JP3005717B1 - シート熱処理装置 - Google Patents

シート熱処理装置

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JP3005717B1
JP3005717B1 JP27264998A JP27264998A JP3005717B1 JP 3005717 B1 JP3005717 B1 JP 3005717B1 JP 27264998 A JP27264998 A JP 27264998A JP 27264998 A JP27264998 A JP 27264998A JP 3005717 B1 JP3005717 B1 JP 3005717B1
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Abstract

【要約】 【課題】より少ないエネルギーの使用で、シートの昇温
時間の短縮化および均一な高温処理ができ、保守点検が
容易なシート熱処理装置を提供する。 【解決手段】シート6を、シート搬送装置7によりシー
ト搬送路に沿って第1蒸気排出室2、熱処理室3及び第
2蒸気排出室4を通過させつつ熱処理するハウジング1
が備えられる。熱処理室内には少なくとも一対の蒸気循
環ダクト12aがシート搬送路を挟んで配置される。蒸
気循環ダクト内には送風機と蒸気噴射装置18aが配置
される。蒸気を強制排気する排気ダクト25、26が設
けられる。熱処理室内部は大きさが可変の通気口をもつ
仕切板32によって仕切られ、上側空間にはシート搬送
路と蒸気循環ダクトの蒸気吹出口15aが、下側空間に
は蒸気循環ダクトの蒸気吸込口16aと排気ダクトの吸
気口27、28が位置する。第1及び第2の蒸気排気室
には蒸気を強制排気する排気装置が備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天然繊維や合成繊
維の織物や編み物、およびフィルム等のシートを熱処理
するための装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシート熱処理装置においては、保
温板に取り囲まれた熱処理室の内部に、熱風の循環通路
が形成されるとともに、熱風循環ファン装置と、シート
搬送装置と、搬送されるシートに上下方向から熱風を吹
き付ける上下一対の熱風噴射ノズルユニットと、熱処理
室内を所定温度に加熱する熱源と、熱処理室内の循環熱
風に浮遊する塵等を除去するフィルタ装置が所定箇所に
配置されており、搬送されるシートが熱風乾燥されるよ
うになっていた。
【0003】しかしながら、従来のシート熱処理装置に
よれば、常圧下では熱風の温度を100°C程度までし
か上げることができず、また、熱風の循環では熱処理室
の室内全体を均一に高温に維持することもむづかしい。
このため、シートの昇温に時間がかかり、しかもシート
を高温処理できないので、風合いをソフト化したり、樹
脂固着を確実に行う等のシート品質改良やシートの発色
性の向上を図ることが容易ではなかった。さらに、熱処
理に大量のエネルギーが必要とされ、また、フィルタ装
置を使用しても塵等を含んだ排気を回収することができ
ず大気汚染を招き、加えて、熱処理室内に溜まる塵の除
去等、熱処理室の保守点検も容易ではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、シートの昇温時間を短縮化するとともに、シー
トの高温処理を可能とし、しかも、保守点検が容易で、
すぐれた大気汚染防止および省エネルギー効果を発揮す
るシート熱処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、気密状態で隣接する第1蒸気排出室、熱
処理室および第2蒸気排出室からなるハウジングを備
、前記第1蒸気排出室の入口から供給されたシート
を、シート搬送装置によりシート搬送路に沿って第1蒸
気排出室、熱処理室および第2蒸気排出室を順次通過さ
せて搬送しながら熱処理し、熱処理後のシートを第2蒸
気排出室の出口から排出するようになっており、前記熱
処理室は断熱材層によって包囲され、内面の全領域にス
テンレス板が張られ、前記熱処理室の内部には、蒸気を
循環させるための少なくとも一対の蒸気循環ダクトが前
記シート搬送路を挟んで配置され、前記蒸気循環ダクト
の上部には蒸気吹出口が、下部には蒸気吸込口がそれぞ
れ形成され、前記蒸気循環ダクトの内部には送風機と蒸
気噴射装置が配置され、前記蒸気噴射装置は高温蒸気発
生装置に接続され、前記熱処理室の内部であって前記第
1蒸気排出室との連通口の下流側および前記第2蒸気排
出室との連通口の上流側には、それぞれ高さ方向にのび
かつ前記シート搬送路によって貫通される排気ダクトが
形成され、前記排気ダクトの上部は前記熱処理室の外部
に開口して排気口をなし、下部は前記熱処理室内部に開
口して吸気口をなし、前記排気ダクトには蒸気を外部に
強制排気する送風機が配置され、前記熱処理室の内部空
間は、大きさを変更可能な通気口が形成された仕切板に
よって上下に仕切られ、前記仕切板の上側空間には前記
シート搬送路および前記蒸気循環ダクトの蒸気吹出口が
配置され、下側空間には前記蒸気循環ダクトの蒸気吸込
口および前記排気ダクトの吸気口が配置され、前記第1
および第2の蒸気排気室にはそれぞれ、外部に蒸気を強
制排気する排気装置が設けられ、前記蒸気循環ダクトの
内部には温度センサーが配置され、前記温度センサーに
よって測定された温度値に基づき、前記蒸気噴射装置に
供給される蒸気量と前記仕切板の通気口の大きさを調節
する制御装置が備えられ、前記第1蒸気排出室、前記熱
処理室および前記第2熱処理室のそれぞれの少なくとも
天井には、全領域にわたってほぼ一様にヒーターが配置
されているものであることを特徴とするシート熱処理装
置を構成したものである。
【0006】この構成において、好ましくは、前記一対
の蒸気循環ダクトは、前記シート搬送路の上方を横切る
連結ダクトによって前記蒸気吹出口同士を接続されてお
り、前記連結ダクトの少なくとも前記シート搬送路に面
する領域には、多数の蒸気噴射ノズルが備えられてい
る。
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好ましい実施例について説明する。図1は、本発明に
よるシート熱処理装置の側断面図であり、図2は、図1
のX−X線に沿った横断面図である。
【0009】図1および図2に示したように、本発明に
よるシート熱処理装置は、気密状態で隣接する第1蒸気
排出室2、熱処理室3および第2蒸気排出室4からなる
ハウジング1を備えており、第1蒸気排出室2の入口5
から供給されたシート6を、シート搬送装置7により、
シート搬送路に沿って第1蒸気排出室2、熱処理室3お
よび第2蒸気排出室4を順次通過させて搬送しながら熱
処理し、熱処理後のシート6を第2蒸気排出室4の出口
8から排出するようになっている。
【0010】シート搬送装置7としては、連続したシー
トを長手方向に順次搬送するための公知のシート搬送装
置を使用することができる。例えば、図示の実施例で
は、シート搬送装置7は、スプロケットによって回転駆
動される一対の間隔をあけて配置されたエンドレスチェ
イン9a、9bと、各チェイン9a、9bの長手方向に
沿って一定間隔をあけて取り付けられた多数のクリップ
10a、10bとからなっている。このシート搬送装置
の代わりに、例えば、ローラコンベヤをシート搬送装置
7として使用することもできる。
【0011】熱処理室3は断熱材層11によって包囲さ
れ、内面には、図示はしないが、全領域にわたってステ
ンレス板が張られている。熱処理室3の内部には、蒸気
を循環させるための少なくとも一対(この実施例では二
対)の蒸気循環ダクト12a、12bがシート搬送路を
挟んで配置されている。図2からわかるように、蒸気循
環ダクト12a、12bは、熱処理室3の側壁に沿って
のびる垂直部分13a、13bと、熱処理室3の底壁に
沿ってのびる水平部分14a、14bがL字形に連結さ
れたものからなっている。
【0012】そして、蒸気循環ダクト12a、12bの
垂直部分13a、13bの上端には蒸気吹出口15a、
15bが、蒸気循環ダクト12a、12bの水平部分1
4a、14bの先端には蒸気吸込口16a、16bがそ
れぞれ形成されている。蒸気循環ダクト12a、12b
の内部には送風機17a、17bと蒸気噴射装置18
a、18bが配置されている。この場合、送風機17
a、17bの吸気口は蒸気循環ダクト12a、12bの
水平部分14a、14bの後端開口に接続され、送風機
17a、17bの排気口は、蒸気循環ダクト12a、1
2bの垂直部分13a、13bの内部に位置するように
なっている。
【0013】蒸気噴射装置18a、18bは、この実施
例では、外周面に多数の蒸気噴射ノズルを備えたスチー
ムパイプからなっており、蒸気循環ダクト12a、12
bの水平部分14a、14bの内部に配置されている。
この蒸気噴射装置18a、18bは、バルブ19を介し
て高温蒸気発生装置20に接続されている。高温蒸気発
生装置20は、スチームボイラー20aおよびスーパー
ヒートボイラー20bを組み合わせたものからなってお
り、スチームボイラー20aによって加熱された蒸気
が、スーパーヒートボイラー20bによってさらに高温
まで加熱されるようになっている。
【0014】蒸気循環ダクト12a、12bの内部には
温度センサー21a、21bが配置されている。また、
温度センサー21a、21bによって測定された温度値
に基づき、バルブ19の開閉を制御して蒸気噴射装置1
8a、18bに供給される蒸気量を調節するとともに、
後述する仕切板の通気口の大きさを調節する制御装置2
2a、22bが備えられている。
【0015】熱処理室3の内部であって第1蒸気排出室
2との連通口23の下流側、および第2蒸気排出室4と
の連通口24の上流側には、それぞれ高さ方向にのびか
つシート搬送路によって貫通される排気ダクト25、2
6が形成され、排気ダクト23、24の上部23a、2
4aは熱処理室3の外部に開口して排気口を形成し、下
部は熱処理室3内部に開口して吸気口27、28を形成
している。さらに、排気ダクト25、26の上端開口に
は蒸気を外部に強制排気するための送風機29、30が
配置されている。
【0016】熱処理室3の内部空間は、大きさを変更可
能な通気口31が形成された水平な仕切板32によって
上下に仕切られており、仕切板32の上側空間にはシー
ト搬送路および蒸気循環ダクト12a、12bの蒸気吹
出口15a、15bが位置し、下側空間には蒸気循環ダ
クト12a、12bの蒸気吸込口16a、16bおよび
排気ダクト25、26の吸気口27、28が位置するよ
うになっている。
【0017】仕切板32は、熱処理室3の側壁に固定さ
れ、熱処理室3の長さ方向に沿って一定幅の間隔をあけ
て配置された一対の下板33a、33bと、各下板33
a、33bに対し熱処理室3の幅方向にスライド可能に
取り付けられ、一対の下板33a、33b間の隙間を開
閉し得る上板34a、34bから構成されている。そし
て、通気口31は、下板33a、33b間の隙間から形
成され、この隙間が上板34a、34bによって完全に
開かれたときに、通気口31の大きさが最大となるよう
になっている。なお、前述したように、通気口31の大
きさは、制御装置22a、22bによって調節される。
【0018】熱処理室3の天井に張られたステンレス板
の裏側、および排気ダクト25、26内部におけるシー
ト搬送路より上方の領域には、それぞれ、ヒーター35
が天井の全領域にわたって一様に分布して配置されてお
り、このヒーター35によって天井のステンレス板、お
よび排気ダクト25、26の内壁が加熱され、これらの
領域に蒸気が凝結しないようになっている。
【0019】図3は、第1または第2蒸気排出室の内部
構造を示した斜視図である。ここに、第1および第2蒸
気排出室2、4はいずれも同一の内部構造を有している
ことに注意されたい。図3に示したように、第2蒸気排
気室4は、断熱材層36によって包囲されているととも
に、ヒーター37が天井の全領域にわたって一様に分布
して配置され、天井に蒸気が凝結しないようになってい
る。また、第2蒸気排気室4には、外部に蒸気を強制排
気する排気装置が設けられている。この実施例では、排
気装置は、一端が第2蒸気排気室4の内部に開口し、他
端が外部に開口した複数本の排気ダクト38と、排気ダ
クト38に取り付けられた送風機39から構成されてい
る。
【0020】こうして、高温蒸気発生装置20によって
生成された250℃〜400℃の高温蒸気が、蒸気噴射
装置18a、18bおよび送風機17a、17b、並び
に蒸気循環ダクト12a、12bを通じて熱処理室3内
に導入される。また、天井に配置されたヒーター35に
よって天井の温度が105℃以上に昇温される。さらに
は、温度センサー21a、21bによって熱処理室3内
の温度が検出され、検出値に基づいて、制御装置22
a、22bによって、バルブ19の開閉が制御されて蒸
気噴射装置18a、18bに供給される蒸気量が調節さ
れ、同時に、通気口31の大きさが調節されることによ
って、熱処理室3内の全体が均一に、105℃〜250
℃の温度に維持される。熱処理室3内に導入された蒸気
は、一部、排気ダクト25、26を通じて、外部に強制
排気される。
【0021】熱処理すべきシート6が、シート搬送装置
7により、順次第1蒸気排出室2の入口5から供給さ
れ、シート搬送路に沿って第1蒸気排出室2、熱処理室
3および第2蒸気排出室4を通され、第2蒸気排出室4
の出口8から排出される。
【0022】シート6が水分を含んでいる場合には、シ
ート6は、第1蒸気排出室2に通される間にその水分が
予め取り除かれる。そして、第1蒸気排出室2から熱処
理室3に送り込まれると、シート6は、105℃〜25
0℃まで急速かつ均一に昇温され、熱処理される。熱処
理後、シート6は、第2蒸気排出室4に通され、水分を
除去された後、第2蒸気排出室4の出口8から排出され
る。この一連の熱処理では、蒸気を使用するので、シー
トから発生する塵等の回収が極めて容易であり、大気を
汚染することが防止される。
【0023】このように、本発明によるシート熱処理装
置によれば、熱処理すべきシートを急速かつ均一に高温
度まで昇温することができる。このため、従来のものよ
り少ないエネルギーでシートを高温処理することができ
る。また、装置は極めて簡単な構造を有し、保守点検が
容易であり、しかもすぐれた大気汚染防止効果を発揮す
る。
【0024】図4は、図1の実施例の蒸気循環ダクトの
構成を変更した変形例の図2に類似の横断面図である。
図4において、図1に示したのと同一の構成要素につい
ては同一番号を付し、説明を省略する。図4に示したよ
うに、この実施例では、一対の蒸気循環ダクト12a、
12bは、シート搬送路の上方を横切る連結ダクト40
によって蒸気吹出口15a、15b同士を接続されてお
り、連結ダクト40の少なくともシート搬送路に面する
領域には、多数の蒸気噴射ノズル41が備えられてい
る。この実施例の場合にも、図1の実施例の場合と同様
の効果が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、熱処理
すべきシートを急速かつ均一に高温度まで昇温すること
ができる。したがって、無駄なエネルギー消費を伴わ
ず、より少ないエネルギーでシートを高温処理すること
ができる。また、本発明によれば、シート処理装置は極
めて簡単な構造となるので、保守点検が容易である。さ
らに、蒸気を使用するのですぐれた大気汚染防止効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例によるシート熱処理装置の側
断面図である。
【図2】図1のX−X線に沿った横断面図である。ここ
に、蒸気循環ダクトは破断して描いてある。
【図3】第1または第2蒸気排出室の内部構造を示した
斜視図である。
【図4】図1の実施例の蒸気循環ダクトの構成を変更し
た変形例の図2に類似の横断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 第1蒸気排出室 3 熱処理室 4 第2蒸気排出室 5 入口 6 シート 7 シート搬送装置 8 出口 11 断熱材層 12a、12b 蒸気循環ダクト 15a、15b 蒸気吹出口 16a、16b 蒸気吸込口 17a、17b 送風機 18a、18b 蒸気噴射装置 19 バルブ 20 高温蒸気発生装置 21a、21b 温度センサー 22a、22b 制御装置 25、26 排気ダクト 27、28 吸気口 29、30 送風機 35 ヒーター

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密状態で隣接する第1蒸気排出室、熱
    処理室および第2蒸気排出室からなるハウジングを備
    、前記第1蒸気排出室の入口から供給されたシート
    を、シート搬送装置によりシート搬送路に沿って第1蒸
    気排出室、熱処理室および第2蒸気排出室を順次通過さ
    せて搬送しながら熱処理し、熱処理後のシートを第2蒸
    気排出室の出口から排出するようになっており、前記熱
    処理室は断熱材層によって包囲され、内面の全領域にス
    テンレス板が張られ、前記熱処理室の内部には、蒸気を
    循環させるための少なくとも一対の蒸気循環ダクトが前
    記シート搬送路を挟んで配置され、前記蒸気循環ダクト
    の上部には蒸気吹出口が、下部には蒸気吸込口がそれぞ
    れ形成され、前記蒸気循環ダクトの内部には送風機と蒸
    気噴射装置が配置され、前記蒸気噴射装置は高温蒸気発
    生装置に接続され、前記熱処理室の内部であって前記第
    1蒸気排出室との連通口の下流側および前記第2蒸気排
    出室との連通口の上流側には、それぞれ高さ方向にのび
    かつ前記シート搬送路によって貫通される排気ダクトが
    形成され、前記排気ダクトの上部は前記熱処理室の外部
    に開口して排気口をなし、下部は前記熱処理室内部に開
    口して吸気口をなし、前記排気ダクトには蒸気を外部に
    強制排気する送風機が配置され、前記熱処理室の内部空
    間は、大きさを変更可能な通気口が形成された仕切板に
    よって上下に仕切られ、前記仕切板の上側空間には前記
    シート搬送路および前記蒸気循環ダクトの蒸気吹出口が
    配置され、下側空間には前記蒸気循環ダクトの蒸気吸込
    口および前記排気ダクトの吸気口が配置され、前記第1
    および第2の蒸気排気室にはそれぞれ、外部に蒸気を強
    制排気する排気装置が設けられ、前記蒸気循環ダクトの
    内部には温度センサーが配置され、前記温度センサーに
    よって測定された温度値に基づき、前記蒸気噴射装置に
    供給される蒸気量と前記仕切板の通気口の大きさを調節
    する制御装置が備えられ、前記第1蒸気排出室、前記熱
    処理室および前記第2熱処理室のそれぞれの少なくとも
    天井には、全領域にわたってほぼ一様にヒーターが配置
    されているものであることを特徴とするシート熱処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記一対の蒸気循環ダクトは、前記シー
    ト搬送路の上方を横切る連結ダクトによって前記蒸気吹
    出口同士を接続されており、前記連結ダクトの少なくと
    も前記シート搬送路に面する領域には、多数の蒸気噴射
    ノズルが備えられ ていることを特徴とする請求項1に記
    載のシート熱処理装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114474276A (zh) * 2022-01-11 2022-05-13 美述家智能家居有限公司 一种复合木板加温整形专用蒸汽设备

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