JP3412043B2 - シート状物乾燥用コンベヤ炉 - Google Patents
シート状物乾燥用コンベヤ炉Info
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Description
等の清浄雰囲気で使用され、柔軟性のある印刷処理した
薄いプリント基板等のシート状物を、搬送しながら乾燥
させるシート状物乾燥用コンベヤ炉に関する。
基板(シート状物)を乾燥させる場合、連続的に効率よ
く乾燥処理するために、コンベヤを設けたトンネル式の
乾燥炉が使用され、シート状物を乾燥炉内でコンベヤに
より搬送しながら連続的に乾燥処理を行っている。
処理する場合、プリント基板表面への微細な塵の付着を
極力抑制する必要があるが、トンネル式の乾燥炉の場
合、内部に敷設されたコンベヤの摺動部から微細な塵が
少なからず発生し、プリント基板に付着して製品に悪影
響を与える。
は、できるだけ摺動部からの発塵の少ないビームコンベ
ヤなどを使用して、プリント基板表面への微細な塵の付
着を抑制しているが、製造ラインの構造上、チェーンコ
ンベヤを使用する場合がある。チェーンコンベヤは、比
較的構造が簡単で、搬送機器としては故障が少なく、簡
便に使用することができるものの、摺動部分が多いため
に、発塵が多く、被乾燥物であるプリント基板への塵の
付着が増大し、製品に悪影響を与える問題があった。
で、チェーンコンベヤを使用する場合であっても、微細
な塵のシート状物への付着を極力抑制し、シート状物を
効率良く乾燥処理することができるシート状物乾燥用コ
ンベヤ炉を提供することを目的とする。
に、本発明のシート状物乾燥用コンベヤ炉は、両側のコ
ンベヤチェーン間に多数の横断フレームが一定間隔で連
結され、各横断フレーム上にシート状物をクリップで保
持するシート状物保持枠が固定されてなるチェーンコン
ベヤと、チェーンコンベヤの上搬送路の上方周囲を断熱
壁で包囲して配設された炉体ハウジングと、炉体ハウジ
ング内を加熱するためのヒータと、を備えたシート状物
乾燥用コンベヤ炉において、炉体ハウジング内に、チェ
ーンコンベヤの上搬送路の上方を囲う内側包囲壁が配設
され、内側包囲壁と炉体ハウジングの断熱壁間の一側に
通風路が形成され、通風路内にヒータが設置され、内側
包囲壁の下部に通風路と内側包囲壁内を連通する連通口
がコンベヤチェーンの下側に形成され、通風路の上部に
通風路内の空気を内側包囲壁内の炉室内に送風するため
の送風機が設けられ、炉室内の上部に炉室フィルタが配
設され、炉室内の下部にチェーンコンベヤの上搬送路の
下側を覆うように分流板が配設され、内側包囲壁の下端
部と分流板の両端部により炉室内の熱風を両側コンベヤ
チェーンの近傍に流すように構成したことを特徴とす
る。
では、ヒータを設けた通風路で発生した熱風が、送風機
の動作により、内側包囲壁内の炉室内上部に送気され、
炉室フィルタを通過して炉室内を下方に流れる。炉室内
を下方に流下する熱風は、チェーンコンベヤ上のシート
状物保持枠のクリップに保持されたシート状物の間を通
過して下方に流れ、シート状物を乾燥させる。そして、
流下した熱風は、炉室内の底部の分流板に当てって両側
のコンベヤチェーン側に分流し、内側包囲壁の下端部と
分流板の両端部のガイドによって、熱風が両側コンベヤ
チェーンの近傍を流れ、連通口を通って再び通風路内に
戻り、循環する。
風が、両側コンベヤチェーンの近傍を流れて通風路に戻
るため、コンベヤチェーンで発塵する微細な塵を集め
て、上部の炉室フィルタでこれを捕捉し、コンベヤ炉内
のクリーン度を高く保持することができる。
た熱風が、炉体ハウジング外に設けた排気ファンにより
炉体ハウジング外にフィルタを通して排気されるように
構成すれば、コンベヤチェーンの近傍を流れた空気は、
外部に設けた排気ファンにより外部に導出され、フィル
タを通して排気されるから、コンベヤチェーンで発塵す
る微細な塵をフィルタで捕捉することができる。
るシート状物保持枠との間隔をとるための間隔保持板を
突設した構成とすれば、シート状物を接触させずに搬送
して乾燥させることができ、間隔保持板の先端に軟質部
材を被覆しておけば、間隔保持板が前のシート状物保持
枠に当った際の発塵を防止することができる。
ンベヤチェーンがカバー体により覆われ、カバー体内の
空気を吸引して外部に排気する排気ファンが設けられる
と共に、その排気通路にフィルタを設けた構成とすれ
ば、下搬送路のコンベヤチェーンで発塵した微細な塵を
フィルタに良好に捕捉することができ、クリーンルーム
内での使用が可能となる。
に基づいて説明する。図1は、印刷後のプリント基板で
あるシート状物Sを乾燥させる乾燥装置の全体正面図を
示している。1は印刷を施したシート状物Sを図示しな
い印刷装置から本装置に搬入する搬入装置、2は搬入装
置1により搬入されたシート状物Sをチェーンコンベヤ
10のシート状物保持枠15に投入するための投入部で
ある。
を乾燥させる風乾部3が設置され、風乾部3に続いて、
シート状物Sを熱風により乾燥させるコンベヤ炉4が設
置される。さらに、コンベヤ炉4に続いて、加熱乾燥し
たシート状物Sを冷やすための冷却部5が配置され、冷
却部5に続いて、乾燥したシート状物Sを搬出する搬出
部6が設置される。チェーンコンベヤ10は、図1に示
すように、投入部2から搬出部6にかけて、乾燥装置内
を水平に貫通して敷設されるコンベヤであり、先端部と
末端部に回転軸が配設され、その回転軸の両側にチェー
ンスプロケットが軸支され、2対のチェーンスプロケッ
ト間に各々、無端状のコンベヤチェーン(ローラチェー
ン)12が掛け渡される。
に、断熱壁9aで両側面及び上下面を形成された炉体ハ
ウジング9内に、チェーンコンベヤ10を敷設して形成
される。炉体ハウジング9内におけるチェーンコンベヤ
10の上搬送路10aの上方を囲うように、内側包囲壁
21が縦方向に、且つコンベヤの長手方向に沿って連続
して配設される。内側包囲壁21と炉体ハウジング9の
断熱壁9a間の一側に通風路22が形成され、内側包囲
壁21内に形成された炉室25内にチェーンコンベヤ1
0の上搬送路10aが配設される。
チェーンカバー部21a,21bが、コンベヤチェーン
12を覆うように設けられ、そのチェーンカバー部21
aの下部につまりコンベヤチェーンの下側に、通風路2
2と内側包囲壁21内を連通する連通口23が設けられ
る。炉体ハウジング9内の一側に形成された縦方向の通
風路22内に、加熱用のヒータ24が設置され、その通
風路22の上部には、通風路22内の空気を内側包囲壁
21内の炉室25内に送風するための送風機26が設け
られる。送風機26は遠心ファンを用いたもので、その
ケーシングの吸気口が通風路22側に開口し、そのケー
シングの排気口が内側包囲壁21の上部に連通・接続さ
れる。ヒータ24と送風機26は、コンベヤ炉4内の長
手方向に間隔をおいて複数台設置される。
内にフィルタ保持部21cが形成され、そこに炉室フィ
ルタ27が配設される。炉室フィルタ27には微細な塵
を捕捉可能なHEPAフィルタが使用されるが、この炉
室フィルタ27の前段には、比較的大粒の塵を捕捉する
ためのガラス繊維を用いた前段フィルタ27aが配置さ
れる。炉室25内の下部で、チェーンコンベヤ10の上
搬送路10aの下側中央付近には、その上搬送路10a
の中央を下側から覆うように、分流板28が配設され
る。
下向きの空気流が発生し、この下向き空気流は連通口2
3を通って通風路22への流入するが、この下向きの空
気流を、両側のコンベヤチェーン12の近傍に効果的に
流すために、分流板28が設けられる。分流板28はそ
の中央部が上方に膨出し両側が下方に傾斜して形成さ
れ、一方、チェーンコンベヤ10の下搬送路10bで
は、そのコンベヤチェーン10aがカバー体29により
覆われる。カバー体29は両側に分かれて炉体ハウジン
グ9の下側に固定され、両側のコンベヤチェーン10a
の周囲を覆う。各カバー体29には、その中の空気を吸
引して外部に排気する排気ファン30が設けられ、その
排気通路32にフィルタ31が設けられる。
すごとく、両側のコンベヤチェーン12、12間に、横
断する形態で、多数の横断フレーム14が取付金具13
を介して取り付けられ、各横断フレーム14上に、略コ
字状のシート状物保持枠15が開口部分を上方に向けて
固定される。シート状物保持枠15は、横断フレーム1
4の両側に縦枠15aを立設し、その下部に横枠15b
を水平に連結固定して形成され、開口部の大きさは、そ
こに保持されて搬送されるシート状物Sの大きさに略等
しい。
も2対のクリップ16が内側を向けて取り付けられる。
ここでは高さの異なる二種類のシート状物を保持するた
めに上側に2対、下側に1対、合計で3対のクリップ1
6が設けられる。クリップ16は、挟持部材の間にバネ
を設けその先端でシート類をバネ力で挟むように形成さ
れ、元部の片側が保持枠15の縦枠に固定され、他方の
元部をバネ力に抗して内側に押すことにより、クリップ
16の先端は開かれる。3対のクリップ16の挟持面
は、略同一平面上に位置するように取り付けられ、その
平面上に搬入されたシート状物Sの縁部を両側で挟んで
保持する。
には、そこに保持されたシート状物Sの揺れを防止する
ために、揺れ止め枠17が取り付けられる。揺れ止め枠
17は上部にV字状の切欠を有し、その切欠にシート状
物Sの下端を入れ、揺れを防止する。シート状物保持枠
15の前面側には、隣接する保持枠都の間の間隔を保持
するために、間隔保持板18が突設される。この間隔保
持板18の先端は、運転中、前のシート状物保持枠15
に当るが、その当った際の発塵を防止するために、間隔
保持板18の先端は軟質部材18aにより被覆される。
ヤ炉の動作を説明する。薄く柔軟性のあるプリント基板
(シート状物S)に、図示しない印刷装置で印刷が施さ
れ、印刷後のシート状物Sは、搬入装置1により投入部
2に送られ、投入部2で図示しない搬入用コンベヤとク
リップ開閉装置を用いて、クリップ16を開放した状態
のシート状物保持枠15上に送られ、その後、クリップ
16を閉じて、クリップ16のバネ力でシート状物Sの
縁部を挟持し、このクリップ16により、シート状物S
は、チェーンコンベヤ10上の保持枠15に保持され
る。
ェーンコンベヤ10上に保持され、風乾部3からコンベ
ヤ炉4へと搬入され、コンベヤ炉4内では、十数分の時
間をかけながら前進し、熱風を受けてシート状物Sが乾
燥される。
ータ24と送風機26が運転されており、通風路22内
でヒータ24により加熱された空気つまり熱風は、送風
機26により吸引され、内側包囲壁21内の炉室25内
に送気される。このとき、熱風が前段フィルタ27aと
炉室フィルタ27を通過する際、そこに含まれる大粒か
ら微細な塵までが効果的に捕捉される。
25内を下方に流れ、チェーンコンベヤ10上のシート
状物保持枠15上で、垂直に且つ間隔をおいて保持され
たシート状物Sの周囲を流下し、シート状物Sを乾燥さ
せる。この際、シート状物Sは、その下端が揺れ止め枠
17により保持されるため、揺れは発生せず、また、隣
接する前後のシート状物Sとの接触が生じず、印刷面に
傷をつけずにシート状物Sを乾燥・処理することができ
る。
は、チェーンコンベヤ10の下の分流板28に当って両
側に分流し、チェーンカバー部21a内から、コンベヤ
チェーン12の周囲を通って、連通口23から通風路2
2内に入る。そして通風路22内に戻った熱風は、再び
ヒータ24で加熱され、送風機26により炉室25内に
送気され、熱風が循環する。
25内と通風路22を循環する熱風が、コンベヤチェー
ン12の周囲を良好に通過するから、コンベヤチェーン
12で発塵しやすい微細な塵を効果的に集め、それをフ
ィルタ27に導くことにより、効率よく良好に熱風中の
塵を捕捉することができる。また、運転中、チェーンコ
ンベヤ10のシート状物保持枠15に設けた間隔保持板
18の先端は、前のシート状物保持枠15に当るが、間
隔保持板18の先端に軟質部材18aが被覆されている
から、その当った際の発塵を防止することができる。従
って、発塵を極力抑制して、炉室25内のクリーン度を
高く保持することができるから、印刷後のプリント基板
のような塵の付着を嫌うシート状物を、良好に乾燥させ
ることができる。
0bを進行するコンベヤチェーン12の下側は、カバー
体29で覆われ、その中の空気は排気ファン30により
フィルタ31を通して排気されるから、そのコンベヤチ
ェーン12で発塵した微細な塵をフィルタ31に良好に
捕捉することができ、本装置がクリーンルーム内に設置
される場合であっても、クリーンルーム内への塵の放出
を防止することができる。
図を示している。この例では、チェーンコンベヤ10の
上搬送路10aのコンベヤチェーン12付近を流れる空
気を、下搬送路10bの場合と同様に、排気ファン40
によりフィルタ41と排気ダクト42を介して、炉体ハ
ウジング9の外側に排気する構造を採用する。なお、上
記実施例と同様な構成については、同じ符号を付してそ
の説明を省略する。
12の一方は、チェーンカバー部21aと下側カバー部
28aにより覆われ、他方のコンベヤチェーン12はチ
ェーンカバー部21bと下側カバー部28bにより覆わ
れる。このカバー部21a,21b,28a,28bは
長手方向に連続して配置され、そこに間隔をおいて排気
ダクト43が接続される。それらの排気ダクト43は、
炉体ハウジング9内から外部に導出され、外部に設置さ
れた排気ファン40の吸気側に接続される。一方、コン
ベヤの下搬送路10bのコンベヤチェーン12を覆うカ
バー体29には、間隔をおいて排気ダクト44が接続さ
れ、各排気ダクト44は外部に導出され、上側の排気ダ
クト43と同様に、各排気ファン40の吸気側に接続さ
れる。排気ファン40の排気口に接続された排気ダクト
42にはフィルタ41が接続される。
に、通風路22内でヒータ24により加熱された熱風
は、送風機26により吸引され、内側包囲壁21内の炉
室25内に送気される。熱風は前段フィルタ27aと炉
室フィルタ27を通過する際、そこに含まれる大粒から
微細な塵が捕捉される。炉室フィルタ27を通過した熱
風は、炉室25内を下方に流れ、チェーンコンベヤ10
上のシート状物保持枠15上で、垂直に且つ間隔をおい
て保持されたシート状物Sの周囲を流下し、シート状物
Sを乾燥させる。炉室25内を上方から下方に流下した
熱風は、チェーンコンベヤ10の下の分流板28に当っ
て両側に分流するが、カバー体28a,28bの下側を
通過した熱風は、その下側の開口部45から通風路22
内に入り、通風路22内に戻った熱風は、再びヒータ2
4で加熱され、送風機26により炉室25内に送気さ
れ、熱風が循環する。
に入った熱風は、排気ファン40により排気ダクト43
側に吸引され、コンベヤチェーン12の周囲を通って、
排気ダクト43から排気ファン40に入る。また、下搬
送路10bのコンベヤチェーン12を覆うカバー体29
内の空気も、排気ダクト44を介して排気ファン40に
吸引される。そして、排気ファン40の排気側から排気
ダクト42、フィルタ41を介して外部に排気される。
従って、この実施例では、コンベヤチェーン12で発塵
した微細な塵は、排気ダクト43、44を通して外部の
排気ファン40により炉体ハウジング外に吸引され、フ
ィルタ41により捕捉される。
物乾燥用コンベヤ炉によれば、チェーンコンベヤを使用
した場合でも、炉室内を上方から下方に流れる熱風が、
両側コンベヤチェーンの近傍を流れて通風路に戻り、こ
のとき、コンベヤチェーンで発塵する微細な塵を集め
て、上部の炉室フィルタでこれを捕捉し、或は両側コン
ベヤチェーンの近傍を流れる熱風を炉体ハウジング外に
吸引して、外部に設けたフィルタでこれを捕捉するか
ら、コンベヤ炉内のクリーン度を高く保持することがで
き、印刷後のプリント基板のような塵の付着を嫌うシー
ト状物を、良好に乾燥させることができる。
ンベヤ炉を設けた乾燥装置の全体正面図である。
る。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 両側のコンベヤチェーン間に多数の横断
フレームが一定間隔で連結され、該各横断フレーム上に
シート状物をクリップで保持するシート状物保持枠が固
定されてなるチェーンコンベヤと、該チェーンコンベヤ
の上搬送路の上方周囲を断熱壁で包囲して配設された炉
体ハウジングと、該炉体ハウジング内を加熱するための
ヒータと、を備えたシート状物乾燥用コンベヤ炉におい
て、 前記炉体ハウジング内に、前記チェーンコンベヤの上搬
送路の上方を囲う内側包囲壁が配設され、該内側包囲壁
と該炉体ハウジングの断熱壁間の一側に通風路が形成さ
れ、該内側包囲壁の下部に該通風路と該内側包囲壁内を
連通する連通口が該コンベヤチェーンの下側に形成さ
れ、該通風路内に前記ヒータが設置され、該通風路の上
部に該通風路内の空気を該内側包囲壁内の炉室内に送風
するための送風機が設けられ、該炉室内の上部に炉室フ
ィルタが配設され、該炉室内の下部にチェーンコンベヤ
の上搬送路の下側を覆うように分流板が配設され、該内
側包囲壁の下端部と該分流板の両端部により該炉室内の
熱風を該両側コンベヤチェーンの近傍に流すように構成
したことを特徴とするシート状物乾燥用コンベヤ炉。 - 【請求項2】 前記両側コンベヤチェーンの近傍を流れ
た熱風が、前記内側包囲壁の下端部近傍に設けた連通口
を通して、前記通風路に戻されるように構成したことを
特徴とする請求項1記載のシート状物乾燥用コンベヤ
炉。 - 【請求項3】 前記両側コンベヤチェーンの近傍を流れ
た熱風が、前記炉体ハウジング外に設けた排気ファンに
より該炉体ハウジング外にフィルタを通して排気される
ように構成したことを特徴とする請求項1記載のシート
状物乾燥用コンベヤ炉。 - 【請求項4】 前記シート状物保持枠が前記チェーンコ
ンベヤ上に間隔をおいて立設され、該シート状物保持枠
の一面に、隣接するシート状物保持枠との間隔をとるた
めの間隔保持板が突設され、該間隔保持板の先端に軟質
部材が被覆されている請求項1記載のシート状物乾燥用
コンベヤ炉。 - 【請求項5】 前記チェーンコンベヤの下搬送路のコン
ベヤチェーンがカバー体により覆われ、カバー体内の空
気を吸引して外部に排気する排気ファンが設けられると
共に、その排気通路にフィルタが設けられたことを特徴
とする請求項1、2または3記載のシート状物乾燥用コ
ンベヤ炉。
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