JP4756922B2 - リフロー炉 - Google Patents
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Description
また、近年においては、図8に示すように単位リフロー炉10を基板搬送方向に仕切り板110を介して複数連続させ、各単位リフロー炉10を複数の温度帯に分割したリフロー炉100が用いられている。このようなリフロー炉100において、仕切り板110に直近の熱風の噴出口46から基板平面に対して直交方向に吹き出す熱風は、仕切り板110側に熱風の供給がないため、図9に示すようなカルマン渦が生じる。出願人による実験結果からこのカルマン渦は、仕切り板110を越えて隣接する単位リフロー炉10に侵入し、各単位リフロー炉10の雰囲気が混合されてしまうことが明らかになった。また、カルマン渦がリフロー炉100の雰囲気を外部に排出させようとする作用が生じることも明らかになった。なお、図9は図8内におけるB部分の拡大図である。このような作用が生じてしまうと、特許文献1記載の制御方法をもってしても単位リフロー炉10およびリフロー炉100の雰囲気を所定の酸素濃度に維持することが非常に困難になってしまう。
これにより、さらに噴出口から供給される熱風によるカルマン渦が隣接する単位リフロー炉への侵入を抑制することができる。また、仕切り板と突出板により形成されたポケット状部分(抱き込み部分)に、はんだ溶融時に発生したフラックスが補足されやすくなり、基板上にフラックスが付着しにくい状態とすることができる。
これにより、さらに安価に高性能な低酸素雰囲気リフロー炉を提供することが可能になる。
また、非常に簡単な構造により単位リフロー炉およびリフロー炉全体の雰囲気を所定の条件に維持することができるので、長期にわたって高性能を維持するリフロー炉を安価に提供することが可能になる。
図1は、本実施の形態における単位リフロー炉の概略構成を示す説明図である。図2は、図1中のA−A線における矢視図である。図3は、図1中のB−B線における断面図である。
また、このヒータ50の下流側に、ヒータ50に接近して、もしくはヒータ50に接触して触媒体70が配設されている。触媒体70は、熱風が通過可能なようにネット状に形成された支持体に、ガス化したはんだフラックスを分解可能な触媒(例えば、白金・パラジウム・ニッケルクロムの発泡金属等の一般的な触媒でよい)が担持されて成る。この触媒体70は、熱風がほぼ全量接触可能なように、熱風分配路80の断面のほぼ全域にわたるように配設するのが好ましい。
また、リフロー炉100の内部空間には図示しない不活性ガス供給路から窒素ガス等の不活性ガスが大量に供給されている。本実施の形態においては、リフロー炉100全体で150L/分の高純度窒素ガスが供給されている。
また、本実施の形態においては、低酸素雰囲気を構成するために不活性ガスとして高純度窒素ガスを用いているが、不活性ガスであれば、窒素ガスに限定されるものではないのは言うまでもない。また、必要に応じて、搬送路30の出入り口には不活性ガス等によるエアカーテンを配設することもできる。
さらには、突出板112は仕切り板110の先端部のみではなく、仕切り板110の突出高さ方向に所要間隔をあけて複数個所に配設することもできる。この場合、突出板112の突出量はすべて同じ突出量にした形態の他、仕切り板110の先端部側に進むにつれて徐々に突出板112の突出量を増加または減少するように配設した形態とすることも可能である。
20 電子部品
22 基板
30 搬送手段(搬送路)
40 フード
44 区分プレート
45 通路
46 噴出口
50 ヒータ
60 送風ファン
70 触媒体
80 熱風分配路
90 吸引循環路
92 吸引ボックス
94 吸引筒
95 貫通孔
96 吸引孔
100 リフロー炉
110 仕切り板
112 突出板
Claims (4)
- 電子部品とはんだが載置された基板を搬送手段で搬送しながら、酸化防止雰囲気中で熱風を噴きつけ、前記はんだを溶融して前記電子部品を前記基板にはんだ付けする単位炉を複数個連結させてなるリフロー炉において、
前記単位炉は、
前記搬送手段を囲むようにして設けられた断熱材からなるフードと、
該フードの内底面の中央部に設けられた送風ファンと、
前記フードの内部空間に配設され、前記フードの内部空間を搬送手段側空間と送風ファン側空間とに二分すると共に、一直線上に複数並べられた貫通孔からなる噴出口が複数列形成された区分プレートと、
該区分プレートと前記送風ファンとの間に配設された吸引ボックスと、
前記区分プレートに形成された複数の貫通孔位置であって、前記吸引ボックスと前記区分プレートとの間に複数本配設され、前記吸引ボックス内と前記区分プレート下方の前記搬送手段側空間を連通する吸引筒と、
前記フードの前記送風ファン側空間に設けられ、前記送風ファンにより送られる熱風を前記搬送手段の搬送方向と直交する水平方向の両側に向けて分配すると共に、両側部から前記区分プレートの方向に向けて下方側に案内し、さらには前記区分プレートと平行に炉の両側から中央部分に向かって互いに対向する方向に案内して混合した後、前記区分プレートの噴出口から前記搬送手段上の前記基板に向けて噴出する熱風分配路と、
前記熱風分配路の前記送風ファンの下流側位置に設けられたヒータと、
前記搬送手段による搬送の障害とならない位置に配設され、前記単位炉を仕切る仕切板と、を有することを特徴とするリフロー炉。 - 前記仕切り板の、前記搬送手段側となる先端部には、前記搬送手段の進行方向の前後方向に突出し、前記仕切り板との間で、噴き付けられる熱風を抱き込む空間を形成する突出板が配設されていることを特徴とする請求項1記載のリフロー炉。
- 前記突出板は、前記仕切り板との取り付け部分から両先端部側に進むにつれ、前記搬送手段から徐々に離反するよう傾斜した状態で配設されていることを特徴とする請求項2記載のリフロー炉。
- 前記突出板は、前記仕切り板のうち前記搬送手段の進行方向における最前端と最後端の仕切り板にのみ配設されていることを特徴とする請求項2または3記載のリフロー炉。
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- 2005-06-13 JP JP2005171879A patent/JP4756922B2/ja active Active
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