JP4787205B2 - 半導体レーザの製造方法 - Google Patents
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図9(a)参照
まず、(0001)面を主面とするサファイア基板811上に、GaNバッファ層812を介して、n型GaNバッファ層813、n型In0.1 Ga0.9 N層814、n型Al0.15Ga0.85Nクラッド層815、n型GaN光ガイド層816、InGaNMQW活性層817、p型Al0.2 Ga0.8 N層818、p型GaN光ガイド層819、p型Al0.15Ga0.85Nクラッド層820、及び、p型GaNコンタクト層821をMOVPE法(有機金属気相成長法)によってエピタキシャル成長させる。
また、発光ダイオードの場合には、サファイア基板811上に、GaNバッファ層812を介して、n型GaN層824、n型またはp型のIn0.15Ga0.85N活性層825、及び、p型GaN層826をMOVPE法によってエピタキシャル成長させる。
図10は従来の他の短波長半導体レーザの光軸に垂直な断面図であり、まず、(0001)面を主面とするサファイア基板831上に、GaNバッファ層832を介して、n型GaN中間層833、n型Al0.09Ga0.91Nクラッド層834、n型GaN光ガイド層835、MQW活性層836、p型Al0.18Ga0.82Nオーバーフロー防止層837、p型GaN光ガイド層838、p型Al0.09Ga0.91Nクラッド層839、及び、p型GaNコンタクト層840をMOVPE法によって順次エピタキシャル成長させる。
a.ホールの有効質量が大きいため、価電子帯の擬フェルミ準位EFpが上がりにくいこと、また
b.ホールの有効質量が大きく、また、LO(縦光学)フォノン散乱等が大きいため、ホールの移動度が小さいこと、また、
c.ホールの有効質量mが大きいため、温度Tにおけるホールの平均速度、即ち、ホールの熱速度vp は、
(m/2)vp 2 =(3/2)kTから、
vp ∝m-1/2となり、
ホールの熱速度vp が小さいことが挙げられる。
d.反転分布を達成するために必要な伝導帯の擬フェルミ準位EFnの上昇が従来材料よりも大きくなり、且つ、バリア層と井戸層、或いは、活性層と光ガイド層とを構成するGaN/InGaN、或いは、Inx Ga1-x N/Iny Ga1-y Nのヘテロ接合における価電子帯におけるエネルギー不連続ΔEV と禁制帯幅の差ΔEg との比、即ち、ΔEV /ΔEg が、従来の材料系では0.4程度であったのに対して0.7程度と大きく、界面におけるバンドのオフセットが3:7で価電子帯側に偏るという特徴がある。
なお、図11乃至図15のシミュレーションについては、エレクトロンブロック層、即ち、オーバーフロー防止層の設けない構成でシミュレーションしている。
図11は、活性層近傍におけるフェルミ準位の変化を示すものであり、図において拡大した円内に示す様に、価電子帯におけるホールに対する擬フェルミ準位EFpが、活性層においてp側光ガイド層より低エネルギー側にあることがわかる。
図12は、ウエル層が5層のMQW構造短波長半導体レーザにおけるホール電流の層位置依存性を示す図であり、注入されたホールがどこで再結合により消滅するかをシミュレーションした結果を示した図であり、図から明らかな様に、p型クラッド層より注入されたホール電流は、活性層に達する前にp側光ガイド層で4kA/cm2 だけ消費されている。
図13参照
図13は、図11の状態における素子膜厚方向のホール密度分布のシミュレーション結果を示す図であり、図から明らかなように、MQW活性層におけるホール密度がp側光ガイド層に近いほど大きく、不均一になっていることが理解される。
図14は、同じく図11の状態における素子膜厚方向の電子密度分布のシミュレーション結果を示す図であり、図から明らかなように、n側光ガイド層側から注入されるMQW活性層における電子密度もp側光ガイド層に向かうほど大きく不均一になっていることが理解され、これは上述のホール不均一注入が原因で、電荷中性条件を満たすために電子がホールに引き寄せられる結果である。
図15参照
図15は、上述のナイトライド系化合物半導体を用いたMQW半導体レーザの多重量子井戸中における光学利得分布の説明図であり、p型クラッド層側から第1番目の量子井戸においてはp型クラッド層からの正孔の供給が多いため、大きな光学利得を有しているが、n型クラッド層側へ向かうにつれて光学利得は減少し、n型クラッド層側の2つの量子井戸においては光学利得を発生しないばかりか、光の損失が生じるという従来の閃亜鉛鉱型結晶構造の半導体を用いたレーザと異なる特性となる。
図16は、多重量子井戸活性層における量子井戸層の数を変えて実際に作製したMQW半導体レーザの光出力−電流特性を示す図であり、この場合、全体の光閉じ込めを一定にするために膜厚を変化させているが、5層の量子井戸層からなる活性層を設けたMQW半導体レーザの方が3層の量子井戸層からなる活性層を設けたMQW半導体レーザの場合よりしきい値電流密度Jthが高く、且つ、レーザ発振後の効率も悪いことがわかる。
即ち、ホールの注入効率が低い主たる原因は、p側光ガイド層におけるホールの移動度が小さいことであるが、p型ドーピングによって散乱が増えてホールの移動度を更に低下させることになる。
さらに、p型不純物のドーピング濃度を高めても、不純物の活性化率が小さいため、ホール濃度がなかなか上がらないことも問題となる。
図17は、バリア層として用いたInx Ga1-x Nを用いた場合の発光効率のIn組成比x依存性についての実験結果を示す図であり、In組成比xが大きいほど活性層にかかる歪がおおきくなり、発光効率が小さくなるため、バリア層のIn組成比xを大きくできず、したがって、量子井戸構造のバリアを低くして注入効率を高めることができない。
Jth=Nth・d・e/τs
で表され、しきい値フェルミ準位EF thは、キャリア密度Nに依存するフェルミ準位EF のしきい値キャリア密度Nthにおける値、即ち、
EF th=EF (Nth)
で表される。
Gm =Γ・G
で表されるので、活性層の厚さが薄くなり、且つ、光閉じ込めが不十分であればGm が小さくなり、それに伴ってしきい値キャリア密度Nthも大きくなり、したがって、しきい値フェルミ準位EF thが上がりやすくなる。
このしきい値フェルミ準位EF thも大きくなると、高エネルギー状態の電子の数が多くなるので、この点からも電子のオーバーフローが問題となる。
図18参照
図18は、In0.15Ga0.85Nからなる5層のウエル層をIn0.05Ga0.95Nバリア層で挟んだMQW構造短波長半導体レーザにおける、電子のオーバーフロー電流の総電流量依存性のシミュレーション結果を、AlGaNクラッド層のAl組成を変化させて示したものであり、クラッド層のAl組成比が0.05の場合、即ち、Al0.05Ga0.95N層を用いた場合には、低電流領域からリーク電流が増加しはじまり、20kA/cm2 の時に、総電流量の半分以上がリークすることが分かる。
図19参照
図19は、Al0.1 Ga0.9 Nクラッド層を用いた場合の電子のオーバーフロー電流の総電流量依存性のシミュレーション結果を、素子温度を変化させて示したものであり、図から明らかなように、素子温度が上昇すると高電流領域でオーバーフローが増加することが分かる。
図20(a)は従来の短波長半導体レーザのバンドダイヤグラムであり、図から明らかなように、p型Al0.18Ga0.82Nオーバーフロー防止層837の禁制帯幅が大きいため、p型GaN光ガイド層838との間に形成される障壁、即ち、実線で示す電圧非印加時の価電子帯のバンド端と破線で示す電圧印加時の価電子帯のバンド端844との間のエネルギー差が大きくなり、したがって、MQW活性層836へのホールの注入のための印加電圧Vを増大させることになる。
図20(b)は、p型Al0.18Ga0.82Nオーバーフロー防止層837の近傍における価電子帯側のバンドダイヤグラムを模式的に示す図であり、図に示すように、MQW活性層836とp型Al0.18Ga0.82Nオーバーフロー防止層837との界面、及び、p型Al0.18Ga0.82Nオーバーフロー防止層837とp型GaN光ガイド層838との界面に電子親和力の差に起因してノッチ845,846が形成され、このノッチ845,846がホールの注入に対する電位障壁となり、ホールの注入効率が低下することになる。
即ち、InGaNはInNとGaNとの混晶であるが、InNの禁制帯幅が1.9eVであるのに対してGaNの禁制帯幅は3.4eVと非常に大きく異なり、また、結晶成長温度もInNが600℃前後であるのに対して、GaNが1000℃前後と大きく異なっている。
なお、この測定を行った従来の短波長半導体レーザの詳細については未発表である。
図21(a)は、レーザ発振しなかった素子において、10000μm2 の領域内でPLスペクトルを2μmおきに2500点測定した場合の、各測定点におけるPLピーク波長とPL光強度の相関を示すものであり、396nm(≒3.131eV)から416nm(≒2.980eV)の範囲に渡って、PLピーク波長、PL光強度ともに大きく分布し、PLピーク波長分布範囲は151meV、即ち、約150meVであった。
図21(b)は、レーザ発振した素子において、10000μm2 の領域内でPLスペクトルを2μmおきに2500点測定した場合の、各測定点におけるPLピーク波長とPL光強度の相関を示すものであり、PLピーク波長分布範囲は400nm(≒3.100eV)から412nm(≒3.009eV)の範囲に渡って、91meV、即ち、約90meVであり、且つ、PL光強度分布も小さいものであった。
図22(a)は、上記の様なPLピーク波長分布を有するInGaN系半導体レーザの電流−光出力特性(I−L特性)を示す図であり、414.3nmの波長において、室温パルス発振が達成されたが、電流を増大するにつれて明確にキンクが現れている。
なお、PL波長とレーザ発振波長とは互いに若干異なるものである。
図22(b)は、図22(a)と同じInGaN系半導体レーザに、しきい値電流密度Jthの1.1倍、1.2倍、或いは、1.3倍の電流を流した場合の発振波長を表すもので、電流が多くなるにしたがって多波長発振が起こっており、この多波長発振が図22(a)におけるI−L特性におけるキンクの原因となっていることが分かる。
即ち、従来においては、多波長発振が量子効果に起因すると考えられており(必要ならば、Japanese Journal of Applied Physics,vol.35,1996,p.217参照)、実際に、InGaN層中に量子ドットが存在することが報告(必要ならば、Applied Physics Letters,vol.70,1997,p.981参照)されている。
図23の棒グラフは、図21(b)に示した測定結果におけるPLピーク波長のヒストグラムであり、一方、折れ線グラフは図12に示したように実際にレーザ発振した半導体レーザについて光励起による発振スペクトルの強度分布を示したもので、両者を重ね合わせると、非常に良い一致が得られ、このことから、多波長発振はPLピーク波長分布、即ち、活性層内の組成不均一が原因であると考えられる。
図1参照
(1)本発明は、本発明は、ナイトライド系化合物半導体を用いた半導体レーザの製造方法において、活性層とp側の光ガイド層との間に設け且つ前記p側の光ガイド層よりバンドギャップの広いエレクトロンブロック層の成長温度を600℃〜900℃としてMg濃度が7×10 19 cm -3 以上になるようにMgをドープして成長することを特徴とする。
まず、図2を参照して、本発明の実施例1の短波長半導体レーザの製造工程を説明する。
図2参照
まず、改良レイリー法によりバルク成長させた、(0001)面、即ち、c面を主面とする六方晶の6H−SiCからなるキャリア濃度が4×1018cm-3のn型SiC基板711上に、TMGa、TMAl、アンモニア、ドーパント源としてSiH4 、及び、キャリアガスとしての水素を成長ガスとして用いたMOVPE法によって、成長圧力を70〜760Torr、例えば、100Torrとし、成長温度を800〜1200℃、例えば、1100℃とした状態で、厚さ50nm〜5μm、例えば、350nmで、不純物濃度が不純物濃度が5×1017〜1×1019cm-3、例えば、8×1018cm-3のn型Al0.09Ga0.91Nバッファ層712を成長させる。
なお、この場合の成長速度は、n型層712〜714については、2μm/hrとし、MQW活性層715については、0.3μm/hrとし、p+ 型Al0.18Ga0.82Nエレクトロンブロック層716については、0.9μm/hrとし、また、p型層717〜720については、2.6μm/hrとする。
なお、ストライプの方向は〈1−100〉方向とし、劈開面は(1−100)面とする。
図3は上記の本発明の実施例1のMQW半導体レーザの電流−光出力特性を測定した結果の内、最もしきい値電流の小さかった素子の電流−光出力特性を示すものであり、図から明らかなように、しきい値電流の最小値は380mAであった。
また、図示しないものの、今回測定した内での最大値は600mAで、平均は500mAであり、それ以前のしきい値電流である650〜1600mA、平均値900mAに比較して大幅にしきい値電流が低減している。
図4(a)及び(b)参照
図4(b)は、測定のために作製した表面発光型LEDの概略的断面図であり、また、図4(a)は上面図であり、(0001)面、即ち、c面を主面とする六方晶の6H−SiCからなるキャリア濃度が4×1018cm-3のn型SiC基板731上に、厚さが0.35μmで、不純物濃度が不純物濃度が8×1018cm-3のn型Al0.09Ga0.91Nバッファ層732、厚さが0.55μmで、不純物濃度が2.0×1018cm-3のn型Al0.09Ga0.91Nクラッド層733、厚さ100nmで、不純物濃度が2×1018cm-3のn型GaN光ガイド層734、厚さが5nmのアンドープIn0.03Ga0.97Nバリア層で分離された厚さ4nmのアンドープIn0.15Ga0.85Nウエル層を3層成長させたMQW活性層735、厚さが20nmのp型Al0.18Ga0.82Nエレクトロンブロック層736、厚さが100nmで、不純物濃度が5.0×1019cm-3のp型GaN光ガイド層737、厚さが0.2μmで、不純物濃度が5.0×1019cm-3のp型Al0.09Ga0.91Nクラッド層738、厚さが0.1μmで、不純物濃度が5.0×1019cm-3のp型GaN第1コンタクト層739、厚さが20nmで、不純物濃度が1.5×1020cm-3のp+ 型GaN第2コンタクト層740を順次堆積させる。
なお、半透明電極743を介して見えているp+ 型GaN第2コンタクト層740の寸法は37μm角であり、また、素子寸法は300μm角である。
図5は、表面発光型LEDとして、従来の条件であるエレクトロンブロック層のMg濃度が5×1019cm-3で、成長温度が1100℃の試料と、新条件であるエレクトロンブロック層のMg濃度が1×1020cm-3で、成長温度が780℃の試料との測定結果を比較したものである。
図から明らかなように、新条件において、InGaNからなるMQW活性層735の発光中心波長である400nm近傍の発光強度が格段に強くなっており、強度比にして約10倍になっている。
図6(a)は、InGaNからなるMQW活性層735における発光強度のMg濃度依存性を表す図であり、図から明らかなように、7×1019cm-3近傍を境にして発光強度が急激に増加し、従来条件の場合と比較すると3桁程度増加する。
また、同じMg濃度の場合には、成長温度を780℃とした新条件の場合に、2桁程度以上の発光強度の増加が見られる。
図6(b)は、p型GaN光ガイド層737における発光強度のMg濃度依存性を表す図であり、図から明らかなように、5×1019cm-3近傍を境にして発光強度が減少するが、成長温度を780℃とした新条件の場合には、Mg濃度を7×1019cm-3以上とした場合に、発光がほとんど観測されなかった。
なお、下限の600℃はInGaNの単結晶成長が可能な温度の下限であり、また、上限の900℃はInGaNの成長温度の実質的な上限である。
図7はMQW活性層715近傍のバンドダイヤグラムであり、p型GaN光ガイド層717におけるホールは、不純物準位724によるトンネル伝導或いは不純物準位724を介した不純物伝導によってMQW活性層715に注入されるので、ホールの注入効率が改善され、その結果、従来においてはp型GaN光ガイド層717に滞留したホールの電界により引き寄せられていた電子が引き寄せられなくなるので、電子のオーバーフローが抑制されるのではないかと考えられ、それによって、しきい値電流密度Jth低くすることが可能になる。
また、このMQW半導体レーザを駆動する場合、p型GaN光ガイド層717の価電子帯のバンド端が不純物準位724に達する程度に印加電圧Vをすれば良く、図7と図20(a)との対比から明らかなように、従来のMQW半導体レーザに比べて駆動電圧を低くすることが可能になる。
図8(a)参照
図8(a)は、p型GaN層におけるp型キャリア濃度、即ち、ホール濃度のMg濃度依存性を調べた図であり、Mg濃度が低い場合、p型キャリア濃度はMg濃度と共に増加するが、Mg濃度が約5×1019cm-3の時に最大になり、それ以上のMg濃度では逆に低下する。
図8(b)は、MOVPE法で成長させたp型GaN層におけるp型キャリア濃度の成長温度依存性を調べた図であり、成長温度の上昇と共にp型キャリア濃度が増加する。 即ち、成長温度を低くするとp型キャリア濃度は増加せず、逆に低下することが分かる。
712 n型Al0.09Ga0.91Nバッファ層
713 n型Al0.09Ga0.91Nクラッド層
714 アンドープGaN光ガイド層
715 MQW活性層
716 p+ 型Al0.18Ga0.82Nエレクトロンブロック層
717 p型GaN光ガイド層
718 p型Al0.09Ga0.91Nクラッド層
719 p型GaN第1コンタクト層
720 p+ 型GaN第2コンタクト層
721 SiO2 膜
722 n側電極
723 p側電極
724 不純物準位
731 n型SiC基板
732 n型Al0.09Ga0.91Nバッファ層
733 n型Al0.09Ga0.91Nクラッド層
734 n型GaN光ガイド層
735 MQW活性層
736 p型Al0.18Ga0.82Nエレクトロンブロック層
737 p型GaN光ガイド層
738 p型Al0.09Ga0.91Nクラッド層
739 p型GaN第1コンタクト層
740 p+ 型GaN第2コンタクト層
741 n側電極
742 SiO2 膜
743 半透明電極
744 ボンディングパッド
811 サファイア基板
812 GaNバッファ層
813 n型GaNバッファ層
814 n型In0.1 Ga0.9 N層
815 n型Al0.15Ga0.85Nクラッド層
816 n型GaN光ガイド層
817 InGaNMQW活性層
818 p型Al0.2 Ga0.8 N層
819 p型GaN光ガイド層
820 p型Al0.15Ga0.85Nクラッド層
821 p型GaNコンタクト層
822 n側電極
823 p側電極
824 n型GaN層
825 In0.15Ga0.85N活性層
826 p型GaN層
831 サファイア基板
832 GaNバッファ層
833 n型GaN中間層
834 n型Al0.09Ga0.91Nクラッド層
835 n型GaN光ガイド層
836 MQW活性層
837 p型Al0.18Ga0.82Nオーバーフロー防止層
838 p型GaN光ガイド層
839 p型Al0.09Ga0.91Nクラッド層
840 p型GaNコンタクト層
841 n側電極
842 SiO2 膜
843 p側電極
844 電圧印加時の価電子帯のバンド端
845 ノッチ
846 ノッチ
Claims (2)
- ナイトライド系化合物半導体を用いた半導体レーザの製造方法において、活性層とp側の光ガイド層との間に設け且つ前記p側の光ガイド層よりバンドギャップの広いエレクトロンブロック層の成長温度を600℃〜900℃としてMg濃度が7×10 19 cm -3 以上になるようにMgをドープして成長することを特徴とする半導体レーザの製造方法。
- 前記エレクトロンブロック層の成長温度を活性層の成長温度と同じにしたことを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザの製造方法。
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