JP4780722B2 - 液圧マスタシリンダの取付け装置 - Google Patents

液圧マスタシリンダの取付け装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4780722B2
JP4780722B2 JP2007040616A JP2007040616A JP4780722B2 JP 4780722 B2 JP4780722 B2 JP 4780722B2 JP 2007040616 A JP2007040616 A JP 2007040616A JP 2007040616 A JP2007040616 A JP 2007040616A JP 4780722 B2 JP4780722 B2 JP 4780722B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
partition plate
cylinder
cylinder body
hydraulic master
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007040616A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008202717A (ja
Inventor
寛 大熊
聡哲 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabtesco Automotive Corp
Original Assignee
Nabtesco Automotive Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nabtesco Automotive Corp filed Critical Nabtesco Automotive Corp
Priority to JP2007040616A priority Critical patent/JP4780722B2/ja
Publication of JP2008202717A publication Critical patent/JP2008202717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4780722B2 publication Critical patent/JP4780722B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/12Details not specific to one of the before-mentioned types
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/08Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member
    • F16D2025/081Hydraulic devices that initiate movement of pistons in slave cylinders for actuating clutches, i.e. master cylinders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2300/00Special features for couplings or clutches
    • F16D2300/12Mounting or assembling

Description

この発明は、仕切り板に対し液圧マスタシリンダを取り付ける上で有用な取付け装置に関し、特には、いわゆるツイスト・ロック手段を含み、簡単かつ迅速に取り付けることができる技術に関する。
一般に、自動車のクラッチやブレーキを操作するため、液圧マスタシリンダが用いられる。この液圧マスタシリンダは、運転席を含む客室とエンジンルームとを隔てる仕切り板(通常、トーボードという)に取り付けられ、運転席側のペダルの踏込みによって作動される。
ツイスト・ロック手段を含む取付け装置は、複数のボルトを用いる従来一般のものに比べて、液圧マスタシリンダを仕切り板に対し簡単かつ迅速に取り付けることができる。ツイスト・ロック手段によれば、取り付けるべき液圧マスタシリンダのシリンダ本体を仕切り板の孔に差し入れた後、軸線回りに回転する(あるいは、ねじる)ことにより、シリンダ本体を仕切り板に自ずと固定することができる。いわば、ワンタッチでの取付けが可能である。
たとえば、特許文献1が、そのようなツイスト・ロック手段を含む取付け装置を示している。ツイスト・ロック手段は、通常、シリンダ本体を軸線回りに回転することに伴って、シリンダ本体を仕切り板に対し軸線方向に押し付ける力を生じ、その力によってガスケットを弾性変形させることにより、取付けのための固定力を得る。ここで、軸線方向に押し付ける力は、シリンダ本体と一体になった部分と仕切り板との間のカム作用による。特許文献1も示すように、ツイスト・ロック手段を適用した液圧マスタシリンダは今まで専ら樹脂成形によって構成されていた。
実公平1−18899号公報(米国特許第4,488,701号公報に対応)
今までの樹脂製の液圧マスタシリンダは、ツイスト・ロック手段による取付けに対して有効である。強度部材である仕切り板が金属製であるのに対し、シリンダ本体およびそれと一体のカム構成部分が樹脂製であるため、金属と樹脂との接触によりカム作用が円滑となり、しかも、樹脂の変形により有効な固定力を得ることができるからである。
しかし、樹脂成形によるマスタシリンダは、耐圧および耐熱などの耐性の点で金属(一般的には、アルミニウムあるいはその合金)製のものに劣る。
そこで、発明者は、耐性にすぐれた金属の良さを生かしつつ、ツイスト・ロック手段を有効に適用することができないか、という発想を抱いた。すなわち、この発明は、金属による良さと樹脂による良さとを併せもつ、液圧マスタシリンダの取付け技術を提供することを目的とする。
この発明のその他の目的については、今後の説明から明らかになるであろう。
この発明では、液圧マスタシリンダのシリンダ本体を金属、一般的には、アルミニウムあるいはその合金で構成する。これは、金属が樹脂に比べて耐性にすぐれているからである。シリンダ本体は、内部にピストンを入れ液圧室を区画するものであり、耐圧性や耐熱性が求められるハウジング部材である。この金属製のシリンダ本体は、樹脂製のそれに比べて耐性がすぐれているため、液圧マスタシリンダの耐久性(特に、高温での耐久性)を充分なものとする。
シリンダ本体は、仕切り板の取付け孔(角形の孔)よりも大径なフランジを一体に備える。フランジは、仕切り板の第1面に対向するリング面をもち、取付け状態において、そのフランジのリング面と仕切り板の第1面との間にガスケットを挟み込む。ガスケットは、シール機能と押さえ機能とを得るための部品であり、ゴムなどの弾性変形が可能な材料から構成される。
ツイスト・ロック手段は、取付け状態において、仕切り板の第1面とは反対側の第2面側に位置し、液圧マスタシリンダのシリンダ本体を軸線回りに回転するとき、仕切り板に対し軸線方向に向かう力を与えるものである。また、ツイスト・ロック手段は、自らが生じる力によりガスケットを弾性変形させ、そのガスケットの弾性変形と相俟ってシリンダ本体を仕切り板に固定するものである。ここでは、そのようなツイスト・ロック手段のうち、少なくとも仕切り板に当たり、その仕切り板に対しシリンダ本体の軸線方向に向かう力を与える部分を樹脂で構成する。仕切り板に当たる部分が樹脂製であることから、樹脂製マスタシリンダの場合と同様、金属と樹脂との接触によりカム作用が円滑となり、しかも、樹脂の変形により有効な固定力を得ることができる。
好適な実施態様において、ツイスト・ロック手段は、液圧マスタシリンダのシリンダ本体上、シリンダ本体と一体のフランジから軸線方向に所定距離隔てた部分に位置し、やはりシリンダ本体と一体のストッパと、そのストッパによって軸線方向の位置が規制され、そのストッパとフランジとの間に装着される樹脂製のスペーサとを備える。スペーサは、仕切り板の第2面(第1面と反対側の面)に当たり、軸線回りの回転に伴って仕切り板に対しシリンダ本体の軸線方向に向かう力を与えるカム面を含む。カム面については、周方向に複数(たとえば、3〜5個)を分布させることによって、仕切り板を一様に押さえるようにするのが良い。なお、ストッパは、一周にわたるフランジ形態にすることもできるし、周方向に等間隔に分布させた複数の突起を用いることもできる。
樹脂製のスペーサは、シリンダ本体上、フランジとストッパとの間に装着するため、完全に二つに分割した二分割構造、あるいはヒンジで結合した二分割構造にする。いずれの二分割構造をとったとしても、二分割した第1スペーサと第2スペーサとをシリンダ本体上に保持し(それら第1スペーサと第2スペーサとをシリンダ本体に組み付けたとき、それらがシリンダ本体から脱落しないように保持)、しかも、シリンダ本体に対し軸線回りに回転しないように保持する。スペーサの脱落を防止するため、第1スペーサと第2スペーサとを凹凸結合させ、また、スペーサの回転を制限するため、シリンダ本体に回転止め用の二面幅、あるいは凹凸結合部分(ピンと穴など)を設ける。
ガスケットとの関係から好ましいスペーサは、カム面を含むスペーサ本体部分と、軸線方向上そのスペーサ本体部分に隣り合うリング部分とを備え、そのリング部分の外周にガスケットを装着するようになっている。また、シリンダ本体に対するスペーサの逆組み(つまり、組付けの方向を誤って組み付けること)を防止するため、スペーサとシリンダ本体との凹凸結合を軸方向および径方向にオフセットさせるようにするのが好ましい。また、スペーサについては、フランジとストッパとによって軸線方向の両方向を位置規制することもできるが、ガスケット側のフランジによる位置規制をしない形態(たとえば、スペーサの厚さをフランジとストッパとの間の距離よりも小さくした形態)にすることもできる。
樹脂製のスペーサは自らの結合による保持力をもつが、ツイスト・ロック手段によってシリンダ本体を仕切り板に固定することによって、シリンダ本体に対するスペーサの保持力はさらに一層大きくなる。そのため、スペーサはシリンダ本体と別体の部品ではあるが、ツイスト・ロック手段による取付けが完了した後ではシリンダ本体に一体化したものと同様になる。
図1は、この発明の取付け装置を適用したクラッチ用の液圧マスタシリンダの一実施例を示す断面図である。クラッチ用の液圧マスタシリンダ10は、アルミニウムの成形品からなるシリンダ本体12を備える。シリンダ本体12には、軸線に沿って伸びるシリンダ孔120がある。シリンダ孔120の中には、ピストン20があり、シリンダ本体12の内部に液圧室30を区画している。ピストン20は、ボトム側の一端にリターンスプリング22の力を受け、また、ヘッド側の他端にプランジャ24を通してクラッチペダルからの操作力を受ける。シリンダ本体12は、リザーバ(図示しない)に連絡する連絡通路14およびリリーフポート16を含む。これら連絡通路14およびリリーフポート16の部分は、樹脂製の継ぎ手18およびそれに接続されるホースを通して別置きのリザーバに連絡する。勿論、リザーバは、シリンダ本体12と一体にすることもできる。
ピストン20は前後にシールリング202,204を携えている。周知のように、クラッチペダルの操作力がプランジャ24を通してピストン20に加わり、ピストン20の外周のシールリング202がリリーフポート16を閉じると、液圧室30に所定の液圧が発生する。液圧室30は、ボトム部分の出力ポート32から配管を通してクラッチ作動シリンダ(図示しない)に連絡する。液圧マスタシリンダ10からの液圧を受け、クラッチ作動シリンダは、クラッチの切断を行う。
このような液圧マスタシリンダ10は、運転席とエンジンルームとを隔てる仕切り板50に取り付ける。仕切り板50には、クラッチマスタシリンダ10以外にブレーキ作動用のブレーキマスタシリンダなども取り付ける。そのため、仕切り板50は、一般に、強度部材である金属で構成される。
液圧マスタシリンダ10は、自らを仕切り板50に取り付けるため、正確には、仕切り板50に設けた角形の孔内に通して仕切り板50に固定するため、ツイスト・ロック手段を含む取付け装置70を備える。ツイスト・ロック手段は、仕切り板50の一方の面である第1面501側に位置するガスケット60に対し、仕切り板の50の他方の第2面502に当たる部材が、シリンダ本体12を軸線回りに回転することに応じて、仕切り板50に軸線方向に向かう力を与え、結果的に、仕切り板50を挟み付けて固定力を得る。
ガスケット60はゴム製のリング部材であって、たとえば、厚さが2〜3mmほど、ゴム硬度がHs50ほどであり、その表裏面にそれぞれ同心円状に配置したリング形の複数の突起がある。このガスケット60は、一方の面が仕切り板50の第1面501に当たり、他方の面はシリンダ本体12に設けた外向きフランジ126に当たり支えられる。外向きフランジ126は、シリンダ本体12の外周を一周にわたって取り囲み、仕切り板50に臨む側が平坦なリング面になっている。外向きフランジ126およびそれに支持されるガスケット60の各外径は、仕切り板50の孔の内径よりも大きい。それによって、ガスケット60は、仕切り板50に押し付けられるとき、仕切り板50の孔の外周をシールすることになる。
取付け装置70では、仕切り板50の他方の第2面502に当たる部材(あるいは部分)を樹脂製のスペーサ80で構成する。スペーサ80は、樹脂の特性をもつと同時に、液圧マスタシリンダ10を支えるだけの強度も求められる。好ましい材料は、ガラス繊維で強化した樹脂、たとえば繊維強化66ナイロンである。
図2〜図5がスペーサ80の形態を明らかにしている。スペーサ80は、二分割構造であり、互いに結合可能な第1スペーサと801と第2スペーサ802とを備える。第1スペーサと801と第2スペーサ802とは、点対称の形状であり、上下二つの接合部分が上下で異なる位置にある。一方の接合部分820が中心部に位置するのに対し、他方の接合部分810は中心部からずれた所に位置する。第1および第2の両スペーサの上下の接合部分を共に中心部に配置することもできるが、図示例のように一方と他方とをずらすことによって、組付け上の利点を得る。上下の両接合部分810,820は、対となる相手方の接合凸部801a,802a;801b,802bを乗り越えるようにして互いに凹凸結合する(図4および図5参照)。後で述べるように、両スペーサ801,802の各厚さは、それらがはまり合うべきシリンダ本体12の外周の溝幅にほぼ適う大きさであるため、凹凸結合にはある程度の結合力を必要とする。しかも、その結合力は、結合した後での両スペーサ801,802の保持力になる。したがって、保持力を脱落しにくい過剰な大きさにすると、スペーサ80をシリンダ本体12に組み付けにくくするおそれがある。その点、図示した第1スペーサ801と第2スペーサ802との上下の接合部分がずれているため、両接合部分810,820の結合を一瞬の間ずらした形態で行うことができる。そのため、「パチン」という上下の結合力を分散させることができ、結合をしやすくしつつ、脱落しないだけの充分な大きさの保持力を設定することができる。
また、第1スペーサと801と第2スペーサ802とは、シリンダ本体12に組み付けたとき、シリンダ本体12と一体的に回転可能にしなければならない。その要求に応えるため、シリンダ本体12の外周に二面幅の互いに平行な溝部分123,125を設け(図1参照)、スペーサ80には、それら溝部分123,125にはまり合う突出し部823,825を設けるようにしている。これらの突出し部823,825を、スペーサ80がはまり合うべき溝に対し、軸線方向にずらしオフセットさせることによって、スペーサ80の軸線方向の組付けをフールプルーフに行うことができる。
さらに、スペーサ80は、仕切り板50に設けた孔55の形に適う外形であり(図6および図7参照)、おおむね四角形である。四角形の4つの各コーナ部分には、カムを構成するカム部88がある。各カム部88は、周方向に沿う回転に応じて軸線方向の厚さが次第に増減するカム面88sを含む。ここで、カム部88によるカム作用を有効にするため、シリンダ本体12上、外向きフランジ126から軸線方向に所定距離(図示例の場合、この距離はスペーサ80の厚さ相当分である)隔てた部分にストッパとしての第2のフランジ128がある(図1参照)。第2のフランジ128は、スペーサ80の背面を支持しつつ、スペーサ80の軸線方向の位置を規制する。
シリンダ本体12にスペーサ80を組み付けた後、スペーサ80のカム面88s側にガスケット60を組み付ける。スペーサ80は、カム部88を含むスペーサ本体部分と、軸線方向上そのスペーサ本体部分に隣り合う小径なリング部分とを備える。ガスケット60は、ある程度弾性変形するので、スペーサ本体部分を乗り越えるようにして小径なリング部分に組み付けることができる。
スペーサ80およびガスケット60を組み付けた後、シリンダ本体12のヘッド側を仕切り板50の角形の孔55を貫通させる。それにより、図6に示すように、スペーサ80の本体部分を孔55から出し仕切り板50の第2面502側に配置させつつ、小径なリング部分の外周のガスケット60を仕切り板50の第1面501側に配置する。そして、シリンダ本体12を図6において時計方向に回転させる。カム面88sに隣り合う軸線方向の壁面の径が回転に応じて大きくなるように設定されているため、シリンダ本体12の回転は、45°ほどで制限される。シリンダ本体12の回転に伴って、カム部88のカム面88sが仕切り板50の第2面502を軸線方向に押し付け、しかもまた、スペーサ80による押付けによって、ガスケット60が弾性変形する。その結果、シリンダ本体12は、仕切り板50に対し、しっかりと固定される。
この発明を適用した液圧マスタシリンダの一実施例を示す断面図である。 この発明の取付け装置で用いるスペーサの一例を示す正面図である。 図2の3−3線に沿う断面図である。 図2のスペーサを上から見た図である。 図2のスペーサを下から見た図である。 仕切り板に対する取付けの途中状態を示す模式図である。 仕切り板に対する取付けを完了した状態を示す模式図である。
符号の説明
10 液圧マスタシリンダ
12 シリンダ本体
126 外向きフランジ
128 ストッパ
20 ピストン
30 液圧室
50 仕切り板
501 第1面
502 第2面
55 孔
60 ガスケット
70 取付け装置
80 スペーサ
801 第1スペーサ
802 第2スペーサ
88 カム部
88s カム面

Claims (5)

  1. 角形の孔をもつ仕切り板に対し、内部に液圧室を含む液圧マスタシリンダを取り付けるためのものであって、前記液圧マスタシリンダのシリンダ本体と一体であり、前記仕切り板の孔よりも大径であり、しかも、取付け状態において、前記仕切り板の第1面に対向するリング面をもつフランジと、そのフランジと前記仕切り板の第1面との間に位置する、弾性変形可能なガスケットと、前記液圧マスタシリンダのシリンダ本体と一体的に回転可能であり、前記取付け状態において、前記仕切り板の前記第1面とは反対側の第2面側に位置し、前記液圧マスタシリンダのシリンダ本体の軸線回りに回転するとき、前記仕切り板に対し前記シリンダ本体の軸線方向に向かう力を与え、前記ガスケットの弾性変形と相俟って前記シリンダ本体を前記仕切り板に固定するツイスト・ロック手段とを備え、さらに、次の各特徴がある、液圧マスタシリンダの取付け装置。
    (A)前記液圧マスタシリンダのシリンダ本体が金属製である
    (B)前記ツイスト・ロック手段のうち、少なくとも前記仕切り板に当たり、その仕切り板に対し前記シリンダ本体の軸線方向に向かう力を与える部分が樹脂製である
  2. 前記ツイスト・ロック手段は、前記液圧マスタシリンダのシリンダ本体上、前記フランジから軸線方向に所定距離隔てた部分に位置し、前記シリンダ本体と一体のストッパと、そのストッパによって軸線方向の位置が規制され、そのストッパと前記フランジとの間に装着される樹脂製のスペーサとを備え、そのスペーサが、前記仕切り板に当たり前記軸線回りの回転に伴って前記仕切り板に対し前記シリンダ本体の軸線方向に向かう力を与えるカム面を含む、請求項1の取付け装置。
  3. 前記スペーサは、第1スペーサと第2スペーサとの二分割構造であり、前記液圧マスタシリンダのシリンダ本体上に装着するとき、第1スペーサと第2スペーサとが互いに凹凸結合し、しかも、前記シリンダ本体の軸線回りの回転が制限されつつ前記シリンダ本体に保持される、請求項2の取付け装置。
  4. 前記スペーサは、前記カム面を含むスペーサ本体部分と、軸線方向上そのスペーサ本体部分に隣り合うリング部分とを備え、そのリング部分の外周に前記ガスケットが装着される、請求項3の取付け装置。
  5. 前記ツイスト・ロック手段によって前記シリンダ本体を前記仕切り板に固定するとき、前記シリンダ本体に対する前記スペーサの保持力がスペーサ自体の結合による保持力よりも大きくなる、請求項4の取付け装置。
JP2007040616A 2007-02-21 2007-02-21 液圧マスタシリンダの取付け装置 Active JP4780722B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007040616A JP4780722B2 (ja) 2007-02-21 2007-02-21 液圧マスタシリンダの取付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007040616A JP4780722B2 (ja) 2007-02-21 2007-02-21 液圧マスタシリンダの取付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008202717A JP2008202717A (ja) 2008-09-04
JP4780722B2 true JP4780722B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=39780441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007040616A Active JP4780722B2 (ja) 2007-02-21 2007-02-21 液圧マスタシリンダの取付け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4780722B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6190693B2 (ja) * 2013-10-24 2017-08-30 オートリブ日信ブレーキシステムジャパン株式会社 車両用液圧マスタシリンダ
DE102014218516A1 (de) * 2014-09-16 2016-03-17 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Dichtungsanordnung

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1539879A (en) * 1975-04-14 1979-02-07 Automotive Prod Co Ltd Liquid pressure apparatus
US4488701A (en) * 1982-06-10 1984-12-18 Automotive Products Plc. Quick connect cylinder mount structure
JPH0399238U (ja) * 1990-01-30 1991-10-16

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008202717A (ja) 2008-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3760387B2 (ja) 特に自動車用の流体力学的カップリング装置のためのロッキングクラッチの組立方法、それに対応するロッキングクラッチおよびこのロッキングクラッチを備えた流体力学的カップリング装置
JP4730614B2 (ja) 燃料タンク用バルブ装置
KR100566866B1 (ko) 클러치 제어용 유압 리시버
JPH0461208B2 (ja)
CN107061524B (zh) 用于湿式离合器变速器的挠性板联轴器
JP2017096309A (ja) チェックバルブ
JP4780722B2 (ja) 液圧マスタシリンダの取付け装置
EP3187756B1 (en) Mechanical seal
JP4087217B2 (ja) 液体封入式防振装置用オリフィス部材とそのオリフィス部材を備えた液体封入式防振装置
US4646892A (en) Clutch cover assembly
JP5125965B2 (ja) カップシール結合構造
JP4157360B2 (ja) 液体封入式防振装置用オリフィス部材とそのオリフィス部材の組付けに使用する治工具
JP2005240826A (ja) 多板クラッチの支持構造、及び多板クラッチとポンプカバー付シャフトとの組付け方法
JP4511456B2 (ja) グロメット
US5957259A (en) Clutch cover assembly connecting element
JPH07504024A (ja) 特に自動車用のプッシュオフタイプのダイヤフラムクラッチ機構
JPH0118302B2 (ja)
WO2017131191A1 (ja) ブレーキキャリパ
JP5252206B2 (ja) 内燃機関用ウォータポンプ
US11248694B2 (en) Apparatus for transmitting torque via a weld
JPH0783247A (ja) 液圧式クラッチレリーズシリンダ装置
JP3634604B2 (ja) クラッチ装置
FR2745618A1 (fr) Dispositif de debrayage pour embrayage de vehicule automobile comportant un joint d'arbre tournant perfectionne
CN107642561B (zh) 离合器分离系统和离合器主缸
JPH04307124A (ja) 油圧作動式クラッチ遮断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100113

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100308

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110701

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110707

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110701

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4780722

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250