JP4785780B2 - 一酸化炭素除去触媒体 - Google Patents

一酸化炭素除去触媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP4785780B2
JP4785780B2 JP2007077575A JP2007077575A JP4785780B2 JP 4785780 B2 JP4785780 B2 JP 4785780B2 JP 2007077575 A JP2007077575 A JP 2007077575A JP 2007077575 A JP2007077575 A JP 2007077575A JP 4785780 B2 JP4785780 B2 JP 4785780B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon monoxide
catalyst
catalyst body
moisture
monoxide removal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007077575A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008237944A (ja
Inventor
義朗 山本
一志 藤岡
倫久 川田
圭太 原
淳 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2007077575A priority Critical patent/JP4785780B2/ja
Publication of JP2008237944A publication Critical patent/JP2008237944A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4785780B2 publication Critical patent/JP4785780B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Description

本発明は、気体中に含まれる一酸化炭素を効率的に除去する一酸化炭素除去触媒体に関する。
一酸化炭素は、人体に極めて有毒であることが知られており、自然環境における一酸化炭素濃度は、0.01〜0.2ppm程度である。ところが、近年、家屋の気密性が高くなっているため、換気が十分に行われない室内において石油やガスなどを用いた暖房器具や調理機器を使用した場合や、多数人がタバコを喫煙したなどの場合において、室内の一酸化炭素の濃度が10ppm以上に高まることがある。
一酸化炭素は、酸素よりも約250倍も赤血球中のヘモグロビンと結合しやすい。また、ヘモグロビンの4つある結合サイトのうち1つが一酸化炭素と結合したカルボキシヘモグロビンは、他のサイトに結合した酸素を放出しにくいという性質を持つ。よって、微量の一酸化炭素が人体に取り込まれた場合でも、酸素運搬能力が減少して、人体が酸素欠乏状態になる。この結びつきは非常に強く、結合後72時間くらいは影響がでる。この結果、血液中の赤血球が増加する多血症(赤血球増加症)状態になり、血栓等が生じやすくなる。
一般に、一酸化炭素濃度が200ppm以上となると、2〜3時間で前頭部に軽度の頭痛といった一酸化炭素中毒症状が生じる。この濃度未満であっても、上述したように人体が酸素欠乏状態となると、血管内皮を障害するとともに、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)を破壊するため、動脈硬化を促進させることが知られている。このように、中毒になる濃度以下であっても、一酸化炭素は循環器系や血管系の健康障害をひきおこす危険性があることから、一酸化炭素を常温室内環境で迅速に除去することが強く望まれている。
従来、一酸化炭素除去用の触媒として、MnO−CuO系のホプカライト触媒が利用されていた。しかし、このホプカライト触媒は、空気中の水分によって、一酸化炭素を酸化除去する能力が低下してしまうため、通常の室内環境(温度10〜30℃、湿度20〜60%)では長時間使用することができないという問題があった。
一酸化炭素除去触媒に関する技術としては、下記特許文献1が提案されている。
米国特許第4991181号
特許文献1は、シリカゲルなどに酸化スズなどを担持したものにPtを担持させ、少量の水を加えることにより一酸化炭素を酸化除去する技術である。この技術によると、効率的に一酸化炭素を除去できるとされる。
しかし、この技術は、未だ一酸化炭素除去性能が十分でない。
ところで、室内環境においては、一酸化炭素以外にも、トリメチルアミン、ホルムアルデヒド、メチルメルカプタン、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、アンモニア、二酸化イオウ、硫化水素等の有害物質が存在する場合がある。このため、これらの有害物質も一酸化炭素とともに除去することが求められている。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を行ったところ、PtやAu等の触媒物質の一酸化炭素酸化除去能力が、触媒物質近傍に水分を存在させ、且つその水分量が多いほど高まることを見出した。また、これらの触媒物質は、水分を存在させても、トリメチルアミン、ホルムアルデヒド、メチルメルカプタン、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、アンモニア、二酸化イオウ、硫化水素等の有害物質をも除去できることを見出した。本発明は、上記知見に基づいて完成されたものであって、通常の室内環境で使用する場合においても一酸化炭素の除去率が高く、且つ使用寿命の長い一酸化炭素除去触媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、気体に含まれる一酸化炭素の酸化反応を触媒する触媒物質と、前記触媒物質と接触して配置された水分保持体と、からなる一酸化炭素除去触媒体であって、前記触媒物質は、Pt、Au、Rh、Ag、Pd、Irからなる群より選択された少なくとも一種以上の金属の微粒子であり、且つその平均粒径が10nm以下であり、前記水分保持体は、親水性ポリマーと、当該親水性ポリマーに保持された水分子と、を有してなるものであることを特徴とする。
この構成によると、水分保持体と触媒物質とが接触配置されているため、触媒物質に水分保持体から絶えず水分が供給され、触媒物質の一酸化炭素除去活性が高められるので、どのような室内環境においても効率よく一酸化炭素を除去できる。
また、触媒物質としては、触媒活性の面から、Pt、Au、Rh、Ag、Pd、Irのいずれか一種以上を用いることが好ましい。また、触媒物質の表面積が大きいほど、反応面積が大きくなるので、平均粒径を10nm以下とすることが好ましい。
水分保持体として、親水性ポリマーと、当該親水性ポリマーに予め保持された水分子とからなるものを用いると、触媒体の周囲に水分が存在しない環境においても水分保持体に予め保持された水分が触媒物質に供給されるので、この水分によって触媒物質の活性が高められる。
親水性ポリマーは、水分保持能力に優れ、且つ保持した水分を円滑に触媒物質に供給できるので、水分子を保持する物質として好適である。
上記構成において、前記触媒物質は、表面の一部が外部に露出した状態で前記水分保持体に保持されている構成とすることができる。
この構成であると、触媒物質が一酸化炭素と直接接触でき、且つ触媒物質は水分保持体から水分を得ることができるので、効率よく触媒作用が発揮される。
親水性ポリマーとしては、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミド、ポリメタクリル酸メチル、ポリビニルアルコール等を用いることができる。
以上説明したように、本発明によると、通常の室内環境においても効率的且つ長期間にわたって一酸化炭素除去できる一酸化炭素除去触媒体を提供できる。
本発明を実施するための最良の形態を、実施例を用いて説明する。
参考例1)
平均細孔径が2.4nmであり、比表面積が700m/gのシリカゲル(豊田化工社製トヨタシリカゲルA形)と、触媒物質としての平均粒径が2nmであるPt粒子と、を質量比10:1で混合し、これを図1に示すように筒状の容器内につめて、参考例1にかかる一酸化炭素除去触媒体を作製した。
なお、平均粒径は透過型電子顕微鏡(日本FEI社製 TecnaiF20)を用いて像を観測し、像内のPtの粒径を測定しその相加平均をとったものである。
また、平均細孔径は、自動ガス吸着装置(日本ベル社製、BELSORP MINI)を用いて窒素吸脱着等温線を測定し、得られた窒素吸脱着曲線にt−plot法を適用してメソ細孔容積Vmesを求め、得られた吸脱着等温線に対しBETプロットを適用し解析しBET比表面積SBET(m/g)を求め、以下の数式により求めた。
参考例2)
平均細孔径が4Åである親水性ゼオライト(東ソー社製ゼオラムA−4)と、触媒物質としての平均粒径が2nmであるPt粒子と、を質量比10:1で混合し、これを図1に示すように筒状の容器内につめて、参考例2にかかる一酸化炭素除去触媒体を作製した。
(実施例3)
親水性ポリマー(和光純薬工業社製ポリアクリル酸ナトリウム)10gに水5g保持させた。これと、触媒物質としての平均粒径が2nmであるPt粒子と、を質量比10:1で混合し、これを図1に示すように筒状の容器内につめて、実施例3にかかる一酸化炭素除去触媒体を作製した。
(比較例1)
触媒物質としての平均粒径が1μm以下であるPt粒子を、図1に示すように筒状の容器内につめて、比較例1にかかる一酸化炭素除去触媒体を作製した。
(比較例2)
触媒物質としての平均粒径が5mm以下であるPtペレットを、図1に示すように筒状の容器内につめて、比較例2にかかる一酸化炭素除去触媒体を作製した。
(比較例3)
シリカゲル(豊田化工社製トヨタシリカゲルA形)を、図1に示すように筒状の容器内につめて、比較例3にかかる一酸化炭素除去触媒体を作製した。
(比較例4)
親水性ゼオライト(東ソー社製ゼオラムA−4)を、図1に示すように筒状の容器内につめて、比較例4にかかる一酸化炭素除去触媒体を作製した。
(比較例5)
親水性ポリマー(和光純薬工業社製ポリアクリル酸ナトリウム)10gに水5g保持させたものを、図1に示すように筒状の容器内につめて、比較例5にかかる一酸化炭素除去触媒体を作製した。
(実験1)
上記参考例1,2、実施例、比較例1〜5にかかる一酸化炭素除去触媒体に対して、図1に示すように、CO含有空気を流し、室温(25℃)において、一酸化炭素を除去する試験を行った。湿度は50%、CO濃度は200ppm、空間速度(SV値)は122000hr−1とした。この結果を下記表1に示す。
上記表1から、また、参考例1,2、実施例は、CO除去率が40%と、比較例1〜5の0〜10%よりも高いことがわかる。
このことは、次のように考えられる。Pt触媒の一酸化炭素酸化除去触媒活性は、Ptの周囲に水分が多いほど高まる。実施例、参考例は、Ptは吸水性のシリカゲル、親水性ゼオライトや、水と親水性ポリマーとからなる水分保持体に担持されており、Ptのみを用いた比較例1、2よりも周囲の水分量が多い。よって、実施例、参考例のほうが、比較例よりも高いPt触媒活性を示すため、CO除去率が高まる。また、Ptの平均粒径を小さくすると、反応面積が大きくなるため、触媒活性が大きくなる(比較例1,2参照)。また、シリカゲル、親水性ゼオライト、親水性ポリマー自体には、全く触媒活性がない(比較例3〜5参照)。
(実験2)
上記参考例1にかかる一酸化炭素除去触媒体に、室温(25℃)において、異なる湿度雰囲気で、一酸化炭素を除去する試験を行った。CO濃度は200ppm、空間速度(SV値)は122000hr−1とした。この結果を下記表2に示す。
上記表2から、湿度が高いほどCO除去率が高まる傾向にあるが、湿度が50%以上となると、湿度を上げてもCO除去率に大きな差がないことがわかる。
(実験3)
上記参考例1にかかる一酸化炭素除去触媒体を、25℃、湿度60%の雰囲気に36時間放置し、シリカゲルに水分を吸着させた。この後、室温(25℃)において一酸化炭素を除去する試験を行った。湿度は10%、CO濃度は200ppm、空間速度(SV値)は122000hr−1とした。この試験でのCO除去率は35%であった。
これは、上記実験2での湿度10%での結果である20%よりもはるかに高い値であり、低湿度環境で一酸化炭素を除去する場合において、水分保持体として吸湿性物質を用いる場合、予め吸湿させることが好ましいことがわかる。
以上説明したように、本発明によると、湿度条件にかかわらず、長時間にわたって一酸化炭素除去可能な一酸化炭素除去触媒体を提供できる。この一酸化炭素除去触媒体は、上記実施例のように筒状の容器につめたり、あるいは基体にスプレー噴霧したり、不織布パッケージに充填したりする方式等、さまざまな条件で使用可能である。よって産業上の意義は大きい。
図1は、参考例1にかかる一酸化炭素除去触媒体の概略図である。

Claims (2)

  1. 気体に含まれる一酸化炭素の酸化反応を触媒する触媒物質と、
    前記触媒物質と接触して配置された水分保持体と、
    からなる一酸化炭素除去触媒体であって、
    前記触媒物質は、Pt、Au、Rh、Ag、Pd、Irからなる群より選択された少なくとも一種以上の金属の微粒子であり、且つその平均粒径が10nm以下であり、
    前記水分保持体は、親水性ポリマーと、当該親水性ポリマーに保持された水分子と、を有してなるものである、
    ことを特徴とする一酸化炭素除去触媒体。
  2. 請求項1に記載の一酸化炭素除去触媒体において、
    前記触媒物質は、表面の一部が外部に露出した状態で前記水分保持体に保持されている、
    ことを特徴とする一酸化炭素除去触媒体。
JP2007077575A 2007-03-23 2007-03-23 一酸化炭素除去触媒体 Expired - Fee Related JP4785780B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007077575A JP4785780B2 (ja) 2007-03-23 2007-03-23 一酸化炭素除去触媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007077575A JP4785780B2 (ja) 2007-03-23 2007-03-23 一酸化炭素除去触媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008237944A JP2008237944A (ja) 2008-10-09
JP4785780B2 true JP4785780B2 (ja) 2011-10-05

Family

ID=39909923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007077575A Expired - Fee Related JP4785780B2 (ja) 2007-03-23 2007-03-23 一酸化炭素除去触媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4785780B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2554905B2 (ja) * 1987-12-16 1996-11-20 日揮ユニバーサル株式会社 耐湿性一酸化炭素除去触媒
US4991181A (en) * 1989-01-18 1991-02-05 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Catalyst for carbon monoxide oxidation
JP4259654B2 (ja) * 1998-10-22 2009-04-30 株式会社豊田中央研究所 一酸化炭素低減用触媒体
JP2003207900A (ja) * 2002-01-15 2003-07-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 印刷用版材
JP2005054086A (ja) * 2003-08-05 2005-03-03 Rengo Co Ltd 触媒物質含有機能材およびその製造方法
JP2005058964A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Panahome Corp 環境改善機能材料および環境改善機能製品
JP2005224703A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Mitsubishi Electric Corp 自己再生型有害ガス除去フィルター及びその製造方法並びに空気清浄機及び空調システム
JP2006017425A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Zojirushi Corp 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008237944A (ja) 2008-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3742284B2 (ja) 燃料ガス中の硫黄化合物吸着剤及びその除去方法
JP4771983B2 (ja) 一酸化炭素除去触媒体及びこれを用いた空気調和機
JPH02198629A (ja) 吸着酸化剤
JP2008178788A (ja) 吸着剤
WO2010082456A1 (ja) 再生質吸湿剤
JP4785780B2 (ja) 一酸化炭素除去触媒体
JP5622353B2 (ja) 気相中の一酸化炭素を二酸化炭素に光酸化する方法
JP4726839B2 (ja) 触媒体および触媒構造体、ならびにこれらを備えた空気調和機
WO1998055211A1 (fr) Compose de filtration de composants nocifs de la fumee de cigarette et procede de preparation de ce compose
JPH09113475A (ja) 可燃性ガスセンサの感度低下防止剤
JP3050139B2 (ja) 活性炭の改質方法
JP4726840B2 (ja) 触媒体および触媒構造体、ならびにこれらを備えた空気調和機
JP5229784B2 (ja) タバコ消臭フィルター
JPH06196B2 (ja) 空気浄化剤
JP2002079099A (ja) ガス除去材
JPH0810315A (ja) 空気浄化剤およびこれを用いた空気清浄機用脱臭フィルター
JP2007175598A (ja) アルデヒド類ガス除去剤
JP4760599B2 (ja) アルデヒド類ガス除去フィルター
JP4923571B2 (ja) アルデヒド類ガス除去剤
JP2006068591A (ja) アルデヒド類吸着分解剤
JPH05161842A (ja) 空気浄化剤
JPS63147542A (ja) 空気浄化剤
JP4664064B2 (ja) フィルタ
JP2010042334A (ja) 自動車排気ガス除去フィルター
JP3029807B2 (ja) 脱臭剤および脱臭器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110621

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140722

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees