JP4785387B2 - 陳列具 - Google Patents

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Description

この発明は、店頭に吊下又は設置してトレーに乗せた商品を陳列する陳列具に関するものである。
例えば、下記特許文献1には、上下のトレーを背壁を介して連結し、これらのトレーを背壁の折り曲げに伴い、相対的に回転させつつ移動させることにより、トレーが上下に並んで吊り下げられるハンガー状態の陳列と、階段状に並んで設置されるカウンター状態の陳列とに兼用可能とした紙製の陳列具が記載されている。
このカウンター状態では、背壁の下部を下段側トレーの後壁から分離して接地させ、上段側トレーの底壁が背壁の下部から浮き上がった状態とし、上段側トレーの前端下部に設けた差込穴に、下段側トレーの後壁上部に設けた突起を差し込んで、上段側トレーを定位置に保持するようになっている。
実開平3−94156号公報
しかしながら、上記のような陳列具では、ハンガー状態の陳列とカウンター状態の陳列との転換に手間がかかり、また、製造に際し、別体となった上下のトレーを背壁で接続するのに手間がかかるという問題もある。
そこで、この発明は、陳列状態を簡単に転換することができ、製造時の作業性にも優れた陳列具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、複数段のトレーを連結し、これらのトレーを相対移動させることにより、トレーが上下に並んで吊り下げられるハンガー状態の陳列と、階段状に並んで設置されるカウンター状態の陳列とに兼用可能な陳列具において、上段側トレーの後壁の下端と、下段側トレーの後壁の上端とを後中板を介して繋ぐことにより、背壁を形成して、上下のトレーを一体化し、上段側トレーの後部に下方へ向かう脚材を取り付けておき、脚材の内部に倒立門形の切込を入れ、下段側トレーの後壁に揺動自在の支持板を取り付け、その先端に突設した差込片を脚材の切込に差し込み、ハンガー状態では、背壁を垂直に伸ばし、支持板を上方へ向けて後中板の後方に重ね、その後方に脚材を重ねて、上段側トレーの後部に差込片を差し込むことにより、上下のトレーの連結部分を補強し、カウンター状態では、差込片を上段側トレーの後部から引き抜き、後中板を下段側トレーから後方へ折り曲げ、上段側トレーを後中板の上に載せ、支持板を後方へ揺動させ、差込片を脚材の切込の下端まで移動させて、脚材を固定した状態で、下方へ突き出させて接地させることにより、上段側トレーを支持するようにしたのである。
このように構成した陳列具では、後中板の部分で背壁を屈伸させて、脚材を出没させるだけで、ハンガー状態とカウンター状態との転換を行うことができ、店頭でのディスプレイ作業を迅速に行うことができる。また、カウンター状態では、上段側トレーの底壁が後中板で全体的に支持されるので、安定した状態で商品を陳列することができる。
また、製造に際し、一体となった上下のトレーに脚材等を取り付けるだけでよく、作業性に優れ、低コストで製造することができる。
まず、この発明の実施形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
この陳列具は、図1に示すような板紙製のブランクから成り、その本体は、上段側トレー1と、下段側トレー2とが背壁3を介して繋がれた構成となっている。また、本体とは別に脚材31及び支持板32が用意される。
上段側トレー1の部分では、前壁11の両側に側壁12が、一方の側壁12の外側に背壁3の上部をなす後壁13がそれぞれ連設され、後壁13の外側に継代14が連設されている。前壁11の上端には内前板11a及び底壁15が順次連設され、底壁15の両側には側当片15aが、先端には後当片15b,15cがそれぞれ連設されている。
側壁12の下部は前壁11の下端よりも下方へ少し延長され、後壁13は側壁12の上端よりも上方へ延長されている。後壁13の上端には後重板13aが連設され、後壁13及び後重板13aには、その境界を挟んで両側部に紐穴13bが対称に設けられている。また、後壁13には、前壁11の下端位置に対応して、門形の切込により舌片13cが設けられている。
下段側トレー2の部分では、前壁21の両側に側壁22が、一方の側壁22の外側に背壁3の下部をなす後壁23がそれぞれ連設され、後壁23の外側に継代24が連設されている。前壁21の上端には内前板21a及び底壁25が順次連設され、前壁21、各側壁22及び後壁23の下端には外底板25a,25b,25cがそれぞれ連設されている。
そして、上段側トレー1の後壁13の下端と、下段側トレー2の後壁23上端とは、後中板4を介して繋がれ、トレー1,2は、背壁3の部分で繋がった一体のブランクから成るものとされている。
一方、脚材31の上端部及び下端部には、それぞれ糊代31a及び折重片31bが設けられ、脚材31の内部には倒立門形の切込31cが入れられている。切込31cの内側には舌片が形成され、その下端には係止突起31dが設けられている。
また、支持板32の下端部には糊代32aが設けられ、その上端には、肩部を介して幅が狭くなった差込片32bが突設されている。差込片32bの基部には、係止穴32cが設けられている。
上記ブランクから陳列具を組み立てるには、図2に示すように、本体のトレー1において、前壁11、一対の側壁12及び後壁13を角筒状に折り曲げて、継代14を反対側の側壁12に貼り付け、また、後重板13aを後壁13の前側へ折り曲げて貼り付ける。
次に、内前板11aを前壁11の内側に沿うように下方へ折り曲げ、底壁15を後方へ折り曲げて、側当片15aを側壁12の内側に沿わせるように上方へ折り曲げつつ、後当片15b,15cを上方及び下方へ順次折り曲げて、その間に舌片13cを挟み込む。
また、トレー2において、一対の側壁22及び後壁23を角筒状に折り曲げて、継代24を反対側の側壁22に貼り付け、外底板25a,25b,25cを組み合わせ、内前板21aを前壁21の内側に沿うように下方へ折り曲げ、底壁25を後方へ折り曲げて、外底板25a,25b,25cの上に重ねる。
そして、脚材31の糊代31aをトレー1の下部に沿って後中板4の背面に貼り付け、折重片31bを折り曲げてその上方に貼り合わせることにより、脚材31の下端部を補強する。また、支持板32の糊代32aをトレー2の後壁23の背面中間部に貼り付け、差込片32bを脚材31の切込31cに差し込んでおく。
上記のように組み立てた陳列具では、紐穴13bに紐16を挿通し、トレー1,2が上下に並んで吊り下げられるハンガー状態で商品を陳列する際、後中板4と後壁13,23とが同一面となるように背壁3を垂直に伸ばして、背壁3の後方に支持板32を上方へ向けて重ね、その後方に脚材31を重ねる。
このハンガー状態においては、上段側トレー1の後当片15b,15cの間に、支持板32の差込片32bを差し込んでおくと、下段側トレー2の揺動が阻止されるので、トレー2に商品を収納したとき、トレー2が前のめりになる現象が防止される。
また、この状態から、トレー1,2が階段状に並んで設置されるカウンター状態に転換するには、差込片32bを上段側トレー1の後当片15b,15cの間から引き抜き、図3に示すように、後中板4を下段側トレー2から後方へ折り曲げて、上段側トレー1を下降させ、支持板32の揺動に伴い、差込片32bを切込31cの下端まで移動させて、係止突起31dを係止穴32cに係合させる。
このカウンター状態においては、上段側トレー1の底壁15が後中板4の上に載置されて、全体的に支持されると共に、両側壁12がトレー2を抱き込み、トレー1の後部から脚材31が下方へ突き出して、その揺動が支持板32で阻止されるので、トレー1に重量のある商品を載せても、トレー1がぐらつくことなく、安定して支持される。なお、トレー1の底面を後中板4に両面テープで貼り付けておくと、さらに安定性が向上する。
このように、上記陳列具では、後中板4の部分で背壁3を屈伸させて、脚材31を出没させるだけで、ハンガー状態とカウンター状態との転換を行うことができるので、店頭でのディスプレイ作業を迅速に行うことができ、トレー1,2が安定した状態で商品を陳列することができる。
また、製造に際し、一体となった上下のトレー1,2に脚材31等を取り付けるだけでよく、作業性に優れ、低コストで製造することができる。
なお、上記実施形態では、2段のトレーを備えたものを示したが、3段以上のトレーを備えた陳列具においても、上下に並ぶトレーの後壁が後中板4を介して繋がれた同様の構成を採用することができる。この場合、上方に位置するトレーに取り付ける脚材31ほど、長いものとする必要がある。
この発明の実施形態に係る陳列具のブランクを示す図 同上のハンガー状態を示す斜視図 同上のカウンター状態を示す斜視図
1,2 トレー
3 背壁
3a 係止片
4 後中板
11,21 前壁
12,22 側壁
13,23 後壁
14,24 継代
15,25 底壁
31 脚材
31c 切込
32 支持板
32b 差込片

Claims (1)

  1. 複数段のトレー(1,2)を連結し、これらのトレー(1,2)を相対移動させることにより、トレー(1,2)が上下に並んで吊り下げられるハンガー状態の陳列と、階段状に並んで設置されるカウンター状態の陳列とに兼用可能な陳列具において、上段側トレー(1)の後壁(13)の下端と、下段側トレー(2)の後壁(23)の上端とを後中板(4)を介して繋ぐことにより、背壁(3)を形成して、上下のトレー(1,2)を一体化し、上段側トレー(1)の後部に下方へ向かう脚材(31)を取り付けておき、脚材(31)の内部に倒立門形の切込(31c)を入れ、下段側トレー(2)の後壁(23)に揺動自在の支持板(32)を取り付け、その先端に突設した差込片(32b)を脚材(31)の切込(31c)に差し込み、ハンガー状態では、背壁(3)を垂直に伸ばし、支持板(32)を上方へ向けて後中板(4)の後方に重ね、その後方に脚材(31)を重ねて、上段側トレー(31)の後部に差込片(32b)を差し込むことにより、上下のトレー(1,2)の連結部分を補強し、カウンター状態では、差込片(32b)を上段側トレー(1)の後部から引き抜き、後中板(4)を下段側トレー(2)から後方へ折り曲げ、上段側トレー(1)を後中板(4)の上に載せ、支持板(32)を後方へ揺動させ、差込片(32b)を脚材(31)の切込(31c)の下端まで移動させて、脚材(31)を固定した状態で、下方へ突き出させて接地させることにより、上段側トレー(1)を支持するようにしたことを特徴とする陳列具。
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