JPH09214125A - リフローはんだ付け装置における搬送装置 - Google Patents

リフローはんだ付け装置における搬送装置

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JPH09214125A
JPH09214125A JP1472096A JP1472096A JPH09214125A JP H09214125 A JPH09214125 A JP H09214125A JP 1472096 A JP1472096 A JP 1472096A JP 1472096 A JP1472096 A JP 1472096A JP H09214125 A JPH09214125 A JP H09214125A
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JP
Japan
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wiring board
reflow soldering
board
guide plate
chain
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Pending
Application number
JP1472096A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Saito
弘明 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIHON DENNETSU KK
Nihon Dennetsu Co Ltd
Original Assignee
NIHON DENNETSU KK
Nihon Dennetsu Co Ltd
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Publication date
Application filed by NIHON DENNETSU KK, Nihon Dennetsu Co Ltd filed Critical NIHON DENNETSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線基板の搬送中における配線基板の蛇行搬
送や跳ね上がりによって脱落することなく、安定性のあ
る搬送が得られ信頼性の高いリフローはんだ付け装置を
実現する。 【解決手段】 循環回動する搬送チェーン8のピン14
に配線基板1の両側端部1aを載置して搬送しながら加
熱し、配線基板1の被はんだ付け部に供給しておいたは
んだを溶融させてはんだ付けを行うとともに、搬送チェ
ーン8に載置された配線基板1の両側端部1aの上方を
覆う基板ガイド板部41を設けて側端部1aの跳ね上が
りを防止したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品を搭載した配
線基板等の板状の被はんだ付けワークを、搬送しながら
加熱し、予めはんだ付け部に供給しておいたはんだを溶
融させてはんだ付けを行うリフローはんだ付け装置にお
ける搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来から使用されているリフロ
ーはんだ付け装置の概略を示す側断面図である。すなわ
ち、被はんだ付け部分に予めはんだを供給しておいた被
はんだ付けワークである配線基板1に電子部品を搭載
し、この配線基板1を搬送装置7で炉体2内を矢印A方
向に搬送しつつ加熱し、前記のはんだを溶融させて電子
部品のはんだ付けを行うリフローはんだ付け装置であ
る。
【0003】加熱方式に種々の方式があるが、一括リフ
ローはんだ付け方式として一般的な加熱方式は、赤外線
等の熱線を用いた熱線加熱方式、熱風を吹き当てる熱風
加熱方式、熱線加熱と熱風加熱を併用した加熱方式等で
ある。
【0004】前記これらの加熱手段は図5のように炉体
2内に配設され、昇温部3や均熱部4、リフロー部5等
に炉体2内を配線基板1の搬送方向に対して分割すると
ともに、加熱手段6もそれぞれ分割して設け、配線基板
1の加熱特性の制御性を向上させている。そして、この
ように構成された炉体2内を貫いて搬送装置7を設けて
あり、この搬送装置7に配線基板1を矢印A方向に搬送
させて所望の加熱を行うように構成されている。なお、
加熱手段6を搬送装置7の上側のみに設け、配線基板1
の上側の面のみをリフローはんだ付けするように構成し
たリフローはんだ付け装置もある。また、逆に配線基板
1の下面のみをリフローはんだ付けするように構成した
リフローはんだ付け装置もある。
【0005】リフローはんだ付け装置に使用される被は
んだ付けワークである配線基板1の搬送装置7は、高温
環境に対する耐熱性や耐熱強度を備える必要があること
から、チェーンコンベアが使用される例が多い。また、
8は搬送チェーン、9は駆動モータ、10は駆動スプロ
ケット、11は張架用スプロケットである。
【0006】図6,7は従来の搬送装置7の一例を示す
図で、図6は搬送装置7の斜視図で、搬送チェーン8を
線状に省略して描いた図であり、図7は図6をI−I線
から見た端面図である。
【0007】すなわち、張架用スプロケット11と駆動
スプロケット10によって張架し、駆動モータ9とその
回転減速機構12や駆動軸13、駆動スプロケット10
によって搬送チェーン8を循環回動駆動する構成の搬送
装置7であり、搬送チェーン8のピン14上に配線基板
1の両側端部1aを載置して搬送する仕組みである。な
お、搬送チェーン8のピン14に設けた基板ガイド板1
5は、配線基板1の幅W方向の位置を規制するためのも
のである。
【0008】また、チェーンガイド16は搬送チェーン
8の走行をガイドする部材で、上部チェーンガイド16
Aは上部支持部17Aと一体に、下部チェーンガイド1
6Bは下部支持部17Bと一体に形成され、中間部チェ
ーンガイド16Cは支持部材18と一体に固着されてい
る。そして、上部支持部17A,下部支持部17Bおよ
び支持部材18は角筒形のフレーム19に固着されてい
る。
【0009】ところで、このようにして搬送されている
配線基板1が、種々の原因により搬送装置7から脱落す
ることがある。その主原因は搬送不良にあり、前記搬送
チェーン8のピン14上における配線基板1の蛇行搬送
や跳ね上がり搬送に原因している。また、蛇行搬送や跳
ね上がり搬送は配線基板1の実装部品の種類や実装位置
に原因する重量バランスの片寄りや不均等昇温に原因し
て反りを発生する過程で生じやすい。
【0010】そのため、この反りの発生を防止して配線
基板1の搬送装置7上からの脱落を防止しようとする技
術が開発されている。図8(a),(b),図9はその
ような技術を示す図で、図8(a)は平面図、図8
(b)は図8(a)の断面図、図9はリフロー装置の加
熱室内の要部を示す斜視図である。なお、図8(a),
(b)は特開平7−202414号公報からの抜粋であ
り、図9は特開平6−45747号公報からの抜粋であ
る。
【0011】図8(a),(b)に示す技術は、搬送チ
ェーン21と等速で同一方向へ移動するアーム22に取
り付けられた搬送用ピン23を配線基板1に挿入し、配
線基板1を搬送チェーン21上に強制的に固定して反り
の発生を防止しつつ搬送する技術である。
【0012】図9に示す技術は、左右一対のガイドレー
ル31上に配線基板1の両側端部1aを載置し、また、
ガイドレール31上に板ばね32で配線基板1を押圧
し、送りピン33を備えたベルトコンベア34で配線基
板1を押しつつガイドレール31上を摺動搬送するよう
に構成した技術であり、配線基板1の両側端部1aを板
ばね32でガイドレール31上に押圧することにより配
線基板1に反りが発生することを防止しつつ搬送する技
術である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8
(a),(b)に示す従来技術では、搬送用ピン23を
走行させるための装置が必要となり、装置構成が極めて
複雑となる。また、図9に示す従来技術においては、板
ばね32を多数使用する点においてデリケートで複雑な
構成となり、種々の板厚の配線基板1に対応することが
難しい。
【0014】本発明の目的は、配線基板の搬送中におい
て、配線基板の蛇行搬送や跳ね上がり搬送を生じない安
定な搬送装置を得ることによって、配線基板が脱落しな
い信頼性の高いリフローはんだ付け装置における搬送装
置を実現することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の搬送装置は、配
線基板等の板状の被はんだ付けワークが載置される両側
端部をガイド板で覆うように構成したことに特徴があ
る。また、そのガイド板が開放可能に構成したことに特
徴がある。
【0016】
【作用】各請求項に対応して次のような作用がある。
【0017】本発明にかかる請求項1に記載の発明は、
載置された被はんだ付けワークの両側端部の上方部分を
覆うガイド板を設けたことにより、被はんだ付けワーク
の跳ね上がりが防止され、被はんだ付けワークが脱落す
ることがなくなる。また、跳ね上がりにより生ずる蛇行
もなくなり、被はんだ付けワークを安定搬送することが
できるようになる。
【0018】また、請求項2に記載の発明は、ガイド板
を開放可能に構成することにより、搬送装置の途中にお
いても被はんだ付けワークを容易に取り外すことができ
るようになる。
【0019】
【実施例】次に、本発明によるリフローはんだ付け装置
における搬送装置を、実際上どのように具体化できるか
を実施例で説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施例を示す正面端面
図、図2は本発明の他の実施例を示す正面端面図で、図
1は基板ガイド板部が固定している場合を示す構成図、
図2は図1の基板ガイド板部が開閉可能な場合を示す構
成図である。また、図3は図1の一方のチェーンガイド
の一部を破断して示す斜視図、図4は図1の一方の搬送
チェーンの一部を側面から見た側面図である。これらの
図において図6,図7と同一符号は同一部分を示す。
【0021】すなわち、上部支持部17Aを配線基板1
の幅Wの中央部側へ向けて延長した板状の基板ガイド板
部41を設け、搬送チェーン8のピン14に載置される
配線基板1の両側端部1a部分を覆うように構成したも
のである。
【0022】なお、前記基板ガイド板部41と、ピン1
4に設けた基板ガイド板15との間の隙間は、配線基板
1が入り込まない程度の隙間とする。一般的な配線基板
1の最小板厚は0.8mm程度であるのでこれよりも狭い
間隔とする。また、上部チェーンガイド16Aと基板ガ
イド板部41とを一体に形成することにより、搬送装置
7の大型化を防止できる。
【0023】このように構成することによって、配線基
板1に跳ね上がりが生じて配線基板1の幅W方向に位置
を規制する基板ガイド板15を乗り越えるようなことも
なくなり、また、それによって生ずる蛇行搬送も発生し
なくなる。すなわち、これらによって2次的に生ずる配
線基板1のピン14上からの脱落も発生しなくなる。
【0024】また、図2は上部支持部17Aにヒンジ4
2を設け、このヒンジ42に基板ガイド板部41を開閉
可能つまり開放可能に取り付けたもので、基板ガイド板
部41を二点鎖線で示すように開放することにより搬送
途中にある配線基板1を容易に取り外すことができる。
なお、この開閉部分はばね43の付勢力により閉鎖方向
に作動するように構成するか、図示しないねじ等による
係止機構により固定できるように構成するとよい。
【0025】その他に、基板ガイド板部41を櫛状や波
状に形成したり、基板ガイド板部41にその搬送方向A
に沿って列状に孔を設けることも可能である。これによ
り、ハイドゾーン(hide zone) の軽減を図ることが可能
となり、配線基板1の側端部1aに被はんだ付け部が設
けられている配線基板1においても、極めて均一な加熱
が可能となる。
【0026】また、基板ガイド板部41は、図1,図2
においては水平方向に板面を向けて設けてあるが、基板
ガイド板部41の先端側41aを点線で示すように下向
きに折り曲げて折曲部44を形成してもよい。このよう
に、下向きに折り曲げた折曲部44を形成することによ
り熱風に対する流体抵抗が少なくなって熱風の乱流発生
が少なくなり、一層の均一加熱が可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば各請求項
に対応して次のような効果がある。
【0028】請求項1に記載の発明は、配線基板のよう
な板状の被はんだ付けワークの蛇行搬送や跳ね上がり搬
送がなくなり、被はんだ付けワークが搬送装置から脱落
することもなく、安定した搬送によるリフローはんだ付
けプロセスを実現することができるようになる。また、
簡単な構成でありながら大きな効果が得られる。
【0029】また、請求項2記載の発明は、請求項1の
効果に加えて、搬送されている被はんだ付けワークを、
どの位置でも容易に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面端面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す正面端面図である。
【図3】図1の一方のチェーンガイドの一部を破断して
示す斜視図である。
【図4】図1の一方の搬送チェーンの一部を側面から見
た図である。
【図5】従来から使用されているリフローはんだ付け装
置の概略を示す側断面図である。
【図6】従来の搬送装置の一例を示す斜視図である。
【図7】図6をI−I線から見た端面図である。
【図8】従来のリフロー装置を示す図である。
【図9】従来のリフロー装置の加熱室内の要部を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 配線基板 1a 側端部 7 搬送装置 8 搬送チェーン 14 ピン 15 基板ガイド板 16 チェーンガイド 16A 上部チェーンガイド 16B 下部チェーンガイド 16C 中間部チェーンガイド 17A 上部支持部 17B 下部支持部 18 支持部材 19 フレーム 41 基板ガイド板部 42 ヒンジ 43 ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環回動するコンベアに被はんだ付けワ
    ークを載置して搬送しながら加熱し、被はんだ付けワー
    クの被はんだ付け部分に予め供給しておいたはんだを溶
    融させてはんだ付けを行うリフローはんだ付け装置にお
    ける搬送装置であって、前記コンベアに、少なくとも載
    置される被はんだ付けワークの両側端部の上方部分を覆
    うガイド板を設けたことを特徴とするリフローはんだ付
    け装置における搬送装置。
  2. 【請求項2】 ガイド板を開放可能に設けたことを特徴
    とする請求項1記載のリフローはんだ付け装置における
    搬送装置。
JP1472096A 1996-01-30 1996-01-30 リフローはんだ付け装置における搬送装置 Pending JPH09214125A (ja)

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