JP4039757B2 - 単板乾燥機の熱風漏洩防止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、単板乾燥機内の通風路で発生した熱風を単板乾燥機の下部に設置されている搬送路へ循環させるに際し、この搬送路の始端並びに終端位置において、単板乾燥機内の熱風と単板乾燥機外の大気を遮蔽する熱風漏洩防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、搬送路がベニヤ単板を板厚方向の両側から挟んで回転しながら送る上下一組の送りロールより構成されている場合には、搬送路の始端並びに終端に位置する上下一組の送りロールに適宜支持部材を介して石綿等の耐熱性パッキンを押し付けて、単板乾燥機内の熱風と単板乾燥機外の大気の遮蔽を図っていた。
【0003】
また、搬送路がベニヤ単板を板厚方向に挟んだ状態で巡回する上下一対の金網コンベヤ、或いはベニヤ単板を支持搬送する下側の巻掛け搬送手段を金網コンベヤ、上側の巻掛け搬送手段をチエンコンベヤ、スプリングコンベヤより構成される場合には、搬送路の搬送面上に向かってテフロン等の耐熱性可撓シートを、単板乾燥機の入り側並びに出側の上方から吊り下げた状態で設置して、単板乾燥機内の熱風と単板乾燥機外の大気の遮蔽を図っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前者においては、上下一組の送りロールのうち上部送りロールは、下部送りロール上に自重にて乗せられた状態であるため、単板乾燥機内へ搬送路の始端からベニヤ単板が挿入されたり、単板乾燥機外へ搬送路の終端からベニヤ単板が取り出されるとき、少なくともベニヤ単板の厚み分だけ上部送りロールが下部送りロール上より持ち上がり、ベニヤ単板によって持ち上げられる毎に単板乾燥機内の熱風が漏洩することになる。
【0005】
また後者においては、搬送路へのベニヤ単板挿入、取り出し時にベニヤ単板の目詰まりを防止するため、搬送路に向かって吊り下げられる耐熱性可撓シートの下端部は、搬送面と若干のクリヤランスが存在しており、このクリヤランスから単板乾燥機内の熱風が漏洩することになり、単板乾燥機外の大気との遮蔽を図ることは困難であった。
【0006】
さらに、単板乾燥機内の下部の搬送路へ循環される熱風は、高含水率のベニヤ単板を搬送途上において乾燥させているので、単板乾燥機内の下流側へ至るほど温度低下が余儀なくされ、これを防止すべく、搬送路面の上部および/または下部に、蒸気管、熱オイル管等の補助熱源、或いは循環する熱風の風向きを搬送路面へ規制するじゃま板等の設置物を熱風が循環する箇所に設置している。
【0007】
熱風の循環路に上記記載のような設置物が存在すると、設置物による抵抗も大きく、その下流域にはいわゆるカルマン渦も発生し易く、循環する熱風の圧力損失も大きくなり、下流域においても或程度の圧力を求めようとすると、単板乾燥機上部に設置されている送風機の出力を上げざるを得ないことになる。この結果、単板乾燥機内の圧力は大になるので、単板乾燥機内と単板乾燥機外の圧力差が拡大して、上記記載した単板乾燥機内の熱風と単板乾燥機外の大気の遮蔽方法では、熱風の漏洩が避けられないものであった。
本発明は上記記載のような課題を解決すべく、単板乾燥機内の熱風と単板乾燥機外の大気の好適な遮蔽を図ることを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
したがって、本発明の単板乾燥機の熱風漏洩防止装置は、上部に加熱体と送風機を備えて熱風の通風路とし、この通風路の下部にベニヤ単板を搬送する搬送路を設置し、上部の通風路で発生した熱風を下部の搬送路へ循環させる単板乾燥機であって、その単板乾燥機の入口側並びに出口側の大気と連通する搬送路の始端並びに終端位置には、単板乾燥機の仕切板と、前記ベニヤ単板を載せて転動するロールとが設置され、前記ベニヤ単板は前記仕切板を横切って搬入搬出されており、前記ロールの上側と下側に位置する前記仕切板には先端がロールの表面に当接する耐熱性可撓シートを取り付け、その耐熱性可撓シートは前記ベニヤ単板の搬送面を横切って前記ロールの表面に当接することにより、前記課題を解決している。
好ましい実施例として、この単板乾燥機は所定数の加熱セクションによって構成されており、前記単板乾燥機の入口側から搬入されたベニヤ単板は所定数の加熱セクションを通過して乾燥され、前記単板乾燥機の出口側から搬出されることを特徴とする。
【0009】
搬送路の好適な例は、始端並びに終端をその上面が搬送路の搬送面とほぼ同一、また搬送路の搬送速度とほぼ同一速度のロールとしたものであり、耐熱性可撓シートとの当接状態を良好とし、単板乾燥機内の熱風と単板乾燥機外の大気の遮蔽を高めたものである。
【0010】
また、耐熱性可撓シートを搬送路の始端並びに終端位置に当接させるときには、搬送路の搬送面の上方から搬送面の下方へ、または搬送面の下方から上方へ至るように搬送路を横切って面状に設ければ、単板乾燥機内の熱風と単板乾燥機外の大気の遮蔽をより一層高めることができる。
【0011】
耐熱性可撓シートは、好適には単一のシート状態ではなく、単一のシートを折曲げて二重とし、この二重の部分をループ状とし、このループ状の両端部分を開口状態とすることにより、単板乾燥機内を循環している熱風が耐熱性可撓シートのループの開口部分から内方にも至り、ループをその外方と内方から同一の圧力で押圧することにより、耐熱性可撓シート自体を強固として、単板乾燥機内の熱風と単板乾燥機外の大気の遮蔽を高めることができる。
【0012】
搬送路上へ供給されるベニヤ単板は、原木を回転切削して得られた連続状のシートを、その繊維方向と平行に任意幅で切断し、この切断された単一のシート状のベニヤ単板を、その繊維方向を搬送方向と同一としており、この場合、搬送路はベニヤ単板を板厚方向の両側から挟んで回転しながら送る上下一組の送りロールが複数組任意の間隔で設置された直通型となり、この搬送路が単板乾燥機の下部に、上下方向に任意の間隔を置いて複数段設置されることになる。
【0013】
したがって、所要数の加熱セクションを設置して単板乾燥機を構成し、この単板乾燥機の上部に加熱体と送風機を備えて熱風の通風路とし、また、単板乾燥機の下部にベニヤ単板を搬送する搬送路を設置し、単板乾燥機の入り側並びに出側の大気と連通する搬送路の始端並びに終端位置に、好適には単一の耐熱性可撓シートを折曲げて二重とし、この二重の部分をループ状とし、このループ状の両端部分を開口状態とすることにより、単板乾燥機内を循環している熱風を耐熱性可撓シートのループの開口部分から内方にも至らせ、ループをその外方と内方から同一の圧力で押圧する状態で当接させ、前記通風路で発生した熱風と単板乾燥機外の大気の遮蔽を図るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1,図2に示す単板乾燥機1は、加熱セクション2を所要数設置して構成され、各加熱セクション2の上部の搬送方向と直交する一側に蒸気管、電熱器、ヒートオイル等の加熱体3を、また他側部にこの加熱体3に向かって送風する送風機4を設置した通風路5が形成され、前記加熱セクション2の外壁6と内壁7間の熱風供給側8から反対側に位置する熱風取り出し側9へ、熱風を横循環方式により供給している。
【0015】
前記通風路5の下部の内壁7内には、単一のシート状のベニヤ単板10を搬送する搬送路11が上下方向に渡って複数段設置されている。この搬送路11は、各段の長手方向に渡ってベニヤ単板10を板厚方向の両側から挟んで回転しながら送る上下一組の送りロール12が複数組任意の間隔で設置されている。各送りロール12は内壁7を構成する各縦梁13間に設置された軸受14に回転自在に支持されており、下部送りロール12の一方の軸端部に取り付けられたチエンスプロケット15にチエン16を巻掛けると共に、他方の軸端部にギヤ17を取り付け、このギヤ17と上部送りロール12の軸端部に取り付けられたギヤ17と歯合させ、各送りロール12を互いに逆方向へ回転させることによって、ベニヤ単板10を板厚方向の両側から挟んで、摩擦力によって搬送させている。
【0016】
各段の搬送路11の上下方向並びに搬送方向の間隔内には、搬送方向と直交する方向に渡って、前記各送りロール12とほぼ同一の長さとした細長い噴射箱18を設置すると共に、この噴射箱18の熱風供給側8を開口し、反対側に位置する熱風取り出し側9を閉塞状態とし、通風路5で発生して熱風供給側8から循環される熱風を噴射箱18に形成された穴状、或いはスリット状より、搬送路11上を搬送されるベニヤ単板10の上下両面へ噴射して、噴射後の熱風を熱風取り出し側9より送風機4によって、排風されている。
【0017】
図5,図6に示す単板乾燥機1は、加熱セクション2を所要数設置した上部の通風路5のほぼ中央に蒸気管、電熱器、ヒートオイル等の加熱体3を、また搬送方向の一側に一対の送風機4を相対向して設置したものである。このとき、送風機4側に位置する加熱セクション2の搬送方向の両側より吸い込みダクト19を張り出して、その直下に位置する加熱セクション2の下部と連通させ、通風路5の搬送方向の他側部に位置する加熱セクション2の搬送方向の両側より吹き込みダクト20を張り出して、その直下に位置する加熱セクション2の下部と連通させ、吸い込みダクト19から吹き込みダクト20側へ熱風を縦循環方式によって供給させたものである。
【0018】
各段の搬送路11の上下方向並びに搬送方向の間隔内には、搬送方向と直交する方向に渡って、前記各送りロール12とほぼ長さを同一とし、その直径を大径とした熱ロール21を、前記内壁7部内において上下方向に立ち上げて支持された蒸気支管22へ接続して、各熱ロール21内へ蒸気を供給、排出しており、搬送路11上を搬送されているベニヤ単板10の補助熱源として、ベニヤ単板10の乾燥効率の促進を図っている。
【0019】
各段の搬送路11の始端位置並びに終端位置には、その上面が搬送路11の搬送面とほぼ同一としたロール23が軸受けされ、このロール23の一方の軸端部に取り付けられたチエンスプロケット15に前記チエン16を巻掛けして、このロール23の回転速度を搬送路11を構成する各送りロール12の搬送速度とほぼ同一速度としている。実施例では搬送路11は3段構成されており、これら搬送路11の始端位置並びに終端位置には、各々3個のロール23が上下方向に任意の間隔を置いて軸受されている。
【0020】
各ロール23の上下間隔内には、ロール23の全長方向に渡って加熱セクション2の下部に取り付けられた仕切板24と、この仕切板24に取り付けられた耐熱性可撓シート25が、前記ロール23の搬送面の上方から搬送面の下方へ、または前記ロール23の搬送面の下方から上方へ至るように搬送路11を横切って当接され、単板乾燥機1内の熱風と単板乾燥機1外の大気との遮蔽を図っている。
【0021】
したがって、単板乾燥機1へ挿入されるベニヤ単板10は、その先端が搬送路11の始端位置においてロール23上に至ると、ロール23の搬送面の上方から搬送面の下方へ面状に当接している耐熱性可撓シート25を持ち上げ、次いで、上下一組の送りロール12によって板厚方向の両側から挟んで回転しながら単板乾燥機1内へ挿入され、その後端がロール23を通過するとき、耐熱性可撓シート25が再びロール23の搬送面の上方から搬送面の下方へ至るように搬送路11を横切って面状に当接して、単板乾燥機1内の熱風と単板乾燥機1外の大気との遮蔽が図られる。このとき、ロール23の下面においては、耐熱性可撓シート25が搬送面の下方から上方へ至るように搬送路11を横切って面状に当接されている。
【0022】
ベニヤ単板10が単板乾燥機1内に挿入されると、図1,図2に示す熱風横循環方式においては、各加熱セクション2の熱風供給側8から熱風取り出し側9へ搬送方向と直交する方向へ循環される熱風を、上下一組の送りロール12によって板厚方向の両側から挟んで回転しながら送られるベニヤ単板10面へ供給し、仕事を終えて温度低下した熱風を、再び熱風取り出し側9から送風機4によって吸い込み、加熱体3を通過させることによって所望温度まで高めて、熱風供給側8を経てベニヤ単板10面へ横方向から供給して、ベニヤ単板10を乾燥させるものである。
【0023】
また図5,図6に示す熱風縦循環方式の単板乾燥機1においては、吸い込みダクト19から吹き込みダクト20へ搬送方向へ循環される熱風を、上下一組の送りロール12によって板厚方向の両側から挟んで回転しながら送られるベニヤ単板10面へ供給し、仕事を終えて温度低下した熱風を、再び吸い込みダクト19から送風機4によって吸い込み、加熱体3を通過させることによって所望温度まで高めて、吹き込みダクト20を経てベニヤ単板10面へ縦方向から供給して、ベニヤ単板10を乾燥させるものである。
【0024】
単板乾燥機1によって乾燥されたベニヤ単板10が搬送路11の終端位置に至ると、前記記載と同様、その先端が搬送路11の終端位置においてロール23上に至ると、ロール23の搬送面の上方から搬送面の下方へ面状に当接している耐熱性可撓シート25を持ち上げ、ベニヤ単板10の後端がこのロール23位置を通過するとき、耐熱性可撓シート25が再びロール23の搬送面の上方から搬送面の下方へ至るように搬送路11を横切って面状に当接して、単板乾燥機1内の熱風と単板乾燥機1外の大気との遮蔽が図られる。
【0025】
ベニヤ単板10を乾燥させるに際しては、循環する熱風の温度低下を防止するため、熱ロール21を補助熱源として使用して乾燥効率を維持しているが、熱ロール21は循環する熱風の流路に位置しているので、特に熱風縦循環方式の単板乾燥機1においては、循環する熱風の圧力損失も大きくなり、下流域においても或程度の圧力を求めようとすると、単板乾燥機1上部に設置されている送風機4の出力を上げざるを得ないことになり、出力増にともなって単板乾燥機1内の圧力と大気との圧力差が拡大し、耐熱性可撓シート25をロール23の搬送路11を横切って面状に当接していたとしても、単板乾燥機1内と単板乾燥機1外の圧力差によって、耐熱性可撓シート25とロール23が面状に当接しなくなり、単板乾燥機1内から単板乾燥機1外への熱風が漏洩することになる。
【0026】
この場合、単一の耐熱性可撓シート25を折曲げて二重とし、この二重の部分をループ状とし、このループ状の両端部分を開口状態とすれば、単板乾燥機1内を循環している熱風が耐熱性可撓シート25のループの開口部分から内方にも至り、ループをその外方と内方から同一の圧力で押圧することにより、耐熱性可撓シート25自体を強固としてロール23面に面状に押し付けることができ、単板乾燥機1内の熱風と単板乾燥機1外の大気との圧力差が増大したとしても遮蔽状態を維持することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、各請求項において前記記載した作用効果が得られ、単板乾燥機内の熱風と単板乾燥機外の大気の遮蔽を図り、熱風の漏洩を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱風横循環方式の単板乾燥機に本発明の実施例を採用した場合の一部切り欠き側面図である。
【図2】図1の正断面図である。
【図3】搬送路の説明図である。
【図4】図1の要部拡大側面図である。
【図5】熱風縦循環方式の単板乾燥機に本発明の実施例を採用した場合の一部切り欠き側面図である。
【図6】図5の一部切り欠き側面図である。
【符号の説明】
1…単板乾燥機、 2…加熱セクション、3…加熱体、4…送風機、5…通風路、6…外壁、7…内壁、8…熱風供給側、9…熱風取り出し側、10…ベニヤ単板、11…搬送路、12…送りロール、13…縦梁、14…軸受、15…チエンスプロケット、16…チエン、17…ギヤ、18…噴射箱、19…吸い込みダクト、20…吹き込みダクト、21…熱ロール、22…蒸気支管、23…ロール、24…仕切板、25…耐熱性可撓シート
Claims (6)
- 上部に加熱体と送風機を備えて熱風の通風路とし、この通風路の下部にベニヤ単板を搬送する搬送路を設置し、上部の通風路で発生した熱風を下部の搬送路へ循環させる単板乾燥機であって、
その単板乾燥機の入口側並びに出口側の大気と連通する搬送路の始端並びに終端位置には、単板乾燥機の仕切板と、前記ベニヤ単板を載せて転動するロールとが設置され、前記ベニヤ単板は前記仕切板を横切って搬入搬出されており、
前記ロールの上側と下側に位置する前記仕切板には先端がロールの表面に当接する耐熱性可撓シートを取り付け、
その耐熱性可撓シートは前記ベニヤ単板の搬送面を横切って前記ロールの表面に当接することを特徴とする単板乾燥機の熱風漏洩防止装置。 - 前記単板乾燥機は所定数の加熱セクションによって構成されており、前記単板乾燥機の入口側から搬入されたベニヤ単板は所定数の加熱セクションを通過して乾燥され、前記単板乾燥機の出口側から搬出されることを特徴とする請求項1の記載の単板乾燥機の熱風漏洩防止装置。
- 前記搬送路の始端並びに終端を、その上面が搬送路の搬送面とほぼ同一であり、搬送路の搬送速度とほぼ同一速度のロールとした請求項1又は2に記載の単板乾燥機の熱風漏洩防止装置。
- 前記耐熱性可撓シートを搬送路の搬送面の上方から搬送面の下方へ、または搬送面の下方から上方へ至るように搬送路を横切って、搬送路の始端並びに終端位置に面状に当接させた請求項1又は2に記載の単板乾燥機の熱風漏洩防止装置。
- 前記耐熱性可撓シートをループ状に折曲げ、折曲げたループの両端部分を開口状態とした請求項1ないし4のいずれか1項に記載の単板乾燥機の熱風漏洩防止装置。
- 前記搬送路はベニヤ単板を板厚方向の両側から挟んで回転しながら送る上下一組の送りロールが複数組任意の間隔で設置され、さらに、この搬送路が単板乾燥機の下部に、上下方向に任意の間隔を置いて複数段設置されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の単板乾燥機の熱風漏洩防止装置。
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