JP2002284477A - 基板吊下げ用ハンガー、把持装置、および吊下げ搬送式基板熱処理装置 - Google Patents

基板吊下げ用ハンガー、把持装置、および吊下げ搬送式基板熱処理装置

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JP2002284477A
JP2002284477A JP2001093525A JP2001093525A JP2002284477A JP 2002284477 A JP2002284477 A JP 2002284477A JP 2001093525 A JP2001093525 A JP 2001093525A JP 2001093525 A JP2001093525 A JP 2001093525A JP 2002284477 A JP2002284477 A JP 2002284477A
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Japan
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substrate
hanger
gripping
heat treatment
sides
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JP2001093525A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Takahane
義明 高羽
Noritaka Sugi
徳敬 杉
Kazuyasu Nagasaka
和泰 長坂
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Noritake Co Ltd
Original Assignee
Noritake Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板同士の接触や変形、クリップによる損傷
を防止して歩留りを向上させる。 【解決手段】 4個のクリップ40により基板14の2
つの側辺14a、14bの上下両端部付近を把持して、
基板14を平坦な状態に位置決めして保持するようにし
たため、熱処理室内を移動させながら熱風でレジストを
乾燥したり焼付けたりする基板14の厚さが0.2mm
以下の薄板であっても、搬送時の揺れや熱風、基板14
とレジストとの熱膨張差、熱歪みなどに拘らず、基板1
4が確実に平坦な状態に維持され、反りなどの変形が抑
制されて基板14の品質が向上するとともに、基板14
同士の接触や変形による歩留りの低下が防止される。ま
た、クリップ40の一対の把持部にはそれぞれシリコン
樹脂が設けられているため、ガラス・エポキシ樹脂にて
構成されている薄肉の基板14を疵付けることなく高い
把持力(摩擦力)で把持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は吊下げ搬送式基板熱
処理装置に係り、特に、厚さが0.2mm程度以下の基
板を吊り下げた状態で保持する基板吊下げ用ハンガー、
およびそのハンガーに設けられて基板を把持するクリッ
プの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】(a) それぞれ基板を吊り下げた状態で保
持する多数の基板吊下げ用ハンガーと、(b) 前記基板を
加熱する熱処理室と、(c) 前記多数の基板吊下げ用ハン
ガーを、前記基板が互いに接触しないように所定間隔だ
けその基板の板厚方向へ離間させた状態で、前記熱処理
室を通過させる搬送装置と、を有する吊下げ搬送式基板
熱処理装置が、例えば特開平10−160345号公報
等に記載されており、赤外線照射や熱風などで基板を加
熱するようになっている。また、基板吊下げ用ハンガー
は、例えば特開平11−139753号公報に記載され
ているように、鰐口状のクリップを用いて基板の上辺を
把持して吊り下げるようになっているのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年ガラス
・エポキシ樹脂等から成る薄肉のプリント配線板用等の
基板が提供されているが、厚さが例えば0.2mm程度
以下になると、搬送時の揺れや熱歪み、基板と塗膜との
熱膨張差による反り、或いは熱風で加熱する場合は熱風
による揺れ、などで隣接する基板同士が接触する恐れが
あり、接触により塗膜が剥がれたり変形したりして不良
品が発生し、歩留りが悪くなるという問題があった。基
板同士の離間寸法を大きくすれば接触を防止できるが、
処理能率を維持するためには熱処理装置を大きくする必
要がある。
【0004】また、このような薄肉の基板を、鰐口状の
クリップを用いて把持すると、その把持部分で基板が損
傷する恐れがあり、この点も歩留りが低下する一因とな
っていた。クリップの把持部を平坦にすれば基板の損傷
を防止できるが、基板が滑り易くなって落下する恐れが
ある。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、基板同士の接触や変
形、或いはクリップによる損傷を防止して歩留りを向上
させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、基板を吊り下げた状態で保持する基
板吊下げ用ハンガーであって、前記基板の少なくとも略
平行な2辺を把持するように内向きのクリップを複数備
えており、3点以上で平面的にその基板を位置決めして
保持するようになっていることを特徴とする。
【0007】第2発明は、第1発明の基板吊下げ用ハン
ガーにおいて、前記基板の厚さは0.2mm以下で、前
記複数のクリップは、少なくとも前記2辺の各々の両端
部付近を把持するように設けられていることを特徴とす
る。
【0008】第3発明は、第1発明または第2発明の基
板吊下げ用ハンガーにおいて、前記クリップは、前記基
板を両面側から挟圧して把持する一対の把持部の少なく
とも一方が、その基板に面接触させられるシリコン樹脂
を備えていることを特徴とする。
【0009】第4発明は、第3発明の基板吊下げ用ハン
ガーにおいて、前記クリップは、前記一対の把持部が何
れも前記基板に面接触させられるシリコン樹脂を備えて
いることを特徴とする。
【0010】第5発明は、板材を両面側から挟圧して把
持する一対の把持部を有する把持装置であって、前記一
対の把持部の少なくとも一方が、前記板材に面接触させ
られるシリコン樹脂を備えていることを特徴とする。
【0011】第6発明は、(a) それぞれ基板を吊り下げ
た状態で保持する多数の基板吊下げ用ハンガーと、(b)
前記基板を加熱する熱処理室と、(c) 前記多数の基板吊
下げ用ハンガーを、前記基板が互いに接触しないように
所定間隔だけその基板の板厚方向へ離間させた状態で、
前記熱処理室を通過させる搬送装置と、を有する吊下げ
搬送式基板熱処理装置において、(d) 前記基板吊下げ用
ハンガーが第1発明〜第4発明の何れかであることを特
徴とする。
【0012】第7発明は、第6発明の吊下げ搬送式基板
熱処理装置において、(a) 前記基板のうち前記基板吊下
げ用ハンガーによって把持される2辺を把持するととも
に、その2辺を互いに離間させる方向へ引張した状態で
保持する引張保持装置を有し、(b) その引張保持装置に
より引張状態で保持されている前記基板に対して、前記
基板吊下げ用ハンガーの複数のクリップが前記2辺を把
持して受け取るようになっていることを特徴とする。
【0013】第8発明は、第6発明または第7発明の吊
下げ搬送式基板熱処理装置において、(a) 前記熱処理室
は、高温ガスが略一定の流通方向へ流通させられ、前記
基板の表面に付着された塗布剤を乾燥或いは焼付けする
ためのもので、(b) 前記搬送装置は、前記高温ガスの流
通方向と前記基板とが略平行になる姿勢でその流通方向
と交差する所定の搬送方向へ前記基板吊下げ用ハンガー
を搬送するものであることを特徴とする。
【0014】
【発明の効果】このような基板吊下げ用ハンガーによれ
ば、基板の少なくとも略平行な2辺を把持するように内
向きのクリップを複数備えており、3点以上で平面的に
その基板を位置決めして保持するようになっているた
め、例えば薄肉の基板を搬送しながら熱処理する際に
も、搬送時の揺れや熱風、基板と塗膜との熱膨張差など
に拘らず、基板が略平坦な状態に維持され、反りなどの
変形が抑制されて基板の品質が向上するとともに、基板
同士の接触や変形による歩留りの低下が防止される一
方、基板相互の離間距離を小さくして搬送することが可
能になる。
【0015】第2発明では、基板の厚さが0.2mm以
下であるため、熱歪みなどの変形や揺れが生じ易いが、
少なくとも2辺の各々の両端部付近を把持するようにな
っているため、基板がより確実に平坦な状態に維持さ
れ、上記効果を十分に享受できる。
【0016】第3発明では、基板を把持するクリップの
一対の把持部の少なくとも一方が、その基板に面接触さ
せられるシリコン樹脂を備えているため、例えばガラス
・エポキシ樹脂等から成る薄肉の基板であっても、損傷
することなく高い把持力(摩擦力)で良好に把持でき
る。一対の把持部が何れもシリコン樹脂を備えている第
4発明では、一層高い把持力で基板をより確実に把持で
きるようになる。第5発明の把持装置も、実質的に同様
の効果が得られる。
【0017】第6発明の吊下げ搬送式熱処理装置は、第
1発明〜第4発明の何れかの基板吊下げ用ハンガーを備
えて構成されているため、それ等の第1発明〜第4発明
と同様の効果が得られるのに加えて、基板相互の離間距
離を小さくして搬送できるため、同じ処理能率であれば
装置を小型化できる。
【0018】第7発明の吊下げ搬送式熱処理装置は、基
板吊下げ用ハンガーによって把持される2辺を把持する
とともに、その2辺を互いに離間させる方向へ引張した
状態で保持する引張保持装置を備えており、その引張保
持装置により引張状態で保持されている基板に対して、
基板吊下げ用ハンガーの複数のクリップが2辺を把持し
て受け取るようになっているため、基板が弛んだり変形
したりすることが一層効果的に防止され、品質や歩留り
が更に向上する。
【0019】第8発明は、高温ガスが略一定の流通方向
へ流通させられている熱処理室内を基板吊下げ用ハンガ
ーが搬送されることにより、基板の表面に付着された塗
布剤を乾燥或いは焼付けするもので、高温ガスの流通に
より基板が揺れ易いが、第1発明〜第4発明の何れかの
基板吊下げ用ハンガーが用いられることにより、基板の
揺れが抑制されて歩留りが向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】第1発明〜第4発明の基板吊下げ
用ハンガーは、第6発明〜第8発明の吊下げ搬送式熱処
理装置に好適に用いられるが、基板を一定位置で吊り下
げたまま熱処理する固定式熱処理装置や、熱処理装置以
外の処理装置において基板を吊り下げて搬送する場合な
ど、種々の使用態様が可能である。第5発明の把持装置
についても、基板把持用のクリップに好適に適用される
が、基板以外の板材を把持する場合にも使用できる。
【0021】基板は、主にプリント配線板用のもので、
例えばガラス・エポキシ樹脂などで構成された厚さが
0.2mm以下、更には0.1mm以下のものを使用す
る場合に、プリント配線した後にレジスト(絶縁層)を
塗布して乾燥させたり焼き付けたりする際に、本発明の
基板吊下げ用ハンガーや吊下げ搬送式熱処理装置が好適
に用いられるが、0.2mmより厚い基板やガラス・エ
ポキシ樹脂以外の材質の基板を扱うこともできるし、レ
ジストの乾燥、焼付け以外の処理に使用することもでき
る。
【0022】第1発明では、基板の少なくとも略平行な
2辺を把持するように内向きのクリップを複数備えてお
り、3点以上で平面的にその基板を位置決めして保持す
るようになっているが、必ずしも3個以上のクリップを
要件とするものではなく、例えば基板の1つの辺に沿っ
て長い単一のクリップを用いて把持した場合、その把持
領域の両端を2つの位置決め点と見做すものである。す
なわち、一直線上に無い3点を位置決めすることによ
り、基板を平面的に保持することを意味するものであ
り、第2発明のように2辺の各々の両端部付近の計4点
で把持することが望ましい。辺の両端部付近は、基板を
平坦な状態で保持できるか否かを基準として定められ、
基板の剛性が高い場合は端部から比較的離れていても良
いが、基板の剛性が低くて変形し易い場合は端部に近い
比較的狭い範囲となり、基板の材質や厚さなどに応じて
定められる。
【0023】クリップは、例えば吊下げ状態において上
下に位置する上辺および下辺を把持するように設けられ
るが、略垂直な一対の側辺を把持するように設けても良
い。矩形の基板の4辺をそれぞれクリップで把持するこ
とも可能で、クリップで把持する3点は、必ずしも平行
な2辺上に限定されるものではない。なお、基板は、正
方形や長方形の矩形が一般的であるが、少なくとも略平
行な2辺を備えておれば良い。
【0024】第3発明、第4発明のクリップ、或いは第
5発明の把持装置には、把持部にシリコン樹脂が設けら
れているが、他の発明の実施に際しては、シリコン樹脂
以外の材質で把持部の表面を構成したり、把持部の表面
に凹凸を設けたりしても良いなど、基板の材質(表面性
状)などに応じて適宜設定できる。シリコン樹脂の表面
は、例えば把持すべき基板の表面と平行になる平坦面と
されるが、凸形状または凹形状に湾曲していたり凹凸が
設けられたりしても良い。
【0025】第6発明の搬送装置は、例えば所定間隔だ
け板厚方向へ離間させた状態で複数の基板をその板厚方
向へ連続的に移動させるように構成されるが、板厚方向
へ所定間隔だけ隔てて配置された複数の基板を同時に基
板の表面と平行な方向へ移動させるようにしても良いな
ど、種々の態様が可能である。第6発明では、複数の基
板が板厚方向へ所定間隔だけ離間した状態で熱処理室を
通過させられるが、第1発明〜第5発明の実施に際して
は、基板を1枚ずつ表面と平行な方向へ移動させて熱処
理を行うようにしても良いなど、種々の態様が可能であ
る。
【0026】第7発明の引張保持装置は、例えば2辺を
把持した把持装置をエアシリンダなどの付勢手段によっ
て相対的に離間させるように構成される。引張保持装置
を設けることなく、基板吊下げ用ハンガーに、スプリン
グなどの付勢手段を設けてクリップを離間する方向へ付
勢することにより、基板に引張力を付与することも可能
で、その場合は、例えば基板の着脱位置に、その付勢手
段の付勢力に抗してクリップを接近させる接近装置を配
置すれば良い。
【0027】第8発明は、例えば熱処理室の上部から下
方へ向かって熱風などの高温ガスを流通させるととも
に、水平方向成分を有する搬送方向へ基板吊下げ用ハン
ガーを移動させるように構成されるが、高温ガスを水平
方向へ流通させるようにしても良いなど、種々の態様が
可能である。第8発明では高温ガスで基板を熱処理(乾
燥や焼付け)するようになっているが、第6発明、第7
発明の実施に際しては赤外線照射など他の熱処理手段を
採用できる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施例である吊下げ
搬送式基板熱処理装置10を示す一部を省略した概略正
面図で、図2は図1におけるII−II断面図であり、熱処
理室12を中心として構成されている。熱処理室12は
水平方向(図1の左右方向)に長く、それぞれ矩形の基
板14を保持している多数の基板吊下げ用ハンガー(以
下、単にハンガーという)16が一定の間隔で一対の支
持レール18により支持されているとともに、一対のウ
ォーキングビーム20により熱処理室12の長手方向
(図1の右方向)へ間欠送りされるようになっている。
ハンガー16は、基板14が熱処理室12の長手方向と
直角になる姿勢で、支持レール18により吊り下げられ
た状態で支持されており、基板14は板厚方向へ上記一
定の間隔ずつ離間させられた状態で、その板厚方向へ送
られることになる。支持レール18の上面には、上記一
定の間隔で切欠が設けられ、ハンガー16はその切欠に
よって位置決めされるとともに、ウォーキングビーム2
0にも同じ間隔で切欠が設けられ、ウォーキングビーム
駆動装置22によって上下前後へ矩形運動させられるこ
とにより、ハンガー16を切欠により位置決めしながら
持ち上げて略水平な一直線方向へ間欠送りする。支持レ
ール18、ウォーキングビーム20、およびウォーキン
グビーム駆動装置22によって搬送装置24が構成され
ている。
【0029】熱処理室12は、高温ガスとしての熱風を
上部から下方、すなわち吊り下げられた基板14と略平
行であって基板14の搬送方向(水平方向)と略直角な
方向、へ流通させることにより、基板14の表面に付着
された塗布剤を乾燥或いは焼付けするためのもので、循
環ファン26、HEPAフィルター(High Efficiency
Particulate Air Filter) 28、ヒータ30を備えてお
り、白抜き矢印で示すように空気(熱風)を循環させる
ようになっている。基板14は、ガラス・エポキシ樹脂
製で厚さが0.2mm以下のプリント配線板用の薄板
で、銅箔をエッチングなどでプリント配線した後に上記
塗布剤としてレジスト(絶縁層)を塗布したものであ
り、乾燥か焼付けかによってヒータ30による加熱温度
が相違し、乾燥時には例えば80℃程度の熱風が用いら
れ、焼付け時には例えば150℃程度の熱風が用いられ
る。基板14の大きさは、例えば600mm程度×50
0mm程度で、レジストを焼き付けた後に所定の大きさ
に切断されるとともに、プリント配線が異なる複数の基
板14を重ね合わせて目的とする基板が製造される。
【0030】図3は、前記ハンガー16を単独で示す図
で、(a) は正面図、(b) は(a) の下方から見た底面図で
あり、全体として略長方形の枠形状を成しており、丸棒
を略直角に折り曲げたL字形状の一対の吊下げ棒32
と、その一対の吊下げ棒32の上端部付近および下端部
に跨がって溶接などで一体的に固設された断面が略正方
形の一対の横棒34と、吊下げ棒32の内側に平行に上
下の横棒34に跨がって溶接などで一体的に固設された
断面が略正方形の一対の縦棒36と、を備えて構成され
ている。一対の吊下げ棒32は、それぞれ上端の折曲げ
部32aが外側へ突き出す姿勢で固定されており、その
折曲げ部32aが前記支持レール18またはウォーキン
グビーム20によって支持されることにより、枠形状が
下方へ略垂直に吊り下げられた状態に保持される。
【0031】また、上記ハンガー16の左右両側部に
は、それぞれ吊下げ棒32、縦棒36に跨がって計4個
のクリップ40が、左右2個ずつ相対向するように内向
きに取り付けられており、基板14の左右の平行な2つ
の側辺14a、14bの各々の上下の両端部付近を把持
することにより、垂直に吊り下げられた状態でも基板1
4を略平面状態に位置決めして保持するようになってい
る。図4は、図3(a) において右側に位置する一つのク
リップ40を拡大して示す図で、(a) は(b) の左側面
図、(b) は図3(a) に対応する正面図、(c) は(b) にお
けるC−C断面を示す図であり、吊下げ棒32および縦
棒36に跨がって溶接により一体的に固設された取付台
42に配設されている。取付台42には、ブラケット4
4を介して吊下げ棒32と略平行な支持軸46まわりの
回動可能に把持爪48が取り付けられているとともに、
支持軸46の周囲には付勢手段として機能する捩りコイ
ルスプリング50が配設されて、把持爪48を常には把
持方向、すなわち図4(c) における左まわり方向に付勢
している。把持爪48の先端部には把持部材52が一体
的に固設されているとともに、その把持部材52のう
ち、前記基板14を把持する部分には、基板14の表面
に略平行に面接触させられるように、表面が平坦なシリ
コン樹脂54が固着されている。また、取付台42上で
あって把持部材52に対向する部分には把持部材56が
一体的に固設されているとともに、その把持部材56の
うち、前記基板14を把持する部分には、基板14の表
面に略平行に面接触させられるように、表面が平坦なシ
リコン樹脂58が固着されており、基板14は、その両
面側からシリコン樹脂54、58により挟圧されて把持
されることになる。基板14の外周縁部には、前記レジ
ストが塗布されていない余白部分が残されており、クリ
ップ40はその余白部分を把持するようになっている。
本実施例では、把持部材52、56が一対の把持部に相
当し、基板14は第5発明の板材に相当し、クリップ4
0は第5発明の把持装置の一例である。なお、他のクリ
ップ40も実質的に同様に構成されている。
【0032】一方、ハンガー16に基板14を取り付け
たりハンガー16から基板14を取り外したりする基板
着脱位置では、ハンガー16は平面視において図3(a)
に示す状態になるように略水平に載置されるとともに、
そのハンガー16の外側であって4個のクリップ40の
各々に対応する位置には、図4(c) に示すような開放装
置60が配設されている。開放装置60は、把持爪48
の後端部48aと係合する係合部材62と、その係合部
材62を相対的に下方へ移動させるエアシリンダ等の開
放駆動装置64とを備えており、係合部材62によって
把持爪48が図4(c) において二点鎖線で示す開放位置
まで支持軸46の右まわりに回動させられることによ
り、その把持爪48と干渉することなく基板14を上方
へ持ち上げたり、或いは上方から把持部材56の近傍ま
で下降させたりすることができる。開放装置60は、ハ
ンガー16の移動時など必要に応じてハンガー16から
離間する方向(図4(c) の右方向)へ退避できるように
構成される。
【0033】図1に戻って、熱処理室12の上流側、す
なわち図1の左側には、略水平に保持された状態のハン
ガー16に基板14を取り付ける移載装置70、基板1
4が取り付けられたハンガー16を略垂直に吊り上げて
前記搬送装置24へ受け渡す投入装置72が配設されて
いる一方、図1の右側に位置する下流側には、熱処理室
12によって乾燥または焼付け処理が為された基板14
をハンガー16から取り外す取出し装置74が配設され
ている。
【0034】図5は、移載装置70の概略構成を示す平
面図で、図6は図5の左側面拡大図であり、基板14を
保持する引張保持装置76はスライド部材78に配設さ
れて、図5に示す基板受取位置からハンガー16が配置
されている受渡し位置まで移動させられるようになって
いる。スライド部材78は、略水平に配設された一対の
ガイドレール80によって支持されているとともに、モ
ータ82によって回転駆動される駆動ベルト84に連結
されており、その駆動ベルト84の回転に伴ってガイド
レール80に案内されつつ直線往復移動させられるよう
になっている。引張保持装置76は、スライド部材78
に配設された上下シリンダ86によって上下駆動される
上下プレート88に配設された4個のスライド把持装置
90によって構成されており、これらのスライド把持装
置90は前記ハンガー16のクリップ40に対応して2
個ずつ相対向するように配設され、基板14の外周縁部
のうちクリップ40によって把持される部分の近傍、具
体的にはクリップ40と干渉しないようにクリップ40
による把持部分よりも外側(図5における左右の端部
側)を把持するように設けられている。
【0035】4個のスライド把持装置90は同じ構成
で、図7は、図6の右側のスライド把持装置90の一部
を省略した拡大図であり、ガイドレール92によって略
水平な左右方向の移動可能に配設されたスライドブロッ
ク94には、図示を省略した取付プレートを介してブラ
ケット96が一体的に固設され、把持すべき基板14の
側辺14aと略平行なピン98まわりの回動可能に配設
された把持爪100が、同じくブラケット96に配設さ
れた把持シリンダ102によって回動させられることに
より、ブラケット96に一体的に固設された把持部材1
04との間で基板14を把持するようになっている。把
持爪100および把持部材104は、前記クリップ40
と同様に基板14を把持する部分にシリコン樹脂が固着
されており、そのシリコン樹脂が基板14の両面に面接
触させられて把持するようになっている。このスライド
把持装置90は、第5発明の把持装置の一実施例であ
る。
【0036】上記把持爪100や把持シリンダ102が
配設されたブラケット96は、付勢手段として機能する
テンションシリンダ106によりスライドブロック94
と共に図7の左右方向へ圧力エアの作用で移動させられ
るようになっており、図7に示すように左側の原位置に
保持された状態で基板14を把持し、その状態でテンシ
ョンシリンダ106によって右方向へ付勢されるように
なっている。これにより、相対向して配設されたスライ
ド把持装置90は、それぞれテンションシリンダ106
により互いに離間する方向、すなわち図5において上下
方向へ付勢され、基板14の4辺のうちハンガー16に
よって把持される2つの側辺14a、14bを互いに離
間させる方向へ引張した状態で保持することになる。な
お、相対向して配設された一対のスライド把持装置90
の何れか一方をスライド不能、すなわちテンションシリ
ンダ106を設けることなく上下プレート88に位置固
定に配設し、基板14の側辺14a、14bの何れか一
方のみを離間させるように引張するだけでも良い。
【0037】そして、基板受取位置で基板14を4個の
スライド把持装置90によって把持するとともに引張し
た状態で保持した引張保持装置76は、上下シリンダ8
6によって上方へ持ち上げられ、且つモータ82等の移
動装置によって受渡し位置まで移動させられ、上下シリ
ンダ86により下降させられるとともに、ハンガー16
のクリップ40によって基板14が把持された後に把持
シリンダ102により把持爪100を開放する。この受
渡し位置には、前記開放装置60(図4(c) 参照)が配
設されており、クリップ40の把持爪48が予め開放さ
れた状態で引張保持装置76は下降させられ、スライド
把持装置90の把持爪100を開放する前に開放装置6
0の係合部材62が上方へ移動させられて把持爪48が
捩りコイルスプリング50の付勢力に従って閉じられる
ことにより、基板14が弛むことなくハンガー16に受
け渡される。スライド把持装置90の把持爪100を開
放する際に、把持爪100がハンガー16の吊下げ棒3
2等と干渉しないように、その把持爪100の大きさや
前記取付台42の高さ寸法などが定められている。ま
た、図7に二点鎖線で示すように把持爪100を開放し
た状態では、基板14と干渉することなく引張保持装置
76を上方へ離間させることができるようになってお
り、引張保持装置76は、基板14を受け渡した後上下
シリンダ86により上昇させられるとともにモータ82
等の移動装置によって基板受取位置まで戻される。
【0038】図1に戻って、前記投入装置72は、上記
受渡し位置で基板14を受け取ったハンガー16の吊下
げ棒32の折曲げ部32aを把持して上方へ引き上げる
ことにより、基板14を保持している枠部を下方へ垂下
させた状態で保持するもので、その後ハンガー16はウ
ォーキングビーム20によって熱処理室12内へ搬入さ
れる。また、取出し装置74は、ウォーキングビーム2
0によって熱処理室12から搬出されたハンガー16を
倒伏アーム110によって受け取るとともに、その倒伏
アーム110を白抜き矢印で示すようにハンガー16と
共に略水平に倒伏させ、前記開放装置60などによりク
リップ40を開放してハンガー16から基板14を取り
出すように構成されている。
【0039】ここで、本実施例の吊下げ搬送式基板熱処
理装置10のハンガー16は、4個のクリップ40によ
り基板14の2つの側辺14a、14bの上下両端部付
近を把持して、基板14を平坦な状態に位置決めして保
持するようになっているため、熱処理室12内で熱風に
よりレジストを乾燥したり焼付けたりする基板14の厚
さが0.2mm以下の薄板であっても、搬送時の揺れや
熱風、基板14とレジストとの熱膨張差、熱歪みなどに
拘らず、基板14が確実に平坦な状態に維持され、反り
などの変形が抑制されて基板14の品質が向上するとと
もに、基板14同士の接触や変形による歩留りの低下が
防止される一方、基板14の相互の離間距離を例えば5
0mmより狭くして搬送することが可能で、同じ処理能
率であれば熱処理室12の長さ寸法を短くして装置を小
型化できる。
【0040】また、基板14を把持するクリップ40の
把持部材52、56には、基板14を把持する部分にそ
れぞれ平坦な表面のシリコン樹脂54、58が設けら
れ、基板14の表面に面接触して挟圧するようになって
いるため、ガラス・エポキシ樹脂にて構成されている薄
肉の基板14を、疵付けることなく高い把持力(摩擦
力)で良好に把持できる。
【0041】また、基板14をハンガー16に取り付け
るための移載装置70は、ハンガー16によって把持さ
れる一対の側辺14a、14bを把持するとともに、そ
の側辺14a、14bを互いに離間させる方向へ引張し
た状態で保持する引張保持装置76を備えており、その
引張保持装置76により引張状態で保持されている基板
14に対して、ハンガー16の4個のクリップ40で側
辺14a、14bを把持して受け取るようになっている
ため、基板14が弛んだり変形したりすることが一層効
果的に防止され、品質や歩留りが更に向上する。
【0042】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、
本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加
えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である吊下げ搬送式基板熱処
理装置の概略構成を説明する一部を省略した正面図であ
る。
【図2】図1におけるII−II断面を示す図である。
【図3】図1の装置で用いられている基板吊下げ用ハン
ガーを示す図で、(a) は正面図、(b) は(a) の下方から
見た底面図である。
【図4】図3のハンガーのクリップを示す図で、(a) は
(b) の左側面図、(b) は図3(a) に対応する正面図、
(c) は(b) におけるC−C断面を示す図である。
【図5】図1の装置において基板をハンガーに取り付け
る移載装置を示す一部を省略した平面図である。
【図6】図5の移載装置の一部を省略した左側面図であ
る。
【図7】図6に示されているスライド把持装置の一部を
省略して示す拡大図である。
【符号の説明】
10:吊下げ搬送式基板熱処理装置 12:熱処理室
14:基板(板材) 14a、14b:側辺(平
行な2辺) 16:基板吊下げ用ハンガー 24:搬送装置 40:クリップ(把持装置) 5
2、56:把持部材(把持部) 54、58:シリコ
ン樹脂 76:引張保持装置 90:スライド把持
装置(把持装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉 徳敬 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番36 号 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 内 (72)発明者 長坂 和泰 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番36 号 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 内 Fターム(参考) 3F004 AA08 AB13 AD01 AF06 EA01 3L113 AA02 AA05 AB02 BA26 DA04 DA24 4K055 AA06 HA01 HA11 HA15 HA27 4K063 AA05 AA12 BA12 CA03 CA04 DA26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を吊り下げた状態で保持する基板吊
    下げ用ハンガーであって、 前記基板の少なくとも略平行な2辺を把持するように内
    向きのクリップを複数備えており、3点以上で平面的に
    該基板を位置決めして保持するようになっていることを
    特徴とする基板吊下げ用ハンガー。
  2. 【請求項2】 前記基板の厚さは0.2mm以下で、前
    記複数のクリップは、少なくとも前記2辺の各々の両端
    部付近を把持するように設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の基板吊下げ用ハンガー。
  3. 【請求項3】 前記クリップは、前記基板を両面側から
    挟圧して把持する一対の把持部の少なくとも一方が、該
    基板に面接触させられるシリコン樹脂を備えていること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の基板吊下
    げ用ハンガー。
  4. 【請求項4】 前記クリップは、前記一対の把持部が何
    れも前記基板に面接触させられるシリコン樹脂を備えて
    いることを特徴とする請求項3に記載の基板吊下げ用ハ
    ンガー。
  5. 【請求項5】 板材を両面側から挟圧して把持する一対
    の把持部を有する把持装置であって、 前記一対の把持部の少なくとも一方が、前記板材に面接
    触させられるシリコン樹脂を備えていることを特徴とす
    る把持装置。
  6. 【請求項6】 それぞれ基板を吊り下げた状態で保持す
    る多数の基板吊下げ用ハンガーと、 前記基板を加熱する熱処理室と、 前記多数の基板吊下げ用ハンガーを、前記基板が互いに
    接触しないように所定間隔だけ該基板の板厚方向へ離間
    させた状態で、前記熱処理室を通過させる搬送装置と、 を有する吊下げ搬送式基板熱処理装置において、 前記基板吊下げ用ハンガーが請求項1〜請求項4の何れ
    か1項に記載のものであることを特徴とする吊下げ搬送
    式基板熱処理装置。
  7. 【請求項7】 前記基板のうち前記基板吊下げ用ハンガ
    ーによって把持される2辺を把持するとともに、該2辺
    を互いに離間させる方向へ引張した状態で保持する引張
    保持装置を有し、 該引張保持装置により引張状態で保持されている前記基
    板に対して、前記基板吊下げ用ハンガーの複数のクリッ
    プが前記2辺を把持して受け取るようになっていること
    を特徴とする請求項6に記載の吊下げ搬送式基板熱処理
    装置。
  8. 【請求項8】 前記熱処理室は、高温ガスが略一定の流
    通方向へ流通させられ、前記基板の表面に付着された塗
    布剤を乾燥或いは焼付けするためのもので、 前記搬送装置は、前記高温ガスの流通方向と前記基板と
    が略平行になる姿勢で該流通方向と交差する所定の搬送
    方向へ前記基板吊下げ用ハンガーを搬送するものである
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の吊下
    げ搬送式基板熱処理装置。
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