JP4780357B2 - 防湿化粧シートの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅の天井面、壁面、あるいは、ドアや間仕切り、あるいは、調度品等に用いられる防湿化粧シート及びその製造方法に関し、さらに詳しくは、印刷再現性がよく意匠性に優れた防湿化粧シート及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、住宅の天井面、壁面、あるいは、ドアや間仕切り等には合板、パーティクルボード、中密度繊維板(MDF)等の木質系基材に化粧シートを貼着した化粧板が用いられている。このような化粧板に用いられる化粧シート、特に化粧シートを構成する基本素材は種々の物性や機能が要求されるが、例示するならば、たとえば、
(1)昨今の環境問題から脱ハロゲンということで特に塩化ビニルを含まないこと。
(2)エマルジョン型接着剤が使用可能で木質系基材がその水分で反らないこと。
(3)室内温湿度の変化に対して木質系基材の吸放湿を防止できること、すなわち、化粧シートが防湿性を有すること。
(4)木目模様等の印刷、あるいは、凹凸模様の形成が可能であること。
などを挙げることができ、このような物性や機能を有する基本素材として、近年紙層/合成樹脂層/紙層の構成からなる積層体が一般に用いられるようになってきた。
【0003】
ところで、上記した紙層/合成樹脂層/紙層の構成からなる積層体において、前記紙層としては紙に樹脂を混抄した樹脂混抄紙や紙に樹脂を含浸した樹脂含浸紙などの紙間強度を向上させた、いわゆる紙間強化紙が用いられると共に、前記合成樹脂層としては防湿性を有する、たとえば、ポリエチレン(線状ポリエチレン、エチレン−αオレフィン共重合体などを含む),ポリプロピレン(ホモポリ、コポリを含む),エチレン−酢酸ビニル共重合体等のオレフィン系樹脂、ないし、これらをシート化したものが用いられる。
【0004】
このような基本素材からなる化粧シートは、通常、次に示すようにして製造される。すなわち、第1の製造方法としては、まず紙間強化紙の一方の面に周知のグラビア印刷法で木目模様等の絵柄を印刷して印刷絵柄層を形成し、該印刷絵柄層上にグラビア印刷法あるいはロールコート法等の周知の塗工方法で保護層を形成し、その後印刷絵柄層と保護層を形成した前記紙間強化紙の他方の面に、必要に応じてコロナ放電処理ないし/およびアンカーコート剤を塗工し、その後Tダイ押出機で熱可塑性樹脂を押し出し塗工すると同時に別に用意された紙間強化紙を積層(サンドラミネーション)することにより製造される。
【0005】
また、第2の製造方法としては、前記第1の製造方法と同様に、まず紙間強化紙の一方の面に周知のグラビア印刷法で木目模様等の絵柄を印刷して印刷絵柄層を形成し、該印刷絵柄層上にグラビア印刷法あるいはロールコート法等の周知の塗工方法で保護層を形成する。その後、たとえば、オレフィン系樹脂をシート化し、両面にコロナ放電処理を施したものの両面に周知のドライラミネーション法で印刷絵柄層と保護層を形成した前記紙間強化紙と別に用意された紙間強化紙とを貼り合わせることにより製造される。
【0006】
このようにして製造された化粧シートは、上記した(1)〜(4)の物性や機能を有するものであり、そういう意味では、満足度の高い化粧シートであるが、解決しなければならない問題が存在した。それは、印刷絵柄層を形成する紙間強化紙は、その表面の平滑度が通常200〜350秒程度であり、印刷再現性が悪く意匠性において満足できるものではなかった。そのため、この解決が強く要望され、たとえば、印刷絵柄層を形成する紙間強化紙の表面に平滑度を向上させるためのアンダーコート層を設ける方法等色々考えられたが、いずれもコスト高に繋がるために広く受け入れられるまでには至らなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記要望に応えるべくなされたものであり、その目的とするところは、印刷再現性がよく意匠性に優れた防湿化粧シート及びその製造方法を安価に提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記のような問題点を解決するために、まず、請求項1記載の本発明の防湿化粧シートの製造方法は、Tダイ押出機で加熱溶融した熱可塑性樹脂をゴムロールと表面が鏡面仕上げされたチルロールでニップされたロール間に押し出して、前記ゴムロール側から供給される1〜5g/m 2 の樹脂を混抄した坪量が23〜50g/m 2 である紙間強化紙と前記チルロール側から供給される1〜5g/m 2 の樹脂を混抄した坪量が23〜50g/m 2 であり前記チルロールと接する紙間強化紙の表面の平滑度(JIS P8119に準拠して測定される)が200〜350秒である紙間強化紙とをサンドラミネーションして紙間強化紙、合成樹脂層、紙間強化紙の順に積層し前記サンドラミネーション後の前記チルロールと接する紙間強化紙の表面の平滑度(JIS P8119に準拠して測定される)が400秒以上に改質された積層体となし、該積層体の前記チルロール側から供給された紙間強化紙の表出面に印刷絵柄層と保護層とを順に設けることを特徴とするものである。このような製造方法を採ることにより、印刷絵柄層を設ける紙間強化紙の表面の平滑度を容易に向上させることができ、別工程で平滑度を向上させる方法に比べて合理的であり極めて安価である。また、上記製造方法により得られた防湿化粧シートは、上記した(1)〜(4)の物性や機能を有し、印刷再現性がよく意匠性に優れた防湿化粧シートとすることができる。
【0011】
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の製造方法により製造される防湿化粧シートの透湿度が20g/m2 ・24hr以下であることを特徴とするものである。
【0012】
上記のように構成することにより、Tダイ押出機で押し出された熱可塑性樹脂の熱により、紙間強化紙に混抄あるいは含浸された樹脂が再溶解し、チルロールの平滑性が転写された状態の表面をもって再固化されるために、紙間強化紙の表面の平滑性を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
上記の本発明について、図面等を用いて以下に詳しく説明する。
図1は本発明にかかる防湿化粧シートの一実施例を示す層構成図、図2は本発明にかかる防湿化粧シートの基本素材製造時の概略説明図であり、図中の1は防湿化粧シート、2は基本素材、3は印刷絵柄層、4は保護層、11,12は紙間強化紙、13は合成樹脂層、20はTダイ押出機(Tダイ押出機全体ないし押出部のいずれかを指す)、23は熱可塑性樹脂、30はゴムロール、40はチルロールをそれぞれ示す。
【0014】
図1は本発明の防湿化粧シートの一実施例を示す層構成図であって、防湿化粧シート1は紙間強化紙11、12を合成樹脂層13を介して積層した基本素材2の一方の紙間強化紙11の表出面に印刷絵柄層3と保護層4とを順に設けた構成からなるものである。
【0015】
本発明の防湿化粧シート1は、まず、図2に示すようにTダイ押出機20で熱可塑性樹脂23をゴムロール30とチルロール40でニップされたロール間に押し出してゴムロール30側から供給される1〜5g/m2 の樹脂を混抄した坪量が23〜50g/m2 である紙間強化紙12とチルロール40側から供給される1〜5g/m2 の樹脂を混抄した坪量が23〜50g/m2 である紙間強化紙11とをサンドラミネーションして紙間強化紙11/熱可塑性樹脂23からなる合成樹脂層13/紙間強化紙12の三層からなる基本素材2としての積層体となし、該積層体の前記チルロール40側から供給された紙間強化紙11の表出面に印刷絵柄層3と保護層4とを順に設けることにより製造することができる。
【0016】
ところで、紙間強化紙11、12に混抄される樹脂は、Tダイ押出機20で押し出す熱可塑性樹脂23の樹脂タイプにより押し出す樹脂温度は異なるが、概ね200 ℃〜320 ℃であり、この樹脂温度で混抄された樹脂が溶解可能であれば、特に限定されるものではなく、たとえば、アクリルアミド、エポキシアミド等のポリアミド系樹脂、あるいは、デンプン等のセルロース系樹脂、あるいは、ウレタン系、アクリル系、スチレン系樹脂等を挙げることができる。また、紙間強化紙11、12は、その坪量が23〜50g/m2 が適当である。理由としては、23g/m2 より小さいとTダイ押出機20で加工する時に切断(紙切れ)が発生し易く、また、50g/m2 より大きいと紙間強化紙11、12の層間強度が低下するためである。
【0017】
また、熱可塑性樹脂23からなる合成樹脂層13はTダイ押出機20で押し出し形成するものであり、Tダイ押出機20で押し出し可能な樹脂であれば、特に限定するものではないが防湿性を有する必要がある。この防湿性は合成樹脂層13を形成する熱可塑性樹脂23の種類により異なり、当然塗工厚さも異なる(これは合成樹脂層13を形成する熱可塑性樹脂23の材料費を左右する)。そのために、合成樹脂層13を形成する熱可塑性樹脂23は必要な防湿性を有するようにコスト、Tダイ押出機20での生産性等を勘案して適宜決めることが肝要である。
【0018】
ところで、防湿化粧シート1に要求される前記防湿性としては、透湿度として30g/m2・24hr(JISZ0208:カップ法による測定)以下、より好ましくは20g/m2・24hr(JISZ0208:カップ法による測定)以下であり、また、Tダイ押出機20での生産性等を考慮すると、合成樹脂層13の塗工厚さは20〜70μm、より好ましくは25〜50μmであり、これらのことを考慮すると、合成樹脂層13に用いる熱可塑性樹脂23としては、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物などのポリオレフィン系樹脂、あるいは、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等を挙げることができるが、コストや昨今問題となっている環境保全等を考慮すると、ポリオレフィン系樹脂が好ましい。
【0019】
なかでも、低密度ポリエチレン(線状低密度ポリエチレンを含む)、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレンαオレフィン共重合体、エチレンとプロピレンのランダムあるいはブロック共重合体、ホモポリプロピレン、あるいは、これらの混合物が好適である。
【0020】
また、本発明に用いるTダイ押出機20に装備されるチルロール40は、その表面がクロムメッキされると共にバフ研磨されて鏡面仕上げされたものである。このようなチルロール40を装備したTダイ押出機20で熱可塑性樹脂を1〜5g/m2 の樹脂を混抄した坪量が23〜50g/m2 の紙間強化紙12の一方の面に押し出し塗工すると同時に別に用意された1〜5g/m2 の樹脂を混抄した坪量が23〜50g/m2 の紙間強化紙11を積層(サンドラミネーション)することにより、チルロール40側から供給された紙間強化紙11の表出面はその平滑度が400秒以上(加工前の紙間強化紙の表面の平滑度は200 〜350 秒程度である)に改質された面を有する紙間強化紙/合成樹脂層/紙間強化紙の三層構成からなる防湿化粧シート1の基本素材2としての積層体を得ることができる。このようにして得られた基本素材2の前記紙間強化紙11の改質された面に周知の印刷法で木目模様等の印刷絵柄層3を形成し、さらに該印刷絵柄層3上に保護層4を形成することにより、本発明の防湿化粧シートを得ることができる。
【0021】
また、前記印刷絵柄層3の形成は、一般的にはグラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷等の周知の印刷法によりインキにて形成することができる。印刷絵柄として、上記した木目模様、石目模様、布目模様、皮紋模様、幾何学模様、文字、記号、あるいは、全面ベタ等の印刷絵柄がある。インキとしては、ビヒクルとして、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等を1種ないし2種以上混合して用い、これに顔料、溶剤、各種補助剤等を加えてインキ化したものを用いることができが、環境問題を考慮すると、ポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニル、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等の1種ないし2種以上混合した非塩素系のビヒクルが適当である。
【0022】
また、前記保護層4としては、防湿化粧シート1に耐スクラッチ性、耐薬品性、耐汚染性等を付与するために設けられるものであり、この保護層4を形成する樹脂としては、たとえば、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、あるいは、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリブテン,ポリブタジエン,ポリイソプレン等のポリオレフィンの1種ないしエチレン,プロピレン,ブテン,ブタジエン,イソプレン等のオレフィンの2種以上の共重合体、あるいは、炭素数が4以上のαオレフィンの共重合体(線状低密度ポリエチレン)、あるいは、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、あるいは、アイオノマー、あるいは、これらの1種ないしそれ以上からなる混合樹脂等のオレフィン系樹脂を挙げることができ、また、形成方法としては、たとえば、前記樹脂を溶液化したもの、あるいは、加熱溶融したものを周知のグラビア印刷法、ロールコート法、あるいは、押し出し塗工法等の塗工手段を適宜用いて塗工するなり、あるいは、上記樹脂をフィルム化したものを周知のドライラミネーション法等で貼合することにより形成することができる。
【0023】
また、図示はしないが、本発明の防湿化粧シート1は、凹凸模様を形成することができる。この形成方法としては、周知の枚葉、あるいは、輪転式のエンボス機を用いて、保護層側から木目板導管溝、石板表面凹凸、布表面テクスチュア、梨地、砂目、ヘアライン、万線条溝等のエンボス版で凹凸を施すことにより容易に形成することができる。
【0024】
【実施例】
次に、本発明について、以下に実施例を挙げてさらに詳しく説明する。
実施例1
Uフレックス30〔三興製紙(株)製紙間強化紙〕とFIX−30〔三興製紙(株)製紙間強化紙〕とをUフレックス30がチルロール(冷却ロール)側から供給されるようにしてTダイ押出機から加熱溶融した高密度ポリエチレンを25μm厚さとなるように押し出して、Uフレックス30とFIX−30とを高密度ポリエチレンを介して貼合して基本素材を作製した。この基本素材のUフレックス30面にウレタン系の印刷インキを用いて木目模様をグラビア印刷して本発明の防湿化粧シートを作製した。
【0025】
比較例1
Uフレックス30〔三興製紙(株)製紙間強化紙〕の一方の面にウレタン系の印刷インキを用いて木目模様をグラビア印刷して印刷紙を作製し、その後Tダイ押出機から加熱溶融した高密度ポリエチレンを25μm厚さとなるように押し出して、前記印刷紙の他方の面とFIX−30とを高密度ポリエチレンを介して貼合して比較例とする防湿化粧シートを作製した。
【0026】
上記で作製した実施例1、および、比較例1の防湿化粧シートについて、基本素材のUフレックス30面(実施例1)とUフレックス30単体の一方の面(比較例1)との平滑度及び印刷再現性を評価すると共に防湿性も併せて評価し、その結果を表1に纏めて示した。
【0027】
〔表1〕
Figure 0004780357
【0028】
【発明の効果】
本発明は、今まで縷々説明したように、印刷再現性がよく意匠性に優れた防湿化粧シート及びその製造方法を安価に提供することができるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる防湿化粧シートの一実施例を示す層構成図である。
【図2】本発明にかかる防湿化粧シートの基本素材製造時の概略説明図である。
【符号の説明】
1 防湿化粧シート
2 基本素材
3 印刷絵柄層
4 保護層
11,12 紙間強化紙
13 合成樹脂層
20 Tダイ押出機
23 熱可塑性樹脂
30 ゴムロール
40 チルロール

Claims (2)

  1. Tダイ押出機で加熱溶融した熱可塑性樹脂をゴムロールと表面が鏡面仕上げされたチルロールでニップされたロール間に押し出して、前記ゴムロール側から供給される1〜5g/m 2 の樹脂を混抄した坪量が23〜50g/m 2 である紙間強化紙と前記チルロール側から供給される1〜5g/m 2 の樹脂を混抄した坪量が23〜50g/m 2 であり前記チルロールと接する紙間強化紙の表面の平滑度(JIS P8119に準拠して測定される)が200〜350秒である紙間強化紙とをサンドラミネーションして紙間強化紙、合成樹脂層、紙間強化紙の順に積層し前記サンドラミネーション後の前記チルロールと接する紙間強化紙の表面の平滑度(JIS P8119に準拠して測定される)が400秒以上に改質された積層体となし、
    該積層体の前記チルロール側から供給された紙間強化紙の表出面に印刷絵柄層と保護層とを順に設けることを特徴とする防湿化粧シートの製造方法。
  2. 請求項1に記載の製造方法により製造される防湿化粧シートの透湿度が20g/m 2 ・24hr以下であることを特徴とする防湿化粧シートの製造方法。
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