JP4784796B2 - 搬送コンベアを有する機器における被搬送物の固定用治具 - Google Patents

搬送コンベアを有する機器における被搬送物の固定用治具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、搬送コンベアを有する機器における被搬送物の固定用治具、例えば、実装基板のリフロー炉において、実装基板(被搬送物)を確実に送るために搬送コンベアに実装基板を仮固定する固定用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
搬送コンベアを有する機器、例えば、ローラーチェーンを使用した搬送コンベアによって実装基板を搬送しながら加熱するリフロー炉においては、投入基板毎に所謂温度プロファイルを測定し、基板(サイズや実装程度等基板の種類)毎に最適な炉温と搬送コンベアの搬送速度によって変化する最適な温度条件を設定する必要がある。上記温度プロファイル測定は、熱電対を取り付けた実際の実装基板(以下、「測定用基板」という。)に、それを搬送コンベア上に載置し、実際のリフロー行程時と同じ処理を行うことによって行われる。
【0003】
ところで、上記温度プロファイル測定の際には、搬送コンベア上で測定用基板がスリップ等による搬送障害によって正常に搬送されなくなってしまうことを防ぐ必要がある。即ち、上記搬送障害が起きると、測定時間軸に影響を及ぼし、これにより測定用基板の温度にも影響が及んで、正確な温度プロファイルの測定ができないという問題があるからである。
【0004】
そこで、従来では、上記スリップ等による搬送障害を防止するために、耐熱テープや針金等を用いた固部材(治具)を作成して、搬送コンベアのローラーチェーンに測定用基板を仮固定するようにしていた。
【0005】
しかしながら、上記テープや針金等を用いて固定部材を作成する場合には、次のような問題点があった。即ち、針金を搬送コンベアに測定用基板を確実に固定するための形状に加工することには、ある程度の熟練が必要となり、また、手作業で作成するため完成形状がバラ付き易く、場合によっては途中で外れてしまう等、不安定なものである。
【0006】
また、搬送コンベアのローラーチェーンがチャンネル状のガイドレールに沿って移動するようにされたものにおいては、前記テープや針金を使用した固定部材では、測定用基板を固定することが不可能であった。
【0007】
更に、搬送コンベアの出口において、ローラーチェーンから固定部材及び測定用基板を取り外さないと、これらが搬送コンベア内に巻き込まれてしまうので、この取り外し作業を手作業によって必ず行わなければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑み、搬送コンベアを有する機器において、被搬送物の固定及び取り外しを簡単に行うことができる専用の治具を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、平行に配置されたローラーチェーンによって構成されると共に、上記各ローラーチェーンには互いに対向する側に向かって同一のピッチで突出した多数の載置部が設けられた搬送コンベア上に載置されることによって搬送される被搬送物を、任意の搬送コンベアの走行速度に従って確実に送られるようにする搬送コンベアを有する機器における被搬送物の固定用治具であって、被搬送物の一部を挟み込むようにされたクリップ部と、該クリップ部から側方に突出した連結軸先端に保持体が形成されて成る固定部とを有し、上記固定部の保持体は隣り合った2つの載置部間の間隔に合わせた大きさを有し、上記クリップ部によって被搬送物に装着されると共に、上記固定部の保持体がローラーチェ−ンの隣り合った2つの載置部の間にガタ付かないですっぽりと入り込むことによって被搬送物を搬送コンベアに仮固定できるようにし、上記固定部の保持体は、被搬送物が搬送コンベアの末端に達した時には2つの載置部の間から自然に離脱することによって被搬送物も搬送コンベア上から外れるようにされているものである。
【0010】
従って、搬送コンベア上の被搬送物の固定及び取り外しを簡単に行うことができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明搬送コンベアを有する機器における被搬送物の固定用治具の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
【0012】
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実装基板のリフロー炉において、ローラーチェーンを使用した搬送コンベアに温度プロファイル測定用の基板を仮固定するための治具に適用したものである。
【0013】
最初に、実装基板のリフロー炉の構造について概略的説明する。
【0014】
実装基板のリフロー炉1は、図1に示すように、実装基板2、2、…を搬送する搬送コンベア3、該搬送コンベア3によって搬送されてきた実装基板2、2、…の加熱及び冷却を順次行う加熱部4及び冷却部5、各種操作を行う操作部6、各種情報の表示及び各部のコントロールを行う制御表示部7等から成る。
【0015】
搬送コンベア3は、図1乃至図3に示すように、それぞれ2つのホイール8、8間に互いに平行に張り渡された1対のローラーチェーン9、9が図示しないモータによって同速度で走行するようにされているものである。
【0016】
加熱部4は、搬送コンベア3に沿って移動する実装基板2を表裏から加熱することができるように、搬送コンベア3を間に挟むように配置されると共に、搬送コンベア3の延伸方向に沿って配置された複数のヒータユニット10、10、…を有する。各ヒータユニット10は、モータ10aによって回転するクロスフローファン10bによって図示しないヒータで熱せられた温風を矢印で示すように実装基板2に吹き付けるようにされたものである。
【0017】
冷却部5は、搬送コンベア3を間に挟むように一対で配置される、基本的に上記ヒータユニット10と同様の構造を有するクーリングユニット11、11を有する。各クーリングユニット11は、モータ11aによって回転するクロスフローファン11bによって図示しないクーラーによって冷却された冷風を矢印で示すように実装基板2に吹き付ける ようにされたものである。
【0018】
上記ローラーチェーン9、9は、図2及び図3に示すように、それぞれ連結ピン12、12、…を介して交互に連鎖される外リンクプレート13、13、…、内リンクプレート14、14、…及びブッシュ15、15、…を介して内リンクプレート14、14間に回転自在に挿着されたローラ16、16、…から成るものである。即ち、内リンクプレート14、14は、両端のブッシュ15、15を介して連結されており、また、外リンクプレート13、13は、ブッシュ15、15に回転自在に挿通した連結ピン12、12を介し内リンクプレート14、14を挟み込むようにして互いに連結される。
【0019】
更に、連結ピン12の一端部12aは、一対で搬送コンベア3を構成するローラーチェーン9、9の対抗する側に向かって突出しており、従って、これら連結ピン12、12、…の突出した一端部(以下、「載置部」)12a、12a、…上に実装基板2を載置するようになっている。尚、平行に走行する一対のローラーチェーン9、9は、両者間の間隔が可変とされ、連結ピン12、12、…の載置部12a、12a、…上に載置される実装基板2の幅に合わせることができるようになっている。
【0020】
尚、搬送コンベア3として使用される上記2つのローラーチェーン9、9は、それぞれの対抗する側に向かって突出した載置部12a、12a、…上に被搬送物である実装基板2が載置されるという構造を有するものであって、それぞれの載置部12a、12a、…を除く2つのローラーチェーン9、9の間は、空間が空いた状態とされている。これは、被搬送物である実装基板2は、片面だけではなく両面に電子部品が実装されることが多いため、上記空間が設けられてないと裏面に実装された電子部品とローラーチェーン9、9とが干渉してしまうからである。また、実装基板2には、その大きさが一定ではなく、様々な大きさのタイプのものが使用される。従って、、搬送コンベア3は、実装基板2の大きさに合わせて、2つのローラーチェーン9、9の間隔を調整することによって、これに対処できるようになっている。
【0021】
而して、以上のような構成を有するリフロー炉1においては、入り口部分1aで搬送コンベア3上、即ち、一対のローラーチェーン9、9の対抗する側に突出した連結ピン12、12、…の載置部12a、12a、…上に載置された実装基板2は、図1に示すように、搬送コンベア3に沿って矢印方向に送られ、加熱部4で加熱されて半田が溶融された後、冷却部5で冷却されることによって溶融した半田を凝固させて出口部分1bから排出される。
【0022】
ところで、リフロー炉1においては、従来技術の欄でも記載したように、投入する実装基板の種類毎に所謂温度プロファイルを測定し、それぞれに最適な加熱部4の炉温と搬送コンベア3の搬送速度によって変化する最適な温度条件を設定する必要がある。
【0023】
上記温度プロファイル測定は、実装基板2上の複数箇所に熱電対を取り付けて、これを測定用基板(被搬送物)2aとし、該測定用基板2aを搬送コンベア3上に載置して、実際のリフロー行程時と同じ処理を行うことによって行われる。
【0024】
ところで、上記温度プロファイル測定の際には、搬送コンベア3上で測定用基板2aがスリップ等の搬送障害によって正常に搬送されなくなってしまうことを防ぐ必要がある。即ち、上記搬送障害が起きると、測定時間軸に影響を及ぼし、これによって測定用基板2aの温度にも影響が及んで、正確な温度プロファイルの測定ができないという問題があるからである。
【0025】
従って、測定用基板2aには、図3及び図5に示すように、測定用基板2aの固定用治具(以下、「固定治具」と略記)17が取り付けられた状態で搬送コンベア3上に載置される。
【0026】
上記固定治具17は、図4に示すように、測定用基板2aの一部を挟み込むことによって簡単に装着することができるように、略クリップ状の外観及び構造をした主部(以下、「クリップ部」)17aと、該クリップ部17aから側方に突出した連結軸18の先端に球体状の保持体19が取着又は一体に成形されて成る固定部17bとを有するものである。尚、上記保持体19は、図3及び図5に示すように、隣り合った連結ピン12、12間のピッチに限定される大きさとされ、載置部12a、12a間にガタ付かないですっぽりと入り込むような大きさの直径を有するようにされている。このように、保持体を、引掛かり等他の部品との干渉が起き難い形状である球体とすることにより、ローラーチェーン9からの離脱が確実に行えるようになる。
【0027】
クリップ部17aは、2つの把持片20及び21が支持軸によって互いに回動自在な状態で軸支されたものであり、図示しないバネ等によって各把持片20及び21の先端部分が常に閉じる方向に付勢されている。また、固定治具17は、加熱部4によって加熱される炉温に対して耐熱性を有する材料、例えば、耐熱プラスチックや金属等によって構成される。
【0028】
以上のような構造を有する固定治具17は、図3及び図5に示すように、測定用基板2aの前端部分又は後端部分に取り付けられる。従って、測定用基板2aが搬送コンベア3上に載置されると、測定用基板2aが互いに平行なローラーチェーン9、9の連結ピン12、12、…の載置部12a、12a、…によって下方から支えられることによって保持される。そして、この時、固定治具17の保持体19を隣り合った2つの連結ピン12、12の載置部12a、12aの間に挿入する。
【0029】
而して、測定用基板2aは、隣り合った連結ピン12、12の載置部12a、12aの間に入り込んだ固定治具17の保持体19によって保持され、スリップ等の搬送障害を引き起こすことなく、搬送コンベア3(ローラーチェーン9、9)の走行に従って同期して、リフロー炉1の入り口部分1aから出口部分1bまで正常に搬送されるようになる。
【0030】
そして、測定用基板2aは、リフロー炉1の出口部分1bにおいては、図6に示すように、ローラーチェーン9、9の走行に従い、搬送コンベア3の末端、即ち、ローラーチェーン9、9がホイール8、8に巻き付いて円弧状となった時には、破線で示すように、固定治具17の保持体19が載置部12a、12aの間から自然に離脱し、これによって測定用基板2aも搬送コンベア3上から外れることになる。従って、従来のように出口部分1bで、人手によってテープや針金を使用した固定部材を外さなくても、測定用基板2aが搬送コンベア3に巻き込まれてしまうことがない。
【0031】
尚、図4に示すように、固定治具17は、クリップ部17aの一方の側面から固定部17bが突出した形状を為すものであるが、固定部17bの突出方向は一方向のみに限定されるものではない。即ち、固定部17bの突出方向が逆方向であれば、図3に2点鎖線で示すように、測定用基板2aの前端左側部分又は後端右側部分に取り付ければ良い。
【0032】
また、搬送コンベア3上において、測定用基板2aをローラーチェーン9に保持させる(仮固定する)役割を為す固定治具17の保持体19の形状は、上記したように球のみに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、保持体19を、隣り合った連結ピン12、12の載置部12a、12aの間隔と略同じ長径を有する楕円体形状を為すものや、隣り合った連結ピン12、12の載置部12a、12aの間隔と略同じ長径を有する楕円柱状(厚みの稍厚い小判型)とすることも可能である。このように保持体19の形状を楕円体や小判型にした場合には、図5と図7との比較でも明らかなように、前述の保持体19が球状をしたものと比べて、ローラーチェーン9の上下に十分なスペースが無い場合等においては効果的であり、更に、小判型の場合には、連結ピン12、12の載置部12a、12aとの接触部分が多くなるので、測定用基板2aの仮固定時における安定性が増すという効果が発生する。
【0033】
更に、固定治具17の保持体19の大きさ(球の場合は直径、楕円体の場合は長径)は、ローラーチェーン9の連結ピン12、12、…間のピッチに限定されるものであるが、換言すれば、リフロー炉1に使用されるローラーチェーン9の規格が変わって上記ピッチが異なった時に、保持体19の大きさをこれに合わせた大きさにしたい時には、上記ピッチを保持体19の大きさに合致するものに変更すればよい。保持体19の変更は、例えば、連結軸18と保持体19との連結を、一方に対して他方を捻じ込む方式等にすることによって、自由に行う構造とすることが可能である。
【0034】
以上に説明したように、固定治具17を使用することによって、測定用基板2aを用いた温度プロファイル測定を行う際、上述したようにリフロー炉1の出口付近において搬送コンベア3(ローラーチェーン9、9)の末端部で自然に離脱するため、人手による測定用基板2aの取り外し作業が不要となり、また、固定治具17は、反復的使用に耐えるものであるので、温度プロファイル測定を行う毎に測定用基板2aを固定するための固定具を作成する必要もなくなり、該固定具の作成者の熟練度等に起因する測定作業の失敗も回避することが可能になる。
【0035】
更に、固定治具17は、クリップ部17aによって測定用基板2a把持することによって取り付け、固定部17bの球体、楕円体又は小判型をした保持体19をローラーチェーン9の隣り合った載置部12a、12aの間に挿入することによって測定用基板2aを仮固定する構造であるため、搬送用コンベア3による搬送中における測定用基板2aの走行状態が安定し、温度プロファイル測定の精度を向上させることが可能になる。
【0036】
尚、前記実施の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに当たっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
【0037】
【発明の効果】
以上に説明したように本発明は、平行に配置されたローラーチェーンによって構成されると共に、上記各ローラーチェーンには互いに対向する側に向かって同一のピッチで突出した多数の載置部が設けられた搬送コンベア上に載置されることによって搬送される被搬送物を、任意の搬送コンベアの走行速度に従って確実に送られるようにする搬送コンベアを有する機器における被搬送物の固定用治具であって、被搬送物の一部を挟み込むようにされたクリップ部と、該クリップ部から側方に突出した連結軸先端に保持体が形成されて成る固定部とを有し、上記固定部の保持体は隣り合った2つの載置部間の間隔に合わせた大きさを有し、上記クリップ部によって被搬送物に装着されると共に、上記固定部の保持体がローラーチェ−ンの隣り合った2つの載置部の間にガタ付かないですっぽりと入り込むことによって被搬送物を搬送コンベアに仮固定できるようにし、上記固定部の保持体は、被搬送物が搬送コンベアの末端に達した時には2つの載置部の間から自然に離脱することによって被搬送物も搬送コンベア上から外れるようにされているので、搬送コンベア上の被搬送物の固定及び取り外しを簡単に行うことができる。また、被搬送物が搬送コンベアの末端部で自然に離脱することによって、人手による被搬送物の取り外し作業が不要となり、また、反復的使用に耐えるものであるので、被搬送物を搬送コンベアに固定する必要が生じる毎に被搬送物を固定するための固定具を作成する必要もなくなり、該固定具の作成者の熟練度等に起因する測定作業の失敗も回避することができる。
【0039】
請求項又は請求項に記載した発明にあっては、保持体は隣り合った2つの載置部間の間隔と略同じ長径を有する球体、楕円体又は楕円柱であるので、被搬送物を搬送コンベアに安定した状態で仮固定することができると共に、搬送コンベアの末端部で自然に離脱することを確実に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送用コンベアを使用する機器の一例としてのリフロー炉の概要を示す図である。
【図2】搬送用コンベアの構成を一部を拡大して示す斜視図である。
【図3】搬送用コンベアに固定用治具を用いて被搬送物を仮固定した状態を概略的に示す平面図である。
【図4】被搬送物の固定用治具を拡大して示す斜視図である。
【図5】搬送用コンベアに固定用治具を用いて被搬送物を仮固定した状態を概略的に示す拡大側面図である。
【図6】搬送用コンベアの末端部で、被搬送物の離脱が自然に行われる状態を概略的に示す示す側面図である
【図7】保持体の形状を変更した被搬送物の固定用治具の変形例において、搬送用コンベアに被搬送物を仮固定した状態を概略的に示す拡大側面図である。
【符号の説明】
1…搬送用コンベアを有する機器、2a…被搬送物、3…搬送用コンベア、9…ローラーチェーン、12a…載置部、17…固定用治具、17a…クリップ部、17b…固定部、18…連結軸、19…保持体

Claims (3)

  1. 平行に配置されたローラーチェーンによって構成されると共に、上記各ローラーチェーンには互いに対向する側に向かって同一のピッチで突出した多数の載置部が設けられた搬送コンベア上に載置されることによって搬送される被搬送物を、任意の搬送コンベアの走行速度に従って確実に送られるようにする搬送コンベアを有する機器における被搬送物の固定用治具であって、
    被搬送物の一部を挟み込むようにされたクリップ部と、該クリップ部から側方に突出した連結軸先端に保持体が形成されて成る固定部とを有し、
    上記固定部の保持体は隣り合った2つの載置部間の間隔に合わせた大きさを有し、上記クリップ部によって被搬送物に装着されると共に、上記固定部の保持体ローラーチェ−ンの隣り合った2つの載置部の間にガタ付かないですっぽりと入り込むことによって被搬送物を搬送コンベアに仮固定できるようにし
    上記固定部の保持体は、被搬送物が搬送コンベアの末端に達した時には2つの載置部の間から自然に離脱することによって被搬送物も搬送コンベア上から外れるようにされている
    ことを特徴とする搬送コンベアを有する機器における被搬送物の固定用治具。
  2. 保持体は隣り合った2つの載置部間の間隔と略同じ直径を有する球体である
    ことを特徴とする請求項1に記載の搬送コンベアを有する機器における被搬送物の固定用治具。
  3. 保持体は隣り合った2つの載置部間の間隔と略同じ長径を有する楕円体又は楕円柱である
    ことを特徴とする請求項1に記載の搬送コンベアを有する機器における被搬送物の固定用治具。
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