JP2008245109A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部装置との間で有線接続又は無線接続によるデータ通信を行うことができ、かつ水中環境下で使用することが可能な撮影装置において、使用環境に応じて適切な撮影条件の動作モードが自動的に設定されることで良好な操作性を確保した撮影装置を提供する。
【解決手段】水中で使用することが可能な撮影装置であって、被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段により取得した画像データを記録する記録手段と、外部装置との間で無線接続を行って情報の送受信を行う無線通信手段と、無線通信手段による無線信号の送受信動作によって当該撮影装置が水中にあることを検出する水中検出手段とを具備し、水中検出手段により当該撮影装置が水中にあることが検出された場合には、無線通信手段による外部装置との情報の送受信を停止する。
【選択図】図1

Description

この発明は、撮影装置、詳しくは外部装置との間で有線接続又は無線接続によるデータ通信を行うことのでき、かつ水中で使用することが可能な撮影装置に関するものである。
従来、撮影光学系により結像される光学像を撮像素子等の光電変換素子により光電変換処理することで、所望の被写体の光学像を電気的な画像信号として取得した後、この画像信号をデジタルデータ化した形態の画像データと、当該画像信号に関連する各種の情報データとを合わせて形成したデジタル画像データファイル(以下、画像ファイルという)として記録媒体に記録し得るように構成したいわゆるデジタルカメラ等の撮影装置(以下、単にデジタルカメラという)が広く一般に普及している。
このようなデジタルカメラにおいては、記録媒体に記録された画像ファイルを、例えば小型コンピュータ等の画像再生装置又は画像処理装置や、プリンター等の画像印刷装置等の外部装置へとデータ伝送する手段を有しているものがある。
このデータ伝送手段としては、デジタルカメラと外部装置との間を接続ケーブル等の線による伝送路を用いてデータ伝送を行う有線接続インターフェース(以下、有線接続IFと略記する)、具体的にはUSB(Universal Serial Bus)規格に準拠した有線通信機能によるUSB接続等がある。
また、他のデータ伝送手段としては、電磁波や赤外線等を用いることでデジタルタルカメラと外部装置との間の伝送路として電線を使用せずにデータ伝送を行う無線接続インターフェース(以下、無線接続IFと略記する)、具体的にはワイヤレスUSB(Wireless Universal Serial Bus;WUSB)規格に準拠した無線通信機能によるWUSB接続や、超広帯域(UWB;Ultra Wide Band) 無線接続や、IrDA(アイアールディーエイ;Infrared Data Association)規格に準拠した赤外線通信機能による光無線接続等がある。
なお、超広帯域(UWB;Ultra Wide Band) 無線技術は、対象物(被写体)までの距離を測定する測距技術として利用することも、近年、種々の提案がなされている。
そして、近年のデジタルカメラにおいては、有線接続IFと無線接続IFとを合わせ持ち、場合に応じて両者のいずれかを使い分けることで、その場の環境に応じて外部装置との間で効率的にデータ伝送を行うことができるようになっている。
一方、従来のデジタルカメラ等の撮影装置においては、水中等の環境下で使用することができるように、水密性の外装部材を有して構成したものが種々実用化されている。
そこで、水中で使用することが可能で、かつ有線接続IFと無線接続IFとを合わせ持つ構成とし、外部装置との間で有線接続又は無線接続によるデータ通信を行うことのできる撮影装置を実現することが考えられる。
他方、無線データ通信やUWB測距技術等に用いられる高周波の無線信号(電磁波)は、水中環境において減衰してしまうことから、水中環境において無線信号(電磁波)を用いる技術は使用することはできない。
そこで、従来のデジタルカメラ等の撮影装置において、無線技術を用いる機能を有するものにおいては、デジタルカメラ等の撮影装置を水中で使用するときには、無線を使用する機能を停止するように構成したものが、例えば特開2006−166360号公報等によって種々提案されている。
上記特開2006−166360号公報によって開示されている撮影装置は、動作モード選択手段により水中撮影モードが選択設定されているときには、無線通信手段の動作を禁止するというものである。
特開2006−166360号公報
ところが、上記特開2006−166360号公報によって開示されている撮影装置は、選択されている動作モードが水中撮影モードであるときに、無線通信手段の動作を禁止するようにしているので、例えば、撮影装置が水中環境以外の環境にあって、無線技術を用いる機能を使用可能な環境にある場合であっても、動作モード選択手段によって水中撮影モードの選択設定がなされている場合には、無線機能を使用することができない状態になってしまうという問題がある。
動作モード選択手段による動作モードの選択設定は、使用者による任意操作によるものであるので、例えば操作ミス等が生じた場合、使用者の意図しない動作モードが選択設定されてしまうことはあり得る。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、外部装置との間で有線接続又は無線接続によるデータ通信を行うことができ、かつ水中環境下で使用することが可能な撮影装置において、使用環境に応じて適切な撮影条件の動作モードが自動的に設定される構成を有し、良好な操作性を確保し得る撮影装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明による撮影装置は、水中で使用することが可能な撮影装置であって、被写体を撮影する撮影手段と、上記撮影手段により取得した画像データを記録する記録手段と、外部装置との間で無線接続を行って情報の送受信を行う無線通信手段と、上記無線通信手段による無線信号の送受信動作によって当該撮影装置が水中にあることを検出する水中検出手段と、を具備し、上記水中検出手段により当該撮影装置が水中にあることが検出された場合には、上記無線通信手段による外部装置との情報の送受信を停止することを特徴とする。
本発明によれば、外部装置との間で有線接続又は無線接続によるデータ通信を行うことができ、かつ水中環境下で使用することが可能な撮影装置において、使用環境に応じて適切な撮影条件の動作モードが自動的に設定される構成を有し、良好な操作性を確保し得る撮影装置を提供することができる。
以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)の内部構成の概略を示すブロック構成図である。図2,図3は、図1のデジタルカメラの外観を示し、このうち図2は正面図、図3は背面図である。
本実施形態の撮影装置は、例えば光学レンズ等によって形成される被写体像を受光して、これを撮像素子等によって光電変換して電気的な画像信号を取得し、この画像信号を画像データとして記録媒体等に記録するための構成を具備し、かつ外部装置(例えば小型コンピュータ等の画像再生装置又は画像処理装置や外部ストレージ装置,他のデジタルカメラ等の撮影装置,プリンター等の画像印刷装置等)との間でデータ通信を行うための有線通信機能及び無線通信機能を具備しており、さらに、水中環境においても使用することができるように水密性の外装部材を有するデジタルカメラである。
本実施形態の撮影装置であるデジタルカメラ(以下、単にデジタルカメラという)100は、図1に示すように、レンズ1と、撮像素子2と、撮像回路3と、A/D変換器(図1では単に「A/D」と表記している)4と、信号処理回路5と、フレームメモリ6と、FIFOメモリ7と、TFT液晶駆動回路9と、TFTパネル10と、バックライトユニット11と、ビデオ出力回路12と、ビデオ出力端子13と、記録バッファ14と、記録媒体インターフェース(記録媒体I/F)15と、記録媒体16と、アクチュエータ17と、アクチュエータ駆動回路18と、外部有線データインターフェース(外部有線データI/F)22と、キーマトリクス23と、LCD表示回路24と、LCDパネル25と、電池26と、電源回路27と、バックアップ電源28と、電池状態検出回路29と、第1CPU31と、第2CPU32と、EEPROM19と、外部無線データインターフェース(I/F)20と、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bと、UWB測距回路34等によって主に構成されている。
レンズ1は、光学的な被写体像を形成し、これを撮像素子2の受光面上に結像させるために設けられるものである。
撮像素子2は、レンズ1によって形成される光学的な被写体像を受けて光電変換処理を行って、電気的な画像信号を出力する素子である。この撮像素子2としては、高速読み出しを行うことができるタイプの固体撮像素子であって、例えばCCD(電荷結合素子),CMOS(相補型金属酸化膜半導体)あるいはその他の各種のタイプの撮像素子が適用され得る。
撮像回路3は、撮像素子2からの出力信号を受けて、その画像信号に対して各種のアナログ信号処理を行う電子回路である。
A/D変換器4は、撮像回路3から出力されるアナログ形式の画像信号を受けて、デジタル形式の画像信号に変換するための回路である。
なお、本実施形態のデジタルカメラ100においては、上述のレンズ1,撮像素子2,撮像回路3,A/D変換器4等によって、被写体を撮影する撮影手段の主要部が構成される。
信号処理回路5は、A/D変換器4から出力されたデジタル形式の画像信号を受けて、各種のデジタル的な信号処理を行う回路である。
フレームメモリ6は、信号処理回路5によって処理された画像信号を受けて、処理済の画像信号や、この画像信号に関する各種データ等を一時的に記憶する一時記憶手段である。このフレームメモリ6としては、例えばSDRAM等の半導体記憶素子等が適用される。
FIFOメモリ7は、画像信号を各種の表示装置へ向けて出力する際に、当該画像信号の一時的な記憶を行うために設けられるメモリである。
TFT液晶駆動回路9は、FIFOメモリ7から出力される画像信号を受けてTFTパネル10を制御する回路である。
TFTパネル10は、TFT液晶駆動回路9の制御によって画像信号に基づく画像や当該デジタルカメラ100における各種の情報等を表示するための表示部であり、カラー表示可能なものが用いられる。
TFTパネル10は、図2に示すようにデジタルカメラ100の背面側の略中央部に、その表示面を外側に向けて配設されている。
バックライトユニット11は、TFTパネル10の背面側に設けられ、当該TFTパネル10を背面側から照明するためのものである。
なお、本実施形態のデジタルカメラ100においては、上述のTFT液晶駆動回路9,TFTパネル10,バックライトユニット11等によって、上記撮影手段により撮影された被写体像を画像として表示する表示手段の主要部が構成される。
ビデオ出力回路12は、FIFOメモリ7からの画像信号を受けて、例えばNTSC形式のビデオ信号に変換し、ビデオ出力端子13を介して、当該ビデオ出力端子13に接続される外部表示装置等へ出力するための回路である。
ビデオ出力端子13は、本デジタルカメラ100と外部表示装置等との間を電気的に接続するビデオケーブル等の信号線を接続するための接続端子である。
記録バッファ14は、フレームメモリ6に一時的に記憶されている画像信号等を記録媒体16に画像データとして記録するとき、若しくは記録媒体16から画像データを読み出してフレームメモリ6に一時的に記憶するとき等に用いられるバッファ(一時保存領域)である。
記録媒体I/F15は、記録媒体16への画像データ等の記録処理や、記録媒体16からの画像データ等の読み出し処理等を制御するための回路である。
記録媒体16は、画像データやその他の各種データを記録するための不揮発性の記録媒体、例えば薄板形状,カード形状からなるメモリカード等である。この記録媒体16としては、例えばデジタルカメラ100等の機器に対して着脱自在とする形態のものや、デジタルカメラ100等の機器内部の電気回路に固設されている形態のもの等、様々な形態のものがあり、いずれの形態のものでも、本実施形態のデジタルカメラ100に適用し得る。
なお、本実施形態のデジタルカメラ100においては、記録媒体16はカメラに対して着脱自在に配置される形態のものが用いられている。
上述の記録バッファ14,記録媒体I/F15等によって、上記撮影手段で撮影された画像に関する画像信号及びその付随データ等を所定の形態のデータとして記録媒体16に記録する記録手段の主要部が構成される。
アクチュエータ17は、レンズ1を駆動して、オートフォーカス動作を行ったりあるいはズーミング動作を行ったりするための駆動源である。
アクチュエータ駆動回路18は、第1CPU31の制御に基づいてアクチュエータ17を制御し駆動する回路である。
アクチュエータ17及びアクチュエータ駆動回路18によって、レンズ1を、その光軸方向に移動させることによって被写体像の自動焦点調節(AF)動作を行う自動焦点調節手段(オートフォーカス(AF)手段)の主要部を構成している。
外部有線データインターフェース(外部有線データI/F)22は、本デジタルカメラ100と外部装置(図示せず)との間において画像データ等の送受信を接続ケーブル等を介して行うための接続部分(インターフェース)であって、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格やIEEE1394規格等に準拠した有線通信機能を有するものが適用される。本実施形態は、USB規格に準拠した有線通信機能を有するシステムとして例示している。
この外部有線データインターフェース22及びこれに接続される接続ケーブル(図示せず)と、第1CPU31のシステムコントロール部31a内に設けられる有線通信制御手段としてのUSB通信制御機能部31b等によって、本デジタルカメラ100と外部装置との間で有線接続することにより情報(データ信号)を送受信する有線通信手段の主要部が構成される。
キーマトリクス23は、本実施形態のデジタルカメラ100に設けられる各種の操作スイッチや操作ボタン等を含む操作入力手段の総称として用いている。即ち、キーマトリクス23の具体的な構成例は、例えば図2又は図3に示すように、当該デジタルカメラ100の電源状態をオン又はオフ状態に切り換える電源ボタン23pや、撮影動作を開始させるレリーズボタン23a、撮影動作モード時には撮影倍率を変更するズームボタンとして機能する一方、再生動作モード時には再生画像の拡大表示や縮小表示の表示切換ボタンとして機能するズームレバー23b,メニュー画面を呼び出す等各種の機能に割り当てられる各種操作ボタン23c,23d,23e,メニュー画面などの選択設定を行う四方向選択キー(十字キーともいう)23f,各種の操作ボタンを用いて選択した項目を決定する指示を行うOKボタン23g等等、各種の操作部材と、これらの操作部材のそれぞれに連動し所定の指示信号を発生させるスイッチ部材及び各スイッチ部材からの指示信号を伝達する電気回路等を含んで構成される入力操作系の構成部材である。このキーマトリクス23の各操作部材が操作されることによって発生した指示信号は、第1CPU31に向けて出力されるようになっている。
本実施形態のデジタルカメラ100におけるキーマトリクス23を構成する各種の操作部材の一部(23b,23c,23d,23e,23f,23g等)は、図3に示すように外装部材の一部を構成する背面カバー102の表面上の所定の部位にそれぞれ設けられている。また、キーマトリクス23におけるその他操作部材の一部(23a,23p等)は、本デジタルカメラ100の上面側の所定の部位に配置されている。
なお、本デジタルカメラ100は、図2,図3に示すように、主に前面側を覆う前面カバー101と、主に背面側を覆う背面カバー102とによって外装部材を構成している。前面カバー101には、レンズ1の前面にレンズ窓部が穿設されていて、このレンズ窓部には、ガラスやプラスチック等からなる透明な平板部材であるカバーガラス1aが、水密的に設けられている。そして、前面カバー101の内側の所定の部位には、例えば図2に示すような位置に一対の第1無線アンテナ21aが配設されている。
また、背面カバー102には、上述したようにキーマトリクス23の各種の操作部材がそれぞれ所定の部位に配置されており、さらにTFTパネル10の表示部が背面側に向けて配置されている。そして、背面カバー102の内側の所定の部位には、例えば図3に示すような位置に一対の第2無線アンテナ21bが配設されている。
LCD表示回路24は、第1CPU31の制御に基づいてLCDパネル25を制御し、これに各種の情報表示を行わせる回路である。
LCDパネル25は、例えば小型の液晶表示装置(LCD)等によって構成され、当該デジタルカメラ100において設定済みの撮影条件や各種の設定情報、例えば撮影モード等の動作モード情報や、記録媒体16に記録可能な画像の枚数情報,撮影時のシャッタ速度や絞り値等の露出に関する情報等を表示する情報表示部材である。
電池26は、当該デジタルカメラ100における主(メイン)電源である。
バックアップ電源28は、当該デジタルカメラ100の内部メモリや内部時計等に対して常に電力を供給するために設けられ、例えば本デジタルカメラ100における各種の設定値等の情報や日時情報等を保持したり、日付表示を上記LCDパネル25等を用いて常時行い得るようにするための副(サブ)電源である。
電源回路27は、第1CPU31の指令に基づいて上記電池26及び上記バックアップ電源28からの電源を受けて、本デジタルカメラ100の内部の各電気回路へと適宜供給する制御を行う回路である。
電池状態検出回路29は、電池26における電圧等、当該電池26の状態を検出して、同電池26の電池残量等を算出し、その結果を第1CPU31へと出力する回路である。
第1CPU31は、主(メイン)CPUとして配設されているものである。この第1CPU31は、本実施形態のデジタルカメラ100における各回路を統括的に制御するための制御手段である。そのために、本デジタルカメラ100の第1CPU31は、同デジタルカメラ100におけるシステム全体を適宜制御(コントロール)するためのシステムコントロール部31aを備えている。
このシステムコントロール部31aの内部には、各種の電気回路等が形成されていて、例えばUSB通信制御機能部31b,UWB通信制御機能部31f,UWB測距制御機能部31d,カメラ通信モード切換機能部31e等のほか、図示していないが、撮影手段にて撮影動作を実行する際の各種の撮影条件を設定する撮影条件設定手段としての回路部や、撮影動作により取得した画像信号の画像データとこの画像データに関連する各種の情報(関連データ)とを合わせて画像ファイルを生成する画像ファイル生成手段としての回路部や、この画像ファイル生成手段で生成された画像ファイルを適切な形態で記録媒体16に記録する記録動作制御を行う回路部や、当該画像ファイルに基づく画像や関連データを表示手段を用いて視覚的に表示可能な形態で提示する表示動作を制御する回路部等、本デジタルカメラ100における各種動作及び各種機能を制御するためのさまざまな制御回路を内部に有して構成されている。
USB通信制御機能部31bは、例えばUSB規格に準拠した有線通信機能を実現するための有線通信手段、即ち外部有線データインターフェース22等のオンオフ制御等を行う有線通信制御手段となる回路である。
カメラ通信モード切換機能部31eは、本デジタルカメラ100と外部装置(図示せず)との間におけるデータ通信を行う際の通信モードのうち有線通信モードと無線通信モードとの切り換え制御を行う回路である。
UWB通信制御機能部31fは、無線通信手段の一部である外部無線データインターフェース20等のオンオフ制御等を行う無線通信制御手段として構成される回路である。
UWB測距制御機能部31dは、無線測距手段の一部であるUWB測距回路34等の制御を行う無線測距制御手段として構成される回路である。
ここで、本実施形態のデジタルカメラ100における無線通信手段及び無線測距手段の構成について、以下に詳述する。
本実施形態のデジタルカメラ100は、無線通信機能を備えた外部装置(特に図示せず)との間で無線接続を確立することにより情報(データ信号)を送受信する無線通信を行ない得る無線通信手段を具備している。本デジタルカメラ100においては、無線通信機能を実現するための方式として、例えば高速無線通信を行い得る超広帯域(UWB;Ultra Wide Band) 無線システムを利用したUWB無線システムを適用している。
そのために、本デジタルカメラ100は、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bと、外部無線データインターフェース20と、第1CPU31のシステムコントロール部31a内に設けられる無線通信制御手段としてのWUSB通信制御機能部31c等からなる無線通信手段を有している。
さらに、本実施形態のデジタルカメラ100においては、上述の無線通信手段の構成に加えて、UWB測距回路34と、第1CPU31のシステムコントロール部31a内に設けられるUWB測距制御機能部31dとを有しており、これらによってUWB無線システムによる測距手段が構成されている。このUWB無線システムを利用してなる測距手段は、本デジタルカメラ100を主に水中撮影モード以外に設定したときに用いられる。
その一方で、本デジタルカメラ100において、水中撮影モードが設定されたときの測距手段としては、通常のデジタルカメラと同様の測距方式、例えば撮像素子等を用いて行うコントラスト検出方式の測距動作を実現するための測距手段を備えている。
このことは、水中以外の環境下では、通常と同様のコントラスト検出方式とUWB無線システムによる測距手段とを併用すれば、高精度な測距結果を得られる一方、水中環境下においては、測距用の無線信号(電磁波)が減衰してしまうことから、UWB無線システムによる測距手段は、水中環境下での使用に適さないという理由によって、水中撮影を行う得る本実施形態のデジタルカメラにおいては、二種類の測距手段を備えている。
第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bは、デジタルカメラ100と外部装置(図示せず)との間で無線によるデータ通信を行うのに際して、外部装置から発信される所定の形態の電磁波等の無線信号であってデータ通信に係る無線信号を受信すると共に、本デジタルカメラ100から発信される所定の形態の電磁波等の無線信号であってデータ通信用の無線信号を送信する無線信号入出力部である。
これと同時に、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bは、測距用の電磁波等の無線信号の発信及び受信を行って三角測量法による測距を行うための測距用無線信号入出力部となっている。
そして、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bは、それぞれが外部無線データインターフェース20及びUWB測距回路34へと接続されていて、送受信した無線信号について、外部無線データインターフェース20又はUWB測距回路34を介して第1CPU31との間で入出力するようになっている。
なお、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bは、それぞれ一対の部材からなり、デジタルカメラ100の内部において、上述したように、例えば前面カバー101及び背面カバー102のそれぞれの内側の所定の部位にあって、各アンテナ構成部材が所定の間隔を置いて配置されている(図2,図3参照)。したがって、本実施形態のデジタルカメラ100においては、前面カバー101側の第1無線アンテナ21aから発信される電磁波(無線信号)は、前面カバー101に対向する側の領域へと放射される一方、背面カバー102側の第2無線アンテナ21bから発信される電磁波(無線信号)は、背面カバー102に対向する側の領域へと放射されるようになっている。
外部無線データインターフェース20は、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bと第1CPU31との間に介在し両無線アンテナ21a,21bに入力される無線信号を所定の形態の電気信号に変換して第1CPU31へ出力したり、第1CPU31のUWB通信制御機能部31fからの信号を無線信号に変換して両無線アンテナ21a,21bへと出力する無線通信手段の一部であって無線通信接続部(インターフェース)として機能している。
この外部無線データインターフェース20は、第1CPU31のシステムコントロール部31aのUWB通信制御機能部31f(無線通信制御手段)によって制御される。
また、UWB測距回路34は、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bと第1CPU31との間に介在し、測距用の無線信号を第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bにより送受信することでUWB無線測距機能を実現する回路である。
そして、UWB測距回路34,第1無線アンテナ21a,第2無線アンテナ21b等によって、本デジタルカメラ100における無線測距手段が構成されている。
なお、後述するように、この無線測距手段は、UWB無線測距機能を動作させて無線信号の送受信動作による測距動作を行うことで、当該撮影装置が水中にあることを検出する水中検出手段としても機能するようになっている。
このように第1CPU31は、主に各種の動作制御を行うための集積回路である。
その一方、第2CPU32は、主に画像データ等のデータを扱う各種の処理制御を行う集積回路である。
即ち、第2CPU32は、例えばフレームメモリ6に一時的に記憶されている画像データを受けて各種の信号処理を施す各種の回路、例えば画像圧縮伸張部32c,記録媒体アクセス部32b等を内部に有して構成されている。
画像圧縮伸張部32cは、フレームメモリ6に記憶されている画像データ等を読み出して、例えばJPEG圧縮処理等を行ったり、記録媒体16から読み出された圧縮画像データ等の伸張処理等を行うものである。
記録媒体アクセス部32bは、記録媒体インターフェース15による記録媒体16へのアクセスを制御するための回路部である。
EEPROM19は、第1CPU31,第2CPU32により実行される処理プログラム(アプリケーションソフトウエア)等や、外部装置と通信するための通信設定情報等のデータ等等、本デジタルカメラ100における各種の設定データや固有データ等を記憶し保持するための不揮発性記憶媒体である。このEEPROM19としては、例えばフラッシュロム(FlashROM)等が適用される。
その他、本発明に関連しない部分の構成については、通常一般のデジタルカメラと同様の構成であるものとして、その詳細な図示及び説明は省略する。
このように構成された本実施形態のデジタルカメラ100の作用を以下に説明する。
図4は、本実施形態のデジタルカメラを撮影動作可能な状態(撮影モード)で起動(パワーオン)させたときの作用の流れを示すフローチャートである。
まず、本実施形態のデジタルカメラ100の電源ボタン23p(図2,図3参照)が使用者により押圧操作等されると、本デジタルカメラ100は起動する(パワーオン)。この場合において、本デジタルカメラ100の動作モードは、撮影動作を行い得る撮影モードで起動するものとする。
こうして、本デジタルカメラ100が撮影モードで起動すると、図4のステップS1において、第1CPU31は、本デジタルカメラ100の内部回路の初期化処理を実行する。この初期化処理は、通常のデジタルカメラで行われるのと同様の処理である。その後、ステップS2の処理に進む。
ステップS2において、第1CPU31は、システムコントロール部31aのUWB測距制御機能部31dを制御して当該デジタルカメラ100がUWB無線システムによる測距動作を行う測距モードとなるようにオン制御する。ここで、第1CPU31は、自己の内部に有するカウンタ値をリセットする(count=0)。その後、ステップS3の処理に進む。
ステップS3において、第1CPU31は、UWB測距制御機能部31dを介してUWB測距回路34,第1無線アンテナ21a,第2無線アンテナ21bを制御して、UWB無線システムによる測距動作処理を実行する。その後、ステップS4の処理に進む。
ステップS4において、第1CPU31は、上述のステップS3の処理にてUWB無線システムによる測距手段を用いて得られた測距結果についての確認を行う。つまり、第1CPU31は、第1無線アンテナ21aによる測距結果と、第2無線アンテナ21bによる測距結果との両方共が無限遠であるか否かの確認を行う。ここで、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bの測距結果が両方共、無限遠であることが確認された場合には、本デジタルカメラ100は水中環境にあるものとして、次のステップS5の処理に進む。また、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bの測距結果の少なくとも一方若しくは両方共が無限遠ではないと確認された場合には、本デジタルカメラ100は水中以外の環境にあるものとして、ステップS8の処理に進む。
UWB無線システムによる測距手段を用いた場合、水中以外の環境下では高精度な測距結果を得られる一方、水中環境下においては無線アンテナから発信した測距用の無線信号(電磁波)は減衰してしまうので、受信信号を得ることができず、よって、その時に得られる測距結果は無限遠となる。
したがって、デジタルカメラ100が水中環境下にあるときにUWB無線システムによる測距手段を用いた場合には、送信信号の減衰によって、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bの測距結果が両方共、無限遠となる。
一方、水中以外の環境下にあっても、撮影対象となる被写体が当該デジタルカメラ100の存在する場所から大きく隔たった場所(略無限遠距離)に存在するような場合、例えば風景撮影を行うような場合には、その測距結果は無限遠とされることが多い。
しかしながら、本実施形態のデジタルカメラ100においては、上述したように前面カバー101側の第1無線アンテナ21aから発信される電磁波(無線信号)は、前面カバー101に対向する側の領域へと放射される一方、背面カバー102側の第2無線アンテナ21bから発信される電磁波(無線信号)は、背面カバー102に対向する側の領域へと放射されるように構成している。
本デジタルカメラ100を使用する場合において、通常は、使用者が自身の体躯若しくは顔の前側における所定の距離(例えば腕の長さ)を置いた領域にデジタルカメラ100を載置若しくは手で支え持って撮影操作を行う。
したがって、例えば風景撮影等のように所望の被写体が略無限遠位置に存在するような状況において、使用者が通常状態でデジタルカメラ100を構えて撮影を行うとき、これに先立って実行される測距動作では、前面側の第1無線アンテナ21aによる測距結果は無限遠になる一方、背面側の第2無線アンテナ21bによる測距結果は、使用者の体躯若しくは顔等の存在する位置までの距離となる。したがって、二つの無線アンテナ21a,21bの測距結果は相違し、両者が共に無限遠になることはない。
なお、水中以外の環境下にて当該デジタルカメラ100を使用する際に、例えば三脚等にデジタルカメラ100を据え付けたり、デジタルカメラ100の持ち方次第では、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bによる測距結果が共に無限遠になる場合もあり得る。しかしながら、本実施形態においては、後述するように同じ測距動作を複数回(本例では少なくとも4回)繰り返すことにより、検出精度の誤差を吸収し得るように努めている。
図4に戻って、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bによる測距結果の少なくとも一方若しくは両方共が無限遠ではないと確認されてステップS8の処理に進むと、このステップS8において、第1CPU31は、本デジタルカメラ100の動作モードを、水中以外の環境下で用いるための通常の動作モード(通常モード)に設定する処理を行う。
ここで、通常モードとは、撮影モードとデータ通信モードとを通常の設定、即ち水中以外の通常の環境下にて本デジタルカメラ100を使用するのに適する設定とした動作形態である。
一例を挙げると、撮影モードの通常設定としては、例えば測光手段(特に図示せず)による測光結果に応じて絞り値及びシャッター速度値,感度値等の設定を、予め設定(プログラム)されたプログラムラインに基づいて自動的に設定するプログラムモード等である。
また、データ通信モードの通常設定としては、無線接続によるデータ通信を機能させるUWB無線システムによるUWB無線接続通信モードである。
なお、本実施形態のデジタルカメラ100におけるデータ通信モードの設定処理としては、第1CPU31のシステムコントロール部31aのカメラ通信モード切換機能部31eによって行われる制御処理であって、現在設定されているデータ通信モードをUWB無線通信モードに切り換え設定すると共に、UWB通信制御機能部31fを制御してUWB無線通信機能をオン制御する。また、USB通信制御機能部31bを制御して有線通信手段による有線通信機能をオフ制御する処理である。
このように、上述のステップS8の処理にて、通常モード設定処理を実行した後、本デジタルカメラ100は、次の動作指示を待機する待機状態となる。ここで、何らかの動作指示が生じた場合、第1CPU31は、これを受けてその動作指示に応じた処理に移行する(リターン)。
一方、上述のステップS4の処理において、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bの測距結果が両方共、無限遠であることが確認された場合にステップS5の処理に進むと、このステップS5において、第1CPU31は、自己の内部に有するカウンタ値をインクリメントする(count=count+1)。その後、ステップS6の処理に進む。
ステップS6において、第1CPU31は、カウンタ値が所定値「4」以上か否かの確認を行う(count≧4)。ここで、カウンタ値が所定値「4」に達していない場合(count<4)には、上述のステップS3の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。一方、カウンタ値が所定値「4」以上である場合(count≧4)には、次のステップS7の処理に進む。
ステップS7において、第1CPU31は、本デジタルカメラ100の動作モードを、水中環境下で用いるための動作モードである水中撮影モードに設定する処理を行う。
ここで、本実施形態における水中撮影モードに対応するデータ通信モードの通常設定としては、有線接続によるデータ通信を機能させるUSB有線接続通信モードである。
なお、本実施形態のデジタルカメラ100におけるデータ通信モードの設定処理は、上述の通常モード設定処理(ステップS8)と同様に、カメラ通信モード切換機能部31eによって行われる制御処理であって、現在設定されているデータ通信モードをUSB有線接続通信モードに切り換え設定すると共に、USB通信制御機能部31bを制御してUSB有線通信機能をオン制御する。また、UWB通信制御機能部31fを制御して無線通信手段による無線通信機能をオフ制御する。
このように、上述のステップS7の処理にて、水中撮影モード設定処理を実行した後、本デジタルカメラ100は、次の動作指示を待機する待機状態となる。ここで、何らかの動作指示が生じた場合、第1CPU31は、これを受けてその動作指示に応じた処理に移行する(リターン)。
つまり、ステップS4の処理による確認ステップにて、ステップS3の測距動作処理による測距結果が、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bの両方共、無限遠であった場合には、当該測距動作処理を最大4回繰り返し、4回とも両方共無限遠であった場合には、デジタルカメラ100は水中環境下に存在している状態であるものと推定して、データ通信モードを自動的に有線通信モードに切り換える制御が行われる。
以上説明したように上記第1の実施形態によれば、UWB無線システムによる無線通信手段及び測距手段を備えたデジタルカメラ100において、撮影モードでの起動時に第1,第2無線アンテナ21a,21bの両方で測距動作を同時に行って、その測距結果に基づいて、本デジタルカメラ100が水中環境下にあるか否かの検出を行い、その検出結果に基づいて、本デジタルカメラ100の動作モードのうち撮影モードとデータ通信モードとを、その場の環境に応じた適切な動作モードに自動的に設定するようにしている。
この場合において、デジタルカメラ100の置かれている環境の検出を行うのに、当該デジタルカメラ100に本来備えられているUWB無線システムによる測距手段を用いた測距結果に基づいて検出するようにしているので、検出のための構成部材を特別に設ける必要がなく、よってデジタルカメラ100自体のサイズを維持しながら、確実な検出結果を常に得ることができ、かつ使用者が使用環境に応じて行うべき設定項目を、検出結果に基づいて自動的に設定されるようにしたので、良好な操作性を確保することができる。
上述の第1の実施形態においては、デジタルカメラ100が水中環境にあるか否かの検出を行って、当該デジタルカメラ100の置かれている環境に応じた撮影モード及びデータ通信モードの設定を自動的に行うようにした例であるが、検出結果に応じて自動設定を行うべき設定項目については、これに限ることはない。
次に説明する本発明の第2の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)では、上述の第1の実施形態と同様の検出を行って、その検出結果に応じて、撮影動作により取得されたデータを記録する記録先の設定を切り換える場合の例である。
本実施形態の撮影装置であるデジタルカメラの構成は、上述の第1の実施形態のデジタルカメラと全く同様のもので構成され、その作用が異なるのみである。したがって、本実施形態のデジタルカメラの構成については、その詳細説明を省略し図1〜図3を参照するものとする。また、当該デジタルカメラの作用についても、上述の第1の実施形態と同様の処理ステップについては、図4と同じ処理ステップ符号を附して詳細説明を省略し、異なる処理ステップのみを、以下に説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)を撮影動作可能な状態(撮影モード)で起動(パワーオン)させたときの作用の流れを示すフローチャートである。
まず、上述の第1の実施形態と同様に、使用者がデジタルカメラ100の電源ボタン23p(図2,図3参照)の押圧操作を行って、これにより、本デジタルカメラ100が撮影モードで起動すると、図5のステップS1において、第1CPU31は、本デジタルカメラ100の内部回路の初期化処理を実行する。その後、ステップS2の処理に進む。
ステップS2〜ステップS6の処理は、上述の第1の実施形態と全く同様の処理が行われる。
そして、本実施形態においては、ステップS6の処理において、カウンタ値が所定値「4」以上であることが確認された場合(count≧4)には、本デジタルカメラ100は、水中環境下にあるものと推定される。その後、次のステップS9の処理に進む。
ステップS9において、第1CPU31は、本デジタルカメラ100の撮影動作によって取得された画像データ等の各種データの記録先を当該デジタルカメラ100内の記録媒体16(図1参照)に設定する処理を行う。
また、本実施形態においては、ステップS4の処理において、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bの測距結果の少なくとも一方若しくは両方共が無限遠ではないと確認された場合には、本デジタルカメラ100は水中以外の環境にあるものとして、ステップS10の処理に進む。
ステップS10において、第1CPU31は、UWB無線機能を通信モードで動作するように変更する制御処理を行う。即ち、UWB測距制御機能部31dによる測距動作の制御処理を停止(オフ制御)すると共に、カメラ通信モード切換機能部31eによってデータ通信モードをUWB無線通信モードに切り換え設定し、UWB通信制御機能部31fを制御してUWB無線通信機能をオン制御する。さらに、USB通信制御機能部31bを制御して有線通信手段による有線通信機能をオフ制御する。その後、ステップS11の処理に進む。
ステップS11において、第1CPU31は、UWB通信制御機能部31fを介してUWB無線システムによる無線通信手段を制御して、当該デジタルカメラ100の近傍に無線接続によるデータ通信を行う相手側の外部装置(接続先)を検索する処理の実行を開始する。その後、ステップS12の処理に進む。
ステップS12において、第1CPU31は、上述のステップS11の処理による検索処理の結果に基づいて、無線接続によるデータ通信を行ってデータ転送する相手側として適する外部装置(データ転送先)が当該デジタルカメラ100の近傍に存在するか否かの確認を行う。ここで、適当なデータ転送先があることが確認された場合には、次のステップS13の処理に進む。また、適当なデータ転送先がないことが確認された場合には、ステップS9の処理に進む。
そして、上述したステップS9の処理を同様に実行した後、次の動作指示を待機する待機状態となる。ここで、何らかの動作指示が生じた場合、第1CPU31は、これを受けてその動作指示に応じた処理に移行する(リターン)。
一方、上述のステップS12の処理にて、本デジタルカメラ100の近傍であってデータ転送動作を行い得る範囲内にデータ転送先としての相手方となる外部装置の存在が確認されて、次のステップS13の処理に進むと、このステップS13において、第1CPU31は、撮影動作によって取得したデータを記録する記録先を無線通信によって確立した外部装置側の記録媒体(図示せず)、即ち無線接続先に設定する処理を行う。
このように、上述のステップS9及びステップS13の各処理にて、検出された環境に応じたデータ記録先の設定処理を実行した後、本デジタルカメラ100は、次の動作指示を待機する待機状態となる。ここで、何らかの動作指示が生じた場合、第1CPU31は、これを受けてその動作指示に応じた処理に移行する(リターン)。
以上説明したように上記第2の実施形態によれば、上述の第1の実施形態と同様に、UWB無線システムによる無線通信手段及び測距手段を備えたデジタルカメラ100において、撮影モードでの起動時に第1,第2無線アンテナ21a,21bの両方で測距動作を同時に行って、その測距結果に基づいて、本デジタルカメラ100が水中環境下にあるか否かの検出を行うようにしている。そして、本実施形態においては、その検出結果に基づいて、本デジタルカメラ100により取得した画像データ等の各種データの記録先の設定を、その場の環境に応じた適切な記録先となるように自動的に設定することができる。したがって、本実施形態においても上述の第1の実施形態と同様に、良好な操作性を確保することができる。
次に、本発明の第3の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)について、以下に説明する。
本実施形態においては、上述の第1の実施形態と同様の検出を行って、その検出結果に応じて、撮影動作により取得され同デジタルカメラの記録媒体に記録済みのデータを転送する際のデータ通信モードの切り換え設定を行って、設定されたデータ通信モードでのデータ転送処理が可能である場合には、自動的にデータ転送処理を行う場合の例を示している。
本実施形態の撮影装置であるデジタルカメラの構成も、上述の第1,第2の実施形態のデジタルカメラと全く同様のもので構成され、その作用が異なるのみである。したがって、本実施形態のデジタルカメラの構成についても、その詳細説明は省略し図1〜図3を参照するものとする。また、当該デジタルカメラの作用についても、上述の第1,第2の実施形態と同様の処理ステップについては、図4,図5と同じ処理ステップ符号を附して詳細説明を省略し、異なる処理ステップのみを、以下に説明する。
図6は、本発明の第3の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)をデータ通信動作を行い得るデータ通信モードで起動(パワーオン)させたときの作用の流れを示すフローチャートである。
まず、使用者によりデジタルカメラ100の電源ボタン23p(図2,図3参照)が押圧操作されて、当該デジタルカメラ100が起動し、さらに、使用者によってキーマトリクス23のうちの所定の操作部材が操作されることにより、当該デジタルカメラ100が通常のデータ通信モード、例えばUSB有線接続通信モード若しくはUWB無線通信モードのいずれかに設定された状態になると、図5のステップS1において、第1CPU31は、本デジタルカメラ100の内部回路の初期化処理を実行する。その後、ステップS2の処理に進む。
ステップS2〜ステップS6の処理は、上述の各実施形態と全く同様の処理が行われる。
そして、本実施形態においては、ステップS6の処理において、カウンタ値が所定値「4」以上であることが確認された場合(count≧4)には、本デジタルカメラ100は、水中環境下にあるものと推定される。その後、次のステップS14の処理に進む。
ステップS14において、第1CPU31は、本デジタルカメラ100が水中環境下にあるので有線接続若しくは無線接続のいずれの通信手段によっても通信不能である旨の通信不能表示処理を実行する。この通信不能表示処理は、第1CPU31がTFT液晶駆動回路9を介してTFTパネル10を駆動制御することにより、当該TFTパネル10の表示部を用いて所定の表示を行う制御処理である。
また、本実施形態においては、上述の第2の実施形態と同様に、ステップS4の処理において、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bの測距結果の少なくとも一方若しくは両方共が無限遠ではないと確認された場合には、本デジタルカメラ100は水中以外の環境にあるものとして、ステップS10の処理に進む。
ステップS10〜ステップS12の処理は、上述の第2の実施形態と全く同様の処理が行われる。
そして、本実施形態においては、ステップS12の処理において、上述のステップS11の検索処理の結果に基づき適当なデータ転送先があることが確認された場合に、ステップS15の処理に進む。
ステップS15において、第1CPU31は、UWB通信制御機能部31fを介してUWB無線システムによる無線通信手段を制御して、当該デジタルカメラ100の近傍の外部装置との間で自動的に無線接続を確立した後、データ転送処理を実行する。
一方、上述のステップS12の処理において、上述のステップS11の検索処理の結果に基づき適当なデータ転送先がないことが確認された場合には、ステップS16の処理に進む。
ステップS16において、第1CPU31は、UWB通信制御機能部31fを制御してUWB無線通信機能をオフ制御すると共に、カメラ通信モード切換機能部31eによってデータ通信モードをUSB有線接続通信モードに切り換え設定し、さらに、USB通信制御機能部31bを制御して有線通信手段による有線通信機能をオン制御する処理を行う。その後、ステップS17の処理に進む。
ステップS17において、第1CPU31は、無線接続を行うべき相手側の外部装置が近傍に存在しない旨を表わす表示処理を実行する。同時に、第1CPU31は、有線接続によるデータ通信を行うための操作、即ちUSBケーブルの接続操作を促す表示やその手順を説明する表示等の表示処理を行う。
これらの表示処理は、第1CPU31がTFT液晶駆動回路9を介してTFTパネル10を駆動制御することにより、当該TFTパネル10の表示部を用いて所定の表示を行う制御処理である。その後、ステップS18の処理に進む。
ステップS18において、第1CPU31は、使用者によって所定の通信ケーブルが当該デジタルカメラ100の所定の接続端子に接続されるのを監視する。即ち、使用者は、ここで、外部有線データインターフェース22に接続される接続端子(例えばUSB端子等。特に図示せず)に対して有線接続によるデータ通信を行うための接続ケーブル、例えばUSBケーブル等の一端を接続するケーブル接続操作を行うことになる。この場合において、当該デジタルカメラ100に接続されるUSBケーブルの他の一端には、データ通信の相手側となる外部装置(図示せず)が接続されているものとする。
続いて、ステップS19において、第1CPU31は、外部有線データインターフェース22を介してデジタルカメラ100側の接続端子に接続されたUSBケーブルを通じて、接続先、即ちデータ通信の相手側となる外部装置の状態等の確認を行う。その後、ステップS20の処理に進む。
ステップS20において、第1CPU31は、上記USBケーブルを介して接続された外部装置(接続先)を相手側とするデータ通信処理を行い得るか否かの確認を行う。ここで、接続先に問題がなくデータ通信処理を実行し得ることが確認された場合(OKの場合)には、次のステップS21の処理に進む。
そして、ステップS21において、第1CPU31は有線接続によるデータ転送処理を実行する。
一方、上述のステップS20の処理において、接続先に問題がありデータ通信処理を実行し得ないことが確認された場合には、ステップS22の処理に進む。
他方、ステップS22において、第1CPU31は、無線接続を行うべき相手側の外部装置にデータ通信を行うための準備が整っていない等の理由から、有線接続が失敗した旨を表す表示処理を行う。この接続エラー表示処理は、第1CPU31がTFT液晶駆動回路9を介してTFTパネル10を駆動制御することにより、当該TFTパネル10の表示部を用いて所定の表示を行う制御処理である。
このように、上述のステップS14の通信不能表示処理,ステップS15の無線接続データ自動転送処理,ステップS21の有線接続データ転送処理,ステップS22の接続エラー表示処理等、各処理ステップにおけるそれぞれの処理が完了すると、その後、本デジタルカメラ100は、次の動作指示を待機する待機状態となる。ここで、何らかの動作指示が生じた場合、第1CPU31は、これを受けてその動作指示に応じた処理に移行する(リターン)。
以上説明したように上記第3の実施形態によれば、UWB無線システムによる無線通信手段及び測距手段を備えたデジタルカメラ100において、データ通信モードでの起動時に第1,第2無線アンテナ21a,21bの両方で測距動作を同時に行って、その測距結果に基づいて、本デジタルカメラ100が水中環境下にあるか否かの検出を行って、その検出結果に応じて、無線接続によるデータ転送処理を自動実行するか、若しくは有線接続によるデータ転送処理を行うべく所定の処理を実行するようにする一方、データ転送処理を実行しえない環境下にあるか、若しくは同処理を実行しえない状況にある場合には、所定の表示を行って、処理を停止させるようにしている。
したがって、その場の環境に応じてデータ通信動作を行い得る場合には、適切な動作形態でデータ転送処理を実行し得る。また、データ通信を行い得ない状態にある場合には、所定のエラー表示を行うことで、使用者は、その旨を知ることができるので、適宜、対処することができる。したがって、本実施形態においても上述の各実施形態と同様に、良好な操作性を確保することができる。
次に、本発明の第4の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)について、以下に説明する。
本実施形態は、上述の第1の実施形態と同様に、デジタルカメラ100が水中環境にあるか否かの検出を行って、当該デジタルカメラ100の置かれている環境に応じた撮影モード及びデータ通信モードの設定を自動的に行うようにした例である。
上述の第1の実施形態においては、デジタルカメラ100が水中環境にあるか否かの検出を二つの無線アンテナ(第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21b)を用いた測距動作による測距結果に基づいて行うようにしている。これに対して、本実施形態においては、被写体側の測距を行う無線アンテナを用いて得られる測距結果に基づく自動焦点調節(AF)機構と、被写体像を撮影するための撮像素子を用いて行われる自動焦点調節機構とを順次動作させて、両機構による焦点調節結果に基づいてデジタルカメラ100が水中環境にあるか否かの検出を行うようにしている点が異なる。
本実施形態の撮影装置であるデジタルカメラの構成も、上述の各実施形態のデジタルカメラと全く同様のもので構成され、その作用が異なるのみである。したがって、本実施形態のデジタルカメラの構成についても、その詳細説明は省略し図1〜図3を参照するものとする。また、当該デジタルカメラの作用については、上述の第1の実施形態と同様の処理ステップについては、図4と同じ処理ステップ符号を附して詳細説明を省略し、異なる処理ステップのみを、以下に説明する。
図7は、本発明の第4の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)を撮影動作可能な状態(撮影モード)で起動(パワーオン)させたときの作用の流れを示すフローチャートである。
まず、上述の第1の実施形態と同様に、使用者がデジタルカメラ100の電源ボタン23p(図2,図3参照)の押圧操作を行って、これにより、本デジタルカメラ100が撮影モードで起動すると、図7のステップS1において、第1CPU31は、本デジタルカメラ100の内部回路の初期化処理を実行する。その後、ステップS2の処理に進む。
ステップS2において、上述の第1の実施形態と全く同様の処理が行われる。即ち、第1CPU31は、UWB無線システムによる無線機能を測距モードでオン制御し、自己の内部カウンタ値をリセットする(count=0)。その後、ステップS3Aの処理に進む。
ステップS3Aにおいて、第1CPU31は、UWB測距制御機能部31dを介してUWB測距回路34,第1無線アンテナ21a,第2無線アンテナ21bを制御して、UWB無線システムによる測距動作処理を実行する。この測距動作処理は、上述の第1の実施形態における図4のステップS3の処理と同様である。その後、ステップS3Bの処理に進む。
ステップS3Bにおいて、第1CPU31は、レンズ1,撮像素子2,撮像回路3等の撮影手段及びアクチュエータ駆動回路18,アクチュエータ17等のレンズ駆動手段を制御して、撮像素子2を用いて得られる電子的な被写体像に基づくコントラスト検出方式による自動焦点調節(AF)動作処理を実行する。その後、ステップS22の処理に進む。
ステップS22において、第1CPU31は、上述のステップS3Aの処理、即ちUWB無線システムによる測距手段を用いた測距処理から得られた測距結果(以下、UWB無線機能の測距結果という)と、上述のステップS3Bの処理、即ち撮影手段及びレンズ駆動手段とによる自動焦点調節動作処理から得られた焦点調節結果(以下、撮影手段等の焦点調節結果という)とを確認する。
この場合において、UWB無線機能の測距結果が無限遠であり、かつ撮影手段等の焦点調節結果が有限である(即ち被写体像のコントラスト検出から得られたレンズ合焦点より導き出される被写体距離が有限である)ことが確認された場合には、本デジタルカメラ100は水中環境にあるものと推定されて、次のステップS5の処理に進む。
ステップS5において、第1CPU31は、自己のカウンタ値をインクリメントする(count=count+1)。その後、ステップS6の処理に進む。
ステップS6において、第1CPU31は、カウンタ値が所定値「4」以上か否かの確認を行う(count≧4)。ここで、カウンタ値が所定値「4」に達していない場合(count<4)には、上述のステップS3Aの処理に戻り、以降の処理を繰り返す。一方、カウンタ値が所定値「4」以上である場合(count≧4)には、次のステップS7の処理に進む。
ステップS7において、第1CPU31は、本デジタルカメラ100の動作モードを水中撮影モードに設定する処理を行う(図4の同処理ステップと同様)。
そして、上述のステップS7の処理にて、水中撮影モード設定処理を実行した後、本デジタルカメラ100は、次の動作指示を待機する待機状態となる。ここで、何らかの動作指示が生じた場合、第1CPU31は、これを受けてその動作指示に応じた処理に移行する(リターン)。
つまり、ステップS22の処理による確認ステップの結果によって、ステップS3A,ステップS3Bの各処理を最大4回繰り返し、4回とも同じ結果であった場合には、デジタルカメラ100は水中環境下に存在している状態であると推定し、データ通信モードを自動的に無線通信モードに切り換える制御を行う。
一方、上述のステップS22の処理において、UWB無線機能の測距結果と撮影手段等の焦点調節結果とが、上述した組み合わせ、即ちUWB無線機能の測距結果が無限遠で、かつ撮影手段等の焦点調節結果が有限である組み合わせの結果以外であることが確認された場合には、本デジタルカメラ100は水中以外の環境にあるものと推定されて、ステップS8の処理に進む。
つまり、UWB無線機能の測距結果が無限遠である場合とは、無線アンテナから発信した測距用の無線信号(電磁波)が水等の媒体によって減衰してしまい受信信号を得られない環境、即ち本デジタルカメラ100が水中環境下にあると推定される。
また、撮影手段等の焦点調節結果としては、水中環境にある場合でも、水中以外の環境にある場合でも、通常の場合は被写体に対してコントラストを検出し、何らかの結果を得ることができる、つまり自動焦点調節結果を得ることができる。また、被写体像によってはコントラスト検出を得られない場合があるが、その場合には、被写体が無限遠にあると推定し、無限遠に対応する焦点調節結果が得られる。また、実際に主要被写体が充分に遠距離にある場合には、コントラスト検出方式による焦点調節結果として無限遠を得る場合もある。
したがって、本実施形態においては、撮像手段による焦点調節結果が有限であるにも関らず、UWB無線システムによる無線機能の測距結果が無限遠となる場合には、デジタルカメラ100は水中環境下にあると推定される。
換言すれば、UWB無線機能の測距結果が無限遠以外の場合には、常にデジタルカメラ100は水中以外の環境下にあると推定される。また、UWB無線機能の測距結果が無限遠の場合であっても、撮像手段による焦点調節結果が無限遠である場合には、両手段による処理が適正に処理されているものと推定し、デジタルカメラ100は水中以外の環境下にあると推定される。
図7に戻って、上記ステップS22の処理において、本デジタルカメラ100が水中以外の環境にあるものと推定されて、ステップS8の処理に進むと、このステップS8において、第1CPU31は、本デジタルカメラ100の動作モードを、通常モードに設定する処理を行う(図4の同処理ステップと同様)。
そして、上述のステップS8の処理にて、通常モード設定処理を実行した後、本デジタルカメラ100は、次の動作指示を待機する待機状態となる。ここで、何らかの動作指示が生じた場合、第1CPU31は、これを受けてその動作指示に応じた処理に移行する(リターン)。
以上説明したように上記第4の実施形態によれば、UWB無線システムによる無線通信手段及び測距手段を備えたデジタルカメラ100において、撮影モードでの起動時に無線機能による測距動作と、撮影手段等による自動焦点調節(AF)動作とを順次行って、その測距結果及び焦点調節結果に基づいて、本デジタルカメラ100が水中環境下にあるか否かの検出を行い、その検出結果に基づいて、上記第1の実施形態と同様の処理にて、本デジタルカメラ100の動作モードのうち撮影モードとデータ通信モードとを、その場の環境に応じた適切な動作モードに自動的に設定するようにしている。
したがって、上述の第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態では、デジタルカメラ100の置かれている環境の検出を行うのに、無線機能による測距動作と併せて撮影手段による焦点調節動作によっているので、検出のための電力消費をより低減化させることができる。これと共に、電磁波と光学的測定の異なる二種類の方式による測距を行うことによって、より高精度な判別が可能となっている。さらに、これらの処理に必要な構成部材は、もともとカメラに備わっている部材を利用しているので、特に検出のための部材を追加することなく低コストで検出のための構成の実現を可能としている。
次に、本発明の第5の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)について、以下に説明する。
本実施形態では、デジタルカメラ100が起動している状態においては、当該デジタルカメラ100がどのような環境にあるかを、常に監視するようにし、環境の変化に応じて、動作モードを自動的に切り換えると共に、デジタルカメラ100が無線機能によるデータ通信モードで動作し得る環境(即ち水中以外の環境)にあって、かつデジタルカメラ100の記録媒体16に画像データ等を有しているときには、自動的に無線機能によるデータ通信モードに切り換え、データ転送先の外部装置が近傍にあれば、自動的にデータ転送処理を実行するというものである。
このような一連の処理を実行するための本実施形態の撮影装置であるデジタルカメラの構成は、上述の第1の実施形態のデジタルカメラと全く同様のもであり、その作用が異なるのみである。したがって、本実施形態のデジタルカメラの構成についても、その詳細説明は省略し図1〜図3を参照するものとする。
図8は、本発明の第5の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)を撮影動作可能な状態(撮影モード)で起動(パワーオン)させたときの作用の流れを示すフローチャートである。
まず、上述の第1の実施形態と同様に、使用者がデジタルカメラ100の電源ボタン23p(図2,図3参照)の押圧操作を行って、これにより、本デジタルカメラ100が撮影モードで起動すると、図8のステップS31において、第1CPU31は、本デジタルカメラ100の内部回路の初期化処理を実行する。また、これと同時に、第1CPU31は、UWB測距制御機能部31dの内部に有する無線測距タイマーの初期化を行う。その後、次のステップS32の処理に進む。
ステップS32において、第1CPU31は、キーマトリクス23から生じる指示信号を監視する撮影待機状態処理の実行を開始する。その後、次のステップS33の処理に進む。
ステップS33において、第1CPU31は、キーマトリクス23のうちレリーズボタン23aからの指示信号が発生したか否かの確認を行う。ここで、レリーズボタン23aによるレリーズ指示信号が受信されたことが確認された場合には、ステップS34の処理に進む。
ステップS34において、第1CPU31は、撮影動作処理を実行する。この撮影動作処理は、従来の一般的なデジタルカメラにおける撮影動作処理と略同様の処理である。
例えば、本デジタルカメラ100の撮影モードにおける設定が、水中以外の環境下での撮影に適した通常モードの設定がなされている場合には、第1CPU31は、シャッターレリーズ指示信号を受けて自動露出制御や自動焦点調節動作(無線機能による測距動作若しくは撮像手段を用いたコントラスト検出方式による自動焦点調節動作)を行った後、撮像素子2を駆動させて画像信号の取得動作を実行する。そして、これにより取得した画像データを記録媒体16に記録する記録動作を行う。
一方、本デジタルカメラ100の撮影モードにおける設定が、水中環境下での撮影に適した水中撮影モードが設定されている場合には、第1CPU31は、同様にシャッターレリーズ指示信号を受けて自動露出制御や自動焦点調節動作(撮像手段を用いたコントラスト検出方式による自動焦点調節動作)を行った後、撮像素子2を駆動させて画像信号の取得動作を実行する。そして、これにより取得した画像データを記録媒体16に記録する記録動作を行う。この場合において、第1CPU31は、取得した画像データについて、その画像データが水中環境下における撮影動作によって取得されたものである旨を表わす情報を関連データとして付加するようになっている。
こうして、上述のステップS34の撮影動作処理が終了したら、次のステップS50の処理に進む。
ステップS50において、第1CPU31は、キーマトリクス23のうち電源ボタン23pからの指示信号、即ちパワーオフ指示信号が発生したか否かの確認を行う。ここで、電源ボタン23pによるパワーオフ指示信号が所定時間の間に生じていないことが確認された場合には、上述のステップS31の処理に進み、以降の処理を繰り返す。
また、上述のステップS50の処理において、第1CPU31が電源ボタン23pによるパワーオフ指示信号を受信したことを確認した場合には、次のステップS51の処理に進む。
ステップS51において、第1CPU31は、パワーオフ処理を実行した後、一連の処理を終了する。
一方、上述のステップS33の処理において、第1CPU31によりレリーズボタン23aからのレリーズ指示信号が所定時間の間に生じていないことが確認された場合には、ステップS35の処理に進む。
ステップS35において、第1CPU31は、UWB測距制御機能部31dの無線測距タイマーによる計時が10秒経過したか否かの確認を行う。ここで、無線測距タイマーの計時が未だ10秒経過していない場合には、ステップS50の処理に進み、このステップS50において、上述したようにパワーオフ指示信号の確認を行い、パワーオフ指示信号を確認した場合には、ステップS51においてパワーオフ処理が実行され、パワーオフ指示信号が所定時間の間に確認されない場合には、ステップS32の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
一方、上述のステップS35の処理において、第1CPU31は、無線測距タイマーの計時が10秒経過していることを確認した場合には、次のステップS36の処理に進む。
ステップS36において、第1CPU31は、UWB無線システムによる無線機能を測距モードでオン制御し、自己の内部カウンタ値をリセットする(count=0)。その後、ステップS37の処理に進む。
ステップS37において、第1CPU31は、UWB測距制御機能部31dを介してUWB測距回路34,第1無線アンテナ21a,第2無線アンテナ21bを制御して、UWB無線システムによる測距動作処理を実行する。その後、ステップS38の処理に進む。
ステップS38において、第1CPU31は、
上述のステップS37の処理にてUWB無線システムによる測距手段を用いて得られた測距結果についての確認を行う。即ち、第1CPU31は、第1無線アンテナ21aによる測距結果と、第2無線アンテナ21bによる測距結果との両方共が無限遠であるか否かの確認を行う。ここで、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bの測距結果が両方共、無限遠であることが確認された場合には、本デジタルカメラ100は水中環境にあるものとして、次のステップS39の処理に進む。
ステップS39において、第1CPU31は、自己の内部に有するカウンタ値をインクリメントする(count=count+1)。その後、ステップS40の処理に進む。
ステップS40において、第1CPU31は、カウンタ値が所定値「4」以上か否かの確認を行う(count≧4)。ここで、カウンタ値が所定値「4」に達していない場合(count<4)には、上述のステップS37の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。一方、カウンタ値が所定値「4」以上である場合(count≧4)には、次のステップS41の処理に進む。
ステップS41において、第1CPU31は、本デジタルカメラ100の動作モードを、水中撮影モードに設定する処理を行う。その後、次のステップS42の処理に進む。
ステップS42において、第1CPU31は、UWB無線システムによる無線機能をオフ制御して停止させる処理を行うと共に、UWB測距制御機能部31dの無線測距タイマーの初期化処理を実行する。その後、ステップS50の処理に進む。
そして、ステップS50,ステップS51の処理を、上述したのと同様に実行する。
一方、上述のステップS38の処理において、第1CPU31は、第1無線アンテナ21a及び第2無線アンテナ21bの測距結果の少なくとも一方若しくは両方共が無限遠ではないことを確認した場合には、本デジタルカメラ100は水中以外の環境にあるものとして、ステップS43の処理に進む。
ステップS43において、第1CPU31は、本デジタルカメラ100の動作モードを、通常モードに設定する処理を行う。その後、ステップS44の処理に進む。
ステップS44において、第1CPU31は、第2CPU32,記録媒体インターフェース15を介して記録媒体16の記録領域を検索し、外部装置(図示せず)に対して転送すべき画像データ等が存在するか否かの確認を行う。ここで、記録媒体16に、転送すべき画像データ等がないことが確認された場合には、上述のステップS42の処理に進み、以降の処理を実行する。また、記録媒体16に、転送すべき画像データ等があることが確認された場合には、次のステップS45の処理に進む。
ステップS45において、第1CPU31は、UWB通信制御機能部31fを介してUWB無線システムによる無線通信手段を制御して、当該デジタルカメラ100の近傍に無線接続によるデータ通信を行う相手側となる外部装置(データ転送先)を検索する処理の実行を開始する。その後、ステップS46の処理に進む。
ステップS46において、第1CPU31は、上述のステップS45の処理による検索処理の結果に基づいて、無線接続によるデータ通信を行ってデータ転送する相手側として適する外部装置(データ転送先)が当該デジタルカメラ100の近傍に存在するか否かの確認を行う。ここで、適当なデータ転送先がないと確認された場合には、ステップS49の処理に進む。
ステップS49において、第1CPU31は、TFT液晶駆動回路9を介してTFTパネル10を駆動制御して、当該TFTパネル10の表示部を用いて当該デジタルカメラ100の近傍にはデータ転送を行うことのできる適当な外部装置(データ転送先)が存在しない旨の「転送先無し警告」を表示する警告表示処理を実行する。その後、上述のステップS42の処理に進み、以降の処理を実行する。
一方、上述のステップS45の処理による検索処理の結果、適当なデータ転送先があることが確認された場合には、次のステップS47の処理に進む。
ステップS47において、第1CPU31は、UWB無線システムによる無線機能を通信モードで機能し得るように、切り換え処理を行った後、通信機能の初期化処理を実行する。その後、ステップS48の処理に進む。
ステップS48において、第1CPU31は、
第2CPU32を介して記録媒体インターフェース15を制御して、記録媒体16に記録されている画像データ等を読み出し、一時記憶すると共に、同画像データ等を無線データ通信により外部装置の記録媒体へ向けて転送する無線データ転送処理を自動的に実行する。このデータ転送処理を終えて、デジタルカメラ100側から外部装置側へと転送済みの画像データ等を、デジタルカメラ100側の記録媒体16内から自動的に消去する処理を実行する。若しくは消去せずに、転送済みデータに対して転送済みである旨の情報を付加する処理を行う。その後、上述のステップS42の処理に進み、以降の処理を実行する。
以上説明したように上記第5の実施形態によれば、UWB無線システムによる無線通信手段及び測距手段を備えたデジタルカメラ100において、当該デジタルカメラ100が起動している状態にあっては、そのデジタルカメラ100がどのような環境にあるか、即ち水中環境にあるのか若しくは水中以外の通常環境にあるのかを常に監視して、この常時監視による結果、当該デジタルカメラ100が置かれている環境に応じて、動作モード(通常モード又は水中撮影モード)のいずれか一方に自動的に切り換えると共に、デジタルカメラ100が無線機能によるデータ通信モードで動作し得る環境(即ち水中以外の環境)にあって、かつデジタルカメラ100の記録媒体16に画像データ等を有しているときには、自動的に無線機能によるデータ通信モードに切り換えて、データ転送先の外部装置を検索し、当該外部装置が近傍に存在すれば、自動的にデータ転送処理が実行されるようにしている。したがって、この一連の処理が自動的に行われることにより、良好な操作性を得ることができる。
上述の各実施形態においては、無線データ通信機能を実現する手段として、UWB無線通信システムを適用した場合を例に挙げて説明したが、これらに限ることはなく、例えばWUSB規格による無線通信システムや無線LAN(Loacal Area Network)システム,赤外線通信(IrDA)システム等の各種の無線通信システムを適宜適用することは容易にできる。そして、その場合の構成も上述の各実施形態と略同様な構成で容易に実現し得る。
また、上記各実施形態における撮影装置は、水中環境においても使用することができるように水密性の外装部材を有するデジタルカメラを例に挙げて説明しているが、この形態に限ることはない。
例えば、近年、撮影装置としてのデジタルカメラにおいては、水中等の環境下で使用するための水密性を有する透明筐体からなるいわゆる防水ケースが、付加的なアクセサリとして用意されているものがある。
本発明は、このような防水ケース内に装填した状態の撮影装置であるデジタルカメラに対しても、全く同様に適用することができる。つまり、撮影装置としてのデジタルカメラ自身が水中撮影に適した外装部材を備えている必要は無く、本発明の構成及び機能を備えたデジタルカメラであれば、これを、防水ケース内に装填した状態で使用するときには、上述の各実施形態で示す撮影装置としてのデジタルカメラと全く同様の構成及び機能を有し、全く同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用を実施し得ることが可能であることは勿論である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによって、種々の発明が抽出され得る。例えば、上記一実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)の内部構成の概略を示すブロック構成図。 図1のデジタルカメラの正面図。 図1のデジタルカメラの背面図。 図1のデジタルカメラを撮影動作可能な状態(撮影モード)で起動(パワーオン)させたときの作用の流れを示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)を撮影動作可能な状態(撮影モード)で起動(パワーオン)させたときの作用の流れを示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)をデータ通信動作を行い得るデータ通信モードで起動(パワーオン)させたときの作用の流れを示すフローチャート。 本発明の第4の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)を撮影動作可能な状態(撮影モード)で起動(パワーオン)させたときの作用の流れを示すフローチャート。 本発明の第5の実施形態の撮影装置(デジタルカメラ)を撮影動作可能な状態(撮影モード)で起動(パワーオン)させたときの作用の流れを示すフローチャート。
符号の説明
1……レンズ
2……撮像素子
3……撮像回路
4……A/D変換器
10……TFTパネル
15……記録媒体インターフェース
16……記録媒体
17……アクチュエータ
18……アクチュエータ駆動回路
20……外部無線データインターフェース
21a……第1無線アンテナ
21b……第2無線アンテナ
22……外部有線データインターフェース
23……キーマトリクス
23a……tレリーズボタン
23p……電源ボタン
29……電池状態検出回路
31……第1CPU
31a……システムコントロール部
31b……UWB通信制御機能部
31c……WUSB通信制御機能部
31d……UWB測距制御機能部
31e……カメラ通信モード切換機能部
31f……UWB通信制御機能部
34……UWB測距回路

Claims (7)

  1. 水中で使用することが可能な撮影装置であって、
    被写体を撮影する撮影手段と、
    上記撮影手段により取得した画像データを記録する記録手段と、
    外部装置との間で無線接続を行って情報の送受信を行う無線通信手段と、
    上記無線通信手段による無線信号の送受信動作によって当該撮影装置が水中にあることを検出する水中検出手段と、
    を具備し、
    上記水中検出手段により当該撮影装置が水中にあることが検出された場合には、上記無線通信手段による外部装置との情報の送受信を停止することを特徴とする撮影装置。
  2. 上記水中検出手段により当該撮影装置が水中にあることが検出された場合には、上記撮影手段により取得した画像データに対して、その画像データが水中撮影により取得された旨の情報を関連データとして付加することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 被写体に対して自動的に焦点調節動作を行うオートフォーカス手段を、さらに有することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の撮影装置。
  4. 上記オートフォーカス手段が有限距離に焦点調節を行っている場合において、上記無線通信手段による無線信号の送受信動作が成立しないときには、上記水中検出手段は、当該撮影装置が水中にあると判断することを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
  5. 上記撮影手段による撮影動作を実行する際の撮影条件を設定する撮影条件設定手段を、さらに具備し、
    上記水中検出手段により当該撮影装置が水中にあることが検出された場合には、上記撮影条件設定手段は、水中撮影に適した撮影条件に設定することを特徴とする請求項1〜請求項4のうちのいずれか一つに記載の撮影装置。
  6. 上記水中検出手段により当該撮影装置が水中にないことを検出した場合には、上記無線通信手段は、外部装置との間で無線接続を確立した後、上記記録手段に記録されている画像データを自動的に無線送信することを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか一つに記載の撮影装置。
  7. 当該撮影装置は、耐水ケースを装着したデジタルカメラであることを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか一つに記載の撮影装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011216976A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Casio Computer Co Ltd 撮像装置、撮像方法及びプログラム
JP2012037659A (ja) * 2010-08-05 2012-02-23 Canon Inc 撮影装置及びその制御方法、プログラム、並びに記録媒体
JP2014143679A (ja) * 2012-12-26 2014-08-07 Nikon Corp デジタルカメラ

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