JP4787757B2 - ジブロモフルオロベンゼン誘導体の製造方法 - Google Patents

ジブロモフルオロベンゼン誘導体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ジブロモフルオロベンゼン誘導体の製造方法に関する。
また本発明は、モノブロモフルオロベンゼン誘導体に関する。
抗血栓症に対するアプローチの一つとして、トロンビンへの酵素活性を阻害する方法が挙げられる。最近、トロンビンレセプターに拮抗作用を有する化合物が、トロンビンが関与する疾患の治療や予防において優れた作用効果を発揮するものと期待されており、例えば、血栓症、血管再狭窄、深部静脈血栓症、肺塞栓症、脳梗塞、心疾患、播種性血管内血液凝固症候群、高血圧、炎症性疾患、リウマチ、喘息、糸球体腎炎、骨粗鬆症、神経疾患、悪性腫瘍等の治療や予防に有効であると期待することができる。それゆえ、薬理活性、トロンビン受容体に対する受容体特異性、安全性、投与量、経口有用性等の点を満足させるトロンビン受容体拮抗剤が望まれている。
既に、2−イミノピロリジン誘導体およびその塩が、優れたトロンビン受容体阻害活性を有し、トロンビン受容体拮抗剤として有用であることが見出されている(特許文献1)。特許文献1は、2−イミノピロリジン誘導体およびその塩のうち、たとえば、下記一般式(A1)
Figure 0004787757
で表される化合物(式中、RはC1−6アルキル基を、RはC1−6アルコキシ基を、Rは5−14員ヘテロ環式基をそれぞれ示す。)またはその塩に関する製造方法が記載されている。
前記特許文献1には、前記化合物A1の製造において、下記式で表される含フッ素環状ベンズアミジン誘導体(A2)が重要な中間体となりうることが記載され、さらに該含フッ素環状ベンズアミジン誘導体(A2)の製造方法として、ジブロモフルオロベンゼン誘導体(A3)を用いる方法が記載されている(特許文献1の実施例7等)。
Figure 0004787757
そして、該ジブロモフルオロベンゼン誘導体(A3)の製造方法として、例えば、下記の方法が開示されている(特許文献1の実施例7等)。なお、本明細書において特に断りがない場合「Et」はエチル基を示す。
Figure 0004787757
WO 02/085855
しかしながら、前記化合物(A4)を出発原料とし、化合物(A5)を経てジブロモフルオロベンゼン誘導体(A3)を製造する方法は、(A5)から(A3)を得る際に副生成物が発生し、精製が煩雑になるという問題があった。たとえば、化合物A5のブロモ化反応においては、ベンゼン環の4位と6位がブロモ化されたiso-ジブロモ体や4位、5位および6位がブロモ化されたトリブロモ体が副生し、目的とするジブロモ体(上記化合物A3)を高選択的に得ることができなかった。
このため、入手容易な原料化合物を用い、通し収率および官能基位置選択性の高い、ジブロモフルオロベンゼン誘導体(化合物A3)の簡便な製造方法が望まれていた。
すなわち、本発明は、ジブロモフルオロベンゼン誘導体の有用な製造方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意研究を行った結果、下記一般式(I)
Figure 0004787757
(式中、R1およびR2は、それぞれ独立してC1−6アルキル基を示す。)で表される化合物を臭素化することにより、高い位置選択性で目的とするジブロモフルオロベンゼン誘導体を製造することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は下記を含む。
〔1〕 下記一般式(I)
Figure 0004787757
(式中、R1およびR2は、それぞれ独立してC1−6アルキル基を示す。)で表される化合物(I)を、溶媒中、ブロモ化剤と反応させる工程(工程1)を含む、下記一般式(II)
Figure 0004787757
(式中、R1およびR2は、それぞれ前記式(I)のR1およびR2と同意義である。)で表されるジブロモフルオロベンゼン誘導体(化合物(II))の製造方法。
〔2〕前記ブロモ化剤が臭素である、〔1〕に記載の方法。
〔3〕 下記式(III)
Figure 0004787757
で表される化合物(III)を、溶媒中、塩基の存在下、アルキル化剤と反応させて、下記一般式(I)
Figure 0004787757
(式中、R1およびR2は、それぞれ独立してC1−6アルキル基を示す。)で表される前記化合物(I)を得る工程(工程2)をさらに含む、〔1〕または〔2〕に記載の方法。
〔4〕前記アルキル化剤がハロゲン化アルキルである、〔3〕に記載の方法。
〔5〕 下記式(IV)
Figure 0004787757
で表される化合物(IV)を、溶媒中、塩基の存在下、過酸と反応させて、下記式(III)
Figure 0004787757
で表される前記化合物(III)を得る工程(工程3)をさらに含む、〔3〕または〔4〕に記載の方法。
〔6〕 前記過酸が過酸化水素水である〔5〕に記載の方法。
〔7〕 下記式(V)
Figure 0004787757
で表される化合物(V)を、溶媒中、ヘキサメチレンテトラミンと反応させて、下記式(IV)
Figure 0004787757
で表される前記化合物(IV)を得る工程(工程4)をさらに含む、〔5〕または〔6〕に記載の方法。
〔8〕 前記式(I)または(II)のR1およびR2が、ともにエチル基である、〔1〕または〔3〕に記載の方法。
〔9〕 下記一般式(I)
Figure 0004787757
(式中、R1およびR2は、それぞれ独立してC1−6アルキル基を示す。)で表される化合物。
〔10〕 前記R1およびR2が、ともにエチル基である、〔9〕に記載の化合物。
〔11〕 下記式(III)
Figure 0004787757
で表される化合物(III)。
〔12〕 下記一般式(III−1)
Figure 0004787757
(式中、RaおよびRbは、それぞれ独立して、水酸基の保護基を意味するかまたは、RaおよびRbは互いに一緒になって保護基を意味する(ただし、Raがメチル基かつRbがt−ブチルジフェニルシリル基である場合を除く。)。)で表される化合物。
本発明によれば、入手容易な原料化合物から、高い通し収率、高い官能基位置選択性をもって特定のジブロモフルオロベンゼン誘導体を製造することができる。
工程1
Figure 0004787757
本発明に係る前記一般式(II)で表されるジブロモフルオロベンゼン誘導体(化合物(II))の製造方法は、前記一般式(I)で表される化合物(I)を、溶媒中、ブロモ化剤と反応させる工程(工程1)を含む。
式中、R1およびR2は、それぞれ独立してC1−6アルキル基を示す。
「C1−6アルキル基」とは、炭素数1〜6個の脂肪族炭化水素から任意の水素原子を1個除いて誘導される一価の基である、炭素数1〜6個の直鎖状または分枝鎖状のアルキル基を意味する。
1−6アルキル基として具体的には例えば、メチル基、エチル基、1−プロピル基、2−プロピル基、2−メチル−1−プロピル基、2−メチル−2−プロピル基、1−ブチル基、2−ブチル基、1−ペンチル基、2−ペンチル基、3−ペンチル基、2−メチル−1−ブチル基、3−メチル−1−ブチル基、2−メチル−2−ブチル基、3−メチル−2−ブチル基、2,2−ジメチル−1−プロピル基、1−へキシル基、2−へキシル基、3−へキシル基、2−メチル−1−ペンチル基、3−メチル−1−ペンチル基、4−メチル−1−ペンチル基、2−メチル−2−ペンチル基、3−メチル−2−ペンチル基、4−メチル−2−ペンチル基、2−メチル−3−ペンチル基、3−メチル−3−ペンチル基、2,3−ジメチル−1−ブチル基、3,3−ジメチル−1−ブチル基、2,2−ジメチル−1−ブチル基、2−エチル−1−ブチル基、3,3−ジメチル−2−ブチル基、2,3−ジメチル−2−ブチル基等があげられる。
これらのうちでは、メチル基またはエチル基が好ましく、エチル基がさらに好ましい。
前記溶媒としては、ブロモ化反応を阻害しない溶媒であれば何でも良いが、例えば、水あるいはメタノール、エタノール、プロパノール等の水溶性低級アルコール類;
ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン等のエーテル類;
塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化溶媒類;
酢酸、トリフルオロ酢酸等の低級脂肪酸類;
アセトニトリル、二硫化炭素、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の有機溶媒;
硫酸、硫酸水溶液、ハロゲン化水素酸水溶液等の無機酸とその水溶液等が挙げられる。これらのうち、溶媒として好ましくは酢酸である。
これらの溶媒は、1種単独でまたは複数を組み合わせて使用することができる。
前記ブロモ化剤としては、臭素(Br2)、1,3-ジブロモ-5,5-ジメチルヒダントイン、N-ブロモカプロラクタム、N-ブロモこはく酸イミド、フェニルトリメチルアンモニウムトリブロミド、ピリジニウムブロミドペルブロミド、ピロリドンヒドロトリブロミド等が挙げられる。このうち、好ましくは臭素またはN−ブロモこはく酸イミドであり、さらに好ましくは臭素である。
使用するブロモ化剤の一般式(I)で表される化合物に対するモル比は、好ましくは1.0〜10であり、さらに好ましくは1.1〜3.0、より好ましくは1.1〜1.5である。
反応温度は、好ましくは0℃〜100℃である。反応時間は、好ましくは6〜24時間、さらに好ましくは10〜20時間である。
このような工程1を用いると、所望の位置がジブロモ化された化合物を、高い位置選択性で、しかも高収率で得ることができる。
工程2
Figure 0004787757
前記工程1の原料化合物である化合物(I)は、前記式(III)で表される化合物(III)を、溶媒中、塩基の存在下、アルキル化剤と反応させて得ることができる(工程2)。
前記アルキル化剤としては、R1XまたはR2X(Xはヨウ素原子、臭素原子、塩素原子等のハロゲン原子を示す。R1およびR2は前記と同意義である。)等のハロゲン化アルキル等が挙げられる。
このうち、ハロゲン化アルキルが好ましく、ハロゲン化アルキルのうちではヨウ化アルキルが好ましい。用いるアルキル化剤は、好ましくはヨウ化メチル又はヨウ化エチルであり、さらに好ましくはヨウ化エチルである。
前記塩基としては、好ましくは炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert-ブトキシド、ナトリウムtert-ブトキシド、水素化ナトリウム等が挙げられ、より好ましくは炭酸カリウムである。
アルキル化における溶媒としては、該反応を阻害しないもので任意の溶媒を用いることができる。例えば、テトラヒドロフラン等のエーテル類、N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)等のアミド類、アセトン等のケトン類、アセトニトリル等のニトリル類、塩化メチレン等のハロゲン化溶媒を用いることができる。
これら溶媒は1種単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
前記アルキル化剤は、前記化合物(III)に対して好ましくは2当量以上、さらに好ましくは2〜6当量程度用いる。
前記塩基は、前記化合物(III)に対して好ましくは2当量以上、さらに好ましくは2〜4当量程度用いる。
アルキル化における反応温度は、好ましくは0℃〜100℃である。反応時間は、好ましくは12〜24時間程度である。
工程3
Figure 0004787757
前記工程2の原料化合物である化合物(III)は、前記式(IV)で表される化合物(IV)を、溶媒中、塩基の存在下、過酸と反応させて得ることができる(工程3)。
前記過酸としては、過酢酸、過酸化水素水、メタクロロ過安息香酸等が挙げられる。これらのうち、過酸化水素水が好ましい。
前記過酸は、化合物(IV)に対して、好ましくは1〜3当量用いる。
塩基としては、たとえば、炭酸ナトリウム、水酸化バリウム、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム等を用いることができる。この場合、塩基は、化合物(VI)に対して、好ましくは1〜2当量用いる。
反応溶媒としては、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトニトリル等のニトリル類、第三ブチルアルコール等のアルコール類または水等を用いることができる。これらの溶媒は、1種単独でまたは複数を組み合わせて使用することができる。
反応温度は好ましくは0℃〜100℃である。反応時間は好ましくは30分〜24時間程度である。
工程4
Figure 0004787757
前記工程3の原料化合物である化合物(IV)は、前記式(V)で表される化合物(V)を、溶媒中、ヘキサメチレンテトラミンと反応させて得ることができる(工程4)。
ヘキサメチレンテトラミンは、化合物(V)に対して、好ましくは1〜5当量用いる。
ヘキサメチルテトラミンを用いるホルミル化の場合、溶媒としては、トリフルオロ酢酸(TFA)または酢酸等が好ましく、さらに好ましくはトリフルオロ酢酸である。
反応温度は、好ましくは0℃〜150℃である。反応時間は好ましくは30分〜24時間程度である。
本発明に係るジブロモフルオロベンゼン誘導体(化合物(II))の製造方法は、
(1)前記工程1
(2)前記工程1および工程2
(3)前記工程1、工程2および工程3、または
(4)前記工程1、工程2、工程3および工程4
のいずれかを含む。
これら工程1〜工程4は、いずれも反応収率が高く、特に特定の位置にブロモ基が導入された化合物を原料化合物として用いることにより、高い位置選択性で所望の位置がブロモ化されたジブロモ体を得ることができる。また、原料化合物(V)は入手容易であり、しかも各工程において複雑な精製工程を要しないことから、本製造方法は工業的にも優れている。
本発明に係る下記化合物(I)および(III)は、新規化合物である。
Figure 0004787757
式中、R1およびR2は、それぞれ独立してC1−6アルキル基を示し、C1−6アルキル基としては、R1およびR2が、好ましくはともにC1−3アルキル基、さらに好ましくはともにメチル基またはエチル基であり、特に好ましくはともにエチル基である。
また、前記化合物(III)は、水酸基がRaおよびRで保護された、下記一般式(III−1)で表される化合物であってもよい。
Figure 0004787757
式中、RaおよびRbは、それぞれ独立して水酸基の保護基を意味するかまたは、RaおよびRbは互いに一緒になって保護基を意味する。
ただし、Raがメチル基で、Rbがt−ブチルジフェニルシリル基である場合を除く。
水酸基の保護基RaおよびRbとしては、特に限定されず、一般に水酸基の保護基として使用される基であれば特に限定なく用いることができる。
このような保護基としては、たとえば、プロテクティブ・グループス・イン・オーガニック・シンセシス、第3版、T.W.グリーンおよびG.M.ワッツ、ジョン・ワイリー・アンド・サンズ・インク(Protective Groups in Organic Synthesis、Theodora W.Greene、Peter G.M.Wuts(Third Edition、John Wiley & SSons,Inc.)等に挙げられた水酸基の保護基を用いることができる。
具体的には、たとえば、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、イソプロピルジメチルシリル基、t-ブチルジメチルシリル基、メチルジイソプロピルシリル基、メチルジ-t-ブチルシリル基、トリイソプロピルシリル基、ジフェニルメチルシリル基、ジフェニルブチルシリル基、ジフェニルイソプロピルシリル基またはフェニルジイソプロピルシリル基等のアルキルシリル基;
アセチル基、プロピオニル基等のC1−6アルキルカルボニル基;
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基等のC1−6アルキル−オキシカルボニル基;
メトキシメチル基、エトキシメチル基等のアルコキシメチル基;2−メトキシエトキシメチル基等のアルコキシ化アルコキシメチル基;
1−エトキシエチル基等のアルコキシエチル基;
ベンジル基、4−メチルベンジル基、4−メトキシベンジル基、o-ニトロベンジル基等の置換ベンジル基;等が挙げられ、
その他、フェニルカルボニル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロピラニル基、ベンジルオキシメチル基、ホルミル基等も挙げられる。
これらのうちでは、好ましくはアルキルシリル基または置換ベンジル基であり、さらに好ましくはt-ブチルジメチルシリル基またはベンジル基である。
aとRbとが一緒になって保護基を意味する場合、たとえば、RaとRbとが、ベンゼン環に結合している2つの酸素原子と一緒になってアルキレンジオキシ基を形成する場合が挙げられる。
ここで「アルキレンジオキシ基」とは、−O−R−O−(Rは炭素原子数が好ましくは1〜6、より好ましくは1〜4のアルキレン基)で表される2価の基である。アルキレンジオキシ基としては、たとえば、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、トリメチレンジオキシ、テトラメチレンジオキシ、−O−CH(CH)−O−、−O−C(CH−O−等が挙げられる。
前記保護基は、常法により保護および脱保護することができる。
前記一般式(I)ないし(III−1)で表される、これらの化合物は、トロンビン受容体拮抗剤として有用な2−イミノピロリジン誘導体(特許文献1)、たとえば下記式(A1)
Figure 0004787757
で表される(化合物(式中、RはC1−6アルキル基を、RはC1−6アルコキシ基を、Rは5−14員ヘテロ環式基をそれぞれ示す。)またはその塩を製造する際の中間体として有用である。
なお、本明細書において引用された全ての先行技術文献は、参照として本明細書に組み入れられる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に制限されるものではない。本明細書において、室温とは20 〜30℃の範囲で、好ましくは約 25℃を意味する。
〔実施例1〕
5−ブロモ−3−フルオロ−2−ヒドロキシベンズアルデヒド
Figure 0004787757
窒素雰囲気下、4−ブロモ−2−フルオロフェノール (100 g, 0.52 mol) のトリフルオロ酢酸 (TFA) (400 mL) 溶液にヘキサメチレンテトラミン (HMT) (146.8 g, 1.05 mol) を 3 分割して 20 分間かけて加えた後、室温で 20 分間撹拌した。反応混合物を 90 ℃で 13 時間撹拌した後、室温まで冷却し水 (600 mL) 、50% 硫酸水溶液 (300 mL) を順次室温で加えて室温で 2 時間撹拌した。得られた混合物を酢酸エチル (1 L) で 3 回抽出し、有機層を 1N 塩酸水溶液 (1 L) で 4 回、飽和食塩水で 2 回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。有機層から溶媒を減圧留去し、残さをトルエンで 2 回共沸した。残さにエタノール (20 mL) を加え、懸濁液を濾取して得られた固形物をエタノール (10 mL) で 2 回洗浄して標記化合物 49.6 g (収率 : 43%) を得た。
〔実施例2〕
5−ブロモ−3−フルオロベンゼン−1,2−ジオール
Figure 0004787757
1N 水酸化ナトリウム水溶液 (230 mL, 0.23 mol) に5−ブロモ−3−フルオロ−2−ヒドロキシベンズアルデヒド (45.0 g, 0.21 mol) を室温で加え、6% 過酸化水素水 (225 mL) を室温で 5 分間かけて滴下した。反応混合物を室温で 2 時間撹拌した後、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液 (150 mL) を室温で加え、酢酸エチル (450 mL) で 3 回抽出し、有機層を 1N 塩酸水溶液 (150 mL) 、飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、シリカゲル濾過した。得られた濾液から溶媒を減圧留去し標記化合物 39.0 g (収率 : 92%) を得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ : 6.89 (1H, dd, J = 2, 2 Hz), 6.85 (1H, dd, J = 9, 2 Hz).
〔実施例3〕
5−ブロモ−1,2−ジエトキシ−3−フルオロベンゼン
Figure 0004787757
窒素雰囲気下、5−ブロモ−3−フルオロベンゼン−1,2−ジオール (37.5 g, 0.18 mol)のN,N-ジメチルホルムアミド (DMF) (375 mL) 溶液にヨウ化エチル (58.0 mL, 0.72 mol) と炭酸カリウム (62.6 g, 0.45 mol) を順次加え、室温で 30 分間撹拌した後、50 ℃ で16.5 時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、水 (1.0 L) を加え、酢酸エチル (1.0 L) で 1 回、酢酸エチル (500 mL) で 2 回抽出した。有機層に水 (1.0 L) を加えて、セライト濾過し、濾液を分層後、有機層を水 (1.0 L)、5N水酸化ナトリウム水溶液 (200 mL) で 2 回、飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン、酢酸エチル)にて精製して標記化合物 41.7 g (収率 : 87%) を得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ : 6.88 (1H, dd, J = 10, 2 Hz), 6.81 (1H, dd, J = 2, 2 Hz), 4.10 (2H, q, J = 7 Hz), 4.05 (2H, q, J = 7 Hz), 1.44 (3H, t, J = 7 Hz), 1.35 (3H, t, J = 7 Hz).
〔実施例4〕
1,2−ジブロモ−4,5−ジエトキシ−3−フルオロベンゼン
Figure 0004787757
5−ブロモ−1,2−ジエトキシ−3−フルオロベンゼン (40.0 g, 0.15 mol) の酢酸 (200 mL) 溶液に室温にて酢酸ナトリウム (16.2 g, 0.20 mol) と臭素 (31.6 g, 0.20 mol) を順次加え、50 ℃ で 1.5 時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液 (400 mL) と水 (400 mL) を順次加えた。この混合物をヘプタン (800 mL) で 1 回、ヘプタン (400 mL) で 3 回抽出した。有機層を水 (400 mL)、2N水酸化ナトリウム水溶液 (200 mL) で 1 回、2N水酸化ナトリウム水溶液 (100 mL) で 1 回、水 (400 mL) で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。有機層から溶媒を減圧留去し、残さを濾過した後、濾液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン、酢酸エチル)にて精製し標記化合物 52.0g (収率 : quant) で得た。
以上のように本発明では、上記の、化合物(I)、化合物(III)、化合物(IV)、化合物(V)を中間体として採用することにより、化合物(II)を収率よく合成することができる。すなわち、特定の位置にブロモ基が導入された化合物を原料化合物として用いることにより、従来法(WO02/85855に記載)と比べ高い位置選択性で所望の位置がブロモ化されたジブロモ体を得ることができる。
原料化合物(V)は入手容易であり、さらに、各工程において複雑な精製工程を要しないことから、迅速かつ簡便に目的化合物を得ることができる等、従来法(WO02/85855に記載)と比較して、本製造方法は工業的に優れている。

Claims (12)

  1. 下記一般式(I)
    Figure 0004787757
    (式中、R1およびR2は、それぞれ独立してC1−6アルキル基を示す。)で表される化合物(I)を、溶媒中、ブロモ化剤と反応させる工程(工程1)を含む、下記一般式(II)
    Figure 0004787757
    (式中、R1およびR2は、それぞれ前記式(I)のR1およびR2と同意義である。)で表されるジブロモフルオロベンゼン誘導体(化合物(II))の製造方法。
  2. 前記ブロモ化剤が臭素である、請求項1記載の方法。
  3. 下記式(III)
    Figure 0004787757
    で表される化合物(III)を、溶媒中、塩基の存在下、アルキル化剤と反応させて、下記一般式(I)
    Figure 0004787757
    (式中、R1およびR2は、それぞれ独立してC1−6アルキル基を示す。)で表される前記化合物(I)を得る工程(工程2)をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記アルキル化剤がハロゲン化アルキルである、請求項3に記載の方法。
  5. 下記式(IV)
    Figure 0004787757
    で表される化合物(IV)を、溶媒中、塩基の存在下、過酸と反応させて、下記式(III)
    Figure 0004787757
    で表される前記化合物(III)を得る工程(工程3)をさらに含む、請求項3または4に記載の方法。
  6. 前記過酸が過酸化水素水である請求項5に記載の方法。
  7. 下記式(V)
    Figure 0004787757
    で表される化合物(V)を、溶媒中、ヘキサメチレンテトラミンと反応させて、下記式(IV)
    Figure 0004787757
    で表される前記化合物(IV)を得る工程(工程4)をさらに含む、請求項5または6に記載の方法。
  8. 前記一般式(I)および(II)におけるR1およびR2が、ともにエチル基である、請求項1または3に記載の方法。
  9. 下記一般式(I)
    Figure 0004787757
    (式中、R1およびR2は、それぞれ独立してC1−6アルキル基を示す。)で表される化合物。
  10. 前記R1およびR2が、ともにエチル基である、請求項9に記載の化合物。
  11. 下記式(III)
    Figure 0004787757
    で表される化合物(III)。
  12. 下記一般式(III−1)
    Figure 0004787757
    (式中、RaおよびRbは、それぞれ独立して水酸基の保護基を意味するかまたは、RaおよびRbは互いに一緒になって保護基を意味する(ただし、Raがメチル基かつRbがt−ブチルジフェニルシリル基である場合を除く。)。)で表される化合物。
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