるので図2において詳細な図示は省略している。
また、本デジタルカメラ100について、その他の本発明に関連しない部分の構成については、通常一般のデジタルカメラと同様の構成であるものとして、その詳細な図示及び説明は省略する。
このように構成された本実施形態のデジタルカメラ100の作用を以下に説明する。
図3は、本実施形態のデジタルカメラを起動(パワーオン)したときに、デジタルカメラに防水ケースが装着されているか否かを検出する防水ケース検出処理がなされる際の作用の流れを示すフローチャートである。
まず、本実施形態のデジタルカメラ100の電源ボタン(図示せず)が使用者により操作される等により、本デジタルカメラ100は起動する(パワーオン)。
すると、図3のステップS1において、本デジタルカメラ100の第1CPU31は、本デジタルカメラ100の内部回路の初期化処理を実行する。この初期化処理は、通常のデジタルカメラで行われるのと同様の処理である。その後、ステップS2の処理に進む。
ステップS2において、本実施形態のデジタルカメラ100は、第1CPU31の制御により防水ケース検出処理の実行を開始する。この防水ケース検出処理は、第1CPU31が防水ケース検出回路33からの信号を監視する信号監視処理である。第1CPU31は、当該処理ステップにて、この信号監視処理を開始し継続させる。その後、ステップS3の処理に進む。
ステップS3において、第1CPU31は、本デジタルカメラ100が防水ケース103内に入っている状態にあるか否かの判断する処理を行う。この判断は、上述のステップS2における防水ケース検出処理の結果に基づく判断である。
ここで、デジタルカメラ100が防水ケース103内に入っている状態とは、具体的には、デジタルカメラ100が防水ケース103の内部の所定の部位に配設された状態において防水ケース103が密封された状態、換言すれば、デジタルカメラ100が防水ケース103内に装填されている状態をいうものとする。
この状態にあるときには、上述したように防水ケース103の接触片103dの各凸部が、デジタルカメラ100の背面カバー101の被検出凹部33a,33bのそれぞれに嵌合した状態となる。このとき、接触片103dの各凸部が被検出凹部33a,33b内の各電気接点に接触する。これにより、被検出凹部33a,33b内の各電気接点は通電状態となる。
第1CPU31は、防水ケース検出回路33を介してこの通電状態を検知することで、本デジタルカメラ100が防水ケース103内に入っている(装着されている)ことを検出する。
そこで、上述のステップS3の処理において、第1CPU31は、防水ケース検出回路33からの所定の信号(二つの電気接点が通電状態にある旨の信号)を受けた場合、本デジタルカメラ100が防水ケース103内に入っている状態にあると判断して、次のステップS4の処理に進む。
ステップS4において、第1CPU31は、システムコントロール部31aのカメラ通信モード切換機能部31eを制御して通信モードの設定を無線通信モードに切り換え設定すると共に、WUSB通信制御機能部31cを制御して無線通信手段による無線通信機能をオン制御する。また、USB通信制御機能部31bを制御して有線通信手段による有線通信機能をオフ制御する。その後、本デジタルカメラ100は、次の動作指示を待機する待機状態となる。ここで、何らかの動作指示が生じた場合、第1CPU31は、これを受けてその動作指示に応じた処理に移行する(リターン)。
一方、上述のステップS3の処理において、第1CPU31は、防水ケース検出回路33からの所定の信号を検出し得なかった(二つの電気接点が通電状態にない)場合には、本デジタルカメラ100が防水ケース103内に入っている状態にはないと判断して、ステップS5の処理に進む。
ステップS5において、第1CPU31は、システムコントロール部31aのカメラ通信モード切換機能部31eを制御して通信モードの設定を有線通信モードに切り換え設定すると共に、USB通信制御機能部31bを制御して有線通信手段による有線通信機能をオン制御する。また、WUSB通信制御機能部31cを制御して無線通信手段による無線通信機能をオフ制御する。ただし、この場合においては、無線通信手段を用い得る環境でもあるので、使用者は任意に通信モードの変更設定を行なうことにより、通常設定の有線通信モードから無線通信モードに切り換えて使用することも可能である。
その後、本デジタルカメラ100は、次の動作指示を待機する待機状態となる。ここで、何らかの動作指示が生じた場合、第1CPU31は、これを受けてその動作指示に応じた処理に移行する(リターン)。
以上説明したように上記第1の実施形態によれば、デジタルカメラ100の背面カバー101において、防水ケース103の後側シェル103aの内面に設けられる接触片103dの凸部に対応する部位に被検出凹部33a,33bを設け、この被検出凹部33a,33bに電気接点を設けることで、当該デジタルカメラ100に防水ケース103が装着されたことを検出する防水ケース検出手段を構成している。
そして、デジタルカメラ100を防水ケース103内に配置して、防水ケース103を密封状態にしたとき、上記接触片103dの凸部と被検出凹部33a,33bの電気接点とが接触することで、本デジタルカメラ100の第1CPU31は、当該デジタルカメラ100に防水ケース103が装着されたことを検出し、防水ケース103が装着されていることが検出された場合には、第1CPU31は、自動的に通信モードの切り換えを行って、無線通信モードに切り換えるようにしている。
つまり、防水ケース103内にデジタルカメラ100を装填した状態では、有線通信モードでの使用が困難な状況になることから、デジタルカメラ100が、このような状態、即ち防水ケース103内にデジタルカメラ100が装填されて、防水ケース103が水密的に密封状態とされたときには、デジタルカメラ100の通信モード設定を、無線通信モードに切り換えるようにしている。
したがって、本実施形態のデジタルカメラ100によれば、使用時の機器の状況、即ち防水ケース103内に装填された状態か否かによって、有線通信モードと無線通信モードとの切り換え制御が自動的に行なわれるので、使用者がその都度、通信モードの設定変更を行う必要がない。これにより、使用者は、防水ケース103内にデジタルカメラ100を装填する操作を行ったり、防水ケース103に装填しないで使用する場合等、使用状況に関らず通信モード設定を特に意識することなく、デジタルカメラ100の通信機能を使用することができ、よって、防水ケース103を利用する際の操作性の向上に寄与することができる。
上述の第1の実施形態においては、デジタルカメラ100に防水ケース103が装着されたことを検出する検出手段として、デジタルカメラ100側の嵌合孔(被検出凹部33a,33b)及び防水ケース103側の嵌合凸部(接触片103dの凸部)とからなる防水ケース検出機構と、デジタルカメラ100側の電気接点及び防水ケース103側の接触片103dと、これら両者の接触状態を検出する防水ケース検出回路33とによって構成している。しかしながら、本発明は、このような形態に限ることはない。
次に示す本発明の第2の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)は、上述の第1の実施形態のデジタルカメラとは異なる別の構成からなる検出手段によって、同様の効果を得ようとするものである。
図4は、本発明の第2の実施形態を示す図であって、本実施形態の撮影装置であるデジタルカメラを防水ケース内の所定の位置に配設した状態を示す外観図である。なお、図4においては図2と同様に防水ケースが開放されている状態を示している。
本実施形態のデジタルカメラ100Aは、上述の第1の実施形態と略同様の構成からなるものであるが、上述の第1の実施形態とは、上記検出手段の構成及びその作用が若干異なる。したがって、本実施形態においては、上述の第1の実施形態と同じ構成部材については、その詳細説明を省略し、異なる構成についてのみ、以下に説明する。
本実施形態のデジタルカメラ100Aにおいては、上述の第1の実施形態における被検出凹部33a,33bに代えて被検出凹部33cを設けて構成されている。そして、これに対応する防水ケース103A側の部位には、検出凸部103eが突設されており、これによって防水ケース検出機構が構成されている。
上記被検出凹部33cの内部には、例えば押圧スイッチ部材(図示せず)が配設されており、この押圧スイッチ部材は、防水ケース検出回路33に電気的に接続されている。
その他の構成は、上述の第1の実施形態と略同様である。
このような構成により、本実施形態においては、デジタルカメラ100Aを防水ケース103A内に配置して、防水ケース103Aを密封状態にしたとき、防水ケース103Aの後側シェル103Aaの検出凸部103eと、デジタルカメラ100Aの背面カバー101Aの被検出部凹部33cとが嵌合状態になり、このとき検出凸部103eが被検出部凹部33c内の押圧スイッチ部材を押圧する。これにより、押圧スイッチ部材は、所定の指示信号を発生させる。この指示信号は、防水ケース検出回路33を介して第1CPU31へと伝達される。これを受けて第1CPU31は、デジタルカメラ100Aに防水ケース103Aが装着されたことを検出する。
そして、防水ケース103Aが装着されていることが検出された場合には、第1CPU31は、上述の第1の実施形態と同様に、自動的に通信モードの切り換えを行って無線通信モードに切り換える。
以上説明したように上記第2の実施形態によれば、上述の第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の第3の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)について、以下に説明する。
図5〜図7は、本発明の第3の実施形態を示す図であって、このうち図5は、本実施形態の撮影装置であるデジタルカメラを防水ケース内の所定の位置に配設した状態を示す外観図である。なお、図5においては図2,図4と同様に防水ケースが開放されている状態を示している。また、図6,図7は、図5に示すデジタルカメラにおけるモード切換ダイヤルを取り出して示す要部拡大図であって、図6はモード切換ダイヤルを水中撮影モードに設定した状態を示し、図7はモード切換ダイヤルを通常撮影モードに設定した状態を示している。
本実施形態のデジタルカメラ100Bは、上述の第1の実施形態と略同様の構成からなるものであるが、上述の第1の実施形態とは、上記検出手段の構成及びその作用が若干異なる。したがって、本実施形態においては、上述の第1の実施形態と同じ構成部材については、その詳細説明を省略し、異なる構成についてのみ、以下に説明する。
本実施形態のデジタルカメラ100Bにおいては、上述の第1の実施形態における被検出凹部33a,33bに代えて被検出凹部33dをモード切換ダイヤル23Bdのダイヤル面上の所定の部位に設けて構成している。そして、これに対応する防水ケース103B側の部位には、検出凸部103fが突設されており、これによって防水ケース検出機構が構成されている。
防水ケース103B側の検出凸部103fは、モード切換ダイヤル23Bdが所定の設定モード、即ち水中撮影に適した撮影モードである水中撮影モードに設定されたときにのみ被検出凹部33dと嵌合し得るようになっている。つまり、モード切換ダイヤル23Bdが水中撮影モード以外に設定されている状態では、検出凸部103fと被検出凹部33dとは嵌合し得ず、よって防水ケース103Bを密封状態とすることができないようになっている。
このように構成される本実施形態のデジタルカメラ100Bの防水ケース検出機構の詳細を、さらに詳しく説明する。
本実施形態のデジタルカメラ100Bにおけるモード切換ダイヤル23Bdは、上述の第1の実施形態におけると同様に、本デジタルカメラ100Bの背面カバー101に対して回動自在に軸支されている。
このモード切換ダイヤル23Bdのダイヤル表面上には、図6,図7に示すように、動作モードを表わす複数の表示が、例えば文字,絵文字等によって周方向に沿って印刷若しくは刻印等の手段により記述されている。
ここで、図6,図7における表示例について詳述すると、例えば符号41で示される表示は動画撮影モードを、符号42で示される表示は使用説明モード(GUIDE)を、符号43で示される表示は水中撮影モードを、符号44で示される表示は通常静止画撮影モードを、符号45で示される表示は再生モードを、それぞれ示している。
そして、使用者は、モード切換ダイヤル23Bdを図6,図7に示す矢印R方向に回動させて、モード切換ダイヤル23Bd上の所望の設定モードの表示と、当該モード切換ダイヤル23Bdの外周部近傍部位に設けられている指標凸部101aとを合致させることにより、本デジタルカメラ100Bを所望の設定モードに設定することができるようになっている。
通常の場合、デジタルカメラ100Bを防水ケース103B内部に装填するのは、水中撮影等を行う場合に限られる。したがって、このような場合には、デジタルカメラ100の撮影モード設定は、水中撮影モードに設定されるのが望ましい。
そこで、このことを考慮して、本実施形態においては、モード切換ダイヤル23Bdが水中撮影モードに設定されている状態でのみ、防水ケース103Bを密封状態とすることができるような構成により、防水ケース103B内にデジタルカメラ100Bが装填されたことを検出し得るようになっている。
なお、本実施形態においては、モード切換ダイヤル23Bdによって動作モードを水中撮影モードに設定することにより、第1のCPU31は、カメラ通信モード切換機能部31eを制御して、自動的に無線通信モードに切り換える制御を行う。
即ち、キーマトリクス23のうちのモード切換ダイヤル23Bdからの指示信号(水中撮影モード設定信号)が、第1CPU31を介して防水ケース検出回路33へと伝達されると、これを受けて防水ケース検出回路33は、防水ケース103Bが装着されたことを検出し、第1CPU31に対してその旨の信号を伝達する。これを受けて第1CPU31は、カメラ通信モード切換機能部31eを制御して通信モードを無線通信モードに切り換える制御を行う。その他の構成及び作用は、上述の第1の実施形態と略同様である。
以上説明したように上記第3の実施形態においても、上述の第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本実施形態においては、さらに、デジタルカメラ100B側の被検出凹部33dと防水ケース103B側の検出凸部103fとが正しく嵌合するように構成した防水ケース検出機構のみによっても、使用者は、防水ケース103Bの装着状態を認知することができる。したがって、使用者がモード切換ダイヤル23Bdを水中撮影モードに設定する操作を忘れてデジタルカメラ100Bを防水ケース103B内に装填することを抑止することができる。
なお、本実施形態の構成に対しては、上述の第1の実施形態における電気接点及び接触片による構成や、上述の第2の実施形態における押圧スイッチ部材及び押圧凸部による構成を加えて適用することも可能である。
即ち、本実施形態のデジタルカメラ100Bの被検出凹部33dに電気接点を設けると共に、防水ケース103Bの検出凸部103fを接触凸部とする構成にすれば、被検出凹部33dと検出凸部103fとを嵌合状態とすることで、電気的な検出を行うことができる。
一方、本実施形態のデジタルカメラ100Bの被検出凹部33dに押圧スイッチ部材を設けると共に、防水ケース103Bの検出凸部103fを押圧凸部とする構成にすれば、被検出凹部33dと検出凸部103fとを嵌合状態とすることで、押圧凸部が押圧スイッチ部材を押圧し、これにより電気的な検出を行うことができる。
次に、本発明の第4の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)について、以下に説明する。
図8は、本発明の第4の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)の内部構成の概略を示すブロック構成図である。図9は、本実施形態のデジタルカメラを防水ケース内の所定の位置に配設した状態を示す外観図である。なお、図9においては、図2,図4,図5と同様に防水ケースが開放されている状態を示している。
また、図10は、本実施形態のデジタルカメラを起動(パワーオン)したときに、防水ケース検出処理がなされる際の作用の流れを示すフローチャートである。
図8に示すように、本実施形態のデジタルカメラ100Cの基本的な構成は、上述の各実施形態のデジタルカメラと略同様の構成からなる。本実施形態のデジタルカメラ100Cにおいては、高速無線通信を行い得ると共に高精度測距を可能とする超広帯域(UWB;Ultra Wide Band) 無線システムを利用する無線通信手段及び測距手段を備えている点が異なる。
本実施形態のデジタルカメラ100Cにおける無線通信手段は、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bと、外部無線データインターフェース20と、第1CPU31のシステムコントロール部31a内に設けられる通信制御手段としてのUWB通信制御機能部31f等によって構成される。
さらに、本実施形態のデジタルカメラ100Cにおいては、上述の無線通信手段の構成に加えて、UWB測距回路34と、第1CPU31のシステムコントロール部31a内に設けられるUWB測距制御機能部31dとによって、UWB無線システムによる測距手段が構成される。この測距手段は、主に水中撮影モード以外に設定したときに用いられる。一方、本デジタルカメラ100Cにおいて水中撮影モードが設定されたときの測距方式としては、通常のデジタルカメラと同様の測距方式、例えばコントラスト検出方式の測距動作が行われるようになっている。このことは、測距用の無線信号は、水中環境においては減衰する等の理由があり、UWB無線システムによる測距方式は、水中環境において使用するのに適さないという理由による。
第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bは、デジタルカメラ100Cと外部装置(図示せず)との間で無線によるデータ通信を行うのに際して、外部装置からのデータ通信に係る無線信号を受信したり、本デジタルカメラ100Cからデータ通信用の無線信号を送信する無線信号入出力部である。
これと同時に、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bは、測距用の電磁波等の無線信号の発信及び受信を行って三角測量法による測距を行うための測距用無線信号入出力部となっている。
そして、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bは、それぞれが外部無線データインターフェース20及びUWB測距回路34へと接続されていて、送受信した無線信号について、外部無線データインターフェース20又はUWB測距回路34を介して第1CPU31との間で入出力するようになっている。
なお、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bは、デジタルカメラ100Cの内部において、例えば図9に示すように前面カバー102の内側の上面寄りの所定の部位に所定の間隔を置いてそれぞれ配置されている。
外部無線データインターフェース20は、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bと第1CPU31との間に介在し両無線アンテナ21a,21bに入力される無線信号を所定の形態の電気信号に変換して第1CPU31へ出力したり、第1CPU31のUWB通信制御機能部31fからの信号を無線信号に変換して両無線アンテナ21a,21bへと出力する無線通信手段の一部であって無線通信接続部(インターフェース)として機能している。
また、UWB測距回路34は、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bと第1CPU31との間に介在し、測距用の無線信号を第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bの一方へと出力し、対象物に反射して戻る同信号を同じ無線アンテナで受信し、同時にもう一方のアンテナからも別の測距用の無線信号を出力し、同じアンテナで受信することによってそれぞれのアンテナからの測距による三角測距でUWB無線測距機能を実現する回路である。
一方、本実施形態のデジタルカメラ100Cにおけるカメラ通信モード切換機能部31eは、本デジタルカメラ100Cと外部装置(図示せず)との間におけるデータ通信を行う際の通信モード、即ち有線通信モードと無線通信モードとの切り換え制御を行う回路である。その他の構成は、上述の各実施形態と略同様である。
このように構成された本実施形態のデジタルカメラ100Cの作用を以下に説明する。
本実施形態のデジタルカメラ100Cは、図9に示すように防水ケース103C内に装填した後、後側シェル103aと前側シェル103Cbとを互いに対向するように配置させ両者の外周縁部を密着させることにより内部を水密的に密封状態とすることで、水中等の環境下で使用することができるようになる。
ここで、防水ケース103Cの前側シェル103Cbの内面の所定の部位であって、第1無線アンテナ21a又は第2無線アンテナ21bのうちの一方(図9に示す例では第1無線アンテナ21a)に対向する部位に、対応するアンテナ(第1無線アンテナ21a)から発信される電磁波等を反射する部材であって、例えば金属薄膜等からなる電磁波反射部材103gが設けられている。
これにより、本実施形態のデジタルカメラ100Cを防水ケース103C内に装填して密封状態とした場合には、二つあるアンテナのうち一方のアンテナ(第1無線アンテナ21a)の直前に電磁波反射部材103gが配設されるようになっている。このとき、当該一方のアンテナ(第1無線アンテナ21a)からの無線信号が至近距離で電磁波反射部材103gにより反射され、その反射波は、非常に短い所定時間後に同じアンテナにて受信されるようになっている。
この場合において、一方のアンテナ(第1無線アンテナ21a)から送信した測距用無線信号(電磁波)が同じアンテナで受信されるまでの時間と、もう一方のアンテナ(第2無線アンテナ21b)から送信した測距用無線信号(電磁波)が同じアンテナで受信されるまでの時間とに基づいて測距演算が行われるわけであるが、この時間が片方は非常に短く、もう片方が通常の時間となることによって、無線信号がアンテナから至近距離にある電磁波反射部材103gによって反射されたものと推定し、これによって、防水ケース103Cを検出し、デジタルカメラ100Cが防水ケース103Cに装着されている状態であると判断するようにしている。
より簡略に言うと、デジタルカメラ100CのUWB無線測距機能を作用させて測距動作を行って得られた測距結果(測距用電磁波の送受信に係る時間に基づいて演算される)は、第1CPU31を介して防水ケース検出回路33へも伝送される。これを受けて、防水ケース検出回路33は、デジタルカメラ100Cが防水ケース103C内に装填されている状態であるか否かの検出を行うようになっている。
ここで、本実施形態のデジタルカメラ100Cを起動(パワーオン)したときに防水ケース検出処理がなされる際の作用の流れを、図10のフローチャートによって以下に説明する。
まず、本実施形態のデジタルカメラ100Cの電源ボタン(図示せず)が使用者により操作される等により、本デジタルカメラ100Cは起動する(パワーオン)。
すると、図10のステップS11において、本デジタルカメラ100Cの第1CPU31は、本デジタルカメラ100Cの内部回路の初期化処理を実行する。この初期化処理は、通常のデジタルカメラで行われるのと同様の処理である。その後、ステップS12の処理に進む。
ステップS12において、第1CPU31は、現在設定されている撮影モードを判別する処理を実行する。この処理は、モード切換ダイヤル(本実施形態では図示せず)等に連結される回路からの指示信号を監視する処理である。その後、ステップS13の処理に進む。
ステップS13において、上述のステップS12の処理にて判別された撮影モードが水中撮影モードであるか否かの確認を行う。ここで、水中撮影モード以外に設定されていると判定された場合には、ステップS20の処理に進み、このステップS20において、第1CPU31は、システムコントロール部31aのカメラ通信モード切換機能部31eを制御して通信モードの設定を有線通信モードに切り換え設定すると共に、USB通信制御機能部31bを制御して有線通信手段による有線通信機能をオン制御する。また、UWB通信制御機能部31fを制御して無線通信手段による無線通信機能をオフ制御する。
その後、本デジタルカメラ100Cは、次の動作指示を待機する待機状態となる。ここで、何らかの動作指示が生じた場合、第1CPU31は、これを受けてその動作指示に応じた処理に移行する(リターン)。
一方、上述のステップS13の処理において、水中撮影モードに設定されていると判定された場合には、次のステップS14の処理に進む。
ステップS14において、第1CPU31は、システムコントロール部31aのUWB測距制御機能部31dをUWB無線機能による測距動作を行う測距モードとなるようにオン制御する。ここで、第1CPU31は、自己の内部に有するカウンタ値をリセットする(count=0)。その後、ステップS15の処理に進む。
ステップS15において、第1CPU31は、UWB測距制御機能部31dを介してUWB測距回路34,第1無線アンテナ21a,第2無線アンテナ21bを制御して、UWB無線機能による測距動作処理を実行する。その後、ステップS16の処理に進む。
ステップS16において、第1CPU31は、上述のステップS15の処理にてUWB無線機能による測距手段で得られた測距結果が、一方だけが所定値よりも至近距離であるか否かの確認を行う。ここで、測距結果が一方だけが所定値より至近距離ではないことが確認された場合には、ステップS20の処理に進み、このステップS20において、有線通信モード設定への切り換え処理がなされた後、本デジタルカメラ100Cは待機状態となる(リターン)。
一方、上述のステップS16の処理において、測距結果が一方だけが所定値より至近距離であることが確認された場合には、ステップS17の処理に進む。
ステップS17において、第1CPU31は、自己の内部に有するカウンタ値をインクリメントする(count=count+1)。その後、ステップS18の処理に進む。
ステップS18において、第1CPU31は、カウンタ値が所定値「4」以上か否かの確認を行う(count≧4)。ここで、カウンタ値が所定値「4」に達していない場合(count<4)には、上述のステップS15の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。一方、カウンタ値が所定値「4」以上である場合(count≧4)には、次のステップS19の処理に進む。
ステップS19において、第1CPU31は、システムコントロール部31aのカメラ通信モード切換機能部31eを制御して通信モードの設定をUWB無線通信モードに切り換え設定すると共に、UWB通信制御機能部31fを制御してUWB無線通信機能をオン制御する。また、USB通信制御機能部31bを制御して有線通信手段による有線通信機能をオフ制御する。
その後、本デジタルカメラ100は、次の動作指示を待機する待機状態となる。ここで、何らかの動作指示が生じた場合、第1CPU31は、これを受けてその動作指示に応じた処理に移行する(リターン)。
つまり、ステップS16の処理による確認ステップにて、ステップS15の測距動作処理による測距結果が一方だけが至近距離であった場合には、当該測距動作処理を最大4回繰り返し、4回とも至近距離であった場合には、第1無線アンテナ21aの直前に電磁波反射部材103gが存在している、即ちデジタルカメラ100Cは防水ケース103C内に装填されている状態にあるものと推定して、通信モードを自動的に無線通信モードに切り換える制御が行われる。
以上説明したように上記第4の実施形態によれば、UWB無線システムによる無線通信手段及び測距手段を備えたデジタルカメラ100Cにおいて、測距動作を行って、その測距結果に基づいて、防水ケース103Cの装着状態を検出するようにしている。この場合において、防水ケース103Cの検出手段は、機械的かつ電気的な接触若しくは機械的な嵌合等の機構によらず非接触状態で防水ケース103Cの装着状態を自動的に検出することができるので、工作加工精度等によって生じ得る接触不良や嵌合不良等に起因する誤検出の心配がなく、常に確実な検出結果を得ることができるという利点があると同時に、設計の自由度や加工精度などの点において有利な構成である。
上述の各実施形態においては、無線データ通信機能を実現する手段として、WUSB規格による無線通信システムやUWB無線通信システムを適用した場合を例に挙げて説明したが、これらに限ることはなく、例えば無線LAN(Loacal Area Network)システムや赤外線通信(IrDA)システム等の無線通信システムを適用してもよく、その場合の構成は、上述の各実施形態と略同様な構成で容易に実現し得る。
また、上記各実施形態においては、撮影装置であるデジタルカメラを装着するためのケースとして、当該撮影装置を水中で使用するための防水ケースを例に挙げて説明しているが、このケースについては、この例に限ることはない。撮影装置の全体を覆うように装着するケースの他の例としては、例えば防塵や防滴を主な目的とするケースや、撮影装置の発する音等を外部に漏らさないようにするために用いる防音ケース等、各種の例がある。本発明はこの種のケースにおいても全く同様に適用可能である。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用を実施し得ることが可能であることは勿論である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによって、種々の発明が抽出され得る。例えば、上記一実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)の内部構成の概略を示すブロック構成図。 図1のデジタルカメラを防水ケース内の所定の位置に配設した状態を示す外観図。 図1の本実施形態のデジタルカメラを起動(パワーオン)したときに防水ケース検出処理がなされる際の作用の流れを示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)を防水ケース内の所定の位置に配設した状態を示す外観図。 本発明の第3の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)を防水ケース内の所定の位置に配設した状態を示す外観図。 図5のデジタルカメラにおけるモード切換ダイヤルを取り出して示す要部拡大図であって、モード切換ダイヤルを水中撮影モードに設定した状態を示す図。 図5のデジタルカメラにおけるモード切換ダイヤルを取り出して示す要部拡大図であって、モード切換ダイヤルを通常撮影モードに設定した状態を示す図。 本発明の第4の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)の内部構成の概略を示すブロック構成図。 図8のデジタルカメラを防水ケース内の所定の位置に配設した状態を示す外観図。 図8のデジタルカメラを起動(パワーオン)したときに、防水ケース検出処理がなされる際の作用の流れを示すフローチャート。
符号の説明
2……撮像素子
3……撮像回路
16……記録媒体
20……外部無線データインターフェース
21……無線アンテナ
21a……第1無線アンテナ
21b……第2無線アンテナ
22……外部有線データインターフェース
23……キーマトリクス
23d,23Bd……モード切換ダイヤル
31……第1CPU
31a……システムコントロール部
31b……USB通信制御機能部
31c……WUSB通信制御機能部
31d……UWB測距制御機能部
31e……カメラ通信モード切換機能部
31f……UWB通信制御機能部
32……第2CPU
33……防水ケース検出回路
33a,33b,33c,33d……被検出凹部
34……UWB測距回路
100,100A,100B,100C……デジタルカメラ
101……背面カバー
101A……背面カバー
101a……指標凸部
102……前面カバー
103,103A,103B,103C……防水ケース
103a,103Aa……後側シェル
103b,103Cb……前側シェル
103c……蝶番部
103d……接触片
103e,103f……検出凸部
103g……電磁波反射部材

Claims (4)

  1. 外部装置との間でデータ通信可能な撮影装置であって、
    有線接続により外部装置との間でデータ信号を送受信する有線通信手段と、
    無線接続により外部装置との間でデータ信号を送受信する無線通信手段と、
    上記有線通信手段及び上記無線通信手段のオンオフ制御を行う通信制御手段と、
    当該撮影装置の全体を覆うケースが装着されたことを検出する検出手段と、
    を具備し、
    上記通信制御手段は、上記検出手段が当該撮影装置に上記ケースが装着されたことを検出した場合には、上記有線通信手段をオフ制御し上記無線通信手段をオン制御することを特徴とする撮影装置。
  2. 上記ケースは、当該撮影装置を水中で使用するための防水ケースであることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 上記検出手段は、上記無線通信手段が放射する電磁波の上記ケースから反射を受信することにより上記ケースが装着されたことを検出することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の撮影装置。
  4. 上記検出手段は、上記無線通信手段が電磁波を放射してからその電磁波の反射を受信するまでの時間に基づいて上記ケースの装着を検出することを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
JP2007099892A 2007-04-05 2007-04-05 撮影装置 Expired - Fee Related JP4791406B2 (ja)

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