JP4756923B2 - リフロー炉 - Google Patents
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Description
このように効率的にフラックスガスを分解処理することが可能な触媒体として、例えば、特許文献2に記載されているリフロー用加熱装置が提案されている。
しかしながら、特許文献2における図2からも明らかであるように、触媒体とフラックスガスのファーストコンタクトは、フラックスガスが加熱される前になされてしまう。このため、フラックスガスの分解能力を向上させるため、触媒体を大型にすると、触媒体の表面部分が十分に高温にならず、触媒体の上流側表面にフラックスガスが液化して皮膜を形成してしまうおそれがある。また、リフロー炉内の雰囲気を所定の温度に維持することが事実上困難になるといった課題がある。さらには、リフロー全体の雰囲気を温度調整しようとした場合には、メインヒータが過加熱してしまい、触媒体が損傷してしまったり、火災の危険が生じるといった課題も見出された。
これにより、リフロー炉内の熱風を2分割してフラックスガスの分解処理を行うため、触媒体への負担を軽減することができると共に、確実な分解処理が可能になる。
これにより、熱風循環路から確実に熱風の取り込みをすることができるため、分岐部に熱風を取り込むためのファンを配設する必要がなく、単純な構造で安価かつ、メンテナンスが容易なリフロー炉とすることができる。
これにより、触媒体の温度を高めやすくすることができるので、触媒体の活性を短時間で向上させることができると共に、触媒体に接触する直前に雰囲気を加熱させることになるため、さらに効率的にフラックスガスの分解処理が可能になる。
このように、リフロー炉内の雰囲気の温度コントロールが容易であると共に、フラックスが十分に加熱された触媒体により確実に分解処理されるので、製品の品質を向上させると共に、触媒のメンテナンスを容易にすることができる。
図1は、本実施の形態におけるリフロー炉の概略構成を示す説明図である。図2は、図1中のA−A線における矢視図である。図3は、図1中のB−B線における断面図である。
誘導板110は断熱材により形成されていて、少なくとも熱風を取り込む側の端部は、熱風循環路80にせり出した状態に配設されている。このように形成された誘導板110が送風ファン60の下流側近傍に設けられているので、分岐部100に熱風循環路80を流通する熱風の一部を取り込むための動力は不要である。
また、熱風循環路80を流通する熱風のうち、分岐部100に取り込まれる熱風量の割合が多くなった場合には、合流後の熱風の温度がリフローに適した温度となるようにメインヒータ50の出力を適宜調整すればよい。この場合、熱風循環路80の合流部分以降に温度センサ(図示せず)を配設し、温度センサにより計測された温度に基づいて、図示しない制御手段によりメインヒータ50の出力をフィードバック調整すればよい。
搬送路30の構成は特に限定されるものではないが、鉛直面内で回転する無端状チエーン30Aを2基平行に設け、各チエーン片に内方に向けて突出する支持ピンPを設け、この支持ピンP間に基板22を橋渡し状に載置して搬送するようにすることができる。
上記のように構成されているから、基板22を搬送路30上に順次並べてリフロー炉10内に順次搬入、搬送することによって、電子部品20のはんだ付けを連続的に行うことができる。各リフロー炉10内の雰囲気は、均一な温度条件を設定することができるが、それぞれ温度設定を変更させたリフロー炉10を基板搬送方向に複数基連結することによって、搬送方向に適宜温度勾配をもたせることもできる。これにより、きめ細かなリフロー条件(リフロー温度、および時間)を設定することが可能となる。
20 電子部品
22 基板
30 搬送路
40 フード
44 区分プレート
45 通路
46 噴出口
50 メインヒータ
60 送風ファン
70 触媒体
75 触媒体用ヒータ
80 熱風循環路
90 吸引通路
92 吸引ボックス
94 吸引筒
95 貫通孔
96 吸引孔
100 分岐部
110 誘導板
Claims (4)
- 電子部品とはんだが載置された基板を搬送手段で搬送しながら、熱風を噴きつけ、前記はんだを溶融して前記電子部品を前記基板にはんだ付けするリフロー炉において、
前記搬送手段を囲むようにして設けられた断熱材からなるフードと、
該フードの内底面の中央部に設けられた送風ファンと、
前記フードの内部空間に配設され、前記フードの内部空間を搬送手段側空間と送風ファン側空間とに二分すると共に、一直線状に複数並べられた貫通孔からなる噴出口が複数列形成された区分プレートと、
該区分プレートと前記送風ファンとの間に配設された吸引ボックスと、
前記区分プレートに形成された複数の貫通孔位置であって、前記吸引ボックスと前記区分プレートとの間に複数本配設され、前記吸引ボックス内と前記区分プレート下方の前記搬送手段側空間を連通する吸引筒と、
前記フードの前記送風ファン側空間に設けられ、前記送風ファンにより送られる熱風を前記搬送手段の搬送方向と直交する水平方向の両側に向けて分配すると共に、両側部から前記区分プレートの方向に向けて下方側に案内し、さらには前記区分プレートと平行に炉の両側から中央部分に向かって互いに対向する方向に案内して混合した後、前記区分プレートの噴出口から前記搬送手段上の前記基板に向けて噴出する熱風循環路と、
前記熱風循環路の前記送風ファンの下流側に設けられたメインヒータと、
前記メインヒータの下流側に形成され、前記熱風循環路中から分岐した後に再び前記熱風循環路に戻る分岐部と、を具備し、
当該分岐部は、
前記送風ファンにより送り出された前記熱風循環路を通過する熱風の一部を前記分岐部に誘導するための誘導板と、該誘導板により誘導された熱風に含まれるフラックスを分解するための触媒体と、該触媒体を加熱する触媒体用ヒータと、を有するフラックス分解部に形成されていることを特徴とするリフロー炉。 - 前記分岐部は、前記熱風循環路において、基板搬送方向と直交する方向の両側にそれぞれ配設されていることを特徴とする請求項1記載のリフロー炉。
- 前記誘導板は、少なくとも熱風取り込み側の端部が前記熱風循環路にせり出した状態で配設されていることを特徴とする請求項1または2記載のリフロー炉。
- 前記触媒体は、前記触媒体用ヒータを囲むようにして配設されていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項記載のリフロー炉。
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